JP2005286606A - 携帯型無線通信端末装置 - Google Patents

携帯型無線通信端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005286606A
JP2005286606A JP2004096358A JP2004096358A JP2005286606A JP 2005286606 A JP2005286606 A JP 2005286606A JP 2004096358 A JP2004096358 A JP 2004096358A JP 2004096358 A JP2004096358 A JP 2004096358A JP 2005286606 A JP2005286606 A JP 2005286606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
matching
reception level
communication terminal
antenna
wireless communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004096358A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4068587B2 (ja
Inventor
Naoaki Ohira
直昭 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Saitama Ltd filed Critical NEC Saitama Ltd
Priority to JP2004096358A priority Critical patent/JP4068587B2/ja
Priority to US11/092,562 priority patent/US7610060B2/en
Priority to CNB2005100593807A priority patent/CN100385808C/zh
Priority to EP05006816A priority patent/EP1583250A1/en
Publication of JP2005286606A publication Critical patent/JP2005286606A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4068587B2 publication Critical patent/JP4068587B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
    • H04B1/18Input circuits, e.g. for coupling to an antenna or a transmission line
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/04Circuits
    • H04B1/0458Arrangements for matching and coupling between power amplifier and antenna or between amplifying stages

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】 状況に応じて最適な受信感度を得ることが可能な携帯型無線通信端末装置を提供する。
【解決手段】 第1及び第2のアンテナを備える携帯型無線通信端末装置において、第2のアンテナ9により送信され、第1のアンテナ10により受信される信号の受信レベルを検出する受信レベル検出手段120を備える。受信レベル検出手段120により検出される受信レベルが最適となるように第1のアンテナ10のマッチング定数を設定し第1のアンテナ10のマッチングを行うマッチング手段27,29,32を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話機或いはその他の携帯型無線通信端末装置に関する。
携帯電話機或いはその他の携帯型無線通信端末装置には、送信動作を行う送信回路及び受信動作を行う受信回路が備えられている。
ここで、図4を参照して、従来の携帯電話機が備える送受信回路1000について説明する。
図4に示すように、従来の送受信回路1000としては、メインアンテナ10とサブアンテナ9との2系統のアンテナを備えるタイプのものがある。
このうちメインアンテナ10が主として使用され、サブアンテナ9は補助的に使用されるようになっている。
メインアンテナ10には、コンデンサ11及びインダクタ12の各々の一端が接続され、これらコンデンサ11及びインダクタ12の他端は各々接地されている。これらコンデンサ11及びインダクタ12は、メインアンテナ10のマッチングを行うためのものである。
同様に、サブアンテナ9には、コンデンサ8及びインダクタ7の各々の一端が接続され、これらコンデンサ8及びインダクタ7の他端は各々接地され、これらコンデンサ11及びインダクタ12によりサブアンテナ9のマッチングを行うようになっている。
メインアンテナ10を使用する状態と、サブアンテナ9を使用する状態と、の状態切替は、アンテナ切替スイッチ6により行われるようになっている。すなわち、アンテナ切替スイッチ6をサブアンテナ9と後述するデュプレクサ5とを相互に接続する側に切り替えることによりサブアンテナ9の使用状態となる一方で、アンテナ切替スイッチ6をメインアンテナ10とデュプレクサ5とを相互に接続する側に切り替えることによりメインアンテナ10の使用状態となる。
図4の送受信回路1000は、他に、送信用の変調波を生成する一方で受信信号からベースバンド信号を抽出する無線周波数IC1(RFIC:Radio Frequency Integrated Circuit)と、この無線周波数IC1との間でベースバンド信号の授受を行うアナログベースバンド16と、基準周波数を生成して無線周波数IC1に供給する温度補償回路付水晶発振器(TCXO:Temperature Compensated Crystal Oscillator)15と、を備えている。
このうち無線周波数IC1は、送信用のPLLシンセサイザ(PLL:Phase Locked Loop)1a、送信用の電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)1b及び送信用のミキサ1cと、受信用のPLLシンセサイザ1d、受信用の電圧制御発振器1e及び受信用のミキサ1fを備えて構成されている。
