JP2005278270A - 整流装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、高調波電流の発生を抑える新規の整流装置を提供する。
【解決手段】 一次側に高周波正弦波信号を発振する正弦波発振器1と、この正弦波発振器の出力信号を増幅する増幅回路2と、増幅された正弦波信号を二次側に伝達する絶縁トランスTの一次巻線とを直列に接続し、絶縁トランスTの二次巻線に、整流素子D1,D2とLCフィルタL2,C2とを備えた整流回路を接続してあるとともに、二次巻線と並列にコンデンサC1を接続し、このコンデンサC1と前記絶縁トランスTの漏れインダクタンスL1とで構成されるLCフィルタの共振周波数を、コンデンサC1の値を調整することで任意の周波数に設定するようにしてあることを特徴とする整流装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、高周波正弦波信号を発振し、絶縁トランスを介して整流して直流電圧を得る整流装置に関するものである。
従来の高周波正弦波信号を発振し、絶縁トランスを介して整流して直流電圧を得る整流装置を図4に示す。この整流装置は、一次側に高周波正弦波信号を発振する正弦波発振器1と、この正弦波発振器1の出力信号を増幅する増幅回路2と、増幅された正弦波信号を二次側に伝達する絶縁トランスTの一次巻線とを直列に接続してある。
絶縁トランスTの二次巻線の一端に整流ダイオードD1のアノードを接続し、二次巻線と整流ダイオードD1と並列にかつ、カソードが整流ダイオードD1のカソードと向かい合うように、転流ダイオードD2を接続してある。二つのダイオードD1,D2のカソードとインダクタL2の一端とを接続し、転流ダイオードD2とインダクタL2と並列にコンデンサC2を接続し、インダクタL2とコンデンサC2とでLCフィルタを構成し、ダイオードD1,D2並びにLCフィルタで整流回路を構成していた(例として特許文献1参照)。
特開平8−266057号公報
しかし、トランスTの漏れインダクタンスによってトランス巻線電圧が歪む。この歪みにより回路内に高調波電流が発生し、出力リプルノイズ増大および一次/二次間ノイズ増大の原因になっている。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、高調波電流の発生を抑える新規の整流装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係る整流装置は、一次側に高周波正弦波信号を発振する正弦波発振器と、この正弦波発振器の出力信号を増幅する増幅回路と、増幅された正弦波信号を二次側に伝達する絶縁トランスの一次巻線とを直列に接続し、前記絶縁トランスの二次巻線に、整流素子とLCフィルタとを備えた整流回路を接続してあるとともに、前記二次巻線と並列にコンデンサを接続し、このコンデンサと前記絶縁トランスに寄生する漏れインダクタンスとで構成されるLCフィルタの共振周波数を、コンデンサ値を調整することで任意の周波数に設定するようにしてあることを特徴とする。
前記整流素子は、ダイオードで構成し、整流ダイオードと転流ダイオード並びに前記LCフィルタで前記整流回路を構成してあることを特徴とする。
また、前記整流回路は、整流ブリッジ回路と前記LCフィルタとで構成してあることを特徴とする。
また、前記整流回路は、センタータップ整流回路と前記LCフィルタとで構成し、前記センタータップと二次巻線の端部間と並列にそれぞれコンデンサを接続して、前記絶縁トランスの漏れインダクタンスとコンデンサとで構成されるLCフィルタの共振周波数を、コンデンサ値を調整することで任意の周波数に設定するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、トランスの二次側巻線と並列にコンデンサを接続することで、トランス巻線電圧が正弦波に保たれ、回路内に発生する高調波電流を抑制するため低ノイズ化が可能である。また、トランスの漏れインダクタンスを用いてLCフィルタを構成し、このフィルタ周波数を正弦波発振器の発振周波数より低く設定する事によりトランス巻線電圧を正弦波に整形する事ができる効果がある。
