JPH03119836A - 移動体通信におけるアンテナ整合装置 - Google Patents

移動体通信におけるアンテナ整合装置

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JPH03119836A
JPH03119836A JP25850689A JP25850689A JPH03119836A JP H03119836 A JPH03119836 A JP H03119836A JP 25850689 A JP25850689 A JP 25850689A JP 25850689 A JP25850689 A JP 25850689A JP H03119836 A JPH03119836 A JP H03119836A
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JP
Japan
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antenna
swr
circuit
matching
standing wave
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Pending
Application number
JP25850689A
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English (en)
Inventor
Akio Tsuzuki
顕夫 続木
Tetsuya Shimazaki
島崎 哲哉
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Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iwatsu Electric Co Ltd filed Critical Iwatsu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は移動体通信におけるアンテナ整合装置に関する
ものである。ざらに具体的にはアンテナを送受信回路と
定在波比測定器とに適当な速度で切替えることによりア
ンテナの整合状態を常に補正し、安定度の高い通信を確
保するのに適した移動体通信用のアンテナの整合装置を
提供せんとするものである。
[従来の技術] 従来の移動体通信において使用されているアンテナ整合
手段について、第4図を用いて説明する。
第4図(a)の装置は、アンテナ802−1と、送信1
1801と、アンテナ802−1からの反射電力を取り
出すための反射ブリッジ804と、反射ブリッジ804
からの出力により、アンテナ802−1の定在波比を測
定するための定在波比測定回路805と、アンテナ整合
器803−1より構成されている。ここで、反射ブリッ
ジ804より取り出されたアンテナ802−1からの反
射波は、定在波比測定回路805により定在波比として
測定される。また定在波比測定回路805は、測定され
た定在波比が最小になるようにアンテナ整合器803−
1を制御する。
第4図(b)の装置は、アンテナ802−2と、受信I
J1806と、アンテナ整合器803−2から構成され
ている。このアンテナ整合器803−2は、アンテナ8
02−2の定在波比が最小になるように、あらかじめ調
整されている。
最初にアンテナの定在波比(SWR)特性について、第
5図を用いて簡単に説明する。アンテナの特性を表わす
パラメータにはいくつかあるが、その中でSWR特性は
重要なパラメータである。
SWRは低いほど望ましく、−船釣には1.5〜2.0
以下が理想的な値とされている。第5図(a)は周波数
−3WR特性の例を表わしている。
いま目的とする周波数帯がflないしf2とすると、ア
ンテナを設計する際、その中心周波数fIIl= (f
1+f2 )/2がアンテナの共振周波数fOに一致す
るようにする。第5図(a)では、flないしf2の周
波数帯において、許容されるSWRの限界値5WRo以
下におさまっている(太線部分)。この状態が常に保た
れれば何等問題はない。
しかしながら、移動体通信における移動無線機において
は、アンテナの特性は常に不安定な状態におかれている
。すなわち人体(使用者)の影響や、通話中の移動によ
る環境変化(金属物への接近等)のためアンテナの共振
周波数丁。がずれ、整合が悪化したりすることにより送
受信状態が変動し、安定した通信が得られない場合があ
る。たとえば第5図(b)のように、アンテナの共振周
波数f。が低い方へずれると、周波数帯f1ないしf2
の内、flないしf3 (太線部分)ではSWRが5W
Ro以下を満足するが、f3ないしf2部分は所定のS
WR値5WRoを満足していない。また第5図(C)の
ように、共振周波数f。
が逆に高い方へずれても同じような問題が生ずる。
そこで、このようなアンテナの共振周波数f。のずれ、
