JP2001309580A - 非接触電力伝達装置 - Google Patents

非接触電力伝達装置

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JP2001309580A JP2000124565A JP2000124565A JP2001309580A JP 2001309580 A JP2001309580 A JP 2001309580A JP 2000124565 A JP2000124565 A JP 2000124565A JP 2000124565 A JP2000124565 A JP 2000124565A JP 2001309580 A JP2001309580 A JP 2001309580A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次側回路の整流効率を上げた非接触電力伝
達装置を提供する。 【解決手段】 電源部Aは直流電力をインバータ部Bに
供給し、インバータ部Bで高周波電力に変換され、前記
高周波電力はトランスT1の1次コイルL1に供給され
る。トランスT1の2次コイルL2は、電磁結合により
1次コイルL1より電力を受電し、2次コイルL2両端
の電圧はFETQ1で半波整流され、半波整流された電
圧は平滑部Fで平滑されて直流電圧を出力する。FET
Q1に直列に接続された電流検知部H1はFETQ1に
流れる電流を検出し、前記検出信号を駆動信号生成部E
1に出力する。駆動信号生成部E1は、電流検知部H1
からの検出信号が所定のしきい値以上であればFET素
子P1をオンにする駆動信号を出力し、電流検知部H1
からの信号が所定のしきい値以下であればFET素子P
1をオフにする駆動信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触電力伝達装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非接触電力技術を応用して実用化されて
いる例は、シェーバーや電動歯ブラシ等の充電用途であ
り、数W程度の低出力に限られていた。そして、2次側
回路の整流方式としては、ダイオード整流方式が用いら
れてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】分離着脱式トランスに
よる磁気誘導を利用した非接触・無接点の電力伝送技術
は、その金属接点レスという特徴により感電の根本的対
策を施せることから、水まわりの電源としての用途が注
目されつつある。安全で安心できる電源として使用する
ために、出力電圧が低電圧であるとともに機器の効率も
低下せず、車用において既に実績のある12V程度の電
源でなおかつ、いろいろな機器が使用できるよう50W
以上の高出力化が必要となった。しかし、低電圧で高出
力化を行うに従い出力電流も大きくなり、従来非接触給
電装置の2次側回路で使用されているダイオード整流方
式では整流損失が大きくなりダイオード等の放熱板のサ
イズも大きくなり実用的なサイズに収められないという
問題が発生した。
【0004】そこで従来から出力電圧が5V以下のスイ
ッチング電源の整流部の損失低減に使用されている同期
整流技術を非接触電力伝達装置に適用することを検討し
た。同期整流技術とは、同期整流用スイッチング素子と
してFETのスイッチング素子とFETの寄生ダイオー
ドを使い、整流するサイクルに応じてFETのスイッチ
ング素子をスイッチングさせてFETのスイッチング素
子を介して整流電流を流すことで、FETの低いオン抵
抗を利用して整流部の損失を低減させる技術である。勿
論、寄生ダイオードを内蔵しているFETの代わりに、
スイッチング素子とスイッチング素子に並列に逆方向の
ダイオードを接続しても同じ動作をする。
【0005】非接触電力伝達装置は、直流電源を供給す
る電源部と、直流電源を高周波電源に変換するインバー
タ部と、インバータ部から高周波電力を供給される1次
コイルと1次コイルから受電した電力を出力する2次コ
イルとが分離可能な分離着脱式トランスの1次コイルと
で構成される1次側回路と、2次コイルと、2次コイル
に並列に接続される負荷整合用コンデンサ及び2次コイ
ルの出力電圧を整流する整流部とで構成される2次側回
路とからなっている。この時2次側に取り出せる有効電
力を最大にして回路全体の効率を上げ、分離着脱式トラ
ンスの小型化を図るために、分離着脱式トランスの1次
コイルと2次コイルとの間の漏れ磁束による漏れインダ
クタンスと2次コイルに並列に接続する負荷整合用コン
デンサとにより回路全体の力率を改善している。
【0006】ところが、前記負荷整合用コンデンサによ
る負荷整合を行うと、前記2次コイルの出力波形はスイ
ッチング電源の2次コイル出力波形とは異なり、正弦波
状あるいはさらに歪んだ波形となる、そのために、巻線
間電圧あるいは補助巻線を利用した従来の同期整流用ス
イッチング素子の駆動信号生成方式では同期整流用スイ
ッチング素子のオン時間が短いため整流効率が悪く、ダ
イオード整流方式より効率を上げることができなかっ
た。
【0007】本発明は、上記事由に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、2次側回路の整流効率を上げた非
接触電力伝達装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、直流
電源を供給する電源部と、前記直流電源を高周波電源に
変換するインバータ部と、前記インバータ部から高周波
電力を供給される1次コイルと1次コイルから受電した
電力を出力する2次コイルとが分離可能なトランスの前
記1次コイルとで構成される1次側回路と、前記2次コ
イルと、前記2次コイルに並列に接続される負荷整合用
コンデンサ及び前記2次コイルの出力電圧を整流する整
流部とで構成される2次側回路とを有する非接触電力伝
送装置において、スイッチング素子及び前記スイッチン
グ素子に並列に逆接続されたダイオードとからなる同期
整流要素を前記2次コイルに直列に接続して構成された
前記整流部と、前記同期整流要素に流れる電流を検出す
る電流検知部と、前記電流検知部の検出信号に基づいて
前記同期整流要素のスイッチング素子の駆動信号を生成
する駆動信号生成部とからなることを特徴とし、2次側
回路の整流損失を減らして、整流部の放熱板のサイズを
小さくでき、回路全体の効率を上げることができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記トランスの2次コイルはセンタータップを備
え、前記整流部は、前記トランスの2次コイルのセンタ
ータップではない両出力端に直列に且つ互いに逆方向に
接続する第1及び第2の前記同期整流要素の前記トラン
スの2次コイルに接続していない各他端同士を接続して
全波整流部を構成することを特徴とし、全波整流するこ
とで半波整流よりも損失が少なく効率の良い整流を行え
る。
【0010】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、一つの前記電流検知部の検出信号より前記第1の同
期整流要素のスイッチング素子の駆動信号を生成し、前
記第2の同期整流要素のスイッチング素子の駆動信号は
前記第1の同期整流要素のスイッチング素子の駆動信号
の反転信号とすることを特徴とし、駆動信号生成部の簡
素化を図ることができ、低コスト化、小型化ができる。
【0011】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいづ
れかの発明において、前記電流検知部は、前記同期整流
要素に直列に接続した電流検出用抵抗からなり、前記電
流検出用抵抗の両端に発生する電圧に基づいて前記駆動
信号生成部にて前記同期整流要素のスイッチング素子の
駆動信号を生成することを特徴とし、簡単な回路構成で
電流検知部を構成できる。
【0012】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記電流検出用抵抗の抵抗値は、前記電流検出用抵
抗に流れる電流に対して発生する前記電流検出用抵抗の
両端の電圧が前記駆動信号生成部にて前記同期整流要素
のスイッチング素子を駆動できる電圧にまで増幅できる
最小の電圧になる抵抗値であることを特徴とし、電流検
知部での損失を減らすことができる。
【0013】請求項6の発明は、請求項1乃至3いづれ
かの発明において、前記電流検知部は、前記同期整流要
素に直列に接続した1次コイル及び2次コイルとからな
るカレントトランスと、前記カレントトランスの2次コ
イルの両端に並列に接続した抵抗と、前記抵抗の両端間
の電圧を整流するために前記カレントトランスの2次コ
イルに直列に接続した整流ダイオードとから構成され、
前記整流ダイオードから出力される前記電流検知部の出
力に基づいて駆動信号生成部にて前記同期整流要素のス
イッチング素子の駆動信号を生成することを特徴とし、
2次側回路の整流損失を減らすことができる。
【0014】請求項7の発明は、請求項1乃至6いづれ
かの発明において、前記駆動信号生成部は、前記電流検
知部の出力と基準電圧とを比較し、前記比較結果に基づ
いて前記同期整流要素のスイッチング素子の駆動信号を
生成することを特徴とし、2次側回路の整流損失を減ら
して、整流部の放熱板のサイズを小さくでき、回路全体
の効率を上げることができる。
【0015】請求項8の発明は、請求項2乃至7いづれ
かの発明において、前記同期整流要素を複数有する非接
触電力伝送装置において、先に導通し整流を終了しつつ
ある前記第1の同期整流要素を流れる電流値と、次の整
流のために導通を行うべき前記第2の同期整流要素のダ
イオードに流れ始める電流値とが相等しくなる時刻に、
前記第1の同期整流要素のスイッチング素子をオフにす
る駆動信号を出力する第1の駆動信号生成部と、前記第
2の同期整流要素のスイッチング素子をオンにする駆動
信号を出力する第2の駆動信号生成部とを有することを
特徴とし、2次側回路の整流損失を減らして、整流部の
放熱板のサイズを小さくでき、回路全体の効率を上げる
ことができる。
【0016】請求項9の発明は、請求項8記載の発明に
おいて、前記第1及び第2の駆動信号生成部は、先に導
通し整流を終了しつつある第1の同期整流要素を流れる
電流値と、次の整流のために導通を行うべき第2の同期
整流要素のダイオードに流れ始める電流値とが相等しく
なる時刻における前記電流検知部の出力電圧と同じ電圧
である基準電圧と、前記電流検知部の検出信号とを比較
し、前記比較結果に基づいて前記同期整流要素のスイッ
チング素子の駆動信号を生成することを特徴とし、2次
側回路の整流損失を減らして、整流部の放熱板のサイズ
を小さくでき、回路全体の効率を上げることができる。
【0017】請求項10の発明は、請求項8記載の発明
において、前記第2の駆動信号生成部は、先に導通し整
流を終了しつつある第1の同期整流要素を流れる電流値
と、次の整流のために導通を行うべき第2の同期整流要
素のダイオードに流れ始める電流値とが相等しくなる時
刻に、前記第2の同期整流要素のスイッチング素子をオ
ンにできる電圧にまで増幅した駆動信号を出力すること
を特徴とし、2次側回路の整流損失を減らして、整流部
の放熱板のサイズを小さくでき、回路全体の効率を上げ
ることができる。
【0018】請求項11の発明は、請求項7記載の発明
において、前記整流部は前記同期整流要素を前記トラン
スの2次コイルに直列に1つ接続した半波整流部を構成
し、前記駆動信号生成部は前記電流検知回路の検出信号
と基準電圧とを比較して前記比較出力を前記同期整流要
素のスイッチング素子の駆動信号とする比較器からな
り、前記基準電圧は、前記同期整流要素のスイッチング
素子に前記スイッチング素子に並列に逆接続されたダイ
オードの順電流方向と同じ方向の電流が最大時間流れ且
つ前期同期整流要素のスイッチング素子に前記ダイオー
ドの順電流と逆方向の電流が流れない電圧であることを
特徴とし、2次側回路の整流損失を減らして、整流部の
放熱板のサイズを小さくでき、回路全体の効率を上げる
ことができる。
【0019】請求項12の発明は、請求項1、4、5、
6いづれか記載の発明において、前記整流部は前記同期
整流要素を前記トランスの2次コイルに直列に1つ接続
した半波整流部を構成し、前記駆動信号生成部は前記同
期整流要素のダイオードに順電流が流れ始める時刻に、
前記同期整流要素のスイッチング素子をオンにできる電
圧にまで増幅した駆動信号を出力する駆動信号生成部を
有することを特徴とし、2次側回路の整流損失を減らし
て、整流部の放熱板のサイズを小さくでき、回路全体の
効率を上げることができる。
【0020】請求項13の発明は、請求項1乃至12い
づれか記載の発明において、前記インバータ部は、スイ
ッチング素子を有するハーフブリッジのインバータから
なり、前記スイッチング素子はゼロボルトスイッチング
を行うことを特徴とし、2次側回路の整流損失を減らし
て、整流部の放熱板のサイズを小さくでき、回路全体の
効率を上げることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】(実施形態1)図1は実施形態1の回路構
成を示す。電源部Aとインバータ部BとトランスT1の
1次コイルL1とで1次側回路G1を構成し、トランス
T1の2次コイルL2と負荷整合用コンデンサC1と同
期整流要素を構成するFETQ1と電流検知部H1と駆
動信号生成部E1と平滑部Fとで2次回路G2を構成す
る。
【0023】電源部Aは直流電力をインバータ部Bに供
給し、インバータ部Bで高周波電力に変換され、前記高
周波電力はトランスT1の1次コイルL1に供給され
る。トランスT1の2次コイルL2は、電磁結合により
1次コイルL1より電力を受電し、2次コイルL2両端
の電圧はFETQ1で半波整流され、半波整流された電
圧は平滑部Fで平滑されて直流電圧を出力する。
【0024】トランスT1の1次コイルL1と2次コイ
ルL2とはお互いに絶縁物により所定のギャップ長だけ
離間し、分離脱着できる構成になっている。
【0025】2次コイルL2に並列に接続されるコンデ
ンサC1は負荷整合用であり、2次側回路G2で取り出
せる有効電力を最大にして1次側回路G1から2次側回
路G2への電力伝達の効率を上げている。
【0026】次に本実施形態1の同期整流動作について
説明する。
【0027】FETQ1は、FET素子P1とFET素
子P1に並列に逆方向に接続された寄生ダイオードD1
とからなっている。FETQ1に直列に接続された電流
検知部H1はFETQ1に流れる電流を検出し、前記検
出信号を駆動信号生成部E1に出力する。駆動信号生成
部E1は、電流検知部H1からの検出信号が所定のしき
い値以上であればFET素子P1をオンにする駆動信号
を出力し、電流検知部H1からの信号が所定のしきい値
以下であればFET素子P1をオフにする駆動信号を出
力する。
【0028】電磁誘導によって1次コイルL1から2次
コイルL2に誘導された起電力の極性が、FETQ1の
寄生ダイオードD1の順方向と合致した時に寄生ダイオ
ードD1には順方向電流が流れ、前記順方向電流を電流
