JP2005282645A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 保持器の強度を損なうことなく、外輪を含む全ての部位に関して十分な潤滑性能を得ることができるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】 本発明のトロイダル型無段変速機における保持器9は、外輪7b側に配置される第1の保持体9Aと、この第1の保持体9Aと対向して内輪7a側に配置されるとともに第1の保持体9Aと協働して転動体8を保持する第2の保持体9Bとから成り、第1の保持体9Aには、トラニオン4側からの潤滑油を通過させるための油穴44が設けられ、第1の保持体9Aと第2の保持体9Bは、その間に、油穴44を通じて流れる潤滑油を溜めるための油溜まり空間Sを形成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車や各種産業機械の変速機などに利用可能なトロイダル型無段変速機に関する。
図5は、一般的なトロイダル型無段変速機の要部を示すものであり、トルク入力軸としての回転軸1の周囲には、それぞれの内周面同士を互いに対向させた入力側ディスク2と出力側ディスク3とが回転自在に支持されている。この場合、入力側ディスク2は、回転軸1の軸方向への移動が可能となるように、回転軸1に対して駆動結合され、一方、出力側ディスク3は、入力側ディスク2から離れる方向への移動が制限されるように、入力側ディスク2と対向して取り付けられている。
また、入力側ディスク2と出力側ディスク3との間には、両ディスク2,3の中心軸に対し捻れの位置にある枢軸(図示しない)を中心として揺動するトラニオン4が設けられている。このトラニオン4には変位軸5が設けられ、この変位軸5の周囲には、入力側ディスク2と出力側ディスク3との間に挟持された状態で回転自在に支持されたパワーローラ6が設けられている。さらに、パワーローラ6とトラニオン4との間には、このパワーローラ6に加わるスラスト方向の荷重を支承するスラスト転がり軸受(スラスト玉軸受)7が設けられている。
入力側ディスク2および出力側ディスク3の内周面2a,3aはそれぞれ断面が円弧状の凹面であり、パワーローラ6の周面(トラクション面)6aは球面状の凸面であり、この周面6aと内周面2a,3aとが互いに当接している。スラスト転がり軸受7は、パワーローラ6によって形成される内輪7aと、外輪7bと、内輪7aおよび外輪7bの転動面に保持されている複数の転動体8と、これら複数の転動体8を転動自在に保持する保持器9とを備えている。言い換えると、パワーローラ6の大端面6bにスラスト転がり軸受7の内輪軌道22が形成されるとともに、外輪7bの内側面19にスラスト転がり軸受7の外輪軌道24が形成されている。そして、転動体8は、パワーローラ6と外輪7bとに挟持されて周方向に転動し、また、これらの転動体8がそれぞれ内輪軌道22、外輪軌道24に沿って適切な間隔を保ちつつ転動するように、保持器9が組み合わされる。なお、保持器9には、転動体8を転動自在に収容するためのポケット11が、周方向に沿って所定の間隔で複数設けられている。
上記構成のトロイダル型無段変速機においては、入力側ディスク2が回転すると、パワーローラ6を介して出力側ディスク3が逆回転するため、回転軸1に入力された回転運動は、逆回転運動として出力側ディスク3へと伝達されて取り出される。この際、パワーローラ6の周面6aが入力側ディスク2の外周付近と出力側ディスク3の中心付近とにそれぞれ当接するように変位軸5の傾斜角度を変化させると、回転軸1から出力側ディスク3と連結される出力ギアへの増速が行なわれ、これとは逆に、パワーローラ6の周面6aが入力側ディスク2の中心付近と出力側ディスク3の外周付近とにそれぞれ当接するように変位軸5の傾斜角度を変化させると、回転軸1から前記出力ギアへの減速が行なわれる。更に、両者の中間の変速比についても、変位軸5の傾斜角度を適当に調節することにより、ほぼ無段階に得ることができる。なお、変位軸5(パワーローラ6の回転軸)の傾斜角度は、前記枢軸を中心としたトラニオン4の揺動に応じて変化する。
このように、トロイダル型無段変速機は、2枚のディスク2,3の中間にパワーローラ6を挟み込み、トラクションドライブによって大きな接線力を伝えることにより動力伝達を行なう。そのため、従来から、軸方向の荷重および回転を支持するために前記スラスト転がり軸受7が使用されている。
