JP2005268664A - 研磨用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ニッケル及び鉄を含有する合金の研磨速度を高めることが容易な研磨用組成物を提供する。
【解決手段】配線構造体11は、ニッケル及び鉄を含有する合金からなる磁性体層15を有する。また、この配線構造体11を研磨するために用いられる研磨用組成物には、研磨材、リン酸、酸化剤及びpH調整剤等の成分が含有される。そして、これらの成分のうちリン酸により、磁性体層15の研磨速度の向上が図られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体装置等における配線構造体の製造に用いられる研磨用組成物に関する。
ニッケル及び鉄を含有する合金(例えばパーマロイ)は、弱磁場中で酸化されやすい性質を有する高透磁率合金であり、低レベル入力の変圧器、事故電流の遮断器、磁気ヘッド、磁気シールド等に利用されている。該合金は、その性質から次世代のコンピュータのメモリデバイス(半導体装置)への応用が期待されている。メモリデバイスにおける配線構造体の表面品質を高めるため、その研磨に研磨用組成物が用いられている(例えば特許文献1,2参照)。即ち、特許文献1には、銅を含む金属膜の研磨に使用する砥粒及び砥粒液が開示されている。また、特許文献2には、銅膜及びタンタル含有化合物を含み、半導体デバイスの製造に使用する研磨用組成物が開示されている。しかし、いずれの特許文献にも、ニッケル及び鉄を含有する合金の研磨に適した研磨用組成物については開示されていない。
特開平7−94455号公報 特開2001−247853号公報
そこで、本発明者らは鋭意研究の結果、ニッケル及び鉄を含有する合金の研磨、及びニッケル及び鉄を含有する合金を含む配線構造体の表面研磨に適した研磨用組成物を開発し、本発明を完成するに至った。本発明の目的とするところは、ニッケル及び鉄を含有する合金の研磨速度を高めることが容易な研磨用組成物を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ニッケル及び鉄を含有する合金の研磨に使用される研磨用組成物であって、研磨材、リン酸及び酸化剤を含有するとともに、pHが6以下であることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、ニッケル及び鉄を含有する合金からなる磁性体層を備える配線構造体の製造に使用される研磨用組成物であって、研磨材、リン酸、酸化剤及びpH調整剤を含有するとともに、pHが6以下であることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記リン酸はオルトリン酸、ポリリン酸、ピロリン酸、メタリン酸及びヘキサメタリン酸より選ばれる少なくとも一種であることを要旨とする。
本発明によれば、ニッケル及び鉄を含有する合金の研磨速度を高めることが容易な研磨用組成物を提供することができる。
以下、本発明を具体化した研磨用組成物の最良の実施形態の説明に先立ち、まず半導体メモリ装置の配線構造体の構成について図面に基づいて詳細に説明する。
図1(a)に示すように、半導体メモリ装置の配線構造体11は、表面に配線溝12を有する絶縁層13を備えている。配線溝12には、第1バリア層14、磁性体層15及び第2バリア層16が順次形成されている。第2バリア層16の内側には導体層17が埋設されている。これにより、導体層17の成分が磁性体層15中に、且つ磁性体層15の成分が絶縁層13中に拡散することが防止されている。この配線構造体11では、両バリア層14、16により磁性体層15が保護されていることから、磁性体層15の酸化が抑制される。
一般に絶縁層13に用いられる絶縁材料の具体例としては、SiO2、SiOF、SiOC等が挙げられ、これらの絶縁層13はSiH4、SiH2l2、TEOS(テトラエトキシシラン)等を出発原料としてCVD法等によって形成される。配線溝12は、半導体装置の回路設計に基づいて公知のリソグラフィ、パターンエッチング等によって形成される。一般に両バリア層14、16は、タンタル、窒化タンタル等のタンタル含有化合物やチタン化合物により、スパッタリング法等によって形成される。磁性体層15はニッケル及び鉄を含有する合金からなるものである。この種の合金としては、例えばニッケルの含有率が60〜90質量%であるパーマロイが挙げられる。パーマロイは高透磁率、低保磁力、低損失等の特徴を有する軟磁性材料である。また、磁性体層15の磁性をさらに改善するために、前記合金に対して0.1〜15質量%のモリブデン、クロム、マンガン、銅等の金属成分を含んでなることがある。
