JP2005270175A - 歯列矯正用支持体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 口腔内での作業を容易に行う。
【解決手段】 骨(18)に固定するためのアンカー部材(12)と、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に係合するネジ部材(14)と、アンカー部材(12)に支持されるホルダー(16)からなり、ネジ部材(14)がアンカー部材(12)のメネジ部(26)に締め込まれた状態において、ホルダー(16)がアンカー部材(12)に対して固定され、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に対して緩められてはいるが依然としてアンカー部材(12)のメネジ部(26)内に存在する状態において、ホルダー(16)がアンカー部材(12)から取り外し可能になることを特徴とする歯列矯正用支持体。
【選択図】 図1
【解決手段】 骨(18)に固定するためのアンカー部材(12)と、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に係合するネジ部材(14)と、アンカー部材(12)に支持されるホルダー(16)からなり、ネジ部材(14)がアンカー部材(12)のメネジ部(26)に締め込まれた状態において、ホルダー(16)がアンカー部材(12)に対して固定され、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に対して緩められてはいるが依然としてアンカー部材(12)のメネジ部(26)内に存在する状態において、ホルダー(16)がアンカー部材(12)から取り外し可能になることを特徴とする歯列矯正用支持体。
【選択図】 図1
Description
本発明は、歯列矯正用支持体に関するものである。
歯列矯正用支持体に使用されるインプラント体(植立部材)には、スクリュータイプ、プレートタイプのものがある。
例えば、プレートタイプのインプラント体として、特許文献1には、可動粘膜貫通部の表面に鏡面加工を施した歯科矯正用支持体が示されている。また、特許文献2には、露出部が実質的にプレート状に形成されていて、露出部において矯正用ワイヤーが支持される歯列矯正用支持体が示されている。
インプラント体に矯正装置を装着する際には、インプラント体上部に設けられた穴やフックを設けてそれを利用したり、別途アバットメントもしくは連結部材をかしめたり直接ネジ止めしたりしている。
海外では、ストローマンオーソシステムと呼ばれる口蓋用のインプラント体がある。このインプラント体においては、インプラント体上部の形状に合致する形状のバーをはめ込み、その上からカバーキャップを取り付けてネジ止めしている。またカバーキャップに直接ワイヤーをロー着してネジ止めしている。
また、特許文献3及び4には、スクリュータイプのインプラント体が示されている。
特開平11−164843号公報
特願2003−300862号明細書
特開2001−187071号公報
特開平10−99347号公報
しかしながら、歯列矯正用支持体の構成部品は極めて小さいため、口腔内での作業が煩雑である。特に矯正装置をインプラント体にネジ止めする構成の歯列矯正用支持体では、ネジ部材が小さいため、矯正装置の着脱の際に口腔内に落下し、誤飲する危険があった。
本発明は、口腔内での作業を安全で容易に行うことが出来る歯列矯正用支持体を提供することを目的としている。
本発明の解決手段を例示すると、次のとおりである。
(1) 骨(18)に固定するためのアンカー部材(12)と、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に係合するネジ部材(14)と、アンカー部材(12)に支持されるホルダー(16)からなり、ネジ部材(14)がアンカー部材(12)のメネジ部(26)に締め込まれた状態において、ホルダー(16)がアンカー部材(12)に対して固定され、かつ、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に対して緩められてはいるが依然としてアンカー部材(12)のメネジ部(26)内に存在する状態において、ホルダー(16)がアンカー部材(12)から取り外し可能になることを特徴とする歯列矯正用支持体。
