JP2005275009A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の画像形成装置では、オプションユニットの装着の有無に関わらず、一律にフルオプション装着に対応する前回転動作条件が設定されており、従って、あまりオプションユニットを装着していない画像形成装置にとっては、その画像形成装置に最適な前回転動作時間よりも長く前回転動作が行われて、ユーザーを必要以上に待たせるなどの問題点があった。
【解決手段】画像形成装置1の立ち上がり時に画像形成装置1への給紙をスタンバイするための前回転動作を行う制御装置20を具備する画像形成装置1において、前記制御装置20は、画像形成装置本体1aを含む基本ユニットに装着されているオプションユニットの種類を認識する認識手段21と、認識手段21による認識結果に基づき前回転動作条件を設定変更する変更手段22と、を備えた構成とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置の立ち上がり時に画像形成が可能なように各部材の状態を整えるための前回転動作を実行する制御手段を備えた画像形成装置に関する。
コピー機や、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置においては、電源投入時などの画像形成装置の立ち上がり時に定着装置内のヒートローラとプレスローラの各々の表面温度を均一にしたり、感光体ドラムや転写ローラ上に付着した残トナーを除去したり、用紙搬送経路上に残っている用紙を検出及び排出するために、これらの部材を駆動する駆動モータを所定時間(以下、前回転動作時間という)、回転動作(以下、前回転動作という)させるものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。
このような画像形成装置では、電源投入後やジャム処理後の定着装置のウォームアップにおいて、ヒートローラの表面温度が所定の温度に達するまで、前回転動作を行っている。
特開平8−16032号公報
特開平10−10891号公報
画像形成装置は、画像形成処理に最低限必要な構成の基本ユニットと、該基本ユニットに着脱可能なオプションユニットと、を有し、該基本ユニットには幾つかのオプションユニットの中から必要なものを選択的に取り付けることができるようになっている。この基本ユニットは、画像形成装置本体とその直下方の給紙装置とで構成されており、該基本ユニットにはオプションユニットを装着することができるようになっている。例えば、装置本体の直下方の給紙装置のそのまた下にオプションユニットとして新たな給紙装置を装着し、各給紙装置の給紙カセットにはサイズの異なる用紙を収容して、給紙装置を多段に重ねた構成などとすることもできる。
画像形成装置の制御装置では、用紙への画像形成不良を発生させないためにも、画像形成装置本体に全てのオプションユニットを装着したときのことを想定して制御シーケンスが組み込まれており、前記の前回転動作時間(最短の前回転動作時間)も全てのオプションユニットの装着を想定して設定されている。このフルオプション装着に対応する前回転動作時間は、オプションユニットの有無などに関わらず一定であり、従って、該フルオプション装着に対応する前回転動作時間は、あまりオプションユニットを装着していない画像形成装置にとっては、その画像形成装置に最適な前回転動作時間よりも長くなっている。殊に、オプションユニットが何も装着されていない基本ユニット構成の画像形成装置とっての最適な前回転動作時間に対しては、かなり長くなっている。
このように一律にフルオプション装着に対応する前回転動作時間が設定されていると、画像形成装置によっては、その画像形成装置に最適な前回転動作時間よりも長く前回転動作が行われて、ギアやローラなどの部材の摩耗や劣化が早まるのみならず、ユーザーを必要以上に待たせることになる。
そこで、本発明では、このような点を鑑みて、上記の問題点の解消を図った画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上のとおりであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