このスラスト転がり軸受7は、ラジアル荷重を支持するラジアル軸受30等の軸受とは異なり、全ての転動体8で荷重を支持することができるため、大きなキャパシティを持つことができる。しかしながら、その保持器9は、限られた空間内に配置されるため、厚さが限られてしまう。そのため、従来、スラスト転がり軸受7の潤滑性を向上させるために、保持器9の内面および外面の両方にポケット11を横切るように油溝を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、油溝に加わる応力分布を軽減するものとして、油溝の断面を円弧状に形成する等の工夫が施されているものがある(例えば、特許文献2参照)。
実用新案登録第2603559号 特開2000−310308号公報
一般に、スラスト転がり軸受7は、全ての転動体8で荷重を均等に受けることができるようになっているが、外輪7bのバックアップの状態や取り付けミス等によって、荷重を均等に受けることができなくなる場合もある。そのような場合、内輪7aは、所定の点において回転しているため、荷重が大きい状態と小さい状態とが繰り返し発生するが、外輪7bは、回転していないため、特定の部位に大きい荷重が集中してしまう。また、その大きい荷重が集中する外輪部位では、発熱が激しくなり、最終的には剥離が発生してしまう虞がある。無論、このような発熱は、潤滑油を供給することである程度緩和されるが、潤滑油を多く供給しすぎると、攪拌抵抗が大きくなり、損失が多くなってしまう。
以上のような問題は、大荷重で且つ高速回転という過酷な状況下で使用されるトロイダル無段変速機のスラスト転がり軸受7にあっては、非常に深刻である。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、保持器の強度を損なうことなく、外輪を含む全ての部位に関して十分な潤滑性能を得ることができるトロイダル型無段変速機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のトロイダル型無段変速機は、それぞれの内周面同士を互いに対向させた状態で互いに同心的に且つ回転自在に支持された入力側ディスクおよび出力側ディスクと、前記入力側ディスクおよび前記出力側ディスクの中心軸に対し捻れの位置にある枢軸を中心として揺動するトラニオンと、このトラニオンに設けられた変位軸と、この変位軸の周囲に回転自在に支持された状態で、前記第1のディスクと第2のディスクとの間に挟持されたパワーローラと、このパワーローラと前記トラニオンとの間に設けられ、パワーローラに加わるスラスト方向の荷重を支承する軸受とを備え、前記軸受は、前記パワーローラの大端面にその軌道が形成される内輪と、外輪と、これら内輪および外輪の軌道面上で転動する複数の転動体と、これらの複数の転動体を転動自在に保持する保持器とから成るトロイダル型無段変速機であって、前記保持器は、前記外輪側に配置される第1の保持体と、この第1の保持体と対向して前記内輪側に配置されるとともに前記第1の保持体と協働して前記転動体を保持する第2の保持体とから成り、前記第1の保持体には、前記トラニオン側からの潤滑油を通過させるための油穴が設けられ、前記第1の保持体と前記第2の保持体は、その間に、前記油穴を通じて流れる潤滑油を溜めるための油溜まり空間を形成していることを特徴とする。
この請求項1に記載された発明においては、前記保持器が、前記外輪側に配置される第1の保持体と、この第1の保持体と対向して前記内輪側に配置されるとともに前記第1の保持体と協働して前記転動体を保持する第2の保持体とから成っている。すなわち、保持器が対向する2つの部材によって形成されている。しかも、前記第1の保持体と前記第2の保持体は、その間に、空間を形成している。そのため、保持器の軽量化を図ることができるとともに、高速回転時の遠心力を小さくすることが可能になる。また、外輪側に面する前記第1の保持体には、前記トラニオン側からの潤滑油を通過させるための油穴が設けられているため、前記トラニオン側からくる潤滑油を前記空間に溜めることができる。また、このように、前記空間を油溜まり空間として機能させれば、転動体の転動作用により、油溜まり空間から、転動体が転動する内輪および外輪のそれぞれの転動面へと、潤滑油を送り込むことができるため、転動面に円滑な潤滑が可能になる。すなわち、前記油溜まり空間、特に転動体の中心近傍から潤滑油が送り込まれることにより、転動体に潤滑油が当たり、転動体の回転の勢いで潤滑油も転動面の接触点間に入る。そのため、回転していない外輪側にも十分な潤滑を行なうことができ、特に外輪の発熱を抑えることができるため、軸受部の長寿命化に繋がる。また、外輪からの油を確実に捕らえて溜めることができるため、潤滑油量を削減することが可能となり、また、トランスミッションのポンプを小さくすることができ、効率向上に繋がる。
