JP4752035B2 - 燃料インジェクター用ホルダー及びその製造方法 - Google Patents
燃料インジェクター用ホルダー及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4752035B2 JP4752035B2 JP2005203377A JP2005203377A JP4752035B2 JP 4752035 B2 JP4752035 B2 JP 4752035B2 JP 2005203377 A JP2005203377 A JP 2005203377A JP 2005203377 A JP2005203377 A JP 2005203377A JP 4752035 B2 JP4752035 B2 JP 4752035B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel injector
- positioning protrusion
- cylindrical portion
- opening end
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
図1(A)は本発明の実施形態に係る燃料インジェクター用ホルダーの断面図、図1(B)はその底面図である。図2は、図1(A)及び図1(B)に示す燃料インジェクター用ホルダーを介して燃料インジェクターが取り付けられた燃料供給配管の断面図である。図3は図2の部分拡大断面図である。
図4(A)は、棒鋼を素材として、定寸切断、外表面の燐酸被覆処理(ボンデリューベ処理)、サイジング加工(平坦平押し加工)、冷間鍛造加工、位置決め用突出部の打ち抜き加工、切削加工、ロールバニッシュ加工を経て、位置決め用突出部310を備えた燃料インジェクター用ホルダー300の一部を示している。図4(B)は、その位置決め用突出部の正面図である。図4(A)に示す燃料インジェクター用ホルダー300は、打ち抜き加工のために、第2の筒状部320の開口端側の外壁と、位置決め用突出部310の側面には、図4(A)に示すようにせん断面312,322と破断面314,324が生じている。さらに、図4(B)に示すように、位置決め用突出部310の上面は丸みを帯びたダレ面316となっている。
図6(A)〜図6(F)及び図7(A)〜図7(G)は、本発明の実施形態に係る燃料インジェクター用ホルダー10が、帯状の鋼材を切断したブランク50より段階的に成形される過程を示している。第1工程では、帯状の鋼材がプレス切断されて、図6(A)に示す所定寸法のブランク50が得られる。
Claims (10)
- 燃料供給配管に燃料インジェクターを接続するための燃料インジェクター用ホルダーの製造方法において、
板材を複数回加工して、前記燃料供給配管に形成された孔部に挿通される第1の筒状部と、前記第1の筒状部と連通する頂部及び前記第1の筒状部の外径よりも大きな外径を有し、軸方向にて前記頂部とは逆側の開口端より前記燃料インジェクターが受け入れられる第2の筒状部と、前記第2の筒状部の前記開口端に形成されるフランジ部とを有する絞り加工品を形成する工程と、
前記フランジ部を縁切りして、前記第2の筒状部の径方向外方に突出する少なくとも一つの突出部を形成する工程と、
前記少なくとも一つの突出部を圧印加工して、前記少なくとも一つの突出部を形成する前記板材の肉部を型内で塑性流動させることで、前記少なくとも一つの突出部よりも前記第2の筒状部の前記開口端からの高さが高い少なくとも一つの位置決め用突出部を形成する工程と、
を有する燃料インジェクター用ホルダーの製造方法。 - 請求項1において、
前記少なくとも一つの位置決め用突出部を成形する工程は、前記少なくとも一つの位置決め用突出部の底面及び側面を規定するダイスと、前記少なくとも一つの位置決め用突出部に凹部を形成するパンチとを用い、前記凹部が形成されることにより前記板材の肉部を塑性流動させて、前記少なくとも一つの位置決め用突出部を形成することを特徴とする燃料インジェクター用ホルダーの製造方法。 - 請求項2において、
前記ダイスに傾斜面が形成され、前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記第2の筒状部の前記開口端と連続する面が、径方向外側に向かうに従い、前記第2の筒状部の前記開口端からの高さが高くなるように傾斜加工されることを特徴とする燃料インジェクター用ホルダーの製造方法。 - 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
前記少なくとも一つの位置決め用突出部を成形する工程では、前記少なくとも一つの位置決め用突出部の前記軸方向の厚さが、前記第2の筒状部の前記開口端に位置する基端よりも先端の方が薄肉とされ、薄肉化されることで前記板材の肉部が塑性流動する工程を含むことを特徴とする燃料インジェクター用ホルダーの製造方法。 - 燃料供給配管に燃料インジェクターを接続するための燃料インジェクター用ホルダーにおいて、
前記燃料供給配管に形成された孔部に挿通される第1の筒状部と、
前記第1の筒状部と連通する頂部と、軸方向にて前記頂部とは逆側に設けられた開口端とを含み、前記開口端より前記燃料インジェクターが受け入れられる、前記第1の筒状部の外径よりも大きな外径を有するの第2の筒状部と、
前記第2の筒状部の前記開口端より、径方向外側に突出する少なくとも一つの位置決め用突出部と、
が板材をプレス加工することで一体的に形成され、
前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記板材の肉部を塑性流動させることで形成されていることを特徴とする燃料インジェクター用ホルダー。 - 請求項5において、
前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記第2の筒状部の前記開口端と連続する面と対向する面に凹部を有し、前記凹部が形成されることにより前記板材の肉部が塑性流動されて、前記少なくとも一つの位置決め用突出部が形成されていることを特徴とする燃料インジェクター用ホルダー。 - 請求項6において、
前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記径方向と直交する幅方向の両端にて、凹部を挟んだ両側にそれぞれリブを有することを特徴とする燃料インジェクター用ホルダー。 - 請求項5乃至7のいずれかにおいて、
前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記第2の筒状部の前記開口端と連続する面が、径方向外側に向かうに従い、前記第2の筒状部の前記開口端からの高さが高くなるように傾斜されていることを特徴とする燃料インジェクター用ホルダー。 - 請求項5乃至8のいずれかにおいて、
前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記軸方向の厚さが、前記第2の筒状部の前記開口端に位置する基端よりも先端の方が薄肉であることを特徴とする燃料インジェクター用ホルダー。 - 請求項5乃至9のいずれかにおいて、
前記少なくとも一つの位置決め用突出部の側面の鏡面度が、前記第2の筒状部の前記開口端側の側面よりも高いことを特徴とする燃料インジェクター用ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005203377A JP4752035B2 (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 燃料インジェクター用ホルダー及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005203377A JP4752035B2 (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 燃料インジェクター用ホルダー及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007021508A JP2007021508A (ja) | 2007-02-01 |
