JP2005279751A - インサート部品の成形方法、及び、インサート部品 - Google Patents

インサート部品の成形方法、及び、インサート部品 Download PDF

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Abstract

【課題】 生産性の向上及びコストの低減を図ることができるインサート部品の成形方法、及び、そのインサート部品を提供する。
【解決手段】 円筒形状を有し、この円筒形状の外周面に回転及び抜け止め用の縦凹部12及び横凹部13を有するインサート部品の成形方法であって、内径が異なる2段の筒形状で、且つ、大径部10aの外周面に型抜き方向に開放された縦溝部12a及び横溝部13aを有するインサート中間品14Aを成形する第1プレス工程と、小径部10cの内面を拡径方向にプレスして小径部10cの外周面で、且つ、縦溝部12a及び横溝部13aの型抜き方向の開放箇所を隆起させることによって回転及び抜け止め用の縦凹部及び横凹部を成形する第2プレス工程とから成形した。
【選択図】 図6

Description

本発明は、樹脂成形部にインサート成形され、樹脂成形部との間で回転したり、抜けたりしないように回転及び抜け止め用の凹部を有するインサート部品の成形方法、及び、そのインサート部品に関する。
例えば、自動車のコンプレッサにはエンジンからの回転を受けるためにプーリが設けられ、このプーリは軽量化、低コスト化の要求により、インサート部品をインサートした樹脂プーリが使用される。この種の従来のインサート部品、及び、その成形方向としては、特許文献1に開示されたものがある。
樹脂成形品である樹脂プーリ100は、図27に示すように、タイミングベルトが掛けられる樹脂製の樹脂プーリ本体101と、この樹脂プーリ本体101の内周面にインサート成形され、ベアリング(図示せず)のアウター側に圧入されるインサート部品102とから構成される。インサート部品102は、図28(a)に示すように、その外周面に周方向に周方向凹部103が形成されていると共に、図28(b)に示すように、周方向凹部103以外の外周面の箇所にローレット加工によるローレット凹部104が形成されている。そして、このように形成されたインサート部品102を樹脂プーリ本体101にインサート成形することによって、図27に示す樹脂プーリ100が作成される。
インサート部品102の周方向凹部103及びローレット凹部104には樹脂プーリ本体101の成形時に樹脂が流入し、周方向凹部103によってインサート部品102と樹脂プーリ本体101間の抜け止めが、ローレット凹部104によってインサート部品102と樹脂プーリ本体101間の回転止めが図られる。
特開平7−269680号公報
しかしながら、従来のインサート部品102の成形方法では、インサート部品102の外周面の外側方向から切削加工等を施すことにより、周方向凹部103及びローレット凹部104を作成していた。そのため、金型によるプレス工程とは別の機械的工程が必要であり、生産スピードが遅く、コストが高いという問題があった。
そこで、本発明は、生産性の向上及びコストの低減を図ることができるインサート部品の成形方法、及び、そのインサート部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、 筒形状を有し、この筒形状の外周面に回転及び抜け止め用の凹部を有するインサート部品の成形方法であって、内径が異なる2段以上の筒形状で、且つ、1以上の大径部の外周面に型抜き方向に開放された溝部を成形する第1プレス工程と、小径部の内面を拡径方向にプレスして小径部の外周面で、且つ、前記溝部の型抜き方向の開放箇所を隆起させることによって回転及び抜け止め用の凹部を成形する第2プレス工程とを備えたことを特徴とするインサート部品の成形方法である。
請求項2の発明は、請求項1記載のインサート部品の成形方法であって、前記内径が異なる2段以上の筒形状は、大径部と小径部の2段であることを特徴とするインサート部品の成形方法である。