送信用のPLLシンセサイザ1a及び電圧制御発振器1bは、水晶発振器15からの基準周波数を用いて送信用の搬送波を生成する。送信用のミキサ1cは、この搬送波とアナログベースバンド16からの送信ベースバンド信号とを用いて送信用の変調波を生成する。
図4の送受信回路1000は、更に、無線周波数IC1のミキサ1cからの変調波のうち送信に必要な周波数成分(送信帯域の周波数成分)のみを通過させる送信用バンドパスフィルタ2を備え、この送信用バンドパスフィルタ2を通過した周波数成分の信号は、パワーアンプ3により増幅され、アイソレータ4を介してデュプレクサ(Duplexer)5に供給されるようになっている。なお、アイソレータ4は、受信の信号が送信側へ流れ込むことを防止する。
また、デュプレクサ5は、アイソレータ4を介してパワーアンプ3より供給される信号のうち送信帯域の周波数成分の信号のみを、切替スイッチ6を介してメインアンテナ10又はサブアンテナ9に供給する一方で、メインアンテナ10又はサブアンテナ9により受信した信号のうち受信帯域の周波数成分の信号のみを、後述するローノイズアンプ13以下の受信側の回路に供給する。
更に、図4の送受信回路1000は、受信帯域の信号を増幅させるローノイズアンプ13と、該増幅後の信号のうち受信帯域の信号のみを通過させる受信用バンドパスフィルタ14と、を備えている。
また、受信用のPLLシンセサイザ1d及び電圧制御発振器1eは、水晶発振器15からの基準周波数を用いて受信用の局部発生信号(受信ローカル信号)を生成し、受信用のミキサ1fは、この受信ローカル信号を用いて、受信用バンドパスフィルタ14からの受信信号より受信ベースバンド信号を抽出し、アナログベースバンド16に供給する。
ここで、送信信号及び受信信号が伝送される経路は、通常、それぞれ例えば50Ωにマッチングされている。これは負荷への伝送電力を最大にするためである。なお、図4においては、図が煩雑になるのを避けるため、アンテナ9,10の近傍にのみマッチング用のコンデンサ8,11及びインダクタ7,12を示しているが、実際には他の経路にもマッチング用のコンデンサ及びインダクタが付加されている。
なお、複数系統のアンテナを備える技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
特開平7−147601号公報(請求項1、図1)
従来の携帯型無線通信端末装置においては、例えば図5に示すように、該端末装置がおかれた状況に応じて(例えば、机の上にあるか又はポケットの中にあるかに応じて)、或いは、使用者による持ち方に応じて、リターンロスが変化し受信感度が変化してしまい、良好な受信感度が得られなくなってしまうという問題がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、状況に応じて最適な受信感度を得ることが可能な携帯型無線通信端末装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の携帯型無線通信端末装置は、第1及び第2のアンテナを備える携帯型無線通信端末装置において、前記第2のアンテナにより送信され、前記第1のアンテナにより受信される信号の受信レベルを検出する受信レベル検出手段と、前記受信レベル検出手段により検出される受信レベルが最適となるように前記第1のアンテナのマッチング定数を設定して、該第1のアンテナのマッチングを行うマッチング手段と、を備えることを特徴としている。
本発明の携帯型無線通信端末装置においては、前記マッチング手段は、前記マッチング定数の設定を、複数種類の前記マッチング定数の各々に応じて前記受信レベル検出手段により検出される受信レベルのうち最適な受信レベルが得られるマッチング定数を選択する最適マッチング定数選択処理により行うことが可能に構成されていることが好ましい。
本発明の携帯型無線通信端末装置においては、前記マッチング定数を所定の基準値に設定した場合に前記受信レベル検出手段により検出される基準マッチング定数時受信レベルと、該検出の直前又は直後において前記最適マッチング定数選択処理により選択されたマッチング定数と、を対応付けて記憶する記憶手段を備え、前記マッチング手段は、前記記憶手段による記憶内容を参照し、新たに検出された基準マッチング定数時受信レベルに応じて、対応するマッチング定数を選択し設定することにより、前記マッチングを行うことが可能に構成されていることが好ましい。
本発明の携帯型無線通信端末装置においては、前記マッチング定数を所定の基準値に設定した場合に前記受信レベル検出手段により検出される基準マッチング定数時受信レベルと、該検出の直前又は直後において前記最適マッチング定数選択処理により選択されたマッチング定数と、該検出の直前又は直後における当該携帯型無線通信端末装置の動作状態と、を対応付けて記憶する記憶手段を備え、前記マッチング手段は、前記記憶手段による記憶内容を参照し、新たに検出された基準マッチング定数時受信レベルと、当該携帯型無線通信端末装置の動作状態と、に応じて、対応するマッチング定数を選択し設定することにより、前記マッチングを行うことが可能に構成されていることが好ましい。
本発明の携帯型無線通信端末装置においては、前記受信レベル検出手段による受信レベルの検出と、前記マッチング手段によるマッチングと、を含むマッチング最適化動作を、所定時間毎に繰り返し行うように構成されていることが好ましい。
本発明の携帯型無線通信端末装置においては、前記マッチング手段は、可変容量を備えて構成され、前記マッチング定数としての前記可変容量の容量値を設定することにより、前記マッチングを行うことが好ましい。
本発明の携帯型無線通信端末装置においては、前記第2のアンテナは、受信動作に用いられる受信ローカル信号を送信し、該送信される受信ローカル信号を前記第1のアンテナにより受信し、該受信される信号の受信レベルを前記受信レベル検出手段により検出することが好ましい。
本発明の携帯型無線通信端末装置においては、前記受信レベル検出手段は、前記第1のアンテナにより受信される信号を増幅するアンプと、前記アンプにより増幅された信号がアノードに入力されるダイオードと、前記ダイオードのカソードに各々一端が接続されたコンデンサ及び抵抗と、前記ダイオードのカソードより出力される信号をA/D変換するA/Dコンバータと、を備えて構成され、前記A/D変換後の値を前記受信レベルとして検出することが好ましい。
本発明の携帯型無線通信端末装置においては、前記受信レベル検出手段により検出される受信レベルが所定のしきい値に満たない場合に、当該携帯型無線通信端末装置の持ち方が悪い旨を使用者に報知する報知手段を備えることが好ましい。
本発明の携帯型無線通信端末装置は、例えば、携帯電話機であることを好ましい一例としている。