まず、請求項1に記載のように、画像形成装置の立ち上がり時に画像形成が可能なように各部材の状態を整えるための前回転動作を行う制御手段を具備する画像形成装置において、前記制御手段は、画像形成装置本体を含む基本ユニットに装着されているオプションユニットの種類を認識する認識手段と、前記認識手段による認識結果に基づき前回転動作条件を設定変更する変更手段と、を備えた構成とする。
また、請求項2に記載のように、前記認識手段は、前記基本ユニットへオプションユニットを着脱したときに認識を行う構成とする。
そして、請求項3に記載のように、前記認識手段は、手動入力された前記基本ユニットへのオプションユニットの着脱に関する情報によって認識を行う構成とする。
本発明は、以上のように構成したことにより、次のような効果を奏する。
まず、請求項1に記載の発明では、基本ユニットにオプションユニットを着脱したときに、その画像形成装置にとって最適な前回転動作条件に設定することができ、ギアやローラなどの部材の摩耗を必要最小限に抑えることができるとともに、ユーザーを必要以上に待たせることもなくなり、利便性が向上する。
また、請求項2に記載の発明では、基本ユニットへオプションユニットを着脱したときに、その画像形成装置にとって最適な前回転動作条件に自動的に設定することができ、ギアやローラなどの部材の摩耗を必要最小限に抑えることができるとともに、ユーザーを必要以上に待たせることもなくなり、利便性が向上する。
そして、請求項3に記載の発明では、基本ユニットへのオプションユニットの着脱に関する情報の手動入力操作によって、その画像形成装置にとって最適な前回転動作条件に設定することができ、ギアやローラなどの部材の摩耗を必要最小限に抑えることができるとともに、ユーザーを必要以上に待たせることもなくなり、利便性が向上する。
次に、本発明の実施の一形態を、図面を参照しながら説明する。
まず、図1を参照しながら、コピー機やファクシミリ、プリンタ等が具備する画像形成装置1について概略説明する。
図1に示すように、画像形成装置1の装置本体1aは給紙部5の上方に配置されており、該装置本体1aの上方には操作部9が設けられて、該装置本体1aの上部に排紙トレイ6が形成されている。装置本体1aの内部には、給紙部5から繰り込まれた用紙を搬送する第1用紙搬送経路11と、用紙の紙面を反転するための第2用紙搬送経路12とが形成されており、該第1用紙搬送経路11に沿い、下流側へ向けて、現像器ユニット2、感光体ユニット3、定着器ユニット4が配置されている。これらのユニット2、3、4で画像形成部が構成されており、給紙部5から繰り込まれた用紙は該画像形成部で画像情報が転写されて定着が行われた後、排紙トレイ6へ排出されるように構成されている。
画像形成装置1の一側部にはジャムアクセスカバー7が装置本体1aに対して開閉(回動)可能に設けられており、該ジャムアクセスカバー7は装置本体1aの一側端部の下部位置を中心に上下回動可能に構成されて、用紙搬送経路11、12でジャムが発生した場合などに、装置本体1aの一側部を開放できるように構成されている。
定着手段である定着器ユニット4は、ヒートローラ41と、第1用紙搬送経路11を挟んでヒートローラ41の外周面と接触するように配置されるプレスローラ42とを備えている。ヒートローラ41内の軸心位置若しくは軸心位置から少しプレスローラ42側に寄せた位置には熱源としてハロゲンランプ等のランプヒータ43が内装されており、ランプヒータ43にて発生した熱がヒートローラ41の外周部に伝達されるように構成されている。また、ヒートローラ41の外周表面には、温度検出手段であるサーミスタ45が設けられており、ヒートローラ41の外周温度を検出するように構成されている。
次に、画像形成装置1の前回転動作条件の設定について説明する。
図2に示すように、画像形成装置1は、装置本体1aに、画像形成装置1の立ち上がり時に画像形成装置1への給紙をスタンバイし、画像形成が可能なように各部材の状態を整えるための前回転動作を行う制御装置20を備えており、この制御手段である制御装置20は、前記各ユニット2、3、4のローラ等を駆動する駆動源である駆動モータ28に通信接続されて、画像形成装置1の電源をONにして、画像形成装置1が立ち上がる時に、該駆動モータ28を所定時間前回転駆動するように構成されている。
