JP2005285815A - 半導体生産システムおよび半導体生産ラインシステム - Google Patents

半導体生産システムおよび半導体生産ラインシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 搬送系の故障による生産停止のリスクを負うことなく、工期短縮などの工期の制御を可能にする。
【解決手段】 複数の製造装置10と、各製造装置10にて処理済の半導体ウェーハを搬送するために製造装置10ごとに設けられるウェーハ搬送ロボット18と、前記処理済の半導体ウェーハを載置するために、一のウェーハ搬送ロボット18と他のウェーハ搬送ロボット18との間を連結して設けられるウェーハポート16とを含み、一のウェーハ搬送ロボット18が前記半導体ウェーハをウェーハポート16に載置し、他のウェーハ搬送ロボット18がウェーハポート16より当該半導体ウェーハを受け取る構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の半導体製造装置を備える半導体生産システムおよび当該半導体生産システムを複数含む半導体生産ラインシステムに関する。
半導体製造工場において、工期短縮が要求されている。この工期としては、大まかに待ち時間、搬送時間、処理時間に分類することができる。このうち、処理時間を短縮するためには、超高スループットの製造装置が必要となる。しかしながら、現実には装置が大型になる、高価になるなどの理由により、数十枚/時間程度のスループットの装置を用いることが一般的になっている。
特許文献1には、例えば図7に示したように、同一工程の複数の半導体製造装置(製造装置100)(#1〜#4)における搬送系を一体に構成する一体型搬送ロボット102として構成し、この一体型搬送ロボット102により半導体ウェーハがキャリアポート104から各製造装置100へと搬送され、各処理が行われて搬出されるようにして、搬送系を共通にすることにより、工期短縮を実現する技術が開示されている。
一方、特許文献2および特許文献3には、例えば図8に示したように、第1の搬送車110により運ばれた半導体ウェーハが、ロット分割/統合機112にてロットに分割されて、その分割された各々のロットが第2の搬送車114により各製造装置116に搬送され、各製造装置116での処理がなされたロットは再び第2の搬送車114によりロット分割/統合機112に搬送され、ロットが統合されるようにして、ロット単位で管理された半導体ウェーハを別の管理単位に分割するロット分割処理を行って、各ロットで同時に処理が行われた後に全ロットを統合することにより、工期短縮を実現する技術が開示されている。
特開2003−188229号公報 特開2002−313880号公報 特許第1983728号公報
ところで、特許文献1に記載の技術では、同一工程内で搬送系が共通であり、各装置間が当該搬送系で連結されているため、各装置は正常であったとしても、この搬送系が特に連結部分にて故障するとこの工程全体が停止してしまい、製造ラインに重大な影響を及ぼす虞がある。また、特許文献2および3に記載の技術では、ロットの分割、処理後の統合に時間を要し、工期短縮の効果が低減してしまう。
そこで、本発明は上述した実情に鑑みてなされたものであり、搬送系の故障による生産停止のリスクを負うことなく、工期短縮などの工期の制御を可能にする半導体生産システム、およびこのような半導体生産システムを複数含む半導体生産ラインシステムを提供することを目的としている。
本発明に係る半導体生産システムは、上述した課題を解決するために、複数の半導体製造装置と、前記各半導体製造装置にて処理済の半導体ウェーハを搬送するために半導体製造装置ごとに設けられるウェーハ搬送ロボットと、前記処理済の半導体ウェーハを載置するために、前記一のウェーハ搬送ロボットと他のウェーハ搬送ロボットとの間を連結して設けられるウェーハポートと、を含み、一のウェーハ搬送ロボットが前記半導体ウェーハを前記ウェーハポートに載置し、他のウェーハ搬送ロボットが当該ウェーハポートより当該半導体ウェーハを受け取るように構成されたことを特徴としている。
前記半導体生産システムにおいて、前記一のウェーハポートから他のウェーハポートに半導体ウェーハの受け渡しを行う第1のウェーハ受渡ロボットをさらに含むことが好ましい。