すなわち不整合状態が起こったときの対策として、送信
時におけるアンテナ整合の手段として、第4図(a)の
構成が使用されている。
[発明が解決しようとする課題] 第4図(a)に示した送信時のアンテナ整合手段は、送
信中にアンテナの整合がとれるものの、送信機801と
定在波比被測定回路805との間に挿入されている反射
ブリッジ804の影響で、送信電力の損失とS/N (
信号対雑音比)の悪化があり、また送信中に整合を行う
ために、最適な整合を得るまでの期間は、アンテナ特性
が不安定になるという解決されるべき課題があった。
また、第4図(b)に示した構成では、送信時において
は、アンテナからの反射電力を得ることが不可能であり
、アンテナ整合器803−2はあらかじめ理想的な環境
(人体や金属物がそばにない状態)等、一定の環境を想
定して調整されたものであり、使用中の環境変化による
アンテナの整合状態の変化には対応できないという未解
決の問題があった。
[課題を解決するための手段] 無線基地局とそのサービス・エリア内に散在する移動無
線機との通信を行う移動体通信において、移動無線機が
、アンテナを無線受信回路(および無線送信回路)と受
信(送信)アンテナの定在波比を測定する回路に通話信
号の最大周波数の2倍以上の周波数(サンプリング定理
によるナイキスト周波数)で高速に切り替える切替回路
を設け、受信(送信)動作とアンテナの定在波比を測定
する動作とを交互に行うようにした。ざらに、このよう
にして測定したアンテナの定在波比の測定結果にもとづ
いて、アンテナの定在波比が最適な値になるように整合
を行うアンテナ整合器を設()た。
[作用コ このような構成により、受信(送信)を行いながら、同
時にアンテナの整合動作を行うようにした。したがって
、移動無線機のアンテナ周辺の環境が変化してもアンテ
ナは常に最良の整合状態に保たれ、安定した通話品質が
確保されるようになった。
[実施例] 本発明の一実施例を第1A図により説明する。
第1A図は本発明の実施において用いられる通信システ
ムの構成概念図であり、ここで、30はn個の送受信機
を有する無線基地局であり、通信網10とngの移動無
線1100−1〜100−nとの間の通信が行われる。
第1B−1図には、移動無線機100の回路構成が示さ
れている。
まず、送信動作について説明する。送信定在波比を測定
するために切替えるスイッチ152’−2はa側に倒し
たときに通常の送信動作、b側に倒したときはアンテナ
整合動作を行う。このスイッチ152−2の動作タイミ
ングは、制御部140から測定スイッチ制御器155を
介して指示される。
スイッチ152−2がa側に倒されているとき、電話機
部101より出力された信号は、この移動無線機100
と無線基地局30との間の通信用に割り当てられた無線
チャネルにより、無線送信回路132.送信定在波比を
測定するために切替えるスイッチ152−2.アンテナ
整合器151を経てアンテナ102から送信される。
送信におけるアンテナの整合動作について説明する。送
信定在波比を測定するために切替えるスイッチ152−
2が通話信号に障害を発生することのない期間、たとえ
ば50μsの間、b側に倒されているとき、無線送信回
路132の出力は送信定在波比を測定するためのSWR
測定器1532に印加される。0お通常の送信電力を加
えてアンテナの整合動作を行なったのでは、アンナテナ
102から不要な電波が送信され、他の通信に妨害を与
えるおそれがある場合には、システム全体として、共通
のアンテナ整合用のタイミングを設けて、全ての移動無
線11100が一斉にアンテナ整合を行うようにするこ
とも可能である。
送信定在波比測定用のSWR測定器153−2の回路の
詳細を第1B−2図に示す。同様に動作する受信用のS
WR測定器153−1の回路の詳細を第1B−3図に示
し、同時に説明する。搬送波は、無線送信回路132(
シンセサイザ121)より反射ブリッジ601 (50
1)に印加される。
一方、反射ブリッジ601 (501)は、送(受)信
定在波比測定用のスイッチ152−2(1521)とア
ンテナ整合器151を介してアンテナ102に接続され
ており、アンテナ102からの反射電力が17られるよ
うになっている。得られた反射電力は、電力−電圧変換
回路605 (505>を通って反射電力の変化が電圧
変化に変換される。
ところで反射ブリッジ601 (50−1)で1qられ
るアンテナ102からの反射電力は、−船釣にリターン
・ロスと呼ばれるものが大きくなるほど小さくなる。
一方、定在波比SWRは、反射係数「を用いて次式で表
わされる。
5WR=(1+IM)/(1−1n> (1) ここで、RLはリターン・ロスである。
(1)、(2)式から明らかなようにリターン・ロスR
Lが大きくなるほど定在波比SWRが小さく、すなわち
、アンテナ102の整合が良くなることがわかる。した
がって、アンテナ102の整合が良好な場合には、電力
−電圧変換回路605(505>の出力電圧は小さい。
