JP2005271966A - 包装容器 - Google Patents

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仁 松田
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Abstract

【課題】 シート材に染み込ませた消毒用アルコール液などが蒸発してシート材が乾燥することがなく、最後のシート材まで所期の目的に使用することのできる包装容器を提供する。
【解決手段】 濡れたシート材Sを収容する非通気性で可撓性を有する容器本体11の上面部12に可撓性を有する蓋材31を粘着させて上面部12に設けた取り出し口12aを密閉したり、蓋材31の一部を上面部12から剥離させて取り出し口12aを開放させ、シート材Sを取り出し口12aから取り出すことのできる包装容器において、容器本体11内に、シート材Sを収容する硬質材で構成した上面が開放したトレー21を収容する。
【選択図】 図4

Description

この考案は、例えば、消毒用アルコールを染み込ませたシート材を乾燥しないように収容する包装容器に関するものである。
従来、薄い紙、不織布、綿などに水、消毒用アルコール液、洗浄液、洗顔料などを染み込ませた、いわゆる、ウエットペーパーなどのシート材を重ねて収容する包装容器として、種々のものが提案されている。
この種の包装容器は、シート材の乾燥を防ぎ、シート材を確実、かつ、簡単に取り出せることが要求される。
上記した代表的な包装容器は、軟質で非通気性を有する合成樹脂シートで構成され、上面にシート材を取り出すための取り出し口が設けられた容器本体と、軟質で非通気性を有する合成樹脂シートで構成され、取り出し口を密閉したり、開放できるように容器本体の上面に剥離可能に粘着した可撓性の蓋材とで構成されている。
そして、容器本体の上面の周縁に位置するフランジ部、あるいは、蓋材の周縁下面に適宜な粘着剤を塗布し、粘着剤を介して蓋材をフランジ部に粘着させることによって取り出し口を密閉することができ、蓋材を剥がすことによって取り出し口を開放することができるものである。
なお、蓋材をフランジ部へ再度粘着させるのは、蓋材の周縁をフランジ部へ押圧することによって行える。
特開2001−328666号公報
上記した包装容器にシート材が満杯状態に収容されていると、満杯状態のシート材が容器本体の形状を初期の状態に維持することにより、蓋材をフランジ部へ密着させることができるので、シート材に染み込ませた消毒用アルコール液などが蒸発するのを防ぐことができる。
しかし、使用することによってシート材が少なくなると、シート材で容器本体の形状を初期の状態に維持することができなくなり、蓋体をフランジ部へ密着させることができなくなる。
このように、蓋体をフランジ部へ密着させることができなくなると、シート材に染み込ませた消毒用アルコール液などが蒸発してシート材が乾燥し、シート材を所期の目的に使用できなくなる。
この発明は、以下のような発明である。
(1)濡れたシート材を収容する非通気性で可撓性を有する容器本体の上面部に可撓性を有する蓋材を粘着させて前記上面部に設けた取り出し口を密閉したり、前記蓋材の一部を前記上面部から剥離させて前記取り出し口を開放させ、前記シート材を前記取りだし口から取り出すことのできる包装容器において、前記容器本体内に、前記シート材を収容する上面が開放した硬質なトレーを収容したことを特徴とする。
(2)(1)に記載の包装容器において、前記蓋材の幅を、前記トレーの幅と同等にしたことを特徴とする。
(3)(1)または(2)に記載の包装容器において、前記トレーの深さを、前記シート材を20枚〜50枚を重ねて収容する高さにしたことを特徴とする。
この発明によれば、シート材を収容する上面が開放した硬質なトレーを容器本体内に収容させたので、使用することによってシート材が少なくなってもトレーで容器本体の形状を初期の状態に維持することができることにより、蓋材を容器本体の上面部へ密着させることができるため、シート材に染み込ませた消毒用アルコール液などが蒸発してシート材が乾燥するのを防止でき、最後のシート材まで所期の目的に使用することができる。