また、請求項2に記載のトロイダル型無段変速機は、請求項1に記載された発明において、前記第1の保持体には、前記転動体を転動自在に収容保持するためのポケットが、周方向に所定の間隔で設けられ、前記油穴は、前記ポケットよりも径方向内側に設けられていることを特徴とする。
この請求項2に記載された発明においては、油穴がポケットを横切らないで済むため、保持器の強度を上げることができる。
また、請求項3に記載のトロイダル型無段変速機は、請求項1に記載された発明において、前記第1の保持体には、前記転動体を転動自在に収容保持するためのポケットが、周方向に所定の間隔で設けられ、前記油穴は、前記ポケットと径方向で重ならないように設けられていることを特徴とする。
この請求項3に記載された発明においては、ポケットと油穴とが位相を異にして設けられているため、保持器の更なる強度確保を図ることができる。そのため、保持器の薄肉化も可能となり、高速・高負荷用のスラスト軸受として使用することも可能になる。
本発明のトロイダル型無段変速機は、対向する2つの保持体によって保持器が形成されるとともに、前記保持体同士の間に油溜まり空間が形成されている。しかも、前記油溜まり空間に潤滑油を供給するための油穴が特定の位置に形成されている。そのため、保持器の強度を損なうことなく、外輪を含む全ての部位に関して十分な潤滑性能を得ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、本発明の特徴は、保持器の構造を改良した点にあり、その他の構成および作用は前述した従来の構成および作用と同様であるため、以下においては、本発明の特徴部分についてのみ言及し、それ以外の部分については、図5と同一の符号を付してその詳細な説明を省略することにする。
図1は、本発明の実施形態に係るトロイダル無段変速機の要部断面図である。図示のように、パワーローラ6と図示しないトラニオン4との間には、パワーローラ6に加わるスラスト方向の荷重を支承するスラスト転がり軸受(スラスト玉軸受)7が設けられている。スラスト転がり軸受7は、パワーローラ6によって形成される内輪7aと、外輪7bと、内輪7aおよび外輪7bの転動面に保持されている複数の転動体8と、これら複数の転動体8を転動自在に保持する保持器9とを備えている。
保持体9は、銅合金、樹脂、鋼等から成り、外輪7b側に配置される断面がコの字型の略環状の第1の保持体9Aと、内輪7a側に配置され且つ第1の保持器9Aとの間に空間Sを形成するように第1の保持器9Aに対して例えば接合される断面がコの字型の略環状の第2の保持体9Bとから成る。
図2にも示すように、第1の保持体9Aには、転動体8を転動自在に収容保持する第1のポケット40が周方向に所定の間隔で設けられている。また、第2の保持体9Bにも、同様に、転動体8を転動自在に収容保持する第2のポケット42が周方向に所定の間隔で設けられている。また、第1および第2の保持体9A,9Bは、第1のポケット40と第2のポケット42とが互いに対向するように配置されている。すなわち、これら2つの保持体9A,9Bは、互いに対向する第1および第2のポケット40,42により、転動体8を協働して保持するようになっている。
また、第1の保持体9Aには、トラニオン4側からの潤滑油を空間Sへと通過させるための油穴44が設けられている。そして、第1の保持体9Aと第2の保持体9Bとの間に形成される空間Sは、油穴44を通じて流れる潤滑油を溜めるための油溜まり空間として機能するようになっている。なお、油穴44は、ポケット40よりも径方向内側に設けられている。
以上のように、本実施形態において、保持器9は、外輪7b側に配置される第1の保持体9Aと、この第1の保持体9Aと対向して内輪7a側に配置されるとともに第1の保持体9Aと協働して転動体8を保持する第2の保持体9Bとから成っており、また、第1の保持体9Aと第2の保持体9Bは、その間に、空間Sを形成している。そのため、保持器9の軽量化を図ることができるとともに、高速回転時の遠心力を小さくすることが可能になる。
また、外輪7b側に面する第1の保持体9Aには、トラニオン4側からの潤滑油を通過させるための油穴44が設けられているため、トラニオン4側からくる潤滑油を空間Sに溜めることができる。また、このように、空間Sを油溜まり空間として機能させれば、転動体8の転動作用により、油溜まり空間Sから、転動体8が転動する内輪7aおよび外輪7bのそれぞれの内輪軌道22、外輪軌道24へと、潤滑油を送り込むことができるため、内輪軌道22、外輪軌道24に円滑な潤滑が可能になる。そのため、特に、回転していない外輪7b側にも十分な潤滑を行なうことができ、外輪7bの発熱を抑えて、軸受部の長寿命化を図ることができる。また、外輪7bからの油を確実に捕らえて溜めることができるため、潤滑油量を削減することが可能となり、また、トランスミッションのポンプを小さくすることができ、効率向上に繋がる。
