JP2005271464A - 樹脂タブレット供給ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】当該供給ユニット4には、樹脂タブレット15を収納する該カセット18と樹脂タブレット15を押出す押出機構19と樹脂タブレット15を受取る受取機構20とで少なくとも構成され、且つ、該カセット18には、ポット16の配設位置17とは関係なく所要複数個の樹脂タブレット15を一群として所要複数群に配置構成される。該搬出ユニット3に樹脂タブレット15を供給する際に、一群の樹脂タブレット15を押出機構19にて一括して押出して受取機構20に一括して受渡し、さらに、受取機構20から該搬出ユニット3に該樹脂タブレット15を該配設位置17に対して各別に且つ順次に供給セットする。
【選択図】図1
Description
前記金型を備えた装置には、少なくとも、樹脂封止成形用の金型を備えたモールディングユニットと、被成形品および該被成形品を封止成形するための樹脂タブレットを前記金型に形成されたポット数およびその配置間隔(ポットの配設位置)に対して嵌入セットするローダーを備えたローダーユニットと、前記ローダーユニットに樹脂タブレットをポットの配設位置に対して受渡セットするプッシャー機構を備えた樹脂タブレット搬出ユニットと、前記樹脂タブレット搬出ユニットに樹脂タブレットをポットの配設位置に対して供給セットする樹脂タブレットカセットおよび樹脂タブレット供給部材を備えた樹脂タブレット供給ユニットとを設けて構成されている。そして、前記樹脂タブレット供給部材は、前記金型を備えたモールディングユニットにおけるポットの配設位置に対応する態様として配設されていると共に、取り扱いの利便性を考慮して所要の樹脂タブレットカセット内に一体として収納することができるように構成されている。また、樹脂タブレット搬出ユニットに樹脂タブレットを供給する際には、樹脂タブレット供給ユニットにおける樹脂タブレット供給部材を樹脂タブレット搬出ユニットに備えたプッシャー機構の上部に移動することができるように構成されているものである。
また、樹脂タブレット搬出ユニットに樹脂タブレットを供給する際には、樹脂タブレット供給ユニットにおける樹脂タブレット供給部材を該搬出ユニットに備えたプッシャー機構の上部に移動するがわけだが、特許文献1にも開示されているように、金型を備えたモールディングユニットが一ユニットでなく、例えば、四ユニットも連結したような場合、一個の当該供給部材で四ユニット分の前記金型におけるポットの配設位置に対応することとなるので、大量の樹脂タブレットを収納させる必要が生じてくる。このことにより、一体化した樹脂タブレットカセットの外形サイズも含めて当該供給部材を非常に大容量サイズで製作せざるを得なくなる。このような大容量サイズの樹脂タブレット供給部材を装置内に設置する必要があるので、どうしても樹脂封止成形装置全体の大型化が懸念される。また、大容量サイズの当該供給部材内の樹脂タブレットが全て使用されて、空の当該供給部材を交換する場合には、大容量サイズの当該供給部材を前記装置内外へ搬出入する必要が生じるので、当該供給部材の取替作業に手間がかかり負担を要する。仮に、別の当該供給部材を装置内に設置したとしても、樹脂タブレット搬出ユニットに備えたプッシャー機構の上部にある空の当該供給部材から樹脂タブレットを収納した別の当該供給部材に自動的に交換するのには、どうしても非常に時間を費やしてしまうので、自動化のメリットをはかることができないという問題が発生する。その反面、一個の当該供給部材を大容量サイズで対応せずに、樹脂タブレットカセットを含む当該供給部材における外形サイズを変更させずに実施した場合であっても、前記金型におけるポットの配設位置に対応する必要があるので、当該供給部材に収納された樹脂タブレットがすぐに空になって、空の当該供給部材を装置内外へ搬出入する取替頻度が、より一層増加する問題が発生する。
図1(1)は、当該供給ユニットを設けた樹脂封止成形装置全体の平面図を示す。
図1(2)は、図1(1)に対応する当該供給ユニットの側面図を示す。
なお、図例を明解にするために、図1(1)における左右方向をX軸、上下方向をY軸と示し、図1(2)における左右方向をX軸、上下方向をZ軸と示している。
そして、各金型13には、一体の金型13に対して各別に所要複数型を型締め・型開き動作するために、適宜な型開閉機構23を備えて構成されている。