このような構成によれば、各半導体製造装置では処理済半導体ウェーハはそれぞれのウェーハ搬送ロボットによりウェーハポートに搬送、載置される。ウェーハポートに載置された半導体ウェーハは、他の半導体製造装置のウェーハ搬送ロボットにより引き取られ、引き取られた先の半導体製造装置にて処理される。
このように、各半導体製造装置にウェーハ搬送ロボットを設けて、互いのウェーハ搬送ロボットをウェーハポートで連結することにより、この連結部分で故障が生じたとしても、他のウェーハポートが機能していれば、一の半導体製造装置から他の半導体製造装置への半導体ウェーハの搬送が可能である。このため、複数の半導体製造装置でひとつのウェーハ搬送ロボットを共有して当該ウェーハ搬送ロボットが半導体製造装置を連結する構成をとる従来技術に比べて、連結部分での不具合が製造工程全体に影響することがない。
また、本発明に係る半導体生産システムは、前述した半導体生産システムの複数と、一の半導体生産システムから他の半導体生産システムに半導体ウェーハの受け渡しを行う第2のウェーハ受渡ロボットと、を含む。
この半導体生産システムにおいて、前記複数の半導体生産システムには、異なる複数の種類の処理工程を行う半導体製造装置を備える半導体生産システムも含まれることが好ましい。
さらに、この半導体システムにおいて、前記半導体ウェーハの製造工程を管理する工程管理部と、前記工程管理部にて管理される製造工程にしたがって前記各処理装置での製造工程処理を他の製造工程処理に切り替えるよう制御する制御装置とをさらに含むことが好ましい。
このような構成にすることにより、複数の半導体生産システム同士を、第2のウェーハ受取ロボットを用いて連結することにより、ひとつの工程の生産ライン(生産工程ライン)が構成されるようになる。したがって、この生産工程ラインの中で、一の半導体生産システムから他の半導体生産システムへの円滑な半導体ウェーハの搬送が可能になる。また、前記ウェーハ受渡ロボットを同種の半導体生産システム間、異種の半導体生産システム間で連結することもできる。
また、さらに工程管理部により管理される製造工程にしたがって、各半導体生産システムの処理順番、および/または当該半導体生産ライン内での半導体製造装置の処理順序などの生産ライン内での処理工程を制御することも可能であり、要求される工程にしたがった生産ラインの管理が可能になる。
また、本発明に係る半導体生産ラインシステムは、前記いずれかの半導体生産システムの複数を備える生産工程ラインと、前記一の生産工程ラインから他の生産工程ラインに半導体ウェーハを搬送する工程間搬送装置と、を含む。
このような構成にすることにより、各工程処理を行う生産工程ライン同士を工程間搬送装置にて連結して、複数処理工程からなる半導体生産ラインを構成することが可能になる。
本発明によれば、搬送系の故障による生産停止のリスクを負うことなく、工期短縮などの工期の制御が可能になる。
以下、本発明に係る半導体生産システムおよび半導体生産ラインシステムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(半導体生産システム)
(第一の実施形態)
図1は、半導体生産システムの第一の実施形態を示す図である。
図1の半導体生産システム50において、半導体製造装置(以下、「製造装置」)10のそれぞれには半導体ウェーハを搬送するためのウェーハ搬送ロボット18およびウェーハ搬送ロボットを製造装置10の一端から他端にスライドさせるためのガイド17を備えるウェーハ搬送装置21が一体的に設けられており、このウェーハ搬送装置21にはさらに半導体ウェーハを載置するキャリアポートまたは300mm(12インチ)ウェーハ用容器FOUPを載置するためのFOUPポート(以下「キャリアポート等」)20が設けられている。各ウェーハ搬送装置21は、製造装置10にて所定の処理がなされた処理済半導体ウェーハ(以下「処理済ウェーハ」)を載置するためのウェーハポート16で連結されている。なお、この所定の処理には、例えばウェーハ裏面研削などのウェーハ加工処理やその他のウェーハ処理工程における各処理のひとつまたは複数の工程の組合せが挙げられる。
本実施形態によれば、未処理の半導体ウェーハはキャリアポート等20に載置されていて、ウェーハ搬送ロボット18に引き取られ、製造装置10に搬送され、前述した所定の処理がなされる。処理済ウェーハは、ウェーハ搬送ロボット18にて製造装置10より引き出され、ウェーハ搬送ロボット18はガイド17に沿って端部に移動して、処理済ウェーハをウェーハポート16に載置する。
