JP2005277478A - 画像形成支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 条件の異なる印刷データの入力や、画像形成装置の交換及び追加に対応することのできる画像形成支援装置を得る。
【解決手段】 BEP装置600により、予め定められた複数種類のプリンタ(画像記録部)の処理特性に応じた複数種類の印刷データを相互に変換するための変換情報を予め情報記憶部626によって記憶しておき、複数種類のプリンタにおける何れかのプリンタにより印刷する画像を示すイメージデータ及び当該イメージデータにより示される画像を印刷するプリンタの処理特性を指定する印刷制御情報が含まれた印刷データをDFE装置500から入力すると共に、当該印刷データにより示される画像を形成するプリンタを印刷制御情報に基づいて選択し、選択されたプリンタの処理特性に応じたものに変換するための変換情報を用いて、入力された印刷データを変換し、当該印刷データを、選択されたプリンタに出力する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成支援装置に係り、例えばカラー複写機、ファクシミリ、またはプリンタ等、記録媒体上に画像を形成する所謂印刷機能を有する画像形成装置へ印刷データを出力する画像形成支援装置に関する。
従来の印刷(例えばオフセット印刷)では、写植等の紙焼き(印画紙)、版下、網ネガ、網ポジ、PS版(刷版)等の中間成果物を生成し、これら中間成果物を元に印刷や製本等を行っていた。近年、DTP(DeskTop Publishing /Prepress)の普及によって、DTPデータから直接印刷する「ダイレクト印刷」または「オンデマンド印刷」が知られている。DTPでは、ページレイアウトをコンピュータ上で処理して得た印刷データを印画紙や製版フィルム等に形成し、これに基づいて刷版を作成して印刷する処理が普及している。また、中間成果物を生成せずに電子データにより直接刷版を形成するCTP(Computer To Plate)も注目されている。このような印刷処理に用いることが可能なものとして、プリンタ装置や複写装置等の印刷機能を備えた画像形成装置が知られている。近年の画像形成装置は、画質向上が高まると共にカラー化され、例えば、電子写真プロセス(ゼログラフィ)を用いたカラープリンタ装置は、高品質かつ高速な画像形成が可能である。この画像形成装置では、印刷データを受け取り刷版等を生成せずに印刷物を出力することができる。
図7は、従来の画像形成システムの概略図である。図7(A)に全体構成図を示すように、画像形成システムは、画像形成装置11と、画像形成装置11に印刷データを渡し印刷指示をするDFE(Digital Front End Processor)装置とから構成されている。また、図7(B)にはデータの流れを示した。
DFE装置は、描画機能とプリンタコントローラ(印刷制御装置)機能とを備えており、例えばページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述された印刷データをクライアント端末から順次受け取り、この印刷データをラスターイメージに変換(RIP処理;Raster Image Process)し、さらにRIP処理済みのイメージデータ及び印刷枚数や用紙サイズ等の印刷制御情報(ジョブチケット)を画像形成装置11に送り、画像形成装置11のプリントエンジンや用紙搬送系を制御して、画像形成装置11に印刷処理を実行させる。すなわち、画像形成装置11の印刷動作は、DFE装置によるプリンタコントローラによって制御される。印刷データは、カラー印刷用の基本色の、イエロ(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の3色と、ブラック(K)とを合わせた4色(YMCK)分が画像形成装置11に送られる。
画像形成装置11は、電子写真プロセスを利用して画像を印刷用紙に記録するもので、IOT(Image Output Terminal)モジュール12、IOTモジュール12に連結されたフィードモジュール(FM;Feeder Module;給紙モジュール)15、出力モジュール17、タッチパネル等を含んで各種データの入力支援をするためのユーザインターフェース装置18、を備えている。IOTモジュール12は、YMCK分のトナーカートリッジ24が搭載されたトナー供給部22と、IOTコア部20とを有する。IOTコア部20は、光走査装置や感光体ドラム等を有するプリントエンジン(印字ユニット)30を色毎でかつベルト回転方向に一列に配置した所謂タンデム構成になっており、プリントエンジン30を制御する電気回路等を収容する電気系制御収納部39を備えている。IOTコア部20では、各感光体ドラム上のトナー像を中間転写ベルト43に転写(1次転写)する。これにより、YMCKの各色トナー像が中間転写ベルト43に多重転写される。中間転写ベルト43上に転写された画像(トナー像)は、所定のタイミングでフィードモジュール15から搬送されてきた印刷用紙上に転写部45にて転写(2次転写)され、定着器(Fuser)70によりトナー像が用紙上に溶融定着される。その後、排紙処理装置72を経由して機外へ排出される。また、両面印刷時には、片面に印刷済みの用紙が排紙トレイ(スタッカ)74に一時的に保持され、排紙トレイ74から引き出され、反転搬送路49を介して反転されて再度IOTコア部20に渡される。
このシステムを用いた場合、画像形成処理(プリント処理)の高性能化や高速化の要求(例えば、100枚〜200枚/分以上のカラー印刷)を実現するためには、画像形成装置の対応のみならず、RIP処理や出力側の画像記録部に対する印刷制御部分であるプリンタコントローラも高速・高性能化が必要である。
ところが、DFE装置は、クライアント端末からのPDLデータに対するRIP処理だけでなく、印刷ジョブに従ったページ再配置(両面印刷時の処理ページ順決定、フィニッシャ対応の位置づらし等)や、プリントエンジンや定着器等の出力側の処理特性に応じたデータ変換(例えばグレイバランスや色ズレ校正等)等の、付加処理も実行するようになっている。このため、DFE装置と画像形成装置11との間を専用の通信プロトコルで接続した専用かつ独立の装置構成を採用していた。
しかしながら、この装置構成では、DFE装置と画像形成装置とがインタフェース上1対1で対応していたので、使用していた画像形成装置を他の装置に交換した場合、ユーザは交換後の画像形成装置に合わせてDFE装置も購入する必要があった。また、これに伴ってユーザは、購入したDFE装置に応じてクライアント環境や作業工程(ワークフロー)を変更し、印刷データも再度送り直す必要があった。
以上のような理由から、生産性が向上した画像形成装置を導入したい場合であっても、当該導入を断念せざるを得ない場合もあった。