請求項3の発明は、請求項1記載のインサート部品の成形方法であって、前記内径が異なる2段以上の筒形状は、大径部とこれより小径の中径部とこれより小径の小径部の3段であり、第1プレス工程では、前記大径部と前記中径部の各外周面に前記溝部を成形し、第2プレス工程では、前記中径部と前記小径部の内面を拡径方向にプレスして前記中径部と前記小径部の外周面を隆起させて2列の凹部を成形することを特徴とするインサート部品の成形方法。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3記載のインサート部品の成形方法であって、前記溝部は、前記大径部の外周面の周方向に間隔を置いて複数成形され、複数の溝部より互いに連通しない独立した凹部を成形したことを特徴とするインサート部品の成形方法である。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4記載のインサート部品の成形方法であって、前記凹部は、型抜き方向である軸方向に長い縦凹部と型抜き方向の直交方向である周方向に長い横凹部とであり、前記縦凹部と前記横凹部を周方向に交互に成形したことを特徴とするインサート部品の成形方法である。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項4記載のインサート部品の成形方法であって、前記凹部は、型抜き方向である軸方向に長い縦溝部と型抜き方向の直交方向である周方向に長い横溝部とを組み合わせた略T字凹部であり、この略T凹部を周方向に間隔を置いて成形したことを特徴とするインサート部品の成形方法である。
請求項7の発明は、請求項1〜請求項6記載のインサート部品の成形方法であって、樹脂プーリ本体にインサートされて樹脂プーリを作成するものであることを特徴とするインサート部品の成形方法である。
請求項8の発明は、筒形状を有し、この筒形状の外周面に回転及び抜け止め用の凹凸を有するインサート部品であって、内径が異なる2段以上の筒形状で、且つ、1以上の大径部の外周面に型抜き方向に開放された溝部を成形する第1プレス工程と、小径部の内面を拡径方向にプレスして小径部の外周面で、且つ、前記溝部の型抜き方向の開放箇所を隆起させることによって回転及び抜け止め用の凹部を成形する第2プレス工程とから成形されたことを特徴とするインサート部品である。
請求項9の発明は、請求項8記載のインサート部品であって、前記内径が異なる2段以上の筒形状は、大径部と小径部の2段であることを特徴とするインサート部品である。
請求項10の発明は、請求項8記載のインサート部品であって、前記内径が異なる2段以上の筒形状は、第1大径部とこれより小径の中径部とこれより小径の小径部の3段であり、第1プレス工程では、前記大径部と前記中径部の各外周面に前記溝部を形成し、第2プレス工程では、前記中径部と前記小径部の内面を拡径方向にプレスして前記中径部と前記小径部の外周面を隆起させて2列の凹部を形成することを特徴とするインサート部品である。
請求項11の発明は、請求項8〜請求項10記載のインサート部品であって、前記溝部は、前記大径部の外周面の周方向に間隔を置いて複数成形され、複数の溝部より互いに連通しない独立した凹部を形成したことを特徴とするインサート部品である。
請求項12の発明は、請求項8〜請求項11記載のインサート部品であって、前記凹部は、型抜き方向である軸方向に長い縦凹部と型抜き方向の直交方向である周方向に長い横凹部とであり、前記縦凹部と前記横凹部を周方向に交互に配置したことを特徴とするインサート部品である。
請求項13の発明は、請求項8〜請求項11記載のインサート部品であって、前記凹部は、型抜き方向である軸方向に長い縦溝部と型抜き方向の直交方向である周方向に長い横溝部とを組み合わせた略T字凹部であり、この略T字凹部を周方向に間隔を置いて配置したことを特徴とするインサート部品である。
請求項14の発明は、請求項1〜請求項6記載のインサート部品であって、樹脂プーリ本体にインサートされて樹脂プーリを作成するものであることを特徴とするインサート部品である。
請求項1の発明によれば、第1プレス工程によって大径部の外周面に溝部が成形され、第2プレス工程によって小径部が隆起されて溝部を利用した回転及び抜け止め用の凹部が成形される。従って、金型によるプレス工程とは別の機械的工程が必要なく、生産性の向上及びコストの低減を図ることができる。
請求項2の発明によれば、内径の異なる2段の筒形状より成形できるため、単純なプレス変形により作成できる。
請求項3の発明によれば、2列の凹部を成形するため、回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
請求項4の発明によれば、周方向に間隔をおいて複数の凹部がそれぞれ回転及び抜け止めに寄与するため、周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
請求項5の発明によれば、凹部の形状を単純なものにでき、且つ、周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