また、複数の製造装置10は、同一の処理を行う装置であってもよいし、互いに異なった処理を行う装置であってもよい。
同一の処理を行う装置の群とした場合には、同じロットの半導体ウェーハを複数の製造装置に配置して処理させることができるため、効果的に工期の短縮化を図ることができる。
また、互いに異なった処理を行う装置の群とした場合には、ウェーハポート16に載置された処理済ウェーハが、他のウェーハ搬送ロボット18により引き取られ、当該他のウェーハ搬送ロボット18に対応する製造装置10に搬送されて、この製造装置10にて該当する処理が行われる。この処理順は、例えば図中では#1→#4となっている。なお、図中では、キャリアAにセットされた半導体ウェーハの処理が済むと、続いてキャリアBの半導体ウェーハの処理が行われるようになっている。
このようにすることで、例えば図2に示したように、製造装置10のうち#2および#3の間のウェーハポート16にて故障30が生じても、各ウェーハ搬送ロボット18は別個独立に動作する。一方で、各製造装置10は、各々独立してキャリアポート等を有するため、仮に全部のウェーハポート16が故障しても、各製造装置10のウェーハ搬送ロボット18が動作していれば、その製造装置10で独立して半導体ウェーハの処理を行うことができる。
また、ウェーハ搬送装置21の両端以外に、ウェーハ搬送ロボット18が届く範囲にウェーハポート16がある場合には、隣接するウェーハポート16以外からも半導体ウェーハを引き取ることができる。このため、図2に示したようなウェーハポートに故障30が生じても、ウェーハ搬送ロボット18が届く範囲のウェーハポート16のすべてを使って、半導体ウェーハを搬送することが可能になる。
例えば、キャリアAにセットされた半導体ウェーハの処理の途中で、故障30が生じた場合であっても、#3の製造装置10では#2の製造装置10からのキャリアAの半導体ウェーハが搬送されてこないが、他のキャリアC,Dにセットされた半導体ウェーハの処理を行うことができる。全体としての工期には影響しないことになる。また、#3の製造装置10に設けられたウェーハ搬送ロボット18が、#1および#2の製造装置10の間に設けられているウェーハポート16に届く場合には、故障が生じているウェーハポート16を経由しなくても#1または#2の製造装置の間のウェーハポートから直接半導体ウェーハを取り出すことができる。しがたって、いずれの場合においても工期全体には大きな影響を及ぼさない。
図3は、第一の実施形態の変形例を示す図である。この図に示される半導体生産システム52において、第1のウェーハポート16aから第2のウェーハポート16bに半導体ウェーハの受け渡しを行うための動作を行うウェーハ受渡ロボット22および図示しないが当該ウェーハ受渡ロボット22が360度回転するための回転手段を備えた第1のウェーハ受渡装置をさらに含むこと以外は、前記第一の実施形態と同様の構成を有する。
この変形例によれば、各製造装置10のウェーハ搬送装置18とは独立にウェーハの搬送を行うウェーハ受渡ロボット22を設けることで、第一の実施形態と同様に、ウェーハポート16a,16bを処理済ウェーハの載置台として用いることができる上に、製造装置10での処理と連動したウェーハ搬送系とは独立したウェーハ搬送系として用いることができるようになる。
また、この場合においても、ウェーハ受渡ロボット22に隣接する場所以外に、ウェーハ受渡ロボット22が届き、半導体ウェーハを載置できる範囲にウェーハポート16がある場合には、隣接するウェーハポート16以外からも半導体ウェーハを引き取ることができる。
また、図1,図3の半導体生産システム50または52では、ウェーハポートにより各製造装置を連結するため、同一のロットに含まれる複数のキャリアで搬送される半導体ウェーハを、複数の製造装置で同時に処理することが可能になる。このため、ロット分割/統合の必要がなくなり、時間短縮にもつながる。
これにより、製造装置10の連結部分における故障時などに、より速やかに対応することができるようになる。
(第二の実施形態)
図4は、半導体生産システムの第二の実施形態を示す図である。
図4に示した半導体生産システム60において、複数の製造装置10を備える半導体生産システム50aおよび50bが、第1のウェーハポート24a、前記第1のウェーハ受渡ロボット22と同様の作用を有する第2のウェーハ受渡ロボット26、第2のウェーハポート24bにて連結されている。なお、半導体生産ライン60は、上記実施形態で説明したような構成を有しており、第一の半導体生産ライン50aには#1〜#4の製造装置10が含まれており、第二の半導体生産ライン50bには#5〜#8の製造装置10が含まれている。