また、この装置構成では、画像形成装置を他の装置に交換した場合や他の装置を追加した場合、画像形成装置の機能上の相違や、機差等に起因して、同一の印刷データを用いて画像を形成しても同一の画像品質を得ることが困難であった。
そこで、この問題に対処するために適用できる技術として、従来、次の技術があった。
まず、特許文献1には、画像形成装置の能力を超えるY,M,C,Kの各信号が入力されることを防止することを目的として、入力画像信号の各色成分のレベルの総和と、出力先の装置(画像形成装置)の能力に応じて、当該入力画像信号のレベルを調整する技術が開示されている。
この技術を、上述したDFE装置と画像形成装置を備えたシステムに適用することにより、画像形成装置を交換した場合や追加した場合でも、能力を超えるY,M,C,Kの各信号が当該画像形成装置に入力されることを防止することができ、この結果として、それまでの画像品質を或る程度は維持することができる。
また、特許文献2には、複数の画像記録方法のうちのどの記録方法で画像を記録した場合でも色の等しい画像を得ることが可能なカラー画像記録装置を得ることを目的として、画像記録方法の選択結果に応じて、入力した画像データの色情報に対して、選択された記録方法に対応する色変換を行うように制御する技術が開示されている。
この技術を、上述したDFE装置と画像形成装置を備えたシステムに適用することにより、画像形成装置を交換した場合や追加した場合において、交換後の画像形成装置が交換前の画像形成装置と記録方法が異なる場合や、追加された画像形成装置が既存の画像形成装置と記録方法が異なる場合であっても、当該画像形成装置で得られるものと色の等しい画像を得ることができる。
特開平9−37094号公報 特許第3060330号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている技術では、画像形成装置を交換した場合や追加した場合に能力を超えるY,M,C,Kの各信号が当該画像形成装置に入力されることを防止することはできるものの、条件の異なる印刷データが入力された場合については考慮されておらず、予め想定された印刷データ以外の印刷データが入力された場合については対処することができない、という問題点があった。
また、上記特許文献2に記載されている技術では、交換後の画像形成装置が交換前の画像形成装置と記録方法が異なる場合や、追加された画像形成装置が既存の画像形成装置と記録方法が異なる場合については、それまでと色の等しい画像を得ることはできるものの、この技術でも条件の異なる印刷データが入力された場合については考慮されておらず、予め想定された印刷データ以外の印刷データが入力された場合については対処することができない、という問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、条件の異なる印刷データの入力や、画像形成装置の交換及び追加に対応することのできる画像形成支援装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成支援装置は、予め定められた複数種類の画像形成装置による画像形成を支援することのできる画像形成支援装置であって、前記複数種類の画像形成装置の処理特性に応じた複数種類の印刷データを相互に変換するための変換情報を予め記憶した記憶手段と、前記複数種類の画像形成装置における何れかの画像形成装置により形成する画像を示す画像データ及び当該画像データにより示される画像を形成する際の処理特性を指定する印刷制御情報が含まれた印刷データを入力する入力手段と、接続された画像形成装置の種類を特定する特定手段と、接続された画像形成装置の中から前記入力手段によって入力された前記印刷データにより示される画像を形成する画像形成装置を前記印刷制御情報に基づいて選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された画像形成装置の処理特性に応じたものに変換するための前記変換情報を用いて、前記入力手段によって入力された前記印刷データを変換する変換手段と、前記変換手段により変換された前記印刷データを、前記選択手段によって選択された画像形成装置に出力する出力手段と、を備えている。
請求項1に記載の画像形成支援装置によれば、複数種類の画像形成装置の処理特性に応じた複数種類の印刷データを相互に変換するための変換情報、すなわち、複数種類の画像形成装置のうち一の画像形成装置の処理特性に応じた印刷データを、複数種類の画像形成装置のうち他の画像形成装置の処理特性に応じた印刷データに変換するための変換情報が、記憶手段に予め記憶される。なお、上記複数種類の画像形成装置には、機種の異なる画像形成装置の他、同一機種の複数の画像形成装置も含まれる。また、上記記憶手段には、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュEEPROM(Flash EEPROM)等の半導体記憶素子、スマート・メディア(SmartMedia(R))、xDピクチャーカード(xD-Picture Card)、コンパクト・フラッシュ(CompactFlash)、ATA(AT Attachment)カード、マイクロドライブ、フロッピィディスク、CD−R(Compact Disc-Recordable)、CD−RW(Compact Disc-ReWritable)、光磁気ディスク等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置が含まれる。
また、本発明では、前記複数種類の画像形成装置における何れかの画像形成装置により形成する画像を示す画像データ及び当該画像データにより示される画像を形成する際の処理特性を指定する印刷制御情報が含まれた印刷データが入力手段によって入力されると共に、当該印刷データにより示される画像を実際に形成する画像形成装置が、印刷制御情報に基づいて選択手段によって選択される。なお、上記画像形成装置の処理特性を指定する印刷制御情報には、当該処理特性そのものを示すデータの他、印刷を指示する画像形成装置の種類を示すデータを含んでもよい。
そして、本発明では、変換手段により、前記選択手段によって選択された画像形成装置の処理特性に応じたものに変換するための前記変換情報が用いられて、前記入力手段によって入力された前記印刷データが変換され、当該変換された前記印刷データが、前記画像を実際に形成する画像形成装置に出力手段によって出力される。
このように、請求項1記載の画像形成支援装置によれば、予め定められた複数種類の画像形成装置の処理特性に応じた複数種類の印刷データを相互に変換するための変換情報を予め記憶手段によって記憶しておき、前記複数種類の画像形成装置における何れかの画像形成装置により形成する画像を示す画像データ及び当該画像データにより示される画像を形成する際の処理特性を指定する印刷制御情報が含まれた印刷データを入力すると共に、接続された画像形成装置を特定し、接続された画像形成装置の中から入力された前記印刷データにより示される画像を形成する画像形成装置を印刷制御情報に基づいて選択し、上記選択された画像形成装置の処理特性に応じたものに変換するための前記変換情報を用いて前記入力された印刷データを変換し、当該印刷データを、選択された画像形成装置に出力しているので、条件の異なる印刷データの入力や、画像形成装置の交換や追加に対応することができる。