(2) 骨(18)に固定するためのアンカー部材(12)と、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に係合するネジ部材(14)と、アンカー部材(12)に支持されるホルダー(16)からなり、アンカー部材(12)が拡大部(24)を有し、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に対してネジ部材(14)を締めることにより、アンカー部材(12)の拡大部(24)が拡大されてホルダー(16)が固定され、かつ、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に対してネジ部材(14)を緩めることによりネジ部材(14)がアンカー部材(12)のメネジ部(26)内に存在する状態で、ホルダー(16)がアンカー部材(12)から取り外しできる構成にした歯列矯正用支持体。
(3) ネジ部材(14)の座面(14c)とホルダー(16)との間にアンカー部材(12)の拡大部(24)が介在していることを特徴とする前述の歯列矯正用支持体。
(4) ネジ部材(14)の座面(14c)がテーパー状に形成されていることを特徴とする前述の歯列矯正用支持体。
(5) ネジ部材(14)の座面(14c)とホルダー(16)との間にアンカー部材(12)の拡大部(24)が介在している状態において、アンカー部材(12)の拡大部(24)がネジ部材(14)の座面(14c)に対応してテーパー状に形成されることを特徴とする前述の歯列矯正用支持体。
(6) アンカー部材(12)の拡大部がスリット(24b)付きの管状部(24)として構成されていることを特徴とする前述の歯列矯正用支持体。
(7) スリット(24b)の一端を開放し、他端にスリット(24b)の幅よりも大きな径を有する孔を設けたことを特徴とする前述の歯列矯正用支持体。
(8) ホルダー(16)が貫通孔を有し、アンカー部材(12)がホルダー(16)の貫通孔の周面(16c)に押圧されることにより、ホルダー(16)がアンカー部材(12)に対して固定されることを特徴とする前述の歯列矯正用支持体。
(9) ホルダー(16)の貫通孔の径がネジ部材(14)の最大外径よりも大きいことを特徴とする先述の歯列矯正用支持体。
(10) ホルダー(16)の貫通孔がテーパー形状になっていて抜けにくくなっていることを特徴とする先述の歯列矯正用支持体。
(11) ホルダー(136)の貫通孔の周面に凹凸を形成したことを特徴とする先述の歯列矯正用支持体。
本発明の歯列矯正用支持体によれば、口腔内での歯列矯正作業を容易に行うことができる。アンカー部材を口腔内の所望の骨に固定し、ホルダーをアンカー部材に取付ける場合、アンカー部材のメネジ部に対してネジ部材を締めたり緩めたりするだけでホルダーをアンカー部材に対して着脱できる。それゆえ、ネジ部材が口腔内に落下するのを確実に防止できる。
好ましい態様によれば、ネジ部材の座面とホルダーとの間にアンカー部材の拡大部が介在している。この場合、とくに、ネジ部材が緩みにくい。
好ましい態様によれば、ネジ部材の座面がテーパー状に形成されている。この場合、ネジ部材がアンカー部材にクサビ状に食い込みやすく、ホルダーを支持しやすい。さらに、ネジ部材が緩みにくい。また、ネジ部材でホルダーを直接止めないので、ホルダーつまり矯正装置から干渉されにくく、緩みにくい。
好ましい態様によれば、アンカー部材が拡大部を有し、拡大部がスリット付きの管状部として構成されているため、アンカー部材を容易に拡大できる。スリットの一端を開放し、他端にスリットの幅よりも大きな径を有する孔を設ければ、アンカー部材を一層容易に拡大できる。
好ましい態様によれば、ホルダーの貫通孔がテーパー形状になっていて抜けにくくなっている。
本発明の歯列矯正用支持体は、口腔内の骨に固定するためのアンカー部材と、アンカー部材の頭部に形成されたメネジ部に着脱可能に係合するネジ部材と、アンカー部材に着脱可能に固定されるホルダーからなり、ネジ部材がアンカー部材のメネジ部に締め込まれた状態において、ホルダーがアンカー部材に対して固定され、かつ、アンカー部材のメネジ部に対して緩められてはいるが依然としてアンカー部材のメネジ部内に存在する状態において、ホルダーがアンカー部材から取り外し可能になる。