また、各製造装置10での処理工程は、生産管理システム32にて管理されている処理工程にしたがって、生産指示システム34からの指示により制御されるようになっている。生産管理システム32では、要求されている工期がキャリア単位で登録されており、生産指示システム34では、生産管理システム32からの工期情報にしたがって各製造装置10または半導体生産ライン50a,50bの処理能力から、要求されている工期に沿った生産指示を各製造装置10に送るようになっている。
さらに、半導体生産ライン60にて処理された処理済ウェーハを図示されない他の半導体生産ラインへ搬送する搬送ロボット29および当該搬送ロボット29を移動させるガイド27を備える工程間搬送装置28が設けられている。
この実施形態によれば、例えば、生産管理システム32では、キャリアAにセットされた半導体ウェーハの工期と、キャリアCにセットされた半導体ウェーハの工期とが登録されており、それぞれの工期および各製造装置の処理能力から#1〜#3の製造装置10にはキャリアAの半導体ウェーハの処理を、#4〜#8の製造装置10にはキャリアCの半導体ウェーハの処理をそれぞれ行うように、各半導体生産ライン50a,50bが制御される。
一方で、キャリアCの半導体ウェーハの処理が、#4の製造装置10および#5の製造装置10において、第一の半導体生産ライン50aおよび第二の半導体生産ライン50bをまたがるため、#4の製造装置10で生じる処理済ウェーハは一度第1のウェーハポート24aに載置され、さらに第2のウェーハ受渡装置26にて第2のウェーハポート24bに搬送されて、第2の半導体生産ライン50bに導入される。このように異なる半導体生産ライン間でキャリアを受け渡す必要が出たときに、半導体生産ライン間で円滑な半導体ウェーハの搬送を行うことができるようになる。
例えば、同じ製品の同じ処理工程であっても、ロットが異なると処理する半導体ウェーハの数や、要求される工期が異なるのが通常である。例えば、同じ工期で処理を済ませることが要求される複数のロットにおいて、半導体ウェーハの数が多いロットの処理には多くの製造装置を割り当てるようにし、半導体ウェーハの数が少ないロットの処理には多くの製造装置を割り当てる必要がないので、少ない製造装置を割り当てるようにする。また、例えば同じ数の半導体ウェーハでも、工期の長いロットでは割り当てる製造装置を少なく、工期の短いロットでは割り当てる製造装置を増やすようにする。
したがって、各ロットに要求される工期を満たしながら、異なるロットの半導体ウェーハの処理を同時に行うように各半導体生産ラインおよび各製造装置の処理を管理することができ、より有効な工期の制御、管理をすることが可能になる。
図5は、第二の実施形態の変形例を示す図であり、この半導体生産ライン60’において、同種の処理を行う製造装置10aのみから構成される第1の半導体生産ライン50dと、異種の処理を行う製造装置10a,10bから構成される第2の半導体生産ライン50cとが設けられている。両半導体生産ラインを連結するように、第1のウェーハポート24a、第2のウェーハ受渡ロボット26、第2のウェーハポート24bが設けられていること以外は、図5の半導体生産システムと同様の構成を有する。
この変形例によれば、製造装置10aと10bとの間で処理が連続する場合に、例えばまず製造装置10aにて半導体ウェーハに処理を行い、続けて製造装置10bにてこの処理済の半導体ウェーハに所定の処理を行うことができる。
このように、ひとつの半導体生産ラインの中に異種の処理を行う製造装置が含まれていても、有効な工程管理を行うことができるような半導体生産システムとすることができる。
(半導体生産ラインシステム)
図6は、半導体生産ラインシステムの実施形態を示す図であり、工程Aを行う製造装置11aを行う生産工程ライン60a、工程Bを行う製造装置11bを含む生産工程ライン60b、工程Cを行う製造装置11cを含む生産工程ライン60c、工程Dを行う製造装置11dを行う生産工程ライン60d、工程Eを行う製造装置11eを行う生産工程ライン60e、工程Fを行う製造装置11fを行う生産工程ライン60fを備える。
ここで、各生産工程ライン60a〜60fは、単一の半導体生産ライン(第一の実施形態)で構成されてもよいし、複数の半導体生産ラインが連結されて(第二の実施形態)で構成されてもよい。