また、トランスの漏れインダクタンスを用いたLCフィルタ周波数を任意に設定することで回路内に発生した高調波電流に応じたフィルタ効果を得られる効果がある。
発明を実施するための最良の形態の等価回路図を図1に示す。図1図示の整流装置は、絶縁トランスを介して整流して直流電圧を得る整流回路は、一次側に高周波正弦波信号を発振する正弦波発振器1と、この正弦波発振器1の出力信号を増幅する増幅回路2と、増幅された正弦波信号を二次側に伝達する絶縁トランスTの一次巻線とを直列に接続してある。また、絶縁トランスTの一次巻線と増幅回路2との間には絶縁トランスTの漏れインダクタンスL1が寄生している。
絶縁トランスTの二次巻線の一端に整流ダイオードD1のアノードを接続し、二次巻線と整流ダイオードD1と並列にかつ、カソードが整流ダイオードD1のカソードと向かい合うように、転流ダイオードD2を接続してある。二つのダイオードD1,D2のカソードとインダクタL2の一端とを接続し、転流ダイオードD2とインダクタL2と並列にコンデンサC2を接続し、インダクタL2とコンデンサC2とでLCフィルタを構成し、整流回路を構成している。
絶縁トランスTの二次巻線と並列にコンデンサC1を接続してある。このコンデンサC1を設けることにより、このコンデンサC1と絶縁トランスTの漏れインダクタンスL1とで構成されるLCフィルタの共振周波数を、コンデンサC1の値を調整することで任意の周波数に設定するようにしてある。
上記のように構成してある整流装置は、以下のように作用する。この整流装置は、絶縁トランスTの二次巻線と並列にコンデンサC1を接続することにより、トランス巻線電圧が正弦波に保たれ、回路内に高調波電流の発生を抑制することができるようになる。回路内に高調波電流が発生しないため、ノイズの発生を抑えることができる。
絶縁トランスTの漏れインダクタンスL1と、絶縁トランスTの二次巻線と並列に接続したコンデンサC1とを設けることにより、この漏れインダクタンスL1とコンデンサC1とでLCフィルタを構成し、このフィルタの共振周波数を正弦波発生器1の発振周波数より低く設定することにより、トランス巻線電圧を正弦波に整形することができる。また、絶縁トランスTの漏れインダクタンスL1とコンデンサC1とを用いたLCフィルタの共振周波数を任意に設定することで、回路内に発生した高調波電流に応じたフィルタ効果を得ることができる。
絶縁トランスTの漏れインダクタンスL1とコンデンサC1とを用いたLCフィルタは、ダイオードD1,ダイオードD2、インダクタL2、コンデンサC2による整流回路、および負荷3からなるインピーダンスを、増幅回路2の出力インピーダンスに近づける事も可能である。これにより増幅回路2の出力電力を効率良く負荷3に供給できる。
なお、本実施形態では、整流素子としてダイオードを用いたが、ダイオードの代わりにトランジスタやMOSFETなどの整流素子であってもよい。また、以下の実施例においてもいずれの整流素子でもよい。
実施例1の等価回路図を図2に示す。図2図示の整流装置は、前記最良の実施形態と二次側の整流回路の回路構成が異なる。具体的には、整流回路は、整流ブリッジ回路DBと前記最良の実施形態で示すものと同様のLCフィルタL1,C1とで構成してあり、絶縁トランスTの二次巻線と並列に整流ブリッジDBを接続し、二次巻線並びに整流ブリッジDBと並列にコンデンサC1を接続してある。
上記のように構成してある整流装置は、図1図示の整流装置とほぼ同様の作用をする。この整流装置も、コンデンサC1を設けることにより、トランス巻線電圧が正弦波に保たれ、回路内に高調波電流の発生を抑制することができる。また、回路内に高調波電流が発生しないため、ノイズの発生を抑えることができる。また、絶縁トランスTの漏れインダクタンスL1とコンデンサC1とによりLCフィルタを構成し、このフィルタの共振周波数を正弦波発生器1の発振周波数より低く設定することにより、トランス巻線電圧を正弦波に整形することができる。また、このLCフィルタの共振周波数を任意に設定することで、回路内に発生した高調波電流に応じたフィルタ効果を得ることができる。