また、本発明の別の形態においては、歯列矯正用支持体は、骨に固定するためのアンカー部材と、アンカー部材の頭部に形成されたメネジ部に着脱可能に係合するネジ部材と、アンカー部材に着脱可能に固定されるホルダーからなり、アンカー部材が拡大部を有し、アンカー部材のメネジ部に対してネジ部材を締めることによりアンカー部材の拡大部が拡大されることによりホルダーがアンカー部材に固定され、かつ、アンカー部材のメネジ部に対してネジ部材を緩めることによりネジ部材がアンカー部材のメネジ部内に存在するときにホルダーがアンカー部材から取り外しできる。
ネジ部材の座面とホルダーとの間にアンカー部材の拡大部を介在させ、ネジ部材の座面がテーパー状に形成されているのが好ましい。なお、ネジ部材の首下からネジ部までの部分をテーパー状にし、或いは、ネジ部をテーパー状にしてテーパーネジとしてよい。
以下の実施例に示すように、ネジ部材とアンカー部材の拡大部の両方を対応するテーパー状に形成するのが好ましいが、本発明はテーパー形状でない形状を採用したり、ネジ部材とアンカー部材の拡大部のいずれか一方をテーパー状に形成する場合をも含むものである。
アンカー部材の拡大部はテーパー形状のものでも構成できる。
アンカー部材が拡大部を有し、拡大部がテーパー状に形成されてスリット付きの管状部として構成されるのが好ましい。スリットの一端を開放し、他端にスリットの幅よりも大きな径を有する孔を設けることもできる。なお、拡大部を幅広の空間を有する管状部として構成することもできる。ネジ部材の最大外径が拡大部の最大外径よりも小さい構成が好ましい。
ホルダーが貫通孔を有し、アンカー部材がそのホルダーの貫通孔の周面に押圧されて固定される構成にすることもできる。
本明細書においてテーパーは最も広義に解するものとする。
本発明による歯列矯正用支持体は、金属製が好ましいが、樹脂製等としても良く、口蓋の骨に固定して用いるのが好ましいが、他の部位に固定して用いることも可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
実施例1
図1は、本発明の歯列矯正用支持体の一例を示す断面図である。図2Aは、図1の上面図である。なお、図1は図2AのA−A断面図に対応している。
図1は、本発明の歯列矯正用支持体の一例を示す断面図である。図2Aは、図1の上面図である。なお、図1は図2AのA−A断面図に対応している。
歯列矯正用支持体10は、アンカースクリュー12、拡張ネジ14、及びワイヤーホルダー16からなる。アンカースクリュー12、拡張ネジ14、及びワイヤーホルダー16は、本発明のアンカー部材、ネジ部材、及びホルダーにそれぞれ対応している。
アンカースクリュー12は、金属製の剛体部材からなり、オネジ部20、中間部22、及び本発明の拡大部としての管状部24からなる。なお、図2Bは、ワイヤーホルダー16とワイヤー17の関係の一例を示す上面図である。図2Cは、図2BのB−B断面図である。図2Dは、アンカースクリュー12の一例を示す上面図である。図2Eは、図2DのC−C断面図である。
アンカースクリュー12の下部は、オネジ部20として構成されている。オネジ部20は、骨としての口蓋18に埋め込まれてアンカースクリュー12を植立させるために用いられる。
アンカースクリュー12の中央領域は、中間部22として構成されている。中間部22はオネジ部22や管状部24と比較してやや大径である。中間部22の外側上方に後述するワイヤーホルダー16の下端が載置されるようになっている。
アンカースクリュー12の上部は、管状部24として構成されている。管状部24は、一定の柔軟性を有していて、ワイヤーホルダー16を固定するのに用いられる。
管状部24の内周面24aは、テーパー状に形成されている。内周面24aは、上方に拡径した平らな面である。内周面24aのテーパー角度は12°である。
管状部24は、周方向に等間隔で上方に開放した4つのスリット24bを有している。4つのスリット24bは、管状部24を変形(拡大)しやすくするためのものである。スリット24bの下端には、スリット24bの幅よりも大きな径を有する孔が設けられている。この孔により、管状部24が一層変形(拡大)しやすくなっている。
