JP2018095285A - 包装材、包装体および包装体の製造方法 - Google Patents

包装材、包装体および包装体の製造方法 Download PDF

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国広 田渕
義和 田渕
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Abstract

【課題】 内容物を確実に密閉収容しつつ、包装後の良好な外観を容易に形成することができる包装材を提供する。【解決手段】 上部が開口する平面視矩形状の容器を包装する包装材1であって、矩形状の蓋部2と、蓋部2の各辺に折れ線3a〜3dを介して連接された複数の側部4a〜4dと、隣接する側部4a〜4dの双方に折れ線5a〜5d,6a〜6dを介して連接された複数の折込部7a〜7dとを備え、側部4a〜4dは、容器の下部に接着される下部接着部8a〜8dを外縁側に有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、包装材、包装体および包装体の製造方法に関する。
ウェットティッシュ等の内容物を包装した包装体として、特許文献1には、合成樹脂フィルム等からなる筒体の両端部を接合したガセット折り構造を有する袋状の包装部材と、包装部材の内側に配設された高剛性の補強部材とを備える構成が開示されている。
特開平10−152179号公報
上記従来の包装体は、補強部材を備えることによって、内容物の量に拘らず外観形状の維持が図られているが、補強部材と包装部材との間に生じる隙間が変形することによって、包装体の外観が崩れるおそれがあった。
また、この包装体を製造する際には、包装部材を袋状に形成し、補強部材を内容物と共に包装部材に収容した後に、包装部材を密閉する必要があるため、これら一連の作業が煩雑になるという問題があった。特許文献1には、包装部材と補強部材とを一体に形成することも記載されているが、この場合は包装材の折り曲げ等が困難になり、内容物を密閉状態に収容し難くなるため、やはり包装時の作業性が悪くなるという問題があった。
そこで、本発明は、内容物を確実に密閉収容しつつ、包装後の良好な外観を容易に形成することができる包装材、包装体および包装体の製造方法の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、上部が開口する平面視矩形状の容器を包装する包装材であって、矩形状の蓋部と、前記蓋部の各辺に折れ線を介して連接された複数の側部と、隣接する前記側部の双方に折れ線を介して連接された複数の折込部とを備え、前記蓋部は、前記容器の上部に接着される上部接着部を周縁部に有し、前記側部は、前記容器の下部に接着される下部接着部を外縁側に有する包装材により達成される。この包装材は、全体として矩形状に形成されていることが好ましい。
また、本発明の前記目的は、上部が開口する平面視矩形状の容器を、上記の包装材により包装した包装体であって、前記容器は、上部が前記蓋部により被覆されると共に、各側壁がそれぞれ前記側部により被覆されている包装体により達成される。この包装体において、前記容器は、複数のウェットシートを積層状態で収容することができる。前記蓋部は、周囲から分離可能な分離部と、前記分離部を覆うように着脱可能に貼着されたシール部材とを有することが可能であり、前記シール部材を剥離することにより、前記シール部材と共に前記分離部が除去されて、ウェットシートの取出口を形成することができる。
また、本発明の前記目的は、上記の包装体の製造方法であって、前記蓋部の前記上部接着部を前記容器の上部に接着し、前記側部および前記折込部を前記容器の外側に垂下させる被覆工程と、前記折込部を内方に折り込んで前記容器の側壁と前記側部との間に介在させる折込工程と、前記側壁の先端部を折り込んで前記下部接着部を前記容器の下部に接着する接着工程とを備える包装体の製造方法により達成される。
本発明によれば、内容物を確実に密閉収容しつつ、包装後の良好な外観を容易に形成することができる包装材、包装体および包装体の製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る包装材の平面図である。 図1に示す包装材により包装される容器の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る包装体の製造方法を示す工程斜視図である。 図1に示す包装材の変形例を示す要部断面図である。 本発明の一実施形態に係る包装体の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、発明の一実施形態に係る包装材の平面図である。図1に示す包装材1は、全体として正方形状に形成されたシート状の部材であり、図2に示す容器20の包装に使用される。容器20は、無蓋有底状に形成され、上部の開口21から被包装物を収容することができる。容器20に収容される内容物は特に限定されないが、本実施形態の包装材1は容器20を密閉可能であることから、ウェットティッシュやフェイスマスク等のように薬液や化粧水などの液体を含浸させたウェットシートが好適であり、例えば、複数のウェットシートが上下で噛み合うように折り畳まれて、積層状態で収容される。容器20は、例えば、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂材料を用いて、シート成形により平面視矩形状に形成されており、側壁23の内周面には、深さ方向に延びる複数の補強リブ22が設けられている。
包装材1の材質は、特に限定されないが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、塩化ビニルなどの気密性が高い合成樹脂フィルムから形成することが好ましく、あるいは、これら2種以上の積層体としてもよい。包装材1は、上記の合成樹脂フィルムにアルミニウム箔等を更に積層した複合体とすることも可能である。
図1に示すように、包装材1は、中央に矩形状の蓋部2が形成されている。蓋部2には、ウェットシート等の内容物を取り出すための取出口10が中央に形成されており、蓋部2の周縁部には、上部接着部11が形成されている。取出口10は、着脱可能なシール部材(図示せず)により密閉することができる。蓋部2は、本実施形態では正方形状としているが、容器20の上部形状に合わせて形成されていればよく、長方形状であってもよい。
蓋部2の各辺には、折れ線3a〜3dを介して4つの側部4a〜4dが連接されている。各側部4a〜4dは、矩形状に形成されており、隣接する側部4a〜4dの間には、双方の各辺に折れ線5a〜5d,6a〜6dを介して4つの折込部7a〜7dが連接されている。また、各側部4a〜4dの外縁側には、折れ線9a〜9dにより仕切られた下部接着部8a〜8dが形成されている。折れ線3a〜3d,5a〜5d,6a〜6d,9a〜9dは、いずれも山折り線であり、例えば、公知の折れ線形成装置を用いて、原反から繰り出されたフィルムを押し型と受け型との間に挟持することにより、形成することができる。
上部接着部11および下部接着部8a〜8dは、図2に示す容器20の上部開口縁および下部にそれぞれ接着される。包装材1と容器20との接着方法は特に限定されるものではなく、例えば、上部接着部11および下部接着部8a〜8dには、ホットメルト接着剤などの接着剤を塗布してもよく、あるいは、包装体の製造時に超音波や高周波による熱融着を適用してもよい。
次に、上記の構成を備える包装材1により容器20を包装する方法を説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る包装体の製造方法を示す工程斜視図である。まず、図3(a)に示すように、蓋部2の周縁部が容器20の開口縁部に一致するように、包装材1を広げた状態で容器20の上部に配置し、蓋部2の上部接着部11を容器20の開口縁部に接着した後、側部4a〜4dを折れ線3a〜3dで折り曲げることにより、側部4a〜4dおよび折込部7a〜7dを容器20の外側に垂下させると、図3(b)に示すように、容器20の全体が包装材1により被覆された状態になる(被覆工程)。容器20は、蓋部2の周縁部が上部に密着することで、内部が密閉される。
図4(a)に要部断面図で示すように、包装材1の蓋部2は、取出口10を予め形成する代わりに、分離部41と、分離部41を覆うシール部材42とを備える構成であってもよい。分離部41は、周囲から容易に分離できるように予め切断されている。シール部材42は、下面全体に形成された再剥離容易な粘着剤層を介して、分離部41および分離部41の周囲に貼着されており、図4(b)に示すように、シール部材42を引き剥がすことにより、分離部41がシール部材42と共に除去されて、取出口10が形成される。シール部材42は、ラベル状に形成されているが、合成樹脂等からなる蓋体等であってもよい。
ついで、図3(b)に示す状態から、折込部7a〜7dをプッシャ(図示せず)等で押し込むことにより、折込部7a〜7dが折り込まれて、側部4a〜4dと容器20の側面との間に介在される(折込工程)。本実施形態の包装材1は、側部4a〜4dの長さが、容器20の高さよりも長く設定されており、図3(a)に示す折れ線9a〜9dが容器20の下面に略一致する。折込部7a〜7dは、折り込みを容易にするために角部等を適宜切り欠いてもよいが、本実施形態のように包装材1を全体として矩形状に形成すると、原反から繰り出されたフィルムをカッターで切断することにより、このような形状を有する包装材1を容易に製造することができる。
次に、互いに対向する一対の側部4b,4dを、折れ線9b,9dで折り曲げて、図3(c)に示すように、それぞれの下部接着部8b,8dを容器20の下面に接着した後、他の一対の側部4a,4cについても、同様に折れ線9a,9cで折り曲げて、それぞれの下部接着部8a,8cを容器20の下面に接着する(接着工程)。こうして、図5に示すように、包装材1により容器20が包装された包装体30が製造される。本実施形態においては、下部接着部8b〜8dを容器20の下面に接着しているが、容器20の側面下部に接着してもよく、あるいは、容器20の側面から下面に跨るように接着してもよい。側部4a〜4dは、少なくとも外縁側に下部接着部8a〜8dが形成されていればよく、外縁側以外にも接着部を有する構成であってもよい。
このように、本実施形態の包装体の製造方法は、内容物が収容された容器20の上部および側壁の全体を、包装材1により迅速容易に包装することができ、内容物を密閉状態で収容することができる。また、製造された包装体30は、包装材1の蓋部2および側部4a〜4dが、容器20の上部および側壁に沿ってそれぞれ配置されるため、良好な外観を維持することができる。
1 包装材
2 蓋部
3a〜3d 折れ線
4a〜4d 側部
5a〜5d 折れ線
6a〜6d 折れ線
7a〜7d 折込部
8a〜8d 下部接着部
10 取出口
11 上部接着部
20 容器
21 開口
30 包装体
41 分離部
42 シール部材

