JP2005284780A - 有軌道台車システム - Google Patents
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Abstract
【構成】 処理設備EQ1,EQ2のエリアセンサ14にリレーを介して非常電源PS2を接続し、処理設備の電源を落とすと非常電源でセンサを動作させる。
【効果】 メンテナンスで処理設備の電源を落としても、ロードポート付近の人をエリアセンサで検出できる。
【選択図】 図1
Description
この発明はスタッカークレーンなどの有軌道台車システムに関し、特に処理設備の付近を監視するセンサに関する。
クリーンルームなどでは、処理設備への物品の搬送にスタッカークレーンや他の有軌道台車などを用いたシステムが用いられている。処理設備にはエリアセンサなどのセンサを設けて、人や先行の有軌道台車などの障害物の有無を検出し、障害物が存在する場合、該当するエリアをブロックして有軌道台車の進入を禁止し、人や先行台車と有軌道台車との干渉を防止する。
エリアセンサなどのセンサは処理設備の一部なので、処理設備の電源で動作する。そして発明者は、処理設備のメンテナンスなどで電源を落とすとセンサも動作を停止し、メンテナンス作業者がいる処理設備へ向けて有軌道台車が進入することがあることを見出した。このことは非常に危険であり、発明者はメンテナンスの開始前に該当エリアを有軌道台車に対して走行不許可にすることも検討したが、これでは実際にメンテナンスを行っていない場合でも、またメンテナンス終了後に走行不許可を解除するまでは、有軌道台車の走行が制約を受けてしまう。
この発明の課題は、メンテナンスなどで処理設備の電源を落とした際に、人と有軌道台車との干渉を防止し、しかも有軌道台車の走行を規制する時間を最小にすることにある。
請求項2,3の発明での追加の課題は、このための具体的な構成を提供することにある。
請求項2,3の発明での追加の課題は、このための具体的な構成を提供することにある。
この発明は、走行レールにガイドされながら走行スペースを走行し処理設備へ物品を搬送する有軌道台車を備えると共に、走行スペースでの障害物を検出するためのエリアセンサを設けて、障害物の検出時に処理設備の前面の走行スペースへの有軌道台車の進入を禁止するようにしたシステムにおいて、エリアセンサを処理設備の電源以外の電源で作動自在にして、処理設備の電源がオフしても該エリアセンサが作動するようにしたことを特徴とする。
好ましくは、処理設備の電源と非常電源などの予備電源との2系統の電源をスイッチを介してエリアセンサに選択的に接続して、処理設備の電源がオフすると予備電源でエリアセンサを作動させる。スイッチには例えばリレーを用い、例えば処理設備の電源がオフすると自動的に予備電源に切り替わるようにする。
また好ましくは、処理設備の上方に物品保管用の棚を設けて、棚の支柱を前記走行スペースに面して設け、かつ支柱にエリアセンサを設置し、処理設備の電源以外の電源、例えば有軌道台車システムの電源で作動させる。
この発明では、処理設備の電源がオフしても走行スペースの障害物をエリアセンサで監視できる。このためメンテナンスなどで処理設備の電源を落としても、メンテナンスを行う作業者と有軌道台車との干渉を防止できる。またメンテナンス時に該当する処理設備への有軌道台車の走行を一括して禁止する場合と異なり、人などが走行スペースにいなければ有軌道台車は進入可能であり、有軌道台車の進入を禁止する時間を短くできる。
請求項2の発明では、処理設備の電源がオフすると予備電源でエリアセンサを作動させるので、1系統のエリアセンサで簡単に走行スペースの監視を続けることができる。
請求項3の発明では、棚の支柱を利用してエリアセンサを設け、処理設備の電源以外の電源で作動させるので、処理設備を加工・変更する必要がない。なお処理設備の上方に棚を設けると、処理設備に物品を供給できない場合に物品を一時保管し、供給が可能になると短時間で供給できる。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図4に、実施例とその変形とを示す。図1の有軌道台車システム2において、4は有軌道台車で走行レール6に沿って走行し、保管庫8に搬送中の物品、例えば半導体のキャリアや液晶の基板、を保管し、10はその扉である。走行レール6の周囲で有軌道台車4が走行するスペースを走行スペースと呼び、走行スペースは例えばクリーンルーム内のベイなどに沿って設けられ、走行スペースに面して処理設備EQ1,EQ2などが配置されている。また走行スペースに沿って、処理設備EQ1,EQ2以外に、物品の保管用の棚などを配置しても良い。12は処理設備EQ1,EQ2に設けた扉で、扉12のある位置をロードポートと呼び、有軌道台車4はロードポートに接して停止し、扉10,12を開閉して物品をやりとりする。もちろん扉10,12は、走行スペースのクリーン度が高い場合などは不要である。
14はエリアセンサで、例えば処理設備毎に設け、光センサや超音波センサなどを用い、図1の鎖線で示すようにロードポートの付近の人や先行台車などの障害物を検出する。エリアセンサ14からの信号は束線15を介して処理設備制御部16へ送信され、エリアセンサ14は処理設備毎の電源PSと非常電源PS2とにリレーRを介して接続されている。リレーRのメーク接点が処理設備毎の電源PSに接続され、ブレーク接点が非常電源PS2に接続されているので、処理設備毎の電源PSがオフすると、リレーRが作動して、センサ14は非常電源PS2に接続される。エリアセンサ14からの信号は例えば処理設備制御部16を介して有軌道台車制御部18へ送出され、赤外線通信などにより有軌道台車4に送信される。この結果、エリアセンサ14がメンテナンスなどで作業している人や、先行の台車などを検出すると、この信号が制御部16,18を介して有軌道台車4に送られ、有軌道台車4は人や先行の台車との干渉を防止するように停止する。従ってメンテナンスなどのために人が走行スペース内に入り込み、メンテナンスする処理設備の電源をオフしても、非常電源PS2によりエリアセンサ14が動作するので、有軌道台車4と衝突するなどの事故を防止できる。