検知部H1で検出し、駆動信号生成部E1は電流検知部
H1からの検出信号が前記しきい値を超えるとFET素
子P1にオン信号を出力してFET素子P1はオンす
る。
【0029】FET素子P1がオンすると当初寄生ダイ
オードD1を流れていた電流は寄生ダイオードD1に比
べてFET素子P1のほうが抵抗が小さいので、FET
素子P1のオン抵抗を介してFETQ1のソースからド
レイン方向に流れる。この時、FETQ1に整流電流が
流れるサイクル中にFET素子のオン時間をできるだけ
長くしたほうが、FETQ1での損失を小さくでき、整
流損失を減らすことができる。
【0030】電磁誘導によって1次コイルL1から2次
コイルL2に誘導される起電力が変化して2次コイルL
2に誘導される起電力が小さくなると電流検知部H1か
ら出力される検出信号も小さくなり、駆動信号生成部E
1は電流検知部H1からの検出信号が前記しきい値より
下がるとFET素子P1にオフ信号を出力してFET素
子P1はオフする。
【0031】さらに、2次コイルL2に誘導される起電
力の極性が反転するとFET素子P1の寄生ダイオード
D1には逆方向の電圧がかかるため、再び2次コイルL
2に誘導された起電力の極性が反転するまでは寄生ダイ
オードD1には電流は流れず、平滑部Fの入力は半波整
流波形となる。半波整流出力は平滑部Fで平滑される。
【0032】図2は、本実施形態1のFETQ1に流れ
る電流波形S1を示し、前記電流波形S1はなだらかに
立ち上がり歪んだ波形となる。
【0033】この同期整流時の損失は、前記電流波形S
1がFET素子P1のオンしきい値Kを超えてFET素
子P1がオフからオンになる時間をt1、前記電流波形
S1がFET素子P1のオンしきい値Kより下がりFE
T素子P1がオンからオフになる時間をt2、前記電流
波形S1が0になる時間をt3、前記同期整流時のFE
T素子P1のオン抵抗をRon、FETQ1を流れる電
流をI、寄生ダイオードD1の順方向電圧をVfとする
と、一周期での総損失Wは、下記数1のように表され
る。
【0034】
【数1】
【0035】このように、FETQ1に流れる電流を検
出し、前記検出信号に同期した信号でFET素子P1を
駆動すれば、FETQ1の寄生ダイオードD1に電流が
流れる時間を短くすることができ、FETQ1での損失
を低減できる。その結果、放熱板のサイズを小さくでき
るため、2次側回路G2を小型化できる。
【0036】(実施形態2)図3は実施形態2の回路構
成を示す。電源部A、インバータ部B、トランスT1の
1次コイルL1からなる1次側回路G1の構成、動作は
実施形態1と同様なので省略する。
【0037】トランスT1の2次コイルL2は出力端子
が3つあるセンタータップ方式となっており、2次コイ
ルL2両端の端子1及び3とセンタータップ端子2の3
つの端子を有し、2次コイルL2の端子1−端子3間に
並列に負荷整合用のコンデンサC1を接続する。2次コ
イルL2の端子1に直列に電流検知部H1を介して同期
整流要素を構成するFETQ1のドレインを接続し、2
次コイルL2の端子3に直列に電流検知部H3を介して
同期整流要素を構成するFETQ2のドレインを接続す
る。FETQ1、Q2の各ソースは互いに接続し、平滑
コンデンサC8の負極側に接続し、2次コイルL2の端
子3は、チョークコイルL3を介して平滑コンデンサC
8の正極側に接続する。
【0038】次に、本実施形態2の動作について説明す
る。FETQ1は、FET素子P1とFET素子P1に
並列に逆方向の接続された寄生ダイオードD1とからな
っている。FETQ1に直列に接続された電流検知部H
1はFETQ1に流れる電流を検出し、前記検出信号を
駆動信号生成部E1に出力する。駆動信号生成部E1
は、電流検知部H1からの検出信号が所定のしきい値以
上であればFET素子P1をオンにする駆動信号を出力
し、電流検知部H1からの信号が所定のしきい値以下で
あればFET素子P1をオフにする駆動信号を出力す
る。
【0039】同様にFETQ2は、FET素子P2とF
ET素子P2に並列に逆方向の接続れた寄生ダイオード
D2とからなっている。FETQ2に直列に接続された
電流検知部H2はFETQ2に流れる電流を検出し、前
記検出信号を駆動信号生成部E2に出力する。駆動信号
生成部E2は、電流検知部H2からの検出信号が所定の
しきい値以上であればFET素子P2をオンにする駆動
信号を出力し、電流検知部H2からの信号が所定のしき
い値以下であればFET素子P2をオフにする駆動信号
を出力する。
【0040】電磁誘導によって1次コイルL1から2次
コイルL2の端子2−1間に誘導される起電力の極性
が、FETQ1の寄生ダイオードD1の順方向と合致し
た時に寄生ダイオードD1に順方向電流が流れ、前記順
方向電流を電流検知部H1にて検出し、駆動信号生成部
E1は電流検知部H1の検出信号が前記しきい値を超え
るとFET素子P1にオン信号を出力してFET素子P
1はオンする。FET素子P1がオンすると当初寄生ダ
イオードD1を流れていた電流は寄生ダイオードD1に
比べてFET素子P1のほうが抵抗が小さいので、FE
T素子P1のオン抵抗を介してFETQ1のソースから
ドレイン方向に流れる。この時、実施形態1同様、FE
TQ1に整流電流が流れるサイクル中にFET素子のオ
ン時間をできるだけ長くしたほうが、FETQ1での損
失を小さくでき、整流損失を減らすことができる。
【0041】電磁誘導によって1次コイルL1から2次
コイルL2に誘導される起電力が変化して2次コイルL
2に誘導される起電力が小さくなると電流検知部H1か
ら出力される検出信号も小さくなり、駆動信号生成部E
1は電流検知部H1からの検出信号が前記しきい値より
下がるとFET素子P1にオフ信号を出力してFET素
子P1はオフする。
【0042】さらに、2次コイルL2に誘導された起電
力の極性が反転するとFET素子P1の寄生ダイオード
D1には逆方向の電圧がかかるため、再び2次コイルL
2に誘導された起電力の極性が反転するまで寄生ダイオ
ードD1には電流は流れない。
【0043】一方この時、電磁誘導によって1次コイル
L1から2次コイルL2の端子2−3間に誘導された起
電力の極性は、FETQ2の寄生ダイオードD2の順方
向と合致しているため、寄生ダイオードD2に順方向電
流が流れ、FETQ2、FET素子P2、寄生ダイオー
ドD2、電流検知部H2、駆動信号生成部E2は前記F
ETQ1、FET素子P1、寄生ダイオードD1、電流
検知部H1、駆動信号生成部E1と同様の前記動作を行
う。
【0044】前記動作を繰り返して、FETQ1、Q2
のソースと2次コイルL2の端子2間の電圧には全波整
流された電圧が生じ、チョークコイルL3と平滑コンデ
ンサC8とで平滑される。
【0045】図4は、2次コイルL2の端子1−3間の
誘導起電力波形S2と、2次コイルL2を流れる電流波
形S3と、FETQ1、Q2のオンしきい値Kとを示し
ている。負荷整合用のコンデンサC1の影響で、2次コ
イルL2の電流波形S3は歪んだ波形になり、2次コイ
ルL2の端子1−3間に誘起する電圧波形S2は一定区
間0Vである区間を挟んで正負に振動した波形となる。
そのため、従来の補助巻線や2次コイル間電圧を利用し
たFETの駆動方式ではFETQ1、Q2のオンしきい
値Kと前記電圧波形S2とを比較すると、FETの駆動
信号は波形S4のようになり、FETQ1及びQ2をオ
ンする時間が短いため整流効率が上がらない。
【0046】しかし、図5に示す様にFETQ1を流れ
る電流波形S5とFETQ1、Q2のオンしきい値Kと