なお、本発明は、請求項2に記載の発明のように、前記画像形成装置の処理特性に、当該画像形成装置による形成画像の色特性を含めることが好ましい。
特に、請求項2に記載の発明における前記記憶手段は、請求項3に記載の発明のように、前記変換情報として色変換プロファイルを予め記憶することが好ましい。
更に、請求項2又は請求項3に記載の発明は、請求項4に記載の発明のように、前記画像データにおける予め定められた色成分については前記変換手段による前記入力手段によって入力された前記印刷データにおける前記色特性の変換を禁止する色特性変換禁止手段を更に備えることが好ましい。
また、本発明は、請求項5に記載の発明のように、前記画像形成装置の処理特性に、当該画像形成装置の機差を吸収するためのキャリブレーション特性を含めることが好ましい。なお、上記機差には、前記複数種類の画像形成装置間における機差の他、各画像形成装置の経時変化による機差も含まれる。
また、本発明は、請求項6に記載の発明のように、前記画像形成装置の処理特性に、当該画像形成装置による形成画像の解像度を含めることが好ましい。
特に、請求項6に記載の発明は、請求項7に記載の発明のように、前記画像データにおける予め定められた色成分については前記変換手段による前記入力手段によって入力された前記印刷データにおける前記解像度の変換を禁止する解像度変換禁止手段を更に備えることが好ましい。
また、本発明は、請求項8に記載の発明のように、前記画像形成装置の処理特性に、当該画像形成装置による形成画像の連続印刷可能枚数を含め、前記変換手段は、更に、前記入力手段によって入力された前記印刷データによる印刷枚数が前記連続印刷可能枚数より少ない場合に、当該連続印刷可能枚数を上限とした連続印刷枚数となるように複数の印刷データを結合し、前記入力手段によって入力された前記印刷データによる印刷枚数が前記連続印刷可能枚数より多い場合に、当該連続印刷可能枚数を上限とした連続印刷枚数となるように印刷データを分割することが好ましい。
更に、本発明は、請求項9に記載の発明のように、前記画像形成装置の処理特性に、当該画像形成装置による形成画像の印刷ページ順序を含めることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、予め定められた複数種類の画像形成装置の処理特性に応じた複数種類の印刷データを相互に変換するための変換情報を予め記憶手段によって記憶しておき、前記複数種類の画像形成装置における何れかの画像形成装置により形成する画像を示す画像データ及び当該画像データにより示される画像を形成する際の処理特性を指定する印刷制御情報が含まれた印刷データを入力すると共に、接続された画像形成装置を特定し、接続された画像形成装置の中から入力された前記印刷データにより示される画像を形成する画像形成装置を印刷制御情報に基づいて選択し、上記選択された画像形成装置の処理特性に応じたものに変換するための前記変換情報を用いて前記入力された印刷データを変換し、当該印刷データを、選択された画像形成装置に出力しているので、条件の異なる印刷データの入力や、画像形成装置の交換や追加に対応することができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔画像形成システム〕
図1は、本実施の形態に係る画像形成システムの全体概略構成を示す図である。画像形成システムは、汎用の通信プロトコルによる高速LAN(Local Area Network)を備えており、高速LANには例えばページ記述言語(PDL)で記述された電子データ(印刷データ)を入力するためのクライアント端末400,402が接続されている。クライアント端末400,402は、異なるオペレーティングシステム(OS)下で各種アプリケーションプログラムを実行可能なコンピュータである。この高速LANには、原稿の画像を読み取りその画像データを出力するスキャナ装置410も接続されている。また、高速LANには、DFE装置500,502,504,506,508、詳細を後述する本発明の画像形成支援装置としてのBEP(Back End Processor:バックエンドプロセッサ)装置600,602,604、電子データで直接刷版を作成するCTP装置702が接続されている。
CTP装置702で作成された刷版を用いてプレス装置710において印刷がなされる。また、このCTP装置702に並列的に(高速LANに)BEP装置600が接続される。このBEP装置600には画像形成装置11と同様の高速プリンタ746が接続される。
また、高速LANに接続されたBEP装置604の出力側には、出力機730、同様の構成の高速プリンター740,742、CTP装置700が接続されている。出力機730、高速プリンター740、742からはプリント出力がなされ、CTP装置700では刷版が作成される。また、DFE装置502は、BEP装置602を介して同様の構成のプリンタプルーファ720,722に接続されている。プリンタプルーファ720,722は印刷のための出力確認用のものであり、画像形成装置として機能する場合がある。
また、DFE装置504は画像形成装置11と同様の高速プリンター744に接続され、DFE装置504と高速プリンター744とはオンデマンド印刷処理を担当する部門を担っている。DFE装置506は出力機732に接続され、DFE装置508は大型出力機750に接続されている。DFE装置506と出力機732からなる構成及びDFE装置508と大型出力機750からなる構成は、従来の画像形成装置の構成と同様である。
本実施の形態の画像形成システムでは、CTPと、POD(プリントオンデマンド)の機能を有する装置を同一のシステム内に混在可能な構成である。これは、本実施の形態にかかるBEP装置が、クライアントからの印刷データがラスタデータに変換(RIP処理)された後のデータを、各種処理する機能を備えているためである。
〔構成例〕
上記構成による画像形成システムにおいて、本発明の実施形態について説明を簡単にするために、刷版を作成して印刷する構成と、刷版作成なしに印刷する構成との代表例を、一実施形態として説明する。すなわち、クライアント端末400、DFE装置500、CTP装置702、及びプレス装置710の装置を利用して画像を形成する場合の構成A、クライアント端末400、DFE装置500、BEP装置600、及び高速プリンタ746(画像形成装置11)の装置を利用して画像を形成する場合の構成B、について説明する。