本実施形態の配線構造体11においては、パーマロイの高透磁性を利用することにより、メモリ内容の書き換え、読み出し速度等の向上が図られている。一般に導体層17は、銅、銅−アルミニウム合金、銅−チタン合金等の銅を含有する金属材料によって形成される。
上記配線構造体11を製造するには、まず図1(b)に示すように絶縁層13、両バリア層14、16、磁性体層15及び導体層17を積層して積層体18を形成する。このとき、導体層17の表面には配線溝12に由来する初期凹溝19が生ずる。次にCMP(Chemical Mechanical Polishing)法によって、初期凹溝19及びその周辺部分を研磨除去するとともに、配線溝12の内側以外の導体層17、両バリア層14、16及び磁性体層15を研磨除去することにより、図1(a)に示す配線構造体11が形成される。本実施形態のCMP法では、導体層17、両バリア層14、16及び磁性体層15が研磨され、且つ配線溝12の内側以外の絶縁層13を露出させる1ステップの研磨工程を備えている。本実施形態の研磨用組成物は、この研磨工程に使用される。
なお、この研磨工程においては、導体層17を研磨して初期凹溝19を除去する第1の研磨工程と、導体層17を研磨し、配線溝12以外の第2バリア層16を露出させる第2の研磨工程と、導体層17、両バリア層14、16及び磁性体層15を研磨し、配線溝12の内側以外の絶縁層13を露出させる第3の研磨工程とを備えたものであってもよい。この場合、第1の研磨工程では導体層17の研磨速度を高めることが主に要求され、第2の研磨工程では研磨速度の向上に加えて研磨後の表面品質の向上が要求され、第3の研磨工程では研磨後の表面品質のさらなる向上が要求される。こうした研磨工程を採用する場合には、いずれの工程で上記研磨用組成物を使用してもよいが、第2及び/又は第3の研磨工程に使用するのが好ましい。
次に、本実施形態の研磨用組成物について説明する。研磨用組成物は、研磨材、リン酸及び酸化剤を含有するとともに、pHが6以下である。
研磨材は、機械的研磨により被研磨面を研磨するために用いられる。この研磨材としては、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン及び炭化ケイ素のうち少なくとも1種が使用され、被研磨面の表面粗さを小さくできる点から二酸化ケイ素又は酸化アルミニウムが好ましく、二酸化ケイ素がより好ましい。二酸化ケイ素としては、コロイダルシリカ、ヒュームドシリカ及び沈殿法シリカのうち少なくとも1種が使用され、平均粒子径が小さく且つ被研磨面の表面粗さを小さくすることが容易なコロイダルシリカが特に好ましい。コロイダルシリカは、不純物元素が極めて少ないことから、ゾルゲル法で生成されたものが好ましい。ゾルゲル法とは、一般にメタノール、アンモニア及び水からなる溶媒中にケイ酸メチルを滴下し、加水分解させることによってコロイダルシリカを得る方法である。但し、不純物元素の存在をそれほど問題としない場合、珪酸ソーダを出発原料とし、イオン交換法にて生成されたコロイダルシリカを使用してもよい。
研磨材が酸化アルミニウムの場合、電気抵抗法(コールター法)による平均粒子径は、十分なバリア層14、16及び絶縁層13の研磨速度を得るために、0.05μm以上が好ましく、0.2μm以上がより好ましい。一方、この酸化アルミニウムの平均粒子径は、被研磨面の表面粗さを低減し、スクラッチの発生を抑えるために、1.3μm以下が好ましく、0.8μm以下がより好ましい。研磨材がヒュームドシリカの場合、レーザー光回折法による平均粒子径は、十分なバリア層14、16及び絶縁層13の研磨速度を得るために、0.02μm以上が好ましく、0.05μm以上がより好ましい。一方、このヒュームドシリカの平均粒子径は、被研磨面の表面粗さを低減し、スクラッチの発生を抑えるために、0.5μm以下が好ましく、0.3μm以下がより好ましい。研磨材がコロイダルシリカの場合、レーザー光回折法による平均粒子径は、十分なバリア層14、16及び絶縁層13の研磨速度を得るために、0.01μm以上が好ましい。一方、このコロイダルシリカの平均粒子径は、被研磨面の表面粗さを低減し、スクラッチの発生を抑えるために、0.5μm以下が好ましく、0.3μm以下がより好ましい。