を比較し、またFETQ2を流れる電流波形S6とFE
TQ1、Q2のオンしきい値Kとを比較することで、F
ETQ1、Q2の駆動信号は各々波形S7、S8のよう
になり、図4の波形S4に比べてFETQ1、Q2のF
ET素子P1、P2のオン時間が長くなる。したがっ
て、FET素子P1、P2に整流電流が流れる時間が長
くなり、整流効率が上がる。
【0047】また本実施形態2に示す2次コイルがセン
タータップ方式であるトランスT1を用いた全波整流回
路と実施形態1に示す半波整流回路とを比較すると、同
じ出力電流を流す場合、全波整流回路は半波整流回路に
比べてFETに流す電流の最大値を小さくできる。FE
T素子P1,P2がオンした時の損失は電流の2乗に比
例するので、本実施形態2では、FET素子P1,P2
に流す電流を半波整流回路に比べて小さくでき、損失を
減らすことができる。
【0048】なお、図6に示す回路構成の様に、負荷整
合用のコンデンサC1を2次コイルL2の端子1−端子
2間に並列に接続し、負荷整合用のコンデンサC9を2
次コイルL2の端子2−端子3間に並列に接続した場合
も図4の負荷整合用のコンデンサC1と同様の効果が得
られる。さらに、前記コンデンサC1をFETQ1に並
列に接続し、前記コンデンサC9をFETQ2並列に接
続しても同様の効果が得られる。
【0049】なお、図1において負荷整合用コンデンサ
C1をFETQ1に並列に接続しても同様の効果が得ら
れる。
【0050】(実施形態3)図7は実施形態3の回路構
成を示し、交流電源を直流電源に変換する電源部Aと電
源部Aからの直流入力を高周波電源に変換するインバー
タ部Bと、インバータ部Bの制御回路Jと、インバータ
部Bから高周波電源を供給されるトランスT1の1次コ
イルL1とから1次側回路G1は構成され、トランスT
1のセンタータップ式の2次コイルL2と、負荷整合用
コンデンサC1と、電流検知部H1,H2と、駆動信号
生成部E1,E2と、FETQ1,Q2とチョークコイ
ルL3と、平滑コンデンサC8とで構成される2次側回
路G2とからなっている。
【0051】2次側回路G2の構成、動作は実施形態2
の図3と同様なので説明は省略する。
【0052】1次側回路G1の構成、動作について説明
する。電源部Aは、交流電源Vsと交流電源Vsを全波
整流する整流器D3とから構成され、インバータ部Bは
整流器D3の出力端に並列に接続されたコンデンサC
2、C3の直列回路と、整流器D3の出力端に並列に接
続されたスイッチング素子Q3、Q4の直列回路と、ス
イッチング素子Q3、Q4に各々並列に接続されたコン
デンサC4,C5とからなるハーフブリッジインバータ
回路で構成され、制御回路Jはスイッチング素子Q3,
Q4のスイッチング動作を制御するための電子回路から
構成され、トランスT1の1次コイルL1の一端はコン
デンサC1、C2の中点に接続され、他端はスイッチン
グ素子Q1、Q2の中点に接続される。
【0053】整流器D3で全波整流された電圧はコンデ
ンサC2、C3で分圧され、スイッチング素子Q3,Q
4は制御回路Jからの一定のデッドタイムを持った駆動
信号により交互にオン・オフして1次コイルL1に高周
波電圧を印加する。
【0054】また、スイッチング素子Q3、Q4に並列
に接続されたコンデンサC4,C5により、スイッチン
グ素子Q3,Q4のスイッチング動作をゼロ電圧スイッ
チング動作とすることができ、スイッチング素子Q3、
Q4でのスイッチング損失を減少させることができる。
【0055】またスイッチング素子Q3、Q4の駆動信
号は一定のデッドタイムを持っているので、トランスT
1の2次コイルL2の端子1−端子3間の電圧は図4の
波形S2のようになるため、実施形態2と同様に電流検
出回路H1、H2の検出信号から生成した駆動信号でF
ETQ1、Q2による同期整流を行えば、実施形態2同
様に2次側回路G2の整流損失も減少できる。
【0056】また、図8に示す回路構成のようにトラン
スT1の1次コイルL1に並列にコンデンサC4を接続
した場合も、図7の回路同様にゼロ電圧スイッチングを
行える。前記以外の図8の回路の構成、動作は図7の回
路の構成、動作と同様なので説明は省略する。
【0057】このように本実施形態3によれば、2次側
回路G2だけでなく、1次側回路G1での損失を減らし
て、回路全体の効率を上げて回路全体の小型化ができ
る。
【0058】(実施形態4)図9は実施形態4の回路構
成を示す。基本的な回路構成、動作は実施形態3の図7
と同様で、FET素子P1の駆動信号生成部E1の駆動
信号を反転器INV1を介して反転させた信号をFET
素子P2の駆動信号とした点が図7に示す回路構成と異
なる。前記以外の回路構成、動作については実施形態3
の図7と同様なので省略する。
【0059】図9に示す回路構成図のように、トランス
T1の2次コイルL2にセンタータップ方式を用いた同
期整流回路では、FETQ1、Q2に交互に電流が流れ
るようにFETQ1、Q2の駆動信号を制御するため、
FETQ1、Q2の各駆動信号は、一方の駆動信号の反
転信号となる。そこで、FETQ1の駆動信号生成部E
1の駆動信号を反転器INV1を介して反転させた信号
をFETQ2の駆動信号としてFETQ2を駆動するこ
とで、FETQ2の駆動回路の簡素化を図ることがで
き、低コスト化、小型化ができる。
【0060】なお、2次側回路G2の整流回路として、
同期整流を用いたフォワード方式を採用した場合にも、
2つの整流及び転流用スイッチング素子にたいしても同
様に応用できる。
【0061】(実施形態5)図10は実施形態5の回路
構成図を示す。基本的な回路構成、動作は実施形態3の
図7とほぼ同様で、図10では、図7の電流検知部H
1、H2を、各々FETQ1、Q2に直列に接続した抵
抗R1、R2からなる電流検知部H3、H4に置き換え
た点が異なる。前記以外の回路構成、動作については実
施形態3の図7と同様なので省略する。
【0062】本実施形態5では、FETQ1、Q2に各
々直列に接続された抵抗R1、R2の両端には各々FE
TQ1、Q2に流れる電流に比例した電圧が発生する。
前記抵抗R1、R2の各両端電圧を駆動信号生成部E
1、E2に各々入力し、駆動信号生成部E1、E2は、
抵抗R1、R2の各両端電圧が所定のしきい値以上であ
ればFET素子P1、P2を各々オンにする駆動信号を
出力し、抵抗R1、R2の各両端電圧が所定のしきい値
以下であればFET素子P1、P2を各々オフにする駆
動信号を出力する。
【0063】このように本実施形態5によれば、簡単な
方法でFETQ1、Q2の電流を検出でき、前記検出信
号を用いてFETQ1、Q2の駆動信号を生成すること
で実施形態2同様にFETQ1、Q2に電流が流れる各
整流サイクル中にできるだけ長い間FET素子P1、P
2をオンにして、整流損失を減らすことができる。
【0064】(実施形態6)図11は本実施形態6の回
路構成図を示し、基本的な回路構成、動作は実施形態5
の図10と同様で、図11では、図10の抵抗R1、R
2を各々微小な抵抗値(例えば10mΩ)を有する抵抗
R3、R4からなる電流検出部H5、H6に置き換え、
駆動信号生成部E1、E2を各々オペアンプOP1、O
P2からなる駆動信号生成部E3、E4に置き換えた点
が異なる。前記以外の回路構成、動作については実施形
態5の図10と同様なので省略する。
【0065】本実施形態5では、FETQ1、Q2に各
々直列に接続された抵抗R3、R4の抵抗値を微小な抵
抗値(例えば10mΩ)とすることで、実施形態5に比
べて抵抗R3、R4での損失を減らしている。しかし抵
抗R3、R4の抵抗値を小さくしたことで抵抗R3、R