なお、DFE装置500は、クライアント端末400からのデータをラスタデータに変換(RIP処理)し、その変換後のラスタ画像を圧縮処理する機能を備えるが、本実施の形態では、高速プリンタ746(画像形成装置11)に依存した印刷制御機能を果たすプリンタコントローラ機能を要求しない。すなわち、DFE装置500は、主にRIP処理の機能のみを有する構成でよい。
図2は、本発明に係る画像形成システムの一実施形態を示す図である。すなわち、クライアント端末400で印刷指示した画像をDFE装置500でRIPして、CTP装置702で刷版を作成した後にプレス装置710で印刷する構成Aと、RIPされた画像をBEP装置600を介して高速プリンタ746(画像形成装置11)で印刷する構成Bとを本発明に係る画像形成システムの一実施形態として説明する。図2(A)は本実施形態で構成Aと構成Bからなるシステム構成の概略を示し、図2(B)は、構成Bによる接続例を示している。
〔構成A〕
構成Aは、刷版を作成するCTP装置702と、このCTP装置702に印刷データを出力し刷版作成の指示をするDFE装置500と、CTP装置702で作成された刷版を用いて印刷するプレス装置710と、からシステムを構成する。
この構成Aは、従来の印刷処理と同様のため、詳細な説明を省略するが、DFE装置500は、フロントエンドプロセッサ(FEP:Front End Processor)部や、フロントエンジンによるROP(Raster OPeration)処理によりクライアント端末400からのデータをラスタデータに変換(RIP処理)し、その変換後のラスタ画像を圧縮処理する機能を備える。そして、DFE装置500では、刷版を作成するために、主にRIP処理のみを実行する。このRIP処理されたラスタ画像(圧縮画像)のラスタデータにより、CTP装置702で刷版が作成される。このCTP装置702で作成された刷版を用いてプレス装置710で印刷媒体に画像がプレスされ、印刷がなされる。
なお、上記構成Aでは、高速LANに、CTP装置702を接続し、DFE装置500からの印刷データで刷版を作成する場合を説明したが、CTP装置702をBEP装置600を介して接続してもよい(図1のBEP装置604と、CTP装置700の構成)。この場合には、以下の構成Bで説明するように、DFE装置500からの印刷データによりBEP装置600において画像形成装置11などの下流側装置に依存する処理を行ってデータ出力する。この下流側装置として、CTP装置700を採用したときに、BEP装置600は、そのCTP装置700に依存する処理を行ってデータ出力する。
〔構成B〕
次に、構成Bは、画像形成装置11(高速プリンタ746)と、この画像形成装置11に印刷データを渡し印刷指示をするDFE装置500と、画像形成装置11とDFE装置500との間に設けられるBEP装置600からシステムを構成する。
画像形成装置11は、IOTモジュール(IOT本体)12と、フィード(給紙)モジュール(FM:Feeder Module)15と、出力モジュール17と、パソコン(PC)等のユーザインターフェース装置18とを備える。なお、フィードモジュール15は、多段構成としてもよい。また、必要に応じて、各モジュール間を連結する連結モジュールを設けてもよい。また、出力モジュール17の後段に、フィニッシャ(Finisher:後処理装置)モジュールを接続してもよい。フィニッシャモジュールとしては、例えば、用紙をスタック処理し、1個所以上を綴じるステープラを備えたもの、またはパンチ孔を穿設するパンチング機構を備えたもの等がある。
DFE装置500は、クライアント端末400からのデータをラスタデータに変換(RIP処理)し、その変換後のラスタ画像を圧縮処理する機能を備えて、主にRIP処理をする。このデータは、BEP装置600により処理されて画像形成装置11へ出力される。
BEP装置600は、画像形成装置11に依存した処理の制御機能を有するが、この制御機能は、ユーザインターフェース装置18により指示してもよく、予め定めておいてもよい。ユーザインターフェース装置18により指示する場合、ユーザインターフェース装置18は、キーボード等の入力デバイスやユーザに画像を提示しつつ指示入力を受け付けるGUI(Graphic User Interface)機能を有し、画像形成装置11に依存した処理を指示するように構成すればよい。
BEP装置600は、DFE装置に保持しておいたRIP処理済みのデータを利用することで、効率的な高速出力を可能としている。すなわち、BEP装置600は、DFE装置500から受け取った印刷制御情報に基づいてコマンドコード(Command Code)を生成し、画像形成装置11内の各部の処理タイミングをエンジン特性に応じて制御する。また、BEP装置600は、IOTモジュール12やフィードモジュール15または出力モジュール17等のエンジン特性に適合するようにスプール(Spool)処理を完結させてからIOTモジュール12に画像データを渡す。
例えば、DFE装置500からBEP装置600には、RIP処理が施されたラスタベース画像を含むデータが送られる。このデータとしては、TIFF(Tagged Image File Format)フォーマット等の圧縮されたラスタベースの画像ファイルデータの他、印刷部数、両面/片面、カラー/白黒、合成印刷、ソートの有無、ステープラの有無等印刷制御情報等が含まれる。以下、印刷制御情報として上記印刷処理に係る各種の制御コマンドが記述されたデータのことを、ジョブチケットと称す。なお、印刷制御情報に、印刷ページ順序、解像度、スクリーン線数等を含めても良い。
また、コレーション(帳合い)、両面印刷、スタンプ・パンチ・ステープラ等のフィニッシャ装置または用紙トレーと関わりのある位置合わせ処理、排出面(上下)合わせ、スクリーン指定処理等、画像形成装置11の処理特性と関わりの強いもの(IOT依存の処理)に関しては、その制御コマンドをDFE装置500がスルーすることで、BEP装置600にて処理する。
このように、本実施形態のDFE装置側は1つのジョブ(JOB)をエンジン特性に依存せずRIP処理した順にBEP装置側へ一方的に転送し、BEP装置側で印刷用にページ再配置をする。
図3は、DFE装置500と画像形成装置11との間にBEP装置600を介在させたときのデータの流れに着目した概念ブロック図である。
DFE装置500は、クライアント端末400からPDLで記述された印刷データ(以下PDLデータという)を受け取り、そのPDLデータを一旦順次格納するデータ格納部509と、データ格納部509からPDLデータを読み出して解釈しページ単位のイメージデータ(ラスタデータ)を生成(ラスタライズ)するRIP処理部510と、このRIP処理部510にて生成されたイメージデータを所定のフォーマットにしたがって圧縮する圧縮処理部530とを備える。この圧縮処理部530の後段には、インターフェース部542が設けられている。RIP処理部510では、PDLデータを展開してイメージデータを生成するため、RIP処理部510には、PDL解釈部およびイメージャとして機能するデコンポーザ、所謂RIPエンジンが組み込まれている。圧縮処理部530は、RIP510からのイメージデータを圧縮し、圧縮済のイメージデータをBEP装置600へ即時に転送する。