請求項6の発明によれば、周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
請求項7の発明によれば、樹脂プーリの成形について、金型によるプレス工程とは別の機械的工程が必要なく、生産性の向上及びコストの低減を図ることができる。
請求項8の発明によれば、第1プレス工程によって大径部の外周面に溝部が成形され、第2プレス工程によって小径部が隆起されて溝部を利用した回転及び抜け止め用の凹部が成形される。従って、金型によるプレス工程とは別の機械的工程が必要なく、生産性の向上及びコストの低減を図ることができる。
請求項9の発明によれば、内径の異なる2段の筒形状より成形できるため、2回によりプレス変形が複雑化しない。
請求項10の発明によれば、2列の凹部を成形するため、回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
請求項11の発明によれば、周方向に間隔をおいて複数の凹部がそれぞれ回転及び抜け止めに寄与するため、周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
請求項12の発明によれば、凹部の形状を単純なものにでき、且つ、周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
請求項13の発明によれば、周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
請求項14の発明によれば、樹脂プーリについて、金型によるプレス工程とは別の機械的工程が必要なく、生産性の向上及びコストの低減を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の第1実施形態を示し、図1は樹脂成形品である樹脂プーリ1の断面図、図2(a)はインサート部品3Aの一部平面図、図2(b)はインサート部品3Aの正面図、図2(c)はインサート部品3Aの一部底面図、図3は図2(b)のA1−A1線断面図、図4(a)は第1プレス工程によって成形されたインサート中間品14Aの平面図、図4(b)はインサート中間品14Aの正面図、図4(c)はインサート中間品14Aの一部底面図、図4(d)は図4(a)のA3−A3線断面図、図4(e)は図4(c)のA4−A4線断面図、図5は図4(b)のA2−A2線断面図、図6は第2プレス工程のプレス加工を示す断面図である。
図1に示すように、樹脂成形品である樹脂プーリ1は、タイミングベルト(図示せず)が掛けられる樹脂製の樹脂プーリ本体2と、この樹脂プーリ本体2の内周面にインサート成形され、ベアリング4のアウター側に圧入されるインサート部品3Aとから構成される。
インサート部品3Aは、図2(a)〜(c)及び図3に示すように、内径が1段の円筒形状の円筒部10と、この円筒部10の一端より内周側に突設された係止エッジ部11とから金属材で形成されている。円筒部10の外周面には等間隔の12箇所に凹部である縦凹部12と横凹部13が交互に形成されている。縦凹部12は、軸方向に細長い凹形状であり、横凹部13は円周方向に細長い凹形状である。
そして、このように形成されたインサート部品3Aが樹脂プーリ本体2にインサート成形されることによって、図1に示す樹脂プーリ1が作成されている。インサート部品3Aの縦凹部12及び横凹部13には樹脂プーリ本体2の成形時に樹脂が流入し、縦凹部12及び横凹部13によって回転及び抜け止めが図られている。具体的には、縦凹部12は軸方向に沿って広い溝側面を有するために、インサート部品3Aと樹脂プーリ本体2間の回転に対して大きな回転阻止力を、横凹部13は円周方向に沿って広い溝側面を有するために、インサート部品3Aと樹脂プーリ本体2間の抜けに対して大きな抜け止め力を発揮する。つまり、主に縦凹部12によってインサート部品3Aと樹脂プーリ本体2間の回転止めが、主に横凹部13によってインサート部品3Aと樹脂プーリ本体2間の抜け止めが図られている。
次に、上記インサート部品3Aの成形方法を図3〜図6を用いて説明する。先ず、2段の円周段差を有する第1内周金型(図示せず)と、円周方向に等間隔の12箇所に突起を有する第1外周金型(図示せず)とによって円板状の金属板をプレスする第1プレス工程を行う。これにより、図4及び図5に示すように、内径が異なる2段の円筒形状、つまり、大径部10aと小径部10cとから構成され、且つ、大径部10aの外周面に型抜き方向に開放された複数の縦溝部12a及び横溝部13aを有するインサート中間品14Aを成形する。縦溝部12aは、型抜き方向である軸方向に長い縦であり、横溝部13aは型抜き方向の直交方向である円周方向に長い横溝であり、これらが周方向の等間隔に交互に形成されている。