実施例2の等価回路図を図3に示す。図3図示の整流装置は、前記最良の実施形態並びに実施例1とと二次側の整流回路の回路構成が異なる。具体的には、整流回路は、センタータップ整流回路と前記LCフィルタとで構成してあり、絶縁トランスTの二次巻線の両端にそれぞれ整流ダイオードD1−1,D1−2のアノードを接続し、これら整流ダイオードD1−1,D1−2のカソードをLCフィルタを構成するインダクタL2に接続してある。また、絶縁トランスTの二次巻線にセンタータップを設け、このセンタータップと二次巻線の端部間と並列にそれぞれコンデンサC1−1,C1−2を接続してある。
上記のように構成してある整流装置は、上記整流装置の実施例とほぼ同様の作用をする。この整流装置も、コンデンサC1を設けることにより、トランス巻線電圧が正弦波に保たれ、回路内に高調波電流の発生を抑制することができる。また、回路内に高調波電流が発生しないため、ノイズの発生を抑えることができる。また、絶縁トランスTの漏れインダクタンスL1とコンデンサC1とによりLCフィルタを構成し、このフィルタの共振周波数を正弦波発生器1の発振周波数より低く設定することにより、トランス巻線電圧を正弦波に整形することができる。また、このLCフィルタの共振周波数を任意に設定することで、回路内に発生した高調波電流に応じたフィルタ効果を得ることができる。
本発明によれば、トランスの二次側巻線と並列にコンデンサを接続することで、トランス巻線電圧が正弦波に保たれ、回路内に発生する高調波電流を抑制するため低ノイズ化が可能である。また、トランスの漏れインダクタンスを用いてLCフィルタを構成し、このフィルタ周波数を正弦波発振器の発振周波数より低く設定する事によりトランス巻線電圧を正弦波に整形する事ができる。
また、トランスの漏れインダクタンスを用いたLCフィルタ周波数を任意に設定することで回路内に発生した高調波電流に応じたフィルタ効果を得ることができる。
本発明に係る整流装置における発明を実施するための最良の形態の等価回路図である。 図1図示実施形態とは別の整流装置の実施例の等価回路図である。 同じく別の整流装置の実施例の等価回路図である。 従来の整流装置の等価回路図である。
符号の説明
1 正弦波発振器
2 増幅回路
3 負荷
T 絶縁トランス
L1 絶縁トランスTの漏れインダクタンス
C1,C2 コンデンサ
D1,D2 ダイオード
L2 インダクタ
DB ブリッジダイオード

Claims (4)

  1. 一次側に高周波正弦波信号を発振する正弦波発振器と、この正弦波発振器の出力信号を増幅する増幅回路と、増幅された正弦波信号を二次側に伝達する絶縁トランスの一次巻線とを直列に接続し、前記絶縁トランスの二次巻線に、整流素子とLCフィルタとを備えた整流回路を接続してあるとともに、前記二次巻線と並列にコンデンサを接続し、このコンデンサと前記絶縁トランスの漏れインダクタンスとで構成されるLCフィルタの共振周波数を、コンデンサ値を調整することで任意の周波数に設定するようにしてあることを特徴とする整流装置。
  2. 前記整流素子は、ダイオードで構成し、整流ダイオードと転流ダイオード並びに前記LCフィルタで前記整流回路を構成してあることを特徴とする請求項1記載の整流装置。
  3. 前記整流回路は、整流ブリッジ回路と前記LCフィルタとで構成してあることを特徴とする請求項1記載の整流装置。
  4. 前記整流回路は、センタータップ整流回路と前記LCフィルタとで構成し、前記センタータップと二次巻線の端部間と並列にそれぞれコンデンサを接続して、前記絶縁トランスの漏れインダクタンスとコンデンサとで構成されるLCフィルタの共振周波数を、コンデンサ値を調整することで任意の周波数に設定するようにしてあることを特徴とする請求項1記載の整流装置。
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