4両端の電圧も小さくなるため、抵抗R3、R4両端の
電圧を各々オペアンプOP1、OP2の反転入力端子と
非反転入力端子とに入力し、オペアンプOP1、OP2
で抵抗R3、R4の各両端電圧を、FETQ1、Q2を
十分駆動できる電圧にまで差動増幅し、前記差動増幅し
たオペアンプOP1、OP2の出力をFET素子P1、
P2の駆動信号とする。
【0066】このように本実施形態6では、電流検知部
H5、H6での損失を下げることができる。
【0067】(実施形態7)図12は実施形態7の回路
構成図を示す。基本的な回路構成、動作は実施形態3の
図7とほぼ同様で、図12では図7の電流検知部H1、
H2を各々、1次コイルL4、L5と2次コイルL6、
L7からなるカレントトランスCT1、CT2の2次コ
イルL6、L7に並列に抵抗R5、R6を各々接続し、
前記2次コイルL6、L7に直列にダイオードD3、D
4を各々接続し、ダイオードD3、D4を介して抵抗R
5、R6に並列にコンデンサC6、C7、抵抗R7、R
8及び定電圧ダイオードZD1、ZD2を各々接続した
電流検知部H7、H8に置き換えた点と、図7の駆動信
号生成部E1、E2を各々ダイオードD3、D4に直列
に接続した増幅器AMP1、AMP2からなる駆動信号
生成部E5、E6に置き換えた点とが異なる。前記以外
の回路構成、動作については実施形態3の図7と同様な
ので省略する。
【0068】カレントトランスCT1、CT2の各1次
コイルL4、L5に流れる電流をカレントトランスCT
1、CT2の各2次コイルL6、L7で検出し、抵抗R
5、R6の両端に各々電圧を発生させ、前記電圧はダイ
オードD3、D4で各々半波整流される。コンデンサC
6、C7はノイズカット用であり、抵抗R7、R8はコ
ンデンサC6、C7に蓄積された電荷を放出してAMP
1、2の入力信号の立下りを急峻にする。また、定電圧
ダイオードZD1、ZD2は増幅器AMP1、2の入力
に増幅器AMP1、2の定格電圧を超えた電圧が入力さ
れないように半波整流した電圧を一定電圧でクランプす
る。
【0069】そして、カレントトランスCT1、CT2
の2次コイルL6、L7の出力電流は小さいためにFE
T素子P1、P2を駆動できないので、増幅器AMP
1、AMP2で増幅し、前記増幅した駆動信号でFET
Q1、Q2を駆動する。
【0070】このように本実施形態7によれば、FET
Q1、Q2を流れる電流を検出でき、前記検出信号を用
いてFETQ1、Q2の駆動信号を生成することで実施
形態2同様にFETQ1、Q2に電流が流れる各整流サ
イクル中にできるだけ長い間FET素子P1、P2をオ
ンにして、整流損失を減らすことができる。
【0071】(実施形態8)図13の回路構成図を用い
て実施形態8を説明する。基本的な回路構成、動作は実
施形態7の図12とほぼ同様で、図13では、図12の
増幅器AMP1、AMP2を、比較器CP1、CP2と
比較器CP1、CP2の反転入力端子に基準電圧源E
1、E2を各々接続した比較回路に置き換えた点が異な
る。前記以外の回路構成、動作については実施形態7の
図12と同様なので省略する。
【0072】本実施例8では、ダイオードD3、D4で
半波整流されたカレントトランスCT1、CT2の各2
次コイルL6、L7の出力を各々比較器CP1、CP2
の非反転入力端子に接続し、基準電圧源E1、E2を各
々比較器CP1、CP2の反転入力端子に接続して、基
準電圧源E1、E2の基準電圧を適切に設定すること
で、FETQ1、Q2に電流が流れる各整流サイクル中
にできるだけ長い間FET素子P1、P2をオンにし
て、整流損失を減らすことができる。
【0073】図14は、本実施形態8におけるFETQ
1を流れる電流波形S9と、基準電圧源E1の基準電圧
M1と、比較器CP1の出力波形S10を示しており、
前記波形S9が前記基準電圧M1を超えると前記波形S
10はHレベルとなり、前記波形S9が前記基準電圧M
1より下がると前記波形S10はLレベルとなる。した
がって、基準電圧M1を適切に設定することで比較器C
P1の出力波形S10がHレベルの区間を広くできる。
FETQ2についても同様である。
【0074】即ちFETQ1、Q2に電流が流れる各整
流サイクル中にできるだけ長い間FET素子P1、P2
をオンにして、整流損失を減らすことができる。
【0075】(実施形態9)図13の回路構成図を用い
て実施形態9を説明する。基本的な回路構成、動作につ
いては実施形態8と同様なので省略する。
【0076】同期整流を行うためにオンしていたFET
素子P1を有するFETQ1の電流は、負荷整合用コン
デンサC6のために2次コイルL2に発生する誘導起電
力に応じてなめらかに電流値が減少していく。また次の
半サイクルの同期整流を行うためにオンするFET素子
P2を有するFETQ2も同様にコンデンサC6のため
に、FETQ1に流れる電流がゼロになる前に寄生ダイ
オードD2を介して電流が流れ始める。そのため、FE
T素子P1、P2が同時にオンする可能性があり、整流
が行われなくなる可能性がある。
【0077】そこで本実施形態9では、FETQ1、Q
2に流れる各電流が等しくなった時にそれまでオンして
いたFET素子P1をオフにする駆動信号を比較器CP
1から出力し、それまでオフしていたFET素子P2を
オンにする駆動信号を比較器CP2から出力する。ま
た、逆の半サイクルも同様にFETQ1、Q2に流れる
各電流が等しくなった時にそれまでオンしていたFET
素子P2をオフにする駆動信号を比較器CP2から出力
し、それまでオフしていたFET素子P1をオンにする
駆動信号を比較器CP1から出力する。
【0078】このように、本実施形態9によれば、FE
T素子P1、P2が同時にオンすることがなくなり、整
流損失を減らせて放熱板を含む2次側回路G2を小型化
できる。
【0079】(実施形態10)図13の回路構成図を用
いて実施形態10を説明する。基本的な回路構成、動作
については実施形態9と同様なので省略する。
【0080】実施形態9で説明したように、FETQ
1、Q2に流れる各電流が等しくなった時にそれまでオ
ンしていたFET素子P1をオフにする駆動信号を比較
器CP1から出力し、それまでオフしていたFET素子
P2をオンにする駆動信号を比較器CP2から出力す
る。また、逆の半サイクルも同様にFETQ1、Q2に
流れる各電流が等しくなった時にそれまでオンしていた
FET素子P2をオフにする駆動信号を比較器CP2か
ら出力し、それまでオフしていたFET素子P1をオン
にする駆動信号を比較器CP1から出力すれば、FET
素子P1、P2が同時にオンすることなくなり、整流損
失を減らせる。
【0081】そこで、本実施形態10では図13の回路
構成においてカレントトランスCT1、CT2で検出し
た各検出信号をダイオードD3、D4で半波整流した出
力電圧、即ち定電圧ダイオードZD1、ZD2の各出力
電圧を比較器CP1、CP2の非反転入力端子に入力
し、FETQ1、Q2に流れる各電流が等しくなった時
の定電圧ダイオードZD1、ZD2の各出力電圧を基準
電圧とする基準電圧源E1、E2を比較器CP1、CP
2の反転入力端子に入力に各々接続して、比較器CP
1、CP2の出力をFET素子P1、P2の各駆動信号
とすることで、FET素子P1、P2が同時にオンする
ことがなくなり、整流損失を減らせて放熱板を含む2次
側回路G2を小型化できる。
【0082】図15は、本実施形態10におけるFET
Q1を流れる電流波形S11、基準電圧源E1の基準電
圧M2、比較器CP1の出力波形S12と、FETQ2
を流れる電流波形S13、基準電圧源E2の基準電圧M