本発明によれば、第2のアンテナにより送信され第1のアンテナにより受信される信号の受信レベルを検出する受信レベル検出手段と、受信レベル検出手段により検出される受信レベルが最適となるように第1のアンテナのマッチング定数を設定して該第1のアンテナのマッチングを行うマッチング手段と、を備えるので、第1のアンテナによる受信感度を状況に応じて最適なものとすることが可能となる。また、第1のアンテナとして、例えば着信の際に発光するような純正以外のアンテナを装着した場合における感度の劣化を防止することもできる。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態について説明する。
本実施形態では、本発明に係る携帯型無線通信端末装置の好適な一例としての携帯電話機についての説明を行う。
〔第1の実施形態〕
図1は第1の実施形態に係る携帯電話機が備える送受信回路100の構成を示すブロック図である。
なお、図1の送受信回路100の構成要素のうち、従来の送受信回路1000(図4)におけるのと同様の構成要素には同一の符号を付すとともに、その説明を省略することがある。
図1に示すように、送受信回路100は、メインアンテナ(第1のアンテナ)10とサブアンテナ(第2のアンテナ)9との2系統のアンテナを備え、このうちメインアンテナ10が主として使用され、サブアンテナ9は補助的に使用されるようになっている。
サブアンテナ9には、コンデンサ8及びインダクタ7の各々の一端が接続され、これらコンデンサ8及びインダクタ7の他端は各々接地され、これらコンデンサ8及びインダクタ7によりサブアンテナ9のマッチングを行う。
他方、メインアンテナ10には、コンデンサ33,11の各々の一端が接続され、このうちコンデンサ11の他端にはインダクタ12の一端が接続され、該インダクタ12の他端は接地されている。また、コンデンサ33の他端には、インダクタ31の一端及び可変容量ダイオード32のカソードが接続され、該可変容量ダイオード32のアノードは接地されている。更に、インダクタ31の他端にはコンデンサ30の一端が接続され、該コンデンサ30の他端は接地されている。これらにより、メインアンテナ10のマッチングを行うようになっている。より具体的には、可変容量ダイオード(可変容量)32の静電容量(容量値)を所望の値に設定することによって、メインアンテナ10のマッチングを行うようになっている(詳細後述)。なお、本実施形態の場合、可変容量ダイオード32の静電容量がメインアンテナ10のマッチング定数となる。
他に、図1に示す送受信回路100の無線周波数IC1は、図4の場合の無線周波数IC1の構成に加えて、第1のスイッチ1gを、受信用のPLLシンセサイザ1eとミキサ1fとの間に備えている。更に、送受信回路100は、第2のスイッチ34を、第1のスイッチ1gと、アンテナ切替スイッチ6と、インダクタ7とコンデンサ8との接続点と、の間に備えている。
このうち第1のスイッチ1gは、受信用の電圧制御発振器1eとミキサ1fとを相互に接続する状態と、受信用の電圧制御発振器1eと第2のスイッチ34とを相互に接続する状態と、に切り替えることが可能に構成されている。
また、第2のスイッチ34は、サブアンテナ9と第1のスイッチ1gとを相互に接続する状態と、サブアンテナ9とアンテナ切替スイッチ6とを相互に接続する状態とに切り替えることが可能に構成されている。
これら第1及び第2のスイッチ1g、34は、受信用の電圧制御発振器1eの受信ローカル信号をサブアンテナ9により送信できるようにするためのものである。すなわち、第1のスイッチ1gを第2のスイッチ34側に切り替える一方で第2のスイッチ34を第1のスイッチ1g側に切り替えることにより、電圧制御発振器1eの受信ローカル信号をサブアンテナ9により送信可能な状態となる。
また、送受信回路100は、メインアンテナ10による受信信号を取り出せるように、メインアンテナ10とアンテナ切替スイッチ6との間にカプラ18及び第3のスイッチ35をこの順に備えている。
このカプラ18は、メインアンテナ10による受信信号の線路と後述する検出回路120の線路とを結合させるものである。
また、第3のスイッチ35は、メインアンテナ10をカプラ18を介してアンテナ切替スイッチ6と相互に接続する状態と、しない状態と、に切り替えることが可能に構成されている。
更に、第3のスイッチ35の切り替わり先のうちアンテナ切替スイッチ6とは反対側は、抵抗17で終端、すなわち、抵抗17を介して接地されている。なお、抵抗17の抵抗値は、具体的には、例えば50Ωである。
また、カプラ18には電源電位(Vcc)19とそれを分圧する抵抗20、21が接続されている。すなわち、電源電位19には、抵抗20及び21が相互に直列に接続され、このうち電源電位19から遠い側の抵抗21の一端は接地され、該抵抗21の他端と抵抗20との接続点にはカプラ18が接続されている。
更に、カプラ18には、アンプ22及びダイオード23を介してA/Dコンバータ26が接続され、該A/Dコンバータ26とダイオード23との接続点には、コンデンサ24及び抵抗25の各々の一端が接続され、これらコンデンサ24及び抵抗25の他端は各々接地されている。
ここで、抵抗20、21及び電源電位19により、ダイオード23に対してバイアス電圧を付与し該ダイオード23の非直線性歪を改善させるバイアス電圧付与回路110が構成されている。
また、アンプ22、ダイオード23、コンデンサ24、抵抗25及びA/Dコンバータ26により、メインアンテナ10による受信信号(の受信レベル)を検出する検出回路(受信レベル検出手段)120が構成されている。
加えて、送受信回路100は、CPU(Central Processing Unit)27、D/Aコンバータ29及びメモリ28を備えている。
CPU27は、A/Dコンバータ26、D/Aコンバータ29及びメモリ28にそれぞれ接続されている。
メモリ(記憶手段)28は、CPU27の制御プログラムを記憶しているとともに、CPU27の作業領域としても機能する。更に、メモリ28は、CPU27の制御下で、基準マッチング定数時受信レベルとマッチング定数とを対応付けて記憶したり、基準マッチング定数時受信レベルとマッチング定数と携帯電話機の動作状態とを対応付けて記憶したりするようになっている(詳細後述)。
また、D/Aコンバータ29は、インダクタ31を介してメインアンテナ10のマッチング定数の設定用の可変容量コンデンサ32に接続されている。
次に、以上のように構成された送受信回路100の動作について、図2及び図3を参照して説明する。
先ず、ステップS101では、CPU27からの制御信号により、第1乃至第3のスイッチ1g、34、35をそれぞれ切り替える。すなわち、第1のスイッチ1gは、ミキサ1f側からサブアンテナ9側(第2のスイッチ34側)に切り替える。また、第2のスイッチ34は、アンテナ切替スイッチ6側から受信用の電圧制御発振器1e側(第1のスイッチ1g)に切り替える。また、第3のスイッチ35はアンテナ切替スイッチ6側から抵抗17側へ切り替える。これにより、送受信回路100は、メインアンテナ10の受信レベルを検出するモードとなる。