この画像形成装置1の立ち上がりは、画像形成装置1の電源の投入した時に、画像形成装置1が立ち上がる場合や、ジャムアクセスカバー7を開いた後閉じた時に、これをトリガーとしてウォームアップを開始して画像形成装置1が立ち上がる場合や、節電モードに移行した画像形成装置1が操作部9上の節電解除キー等を操作した時に、この操作をトリガーとしてウォームアップを開始して画像形成装置1が立ち上がる場合などを含み、このとき画像形成装置1の前回転動作が実行される。
ここで、説明をわかり易くするために、前回転動作条件の設定について、まず、具体的な例を挙げて説明し、その後で、一般的な場合を説明する。
画像形成装置1は、画像形成処理に最低限必要な構成の基本ユニットと、該基本ユニットに着脱可能なオプションユニットと、を有し、該基本ユニットには幾つかのオプションユニットの中から必要なものを選択的に取り付けることができるようになっている。図1においては、基本ユニットは、画像形成装置1の装置本体1aとその直下方の第1給紙装置51とで構成されており、オプションユニットは、例えば、該第1給紙装置51の下方の第2給紙装置52などがある。なお、第2給紙装置52の下方にも、オプションユニットとしての給紙装置をさらに装着することができる。
図1においては、前記給紙部5は第1給紙装置51と第2給紙装置52とであり、これらの給紙装置51・52はそれぞれ給紙カセットを備えて、各給紙カセットにはサイズの異なる用紙がセットされている。ここで、第2給紙装置52の給紙カセットには、第1給紙装置51の給紙カセットにセットされている用紙よりも大きなサイズの用紙がセットされているものとする。
ここで補足すると、各給紙装置51・52の給紙カセットには、給紙カセットの長手方向に摺動可能で用紙の長辺又は短辺の一辺を揃える第1ガイド部材と、給紙カセットの短手方向に摺動可能で用紙の長辺又は短辺の他辺を揃える第2ガイド部材と、を備え、該第1ガイド部材と該第2ガイド部材とで用紙の縦横両辺を揃えたときに、該第1ガイド部材の規制位置と該第2ガイド部材の規制位置とで、用紙のサイズが検出されるように構成されている。こうして各給紙装置51・52では現在セットされている用紙のサイズを検出していて、その検出結果を制御装置20(詳しくは、後述の認識手段20)へ出力している。
次に、図3、図4に基づき、装置本体1aに第1給紙装置51が取り付けられている基本ユニット構成の場合と、該基本ユニットにオプションユニットとしての第2給紙装置52を装着した場合の、最適な前回転動作条件を説明する。ここでは、前回転動作条件を、前回転動作開始時の定着器ユニット4のヒートローラ41の外周温度(以下、前回転動作開始温度という)と、前回転動作時間としており、なお、この前回転動作条件は、これらの前回転動作開始温度と前回転動作時間に限定するものではない。
図3は画像形成装置1の立ち上がりに伴って加熱されるヒートローラ41の表面温度の変化を示す図であり、前記のように、ヒートローラ41の外周温度はサーミスタ45によって検出されるように構成されている。図2に示すように、前記サーミスタ45と前記ランプヒータ43とは制御装置20に通信接続されており、画像形成装置1の電源をONにするなどして画像形成装置1の立ち上がり操作がなされると、これをトリガーとして制御装置20からランプヒータ43へ加熱指令が出力される。これによりヒートローラ41の外周温度は上昇していき、サーミスタ45で所定温度(図3においては温度Ta又は温度Tb)が検出されると、制御装置20から駆動モータ28へ前回転駆動指令が出力され、そして、このときから所定時間経過後(図4における時間τac又は時間τbc)に、制御装置20から駆動モータ28へ前回転停止指令が出力されるように構成されている。
図4(a)は装置本体1aに第1給紙装置51が取り付けられている基本ユニット構成の場合の最適な前回転動作を示す図であり、図4(b)は基本ユニットに第2給紙装置52を装着した場合の最適な前回転動作を示す図である。