スリットは、図示例の4本に限らず、4本以上の偶数本にするのが好ましい。
アンカースクリュー12の内部には、拡張ネジ14のためのメネジ部26が設けられている。
拡張ネジ14は、頭部14aとオネジ部14bを有する。
頭部14aの座面14cは、テーパー状に形成されていて、管状部24の内周面24aと対応している。
オネジ部14bはメネジ部26と対応しており、これらにより拡張ネジ14はアンカースクリュー12に締め込まれる。
ワイヤーホルダー16は、固定部16aと保持部16bからなる。
固定部16aは、内部に貫通孔を有している。貫通孔の周面16cは、管状部24の外周面と対応した形状を有している。
保持部16bは、歯列矯正用のワイヤー17をその側方に保持するために用いられる。
歯列矯正用支持体10の使用法の一例を説明する。
拡張ネジ14をアンカースクリュー12に対して緩めた状態で係合させる。すなわち、拡張ネジ14がアンカースクリュー12のメネジ部26に対して緩められてはいるが依然としてアンカースクリュー12のメネジ部26内に存在する状態になっている。このとき、管状部24は拡大していない。
ワイヤーホルダー16をアンカースクリュー12に載置する。ワイヤーホルダー16の貫通孔の径が拡張ネジ14の最大外径よりも大きいので、ワイヤーホルダー16をアンカースクリュー12に自由に載置できる。
拡張ネジ14をアンカースクリュー12に対して締め込む。アンカースクリュー12の管状部24が拡大されて、ワイヤーホルダー16に接触する。こうしてワイヤーホルダー16がアンカースクリュー12に対して固定される。さらに、ワイヤーホルダー16の貫通孔16cがテーパー形状となっていて抜けにくい。
従って、ワイヤーホルダー16をアンカースクリュー12に固定させる場合は、拡張ネジ14をアンカースクリュー12に対して締め込むだけでよい。ワイヤーホルダー16をアンカースクリュー12から取り外す場合は、拡張ネジ14を緩めるだけでよい。すなわち、ワイヤーホルダー16の着脱は、アンカースクリュー12に対して拡張ネジ14を締める/緩めるの操作だけで行えるのである。ホルダー貫通孔に凹凸加工を施せば、ある程度の回転力に耐えられる。
実施例2
図3は、本発明の歯列矯正用支持体の別の例を示す上面図である。図4は、図3のD−D断面図である。
図3は、本発明の歯列矯正用支持体の別の例を示す上面図である。図4は、図3のD−D断面図である。
歯列矯正用支持体30は、2組のアンカースクリュー32と拡張ネジ34、及びワイヤーホルダー36からなる。アンカースクリュー32、拡張ネジ34、及びワイヤーホルダー36は、本発明のアンカー部材、ネジ部材、及びホルダーにそれぞれ対応している。
各アンカースクリュー32は、金属製の剛体部材からなり、オネジ部40、中間部42、及び本発明の拡大部としての管状部44からなる。
アンカースクリュー32の下部は、オネジ部40として構成されている。オネジ部40は、骨としての口蓋38に埋め込まれてアンカースクリュー32を植立させるために用いられる。
アンカースクリュー32の中央領域は、中間部42として構成されている。中間部42はオネジ部40や管状部44と比較してやや大径である。中間部42の外側上方に後述するワイヤーホルダー36の下端が載置されるようになっている。
アンカースクリュー32の上部は、管状部44として構成されている。管状部44は、一定の柔軟性を有していて、ワイヤーホルダー36を固定するのに用いられる。
管状部44の内周面(図示省略)は、テーパー状に形成されている。内周面は、上方に拡径した平らな面である。
管状部44は、周方向に等間隔で上方に開放した4つのスリット44bを有している。4つのスリット44bは、管状部44を変形(拡大)しやすくするためのものである。
アンカースクリュー32の内部には、拡張ネジ34のためのメネジ部46が設けられている。
拡張ネジ34は、頭部34aとオネジ部34bを有する。
頭部34aの座面は、テーパー状に形成されていて、管状部44の内周面と対応している。
オネジ部34bはメネジ部34aと対応しており、これらにより拡張ネジ34はアンカースクリュー32に締め込まれる。
ワイヤーホルダー36は、2つの固定部36aと保持部36bからなる。
2つの固定部36aは、それぞれ貫通孔を有している。貫通孔の周面36cは、管状部44の外周面と対応した形状を有している。なお、貫通孔の径は拡張ネジ34の外径よりも広い。
保持部36bは、歯列矯正用のワイヤー37をその側方に保持するために用いられる。
歯列矯正用支持体30の使用法の一例を説明する。
拡張ネジ34をアンカースクリュー32に対して緩めた状態で係合させる。すなわち、拡張ネジ34がアンカースクリュー32のメネジ部34aに対して緩められてはいるが依然としてアンカースクリュー32のメネジ部34a内に存在する状態になっている。このとき、管状部44は拡大していない。
ワイヤーホルダー36をアンカースクリュー32に載置する。拡張ネジ34の最大外径が管状部44の最大外径よりも小さいので、ワイヤーホルダー36をアンカースクリュー32に自由に載置できる。
拡張ネジ34をアンカースクリュー32に対して締め込む。アンカースクリュー32の管状部44が拡大されて、ワイヤーホルダー36に接触する。こうしてワイヤーホルダー36がアンカースクリュー32に対して固定される。さらに、ワイヤーホルダー36の貫通孔がテーパーとなっているので抜けにくい。
従って、ワイヤーホルダー36をアンカースクリュー32に固定させる場合は、拡張ネジ34をアンカースクリュー32に対して締め込むだけでよい。ワイヤーホルダー36をアンカースクリュー32から取り外す場合は、拡張ネジ34を緩めるだけでよい。すなわち、ワイヤーホルダー36の着脱は、アンカースクリュー32に対して拡張ネジ34を締める/緩めるの操作だけで行えるのである。
特に、ワイヤーホルダー36は、2つのアンカースクリュー32で固定されているので、拡張ネジ34に対して回転することがなく、ワイヤー37を強固に固定することができる。
実施例3
図5は、本発明の歯列矯正用支持体の更に別の例を示す図である。
図5は、本発明の歯列矯正用支持体の更に別の例を示す図である。
歯列矯正用支持体50は、アンカースクリュー52、拡張ネジ54、及びワイヤーホルダー56からなる。アンカースクリュー52、拡張ネジ54、及びワイヤーホルダー56は、本発明のアンカー部材、ネジ部材、及びホルダーにそれぞれ対応している。
アンカースクリュー52は、金属製の剛体部材からなり、オネジ部60、中間部62、及び本発明の拡大部としての管状部64からなる。
アンカースクリュー62の下部は、オネジ部60として構成されている。オネジ部60は、図示省略された骨に埋め込まれてアンカースクリュー52を植立させるために用いられる。
アンカースクリュー52の中央領域は、中間部62として構成されている。中間部62はオネジ部60や管状部64と比較してやや大径である。中間部62の外側上方に後述するホルダー56の下端が載置されるようになっている。
アンカースクリュー52の上部は、管状部64として構成されている。管状部64は、一定の柔軟性を有していて、ワイヤーホルダー56を固定するのに用いられる。
管状部64の内周面64aは、テーパー状に形成されている。内周面64aは、上方に拡径した平らな面である。
管状部64は、周方向に等間隔で上方に開放した4つのスリット64bを有している。4つのスリット64bは、管状部64を変形(拡大)しやすくするためのものである。
アンカースクリュー52の内部には、拡張ネジ54のためのメネジ部66が設けられている。
拡張ネジ54は、頭部54aとオネジ部54bを有する。
頭部54aの座面54cは、テーパー状に形成されていて、管状部64の内周面64aと対応している。
オネジ部54bはメネジ部66と対応しており、これらにより拡張ネジ54はアンカースクリュー52に締め込まれる。
ワイヤーホルダー56は、貫通孔(図示省略)を有している。貫通孔の周面56cは、管状部64の外形に対応するテーパー形状を有している。なお、貫通孔の径は拡張ネジ54の最大外径よりも大きい。
矯正装置57は、歯列矯正用のワイヤなどでそれに矯正用のパーツを取付けて用いる。矯正装置57は、ワイヤーホルダー56にロー付されていて、アンカースクリュー52に装着される。
歯列矯正用支持体50の使用法の一例を説明する。
拡張ネジ54をアンカースクリュー52に対して緩めた状態で係合させる。すなわち、拡張ネジ54がアンカースクリュー52のメネジ部66に対して緩められて入るが依然としてアンカースクリュー52のメネジ部66内に存在する状態になっている。このとき、管状部64は拡大していない。
ワイヤーホルダー56を、矢印Xに沿って図中下方に移動させて、アンカースクリュー52に載置する。ワイヤーホルダー56の貫通孔の径が拡張ネジ54の最大外径よりも大きいので、ワイヤーホルダー56をアンカースクリュー52に自由に載置できる。
拡張ネジ54をアンカースクリュー52に対して締め込む。アンカースクリュー52の管状部64が拡大されて、ワイヤーホルダー56に接触する。こうしてワイヤーホルダー56がアンカースクリュー52に対して固定される。
従って、ワイヤーホルダー56をアンカースクリュー52に固定させる場合は、拡張ネジ54をアンカースクリュー52に対して締め込むだけでよい。ワイヤーホルダー56をアンカースクリュー52から取り外す場合は、拡張ネジ54を緩めるだけでよい。すなわち、ワイヤーホルダー56の着脱は、アンカースクリュー52に対して拡張ネジ54を締める/緩めるの操作だけで行えるのである。
実施例4
図6Aは、図5のアンカースクリュー52及びワイヤーホルダー56の使用例を説明するための説明図である。
図6Aは、図5のアンカースクリュー52及びワイヤーホルダー56の使用例を説明するための説明図である。
図中符号561は、カバーを示している。カバー561は、アンカースクリュー52の上部に載置させて用いられる。カバー561の貫通孔の形状はワイヤーホルダー56のそれと基本的に同じである。なお、図6Bはカバーの上面図である。図6Cは図6BのG−G断面図である。
アンカースクリュー52を使用する場合には、たとえば、アンカースクリュー52を口腔内に植立したら、そのまま、しばらく放置する。このとき、カバー561をアンカースクリュー52の上部に装着させておく(図示省略)。
周囲の骨が安定したのち、装着していたカバー561を外す。(矢印E)
矯正装置(ワイヤー)57をロー着したワイヤーホルダー56をアンカースクリュー52に装着する。(矢印F)
矯正装置(ワイヤー)57をロー着したワイヤーホルダー56は、治療の進展に伴い繰り返し着脱することがある。カバー561を最初に装着しておき、あとからワイヤーホルダー56と交換する。
矯正装置(ワイヤー)57をロー着したワイヤーホルダー56をアンカースクリュー52に装着する。(矢印F)
矯正装置(ワイヤー)57をロー着したワイヤーホルダー56は、治療の進展に伴い繰り返し着脱することがある。カバー561を最初に装着しておき、あとからワイヤーホルダー56と交換する。
実施例5
図7、8は、本発明の歯列矯正用支持体に使用されるアンカー部材の例を示す。図9、10は、本発明の歯列矯正用支持体に使用されるネジ部材の例を示す。
図7、8は、本発明の歯列矯正用支持体に使用されるアンカー部材の例を示す。図9、10は、本発明の歯列矯正用支持体に使用されるネジ部材の例を示す。
図7は、本発明のアンカー部材としてのアンカースクリューの例を示す上面図である。図8は、図7のH―H断面図である。
アンカースクリュー72は、金属製の剛体部材からなり、オネジ部80、中間部82、及び本発明の拡大部としての管状部84からなる。
アンカースクリュー72の下部は、オネジ部80として構成されている。オネジ部80は、図示省略された骨に埋め込まれてアンカースクリュー72を植立させるために用いられる。
アンカースクリュー72の中央領域は、中間部82として構成されている。中間部82はオネジ部80や管状部84と比較してやや大径である。中間部82の外側上方にホルダー(図示省略)の下端が載置されるようになっている。
アンカースクリュー72の上部は、管状部84として構成されている。管状部84は、一定の柔軟性を有していて、ホルダーを固定するのに用いられる。
管状部84の内周面84aは、テーパー状に形成されている。内周面84aは、上方に拡径した平らな面である。内周面84aのテーパー角度は12°である。
管状部84は、周方向に等間隔で上方に開放した6つのスリット84bを有している。6つのスリット84bは、管状部84を一層変形(拡大)しやすくするためのものである。
アンカースクリュー72の内部には、拡張ネジ74のためのメネジ部86が設けられている。
図9は、本発明のネジ部材としての拡張ネジの例を示す上面図である。図10は、図9の側面図である。
拡張ネジ74は、頭部74aとオネジ部74bを有する。
頭部74aの座面74cは、テーパー状に形成されていて、管状部84の内周面84aと対応している。図示された実施例において、頭部74aのテーパー角度は、16°である。
オネジ部74bはメネジ部86と対応しており、これらにより拡張ネジ74はアンカースクリュー72に締め込まれる。
実施例6
図11は、本発明の歯列矯正用支持体の使用例を示す図である。
図11は、本発明の歯列矯正用支持体の使用例を示す図である。
歯列矯正用支持体90は、口蓋98に固定されて大臼歯遠心移動に用いられている。
歯列矯正用支持体90は、アンカースクリュー92、拡張ネジ94、及びワイヤーホルダー96からなる。アンカースクリュー92、拡張ネジ94、及びワイヤーホルダー96の構成には、先述の実施例に示した構成を採用できる。
ワイヤーホルダー96には、ワイヤー97が取付けられている。ワイヤー97にはチューブ及びコイルスプリングが取付けられていて、これらにより大臼歯遠心移動が行われる。
ワイヤーホルダー96をアンカースクリュー92から取り外す場合は、拡張ネジ94を緩めるだけでよい。ワイヤーホルダー96をアンカースクリュー92に固定する場合は、ワイヤーホルダー96をアンカースクリューに載置した後、拡張ネジ94を締めるだけでよい。
実施例7
図12は、本発明の別の歯列矯正用支持体の使用例を示す図である。
図12は、本発明の別の歯列矯正用支持体の使用例を示す図である。
歯列矯正用支持体110は、口蓋118に固定されて片側のみの大臼歯遠心移動に用いられている。
歯列矯正用支持体110は、アンカースクリュー112、拡張ネジ114、及びワイヤーホルダー116からなる。アンカースクリュー112、拡張ネジ114、及びワイヤーホルダー116の構成には、先述の実施例に示した構成を採用できる。
ワイヤーホルダー116には、ワイヤー117が取付けられている。ワイヤー117にはチューブ及びコイルスプリングが取付けられていて、これらにより片側のみの大臼歯遠心移動が行われる。
ワイヤーホルダー116をアンカースクリュー112から取り外す場合は、拡張ネジ114を緩めるだけでよい。ワイヤーホルダー116をアンカースクリュー112に固定する場合は、ワイヤーホルダー116をアンカースクリューに載置した後、拡張ネジ114を締めるだけでよい。
図13は、ワイヤーホルダーの変形例を示す。ワイヤーホルダー136の貫通孔の周面に凹凸をつければ、アンカースクリュー1本でもある程度まで回転を抑えることができる。
なお、本発明は図示された実施例に限定されない。ネジ部材、アンカー部材、及びホルダーは、本発明の範囲内で任意の形状とすることができる。
10、30、50、501、90、110 歯列矯正用支持体
12、32、52、72、92、112 アンカースクリュー
14、34、54、74、94、114 拡張ネジ
14a、34a、54a、74a 頭部
14b、20、34b、40、54b、60、80、74b オネジ部
14c、24a、54c、64a、74c、84a 内周面
16、36、56、96、116、136 ワイヤーホルダー
16a、36a 固定部
16b、36b 保持部
16c、36c、56c 貫通孔の周面
17、37、97、117 ワイヤー
18、38、98、118 口蓋
22、42、62、82 中間部
24、44、64、84 管状部
24b、44b、64b、84b スリット
26、46、66、86 メネジ部
57 矯正装置
12、32、52、72、92、112 アンカースクリュー
14、34、54、74、94、114 拡張ネジ
14a、34a、54a、74a 頭部
14b、20、34b、40、54b、60、80、74b オネジ部
14c、24a、54c、64a、74c、84a 内周面
16、36、56、96、116、136 ワイヤーホルダー
16a、36a 固定部
16b、36b 保持部
16c、36c、56c 貫通孔の周面
17、37、97、117 ワイヤー
18、38、98、118 口蓋
22、42、62、82 中間部
24、44、64、84 管状部
24b、44b、64b、84b スリット
26、46、66、86 メネジ部
57 矯正装置
Claims (12)
- 骨(18)に固定するためのアンカー部材(12)と、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に係合するネジ部材(14)と、アンカー部材(12)に支持されるホルダー(16)からなり、ネジ部材(14)がアンカー部材(12)のメネジ部(26)に締め込まれた状態において、ホルダー(16)がアンカー部材(12)に対して固定され、かつ、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に対して緩められてはいるが依然としてアンカー部材(12)のメネジ部(26)内に存在する状態において、ホルダー(16)がアンカー部材(12)から取り外し可能になることを特徴とする歯列矯正用支持体。
- 骨(18)に固定するためのアンカー部材(12)と、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に係合するネジ部材(14)と、アンカー部材(12)に支持されるホルダー(16)からなり、アンカー部材(12)が拡大部(24)を有し、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に対してネジ部材(14)を締めることにより、アンカー部材(12)の拡大部(24)が拡大されてホルダー(16)が固定され、かつ、アンカー部材(12)のメネジ部(26)に対してネジ部材(14)を緩めることにより、ネジ部材(14)がアンカー部材(12)のメネジ部(26)内に存在する状態で、ホルダー(16)がアンカー部材(12)から取り外しできる構成にした歯列矯正用支持体。
- ネジ部材(14)の座面(14c)とホルダー(16)との間にアンカー部材(12)の拡大部(24)が介在していることを特徴とする請求項1または2に記載の歯列矯正用支持体。
- ネジ部材(14)の座面(14c)がテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯列矯正用支持体。
- ネジ部材(14)の座面(14c)とホルダー(16)との間にアンカー部材(12)の拡大部(24)が介在している状態において、アンカー部材(12)の拡大部(24)がネジ部材(14)の座面(14c)に対応してテーパー状に形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の歯列矯正用支持体。
- アンカー部材(12)の拡大部がスリット(24b)付きの管状部(24)として構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の歯列矯正用支持体。
- スリット(24b)の一端を開放し、他端にスリット(24b)の幅よりも大きな径を有する孔を設けたことを特徴とする請求項6に記載の歯列矯正用支持体。
- ホルダー(16)が貫通孔を有し、アンカー部材(12)がホルダー(16)の貫通孔の周面(16c)に押圧されることにより、ホルダー(16)がアンカー部材(12)に対して固定されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の歯列矯正用支持体。
- ホルダー(16)の貫通孔の径がネジ部材(14)の最大外径よりも大きいことを特徴とする請求項8に記載の歯列矯正用支持体。
- ホルダー(16)の貫通孔がテーパー形状になっていて抜けにくくなっていることを特徴とする請求項8または9に記載の歯列矯正用支持体。
- ホルダー(136)の貫通孔の周面に凹凸を形成したことを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の歯列矯正用支持体。
- 2本以上のアンカー部材が使用されていて、それらのアンカー部材がワイヤーホルダーによって連結されていることを特徴とする請求項1〜11に記載の歯列矯正用支持体。
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