ここで、受信レベルは、電力(単位dBm)で表される。dBmは1mW=−0dBmを基準として対数表示される単位であり、数式で表すと「1dBm=10log10(1/1mW)」となる。
次に、ステップS102では、可変容量ダイオード32の静電容量の値を自由空間で最適となる初期値(所定の基準値)に設定する。
ここで、自由空間とは人体などの影響がない空間を意味し、初期値とはファクトリーデフォルト(工場出荷時の値)を意味する。
また、可変容量ダイオード32の値の設定、すなわちメインアンテナ10のマッチング定数は、CPU27の制御下でD/Aコンバータ29の出力電圧を設定することにより行う。
次に、ステップS103では、電圧制御発振器1eより出力される受信ローカル信号を、第1のスイッチ1g及び第2のスイッチ34を介してサブアンテナ9より送信する。
次に、ステップS104では、サブアンテナ9より送信される受信ローカル信号がメインアンテナ10により受信される。ここで、第3のスイッチ35は抵抗17側に切り替わっているため、メインアンテナ10により受信し、カプラ18を介して第3のスイッチ35側に到達する受信ローカル信号は、通常の受信回路(デュプレクサ5→ローノイズアンプ13→受信用バンドパスフィルタ14→無線周波数IC1)には流れず、50Ωの抵抗17により全て吸収される。
次に、ステップS105では、受信レベルを検出する。すなわち、メインアンテナ10により受信した受信ローカル信号は、カプラ18を介して検出回路120に流れ込み、アンプ22により増幅され、ダイオード23により検波される。
ここで、ダイオード23のアノードに入力信号Viが印加されると、該ダイオード23に検波電流IDが流れ、該検波電流IDによりコンデンサ24に電荷が蓄えられる。コンデンサ24に蓄えられた電荷は入力信号Viの半周期の間に抵抗25を介して放電し、抵抗25の両端に検波整流電流及び電圧としてあらわれる。この検波整流値をA/Dコンバータ26がA/D変換することにより、受信レベルをデジタルデータとして得ることができ、この受信レベルをCPU27が認識することができる。
更に、このように受信レベルを検出すると、CPU27により以下の処理がなされる。
先ず、当該検波動作時(受信レベル検出動作時)の可変容量ダイオード32の値と得られた受信レベルとをメモリ28に記憶する(ステップS107)。
次に、一番受信レベルが良い時(受信レベルの値が一番大きい時)の可変容量ダイオード32の値をメモリ28に記憶する。
次に、ステップS108では、D/Aコンバータ29の出力電圧により可変容量ダイオード32の静電容量を変更することによって、メインアンテナ10のマッチング定数を変更する。
ここで、ステップS104〜ステップS108の処理は、可変容量ダイオード32の全ての静電容量値について、各々検出される受信レベルを確認するまで繰り返し行う。
すなわち、ステップS108に続くステップS109では、可変容量ダイオード32の全ての静電容量値について受信レベルを確認したか否か(メインアンテナ10のマッチングを完了したか否か)を判定し、完了していないと判定した場合にはステップS104に移行する一方で、完了したと判定した場合にはステップS110に移行する。
ステップS110では、可変容量ダイオード32の値を、受信レベルが一番大きくなる静電容量に設定する処理を行う。つまり、上記のステップS104〜S108までの繰り返しにより検出された複数種類の受信レベルのうち、最も受信レベルが大きくなる場合の可変容量ダイオード32の値に設定する(最適マッチング定数選択処理)。ここで、CPU27、メモリ28、D/Aコンバータ29及び可変容量ダイオード32はマッチング手段として機能する。
次に、ステップS111では、CPU27からの制御信号により、第1乃至第3のスイッチ1g、34,35を切り替える。すなわち、第1のスイッチ1gをサブアンテナ9側からミキサ1f側に切り替え、第2スイッチ34を受信用の電圧制御発振器1e側からアンテナ切替スイッチ6へ切り替え、第3のスイッチ35を抵抗17側からアンテナ切替スイッチ6側へ切り替える。これにより送受信回路100は、通常の状態に復帰する。
なお、以上の動作を行うことにより、携帯電話機がどのような状態であっても(例えば、机の上及びポケットの中の何れであっても)、可変容量ダイオード32の静電容量を、それぞれの状態に応じた最適な値に設定することができる。
ここで、一般に、携帯電話機に対する操作状態の種類、すなわち換言すれば携帯電話機の動作状態の種類(例えば、音声通話状態、音声通話以外のデータ通信状態、或いは単なる待ち受け状態など)に応じて、使用者による携帯電話機の持ち方が変化する。
そこで、例えば、可変容量ダイオード32の静電容量(マッチング定数)を初期値に設定した場合に検出される受信レベル(基準マッチング定数時受信レベル)と、該検出の直後において最適なアンテナマッチング定数となる可変容量ダイオード32の静電容量(最適マッチング定数選択処理により選択されたマッチング定数)と、該検出の直後における携帯電話機の動作状態の種類(例えば、音声通話状態、音声通話以外のデータ通信状態及び待ち受け状態の何れか)と、の関係を対応付けて、各動作状態毎にメモリ(記憶手段)28に記憶しておくことにより、以下に説明する処理において、迅速に最適なマッチング定数に設定することが可能となる。
図3は、CPU27の制御によりアンテナのマッチング定数の最適化を行う処理のうち、特に、予め記憶したマッチング定数のうち、携帯電話機の動作状態に応じた最適なマッチング定数を選択する処理を示すフローチャートである。
先ず、ステップS201では、図2におけるステップS101〜S105と同様の処理を行う。すなわち、可変容量ダイオード32の静電容量(マッチング定数)を新たに初期値に設定した場合に検出される受信レベルを検出する処理を行う。
続いて、携帯電話機の動作状態の種類を確認する処理を行う。
すなわち、ステップS202では、待ち受け状態であるか否かを判定し、待ち受け状態であった場合には(ステップS202のYES)、ステップS203に移行する。
ステップS203では、メモリ28の記憶内容を参照し、動作状態が待ち受け状態で、且つ、上記のステップS201にて検出した受信レベルとほぼ同じレベルの基準マッチング定数時受信レベルの場合の記憶が存在するか否かを判定する。
同レベルの記憶が存在する場合(ステップS203のYES)、ステップS204に移行して、その基準マッチング定数時受信レベルと対応付けられて記憶されている静電容量、すなわち待ち受け時における最適なマッチング定数となるように、可変容量ダイオード32の静電容量値を設定する。