一方、BEP装置600は、DFE装置500にて印刷ジョブやプリントエンジン30の処理特性に無関係に処理された(例えばプリントエンジン30の処理速度に非同期で処理された)圧縮済のイメージデータを受け取り保持する画像記憶部605と、画像記憶部605から圧縮済のイメージデータを読み出して、DFE装置500側の圧縮処理部530の圧縮処理に対応する伸張処理をし、この伸張処理済のイメージデータをIOTコア部20側に送出する伸張処理部610を備える。この伸張処理部610は、画像記憶部605から読み出し伸張処理したイメージデータに対して、画像回転や用紙上の画像位置の調整、または拡大もしくは縮小等、の画像編集機能を備えている。画像記憶部605の前段には、データ受信部601が設けられ、伸張処理部610の後段には、出力側のインターフェース部650が設けられている。
また、BEP装置600は、IOTコア部20の処理性能に依存してBEP装置600の各部やIOTコア部20を制御するプリンタコントローラとして機能する印刷制御部620を備える。印刷制御部620は、DFE装置500からのジョブチケットを解釈(デコード)、またはGUI部80を介したユーザ指示を受けて、プリントエンジン30や定着器70またはフィニッシャの処理特性に応じて出力形態(ページ内の画像位置、またはページ排出向き等)を特定する出力形態特定部622と、特定した出力形態で印刷物が出力されるように、プリントエンジン30や定着器70またはフィニッシャ等の各部を制御する制御部624とを備える。
従って、DFE装置500では、RIP処理部510にてページ記述言語からラスタライズされた(描画展開された)イメージデータが、BEP装置600側へページ順に転送される。BEP装置600は、DFE装置500から転送されたイメージデータを、一旦バッファとして機能する画像記憶部605に蓄積する。伸張処理部610は、画像記憶部605から圧縮済のイメージデータを読み出して伸張処理するとともに、クライアント端末やDFE装置500から指定された印刷ジョブに従ってページデータを組み立てたり(ページデータの再配置)、指示されたプリントエンジンへの転送準備をしたりする。そして、BEP装置600では、プリントエンジン30の処理速度に同期して制御コマンドをやり取りしながら、エンジン生産性を最大限生かす速度でページデータを所定の順にIOTコア部20に送出する。
このように、DFE装置500側は1つのジョブ(JOB)をエンジン特性に依存せずRIP処理した順にBEP装置600側へ一方的に転送すればよい。そして、BEP装置600が、印刷用にページ再配置をする等印刷ジョブやプリントエンジン30に依存した処理を担当する。
このように構成Bでは、画像形成装置11とDFE装置500との間にBEP装置600を介在させているので、RIP処理に関わる処理はDFE装置500で行うが、RIP処理のやり直しが必要な際には、DFE装置500へ再RIP処理を要求することなく(DFE装置500とは独立に)、画像記憶部605に保持しておいたデータを再利用することができる。これにより、DFE装置500にての再RIP処理が不要となる。また、プリントエンジン等出力側の処理特性に適応する性能を持ちプリントエンジン30等と接続されたBEP装置600にて、出力側の処理特性に依存する処理をすることができる。
ところで、本実施の形態に係るBEP装置600は、高速プリンタ746以外のプリンタも接続可能であり、複数種類のプリンタを接続することができる。DFE装置500では、BEP装置600に接続されているプリンタを特に指定せずに印刷データをBEP装置600に出力することができる。この場合、BEP装置600では、後述するように、ジョブチケットに基づいて最適なプリンタを選択し、印刷データの変換を行って、選択したプリンタへ出力する。
また、DFE装置500では、BEP装置600に接続されているプリンタを指定して印刷データをBEP装置600に出力することもできる。この場合、DFE装置500では、BEP装置600に印刷データを出力する際には、印刷を行うプリンタの種類を指定する指定データをジョブチケットに含めてBEP装置600の印刷制御部620に出力する。
一方、BEP装置600の制御部624には、接続されている各プリンタの種類を特定する機能(以下、「プリンタ特定機能」という。)が設けられている。制御部624は、DFE装置500から指定されたプリンタが接続されていない場合やDFE装置500からプリンタが指定されていない場合に、DFE装置500から入力された印刷データを、プリンタ特定機能によって特定されたプリンタのうち、BEP装置600によって選択されたプリンタの処理特性に応じたものに変換する機能(以下、「印刷データ変換機能」という。)を有している。なお、本実施の形態では、接続されている各プリンタとの間で通信を行い、当該各プリンタから送信される情報に応じて当該各プリンタの種類を特定することによりプリンタ特定機能を実現しているが、ユーザによるGUI部80を介した指示入力によって実現してもよい。
ここで、本実施の形態に係るBEP装置600では、上記プリンタの処理特性として、当該プリンタによる形成画像の色特性、解像度、スクリーン線数、連続印刷可能枚数、印刷ページ順序、当該プリンタの機差を吸収するためのキャリブレーション特性、両面印刷、カラー印刷、合成印刷、ソート、及びステープラ等が適用されている。なお、上記印刷ページ順序は、複数ページ印刷する場合に各ページを昇順に印刷するのか、降順に印刷するのかを示すものである。
そして、上記印刷データ変換機能を実現するために、印刷制御部620には、対応している複数種類のプリンタの処理特性に応じた複数種類の印刷データを相互に変換するための情報を予め記憶した情報記憶部626が備えられている。なお、本実施の形態では、情報記憶部626をフラッシュ・メモリで構成しているが、情報記憶部626としては、このような半導体記憶素子に限らず、他の如何なる記憶手段も適用可能である。
図4には、本実施の形態に係る情報記憶部626における記憶領域の構成が模式的に示されている。同図に示すように、当該記憶領域には変換情報626Aと、当該変換情報626Aにおいて参照対象とされる入力プロファイル情報626B、出力プロファイル情報626C及びキャリブレーション情報626Dと、が予め記憶されている。
ここで、上記入力プロファイル情報626Bは、入力されたC,M,Y,Kのイメージデータを汎用色空間(本実施の形態では、L***色空間)に一旦変換するための色変換プロファイル情報であり、上記出力プロファイル情報626Cは、入力プロファイル情報626Bによって汎用色空間のデータに変換されたイメージデータを実際に接続されているプリンタの色特性に応じたものに変換するための色変換プロファイル情報である。