次に、図6に示すように、インサート中間品14Aの係止エッジ部11に対応する径の先端エッジ円柱部20aとインサート中間品14の大径部10aの内周径とほぼ同一外径を有するプレス円柱部20bとを有する第2内周金型20と、インサート中間品14Aの大径部10aの外周面とほぼ同一径のプレス受け円周面21aとインサート中間品14Aの係止エッジ部11を受ける内壁部21bとを有する第2外周金型21とによってインサート中間品14Aの小径部10cの内面を拡径方向にプレスする第2プレス工程を行う。これにより、小径部10cの外周面で、且つ、縦溝部12a及び横溝部13aの型抜き方向の開放箇所が隆起(拡径)され、縦溝部12a及び横溝部13aを利用して円周方向に等間隔に回転及び抜け止め用の縦凹部12及び横凹部13がそれぞれ成形される。
以上、上記インサート成形方法では、第1プレス工程によって大径部10aの外周面に縦溝部12a及び横溝部13aが成形され、第2プレス工程によって小径部10bが隆起されて縦溝部12a及び横溝部13aを利用した回転及び抜け止め用の縦凹部12及び横凹部13が成形される。従って、金型によるプレス工程とは別の機械的工程が必要なく、生産性の向上及びコストの低減を図ることができる。
第1実施形態では、インサート中間品14Aを2段の筒形状とすれば良いため、単純なプレス変形によってインサート部品3Aを作成できる。
第1実施形態では、縦溝部12a及び横溝部13aは、大径部10aの外周面の周方向に間隔を置いて複数成形され、複数の縦溝部12a及び横溝部13aより互いに連通しない独立した縦凹部12及び横凹部13が成形されたので、周方向に間隔をおいて配置される複数の縦凹部12及び横凹部13がそれぞれ回転及び抜け止めに寄与するため、周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
第1実施形態では、溝部は、型抜き方向である軸方向に長い縦溝部12aと型抜き方向の直交方向である円周方向に長い横溝部13aとであり、縦溝部12aと横溝部13aを周方向に交互に成形したので、凹部の形状を単純なものにでき、且つ、周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
図7は第1実施形態の変形例を示し、インサート部品3A’の一部平面図を示す、図7に示すように、この変形例のインサート部品3A’では、型抜き方向である軸方向に長い縦溝部15aと型抜き方向の直交方向である周方向に長い横溝部15aとを組み合わせた略T字凹部15であり、この略T凹部15が円周方向の等間隔に成形されている。
この変形例でも、周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
図8〜図11は本発明の第2実施形態を示し、図8(a)はインサート部品3Bの一部平面図、図8(b)はインサート部品3Bの正面図、図8(c)はインサート部品3Bの一部底面図、図9(a)は第1プレス工程によって成形されたインサート中間品14Bの平面図、図9(b)はインサート中間品14Bの正面図、図9(c)はインサート中間品14Bの一部底面図、図10は図9(b)のB−B線断面図、図11は第2プレス工程のプレス加工を示す断面図である。
インサート部品3Bは、図8(a)〜(c)に示すように、内径が1段の円筒状の円筒部10と、この円筒部10の一端に内周側に突設された係止エッジ部11とから金属材で形成されている。円筒部10の外周面には等間隔の12箇所に凹部である縦凹部12及び横凹部13がそれぞれ形成され、且つ、この縦凹部12及び横凹部13が軸方向に2列配置されている。つまり、第1実施形態では縦凹部12及び横凹部13が1列であったが、第2実施形態では縦凹部12及び横凹部13が2列に亘って形成されている点が相違し、他の構成は同一である。
次に、上記インサート部品3Bの成形方法を図9〜図11を用いて説明する。先ず、3段の内周段差を有する第1内周金型(図示せず)と、3段の内周段差を有し、且つ、円周方向に等間隔の12箇所に突起を有する第1外周金型(図示せず)とによって円板状の金属板をプレスする第1プレス工程を行う。これにより、図9及び図10に示すように、内径が異なる3段の円筒形状、つまり、大径部10aとこれより小径の中径部10bとこれより更に小径の小径部10cとから構成され、且つ、大径部10a及び中径部10b(小径部10cに対して大径)の外周面に型抜き方向に開放された複数の縦溝部12a及び横溝部13aを有するインサート中間品14Bを成形する。縦溝部12a及び横溝部13aは、円周方向の等間隔に交互に形成されている。