そして、蓋材の幅を、トレーの幅と同等にしたので、蓋材を粘着させる容器本体の上面部を確実に支持することができることにより、蓋材を容器本体の上面部へ密着させることができるため、シート材に染み込ませた消毒用アルコール液などが蒸発してシート材が乾燥するのを確実に防止でき、最後のシート材まで所期の目的に使用することができる。
さらに、トレーの深さを、シート材を20枚〜50枚重ねて収容する高さにしたので、全てのシート材を使用し終えるまでの時間が短くなるため、シート材に染み込ませた消毒用アルコールなどの蒸発をさらに防止することができる。
以下、この本案の実施例を図に基づいて説明する。
図1はこの考案の一実施例である包装容器の斜視図、図2は容器本体内に収容するトレーの斜視図、図3は容器本体の取り出し口を開閉する蓋材の裏面側を示す平面図、図4は図1のA−A線による断面図、図5は蓋材を開放した状態の包装容器を示す斜視図である。
これらの図において、Sはシート材を示し、例えば、不織布または綿に消毒用アルコール液を含浸させたものである。
11は容器本体を示し、後述するトレー21を収容するものであり、非通気性で可撓性を有する軟質なシート、例えば、約20ミクロン程度の肉厚のシートフィルムを筒形状として両端部を密封接合した構成とされ、上面部12と、両側面部13,13と、底面部14とからなる平面視略長方体形の密封袋状をしている。
なお、上面部12の中央には、シート材Sを1枚ずつ取り出す長方形の取り出し口12aを形成するためのコ字状の切り込み12bが設けられている。
21はトレーを示し、20枚〜50枚重ねたシート材Sを収容するものであり、硬質なシート、例えば、100ミクロン程度の肉厚のポリプロピレンなどのシートフィルムで、上面を開放させた箱状に構成されている。
31は蓋材を示し、容器本体11の切り込み12b(取り出し口12a)を覆うように上面部12に粘着されされるものであり、コ字状をした切り込み12bの基端側に粘着される粘着固定部32と、この粘着固定部32に切り込み12b側へ連なる狭窄部33と、この狭窄部33に切り込み12bを越えるように連なり、取り出し口12aを密閉、開放する粘着剥離可能部34と、この粘着剥離可能部34に連なる把持部35とで構成されている。
31a,31aは狭窄部33を形成するJ字状の切り込みを示す。
32aは粘着固定部32の裏面に塗布された粘着層、33aは狭窄部33の裏面に塗布された粘着層、34aは粘着剥離可能部34の裏面に塗布された粘着層を示す。
そして、蓋材31は非通気性で可撓性を有するシート、例えば、100ミクロン程度の肉厚のポリプロピレンなどのシートフィルムで構成されている。
なお、狭窄部33は粘着剥離可能部34側から粘着固定部32側へ狭まり、狭窄部33の両外側に位置する粘着固定部32は、粘着剥離可能部34側へ突出している。
そして、把持部35の裏面には、粘着層が設けられていない。
さらに、蓋材31の幅(図4における左右方向の長さ)は、トレー21の幅(図4における左右方向の長さ)と同等、すなわち、トレー21の幅よりも少し狭い状態からトレー21の幅よりも少し広い状態の範囲とされている。
次に、使用方法について説明する。
まず、図1に示すように、蓋材31の粘着剥離可能部34で容器本体11の切り込み12b(取り出し口12a)を覆うように上面部12へ各粘着部32a〜34aを粘着させると、容器本体11の切り込み12b(取り出し口12a)は粘着剥離可能部34で密閉されるので、切り込み12b(取り出し口12a)からシート材Sに染み込ませた消毒用アルコール液が蒸発しなくなるため、容器本体11に収容されたシート材Sは乾燥しなくなる。
そして、図5に示すように、把持部35を指で摘んで粘着剥離可能部34および狭窄部33を上面部12から剥離させると、取り出し口12aを開放させることができるので、取り出し口12aからシート材Sを取り出すことができる。
このように粘着剥離可能部34および狭窄部33を剥離させるとき、切り込み31a,31aの先端がJ字状に粘着剥離可能部34側へ反転しているので、狭窄部33をこれ以上引けなくなるため、粘着固定部32が破れなくなる。
そして、取り出し口12aを密閉するために粘着剥離可能部34および狭窄部33を上面部12へ粘着させる場合、上面部12はトレー21の周縁、主に幅方向と直交する周縁で支持されているので、粘着剥離可能部34で取り出し口12aを密閉するように、粘着剥離可能部34および狭窄部33を上面部12へ粘着させることができる。