このように、本実施の形態に係る印刷データ変換機能では、印刷データの色特性を変換する際には、入力プロファイル情報626B及び出力プロファイル情報626Cの2つの色変換プロファイル情報を用いて2段階で印刷データを変換する。なお、DFE装置500から入力された印刷データが元々汎用色空間のものである場合には、入力プロファイル情報626Bを用いることなく、出力プロファイル情報626Cのみを用いて当該印刷データの変換を行う。また、各色変換プロファイル情報としては、ICC(International Color Consortium)プロファイル等の汎用のプロファイル情報を用いることができる。
また、上記キャリブレーション情報626Dは、BEP装置600において対応している各プリンタにおける機差を吸収するためのものであり、本実施の形態では、当該キャリブレーション情報626Dとして、各プリンタによる形成画像の各色成分毎の表現可能階調数の経時変化を吸収するための情報が適用されている。このため、当該キャリブレーション情報626Dは、接続されているプリンタの実機を用いた印刷テスト等によって当該プリンタによる各色成分毎の表現可能階調数を導出し、当該表現可能階調数が少なくなるほど小さくなるように各色成分毎のデータに乗じる係数を導出して、キャリブレーション情報626Dとして記憶するようにしている。
一方、上記変換情報626Aは、図5に模式的に示すように、上記の各処理特性(色特性、キャリブレーション特性、解像度、スクリーン線数、連続印刷可能枚数、印刷ページ順序、両面印刷、カラー印刷、合成印刷、ソート、ステープラ)を示す情報が、対応している各プリンタ毎に記憶されている。
なお、同図に示すように、上記色特性を示す入力プロファイル情報626B及び出力プロファイル情報626Cと、上記キャリブレーション特性を示すキャリブレーション情報626Dは、上述したように、実体は情報記憶部626の他の記憶領域に記憶されており、変換情報626Aでは、対応する各情報の記憶位置を示すポインタ情報として記憶されている。
ところで、イメージデータにおける特定の色成分については、色特性の変換を行わない方が良好な画質を得ることができる場合がある。例えば、文字をブラック(K)にて印刷する場合には、Kの単色で印刷した方が、C,M,Yとの混色で印刷するよりも良好な画質が得られる場合が多い。同様に、C,M,Yについても、各色成分の単色で印刷する場合には混色せずに単色のまま印刷した方が良好な画質が得られる場合が多い。
また、イメージデータにおける特定の色成分については、解像度の変換を行わない方が良好な画質を得ることができる場合がある。例えば、線画像をブラック(K)にて印刷する場合には、解像度が高くなるように変換すると、当該線画像の描画位置によって太さが異なってしまうことがあり、このときには画質が劣化することになる。
これらに対処するために、本実施の形態に係るBEP装置600では、色特性の変換を行わない色成分を示す情報(以下、「色特性変換禁止色成分情報」という。)と解像度の変換を行わない色成分を示す情報(以下、「解像度変換禁止色成分情報」という。)とを特定色情報626Eとして予め情報記憶部626に記憶するようにしている。なお、当該特定色情報626Eは、ユーザによるGUI部80を介した指示入力によって随時更新可能とされている。
なお、接続されているプリンタを別のプリンタに交換した場合や、新たにプリンタを追加した場合には、そのプリンタに対応する上記の各情報を情報記憶部626に記憶させる。これにより、プリンタを交換した場合や、新たにプリンタを追加した場合に適応することができる。
次に、図6を参照して、BEP装置600において実行される印刷データ変換処理について説明する。なお、図6は、DFE装置500から印刷データが入力されて印刷データ変換機能を実行する際にBEP装置600の制御部624で実行される印刷データ変換処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、該プログラムは情報記憶部626の所定領域に予め記憶されている。
同図のステップ100では、接続されているプリンタの種類をプリンタ特定機能によって特定する。
次のステップ101では、DFE装置500からプリンタが指定されたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ102へ移行し、否定判定となった場合はステップ105へ移行する。なお、当該判定は、DFE装置500から入力された印刷データ(ジョブチケット)に上記指定データが含まれるか否かを判定することによって行う。
ステップ102では、上記指定データを参照することにより、印刷を行う旨が指示されたプリンタの種類を特定する。
次のステップ104では、入力した印刷データの変換が必要であるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ105に移行し、否定判定となった場合には後述するステップ120に移行する。なお、当該判定は、上記ステップ100において特定したプリンタ、すなわちBEP装置600に接続されているプリンタの中に、上記ステップ102において特定したプリンタ、すなわちDFE装置500により指定されたプリンタと一致するプリンタが存在するか否かを判定することによって行う。すなわち、指定されたプリンタと一致するプリンタがない場合や、最初からプリンタが指定されていない場合には、ステップ105へ移行し、指定されたプリンタと一致するプリンタが存在する場合には、そのプリンタが選択され、ステップ120へ移行して印刷データの出力処理が行われる。
ステップ105では、接続されているプリンタの中から、実際に印刷を行うプリンタを選択する。具体的には、例えば印刷データのジョブチケットに含まれる印刷制御情報と変換情報626Aに含まれる各プリンタの処理特性とを比較し、前記印刷制御情報で指示された制御(機能)を実行可能なプリンタを選択する。このとき、例えば印刷制御情報で解像度が指定された場合において、指定された解像度に対応したプリンタが接続されていない場合等のように、性能を満たさないプリンタしか接続されていない場合には、接続されているプリンタのうち最も性能の高いプリンタを選択する。また、指示された全ての制御を実行できない場合、その制御を代替する機能を実行可能なプリンタを選択してもよい。
ステップ106では、上記ステップ105において選択したプリンタに対応する情報を情報記憶部626から読み出す。なお、ここでは、選択したプリンタ、すなわち、実際に印刷を行うプリンタ(以下、「実プリンタ」という。)に対応する情報として、当該プリンタの出力プロファイル情報626C、キャリブレーション情報626D、解像度、スクリーン線数、連続印刷可能枚数、及び印刷ページ順序の各情報を読み出す。