次に、図11に示すように、インサート中間品14Bの係止エッジ部11に対応する径の先端エッジ円柱部22aとインサート中間品14Bの中径部10b(小径部10cに対して大径)及び大径部10aの各内周径とほぼ同一外径を有する2段差のプレス円柱部22b,22cとを有する第2内周金型22と、インサート中間品14Aの大径部10aの外周面とほぼ同一径のプレス受け円周面23aとインサート中間品14Bの係止エッジ部11を受ける内壁部23bとを有する第2外周金型23とによってインサート中間品14Bの中径部10b(大径部10aに対し小径)及び小径部10cの内面を拡径方向にプレスする第2プレス工程を行う。これにより、中径部10b及び小径部10cの外周面で、且つ、縦溝部12a及び横溝部13aの型抜き方向の開放箇所が隆起(拡径)され、縦溝部12a及び横溝部13aを利用して円周方向に等間隔に回転及び抜け止め用の縦凹部12及び横凹部13が成形される。
以上、上記インサート成形方法では、第1プレス工程によって大径部10a及び中径部10bの各外周面に縦溝部12a及び横溝部13aが成形され、第2プレス工程によって中径部10b及び小径部10cがそれぞれ隆起されて縦溝部12a及び横溝部13aを利用した回転及び抜け止め用の縦凹部12及び横凹部13が2列成形される。従って、金型によるプレス工程とは別の機械的工程が必要なく、生産性の向上及びコストの低減を図ることができる。
この第2実施形態でも、縦溝部12a及び横溝部13aは、大径部10a及び中径部10bの外周面の円周方向に間隔を置いて複数成形され、各縦溝部12a及び横溝部13aより互いに連通しない独立した縦凹部12及び横凹部13が成形されたので、円周方向に間隔をおいて配置される複数の縦凹部12及び横凹部13がそれぞれ回転及び抜け止めに寄与するため、円周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
第2実施形態でも、溝部は、型抜き方向である軸方向に長い縦溝部12aと型抜き方向の直交方向である円周方向に長い横溝部13aとであり、縦溝部12aと横溝部13aを周方向に交互に成形したので、凹部の形状を単純なものにでき、且つ、周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
図12は第2実施形態の変形例を示し、インサート部品3B’の一部平面図を示す、図12に示すように、この変形例のインサート部品3B’では、凹部は、型抜き方向である軸方向に長い縦溝部15aと型抜き方向の直交方向である円周方向に長い横溝部15bとを組み合わせた略T字凹部15であり、この2列の略T字凹部15が円周方向の等間隔にそれぞれ形成されている。
この変形例でも、周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
図13〜図24は本発明の第3実施形態を示し、図13はインサート部品3Cの一部平面図、図14はインサート部品3Cの正面図、図15は図14のC1−C1線断面図、図16は図15のC2−C2線断面図、図17は第1プレス加工の第1内周金型24の断面図、図18は第1プレス加工の第1外側金型25の断面図、図19は図18のC3矢視図、図20は第1プレス工程のプレス加工を示す断面図、図21は第1プレス工程によって成形されたインサート中間品14Cの正面図、図22は図21のC4−C4線断面図、図23はインサート中間品14Cの右側面図、図24は第2プレス工程のプレス加工を示す断面図である。
インサート部品3Cは、図13〜図16に示すように、内径が1段の円筒状の円筒部10と、この円筒部10の一端に内周側に突設された係止エッジ部11とから金属材で形成されている。円筒部10の外周面には等間隔の12箇所に凹部である縦凹部12が2列に亘ってそれぞれ形成されている。つまり、第2実施形態では2列の凹部が縦凹部12と横凹部13の交互配列であったが、この第3実施形態では2列の凹部が縦凹部12のみの配列である点が相違する。他の構成は同一であるため、同一箇所には同一符号を付してその説明を省略する。
次に、上記インサート部品3Cの成形方法を図17〜図24を用いて説明する。先ず、図17に示すように、3段の内周段差を有する第1内周金型24と、図18及び図19に示すように、3段の内周段差を有し、且つ、円周方向に等間隔に突起25aを有する第1外周金型25と使用して円板状の金属板をプレスする第1プレス工程を行う(図20参照)。これにより、図21〜図23に示すように、内径が異なる3段の円筒形状、つまり、大径部10aと中径部10bと小径部10cとから構成され、且つ、大径部10a及び中径部10b(小径部10cより大径)の外周面に型抜き方向に開放された複数の縦溝部12aを有するインサート中間品14Cを成形する。