3、比較器CP2の出力波形S14とを示す。FETQ
1を流れる電流波形S11の大きさとFETQ2を流れ
る電流波形S13の大きさとが等しくなる時間t4にお
いて比較器CP1の出力をLにしてFET素子P1をオ
フにし、比較器CP2の出力をHにしてFET素子P2
をオンにすることでFET素子P1、P2が同時にオン
することがなくなり、整流損失を減らせて放熱板を含む
2次側回路G2を小型化できる。
【0083】(実施形態11)図12の回路構成図を用
いて実施形態11を説明する。基本的な回路構成、動作
については実施形態7と同様なので省略する。
【0084】実施形態9で説明したように、FETQ
1、Q2に流れる各電流が等しくなった時にそれまでオ
ンしていたFETQ1をオフにする駆動信号を比較器C
P1から出力し、それまでオフしていたFETQ2をオ
ンにする駆動信号を比較器CP2から出力する。また、
逆の半サイクルも同様にFETQ1、Q2に流れる各電
流が等しくなった時にそれまでオンしていたFETQ2
をオフにする駆動信号を比較器CP2から出力し、それ
までオフしていたFETQ1をオンにする駆動信号を比
較器CP1から出力すれば、FETQ1、Q2が同時に
オンすることがなくなり、整流損失を減らせる。
【0085】そこで、本実施形態11では図12の回路
構成においてFETQ1、Q2に流れる電流が等しくな
るときに、カレントトランスCT1、CT2で検出した
各検出信号をダイオードD3、D4で半波整流した出力
電圧、即ち定電圧ダイオードZD1、ZD2の各出力電
圧を増幅器AMP1、2で各々増幅したFET素子P
1、P2の各駆動信号が、FET素子P1、P2を十分
オンできる電圧になるように、カレントトランスCT1
の1次コイルL4と2次コイルL6との巻線比及び、カ
レントトランスCT2の1次コイルL5と2次コイルL
7との巻線比を設定する。
【0086】図16は、本実施形態11におけるFET
素子P1の駆動信号波形S15、FETQ1を流れる電
流波形S16、定電圧ダイオードZD1のクランプ電圧
N1と、FET素子P2の駆動信号波形S17、FET
Q2を流れる電流波形S18、定電圧ダイオードZD2
のクランプ電圧N2と、FET素子P1、P2を十分オ
ンできる電圧Kとを示している。FETQ1を流れる電
流波形S16の大きさとFETQ2を流れる電流波形S
18の大きさとが等しくなる時間t5において、FET
素子P1の駆動信号波形S15がFET素子P1、P2
を十分オンできる電圧Kより下がってFET素子P1は
オフになり、FET素子P2の駆動信号波形S17がF
ET素子P1、P2を十分オンできる電圧Kを超えてF
ET素子P2はオンになることでFET素子P1、P2
が同時にオンすることがなくなり、整流損失を減らせて
放熱板を含む2次側回路G2を小型化できる。
【0087】なお、前記波形S15、S17は定電圧電
圧ダイオードZD1、ZD2のクランプ電圧N1、N2
にクランプされる。
【0088】(実施形態12)図1に示す回路構成図の
ように、1つの同期整流用FETQ1を用いて半波整流
を行う場合、FETQ1での整流損失を小さくするため
にはFETQ1に電流が流れる整流サイクル中にできる
だけ長い間FETQ1のFET素子P1をオンにする必
要がある。
【0089】図1の電流検出部H1と駆動信号生成部E
1とを、図13の電流検出部H9と駆動信号生成部E7
に各々置き換えて、駆動信号生成部E7の比較器CP1
の反転入力端子に接続している基準電圧源E1の基準電
圧を0V付近にすることで、比較器CP1は前記整流サ
イクル中にできるだけ長い間FET素子P1をオンにす
る駆動信号を出力して、FETQ1での整流損失を減ら
せて放熱板を含む2次側回路G2を小型化できる。
【0090】上記以外の回路構成、動作については、実
施形態1及び8で説明しているので省略する。
【0091】(実施形態13)図1に示す回路構成図の
ように、1つの同期整流用FETQ1を用いて半波整流
を行う場合、FETQ1での整流損失を小さくするため
にはFETQ1に電流が流れる整流サイクル中にできる
だけ長い間FETQ1のFET素子P1をオンにする必
要がある。
【0092】図1の電流検出部H1と駆動信号生成部E
1とを、図12の電流検出部H7と駆動信号生成部E5
に各々置き換えて、電流検出部H7のカレントトランス
CT1の1次コイルL4と2次コイルL5の巻数比を大
きくすることで、カレントトランスCT1の1次コイル
L4に流れる電流が小さい時でも2次コイルL5の誘起
電圧が大きくなり、FETQ1のFET素子P1をオン
できる駆動信号が増幅器AMP1から出力される。した
がって、整流素子P1は前記整流サイクル中にできるだ
け長い間オンになり、FETQ1での整流損失を減らせ
て放熱板を含む2次側回路G2を小型化できる。
【0093】上記以外の回路構成、動作については、実
施形態1及び7で説明しているので省略する。
【0094】
【発明の効果】請求項1の発明は、直流電源を供給する
電源部と、前記直流電源を高周波電源に変換するインバ
ータ部と、前記インバータ部から高周波電力を供給され
る1次コイルと1次コイルから受電した電力を出力する
2次コイルとが分離可能なトランスの前記1次コイルと
で構成される1次側回路と、前記2次コイルと、前記2
次コイルに並列に接続される負荷整合用コンデンサ及び
前記2次コイルの出力電圧を整流する整流部とで構成さ
れる2次側回路とを有する非接触電力伝送装置におい
て、スイッチング素子及び前記スイッチング素子に並列
に逆接続されたダイオードとからなる同期整流要素を前
記2次コイルに直列に接続して構成された前記整流部
と、前記同期整流要素に流れる電流を検出する電流検知
部と、前記電流検知部の検出信号に基づいて前記同期整
流要素のスイッチング素子の駆動信号を生成する駆動信
号生成部とからなることを特徴とし、2次側回路の整流
損失を減らして、整流部の放熱板のサイズを小さくで
き、回路全体の効率を上げることができるという効果が
ある。
【0095】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記トランスの2次コイルはセンタータップを備
え、前記整流部は、前記トランスの2次コイルのセンタ
ータップではない両出力端に直列に且つ互いに逆方向に
接続する第1及び第2の前記同期整流要素の前記トラン
スの2次コイルに接続していない各他端同士を接続して
全波整流部を構成することを特徴とし、全波整流するこ
とで半波整流よりも損失が少なく効率の良い整流を行え
るという効果がある。
【0096】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、一つの前記電流検知部の検出信号より前記第1の同
期整流要素のスイッチング素子の駆動信号を生成し、前
記第2の同期整流要素のスイッチング素子の駆動信号は
前記第1の同期整流要素のスイッチング素子の駆動信号
の反転信号とすることを特徴とし、駆動信号生成部の簡
素化を図ることができ、低コスト化、小型化ができると
いう効果がある。
【0097】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいづ
れかの発明において、前記電流検知部は、前記同期整流
要素に直列に接続した電流検出用抵抗からなり、前記電
流検出用抵抗の両端に発生する電圧に基づいて前記駆動
信号生成部にて前記同期整流要素のスイッチング素子の
駆動信号を生成することを特徴とし、簡単な回路構成で
電流検知部を構成できるという効果がある。