研磨用組成物中の研磨材の含有量は、十分な磁性体層15及び絶縁層13の研磨速度を得るために、0.1質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、5質量%以上が特に好ましい。一方、同研磨材の含有量は、研磨用組成物中における各成分の水への分散性及び溶解性を確保するという観点から、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下が特に好ましい。
リン酸は、バリア層14、16及び磁性体層15に対する研磨速度、特に磁性体層15に対する研磨速度を向上させるための加工促進剤として添加される。即ち、リン酸は、被研磨面を腐食又はエッチングすることにより化学的に研磨するものである。リン酸としては、オルトリン酸、ポリリン酸、ピロリン酸、メタリン酸及びヘキサメタリン酸より選ばれる少なくとも一種が用いられ、研磨用組成物の保存安定性の向上及び研磨速度の経時的な低下の抑制という点から、オルトリン酸が好ましい。研磨用組成物中におけるリン酸の含有量は、十分な導体層17の研磨速度を得るために、0.1質量%以上が好ましい。一方、リン酸の含有量は、組成物が極度の強酸となって環境への負担や取扱い性の悪さを低減するために、5.0質量%以下が好ましく、1.0質量%以下がより好ましい。
酸化剤は、導体層17を酸化して、その研磨速度を向上させるために研磨用組成物に含有される。酸化剤の具体例としては、過酸化水素や、過硫酸、過ヨウ素酸、過塩素酸、過酢酸、過蟻酸、及び硝酸並びにそれらの塩のうち少なくとも1種が挙げられるが、安価で且つ金属不純物の少ないものを容易に入手できることから、過酸化水素が好ましい。研磨用組成物中の酸化剤の含有量は、十分な導体層17の研磨速度を得るために、0.01質量%以上が好ましく、0.03質量%以上がより好ましい。一方、同酸化剤の含有量は、導体層17に対する酸化力が過剰となり、これに伴う腐食を抑制するために、3質量%以下が好ましく、1質量%以下がより好ましい。
pH調整剤は、研磨用組成物のpHを調整するために添加される。pH調整剤としては、塩基性化合物が使用され、具体的にはアンモニア、アンモニウム塩、アミン、水酸化第四アンモニウム、第四アンモニウム塩、アルカリ金属の水酸化物、及びアルカリ金属塩のうち少なくとも1種が挙げられる。これらの中でも、安価で且つ金属不純物の少ないものを容易に入手できるアンモニア及びアンモニウム塩が好ましい。ここで、上記pH調整剤の添加による研磨用組成物のpHは、同研磨用組成物が極度の強酸となって環境への負担や取扱い性の悪さを改善するために、1.5以上が好ましく、2以上がより好ましい。一方、同研磨用組成物のpHは、酸の効果が弱くなって十分な導体層17に対する研磨速度が得られなくなるのを抑制するために、6以下が好ましく、5以下がより好ましい。
本実施形態の研磨用組成物には、必要に応じて防食剤及び水溶性高分子を含有させてもよい。
防食剤は、導体層17の表面をリン酸による腐食から保護するために研磨用組成物に含有される。この防食剤としては、ベンゾトリアゾール、ベンゾイミダゾール、トリアゾール、イミダゾール及びトリルトリアゾール、並びにその誘導体のうち少なくとも1種が用いられる。これらの中でも、防食効果が高いことからベンゾトリアゾール及びその誘導体のうち少なくとも1種が好適に用いられる。ベンゾトリアゾール誘導体としては、1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)ベンゾトリアゾール、1−[N,N−ビス(ヒドロキシジメチル)アミノメチル]ベンゾトリアゾール、1−(1,2−ジカルボキシエチル)ベンゾトリアゾール等が挙げられる。研磨用組成物中における防食剤の含有量は、導体層17の表面の腐食を抑制するために、0.01質量%以上が好ましくは、0.1質量%以上がより好ましい。一方、同防食剤の含有量は、十分な導体層17の研磨速度を維持するために、1.0質量%以下が好ましく、0.6質量%以下がより好ましい。
水溶性高分子は、被研磨面に段差が発生することを抑制するために研磨用組成物に含有される。水溶性高分子としては、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等のビニル系ポリマー、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等の水溶性セルロース等の多糖類、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリエチレンオキサイドとポリプロピレンオキサイドとの共重合体等が挙げられ、これらのうち少なくとも1種が使用される。なかでも、段差の抑制に優れるという点からポリビニルアルコールがより好ましい。このポリビニルアルコールは、ポリ酢酸ビニルをけん化(加水分解)したものであり、けん化度が98.0モル%以上の完全けん化型ポリビニルアルコール又はけん化度が88.0モル%以上98.0モル%未満の部分けん化型ポリビニルアルコールが挙げられるが、完全けん化型ポリビニルアルコールが特に好ましい。