ステップS204の後はステップS212に移行し、上記のステップS111と同様に送受信回路100を通常の状態に復帰させる処理を行ってから図3の処理を終了する。
また、上記のステップS202において、待ち受け状態でないと判定した場合には(ステップS202のNO)、ステップS205に移行する。
ステップS205では、音声通話以外のデータ通信状態(例えばi−mode(登録商標)通信状態)であるか否かを判定し、音声通話以外のデータ通信状態であった場合には(ステップS205のYES)、ステップS206に移行する。
ステップS206では、メモリ28の記憶内容を参照し、動作状態が音声通話以外のデータ通信状態で、且つ、上記のステップS201にて検出した受信レベルとほぼ同じレベルの基準マッチング定数時受信レベルの場合の記憶が存在するか否かを判定する。
同レベルの記憶が存在する場合(ステップS206のYES)、ステップS207に移行して、その基準マッチング定数時受信レベルと対応付けられて記憶されている静電容量、すなわち音声通話以外のデータ通信状態における最適なマッチング定数となるように、可変容量ダイオード32の静電容量値を設定する。
ステップS207の後はステップS212に移行し、上記のステップS111と同様に送受信回路100を通常の状態に復帰させる処理を行ってから図3の処理を終了する。
また、上記のステップS205において、音声通話以外のデータ通信状態でないと判定した場合には(ステップS205のNO)、ステップS208に移行する。
ステップS208では、音声通話状態であるか否かを判定し、音声通話状態であった場合には(ステップS208のYES)、ステップS209に移行する。
ステップS209では、メモリ28の記憶内容を参照し、動作状態が音声通話状態で、且つ、上記のステップS201にて検出した受信レベルとほぼ同じレベルの基準マッチング定数時受信レベルの場合の記憶が存在するか否かを判定する。
同レベルの記憶が存在する場合(ステップS209のYES)、ステップS210に移行して、その基準マッチング定数時受信レベルと対応付けられて記憶されている静電容量、すなわち音声通話状態における最適なマッチング定数となるように、可変容量ダイオード32の静電容量値を設定する。
ステップS210の後はステップS212に移行し、上記のステップS111と同様に送受信回路100を通常の状態に復帰させる処理を行ってから図3の処理を終了する。
また、上記のステップS208にて音声通話状態でないと判定した場合(ステップS208のNO)には、ステップS211に移行し、図2で説明したようなマッチング動作(図2のステップS104〜S110の処理)を行う。
同様に、上記のステップS203、S206及びS209の何れかにて同レベルの記憶が存在しないと判定された場合(ステップS203、S206及びS209の何れかのNO)にも、ステップS211を行う。
ステップS211の後も、ステップS212を行ってから図3の処理を終了する。
なお、このような図3の処理は、定期的に行うようになっている。つまり、送受信回路100は、マッチング最適化動作を所定時間毎に繰り返し行うように構成されている。
以上のような第1の実施形態によれば、以下に記載するような効果を奏することができる。
すなわち、サブアンテナ9により送信されメインアンテナ10により受信される信号の受信レベルを検出する検出回路120と、検出回路120により検出される受信レベルが最適となるようにメインアンテナ10のマッチング定数を設定して該メインアンテナ10のマッチングを行うマッチング手段としてのCPU27、メモリ28、D/Aコンバータ29及び可変容量ダイオード32を備えるので、メインアンテナ10による受信感度を状況に応じて最適なものとすることが可能となる。
また、メインアンテナ10として、例えば着信の際に発光するような純正以外のアンテナを装着した場合における感度の劣化を防止することもできる。
更に、定期的にマッチング最適化動作を行うので、常にメインアンテナ10のマッチングが最適化された状態とし、良好な受信感度を得ることが可能となる。
加えて、携帯電話機の動作状態(例えば、待ち受け、データ通信、音声通信の何れか)の各々に対応して最適なマッチング定数となるような可変容量ダイオード32の静電容量をメモリ28に記憶しているので、図3の処理を行うことにより、状況に応じた最適なマッチングを迅速に行うことができる。
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態では、検出回路120により検出される受信レベルが所定のしきい値に満たない場合に、携帯電話機の持ち方が悪い旨を使用者に報知する報知手段を備える例について説明する。
報知手段としては、具体的には、例えば、携帯電話機に元来備わっているスピーカ(図示略)を用いるか、或いは、スピーカ及び表示装置(図示略:こちらも一般的な携帯電話機に元来備わっている)の協働により報知動作を行うように構成することが挙げられる。
また、具体的な処理としては、受信レベルのしきい値を予めメモリ28に記憶しておき、検出される受信レベルがそのしきい値に達しているか又は満たないかを図3のステップS203、S206、S209にて判定するようにすると良い。そして、検出される受信レベルが所定のしきい値に満たない場合には、CPU27の制御下で、例えばスピーカにより報知音を発音させるといったように、報知動作を行う。
なお、受信レベルのしきい値は、各動作状態に共通であっても良いし、動作状態毎に異なる値を設定しても良い。
第2の実施形態によれば、携帯電話機は、検出回路120により検出される受信レベルが所定のしきい値に満たない場合に、携帯電話機の持ち方が悪い旨を使用者に報知する報知手段を備えるので、その報知を確認した使用者が持ち方を改めることにより、確実に良好な受信レベルを得ることが可能となる。
なお、上記の実施形態では、本発明に係る携帯型無線通信端末装置の一例として、携帯電話機についてのみ説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、PHS、携帯型情報通信端末(PDA)等のその他の携帯型無線通信端末装置にも同様に適用可能である。
また、上記の実施形態では、アンテナを、メインアンテナ10とサブアンテナ9との2系統のみ備える例について説明したが、アンテナを3系統以上備える携帯型無線通信端末装置において、任意の2系統のアンテナを用い、上記の実施形態で説明したような受信レベルの検出動作を行うようにしても良い。
更に、マッチング手段が可変容量(例えば可変容量ダイオード32)を備えて構成され、該可変容量の容量値を設定することにより、メインアンテナ10のマッチングを行う例について説明したが、その他の受動素子の特性を変化させることによりマッチングを行うようにしても良いし、或いは、複数種類の素子(例えばコンデンサ、インダクタなど)又は複数種類の素子の組(例えばコンデンサ及びインダクタからなる組)を備え、そのうち何れかをスイッチング切り替えなどにより選択的に用いることによって、マッチングを行うようにしても良い。