また、DFE装置500からプリンタが指定されていた場合には、そのプリンタに対応する情報も情報記憶部626から読み出す。なお、ここでは、ジョブチケットに含まれる指定データによって示されるプリンタ(以下、「指定プリンタ」という。)に対応する情報として、当該プリンタに対応する入力プロファイル情報626B、解像度、及び印刷ページ順序の各情報を読み出す。
次のステップ108では、特定色情報626Eを情報記憶部626から読み出し、次のステップ110では、入力された印刷データの伸張処理部610による伸張処理及び画像編集機能による編集処理後のイメージデータ(以下、「処理対象イメージデータ」という。)の各色成分について、指定プリンタの解像度から実プリンタの解像度とする変換処理を行う。なお、DFE装置500からプリンタが指定されていなかった場合には、選択した実プリンタの解像度をそのまま用いればよい。ここで、上記ステップ108において読み出した特定色情報626Eに解像度変換禁止色成分情報が含まれていた場合には、当該情報によって示される色成分については解像度の変換を行わないようにする。
次のステップ112では、処理対象イメージデータの各色成分について、指定プリンタに対応する入力プロファイル情報626B及び実プリンタに対応する出力プロファイル情報626Cを用いて色特性の変換処理を行う。なお、DFE装置500からプリンタが指定されていなかった場合には、前記入力プロファイル情報626Bとして予め定めた汎用の入力プロファイルを用いればよい。ここで、上記ステップ108において読み出した特定色情報626Eに色特性変換禁止色成分情報が含まれていた場合には、当該情報によって示される色成分については色特性の変換を行わないようにする。
次のステップ114では、処理対象イメージデータの各色成分について、実プリンタに対応するキャリブレーション情報626Dを用いてキャリブレーション特性の変換処理を行い、更に、次のステップ116では、処理対象イメージデータの各色成分について、実プリンタに対応するスクリーン線数とするスクリーンの変換処理を行う。
次のステップ118では、以上のステップ110〜ステップ116の処理が1印刷ジョブ分終了したか否かを判定し、否定判定となった場合は上記ステップ110に戻り、肯定判定となった時点でステップ120に移行する。
ステップ120では、1印刷ジョブ分の印刷枚数が実プリンタの連続印刷可能枚数より少ないか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ122に移行して、当該連続印刷可能枚数を上限とした連続印刷枚数となるように、後続する印刷ジョブによる複数の印刷データを結合するように当該印刷データを変換した後にステップ128に移行する。
一方、上記ステップ120において否定判定となった場合にはステップ124に移行して、1印刷ジョブ分の印刷枚数が実プリンタの連続印刷可能枚数より多いか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ126に移行して、上記実プリンタの連続印刷可能枚数を上限とした連続印刷枚数となるように印刷データを分割するように当該印刷データを変換した後にステップ128に移行する。また、上記ステップ124において否定判定となった場合には上記ステップ126の処理を実行することなくステップ128に移行する。
ステップ128では、印刷ページ順序を変更する必要があるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ130に移行する。なお、当該判定は、例えばジョブチケットで指定された印刷ページ順序と実プリンタの印刷ページ順序とが一致しないか否かを判定することによって行う。
ステップ130では、処理対象イメージデータの印刷ページ順序を実プリンタの印刷ページ順序と一致させるための印刷データの変換を行い、その後にステップ132に移行する。一方、上記ステップ128において否定判定となった場合には上記ステップ130の処理を行うことなくステップ132に移行する。
ステップ132では、接続されているプリンタのプリントエンジンの処理速度に同期して制御コマンドをやり取りしながら、エンジン生産性を最大限生かす速度で、以上の処理によって変換された印刷データをIOTコア部20に送出し、その後に本印刷データ変換処理プログラムを終了する。
なお、上記では、DFE装置500からBEP装置600に印刷指示を行う場合について説明したが、他のDFE装置502〜508からBEP装置600に印刷指示を行う場合についても同様である。
以上詳細に説明したように、上記各実施の形態に係るBEP装置600では、BEP装置600に接続される予め定められた複数種類のプリンタの処理特性に応じた複数種類の印刷データを相互に変換するための変換情報を予め情報記憶部626によって記憶しておき、前記複数種類のプリンタにおける何れかのプリンタにより印刷する画像を示すイメージデータ及び当該イメージデータにより示される画像を印刷する際の処理特性を指定する印刷制御情報が含まれた印刷データを入力すると共に、当該印刷データにより示される画像を実際に形成するプリンタを印刷制御情報に基づいて選択し、上記選択されたプリンタの処理特性に応じたものに変換するための変換情報を用いて、前記入力された印刷データを変換し、当該印刷データを、選択されたプリンタに出力しているので、条件の異なる印刷データの入力及びプリンタの交換や追加に対応することができる。
また、1台のDFE装置で様々なプリンタを使用することができるため、ユーザーは、DFE装置に対して印刷指示を行うためのワークフローを変更することなく、印刷の高速化や多様な後処理の選択を行うことが可能となる。
また、プリンタが交換された場合や追加された場合でも、同じDFE装置を用いることができ、交換後のプリンタや追加されたプリンタに対応したDFE装置を追加する必要がなく、コストを安価にすることができる。
また、プリンタが交換された場合や追加された場合でも、DFE装置側で再度RIP処理する必要がなく、作業効率を向上させることができる。
また、上記各実施の形態に係るBEP装置600では、前記プリンタの処理特性に、当該プリンタによる形成画像の色特性を含めているので、プリンタが交換された場合であっても、交換前のプリンタによって印刷された画像と色合いが同様の画像を印刷することができる。
また、上記各実施の形態に係るBEP装置600では、上記色特性を変換するための変換情報として色変換プロファイルを適用しているので、汎用の色変換プロファイルを利用することができ、色特性の変換を簡易に実現することができる。
また、上記各実施の形態に係るBEP装置600では、イメージデータにおける予め定められた色成分については色特性の変換を禁止しているので、印刷画像の画質を向上させることができる。
また、上記各実施の形態に係るBEP装置600では、前記プリンタの処理特性に、当該プリンタの機差を吸収するためのキャリブレーション特性を含めているので、プリンタが交換された場合であっても、交換前のプリンタによって印刷された画像と色合いが同様の画像を印刷することができる。