Claims (5)

  1. 上部が開口する平面視矩形状の容器を包装する包装材であって、
    矩形状の蓋部と、
    前記蓋部の各辺に折れ線を介して連接された複数の側部と、
    隣接する前記側部の双方に折れ線を介して連接された複数の折込部とを備え、
    前記蓋部は、前記容器の上部に接着される上部接着部を周縁部に有し、
    前記側部は、前記容器の下部に接着される下部接着部を外縁側に有する包装材。
  2. 全体として矩形状に形成されている請求項1に記載の包装材。
  3. 上部が開口する平面視矩形状の容器を、請求項1または2に記載の包装材により包装した包装体であって、
    前記容器は、上部が前記蓋部により被覆されると共に、各側壁がそれぞれ前記側部により被覆されている包装体。
  4. 前記容器は、複数のウェットシートが積層状態で収容され、
    前記蓋部は、周囲から分離可能な分離部と、前記分離部を覆うように着脱可能に貼着されたシール部材とを有しており、
    前記シール部材を剥離することにより、前記シール部材と共に前記分離部が除去されて、ウェットシートの取出口が形成される請求項3に記載の包装体。
  5. 請求項3または4に記載の包装体の製造方法であって、
    前記蓋部の前記上部接着部を前記容器の上部に接着し、前記側部および前記折込部を前記容器の外側に垂下させる被覆工程と、
    前記折込部を内方に折り込んで前記容器の側壁と前記側部との間に介在させる折込工程と、
    前記側壁の先端部を折り込んで前記下部接着部を前記容器の下部に接着する接着工程とを備える包装体の製造方法。
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