また、本実施形態において、第1の保持体9Aには、転動体8を転動自在に収容保持するためのポケット40が周方向に所定の間隔で設けられ、油穴44がポケット40よりも径方向内側に設けられている。このような配置構成によれば、油穴44がポケット40を横切らないで済むため、保持器9の強度を上げることができる。
図3は、油穴44の配置形態が異なる変形例を示している。この変形例において、油穴44は、ポケット40と径方向で重ならないように設けられている。このように、ポケット40と油穴44とが位相を異にして設けられていれば、保持器9の更なる強度確保を図ることができる。そのため、保持器9の薄肉化も可能となり、高速・高負荷用のスラスト軸受として使用することも可能になる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは言うまでもない。例えば、油穴44およびポケット40,42の位置および数は、前述した実施形態で設定された位置および数に限定されず、任意の位置および数を設定することができる。また、前述した実施形態におけるスラスト転がり軸受7は、転動体が接触角をもったアンギュラ型スラスト転がり軸受であっても良い。また、前述した実施形態においては、外輪7bと変位軸5とが別体として形成されているが、図4に示すように、一体として形成されていても良い。さらに、図4に示すように、第1および第2の保持体内径に油穴をあけてもよい。また、前述した実施形態では、第1の保持体9Aにのみ油穴44が設けられているが、内輪7a側から潤滑油を供給できる油路が設けられている場合には、第2の保持体9Bにも油穴が形成されていても良い。
本発明は、シングルキャビティ型やダブルキャビティ型など、様々なタイプのトロイダル型無段変速機に適用することができる。
本発明の実施形態に係るトロイダル型無段変速機の変位軸周りの断面図である。 保持器の第1の保持体の平面図である。 変形例に係る第1の保持体の平面図である。 本発明の他の実施の形態に係るトロイダル型無段変速機の要部断面図である。 従来のトロイダル型無段変速機の変位軸周りの詳細な断面図である。
符号の説明
2 入力側ディスク
3 出力側ディスク
4 トラニオン
5 変位軸
6 パワーローラ
7 スラスト転がり軸受
7a 内輪
7b 外輪
8 転動体
9 保持器
9A 第1の保持体
9B 第2の保持体
40,42 ポケット
44 油穴
S 油溜まり空間

Claims (3)

  1. それぞれの内周面同士を互いに対向させた状態で互いに同心的に且つ回転自在に支持された入力側ディスクおよび出力側ディスクと、前記入力側ディスクおよび前記出力側ディスクの中心軸に対し捻れの位置にある枢軸を中心として揺動するトラニオンと、このトラニオンに設けられた変位軸と、この変位軸の周囲に回転自在に支持された状態で、前記第1のディスクと第2のディスクとの間に挟持されたパワーローラと、このパワーローラと前記トラニオンとの間に設けられ、パワーローラに加わるスラスト方向の荷重を支承する軸受とを備え、前記軸受は、前記パワーローラの大端面にその軌道が形成される内輪と、外輪と、これら内輪および外輪の軌道面上で転動する複数の転動体と、これらの複数の転動体を転動自在に保持する保持器とから成るトロイダル型無段変速機において、
    前記保持器は、前記外輪側に配置される第1の保持体と、この第1の保持体と対向して前記内輪側に配置されるとともに前記第1の保持体と協働して前記転動体を保持する第2の保持体とから成り、
    前記第1の保持体には、前記トラニオン側からの潤滑油を通過させるための油穴が設けられ、
    前記第1の保持体と前記第2の保持体は、その間に、前記油穴を通じて流れる潤滑油を溜めるための油溜まり空間を形成していることを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  2. 前記第1の保持体には、前記転動体を転動自在に収容保持するためのポケットが、周方向に所定の間隔で設けられ、
    前記油穴は、前記ポケットよりも径方向内側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
  3. 前記第1の保持体には、前記転動体を転動自在に収容保持するためのポケットが、周方向に所定の間隔で設けられ、
    前記油穴は、前記ポケットと径方向で重ならないように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
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