図2にスタッカークレーン20と棚とを用いた変形例を示すと、スタッカークレーン20は移載装置付の昇降台22を昇降させて物品を搬送し、24はスタッカークレーンの走行レールである。処理設備と処理設備の間には棚の支柱26を設けて、各支柱26毎に、あるいは1本置きの支柱26毎にエリアセンサ28を設けて、走行スペース上の人や先行台車などの障害物を監視する。エリアセンサ28の設置高さは、例えば人の胴などと同じ高さにし、水平方向に監視する。しかしながら、エリアセンサ28をより低い高さや、人の背よりも高い高さに配置して鉛直方向斜めに障害物を監視しても良い。エリアセンサ28の信号は束線29を介してクレーン制御部30へ送られ、エリアセンサ28は棚側電源PS3により動作する。なお棚に電源がない場合、スタッカークレーン20側のシステムの電源を適宜に用いる、あるいは処理設備用の非常電源PS2を用いるなどとすればよい。図2の変形例では、処理設備に設けたエリアセンサ14の他に、棚の支柱26に設けたエリアセンサ28が必要であるが、処理設備に加工を施さずに、エリアセンサ28を設けることができる。また図2の変形例は、エリアセンサ14,28による二重安全形の監視システムである。ただし処理設備側のエリアセンサ14を設けず、棚の支柱側のエリアセンサ28のみを設けても良い。
図3に、図1の実施例の動作を示すと、エリアセンサの電源をチェックし、電源が異常な場合(例えば電源が断)、リレーが作動して物電源の非常電源からエリアセンサに電源が供給され、各処理設備の前面の走行スペースに人や先行台車などの障害物が存在すると、有軌道台車の進入を禁止する。これによって、処理設備の電源がオフしている場合でも、人と有軌道台車などの干渉を防止できる。またメンテナンスを行う期間の間、一律に有軌道台車の進入を防止するのではないので、効率的である。
図4に図2の変形例の動作を示すと、2つのエリアセンサ14,28で二重に走行スペース内の障害物を検出し、いずれかのエリアセンサで障害物を検出すると、スタッカークレーンの進入を防止する。
2 有軌道台車システム
4 有軌道台車
6 走行レール
8 保管庫
10,12 扉
14 エリアセンサ
15 束線
16 処理設備制御部
18 有軌道台車制御部
20 スタッカークレーン
22 昇降台
24 走行レール
26 棚の支柱
28 エリアセンサ
29 束線
30 クレーン制御部
EQ1,EQ2 処理設備
PS 処理設備毎の電源
PS2 非常電源
PS3 棚側電源
R リレー
4 有軌道台車
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18 有軌道台車制御部
20 スタッカークレーン
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26 棚の支柱
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30 クレーン制御部
EQ1,EQ2 処理設備
PS 処理設備毎の電源
PS2 非常電源
PS3 棚側電源
R リレー
Claims (3)
- 走行レールにガイドされながら走行スペースを走行し処理設備へ物品を搬送する有軌道台車を備えると共に、走行スペースの障害物を検出するためのエリアセンサを設けて、障害物の検出時に前記処理設備の前面の走行スペースへの有軌道台車の進入を禁止するようにしたシステムにおいて、
前記エリアセンサを処理設備の電源以外の電源で作動自在にして、処理設備の電源がオフしても該エリアセンサが作動するようにしたことを特徴とする有軌道台車システム。 - 処理設備の電源と予備電源との2系統の電源をスイッチを介して前記エリアセンサに選択的に接続して、処理設備の電源がオフすると予備電源でエリアセンサを作動させるようにしたことを特徴とする、請求項1の有軌道台車システム。
- 前記処理設備の上方に物品保管用の棚を設けて、該棚の支柱を前記走行スペースに面して設け、かつ前記支柱に前記エリアセンサを設置して、処理設備の電源以外の電源で作動させるようにしたことを特徴とする、請求項1の有軌道台車システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004098577A JP2005284780A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 有軌道台車システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004098577A JP2005284780A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 有軌道台車システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005284780A true JP2005284780A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35183080
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005284780A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013071217A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 危険区域への入退管理システム |
WO2019064981A1 (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-04 | 三菱重工業株式会社 | 航空機のセンサモジュール及び航空機のセンサシステム |
JP2019077544A (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-23 | 株式会社ダイフク | 物品収納設備 |
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2004
- 2004-03-30 JP JP2004098577A patent/JP2005284780A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019064981A1 (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-04 | 三菱重工業株式会社 | 航空機のセンサモジュール及び航空機のセンサシステム |
JP2019061545A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | 三菱重工業株式会社 | 航空機のセンサモジュール及び航空機のセンサシステム |
JP2019077544A (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-23 | 株式会社ダイフク | 物品収納設備 |
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