つぎに、アンテナ整合器151の回路の詳細を第1B−
4図に示し説明する。送受信分波回路701−1,70
1−2は、送信周波数帯域と受信周波数帯域が一般的に
異なっているため、両者がそれぞれ他方へ影響を及ぼす
のを防いでおり、それぞれインダクタンスL3−1 (
L3−2)コンデンサC3−1(C3−2)を含んでい
る。
インダクタンスL2−1 (L2−2)とコンデンサC
2−1(C2−2)を介して送受信分波回路701−1
 (701−2)に接続されたバラクタ・ダイオード7
02−1 (702−2)は、SWR測定器153−1
 (153−2)からの制御用の直流電圧を抵抗R1−
1(R1−2)を介して印加されて、バラクタ・ダイオ
ード702−1<702−2)のキャパシタンスが変化
し、その結果、アンテナ102の共振周波数foが変化
する。
バラクタ・ダイオード702−1 (702−2)の7
ノード側は、インダクタンスL1−1 (Ll−2)に
より直流的に接地され、高周波的にはコンデンサC1−
1(C1−2)を介してスイッチ152−1 (152
−2)へ接続されている。
共振周波数f。の変化の様子を、第3A図に示している
。アンテナ整合制御電圧発生回路604(第1B−2図
または504、第1B−3図)の出力電圧E1がEll
IlioEl、axまで変化すると、バラクタ・ダイオ
ード702−1 (702−2)のキャパシタンスCv
がCからCv minま max で変化し、アンテナ102の共振周波数f。が、f  
 からf  ・ まで変化する。
o maxo man SWR測定器153−2 (153−−1)では、アン
テナ整合制御電圧発生回路604 (504)により、
制御部140からの指示で一定のステップで変化する直
流電圧が印加されるようになっている。この直流電圧E
1の変化によって、アンテナ102の共振周波数fo 
(第3A図)が変化するとともに、定在波比SWRも変
化する。
この定在波比SWRの変化の様子は第3B図に示されて
いる。アンテナ整合制611電圧発生回路604 (5
04)の出力電圧E1は、EllllinからE   
まで適当なステップで変化するように制御 max 胛部140より指示される。このE  ・ 、E1m+
n   1 maxおよびその変化のステップは、アンテナ102の
共振周波数foの変化が移動無線taiooの周囲の状
況変化に対応して、アンテナ102の整合性が十分良好
に得られるように制御部140内にプログラムされてい
る。
第1B−2図(第1B−3図)において、アンテナ整合
制御電圧発生回路604 (504)の出力電圧と、そ
れに対応する電力−電圧変換回路605 (505>の
出力は、それぞれA/D変換器602−1.602−2
 (502−1,5022)でディジタル信号に変換さ
れ、両者の値はメモリ603 (503)に−旦貯えら
れる。それらの結果は制御部140へ通知される。その
通知を受けた制御部140は、アンテナ102の整合状
態が最良の部分(第38図E1=E1P、E2−E2P
、の点)を判断し、アンテナ整合器151にSWR測定
器153−2,153−1からそれぞれ加える最適な電
圧E1=EIPおよびE2=E2.tアンテナ整合制御
電圧発生回路604 (504)に指示する。
以上のようにしてアンテナ102は、そのときの状態に
おいて、共振周波数f。が所定の周波数からずれて不整
合状態になっても、アンテナの共振周波数f。を変化さ
せて常に最適な整合をとることができ、移動無線機10
0の周辺の環境変化に関わらず、常に安定した送信を行
うことが可能となる。
また移動無線機100の待機中は、送信にあける整合動
作は行う必要がなく、発呼、あるいは着呼時における応
答の際、送信する無線チャネルが決定した時点で整合動
作を開始すればよい。
つぎに受信動作の送信動作と異なる点について説明する
。受信定在比測定用のスイッチ1521は、第1B−1
図においてa側に倒したとき通常の受信動作、b側に倒
したときはアンテナ整合動作を行う。
スイッチ152−1の動作タイミングは、制御部140
より測定スイッチ制御器155を介して指示される。ス
イッチ152−1がa側に倒されているときには、通常
の受信動作が行われる。
受信におけるアンテナの整合動作は、受信定在波比測定
用のスイッチ152−1が、通話信号に障害を発生する
ことのない期間、たとえば50μsの間、b側に倒され
ているときに行われる。シンセサイザ121からは受信
周波数と同一の周波数の搬送波が出力されており、それ
はSWR測定器153〜1に印加される。このシンセサ
イザ121の出力は、他の通信に妨害を与えないよう十
分率さな値に押える必要がある。
しかしながら、なお他の通信に妨害を与える恐れがある
場合には、システム全体として、共通のアンテナ整合用
のタイミングを設けて、全ての移動無線機コOOが一斉
にアンテナ整合を行うようにすることも可能である。
アンプノー整合動作をすべての移動無線機100−1.