次に、図24に示すように、インサート中間品14Cの係止エッジ部11に対応する径の先端エッジ円柱部24aとインサート中間品14Cの大径部10aの内周径とほぼ同一外径を有するプレス円柱部24bとを有する第2内周金型24と、インサート中間品14Cの大径部10aの外周面とほぼ同一径のプレス受け円周面25aとインサート中間品14Cの係止エッジ部11を受ける内壁部25bとを有する第2外周金型25とによってインサート中間品14Cの中径部10b及び小径部10cの内面を拡径方向にプレスする第2プレス工程を行う、これにより、中径部10b(大径部10aより小径)及び小径部10cの外周面で、且つ、縦溝部12aの型抜き方向の開放箇所が隆起(拡径)され、縦溝部12aを利用して円周方向に等間隔に回転及び抜け止め用の縦凹部12が2列成形される。
以上、上記インサート成形方法では、第1プレス工程によって大径部10a及び中径部10bの各外周面に縦溝部12aが2列成形され、第2プレス工程によって中径部10b及び小径部10cがそれぞれ隆起されて縦溝部12aを利用した回転及び抜け止め用の2列の縦凹部12が成形される。従って、金型によるプレス工程とは別の機械的工程が必要なく、生産性の向上及びコストの低減を図ることができる。
この第3実施形態でも、縦溝部12aは、大径部10a及び中径部10b(小径部10cに対し大径)の外周面の円周方向に間隔を置いて成形され、複数の縦溝部12aより互いに連通しない独立した縦凹部12が成形されたので、周方向に間隔をおいて配置される複数の縦凹部12がそれぞれ回転及び抜け止めに寄与するため、円周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
第3実施形態でも、溝部は、型抜き方向である軸方向に長い縦溝部12aであり、縦溝部12aを円周方向に等間隔で成形したので、凹部の形状を単純なものにでき、且つ、円周方向にほぼ均等に回転及び抜け止め力の向上を図ることができる。
尚、この第3実施形態では、円筒部10の外周面に縦凹部12を2列形成したが、横凹部を2列形成しても良い。又、円筒部10の外周面に縦凹部12と横凹部とを1列づつ形成しても良い。
図25及び図26は本発明の第4実施形態を示し、図25(a)は第1プレス工程によって成形されたインサート中間品14Dの平面図、図25(b)はインサート中間品14Dの正面図、図25(c)はインサート中間品14Dの一部底面図、図25(d)は図25(a)のD2−D2線断面図、図25(e)は図25(c)のD3−D3線断面図、図26は図25(b)のD1−D1線断面図である。
この第4実施形態のインサート部品(図示せず)と前記第1実施形態のものとを比較するに、第1プレス工程によるインサート中間品14Dの縦溝部12a及び横溝部13aは断面がV字形状を有し、且つ、その縦溝部12a及び横溝部13aの周縁が共に隆起している点のみが相違する。縦溝部12a及び横溝部13aの周縁の隆起箇所は第2プレス工程で圧縮を受けることによって平坦化され、第2プレス工程を経て作成されるインサート部品自体の構成は、ほぼ同一である。図面上において、前記第1実施形態と同一構成箇所には同一符号を付してその説明を省略する。
この第4実施形態においても、前記第1実施形態と同様な作用・効果が得られる。
尚、前記各実施形態では、インサート中間品14A〜14Dは内径が異なる2段、若しくは、3段の筒形状であったが、4段以上の筒形状であっても良い。又、大径部10a及び中径部10bの外周面の凹部は1列若しくは2列であったが、大径部10aや中径部10bの外周面の凹部を3列以上成形しても良い。
尚、前記各実施形態では、インサート部品3A〜3Cは樹脂プーリ1にインサート成形されるものであったが、本発明は樹脂成形部との間で回転及び抜け止めが必要なインサート部品の全てに適用できることはもちろんである。