【0098】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記電流検出用抵抗の抵抗値は、前記電流検出用抵
抗に流れる電流に対して発生する前記電流検出用抵抗の
両端の電圧が前記駆動信号生成部にて前記同期整流要素
のスイッチング素子を駆動できる電圧にまで増幅できる
最小の電圧になる抵抗値であることを特徴とし、電流検
知部での損失を減らすことができるという効果がある。
【0099】請求項6の発明は、請求項1乃至3いづれ
かの発明において、前記電流検知部は、前記同期整流要
素に直列に接続した1次コイル及び2次コイルとからな
るカレントトランスと、前記カレントトランスの2次コ
イルの両端に並列に接続した抵抗と、前記抵抗の両端間
の電圧を整流するために前記カレントトランスの2次コ
イルに直列に接続した整流ダイオードとから構成され、
前記整流ダイオードから出力される前記電流検知部の出
力に基づいて駆動信号生成部にて前記同期整流要素のス
イッチング素子の駆動信号を生成することを特徴とし、
2次側回路の整流損失を減らすことができるという効果
がある。
【0100】請求項7の発明は、請求項1乃至6いづれ
かの発明において、前記駆動信号生成部は、前記電流検
知部の出力と基準電圧とを比較し、前記比較結果に基づ
いて前記同期整流要素のスイッチング素子の駆動信号を
生成することを特徴とし、2次側回路の整流損失を減ら
して、整流部の放熱板のサイズを小さくでき、回路全体
の効率を上げることができるという効果がある。
【0101】請求項8の発明は、請求項2乃至7いづれ
かの発明において、前記同期整流要素を複数有する非接
触電力伝送装置において、先に導通し整流を終了しつつ
ある前記第1の同期整流要素を流れる電流値と、次の整
流のために導通を行うべき前記第2の同期整流要素のダ
イオードに流れ始める電流値とが相等しくなる時刻に、
前記第1の同期整流要素のスイッチング素子をオフにす
る駆動信号を出力する第1の駆動信号生成部と、前記第
2の同期整流要素のスイッチング素子をオンにする駆動
信号を出力する第2の駆動信号生成部とを有することを
特徴とし、2次側回路の整流損失を減らして、整流部の
放熱板のサイズを小さくでき、回路全体の効率を上げる
ことができるという効果がある。
【0102】請求項9の発明は、請求項8記載の発明に
おいて、前記第1及び第2の駆動信号生成部は、先に導
通し整流を終了しつつある第1の同期整流要素を流れる
電流値と、次の整流のために導通を行うべき第2の同期
整流要素のダイオードに流れ始める電流値とが相等しく
なる時刻における前記電流検知部の出力電圧と同じ電圧
である基準電圧と、前記電流検知部の検出信号とを比較
し、前記比較結果に基づいて前記同期整流要素のスイッ
チング素子の駆動信号を生成することを特徴とし、2次
側回路の整流損失を減らして、整流部の放熱板のサイズ
を小さくでき、回路全体の効率を上げることができると
いう効果がある。
【0103】請求項10の発明は、請求項8記載の発明
において、前記第2の駆動信号生成部は、先に導通し整
流を終了しつつある第1の同期整流要素を流れる電流値
と、次の整流のために導通を行うべき第2の同期整流要
素のダイオードに流れ始める電流値とが相等しくなる時
刻に、前記第2の同期整流要素のスイッチング素子をオ
ンにできる電圧にまで増幅した駆動信号を出力すること
を特徴とし、2次側回路の整流損失を減らして、整流部
の放熱板のサイズを小さくでき、回路全体の効率を上げ
ることができるという効果がある。
【0104】請求項11の発明は、請求項7記載の発明
において、前記整流部は前記同期整流要素を前記トラン
スの2次コイルに直列に1つ接続した半波整流部を構成
し、前記駆動信号生成部は前記電流検知回路の検出信号
と基準電圧とを比較して前記比較出力を前記同期整流要
素のスイッチング素子の駆動信号とする比較器からな
り、前記基準電圧は、前記同期整流要素のスイッチング
素子に前記スイッチング素子に並列に逆接続されたダイ
オードの順電流方向と同じ方向の電流が最大時間流れ且
つ前期同期整流要素のスイッチング素子に前記ダイオー
ドの順電流と逆方向の電流が流れない電圧であることを
特徴とし、2次側回路の整流損失を減らして、整流部の
放熱板のサイズを小さくでき、回路全体の効率を上げる
ことができるという効果がある。
【0105】請求項12の発明は、請求項1、4、5、
6いづれか記載の発明において、前記整流部は前記同期
整流要素を前記トランスの2次コイルに直列に1つ接続
した半波整流部を構成し、前記駆動信号生成部は前記同
期整流要素のダイオードに順電流が流れ始める時刻に、
前記同期整流要素のスイッチング素子をオンにできる電
圧にまで増幅した駆動信号を出力する駆動信号生成部を
有することを特徴とし、2次側回路の整流損失を減らし
て、整流部の放熱板のサイズを小さくでき、回路全体の
効率を上げることができるという効果がある。
【0106】請求項13の発明は、請求項1乃至12い
づれか記載の発明において、前記インバータ部は、スイ
ッチング素子を有するハーフブリッジのインバータから
なり、前記スイッチング素子はゼロボルトスイッチング
を行うことを特徴とし、2次側回路の整流損失を減らし
て、整流部の放熱板のサイズを小さくでき、回路全体の
効率を上げることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1、12、13の回路構成を
示す図である。
【図2】本発明の実施形態1のFETに流れる電流波形
を示す図である。
【図3】本発明の実施形態2の回路構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施形態2の回路動作を示す図であ
る。
【図5】本発明の実施形態2のFET素子のスイッチン
グ動作を示す図である。
【図6】本発明の実施形態2の回路構成を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施形態3の回路構成を示す図であ
る。
【図8】本発明の実施形態3の回路構成を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施形態4の回路構成を示す図であ
る。
【図10】本発明の実施形態5の回路構成を示す図であ
る。
【図11】本発明の実施形態6の回路構成を示す図であ
る。
【図12】本発明の実施形態7、11の回路構成を示す
図である。
【図13】本発明の実施形態8、9、10の回路構成を
示す図である。
【図14】本発明の実施形態8のスイッチング動作を示
す図である。
【図15】本発明の実施形態10のスイッチング動作を
示す図である。
【図16】本発明の実施形態11のスイッチング動作を
示す図である。
【符号の説明】 A 電源部 B インバータ部 C1 コンデンサ D1 寄生ダイオード E1 駆動信号生成部 F 平滑部 G1 1次側回路 G2 2次側回路 H1 電流検知部 L1 1次コイル L2 2次コイル P1 FET素子 Q1 FET T1 トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H006 CA02 CB01 CB07 CC01 DB03 DC02 HA09 5H730 BB25 BB26 CC01 DD04 DD21 EE02 EE03 EE13 FD31

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源を供給する電源部と、前記直流
    電源を高周波電源に変換するインバータ部と、前記イン
    バータ部から高周波電力を供給される1次コイルと1次
    コイルから受電した電力を出力する2次コイルとが分離
    可能なトランスの前記1次コイルとで構成される1次側
    回路と、前記2次コイルと、前記2次コイルに並列に接
    続される負荷整合用コンデンサ及び前記2次コイルの出
    力電圧を整流する整流部とで構成される2次側回路とを
    有する非接触電力伝送装置において、スイッチング素子
    及び前記スイッチング素子に並列に逆接続されたダイオ
    ードとからなる同期整流要素を前記2次コイルに直列に
    接続して構成された前記整流部と、前記同期整流要素に
    流れる電流を検出する電流検知部と、前記電流検知部の
    検出信号に基づいて前記同期整流要素のスイッチング素
    子の駆動信号を生成する駆動信号生成部とからなること
    を特徴とする非接触電力伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記トランスの2次コイルはセンタータ
    ップを備え、前記整流部は、前記トランスの2次コイル
    のセンタータップではない両出力端に直列に且つ互いに
    逆方向に接続する第1及び第2の前記同期整流要素の前
    記トランスの2次コイルに接続していない各他端同士を
    接続して全波整流部を構成することを特徴とする請求項
    1記載の非接触電力伝送装置。
  3. 【請求項3】 一つの前記電流検知部の検出信号より前
    記第1の同期整流要素のスイッチング素子の駆動信号を
    生成し、前記第2の同期整流要素のスイッチング素子の
    駆動信号は前記第1の同期整流要素のスイッチング素子
    の駆動信号の反転信号とすることを特徴とする請求項2
    記載の非接触電力伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記電流検知部は、前記同期整流要素に
    直列に接続した電流検出用抵抗からなり、前記電流検出
    用抵抗の両端に発生する電圧に基づいて前記駆動信号生
    成部にて前記同期整流要素のスイッチング素子の駆動信
    号を生成することを特徴とする請求項1乃至3いづれか
    記載の非接触電力伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記電流検出用抵抗の抵抗値は、前記電
    流検出用抵抗に流れる電流に対して発生する前記電流検
    出用抵抗の両端の電圧が前記駆動信号生成部にて前記同
    期整流要素のスイッチング素子を駆動できる電圧にまで
    増幅できる最小の電圧になる抵抗値であることを特徴と
    する請求項4記載の非接触電力伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記電流検知部は、前記同期整流要素に
    直列に接続した1次コイル及び2次コイルとからなるカ
    レントトランスと、前記カレントトランスの2次コイル
    の両端に並列に接続した抵抗と、前記抵抗の両端間の電
    圧を整流するために前記カレントトランスの2次コイル
    に直列に接続した整流ダイオードとから構成され、前記
    整流ダイオードから出力される前記電流検知部の出力に
    基づいて駆動信号生成部にて前記同期整流要素のスイッ
    チング素子の駆動信号を生成することを特徴とする請求
    項1乃至3いづれか記載の非接触電力伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動信号生成部は、前記電流検知部
    の出力と基準電圧とを比較し、前記比較結果に基づいて
    前記同期整流要素のスイッチング素子の駆動信号を生成
    することを特徴とする請求項1乃至6いづれか記載の非
    接触電力伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記同期整流要素を複数有する非接触電
    力伝送装置において、先に導通し整流を終了しつつある
    前記第1の同期整流要素を流れる電流値と、次の整流の
    ために導通を行うべき前記第2の同期整流要素のダイオ
    ードに流れ始める電流値とが相等しくなる時刻に、前記
    第1の同期整流要素のスイッチング素子をオフにする駆
    動信号を出力する第1の駆動信号生成部と、前記第2の
    同期整流要素のスイッチング素子をオンにする駆動信号
    を出力する第2の駆動信号生成部とを有することを特徴
    とする請求項2乃至7いづれか記載の非接触電力伝送装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の駆動信号生成部は、
    先に導通し整流を終了しつつある第1の同期整流要素を
    流れる電流値と、次の整流のために導通を行うべき第2
    の同期整流要素のダイオードに流れ始める電流値とが相
    等しくなる時刻における前記電流検知部の出力電圧と同
    じ電圧である基準電圧と、前記電流検知部の検出信号と
    を比較し、前記比較結果に基づいて前記同期整流要素の
    スイッチング素子の駆動信号を生成することを特徴とす
    る請求項8記載の非接触電力伝送装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の駆動信号生成部は、先に導
    通し整流を終了しつつある第1の同期整流要素を流れる
    電流値と、次の整流のために導通を行うべき第2の同期
    整流要素のダイオードに流れ始める電流値とが相等しく
    なる時刻に、前記第2の同期整流要素のスイッチング素
    子をオンにできる電圧にまで増幅した駆動信号を出力す
    ることを特徴とする請求項8記載の非接触電力伝送装
    置。
  11. 【請求項11】 前記整流部は前記同期整流要素を前記
    トランスの2次コイルに直列に1つ接続した半波整流部
    を構成し、前記駆動信号生成部は前記電流検知回路の検
    出信号と基準電圧とを比較して前記比較出力を前記同期
    整流要素のスイッチング素子の駆動信号とする比較器か
    らなり、前記基準電圧は、前記同期整流要素のスイッチ
    ング素子に前記スイッチング素子に並列に逆接続された
    ダイオードの順電流方向と同じ方向の電流が最大時間流
    れ且つ前期同期整流要素のスイッチング素子に前記ダイ
    オードの順電流と逆方向の電流が流れない電圧であるこ
    とを特徴とする請求項7記載の非接触電力伝送装置。
  12. 【請求項12】 前記整流部は前記同期整流要素を前記
    トランスの2次コイルに直列に1つ接続した半波整流部
    を構成し、前記駆動信号生成部は前記同期整流要素のダ
    イオードに順電流が流れ始める時刻に、前記同期整流要
    素のスイッチング素子をオンにできる電圧にまで増幅し
    た駆動信号を出力する駆動信号生成部を有することを特
    徴とする請求項1,4,5,6いづれか記載の非接触電
    力伝送装置。
  13. 【請求項13】 前記インバータ部は、スイッチング素
    子を有するハーフブリッジのインバータからなり、前記
    スイッチング素子はゼロボルトスイッチングを行うこと
    を特徴とする請求項1乃至12いづれか記載の非接触電
    力伝送装置。
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