100−2.−.100−nにおいて行う場合には、第
1B−5図に示すように、移動無線機100の無線受信
回路135と電話機部101との間に通話(または制御
)信号とタイミング信号とを分離するための信号分離器
201を設け、分離されたタイミング信号をタイミング
発生器142に印加して送受信におけるアンテナ整合動
作を行う。この場合の無線基地局30から全ての移動無
線機100−1ないし100−rlに送出される信号の
タイム・チャートが、第1B−6図に示されている。通
話信号または制御信号の間に、斜線で示したタイミング
信号が、たとえば50uSの期間、挿入されており、こ
の間にアンテナ整合動作が行われる。
受信定在波比測定用のSWR測定器153−1の詳細は
、第1B−3図に示すようになっているが、受信におけ
るアンテナの整合動作は、基本的に送信側と同一であり
、送信側が無線送信回路132から出力される搬送波を
利用して定在波比を測定するのに対し、受信側では定在
波比測定用のシンセサイザ121を持っているところが
異なっているのみで、その構成も第1B−2図のそれと
同じである。
以上の結果、アンテナ102はその時の状態において、
共振周波数f。が所定の周波数からずれて不整合状態に
なっても、アンテナ102の共振周波数foを変化させ
て、最適な整合をとることができ、移動無線機1ooの
周辺の環境変化に関わらず、常に安定した受信を行うこ
とが可能となる。
移動無線機100が待機状態にあるときは、無線基地局
30からの着呼信号の周波数に整合がとられている。通
話開始時に、もし無線基地局30からの指示によって使
用周波数が別の周波数に指定されたならば、シンセサイ
ザ121の発振周波数もこれに合せればよい。
ここでSWR測定器153i、153−2は送信用およ
び受信用のそれぞれに設【ノたが、第1B−2図および
第1B−3図に示すように、その構成は同一であるから
、1個のSWR測定器を送受信の両用に切替えて使用づ
ることも、また、送信用のみ、あるいは受信用のみ設け
ることも可能である。
つぎに、アンテナの同調を行う周波数の範囲と、同調の
ステップとその動作期間について説明する。
アンテナを切替えると、送信信号のレベルまたは無線受
信回路に入力される信号レベルは、たとえばスイッチ1
521.152−2の切替デユティが50%の場合には
3dB減衰する。このような大ぎな損失を防ぐには、ス
イッチ1521.152−2が周期的にたとえば0.1
秒間に1回、5Q、usの期間だけSWR測定器153
1.153−2側に切替えるように、制御部140より
定在波比測定切替スイッチ制御部155を通して指示す
れば、前述の受信レベルの低下は問題がない程度に小さ
くなり、また移動無線機100の移動にともなうアンテ
ナの、定在波比の変化にも十分に対応できる。スイッチ
152−1,152−2の切替えは、測定スイッチ制御
器155を通じて制御部140より指示されるが、スイ
ッチ152−1,152−2の切替周波数は、通話信号
の最大周波数の2倍以上の周波数に設定すれば、無線送
信回路132により送信される信号および無線受信回路
135により復調される復調信号は実質的に連続信号と
なる。これはサンプリング定理により明らかである。
いまアンテナ102に人体や金属物等が接近して、アン
テナの共振周波数f。が変化する。その変化量を、使用
周波数の20%と仮定する。すなわち、アンテナの共振
周波数f。が0.9fo〜1.1foまで変化するもの
とする。これはたとえば、fo=800 MH2とした
とき、共振周波数が720MH2〜880M HZまで
変化することを示しており、前提条件としては十分に大
きな値である。
また、アンテナ102の共振点(SWRが最小になる周
波数)と、実際に使用する周波数は必ずしも正確に一致
させる必要はなく、ある条件(たとえばSWR< 1.