図3に示すように、基本ユニット構成の最適な前回転動作開始温度Taは、基本ユニットに第2給紙装置52を装着した構成の最適な前回転動作開始温度Tbよりも高く設定されており、図4に示すように、基本ユニットに第2給紙装置52を装着した構成の最適な前回転動作時間τbc(図4(b)における時刻τbから時刻τcまでの時間)は、基本ユニット構成の最適な前回転動作時間τac(図4(a)における時刻τaから時刻τcまでの時間)よりも長く設定されている。なお、温度Tcは前回転動作を終了するときの温度である。
従来は、この前回転動作開始温度と前回転動作時間とは、基本ユニットにフルオプションを装着した場合を想定して、一律にフルオプション装着に対応する前回転動作開始温度と前回転動作時間とで設定されていたが、この場合、あまりオプションユニットを装着していない画像形成装置1にとっては、その画像形成装置1に最適な前回転動作時間よりも長く前回転動作が行われることになり、前記各ユニット2、3、4のローラやギアなどの部材の摩耗や劣化が早まるのみならず、ユーザーを必要以上に待たせることになっていた。
そこで、本発明では、前記制御装置20は、画像形成装置本体1aを含む基本ユニットに装着されているオプションユニットの種類を認識する認識手段21と、該認識手段21による認識結果に基づき前回転動作開始温度と前回転動作時間などの前回転動作条件を設定変更する変更手段22と、を備えた構成として、基本ユニットにオプションユニットを着脱したときに、自動又は手動で、そのときの画像形成装置1にとって最適な前回転動作条件に設定することができるようにする。
自動で最適な前回転動作条件が設定される場合は、認識手段21は、オプションユニットである第2給紙装置52を基本ユニットへ着脱したときに、第2給紙装置52の有無を認識し、自動で最適な前回転動作条件を設定する場合は、認識手段21は、操作部9でオプションユニットである第2給紙装置52の基本ユニットへの着脱に関する情報を手動入力操作することによって、第2給紙装置52の有無を認識するように構成されている。これらの構成の詳細についてはここでは割愛し、後述することとする。
以上のような構成で、装置本体1aに第1給紙装置51が取り付けられている基本ユニット構成の場合には、前回転動作条件として前回転動作開始温度はTaに、前回転動作時間はτacに設定され、基本ユニットに第2給紙装置52を装着した場合には、前回転動作条件として前回転動作開始温度はTbに、前回転動作時間はτbcに設定されて、画像形成装置1の立ち上がり時には、それぞれの場合の前回転動作条件に基づき、前回転動作が行われる。このような構成で、各ユニット2、3、4のローラやギアなどの部材の摩耗が必要最小限に抑えられ、ユーザーを必要以上に待たせることもなくなって、利便性が向上する。
次に、一般に、複数のオプションユニット31・32・33・・・が着脱可能な画像形成装置1においての前回転動作条件の設定について説明する。
以下では、上記の説明との共通箇所には同一符号を付しており、その説明については省略することする。前記のように、画像形成装置1の制御装置20は、認識手段21と、変更手段22と、を備えており、認識手段21については、例えば、次のように2通りの実施形態がある。
まず、認識手段21Aの第1実施形態について図5を参照しながら説明する。
装置本体1aを含む基本ユニットには、第1オプションユニット31、第2オプションユニット31、第3オプションユニット33などが装着可能に構成されており、この第1実施形態に係る認識手段21Aは基本ユニットへオプションユニット31(又は32、33、・・・)を着脱したときに、基本ユニットに装着されているオプションユニットの種類を自動的に認識するように構成されている。オプションユニット31(又は32、33、・・・)を基本ユニットに装着するときに、オプションユニット31(又は32、33、・・・)の制御ポートが基本ユニット側の制御ポートに接続されようになっており、このとき認識手段21Aで基本ユニットに装着されているオプションユニットの種類が検出されて、各オプションユニット31、32、33、・・・の有無が認識されるようになっている。
また、この認識手段21Aは、画像形成装置1の電源を投入するなどして画像形成装置1が立ち上がる度に、現在基本ユニットに装着されているオプションユニットの種類を確認するように構成されている。