上述したように、この発明の一実施例によれば、シート材Sを収容する上面が開放したトレー21を容器本体11内に収容させたので、使用することによってシート材Sが少なくなってもトレー21で容器本体11の形状を初期の状態に維持することができることにより、蓋材31を容器本体11の上面部12へ密着させることができるため、シート材Sに染み込ませた消毒用アルコール液などが蒸発してシート材Sが乾燥するのを防止でき、最後のシート材Sまで所期の目的に使用することができる。
そして、蓋材31の幅を、トレー21の幅と同等にしたので、蓋材31を粘着させる容器本体11の上面部12を確実に支持することができることにより、蓋材31を容器本体11の上面部12へ密着させることができるため、シート材Sに染み込ませた消毒用アルコール液などが蒸発してシート材Sが乾燥するのを確実に防止でき、最後のシート材Sまで所期の目的に使用することができる。
さらに、トレー21の深さを、シート材Sを20枚〜50枚重ねて収容する高さにしたので、全てのシート材Sを使用し終えるまでの時間が短くなるため、シート材Sに染み込ませた消毒用アルコールなどの蒸発をさらに防止することができる。
上記した実施例では、切り込み31a,31aを蓋材31の剥離方向へ延ばした後、外側へ延ばして反剥離方向へJ字状に反転させた例を示したが、切り込み31a,31aを剥離方向へ延ばした部分のみとしても、同様の効果を得ることができる。
そして、粘着剥離可能部34に上面部12の切り込み12bで挟まれた部分を粘着させた例を示したが、上面部12の切り込み12bで挟まれた部分を取り除いて取り出し口12aとし、この取り出し口12aに対応する粘着剥離可能部34の部分に粘着層34aを設けない構成としてもよい。
さらに、容器本体11を構成するシートフィルムに裂ける方向性を有するものを使用し、上面部12に設ける切り込みを、図6に示すように、切り込み12c(コの字の対向する部分を連結する部分のみ)としたり、図7に示すように、切り込み12d(コの字の対向する部分がほとんどない状態)とし、蓋材31を引く方向とシートフィルムの裂ける方向性とを合わせ、蓋材31を初めて開けるときに取り出し口12aが形成できる方式を採用することにより、未使用時における密閉性を高め、シート材Sに染み込ませた消毒用アルコールなどの蒸発をさらに防止させることができる。
この考案の一実施例である包装容器の斜視図である。 容器本体内に収容するトレーの斜視図である。 容器本体の取り出し口を開閉する蓋材の裏面側を示す平面図である。 図1のA−A線による断面図である。 蓋材を開放した状態の包装容器を示す斜視図である。 容器本体に設ける取り出し口を形成するための切り込みの他の例を示す説明図である。 容器本体に設ける取り出し口を形成するための切り込みのさらに他の例を示す説明図である。
符号の説明
11 容器本体
12 上面部
12a 取り出し口
12b 切り込み
12c 切り込み
12d 切り込み
13 側面部
14 底面部
21 トレー
31 蓋材
31a 切り込み
32 粘着固定部
32a 粘着層
33 狭窄部
33a 粘着層
34 粘着剥離可能部
34a 粘着層
35 把持部
S シート材

Claims (3)

  1. 濡れたシート材を収容する非通気性で可撓性を有する容器本体の上面部に可撓性を有する蓋材を粘着させて前記上面部に設けた取り出し口を密閉したり、前記蓋材の一部を前記上面部から剥離させて前記取り出し口を開放させ、前記シート材を前記取り出し口から取り出すことのできる包装容器において、
    前記容器本体内に、前記シート材を収容する上面が開放した硬質なトレーを収容した、
    ことを特徴とする包装容器。
  2. 請求項1に記載の包装容器において、
    前記蓋材の幅を、前記トレーの幅と同等にした、
    ことを特徴とする包装容器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の包装容器において、
    前記トレーの深さを、前記シート材を20枚〜50枚重ねて収容する高さにした、
    ことを特徴とする包装容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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