この一体の金型13に対して、所要複数個(図例では二個)のポット16と、該ポット16にそれぞれ嵌合配設したプランジャ(図示なし)、および、各ポット16の近接位置に樹脂通路を介して所要数のキャビティ(図示なし)とを配設したマルチプランジャ型の配置構成を採用している。
従って、各金型13を型締め動作することにより、各ポット16の配設位置17に対して嵌入セットされた樹脂タブレット15を加熱且つ加圧すると、加熱溶融化された樹脂タブレット15(溶融樹脂)を樹脂通路を介して各キャビティ内に夫々注入充填させることができるように構成されている。
このローダー24には、前記被成形品整列ユニット6の基板整列位置25と、モールディングユニット1における各金型13(13a乃至13d)のポット16の配設位置17および基板セット位置26へ往復移動するように構成されていると共に、該整列位置25と金型13における該位置17・26との間には、樹脂タブレット搬出ユニット4における受渡セット位置27を通して往復移動するように構成されている。
そして、整列位置25における二枚の樹脂封止前の基板14、および、樹脂タブレット15の受渡セット位置27における所要複数個の樹脂タブレット15を適宜な係脱機構(図示なし)を介して係着するように構成されている(図1(2)参照)。
このタブレットホルダー機構32には、図1(2)に示すY軸の上下方向をホルダー部30とプッシャー部31とが連動し且つ一体的に、図例には、バッファ機構28から所要複数個の樹脂タブレット15を受取る位置における下方から、ローダーユニット2のローダー24に樹脂タブレットホルダー機構32から所要複数個の樹脂タブレット15を受渡セット位置27にて受渡セットする位置における上方へ、少なくとも往復動作することができると共に、さらに、一体的に構成された各部30・31もY軸の上下方向に往復動作することができるように構成されている。
このことからも、樹脂タブレットホルダー機構32によれば、所要複数個の樹脂タブレット15を下方位置にて受取る場合には、収容部29に所要複数個の樹脂タブレット15を収容されたバッファ機構28が、樹脂タブレット供給ユニット4から樹脂タブレット15を受取った位置からX軸の右方向へスライドして、離間した状態のホルダー部30とプッシャー部31との間で停止して待機すると略同時に、バッファ機構28の貫通した下面から所要複数個(図例では二個)の樹脂タブレット15下面をプッシャー部31にて、各別に且つ略同時的に上方に押し出すことにより、収容部29からホルダー部30の貫通孔33へ、所要複数個の樹脂タブレット15を各別に且つ略同時的に押し入れられる。このホルダー部30の貫通孔33へ所要複数個の樹脂タブレット15を押入れられると、該貫通孔33で樹脂タブレット15が落下しないようにチャッキングされると共に、このチャッキング動作を行う前に、プッシャー部31では、バッファ機構28の収容部29を介して、Y軸における下方向に下動して戻ると、バッファ機構28がX軸の左側方向へ次の所要複数個の樹脂タブレット15を受取るためにスライドできるように構成されている。
また、チャッキングされた所要複数個の樹脂タブレット15を収容した樹脂タブレットホルダー機構32によって、所要複数個の樹脂タブレット15を上方位置、すなわち、受渡セット位置27にてローダー24に受渡セットする場合には、ホルダー部30とプッシャー部31とが連動し且つ一体的に、図1(2)に示すY軸の上方向に上動して、受渡セット位置27にホルダー部30が到達すると、受渡セット位置27に同様に到達したローダーユニット2におけるローダー24へ、所要複数個の樹脂タブレット15の受け渡し作業を開始する。まず、ホルダー部30におけるチャッキング状態を解除すると略同時に、プッシャー部31がホルダー部30の貫通孔33部分にある所要複数個(図例では二個)の樹脂タブレット15下面を、各別に且つ略同時的に上方に押出し、次に、前記ホルダー30の貫通孔33部分からローダー24の適宜な係脱機構(図示なし)を介して係着する所要部位へ、所要複数個の樹脂タブレット15を、各別に且つ略同時的に受渡セットし、次に、ホルダー部30とプッシャー部31とは、バッファ機構28から次の所要複数個の樹脂タブレット15を受取る位置におけるY軸の下方向へ、連動し且つ一体的に下動して戻ることができるように構成されている。