以上のような構成で、認識手段21Aでは、基本ユニットに装着されているオプションユニットの有無及び種類を自動的に認識して、変更手段22では、該認識手段21Aによる認識結果に基づき、前回転動作開始温度や前回転動作時間などの前回転動作条件を設定変更している。
図6に示すように、変更手段22は、基本ユニットに装着されているオプションユニットの種類と、そのときの最適な前回転動作開始温度及び前回転動作時間との対応関係を示すテーブルを備えており、認識手段21Aでの認識結果に基づいて、該テーブルを参照しながら最適な前回転動作開始温度と前回転動作時間とが選択設定される。
図6において、OP1、OP2、OP3はそれぞれ第1オプションユニット31、第2オプションユニット32、第3オプションユニット33の略であり、「OP1+OP2」は、基本ユニットに第1オプションユニット31と第2オプションユニット32とが装着されていることを示している。
例を挙げて説明すると、変更手段22では、認識手段21Aで、基本ユニットに何もオプションユニットが装着されていないと認識された場合は、前回転動作開始温度はT0、前回転動作時間はτ0と選択設定され、基本ユニットに第1オプションユニット31のみが装着されていると認識された場合は、前回転動作開始温度はT1、前回転動作時間はτ1と選択設定され、基本ユニットに第1オプションユニット31と第2オプションユニット32が装着されていると認識された場合は、前回転動作開始温度はT4、前回転動作時間はτ4と選択設定されるなどとなっている。
なお、変更手段22は、この構成以外にも、認識手段21Aでの認識結果に基づき最適な前回転動作開始温度と前回転動作時間とを演算するように構成してもよく、変更手段22の構成は特に限定するものではない。
次に、前回転動作条件が設定された後、前回転動作が開始されて完了するまでの流れを説明する。
図7に示すように、まず、ユーザーが画像形成装置1の電源を投入するなどして画像形成装置1の立ち上がり操作が行われると(ステップS1)、認識手段21Aで認識されている基本ユニットに装着されているオプションユニットの種類の認識情報が一旦消去されて初期化が行われる(ステップS2)。この初期化が行われた後に、認識手段21Aでは、改めて現在基本ユニットに装着されているオプションユニットの種類の認識(確認)が行われ(ステップS3)、この認識手段21Aによる認識結果が変更手段22に出力されて、該変更手段22で、このときの画像形成装置1にとって最適な前回転動作開始温度Tn(=T0、T1、T2、・・・)と前回転動作時間τn(=τ0、τ1、τ2,・・・)とが設定される(ステップS4)。
前記ステップS1で、画像形成装置1の立ち上がり操作が行われた時に、制御装置20からランプヒータ43へ加熱指令が出力されていて、該ランプヒータ43はヒートローラ41を加熱しており、サーミスタ45で検出されたヒートローラ41の外周温度Tが前記前回転動作開始温度Tnに達すると(ステップS5)、制御装置20から駆動モータ28へ前回転駆動指令が出力されて、前回転動作が開始される(ステップS6)。
制御装置20では、この前回転動作が開始されたときからの経過時間τが計測されており、該計測時間τが前記前回転動作時間τnに達すると(ステップS7)、制御装置20から駆動モータ28へ前回転停止指令が出力されて、前回転動作が終了するとともに(ステップS8)、制御装置20からランプヒータ43へ温度保持指令が出力されて、該ランプヒータ43はON/OFF制御を繰り返しながらヒートローラ41の表面温度を前記Tc付近に保ち、画像形成装置1は画像形成処理を待ち受ける待機状態に移行する(ステップS9)。
次に、認識手段21Bの第2実施形態について図8を参照しながら説明する。
第2実施形態に係る認識手段21Bは基本ユニットへのオプションユニットの着脱に関する情報の手動入力操作によって認識が行われるように構成されている。前記操作部9は、LCD(液晶ディスプレイ)で構成された表示パネルと、この表示手段である表示パネルの側に配置された表示対応キーと、を備え、該表示対応キーの操作によって、表示パネル上にオプションユニットの着脱に関する情報を呼び出して選択設定できるように構成されている。
なお、基本ユニットへのオプションユニットの着脱に関する情報を入力操作する構成は、この構成に限定するものではない。