また、これらの生産工程ラインの間で一の生産工程ラインから他の生産工程ラインに半導体ウェーハを搬送する搬送ロボット29a〜29cを含む工程間搬送装置28が設けられる。
この実施形態によれば、工程a〜工程fが互いに連続する処理工程であっても、連続しない工程が含まれていても、各半導体生産ラインでは別個独立に半導体ウェーハの処理が行われる。また、工程間搬送装置28にて、各生産工程ラインを連結することで、任意に処理工程を組合せても、この全工程管理を行うことが容易になる。
また、従来であれば、特に全工程が連続する場合に、どこか一箇所の製造装置において故障などが生じた場合に、その影響は全処理工程に及んで、その結果、半導体生産ラインシステムが大きくなるほど工期の管理を行うことが困難であった。一方で、本実施形態では、故障が生じることで工期が遅くなるリスクを各生産工程ラインに分散する、すなわち複数の半導体生産ラインで構成される各生産工程ライン単位でリスク対処して、その全体への影響を最小限にとどめることができる。
これにより、半導体生産ラインシステムの規模が大きくなっても、有効な工期の管理を行うことができるようになる。
以上、各実施形態によれば、搬送系の故障による生産停止のリスクを負うことなく、工期短縮などの工期の制御が可能になる。
半導体生産システムの第一の実施形態を示す図である。 前記第一の実施形態で、製造装置の連結部分で故障が生じた状態を示す図である。 前記第一の実施形態の変形例を示す図である。 半導体生産システムの第二の実施形態を示す図である。 前記第二の実施形態の変形例を示す図である。 半導体生産ラインシステムの実施形態を示す図である。 従来の半導体生産ラインの一例を示す図である。 従来の半導体生産ラインの他の一例を示す図である。
符号の説明
10 製造装置
16,16a,16b ウェーハポート
18 ウェーハ搬送ロボット
22 第1のウェーハ受渡ロボット
26 第2のウェーハ受渡ロボット
28 工程間搬送装置
32 生産管理システム
34 生産指示システム
50,52 半導体生産システム
50a,50b 半導体生産ライン
60a〜60f 生産工程ライン
70 半導体生産ラインシステム

Claims (6)

  1. 複数の半導体製造装置と、
    前記各半導体製造装置にて処理済の半導体ウェーハを搬送するために半導体製造装置ごとに設けられるウェーハ搬送ロボットと、
    前記処理済の半導体ウェーハを載置するために、前記一のウェーハ搬送ロボットと他のウェーハ搬送ロボットとの間を連結して設けられるウェーハポートとを含み、
    一のウェーハ搬送ロボットが前記半導体ウェーハを前記ウェーハポートに載置し、他のウェーハ搬送ロボットが当該ウェーハポートより当該半導体ウェーハを受け取るように構成されたことを特徴とする半導体生産システム。
  2. 請求項1に記載の半導体生産システムにおいて、
    一のウェーハポートから他のウェーハポートに半導体ウェーハの受け渡しを行う第1のウェーハ受渡ロボットをさらに含むことを特徴とする半導体生産システム。
  3. 請求項1または2に記載の複数の半導体生産システムと、
    前記一の半導体生産システムから他の半導体生産システムに半導体ウェーハの受け渡しを行う第2のウェーハ受渡ロボットと、
    を含む半導体生産システム。
  4. 請求項3に記載の半導体生産システムにおいて、
    前記複数の半導体生産システムには、異なる複数の種類の処理工程を行う半導体製造装置を備える半導体生産システムも含まれることを特徴とする半導体生産システム。
  5. 請求項3または4に記載の半導体生産システムにおいて、
    前記半導体ウェーハの製造工程を管理する工程管理部と、
    前記工程管理部にて管理される製造工程にしたがって前記各半導体製造装置での製造工程処理を他の製造工程処理に切り替えるよう制御する制御装置と
    をさらに含むことを特徴とする半導体生産システム。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の半導体生産システムの少なくともひとつを備える複数の生産工程ラインと、
    前記一の生産工程ラインから他の生産工程ラインに半導体ウェーハを搬送する工程間搬送装置と、を含む半導体生産ラインシステム。
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