5>のもとて許容範囲が設定される。いま、この許容範
囲を目的周波数の0.5%と仮定する。アンテナの帯域
幅は、さまざまな条件で定まるが、通常は少なくとも数
%(SWR<1.5)はjqられるものでおり、0.5
%という仮定はそれに対し十分余裕をもったものである
と言える。
さらにSWR測定のステップを0.5%の半分の0.2
5%で行うものと仮定すると、以上のことからアンテナ
102の共振周波数foの20%の範囲を、その周波数
の0.25%のステップでSWRの測定をすることにな
り、20/ 0.25 =80点の測定点が必要となる
いま、伝送する音声(あるいは制御)信号の周波数の最
大周波数を、3KH2と仮定する。これは現在のコード
レス電話の規格である。したがって、スイッチ152−
1,152−2の切替周波数は前述のサンプリング定理
により6 K H2以上が要求される。いま仮りにその
周波数を6 K H2に対し十分に大きい10KH2と
すると、これはつまり、1 / (10X 103) 
sec (7)半分(0時間、すなわち(1/2)X 
(1/ (10XIO3))=50μsの時間内に、ア
ンテナ整合動作を行う必要があることを示している(た
だし切替えデユーティ50%の時)。したがって、この
間に80点のSWR測定、メモリ書込、メモリ続出、比
較等を行うことになり、1点につき50μS/80=6
25nS必要となる。
これは現在のマイクロ・コンピュータ技術で十分実現可
能である。またこれ等の設定条件は、共振周波数foの
変動を十分大きく、またステップを十分率ざくしたもの
であるので実際のシステムでは、さらに時間的な余裕が
生ずる。
第2A図には、本発明のアンテナ整合動作を受信動作に
のみ適用する場合の移動無線機の実施例100Bが示さ
れている。第1B−1図に示した移動無線機100との
差異は、スイッチ152−2とSWR測定器153−2
が省略され、無線送信回路132の出力が直接アンテナ
整合器151Bへ接続されていることである。
第2B図には、アンテナ整合器151Bの回路が示され
ている。ここで第1B−4図に示したアンテナ整合器1
51との差異は、バラクタ・ダイオード702−2.抵
抗R1−2,コンデンサC1−2,C2−2およびイン
ダクタンスL1−2゜L2−2が省略されて、送受信分
波回路701−2が無線送信回路132へ接続されてい
ることである。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によるならば、
アンテナの共振周波数が変化して不整合状態となっても
、アンテナの共振周波数を変化させて常に最適な整合を
とることができ、移動無線機の周辺の環境変化に関わら
ず、常に安定した送受信を行えることになる。これは従
来の送信時におけるアンテナ整合手段と比較して、送信
電力のロスヤS/Nの劣化がなく、また従来不可能であ
った受信時のアンテナ整合も同じように最適にとること
ができるので人体の影響や周辺の影響によるアンテナの
特性の変化を受けやすい移動体通信に極めて適したもの
である。したがって本発明の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の実施において用いられる通信システ
ムの構成概念図、 第1B−1図は本発明の実施において用いられる通信シ
ステムの移動無線機の回路構成図、第1B−2図は第1
B−1図に示した移動無線機の回路構成の構成要素でお
る送信定在波比測定用のSWR測定器の一実施例の回路
構成図、第1B−3図は第1B−1図に示した移動無線
機の回路構成の構成要素である受信定在波比測定用のS
WR測定器の一実施例の回路構成図、第1B−4図は第
1B−1図に示した移動無線機の回路構成の構成要素で
あるアンテナ整合器の一実施例の具体的な回路図、 第1B−5図は無線基地局からの指示により一斉にアン
テナ整合動作を行う場合の第1B−1図に示した移動無
線機の他の実施例の部分回路描成図、 第1B−6図は無線基地局からの指示により一斉にアン
テナ整合動作を行う場合の無線基地局から送出される信
号のタイム・チャート、第2Δ図はアンテナ整合動作を
受信動作にのみ適用する場合の移動無線機の伯の実施例
の回路構成図、 第2B図は第2A図に示した移動無線機の回路構成の構