JP4752035B2 true JP4752035B2 (ja) | 2011-08-17 |
Family
ID=37782940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005203377A Expired - Fee Related JP4752035B2 (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 燃料インジェクター用ホルダー及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4752035B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100946622B1 (ko) | 2009-09-01 | 2010-03-09 | 서희봉 | 인젝터필터의 워크링 제조방법 |
DE102009051065B3 (de) * | 2009-10-28 | 2011-01-20 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Kraftstoffverteiler |
KR101097159B1 (ko) | 2010-04-02 | 2011-12-21 | 주식회사 삼보모토스 | 연료 딜리버리 파이프의 제조방법 |
KR101145139B1 (ko) | 2010-06-07 | 2012-05-14 | 한일튜브 주식회사 | 자동차용 연료레일의 인젝터 컵의 제조방법 |
EP2607678A1 (en) * | 2011-12-20 | 2013-06-26 | Continental Automotive GmbH | Fuel rail device |
KR101160446B1 (ko) * | 2012-04-18 | 2012-06-28 | 일진제강(주) | 연료분사관 연결용 인젝터 컵 유닛 및 그 제조 방법 |
KR101659737B1 (ko) * | 2015-03-24 | 2016-09-26 | 에스테크 주식회사 | 자동차용 연료탱크 주유구 필러파이프의 제조방법 및 이를 위한 금형장치 |
EP3626961B1 (en) * | 2018-09-19 | 2022-08-24 | Vitesco Technologies GmbH | Method for creating bumps, method for joining components, injector cup and arrangement |
JP7465628B2 (ja) * | 2019-01-31 | 2024-04-11 | 臼井国際産業株式会社 | ガソリン直噴レール |
KR102598446B1 (ko) * | 2021-12-20 | 2023-11-06 | (주) 솔텍 | 차량용 인젝터의 하우징 제조방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09122767A (ja) * | 1995-11-02 | 1997-05-13 | Kobayashi Kogyo Kk | 側壁近傍に深孔壁部を有する成形品の製造方法 |
-
2005
- 2005-07-12 JP JP2005203377A patent/JP4752035B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007021508A (ja) | 2007-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4752035B2 (ja) | 燃料インジェクター用ホルダー及びその製造方法 | |
KR101909979B1 (ko) | 컵 구조체의 제조 방법 | |
KR100810102B1 (ko) | 헤드부가 확경된 부품용 단조금형 및 그 단조품 | |
US9498811B2 (en) | Flow formed drum with a retention ring and a substantially burr free tooth profile | |
JP2010099772A (ja) | ステンレス鋼板製溶接ナットの製造方法及び該製造方法に使用する打抜きパンチ | |
TWI328477B (ja) | ||
JP4328372B2 (ja) | コアメタルの製造方法とコアメタルとインジェクションギヤ | |
JP4415902B2 (ja) | 燃料インジェクター用ホルダー及びその製造方法 | |
JP2009061503A (ja) | 金属部品製造方法とコアメタルとインジェクションギヤ | |
JP2009061503A5 (ja) | ||
JP6982002B2 (ja) | フェルトニードル及び少なくとも1つのフェルトニードルを製造する方法 | |
US6226868B1 (en) | Connector for fuel injection nozzle and method of producing the same | |
JP2002001449A (ja) | 鋼板製スプロケット及びその製造方法 | |
KR102267533B1 (ko) | 벤딩 및 피어싱을 포함하는 금속부품을 생산하기 위한 프레스 금형 및 이를 이용하여 금속부품을 생산하는 방법 | |
JP5099877B2 (ja) | 鍛造製品の成形方法 | |
JP2948585B1 (ja) | オイルフィルター用セットプレートとその製造法 | |
JP4360125B2 (ja) | 成形方法 | |
JP5237027B2 (ja) | 筒部材の製造方法 | |
CN113661020A (zh) | 用于制造冷却板的方法 | |
KR100479917B1 (ko) | 포밍및피어싱공정동시성형금형및이를이용한열교환기용냉각판제조방법 | |
CN113042627B (zh) | 一种减少零件缺陷的多工步冲压成型方法 | |
CN110247212A (zh) | 压配端子及用于制造压配端子的方法 | |
JP6279889B2 (ja) | 穴形成方法 | |
CN213052359U (zh) | 一种电梯轿壁稳定连接板成型模具 | |
US7665340B2 (en) | Method for manufacturing one piece turnbuckle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080522 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100826 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110419 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110426 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4752035 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |