JP2005279488A - メタクリル酸製造用触媒の製造方法及びメタクリル酸の製造方法 - Google Patents

メタクリル酸製造用触媒の製造方法及びメタクリル酸の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】活性及びメタクリル酸選択性の点で優れるメタクリル酸製造用触媒を製造し、こうして製造した触媒を用いて、メタクリル酸を収率良く製造する。
【解決手段】リン、モリブデン及びアンチモンを含むメタクリル酸製造用触媒を製造する際、リン及びモリブデンを含むヘテロポリ酸又はその塩の水溶液又は水スラリーを、アンチモン化合物の有機溶媒溶液又は有機溶媒スラリーと混合する工程を経る。こうして得られた触媒を用いて、イソブタン、メタクロレイン又はイソ酪酸を気相接触酸化反応させることにより、メタクリル酸を製造する。
【選択図】なし

Description

本発明は、メタクリル酸製造用触媒を製造する方法に関する。また、本発明は、こうして製造した触媒を用いてメタクリル酸を製造する方法にも関係している。
メタクリル酸を製造する方法として、イソブタンやメタクロレイン等の原料を気相接触酸化反応させる方法が知られている。この反応に使用される触媒としては、リン及びモリブデンを含むヘテロポリ酸やその塩からなるものが有効であり、さらにアンチモンを含むものがメタクリル酸選択率等の点で優れている。かかる触媒の製造方法に関し、例えば、特開昭61−114739号公報(特許文献1)には、アンチモン原料として平均粒径が0.2μm以下の三酸化アンチモンを用いることが提案されている。また、特開平3−238050号公報(特許文献2)には、アンチモン原料として五酸化アンチモンを用い、かつ触媒原料中のアンモニウム根乃至硝酸根を所定量以下とすることが提案されている。
特開昭61−114739号公報 特開平3−238050号公報
しかしながら、これら従来の方法により得られるメタクリル酸製造用触媒は、活性やメタクリル酸選択性が必ずしも十分でないことがあった。そこで、本発明の目的は、活性及びメタクリル酸選択性の点で優れるメタクリル酸製造用触媒を製造しうる方法を提供することにある。また、本発明のもう1つの目的は、こうして製造した触媒を用いて、メタクリル酸を収率良く製造しうる方法を提供することにある。
本発明者らは鋭意研究を行った結果、リン及びモリブデンを含むヘテロポリ酸又はその塩を水に溶解又は懸濁させ、一方、アンチモン原料を有機溶媒に溶解又は懸濁させ、両液を混合する工程を経て触媒を製造することにより、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、リン、モリブデン及びアンチモンを含むメタクリル酸製造用触媒を製造する方法であって、リン及びモリブデンを含むヘテロポリ酸又はその塩の水溶液又は水スラリーを、アンチモン化合物の有機溶媒溶液又は有機溶媒スラリーと混合する工程を含む方法を提供するものである。また、本発明は、こうして得られた触媒を用いて、イソブタン、メタクロレイン又はイソ酪酸を気相接触酸化反応させることにより、メタクリル酸を製造する方法にも関係している。
本発明によれば、活性及びメタクリル酸選択性の点で優れるメタクリル酸製造用触媒を製造することができ、この触媒を用いることにより、メタクリル酸を収率良く製造することができる。
本発明が製造の対象とする触媒は、リン、モリブデン及びアンチモンを必須とするメタクリル酸製造用触媒である。この触媒は、遊離のヘテロポリ酸からなるものであってもよいし、ヘテロポリ酸の塩からなるものであってもよいが、中でも、ヘテロポリ酸の酸性塩(部分中和塩)からなるものが好ましく、特にケギン型ヘテロポリ酸の酸性塩からなるものが好ましい。
上記触媒には、リン、モリブデン及びアンチモン以外の元素として、例えば、砒素、ビスマス、ゲルマニウム、ジルコニウム、バナジウム、テルル、銀、タンタル、珪素及び硼素から選ばれる少なくとも1種の元素(以下、X元素ということがある)が含まれていてもよいし、チタン、タングステン、鉄、銅、亜鉛、クロム、コバルト、マグネシウム、マンガン、バリウム、ガリウム、セリウム及びランタンから選ばれる少なくとも1種の元素(以下、Y元素ということがある)が含まれていてもよい。また、カリウム、ルビジウム、セシウム及びタリウムから選ばれる元素(以下、Z元素ということがある)を含有させるのも有効である。触媒中の各元素の割合は通常、モリブデン12原子に対し、リンが0.1〜3原子、アンチモンが0.01〜2原子、X元素が0〜3原子、Y元素が0〜3原子、Z元素が0〜3原子である。
上記触媒の原料としては、通常、上記触媒に含まれる各元素を含む化合物、例えば、各元素のオキソ酸やその塩、酸化物、ハロゲン化物、水酸化物、硝酸塩、炭酸塩、酢酸塩、硫酸塩等が、所望の原子比を満たすような割合で用いられる。例えば、リン化合物としては、リン酸、リン酸塩等が用いられ、モリブデン化合物としては、モリブデン酸、モリブデン酸塩、酸化モリブデン、塩化モリブデン等が用いられ、アンチモン化合物としては、酸化アンチモン、塩化アンチモン、弗化アンチモン、水酸化アンチモン、硝酸アンチモン、炭酸アンチモン、酢酸アンチモン等が用いられる。また、リン及びモリブデンを含む化合物であるモリブドリン酸や、リン、モリブデン及びバナジウムを含む化合物であるバナドモリブドリン酸を用いることもできる。
本発明は、上記触媒原料を混合する工程として、リン及びモリブデンを含むヘテロポリ酸又はその塩を水に溶解又は懸濁させてなる水溶液又は水スラリーと、アンチモン化合物を有機溶媒に溶解又は懸濁させてなる有機溶媒溶液又は有機溶媒スラリーとを、混合する工程を必須とする。かかる特定の2液の混合を行うことにより、アンチモンが均一に導入されてなるリン、モリブデン及びアンチモンを含む触媒中間体を調製することができ、ひいては活性及びメタクリル酸選択性に優れる触媒を製造することができる。
上記水溶液又は水スラリーは、リン化合物とモリブデン化合物を水中で、必要により加熱して、混合することにより調製することができる。また、モリブドリン酸やその塩、バナドモリブドリン酸やその塩の如き、リン及びモリブデンを含むヘテロポリ酸やその塩を、水に溶解又は懸濁させることにより調製することもできる。通常、遊離のヘテロポリ酸は水溶性が高いので水溶液を構成し易く、一方、ヘテロポリ酸の正塩乃至酸性塩は水溶性が低いので水スラリーを構成し易い。なお、上記水溶液又は水スラリー中のへテロポリ酸又はその塩は、ドーソン型のものであってもよいし、ケギン型のものであってもよい。また、触媒にX元素、Y元素及び/又はZ元素を含有させる場合は、上記水溶液又は水スラリーを調製する際にこれら各元素を含む化合物を加えてもよい。例えばZ元素を含む化合物を加えた場合は、通常、ヘテロポリ酸塩が形成されるので、水スラリーを構成し易い。また、第3成分として、硝酸アンモニウムの如きアンモニウム塩や、アンモニアを加えた場合も、同様に、水スラリーを構成し易い。
アンチモン化合物を溶解又は懸濁させるのに用いられる有機溶媒としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタンのような脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタンのようなハロゲン化脂肪族炭化水素、クロロベンゼン、ジクロロベンゼンのようなハロゲン化芳香族炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのようなケトン、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチルのようなエステル、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリルのようなニトリル等が挙げられ、必要に応じてそれらの混合溶媒を用いてもよい。
アンチモン化合物は、有機溶媒に懸濁させたスラリーとして用いるよりも、有機溶媒に溶解させた溶液として用いるのが好ましい。また、スラリーにおいても、その液相中にアンチモンがなるべく溶解しているのが好ましく、具体的には全アンチモン化合物の70%以上、好ましくは80%以上が、スラリーの液相中に溶解しているのがよい。したがって、有機溶媒としては、アンチモン化合物の溶解能が高いものが好ましい。また、有機溶媒として水と分液可能なものを用いると、上記2液混合時にアンチモン化合物を油相から水相へと均一に移動させることができ、しかも上記2液混合後は、油水分離することができ、その際、形成されたリン、モリブデン及びアンチモンを含む触媒中間体は通常、水相中に存在するので、有機溶媒の除去乃至回収が容易となって、好ましい。例えば、アンチモン化合物として酢酸アンチモンを用い、有機溶媒としてクロロホルムを用いると、酢酸アンチモンがクロロホルムに溶解し易く、しかもクロロホルムは水と分液可能であるので有利である。
上記2液混合後は、例えば、有機溶媒と水を蒸発除去して、触媒中間体の固体を得てもよいし、2液混合状態でスラリーであれば、有機溶媒と水を濾過やデカンテーションにより除去して、触媒中間体の固体を得てもよい。また、有機溶媒を蒸発除去して、触媒中間体の水溶液又は水スラリーを得てもよいし、上で述べたように有機溶媒が水と分液可能であれば、油水分離により有機溶媒を除去して、触媒中間体の水溶液又は水スラリーを得てもよい。触媒中間体の水溶液又は水スラリーから触媒中間体の固体を得るには、例えば、水を蒸発除去してもよいし、水スラリーであれば水を濾過やデカンテーションにより除去してもよい。なお、触媒にX元素、Y元素及び/又はZ元素を含有させる場合は、上記触媒中間体の水溶液又は水スラリーに、これら元素を含む化合物を加えてもよい。
得られた触媒中間体の固体を、酸素含有ガス雰囲気下や不活性ガス雰囲気下等で焼成することにより、触媒を得ることができる。その際、触媒中間体がドーソン型へテロポリ酸又はその塩からなる場合は、ケギン型に転移させることができる。また、焼成の前又は後には、成形を行ってもよいし、担持や希釈を行ってもよく、この担体乃至希釈材の例としては、シリカ、アルミナ、マグネシア、チタニア、シリカアルミナ、シリコンカーバイド、ゼオライト等が挙げられる。
以上のようにして得られた触媒は、メタクリル酸製造用触媒として活性とメタクリル酸選択性が良好で、この触媒を用いて、イソブタン、メタクロレイン又はイソ酪酸を原料として気相接触酸化反応を行うことにより、メタクリル酸を良好な収率で製造することができる。
メタクリル酸の製造は通常、固定床反応器に触媒を充填し、これに原料、分子状酸素及び水蒸気を含む原料ガスを供給することにより行われるが、流動床や移動床のような反応形式を採用することもできる。分子状酸素源には通常、空気が用いられ、水蒸気源には通常、スチームが用いられる。原料の種類等にもよるが、反応温度は通常250〜400℃であり、反応圧力は通常0.1〜1MPaである。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらによって限定されるものではない。例中、含有量乃至使用量を表す部は、特記ないかぎり重量基準である。また、生成物の分析はガスクロマトグラフィーにより行った。
実施例1
(a)触媒調製
12−モリブドリン酸11.55部をイオン交換水50部に溶解させて水溶液を調製した。また、酢酸アンチモン0.75部を乳鉢にて微粉砕した後、クロロホルム59.2部に溶解させてクロロホルム溶液を調製した。上記水溶液とクロロホルム溶液を室温にて5分間、攪拌混合した後、クロロホルム相と水相に分離した。クロロホルム相の誘導結合高周波プラズマ分光分析の結果、アンチモンは含まれておらず、全て水相へ移動していることを確認した。水相に硝酸セシウム1.46部及び硝酸アンモニウム0.61部を添加し、得られたスラリーを濾過した。濾残の固体を120℃にて15時間乾燥させ、得られた粉末を10〜24メッシュに加圧成形し、窒素気流中、330℃にて4時間焼成した。こうして得られた触媒は、モリブデン12原子に対し、リンが1原子、アンチモンが0.8原子、セシウムが1.5原子の割合で含まれるものであった。
(b)イソブタンの酸化反応
電気炉内に設置したガラス製反応器に上で得られた触媒を充填し、この中に、イソブタン25容量%、酸素25容量%、水蒸気15容量%及び窒素35容量%を含む原料ガスを、反応圧力150kPa、電気炉温度350℃にて、接触時間が5.4秒となるように供給した。生成物を分析した結果、イソブタンの転化率は22.1%、メタクリル酸の選択率は16.2%であった。
(c)メタクロレインの酸化反応
次いで、上記原料ガスを、メタクロレイン4.3容量%、酸素12.2容量%、水蒸気17.4容量%及び窒素66.1容量%を含む原料ガスに変更し、反応圧力100kPa、電気炉温度290℃にて、接触時間が5.4秒となるように供給した。生成物を分析した結果、メタクロレインの転化率は90.0%、メタクリル酸の選択率は71.1%であった。
実施例2
分離された水相を100℃にて1時間還流し、冷却してから、硝酸セシウム及び硝酸アンモニウムを添加した以外は、実施例1(a)と同様の操作を行って触媒を調製した。この触媒を用いて、実施例1(b)と同様にイソブタンの酸化反応を行った結果、イソブタンの転化率は18.1%、メタクリル酸の選択率は17.1%であった。
比較例1
12−モリブドリン酸140.84部をイオン交換水600部に溶解させて水溶液を調製した。この水溶液に、硝酸セシウム17.52部及び硝酸アンモニウム7.2部の混合物を添加し、得られたスラリーを、ロータリーエバポレーターで水を留去した後、120℃にて15時間乾燥させた。得られた粉末15.0部と三酸化アンチモン0.82部を乳鉢にて混合した後、10〜24メッシュに加圧成形し、次いで、窒素気流中、330℃にて4時間焼成した。こうして得られた触媒は、モリブデン12原子に対し、リンが1原子、アンチモンが0.8原子、セシウムが1.5原子の割合で含まれるものであった。この触媒を用いて、実施例1(b)と同様に酸化反応を行った結果、イソブタンの転化率は20.9%、メタクリル酸の選択率は10.6%であった。
比較例2
三酸化アンチモンの使用量を0.41部に変更して、モリブデン12原子に対し、リンが1原子、アンチモンが0.4原子、セシウムが1.5原子の割合で含まれる触媒を調製し、これを使用した以外は、比較例1と同様の操作を行った。その結果、イソブタンの転化率は16.6%、メタクリル酸の選択率は13.2%であった。
比較例3
三酸化アンチモン0.82部に代えて、五酸化アンチモン0.91部を使用した以外は、比較例1と同様の操作を行った。その結果、イソブタンの転化率は18.0%、メタクリル酸の選択率は5.7%であった。
比較例4
三酸化アンチモンとして、平均粒径0.02μmの特殊グレード品〔日本精鉱(株)のPATOX−U〕を使用した以外は、比較例1と同様の操作を行った。イソブタンの転化率は21.2%、メタクリル酸の選択率は12.6%であった。

Claims (4)

  1. リン、モリブデン及びアンチモンを含むメタクリル酸製造用触媒を製造する方法であって、リン及びモリブデンを含むヘテロポリ酸又はその塩の水溶液又は水スラリーを、アンチモン化合物の有機溶媒溶液又は有機溶媒スラリーと混合する工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 有機溶媒が水と分液可能な溶媒であり、前記混合工程の後、油水分離を行う請求項1に記載の方法。
  3. アンチモン化合物が酢酸アンチモンであり、有機溶媒がクロロホルムである請求項1又は2に記載の方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の方法により触媒を製造し、この触媒の存在下に、イソブタン、メタクロレイン又はイソ酪酸を気相接触酸化反応させることを特徴とするメタクリル酸の製造方法。
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