本発明の実施形態に係る携帯電話機が備える送受信回路の回路構成を示す図である。 図1の送受信回路が行う主要な処理の流れを示すフローチャートである。 図1の送受信回路が行う主要な処理の流れを示すフローチャートである。 従来の携帯電話機が備える送受信回路の回路構成を示す図である。 従来の携帯電話機の場合のアンテナ特性を示す図であり、持ち方に応じてリターンロスが変化する様子を示す。
符号の説明
120 検出回路(受信レベル検出手段)
22 アンプ(受信レベル検出手段を構成する)
23 ダイオード(受信レベル検出手段を構成する)
24 コンデンサ(受信レベル検出手段を構成する)
25 抵抗(受信レベル検出手段を構成する)
26 A/Dコンバータ(受信レベル検出手段を構成する)
27 CPU(マッチング手段を構成する)
28 メモリ(記憶手段、マッチング手段を構成する)
29 D/Aコンバータ(マッチング手段を構成する)
32 可変容量ダイオード(可変容量、マッチング手段を構成する)

Claims (10)

  1. 第1及び第2のアンテナを備える携帯型無線通信端末装置において、
    前記第2のアンテナにより送信され、前記第1のアンテナにより受信される信号の受信レベルを検出する受信レベル検出手段と、
    前記受信レベル検出手段により検出される受信レベルが最適となるように前記第1のアンテナのマッチング定数を設定して、該第1のアンテナのマッチングを行うマッチング手段と、
    を備えることを特徴とする携帯型無線通信端末装置。
  2. 前記マッチング手段は、
    前記マッチング定数の設定を、
    複数種類の前記マッチング定数の各々に応じて前記受信レベル検出手段により検出される受信レベルのうち最適な受信レベルが得られるマッチング定数を選択する最適マッチング定数選択処理により行うことが可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型無線通信端末装置。
  3. 前記マッチング定数を所定の基準値に設定した場合に前記受信レベル検出手段により検出される基準マッチング定数時受信レベルと、該検出の直前又は直後において前記最適マッチング定数選択処理により選択されたマッチング定数と、を対応付けて記憶する記憶手段を備え、
    前記マッチング手段は、
    前記記憶手段による記憶内容を参照し、新たに検出された基準マッチング定数時受信レベルに応じて、対応するマッチング定数を選択し設定することにより、前記マッチングを行うことが可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の携帯型無線通信端末装置。
  4. 前記マッチング定数を所定の基準値に設定した場合に前記受信レベル検出手段により検出される基準マッチング定数時受信レベルと、該検出の直前又は直後において前記最適マッチング定数選択処理により選択されたマッチング定数と、該検出の直前又は直後における当該携帯型無線通信端末装置の動作状態と、を対応付けて記憶する記憶手段を備え、
    前記マッチング手段は、
    前記記憶手段による記憶内容を参照し、新たに検出された基準マッチング定数時受信レベルと、当該携帯型無線通信端末装置の動作状態と、に応じて、対応するマッチング定数を選択し設定することにより、前記マッチングを行うことが可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の携帯型無線通信端末装置。
  5. 前記受信レベル検出手段による受信レベルの検出と、前記マッチング手段によるマッチングと、を含むマッチング最適化動作を、所定時間毎に繰り返し行うように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の携帯型無線通信端末装置。
  6. 前記マッチング手段は、可変容量を備えて構成され、前記マッチング定数としての前記可変容量の容量値を設定することにより、前記マッチングを行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の携帯型無線通信端末装置。
  7. 前記第2のアンテナは、受信動作に用いられる受信ローカル信号を送信し、該送信される受信ローカル信号を前記第1のアンテナにより受信し、該受信される信号の受信レベルを前記受信レベル検出手段により検出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の携帯型無線通信端末装置。
  8. 前記受信レベル検出手段は、
    前記第1のアンテナにより受信される信号を増幅するアンプと、
    前記アンプにより増幅された信号がアノードに入力されるダイオードと、
    前記ダイオードのカソードに各々の一端が接続されているとともに各々の他端が接地されたコンデンサ及び抵抗と、
    前記ダイオードのカソードより出力される信号をA/D変換するA/Dコンバータと、
    を備えて構成され、
    前記A/D変換後の値を前記受信レベルとして検出することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の携帯型無線通信端末装置。
  9. 前記受信レベル検出手段により検出される受信レベルが所定のしきい値に満たない場合に、当該携帯型無線通信端末装置の持ち方が悪い旨を使用者に報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の携帯型無線通信端末装置。
  10. 当該携帯型無線通信端末装置は、携帯電話機であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の携帯型無線通信端末装置。

JP2004096358A 2004-03-29 2004-03-29 携帯型無線通信端末装置 Expired - Fee Related JP4068587B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004096358A JP4068587B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 携帯型無線通信端末装置
US11/092,562 US7610060B2 (en) 2004-03-29 2005-03-29 Mobile wireless communication terminal and method of matching antenna in the same