成要素であるアンテナ整合器の一実施例の具体的な回路
図、 第3A図は第1B−2図および第1B−3図に示したア
ンテナ整合制御電圧発生回路の出力電圧と第1B−4図
に示したバラクタ・ダイオードおよびアンテナの共振周
波数の特性を表わす特性図、第3B図は第1B−2図お
よび第1B−3図に示したアンテナ整合制御電圧発生回
路の出力電圧と電力−電圧変換回路の出力電圧の特性お
よびアンテナのSWR特性を表わす特性図、 第4図は従来のアンテナの整合手段を表わす回路構成図
、 第5図は第4図に示した従来例のアンテナの周波数一定
在波比特性を説明するための図である。 10・・・電話網     30・・・無線基地局31
・・・信号処理部   32・・・無線送信回路35・
・・無線受信回路 38・・・信号速度復元回路群 38−1〜38−n・・・送信速度復元回路39・・・
信号選択回路群 39−1〜39−n・・・信号選択回路40・・・制御
部 41・・・クロック発生器 42・・・タイミング発生器 51・・・信号速度変換回路群 51−1〜51−n・・・信号速度変換回路52・・・
信号v1当回路群 52−1〜52−n・・・信号割当回路100.100
−1〜100−n−・・移動無線機101・・・電話機
部   102・・・アンテナ111・・・信号選択回
路 120・・・基準水晶発娠器121−1.121−
2゜ 121−3・・・シンセサイヂ 1221.122−2・・・スイッチ 123・・・送受信断続制御器 129・・・信号割当回路 131・・・速度変換回路
132・・・無線送信回路 135・・・無線受信回路
138・・・速度復元回路 140・・・制御部141
・・・タロツク発生器 142・・・タイミング発生器 151・・・アンテナ整合器 152−1,152−2・・・スイッチ153−1,1
53−2・・・SWR測定器154・・・送信電力制御
器 155・・・測定スイッチ制御器 201・・・信号分離器 501.601・・・反射ブリッジ 5021.502−2゜ 602−1,602−2・・・△/D変換器503.6
03・・・メモリ 504.604・・・アンテナ整合制御電圧発生回路5
05,605・・・電力−電圧変換回路701−1,7
01−2・・・送受信分波回路702−1,702−2
・・・バラクタ・ダイオード801・・・送信機 802−1,802−2・・・アンテナ803−1,8
03−2・・・アンテナ整合器804・・・反射ブリッ
ジ 805・・・一定在波比測定回路 806・・・受信機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、無線基地手段(30)とそのサービス・エリア内の
    移動無線手段(100)との通信を行う移動体通信にお
    いて、 前記移動無線手段が、 受信アンテナの定在波比を測定するためのSWR測定手
    段(153−1)と、 前記受信アンテナに受けた無線信号を受信するための無
    線受信手段(135)と、 前記受信アンテナを前記無線受信手段と前記SWR測定
    手段とに通信に影響を及ぼさない速度で切り替える切替
    手段(155、152−1)と、前記SWR測定手段の
    測定結果にもとづいて前記受信アンテナの定在波比が最
    適な値となるように整合をとるためのアンテナ整合手段
    (151)と を含む移動体通信におけるアンテナ整合装置。 2、無線基地手段(30)とそのサービス・エリア内の
    移動無線手段(100)との通信を行う移動体通信にお
    いて、 前記移動無線手段が、 送信アンテナの定在波比を測定するためのSWR測定手
    段(153−2)と、 前記送信アンテナに送信すべき無線信号を送出するため
    の無線送信手段(132)と、 前記送信アンテナを前記無線送信手段と前記SWR測定
    手段とに通信に影響を及ぼさない速度で切り替える切替
    手段(155、152−2)と、前記SWR測定手段の
    測定結果にもとづいて前記送信アンテナの定在波比が最
    適な値となるように整合をとるためのアンテナ整合手段
    (151)と を含む移動体通信におけるアンテナ整合装置。
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