また、上記各実施の形態に係るBEP装置600では、前記プリンタの処理特性に、当該プリンタによる形成画像の解像度を含めているので、プリンタが交換された場合であっても、交換後のプリンタが対応している解像度での印刷が実現できる。
また、上記各実施の形態に係るBEP装置600では、前記イメージデータにおける予め定められた色成分については解像度の変換を禁止しているので、印刷画像の画質を向上できる。
また、上記各実施の形態に係るBEP装置600では、前記プリンタの処理特性に、当該プリンタによる印刷画像の連続印刷可能枚数を含め、入力された印刷データによる印刷枚数が前記連続印刷可能枚数より少ない場合に、当該連続印刷可能枚数を上限とした連続印刷枚数となるように複数の印刷データを結合し、入力された印刷データによる印刷枚数が前記連続印刷可能枚数より多い場合に、当該連続印刷可能枚数を上限とした連続印刷枚数となるように印刷データを分割しているので、印刷データを結合する場合には印刷速度の高速化を図ることができ、印刷データを分割する場合には、交換後のプリンタでの連続印刷可能枚数を超えた枚数の印刷を支障なく行うことができる。
更に、上記各実施の形態に係るBEP装置600では、前記プリンタの処理特性に、当該プリンタによる形成画像の印刷ページ順序を含めているので、プリンタが交換された場合であっても、交換後のプリンタが対応している印刷ページ順序での印刷が実現できる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記の実施形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組合せにより種々の発明を抽出できる。実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
また、上記各実施の形態では、本発明の画像形成装置の処理特性として、プリンタによる形成画像の色特性、解像度、スクリーン線数、連続印刷可能枚数、印刷ページ順序、及びキャリブレーション特性等を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの何れか1つを適用する形態や、複数の組み合わせを適用する形態とすることもできる。これらの場合も、処理特性として適用したデータに関する効果を得ることができる。
実施の形態に係る画像形成システムの全体構成を示す概略図である。 画像形成システムの一実施形態を示す図である。 DFE装置およびBEP装置の一実施形態を示すブロック図である。 実施の形態に係る情報記憶部626における記憶領域の構成を示す模式図である。 実施の形態に係る変換情報626Aの構成を示す模式図である。 実施の形態に係る印刷データ変換処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 従来の画像形成システムの概略を示す図である。
符号の説明
500 DFE装置
509 データ格納部
510 RIP処理部
530 圧縮処理部
542 インターフェース部
600 BEP装置
601 データ受信部
605 画像記憶部
610 伸張処理部
620 印刷制御部
622 出力形態特定部
624 制御部
626 情報記憶部
650 インターフェース部
746 高速プリンタ

Claims (9)

  1. 予め定められた複数種類の画像形成装置による画像形成を支援することのできる画像形成支援装置であって、
    前記複数種類の画像形成装置の処理特性に応じた複数種類の印刷データを相互に変換するための変換情報を予め記憶した記憶手段と、
    前記複数種類の画像形成装置における何れかの画像形成装置により形成する画像を示す画像データ及び当該画像データにより示される画像を形成する際の処理特性を指定する印刷制御情報が含まれた印刷データを入力する入力手段と、
    接続された画像形成装置の種類を特定する特定手段と、
    接続された画像形成装置の中から前記入力手段によって入力された前記印刷データにより示される画像を形成する画像形成装置を前記印刷制御情報に基づいて選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された画像形成装置の処理特性に応じたものに変換するための前記変換情報を用いて、前記入力手段によって入力された前記印刷データを変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された前記印刷データを、前記選択手段によって選択された画像形成装置に出力する出力手段と、
    を備えた画像形成支援装置。
  2. 前記画像形成装置の処理特性に、当該画像形成装置による形成画像の色特性を含めた
    請求項1に記載の画像形成支援装置。
  3. 前記記憶手段は、前記変換情報として色変換プロファイルを予め記憶した
    請求項2記載の画像形成支援装置。
  4. 前記画像データにおける予め定められた色成分については前記変換手段による前記入力手段によって入力された前記印刷データにおける前記色特性の変換を禁止する色特性変換禁止手段
    を更に備えた請求項2又は請求項3記載の画像形成支援装置。
  5. 前記画像形成装置の処理特性に、当該画像形成装置の機差を吸収するためのキャリブレーション特性を含めた
    請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の画像形成支援装置。
  6. 前記画像形成装置の処理特性に、当該画像形成装置による形成画像の解像度を含めた
    請求項1乃至請求項5の何れか1項記載の画像形成支援装置。
  7. 前記画像データにおける予め定められた色成分については前記変換手段による前記入力手段によって入力された前記印刷データにおける前記解像度の変換を禁止する解像度変換禁止手段
    を更に備えた請求項6記載の画像形成支援装置。
  8. 前記画像形成装置の処理特性に、当該画像形成装置による形成画像の連続印刷可能枚数を含め、
    前記変換手段は、更に、前記入力手段によって入力された前記印刷データによる印刷枚数が前記連続印刷可能枚数より少ない場合に、当該連続印刷可能枚数を上限とした連続印刷枚数となるように複数の印刷データを結合し、前記入力手段によって入力された前記印刷データによる印刷枚数が前記連続印刷可能枚数より多い場合に、当該連続印刷可能枚数を上限とした連続印刷枚数となるように印刷データを分割する
    請求項1乃至請求項7の何れか1項記載の画像形成支援装置。
  9. 前記画像形成装置の処理特性に、当該画像形成装置による形成画像の印刷ページ順序を含めた
    請求項1乃至請求項8の何れか1項記載の画像形成支援装置。
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