CNB2005100593807A CN100385808C (zh) 2004-03-29 2005-03-29 移动无线通信终端以及在该终端中匹配天线的方法
EP05006816A EP1583250A1 (en) 2004-03-29 2005-03-29 Mobile wireless communication terminal and method of matching antenna in the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004096358A JP4068587B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 携帯型無線通信端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005286606A true JP2005286606A (ja) 2005-10-13
JP4068587B2 JP4068587B2 (ja) 2008-03-26

Family

ID=34879927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004096358A Expired - Fee Related JP4068587B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 携帯型無線通信端末装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7610060B2 (ja)
EP (1) EP1583250A1 (ja)
JP (1) JP4068587B2 (ja)
CN (1) CN100385808C (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007215040A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Nec Electronics Corp 携帯端末装置
WO2010013367A1 (ja) * 2008-07-31 2010-02-04 パナソニック株式会社 携帯無線機
WO2024048361A1 (ja) * 2022-09-02 2024-03-07 ソニーグループ株式会社 情報処理装置および情報処理方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI405094B (zh) 2005-11-28 2013-08-11 Ibm 防止未授權獲取資訊之系統及其方法
KR101020017B1 (ko) 2006-12-20 2011-03-09 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 면 발광 레이저 및 면 발광 레이저 제조 방법
US8095085B2 (en) * 2007-06-08 2012-01-10 Arizona Board Of Regents For And On Behalf Of Arizona State University Automatic antenna tuning unit for software-defined and cognitive radio
US7825775B2 (en) 2007-07-31 2010-11-02 Symbol Technologies, Inc. Antenna-based trigger
CN101465679B (zh) * 2007-12-20 2012-09-05 启碁科技股份有限公司 无线讯号收发装置及其相关装置
DE102009018648B4 (de) * 2009-04-23 2018-11-29 Snaptrack, Inc. Frontendmodul mit Antennentuner
US20150270813A1 (en) * 2014-03-20 2015-09-24 Qualcomm Incorporated Dynamically adjustable power amplifier load tuner
US10177744B2 (en) * 2014-10-30 2019-01-08 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Wireless communication unit, integrated circuit and method for antenna tuning

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03119836A (ja) * 1989-10-03 1991-05-22 Iwatsu Electric Co Ltd 移動体通信におけるアンテナ整合装置
JPH08274727A (ja) 1995-04-03 1996-10-18 Hitachi Ltd 故障検出機能付無線送受信装置
JPH104390A (ja) * 1996-06-17 1998-01-06 Nec Corp 無線折り返し試験方法および無線折り返し試験方式
JPH10172087A (ja) 1996-12-05 1998-06-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線データ通信システム
US6219532B1 (en) * 1997-10-28 2001-04-17 Nec Corporation Movable radio terminal device capable of precisely matching impedances
JP3738550B2 (ja) 1998-01-14 2006-01-25 株式会社デンソー 無線通信装置
JP2000036702A (ja) * 1998-07-21 2000-02-02 Hitachi Ltd 無線端末
JP2000216610A (ja) * 1998-11-19 2000-08-04 Nec Corp 携帯電話アンテナの人体接触の検知、報知の装置及び方法
KR100358444B1 (ko) * 1999-07-27 2002-10-25 엘지전자 주식회사 휴대 무선 전화기의 안테나 매칭 장치
US6832075B1 (en) * 1999-10-05 2004-12-14 Ericsson Inc. Method for calibrating the power output of a mobile device
JP2001161025A (ja) * 1999-11-30 2001-06-12 Ando Electric Co Ltd 電流制限装置
JP2001257619A (ja) 2000-03-14 2001-09-21 Kenwood Corp アンテナ切り替え回路
JP2001358802A (ja) 2000-06-09 2001-12-26 Sony Corp 無線端末装置
JP3623731B2 (ja) 2000-10-06 2005-02-23 埼玉日本電気株式会社 移動無線端末装置
JP2003069477A (ja) 2001-08-28 2003-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複合無線装置
DE60221613T2 (de) * 2001-09-27 2007-12-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Tragbares Funkgerät
JP3856678B2 (ja) 2001-10-03 2006-12-13 三菱電機株式会社 無線通信装置
GB2382954B (en) * 2001-12-04 2004-03-10 Lucent Technologies Inc A telecommunications station such as a umts base station and a method of detecting a parameter of a signal transmitted therefrom
JP2003332934A (ja) 2002-05-09 2003-11-21 Yokowo Co Ltd 最適化アンテナ装置
JP4297012B2 (ja) * 2003-12-10 2009-07-15 パナソニック株式会社 アンテナ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007215040A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Nec Electronics Corp 携帯端末装置
JP4678686B2 (ja) * 2006-02-10 2011-04-27 ルネサスエレクトロニクス株式会社 携帯端末装置
WO2010013367A1 (ja) * 2008-07-31 2010-02-04 パナソニック株式会社 携帯無線機
JP2010041080A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Panasonic Corp 携帯無線機
US8301095B2 (en) 2008-07-31 2012-10-30 Panasonic Corporation Portable wireless device
WO2024048361A1 (ja) * 2022-09-02 2024-03-07 ソニーグループ株式会社 情報処理装置および情報処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4068587B2 (ja) 2008-03-26
CN100385808C (zh) 2008-04-30
US20050215281A1 (en) 2005-09-29
US7610060B2 (en) 2009-10-27
CN1677883A (zh) 2005-10-05
EP1583250A1 (en) 2005-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100502122B1 (ko) 메모리에 기초한 증폭기 부하 조절 시스템
US7650132B2 (en) Low noise amplifier (LNA) gain switch circuit
US7610060B2 (en) Mobile wireless communication terminal and method of matching antenna in the same
US8036619B2 (en) Oscillator having controllable bias modes and power consumption
US9225380B2 (en) Semiconductor device and fabrication method
CN101027846B (zh) 用于校准射频接收器的方法和相应装置
KR100877253B1 (ko) 잡음 면역성을 가진 다중 대역 전압제어 발진기를 위한방법 및 장치
KR100470582B1 (ko) 다중 대역 전송을 위한 방법 및 장치
JP2002084148A (ja) 増幅器を負荷インピーダンスに適応させるための整合回路と方法
US6275113B1 (en) High frequency tuning amplifier for buffer
JP4388402B2 (ja) 送信機及びそれを用いた移動体通信端末
US20030045252A1 (en) Power amplifier
JP2007166534A (ja) 受信回路
US6069925A (en) Dual band, dual mode transceiver with adaptive second if switching device
JP2968592B2 (ja) 携帯電話機
MXPA05000704A (es) Metodo y aparato de circuito resonante de vco de banda ancha.
EP1330023B1 (en) Direct conversion receiver architecture
JP2006020255A (ja) ダイレクトコンバージョン受信装置及び携帯電話
JPWO2006022132A1 (ja) 高周波回路およびこれを用いた通信装置
EP1473826A1 (en) Wireless communication terminal and voltage controlled oscillator therefor
US20020050866A1 (en) Voltage controlled oscillator and communication device using the same
JP2005333182A (ja) フィルタ装置、携帯無線通信端末
JP4120426B2 (ja) 送受信機
KR100416689B1 (ko) 멀티 밴드 주파수 매칭 회로를 갖는 전압제어 발진 장치
JP3246531B2 (ja) 受信回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080110

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees