JP2005269734A - Ipmモータ用ロータ、これを用いたipmモータ用ロータの製造方法、およびそのipmモータ。 - Google Patents

Ipmモータ用ロータ、これを用いたipmモータ用ロータの製造方法、およびそのipmモータ。 Download PDF

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Abstract

【課題】焼結磁石をロータに挿入するタイプのIPMモータでは磁石の寸法調整が必要であり、磁石挿入に手間がかかったのでこれを改善し、配向磁場と着磁磁場の強い磁気特性を有するボンド磁石式IPMモータ用ロータを得る。
【解決手段】 ボンド磁石15を挿入するボンド磁石穴13と、ボンド磁石穴13に挿入されたボンド磁石15を磁化するために配向磁場および着磁磁場を発生させるための磁極16を挿入する磁極挿入穴14と、ロータ10の内部の形成し、着磁時に磁極挿入穴14に磁極16を挿入して、従来通り着磁させると、ロータ内部の磁極16からも配向磁場と着磁磁場を発生させるため、IPMモータのトルクが向上し、高性能化が可能となった。
【選択図】 図3

Description

この発明は、永久磁石を用いたIPMモータに関するもので、特にそのロータ、このロータを用いた製造方法、およびそのIPMモータに関する。
IPMモータ(Interior Permanent Magnet:埋込み永久磁石形同期モータ)は、永久磁石をロータ内に埋め込んだものであるため、高速回転が可能であり、省エネ効果で注目されているモータである。1)ブラシがなく、小形・軽量でメンテナンスフリー、2)パワーコントロール範囲が広く、3)ロータからの発熱が少ないので高効率、4)高速域でも高トルクが得られる、などの特長を持っており、最近注目を浴びている(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながらIPMモータの回転子の製作法について説明する。
IPMモータの回転子の製作法には2種類(図8と図9)がある。
図8は従来例1に係る、焼結磁石式IPMモータ用ロータの斜視図である。
図8において、80は焼結磁石式IPMモータ用ロータ、81はロータコア、82はシャフト、83は焼結磁石挿入孔、85は焼結磁石である。
このようにロータコア81には焼結磁石85を挿入する焼結磁石挿入孔83が設けられており、この焼結磁石挿入孔83は焼結磁石85を挿入したときに焼結磁石85との間に隙間が生じないようタイトな寸法としてある。したがって、焼結磁石挿入孔83に焼結磁石85を挿入するのに、焼結磁石85の寸法調整が必要であり、磁石の挿入に手間がかかるという欠点があった。
一方、上記の製造に時間がかかる欠点を解決する従来例2として、ボンド磁石を用いた射出成形法がある。
図9は従来例2のボンド磁石式IPMモータ用ロータの構成を示す図である。
図において、70は従来例2に係るIPMロータ、71はロータコア、72はシャフト、73はボンド磁石を挿入するボンド磁石穴である。
このように、ロータコア71にはボンド磁石75を挿入するボンド磁石挿入孔73が(図では4カ所に)設けられており、これらの各挿入孔73にボンド磁石75を射出する。そして、ボンド磁石75の射出されたロータ70を次に図10に示す着磁装置にて着磁する。
図10は図9のロータを着磁するIPMモータ用ロータの製造工程図である。
図において、70は従来例2に係るIPMロータ、90は着磁装置である。
着磁装置90はヨーク91上に互いに90度隔てて円周上に配置された配向および着磁用ポール92と各着磁用ポール92を励磁する着磁コイル93とを備え、この着磁装置90の円筒状中空にロータ70がそのボンド磁石75とポール92とが対向するように納められ、着磁コイル93に電流を流すことで、磁束F,F’が発生し、磁束Fでボンド磁石75に着磁が行われる。
しかしながら、磁束F’はボンド磁石75をバイパスするのでボンド磁石75の着磁に寄与しない。
このようにこの製作法では、配向磁場が弱く、狙った磁気特性がなかなか得られなかった。また、IPMモータのロータにおける着磁磁場が十分でないため、十分な磁気特性が得られなかった。
IPMモータ・ロータには、残留磁束密度が0.8T以上、最大エネルギ積が110kJ/m3以上必要とするが、このようにして得られた従来のIPMモータではこのような数値は得られなかった。
特開2000−175389号公報(第5頁、図6)
このように、従来のIPMモータの製造方法では、焼結磁石挿入法では、ロータ内部に磁石を挿入することが難しく、また、これらの問題点を考慮したボンド磁石を用いた射出成形法においては、配向磁場と着磁磁場が弱くなり、磁気特性が低くなった。
本発明は、このような問題点を鑑みてなされたものであり、ボンド磁石を用い射出成形を採用してIPMモータにおける磁石の挿入を容易にするとともに、配向磁場と着磁磁場を強くしてIPMモータにおける配向が効率よく行えるようにでき、これにより従来と同等のトルクで、低コストのサーボモータを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため,請求項1記載のIPMモータ用ロータの発明は、ボンド磁石を挿入するボンド磁石穴と、該ボンド磁石穴に挿入されたボンド磁石を磁化するために配向磁場および着磁磁場を発生させるための磁極を挿入する磁極挿入穴と、を内部に形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のIPMモータ用ロータにおいて、前記磁極挿入穴を前記ボンド磁石穴よりも前記ロータの中心に近い方向に配置したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のIPMモータ用ロータにおいて、前記磁極挿入穴の形状が、ロータ軸に直角な方向を通る断面で見て、弓形、四角、半円、円のいずれか1つ以上であることを特徴とする。
請求項4記載のIPMモータ用ロータの製造方法の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のIPMモータ用ロータを用い、前記ボンド磁石穴に前記ボンド磁石を射出成形機により挿入したことを特徴とする。
請求項5記載のIPMモータ用ロータの製造方法の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のIPMモータ用ロータを用い、前記ボンド磁石穴に前記ボンド磁石を挿入し、前記磁極挿入穴に磁極を挿入して前記ボンド磁石を磁化することで永久磁石を得ることを特徴とする。
請求項6記載のIPMモータの発明は、軸方向に円筒状の空間を有するステータと、該ステータの該円筒状空間内に空隙を介して挿入される請求項4又は5記載の製造方法で製造されたIPMモータ用ロータと、を備えて成ることを特徴とする。
上記のような構成により、永久磁石を使用したIPMモータにおいて、ロータ内部に配向磁場と着磁磁場を発生させるための磁極を挿入する磁極挿入穴を形成し、これを用いることで配向と着磁を行うための磁場の発生源を確保することができるので、ロータ内部における配向磁場と着磁磁場の発生源がない状態で製造が行われていた従来法と比べて、IPMモータを高性能化することができる。
また、ロータ内部に配向磁場と着磁磁場を発生させるための磁極挿入穴を磁石よりロータの中心に近い方向に配置することで、さらに高性能のIPMモータの製造することができる。
また、磁極挿入穴の形状を弓形、もしくは円、半円、四角にすることでも、高性能のIPMモータを製造することができる。
また、IPMモータの製造にボンド磁石を用いた射出成形機を用いることにより、簡単に高性能のIPMモータを製造することができる。
以下、本発明の具体的実施例について、図に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例2に係るIPMモータ用ロータの構成を示す図である。
図において、10は実施例1に係るIPMロータ、11はロータコア、12はシャフトで、13はボンド磁石を挿入するボンド磁石穴である。
そして、14は本発明によって設けられた磁極挿入穴で、ロータ内部に配向磁場と着磁磁場を発生させるための磁極を挿入するのに用いられ、ここでは弓形の磁極挿入穴となっている。
ロータコア11は珪素鋼板を積層して全体を円筒形に形成して成り、最終的に永久磁石となるボンド磁石が挿入されるボンド挿入穴13がこの表面近くに(図では4カ所に)あけられている。
実施例1に係るIPMロータ10が図9のIPMロータ10と比べて唯一異なっているのは、図1には弓形の磁極挿入穴14を設けている点である。
図2は、図1のようなロータを着磁するのに用いられる着磁装置の軸に直角な方向に切った断面図である。
図において、90は着磁装置、91は着磁ヨーク、92は着磁ポール、93は着磁コイルである。着磁装置90は珪素鋼板の着磁ヨーク91を積層して全体を円筒形に形成して成り、その中心は円筒状の中空となっている。そして、着磁ヨーク91の円周から中央に向けて磁極を形成するポール92が(図では4本)延び、各ポール92には着磁コイル93が巻回されている。着磁コイル93に所定の方向に通電することで、各ポール92にはそれぞれ交互にポール内側からポール外側に向かって、又はその逆方向に磁界が発生するようになっている。
図3は本発明の実施例1に係る図1のロータを着磁するIPMモータ用ロータの製造工程図である。
図において、図1および図2と同じ符号は同一部分を指しているので、重複説明は省略する。15はボンド磁石穴13に挿入されたボンド磁石で、16は本発明によって設けられた磁極挿入穴14に挿入された磁極(磁石)である。
このように、図1のロータ10のボンド磁石穴13にボンド磁石15を挿入している。ボンド磁石としてはナイロン樹脂を配合した異方性SmFeNボンド磁石を用いることができる。ボンド磁石穴13へのボンド磁石15の挿入は、射出成形機により行うのが、ボンド磁石穴13の隅々までボンド磁石15が速く簡単に行き渡るので好ましい。そして、磁極挿入穴14に磁極16を挿入しているのが本発明の特徴である。磁極16の向きは着磁時にここの近傍を通過する磁束の方向と一致するように合わせる。磁極挿入穴14と磁極16との間にはクリアランスがあって差し支えないので、その製造および挿入は簡単に行うことができる。
このようにして挿入が完了したロータ10を図2の着磁装置90の円筒状中空に挿入し、着磁コイル93に所定の方向に通電することで、ボンド磁石15に着磁が行われる。
図4は本発明の実施例1に係る図1のロータに形成される磁束Fの方向を示す図である。図において、1つのポール92を外から内側に通過した磁束Fは、磁極16に引き寄せられるので、必然的にその途中にあるボンド磁石15を通過することとなり、ほとんどの磁束Fはボンド磁石15の磁化に寄与することができる。ここには、図9のような、ボンド磁石15を通らずにポール92から隣接のポール92にバイパスする磁束F’は存在しない。したがって、従来のIPMモータと比べて、高性能のIPMモータを製造することができる。
Figure 2005269734
このように製造したボンド磁石の特性を表1に示す。
表1において、実施例1によれば、ボンド磁石の残留磁化Br(T)、保磁力(iHc)(kA/m)、最大エネルギ積(BHmax)(kJ/m3)は、
それぞれ、
(1)ボンド磁石の残留磁化Br(T)=0.81、
(2)保磁力(iHc)(kA/m)=756、
(3)最大エネルギ積(BHmax)(kJ/m3)=115、であった。
ここで、比較例として従来例2と比較する。
比較例1は、従来実施していた図9により製造した、異方性SmFeNボンド磁石を搭載したIPMモータである。
ボンド磁石の残留磁化、保磁力、最大エネルギ積は、
それぞれ、
(1)ボンド磁石の残留磁化Br(T)=0.60、
(2)保磁力(iHc)(kA/m)=750、
(3)最大エネルギ積(BHmax)(kJ/m3)=60、であった。
表1から判るように、従来例2のロータの内部には磁束を発生させる磁極がなく、配向と着磁が不十分なため、残留磁化、最大エネルギ積がともに低いのに対して、実施例1によれば、ボンド磁石の残留磁化、最大エネルギ積が向上しており、これによってIPMモータのトルクが向上し、高性能化が可能となることが判る。
図5は、本発明の実施例2に係るIPMモータ用ロータの構成を示す図である。
図において、図1および図2と同じ符号は同一部分を指しているので、重複説明は省略する。20は実施例2に係るIPMモータ用ロータ、141は実施例2によって設けられた実施例1と同じ弓形の磁極挿入穴で、実施例1との違いは実施例1よりもよりシャフト12の中心の方に移動させた点が特徴で、その他は同一である。
図5のロータ2のボンド磁石穴13にボンド磁石15を射出成形機により挿入し、そして、磁極挿入穴141に磁極16を挿入し、その後、ロータ20を図2の着磁装置90の円筒状中空に挿入し、着磁コイル93に所定の方向に通電することで、図6に示す方向に磁束が流れ、ボンド磁石15が効率よく着磁される。
図6は実施例2に係るロータ20に形成される磁束Fの方向を示す図である。図において、1つのポール92を外から内側に通過した磁束Fは、磁極16に引き寄せられるので、必然的にその途中にあるボンド磁石15を通過することとなる。いまの場合、磁極16はシャフト12の近傍にあるので、ほとんどの磁束Fはシャフト12の近傍まで進んでから方向を変えるため、ボンド磁石15の端よりも中心側を通過することとなり、表1に示すような結果が得られた。
表1において、実施例2によれば、
(1)ボンド磁石の残留磁化Br(T)=0.87、
(2)保磁力(iHc)(kA/m)=766、
(3)最大エネルギ積(BHmax)(kJ/m3)=125、であった。
このように、実施例1よりもボンド磁石の残留磁化、最大エネルギ積がさらに向上していることが判る。したがって、IPMモータのトルクがさらに向上し、更なる高性能化が可能となった。
図7は、本発明の実施例3に係るIPMモータ用ロータの構成を示す図である。
図において、図1および図2と同じ符号は同一部分を指しているので、重複説明は省略する。30は実施例3に係るIPMモータ用ロータ、142は実施例3によって設けられた四角の磁極挿入穴である。実施例1との違いは実施例1では磁極挿入穴が弓形の形状であったのに対して、ここでは四角の磁極挿入穴とした点が特徴で、その他は同一である。磁極挿入穴142の形状を四角にすることで穴の製造、および磁極の製造が実施例1と比べて極めて容易となり、生産性が向上した。それにも関わらず、実施例3によって製造したボンド磁石の残留磁化、最大エネルギ積は、表1に示すように、実施例1と比較して遜色無いことが判る。
表1において、実施例3によれば、
(1)ボンド磁石の残留磁化Br(T)=0.81(実施例1も0.81)、
(2)保磁力(iHc)(kA/m)=753、(実施例1は756)、
(3)最大エネルギ積(BHmax)(kJ/m3)=115(実施例1も115)、であった。
したがって、このようにしても、IPMモータのトルクが向上し、高性能化が可能となることが判った。
なお、本発明に係る磁極挿入穴の形状は、上記弓形と四角に限定されるものではなく、その他、半円、円でもよい。要は、ロータ11の内部に磁束発生させる磁極が挿入される穴であれば、どれでもよい。
このように本発明によって製造されたロータ10〜30を、従来と同じ手法で製作されたステータの中心にある円筒状空間に挿入すれば、集中巻方式のブラシレスDCモータを構成することができ、高速回転が可能で、省エネ効果の大きい、ブラシのない、小形・軽量でメンテナンスフリーで、パワーコントロール範囲が広く、ロータからの発熱が少ない高効率で、高速域でも高トルクが得られるモータが得られる。
上記のように、永久磁石を使用したIPMモータにおいて、ロータ内部に配向磁場と着磁磁場を発生させるための磁極を挿入する磁極挿入穴を形成し、これを用いることで配向と着磁を行うための磁場の発生源を確保することができるので、ロータ内部における配向磁場と着磁磁場の発生源がない状態で製造が行われていた従来法と比べて、IPMモータを高性能化することができた。
また、ロータ内部に配向磁場と着磁磁場を発生させるための磁極挿入穴を磁石よりロータの中心に近い方向に配置することで、さらに高性能のIPMモータの製造することができた。
また、磁極挿入穴の形状を弓形、もしくは円、半円、四角にすることでも、高性能のIPMモータを製造することができた。
また、IPMモータの製造にボンド磁石を用いた射出成形機を用いることにより、簡単に高性能のIPMモータを製造することができた。
本発明の実施例2に係るIPMモータ用ロータの構成を示す図である。 ロータを着磁するのに用いられる着磁装置の軸に直角な方向に切った断面図である。 本発明の実施例1に係る図1のロータを着磁するIPMモータ用ロータの製造工程図である。 本発明の実施例1に係る図1のロータに形成される磁束Fの方向を示す図である。 本発明の実施例2に係るIPMモータ用ロータの構成を示す図である。 本発明の実施例2に係るロータ20に形成される磁束Fの方向を示す図である。 本発明の実施例3に係るIPMモータ用ロータの構成を示す図である。 焼結磁石を挿入して成る従来例1のIPMモータ用ロータの構成を示す図である。 ボンド磁石を射出成形して成る従来例2のIPMモータ用ロータの構成を示す図である。 図9のロータを着磁するIPMモータ用ロータの製造工程図である。
符号の説明
10 実施例1に係るIPMモータ用ロータ
20 実施例2に係るIPMモータ用ロータ
30 実施例3に係るIPMモータ用ロータ
11 ロータコア
12 シャフト
13、15 ボンド磁石穴
14 実施例1の磁極挿入穴
141 実施例2の磁極挿入穴
142 実施例3の磁極挿入穴
16 磁極挿入穴に挿入された磁極(磁石)
90 着磁装置
91 着磁ヨーク
92 着磁ポール
93 着磁コイル
F 磁束の通路

Claims (6)

  1. ボンド磁石を挿入するボンド磁石穴と、該ボンド磁石穴に挿入されたボンド磁石を磁化するために配向磁場および着磁磁場を発生させるための磁極を挿入する磁極挿入穴と、を内部に形成したことを特徴とするIPMモータ用ロータ。
  2. 前記磁極挿入穴を前記ボンド磁石穴よりも前記ロータの中心に近い方向に配置したことを特徴とする請求項1記載のIPMモータ用ロータ。
  3. 前記磁極挿入穴の形状が、ロータ軸に直角な方向を通る断面で見て、弓形、四角、半円、円のいずれか1つ以上であることを特徴とする請求項1又は2記載のIPMモータ用ロータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のIPMモータ用ロータを用い、前記ボンド磁石穴に前記ボンド磁石を射出成形機により挿入したことを特徴とするIPMモータ用ロータの製造方法。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項記載のIPMモータ用ロータを用い、前記ボンド磁石穴に前記ボンド磁石を挿入し、前記磁極挿入穴に磁極を挿入して前記ボンド磁石を磁化することで永久磁石を得ることを特徴とするIPMモータ用ロータの製造方法。
  6. 軸方向に円筒状の空間を有するステータと、該ステータの該円筒状空間内に空隙を介して挿入される請求項4又は5記載の製造方法で製造されたIPMモータ用ロータと、を備えて成ることを特徴とするIPMモータ。
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