本発明の第1実施形態を示し、樹脂成形品である樹脂プーリの断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、(a)はインサート部品の一部平面図、(b)はインサート部品の正面図、(c)はインサート部品の一部底面図である。 本発明の第1実施形態を示し、図2(b)のA1−A1線断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、(a)は第1プレス工程によって成形されたインサート中間品の平面図、(b)はインサート中間品の正面図、(c)はインサート中間品の一部底面図、(d)は図4(a)のA3−A3線断面図、(e)は図4(c)のA4−A4線断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、図4(b)のA2−A2線断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、第2プレス工程のプレス加工を示す断面図である。 本発明の第1実施形態の変形例を示し、インサート部品の一部平面図である。 本発明の第2実施形態を示し、(a)はインサート部品の一部平面図、(b)はインサート部品の正面図、(c)はインサート部品の一部底面図である。 本発明の第2実施形態を示し、(a)は第1プレス工程によって成形されたインサート中間品の平面図、(b)はインサート中間品の正面図、(c)はインサート中間品の一部底面図である。 本発明の第2実施形態を示し、図9(b)のB−B線断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、第2プレス工程のプレス加工を示す断面図である。 本発明の第2実施形態の変形例を示し、インサート部品の一部平面図である。 本発明の第3実施形態を示し、インサート部品の一部平面図である。 本発明の第3実施形態を示し、インサート部品の正面図である。 本発明の第3実施形態を示し、図14のC1−C1線断面図である。 本発明の第3実施形態を示し、図15のC2−C2線断面図である。 本発明の第3実施形態を示し、第1プレス加工の第1内周金型の断面図である。 本発明の第3実施形態を示し、第1プレス加工の第1外側金型の断面図である。 本発明の第3実施形態を示し、図18のC3矢視図である。 本発明の第3実施形態を示し、第1プレス工程のプレス加工を示す断面図である。 本発明の第3実施形態を示し、第1プレス工程によって成形されたインサート中間品の正面図である。 本発明の第3実施形態を示し、図21のC4−C4線断面図である。 本発明の第3実施形態を示し、インサート中間品の右側面図である。 本発明の第3実施形態を示し、第2プレス工程のプレス加工を示す断面図である。 本発明の第4実施形態を示し、(a)は第1プレス工程によって成形されたインサート中間品の平面図、(b)はインサート中間品の正面図、(c)はインサート中間品の一部底面図、(d)は図25(a)のD2−D2線断面図、(e)は図25(c)のD3−D3線断面図である。 本発明の第4実施形態を示し、図25(b)のD1−D1線断面図である。 従来例のインサート部品をインサート成形した樹脂プーリの断面図である。 従来例を示し、(a)はインサート部品の正面図、(b)はインサート部品の平面図である。
符号の説明
1 樹脂プーリ
2 樹脂プーリ本体
3A〜3C インサート部品
10a 大径部
10b 中径部(大径部に対して小径部、小径部に対して大径部)
10c 小径部
12 縦凹部(凹部)
12a 縦溝部(溝部)
13 横凹部(凹部)
13a 横溝部(溝部)
14A〜14D インサート中間品

Claims (14)

  1. 筒形状を有し、この筒形状の外周面に回転及び抜け止め用の凹部(12),(13)を有するインサート部品(3A)〜(3C)の成形方法であって、
    内径が異なる2段以上の筒形状で、且つ、1以上の大径部(10a),(10b)の外周面に型抜き方向に開放された溝部(12a),(13a)を成形する第1プレス工程と、
    小径部(10c)の内面を拡径方向にプレスして小径部(10c)の外周面で、且つ、前記溝部(12a),(13a)の型抜き方向の開放箇所を隆起させることによって回転及び抜け止め用の凹部(12),(13)を成形する第2プレス工程とを備えたことを特徴とするインサート部品(3A)〜(3C)の成形方法。
  2. 請求項1記載のインサート部品(3A)の成形方法であって、
    前記内径が異なる2段以上の筒形状は、大径部(10a)と小径部(10c)の2段であることを特徴とするインサート部品(3A)の成形方法。
  3. 請求項1記載のインサート部品(3B),(3C)の成形方法であって、
    前記内径が異なる2段以上の筒形状は、大径部(10a)とこれより小径の中径部(10b)とこれより小径の小径部(10c)の3段であり、第1プレス工程では、前記大径部(10a)と前記中径部(10b)の各外周面に前記溝部(12a),(13a)を成形し、第2プレス工程では、前記中径部(10b)と前記小径部(10c)の内面を拡径方向にプレスして前記中径部(10b)と前記小径部(10c)の外周面を隆起させて2列の凹部(12),(13)を成形することを特徴とするインサート部品(3B),(3C)の成形方法。
  4. 請求項1〜請求項3記載のインサート部品(3A)〜(3C)の成形方法であって、
    前記溝部(12a),(13a)は、前記大径部の外周面の周方向に間隔を置いて複数成形され、複数の溝部(12a),(13a)より互いに連通しない独立した凹部(12),(13)を成形したことを特徴とするインサート部品(3A)〜(3C)の成形方法。
  5. 請求項1〜請求項4記載のインサート部品(3A),(3B)の成形方法であって、
    前記凹部(12),(13)は、型抜き方向である軸方向に長い縦凹部(12)と型抜き方向の直交方向である周方向に長い横凹部(13)とであり、前記縦凹部(12)と前記横凹部(13)を周方向に交互に成形したことを特徴とするインサート部品(3A),(3B)の成形方法。
  6. 請求項1〜請求項4記載のインサート部品(3A’),(3B’)の成形方法であって、
    前記凹部は、型抜き方向である軸方向に長い縦溝部(15a)と型抜き方向の直交方向である周方向に長い横溝部(15b)とを組み合わせた略T字凹部(15)であり、この略T凹部(15)を周方向に間隔を置いて成形したことを特徴とするインサート部品(3A’),(3B’)の成形方法。
  7. 請求項1〜請求項6記載のインサート部品(3A)〜(3C)の成形方法であって、
    樹脂プーリ本体(2)にインサートされるものであることを特徴とするインサート部品(3A)〜(3C)の成形方法。
  8. 筒形状を有し、この筒形状の外周面に回転及び抜け止め用の凹部(12),(13)を有するインサート部品(3A)〜(3C)の成形方法であって、
    内径が異なる2段以上の筒形状で、且つ、1以上の大径部(10a),(10b)の外周面に型抜き方向に開放された溝部(12a),(13a)を成形する第1プレス工程と、
    小径部(10c)の内面を拡径方向にプレスして小径部(10c)の外周面で、且つ、前記溝部(12a),(13a)の型抜き方向の開放箇所を隆起させることによって回転及び抜け止め用の凹部(12),(13)を成形する第2プレス工程とから成形されたことを特徴とするインサート部品。
  9. 請求項8記載のインサート部品(3A)であって、
    前記内径が異なる2段以上の筒形状は、大径部(10a)と小径部(10c)の2段であることを特徴とするインサート部品(3A)。
  10. 請求項9記載のインサート部品(3B),(3C)であって、
    前記内径が異なる2段以上の筒形状は、大径部(10a)とこれより小径の中径部(10b)とこれより小径の小径部(10c)の3段であり、第1プレス工程では、前記大径部(10a)と前記中径部(10b)の各外周面に前記溝部(12a),(13a)を成形し、第2プレス工程では、前記中径部(10b)と前記小径部(10c)の内面を拡径方向にプレスして前記中径部(10b)と前記小径部(10c)の外周面を隆起させて2列の凹部(12),(13)を形成することを特徴とするインサート部品(3B),(3C)。
  11. 請求項8〜請求項10記載のインサート部品(3A)〜(3C)であって、
    前記溝部(12a),(13a)は、前記大径部(10a),(10b)の外周面の周方向に間隔を置いて複数成形され、複数の溝部(12a),(13a)より互いに連通しない独立した凹部(12),(13)を形成したことを特徴とするインサート部品(3A)〜(3C)。
  12. 請求項8〜請求項11記載のインサート部品(3A),(3B)であって、
    前記凹部(12)、(13)は、型抜き方向である軸方向に長い縦凹部(12)と型抜き方向の直交方向である周方向に長い横凹部(13)とであり、前記縦凹部(12)と前記横凹部(13)を周方向に交互に配置したことを特徴とするインサート部品(3A),(3B)。
  13. 請求項8〜請求項11記載のインサート部品(3A’)、(3B’)であって、
    前記凹部は、型抜き方向である軸方向に長い縦溝部(15a)と型抜き方向の直交方向である周方向に長い横溝部(15b)とを組み合わせた略T字凹部(15)であり、この略T凹部(15)を周方向に間隔を置いて配置したことを特徴とするインサート部品(3A’),(3B’)。
  14. 請求項8〜請求項13記載のインサート部品(3A)〜(3C)、(3A’)、(3B’)であって、
    樹脂プーリ本体(2)にインサートされて樹脂プーリ(1)を作成するものであることを特徴とするインサート部品(3A)〜(3C)。
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