なお、図例には、樹脂タブレット供給ユニット4(後述する受取機構20)からバッファ機構28を介して樹脂タブレットホルダー機構32へ、所要複数個の樹脂タブレット15を供給セットする構成にするために、各ユニット4・5の各機構20・28・32の動作距離を短くして、作業時間を効率良く短縮させる目的があるので、この目的を達成するのであれば、例えば、当該搬出ユニット3のバッファ機構28を備えずに、直接当該供給ユニット4から当該搬出ユニット3の樹脂タブレットホルダー機構32へ所要複数個の樹脂タブレット15を供給セットする構成であってもよい。
この一群の樹脂タブレット15(図例では八個の樹脂タブレット15)は、図1(2)に示すZ軸方向に八個を積み重ねており、この八個を積み重ねて収納するのには、図1(1)に示す前記装置100に四体の各金型13(13a乃至13d)のポット16数に対する八個分を、一括して受取機構20で受取った状態で、前記樹脂タブレット搬出ユニット3に各別に且つ順次に供給セットできるように考慮された構成としている。
そして、一群の樹脂タブレット15における最下部の樹脂タブレット15を15aとして示し、樹脂タブレット15aに積み重なった樹脂タブレット15を15b乃至15hとして示している。
以後、樹脂タブレット供給部材34については、当該カセット18内に一体として構成されているので、当該カセット18のみを記載して説明する。
この樹脂タブレットカセット18の外形サイズをコンパクトにするために、樹脂タブレット15の収納部分を千鳥状に配列していると共に、図1(1)に示す矢印P方向から所要複数群の樹脂タブレット15を収納した所要複数セット(図例では二セット分)の当該カセット18を前記装置100内外へ搬出入することができるように構成されている。
この当該カセット18を前記装置100内外に搬出入する場合には、例えば、当該カセット18を搬出入する取替作業を効率良く行うために、Y軸方向に当該カセット18をスライドさせる適宜なスライド機構(図示なし)を樹脂タブレット供給ユニット4に備えることにより、コンパクトに構成された当該カセット18に加えて、当該カセット18の取替作業をより一層効率良く実施できるように構成されている。
このスライド機構にて当該カセット18におけるセット位置にスライドさせると、該セット位置における当該カセット18は、収納された樹脂タブレット15が空になるまで、動作せずに待機するように構成されている。つまり、該セット位置から当該カセット18は動作せずに、前記押出機構19と受取機構20とがX・Y・Z軸方向に動作することによって、樹脂タブレット15を効率良く取り出すことができるように構成されている。
なお、図例には、当該カセット18の上方に受取機構20、下方に押出機構19の配置構成にしているが、当該カセット18の上方に押出機構19、下方に受取機構20の逆の配置構成であってもよい。
従って、各樹脂封止前の基板14および各樹脂封止済の基板22、すなわち、各品種に応じて、樹脂タブレットカセット18の外形サイズを変更させるのではなく、樹脂タブレット15径のみを考慮して当該カセット18における収納部分を前記金型13におけるポット16の配設位置17(ポット16数およびその配置間隔)に関係なく、効率良く変更させることができる。
このプッシャー部35は、当該カセット18の最下面における開口部分を介して、一群における最下部の樹脂タブレット15(15a)下面に当接して押出す、図例には、Z軸方向に往復動作可能に構成されている。また、押出機構19をX・Y軸方向に進退自在に往復動作できるように、図1(2)ではX軸方向のみを図示しているが、X・Y軸方向にスライドレール36を配設して構成されている。
つまり、従来の当該カセット18本体をスライドさせるのではなく、該押出機構19がスライドレール36に沿って、少なくとも所要複数セットの当該カセット18における下面領域をスライド可能に構成されている。
また、一群の樹脂タブレット15を一括して押出す構成によれば、従来におけるポット16の配設位置17に対して、一個ずつ樹脂タブレット15を押出す構成と比較しても、迅速に且つ精度良く樹脂タブレット15を押出すことができるように構成されている。
このチューブ部37は、当該カセット18の最上面における開口部分を介して、一群の樹脂タブレット15を受取って、全ての一群の樹脂タブレット15をチューブ部37に収納すると略同時に、押出機構19のプッシャー部35が下方に動作する一方で、受取機構20に備えた適宜なシャッター部38にて一群の樹脂タブレット15を落下させないように閉状態となるように構成されている。