このような構成で、オプションユニット31(又は32、33、・・・)を基本ユニットに装着したときには、操作部7でその装着したオプションユニット31(又は32、33、・・・)に関する情報を手動入力し、これにより認識手段21Bで基本ユニットに装着されているオプションユニットの種類が検出されて、各オプションユニット31、32、33、・・・の有無が検出されるようになっている。そして、変更手段22では、該認識手段21Bによる認識結果に基づき、前回転動作開始温度や前回転動作時間などの前回転動作条件を設定変更している。
この第2実施形態では、基本ユニットに装着されているオプションユニット31(又は32、33、・・・)が手動入力されて、既に最適な前回転動作開始温度Tnと前回転動作時間τnとが設定されており、前回転動作が開始されて完了するまでの流れについては、前記第1実施形態の説明でのステップS4からステップS9までの流れで行われる(図7参照)。
なお、この第2実施形態においても、オプションユニット31(又は32、33、・・・)の制御ポートと基本ユニット側の制御ポートとが接続されていることから、画像形成装置1の電源を投入するなどして画像形成装置1が立ち上がる度に、認識手段21Bで、現在基本ユニットに装着されているオプションユニットの種類を確認するように構成してもよく、この場合、前回転動作は、前記第1実施形態の説明でのステップS1からステップS9までの流れで行われる(図7参照)。
画像形成装置1の概略構成を示す正面断面図。 画像形成装置1の制御構成を示すブロック図。 画像形成装置1の立ち上がりに伴って加熱されるヒートローラ41の表面温度の変化を示すグラフ。 (a)は基本ユニット構成の場合の最適な前回転動作を示す図。(b)は基本ユニットに第2給紙装置52を装着した場合の最適な前回転動作を示す図。 画像形成装置1の制御構成を示すブロック図。 変更手段22に格納されているテーブルの一例を示す図。 前回転動作の流れを説明するフローチャート。 清掃部材34の移動手段の構成を示す正面断面図。
符号の説明
1 画像形成装置
1a 装置本体
4 定着器ユニット
5 給紙部
7 ジャムアクセスカバー
9 操作部
20 制御装置
21 認識手段
22 変更手段
28 駆動モータ
31 第1オプションユニット
32 第2オプションユニット
33 第3オプションユニット
41 ヒートローラ
43 ランプヒータ
45 サーミスタ
51 第1給紙装置
52 第2給紙装置

Claims (3)

  1. 画像形成装置の立ち上がり時に画像形成が可能なように各部材の状態を整えるための前回転動作を行う制御手段を具備する画像形成装置において、
    前記制御手段は、画像形成装置本体を含む基本ユニットに装着されているオプションユニットの種類を認識する認識手段と、前記認識手段による認識結果に基づき前回転動作条件を設定変更する変更手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記認識手段は、前記基本ユニットへオプションユニットを着脱したときに認識を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記認識手段は、手動入力された前記基本ユニットへのオプションユニットの着脱に関する情報によって認識を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037088A (ja) * 2006-07-14 2008-02-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置の周辺機器、画像形成装置及び画像形成システム
JP2009186913A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Kyocera Mita Corp 画像形成装置及びプログラム
JP2015161884A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 株式会社沖データ 画像形成装置

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