そして、チューブ部37が、当該カセット18内から効率良く受取ることができるように、図1(2)に示すZ軸方向に往復動作可能な下方に動作して、該カセット18の上面に接近させて、一群の樹脂タブレット15が飛散しないように配慮した構成としている。
このシャッター部38は、図1(2)に示すX軸方向にスライド可能に構成されていると共に、一群の樹脂タブレット15を受取る場合には、シャッター部38を開状態として待機するように構成されている。
また、押出機構19と同様に、受取機構20をX・Y軸方向に進退自在に往復動作でき且つ押出機構19と連動して動作できるように、図1(2)ではX軸方向のみを図示しているが、X・Y軸方向にスライドレール39を配設して構成されている。つまり、従来の当該カセット18本体をスライドさせるのではなく、受取機構20にてスライドレール39に沿って、少なくとも所要複数セットの当該カセット18における下面領域をスライド可能に構成されている。
さらに、受取機構20の他の機能として、前記一群の樹脂タブレット15をチューブ部37に受取った状態で、スライドレール39に沿ってX軸の右方向へスライドして、樹脂タブレット搬出ユニット3のバッファ機構28に供給セットする供給セット位置40に到達すると、一群の樹脂タブレット15を、各別に且つ順次に、図例には、一体の金型13にポット16数が二個あるので、その二個分に対応した樹脂タブレット15を一個ずつ順次に、供給セットすることができるように構成されている。
そして、前記樹脂タブレット搬出ユニット3のバッファ機構28に樹脂タブレット15を効率良く供給セットすることができるように、図1(2)に示すZ軸方向に往復動作可能な下方に動作して該バッファ機構28の上面に、受取機構20のチューブ部37を接近させて、一群の樹脂タブレット15における最下部の樹脂タブレット15(15a)を、バッファ機構28の収容部29に供給セットすると略同時に、受取機構20のシャッター部38は、開状態から閉状態となる、ならびに、受取機構20に備えた押エ部41にて、最下部の樹脂タブレット15(15a)の直上部にある樹脂タブレット15(15b)を押えるように構成されている。
つまり、押エ部41によれば、樹脂タブレット15をバッファ機構28に一個ずつ順次に供給セットさせるシャッター部38と連動することにより、一群の樹脂タブレット15を図1(2)に示すX軸方向に進退自在に、樹脂タブレット15を押えること、樹脂タブレット15を押えず解除すること等の動作を行うように構成されている。
このバッファ機構28に樹脂タブレット15を供給セットする場合、図1(2)に示すように、受取機構20に備えたシャッター38と押エ部41とが連動して、一個ずつ順次に、樹脂タブレット15を供給セットできるように構成されている。
次に、チューブ部37に一群の樹脂タブレット15(15a乃至15h)をプッシャー部35で押出されると、受け渡された一群の最下部の樹脂タブレット15(15a)の下部でシャッター部38が閉状態となって、チューブ部37内に一群の樹脂タブレット15(15a乃至15h)を収納する。
次に、チューブ部37内に一群の樹脂タブレット15(15a乃至15h)を収納した状態で、受取機構20側のみをスライドレール39を介してX軸の右方向へスライドさせて、樹脂タブレット搬出ユニット3におけるバッファ機構28の直上部(供給セット位置40の直上部)に移動する。さらに、この状態で、チューブ部37内に収納された一群の樹脂タブレット15における最下部の樹脂タブレット15(15a)から、ポット16の配設位置17に対応して形成された収納部29を備えたバッファ機構28に、一個目の樹脂タブレット15(15a)を供給セットする。このとき、一個だけをバッファ機構28に供給セットするので、押エ部41にて、二個目の樹脂タブレット15(15b)がバッファ機構28に落下しないように、解除状態から押エ状態になる、ならびに、シャッター部38も同様に、二個目の樹脂タブレット15(15b)がバッファ機構28に落下しないように、開状態から閉状態となる。この動作を再度行って、一群の樹脂タブレット15における二個目の樹脂タブレット15(15b)も同様に、バッファ機構28の別の収納部29に供給セットする。
次に、バッファ機構28に二個分の樹脂タブレット15(15a・15b)を供給セットすると、この状態で、残りの一群の樹脂タブレット15(15c乃至15h)を収納した状態で、受取機構20は待機することになる。この一連の動作を連続的に且つ自動的に実施することができる。
また、当該カセット18内の樹脂タブレット15が全て使用されて、空の当該カセット18を前記装置100外に交換する場合にも、当該カセット15を前記装置100内外へ搬出入する取替作業を効率良く実施することができる。加えて、空の当該カセット18を装置100内に設置しても、押出機構19と受取機構20とが適宜に動作して、樹脂タブレット15を収納した別の当該カセット18に迅速且つ精度良く移動するので、効率良く供給セット作用に関する作業時間を十分に削減できて、さらには、自動化のメリットを十分に図ることができる。
なお、図1(1)には、二枚の樹脂封止前の基板14(被成形品)を、モールディングユニット1における金型レイアウトに対応して平行状態で整列されている。
このゲートブレイク機構48には、例えば、樹脂通路部分21を介して連結一体化された状態にある二枚の樹脂封止済の基板22を、適宜な係脱機構(図示なし)を介して係着すると共に、この状態で、両基板22間の樹脂通路部分21を加圧することで、これを切断除去することができるように構成されている。
この係脱機構49は、前記移送ユニット8のパレット47にて移送された二枚の該基板22を、各別に且つ略同時的に、或いは、一枚ずつ順次に係着することができるように構成されている。
この位置決め機構52は、前記被成形品供給ユニット5におけるプッシャー機構44と同様の構成のものであってもよい。
そして、前記ピックアップユニット10の係脱機構49に係着された該基板22は、前記位置決め機構52の所要部位に、樹脂封止済の基板22を載置セットして、該セット位置51のアウトマガジン50に、前記基板22を一枚ずつ且つ順次に移送して、アウトマガジン50内に各別に収容することができるように構成されている。
なお、このスリット型のアウトマガジン50ではなく、スタック型、すなわち、該基板22を直接重ねて収容するアウトマガジン50を備えた構成にしてもよい。この場合においては、位置決め機構52を備えずに実施する構成であってもよい。
次に、被成形品整列ユニット6における整列機構45にて、前記二枚の該基板14を所定の方向へ整列させる。前記二枚の該基板14の移送および整列工程に続いて、或いは、該移送および整列工程と並行して、前記本発明に係わる樹脂タブレット供給ユニット4、および、樹脂タブレット搬出ユニット3にて整列して搬出させる。
次に、ローダーユニット2におけるローダー24を介して、被成形品供給ユニット5における前記二枚の該基板14と樹脂タブレット供給ユニット4における所要複数個(図例では二個)の樹脂タブレット15とを、モールディングユニット1における各金型13(13a乃至13d)に移送すると共に、該ローダー24による係着を解いて、前記二枚の該基板14を基板セット位置26に供給し、且つ、前記各樹脂タブレット15をポット16の配設位置17に対して嵌入セットする。
次に、モールディングユニット1における型開閉機構23により、各金型13における所要複数型を型締めすると共に、各ポット16内の樹脂タブレット15を加熱且つ加圧して溶融化し、該溶融樹脂材料を樹脂通路を介して各キャビティ内に夫々注入充填させて、該各キャビティ内に嵌装した電子部品を夫々樹脂封止成形する。
次に、アンローダーユニット7におけるアンローダー46を介して、樹脂封止成形された樹脂封止済の基板22をモールディングユニット1における各金型13外へ取り出して、移送ユニット8におけるパレット47へ受渡セットする。
次に、移送ユニット8におけるパレット47を介して、アンローダーユニット7にて取り出された樹脂封止済の基板22をディゲーティングユニット9の位置に移送する。
次に、ディゲーティングユニット9におけるゲートブレイク機構48を介して、樹脂封止済の基板22における樹脂通路部分21を切断除去する。
次に、移送ユニット8におけるパレット47を介して、樹脂通路部分21を除去して分離された二枚の樹脂封止済の基板22を成形品収容ユニット11の位置へ移送する。
次に、ピックアップユニット10における係脱機構49を介して、分離された二枚の樹脂封止済の基板22を、各別に且つ略同時的に、或いは、一枚ずつ順次に係着する。
次に、前記移送ユニット8のパレット47の係着する位置から、該位置決め機構52の所要部位に、係脱機構49に係着された該基板22を載置セットして、セット位置51のアウトマガジン50に前記基板22を一枚ずつ且つ順次に移送して、アウトマガジン50内に各別に収容する。
また、前記装置100を用いた一連の樹脂封止成形工程、および、本発明に係わる樹脂タブレット供給ユニット4の供給セット工程は、前記コントローラーユニット12により連続的に且つ自動的に行われる。
前記ディゲーティングユニット9におけるゲートブレイク機構48においては、樹脂封止済の基板22から切断除去された樹脂通路部分21を、不要樹脂として廃棄されるわかだが、該ユニット9(該機構48)の下部にダストボックス(図示なし)を配設する構成にしてもよい。
さらに、前記装置100には、樹脂封止前の基板14を予備加熱(プレヒータ)する基板プレヒータ機構(図示なし)を、例えば、モールディングユニット1の各金型13(13a乃至13d)のローダーユニット2側に備えた構成でもよい。
各金型13(13a乃至13d)においては、各金型13の少なくともキャビティ部分を外気遮断状態にして真空引きする適宜な真空引き機構を備えた構成でもよい。その場合、所要複数個における真空ポンプを配設および/または真空タンクを併設する構成でもよい。
各金型13(13a乃至13d)の所要複数型間においては、所要複数枚の離型フィルムを張設する離型フィルム供給機構、或いは、本発明に係わる樹脂タブレット供給ユニット4、および、樹脂タブレット搬出ユニット3における樹脂タブレット15を取り扱うユニット部位において、樹脂タブレット15の粉塵対策として、例えば、ダストコレクターを配設する構成でもよい。
このように、前記装置100には、各ユニット、各機構、各部等を、適宜に取捨選択して実施することができるように構成されている。
2 ローダーユニット
3 樹脂タブレット搬出ユニット
4 樹脂タブレット供給ユニット
5 被成形品供給ユニット
6 被成形品整列ユニット
7 アンローダーユニット
8 移送ユニット
9 ディゲーティングユニット
10 ピックアップユニット
11 成形品収容ユニット
12 コントローラーユニット
13 金型
14 樹脂封止前の基板(被成形品)
15 樹脂タブレット
16 ポット
17 配設位置
18 樹脂タブレットカセット
19 押出機構
20 受取機構
21 樹脂通路部分
22 樹脂封止済の基板
23 型開閉機構
24 ローダー
25 基板整列位置
26 基板セット位置
27 受渡セット位置
28 バッファ機構
29 収容部
30 ホルダー部
31 プッシャー部
32 樹脂タブレットホルダー機構
33 貫通孔
34 樹脂タブレット供給部材
35 プッシャー部
36 スライドレール
37 チューブ部
38 シャッター部
39 スライドレール
40 供給セット位置
41 押エ部
42 インマガジン
43 セット位置
44 プッシャー機構
45 整列機構
46 アンローダー
47 パレット
48 ゲートブレイク機構
49 係脱機構
50 アウトマガジン
51 セット位置
52 位置決め機構
100 樹脂封止成形装置
Claims (1)
- 樹脂封止成形用の金型を備えたモールディングユニットと、少なくとも被成形品を封止成形するための樹脂タブレットを前記金型に形成されたポットの配設位置に対して嵌入セットするローダーユニットと、前記ローダーユニットに前記樹脂タブレットを前記ポットの配設位置に対して受渡セットする樹脂タブレット搬出ユニットとを含む樹脂封止成形装置に設けられ、且つ、前記樹脂タブレット搬出ユニットに前記樹脂タブレットを供給セットする樹脂タブレット供給ユニットであって、
所要複数個の前記樹脂タブレットを積み重ねて収納され且つ前記装置に着脱自在に装填される樹脂タブレットカセットと、前記樹脂タブレットカセットに収納された樹脂タブレットを押出す押出機構と、前記押出機構で押出された前記樹脂タブレットを受取る受取機構とで少なくとも構成されており、且つ、前記樹脂タブレットカセットには、前記ポットの配設位置とは関係なく前記所要複数個の樹脂タブレットを一群として所要複数群に配置構成されていると共に、前記樹脂タブレット搬出ユニットに樹脂タブレットを供給する際に、前記一群の樹脂タブレットを前記押出機構にて一括して押し出して、前記樹脂タブレットカセットから受取機構に一括して受け渡し、さらに、この状態で、前記受取機構から前記樹脂タブレット搬出ユニットに前記一群の樹脂タブレットを前記ポットの配設位置に対して各別に且つ順次に供給セットするように構成したことを特徴とする樹脂タブレット供給ユニット。
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