水溶性高分子の分子量は、一般的に入手しやすいことから、10000〜500000が好ましく、10000〜100000がより好ましい。また、研磨用組成物中における水溶性高分子の含有量は、段差の抑制効果を十分に得るために、0.001質量%以上が好ましく、0.01質量%以上がより好ましい。一方、同水溶性高分子の含有量は、十分な導体層17の研磨速度を得るために、0.5質量%以下が好ましく、0.2質量%以下がより好ましい。
また、研磨用組成物の各成分を分散又は溶解させるための分散煤又は溶媒として、水を用いるのが好ましい。水は、他の成分の作用を阻害するのを抑制するために、不純物をできる限り含有しないものが好ましい。具体的には、イオン交換樹脂にて不純物イオンを除去した後、フィルタを通して異物を除去した純水や超純水、又は蒸留水が好ましい。
さて、図1(a)に示す配線構造体11を形成する際には、研磨用組成物を用いて、配線溝12以外の箇所の絶縁層13が露出するまで導体層17、バリア層14、16及び磁性体層15を研磨する(図1(b)参照)。このとき、配線溝12における導体層17が他の部分に対して過剰に研磨され、凹みが形成される現象、即ちディッシングが発生するおそれがある。また、配線溝12が密集する領域では、近接するディッシングに起因して絶縁層13が過剰に研磨され、その領域の表面が他の領域に比べて内側に後退する現象、即ちエロージョンが発生するおそれがある。ここで、本実施形態の研磨用組成物には水溶性高分子が含有されている。この水溶性高分子は、ディッシングやエロージョンが形成されている部分の表面に対する保護作用を有しており、表面段差(ディッシングやエロージョン)の拡大を抑制する。
また、研磨用組成物では、研磨材、リン酸及び酸化剤の相関作用によって導体層17及び磁性体層15の機械的研磨作用が促進される。具体的には、酸化剤が導体層17及び磁性体層15表面の酸化を促進し、リン酸がさらに酸化剤の酸化作用を高めることにより研磨用組成物の化学的研磨を促進する。その結果、十分な導体層17及び磁性体層15に対する研磨速度を得ることができる。
前記の実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 研磨用組成物には、研磨材、リン酸及び酸化剤が含有されている。研磨材及びリン酸は、協同して磁性体層15の機械的研磨を促進し、磁性体層15に対する優れた研磨性能を発揮する。即ち、研磨材及びリン酸により、磁性体層15の研磨速度を高めることができる。さらに、リン酸は、配線構造体11の表面を化学的にも研磨することから、磁性体層15の研磨速度をさらに好適に高めることができ、導体層17の研磨も促進する。加えて、酸化剤によれば、その酸化作用により磁性体層15の研磨を促進するとともに、導体層17の研磨も促進することができる。
次に、実施例及び比較例を挙げて前記実施形態をさらに具体的に説明する。
(実施例1〜27、比較例1〜6)
表1に示す各成分を水に溶解又は分散することにより、研磨用組成物を調製した。なお、表中の各成分の含有量を示す数値の単位は質量%である。各例の研磨用組成物を用いて、以下に示す研磨加工条件で被研磨物を研磨加工し、各例の研磨用組成物の評価を以下のように行った。これらの結果を表1に示す。
<研磨加工条件>
研磨機:片面CMP用研磨機(Mirra、アプライドマテリアルズ社製)、研磨パッド:ポリウレタン製積層研磨パッド(IC−1000/Suba400:ローデル社製)、研磨加工圧力:17.3kPa(=約2.5psi)、定盤回転数:80min-1、研磨用組成物供給速度:200mL/min、被研磨物を支持するキャリアの回転数:80min-1
<被研磨物>
(ウエハA)銅ブランケットウエハ:電解めっき法により銅を成膜した8インチシリコンウエハ
(ウエハB)パーマロイブランケットウエハ:スパッタリング法によりパーマロイ(ニッケル81.4質量%及び鉄18.6質量%)を成膜した8インチシリコンウエハ
(ウエハC)タンタルブランケットウエハ:スパッタリング法によりタンタルを成膜した8インチシリコンウエハ
(ウエハD)二酸化ケイ素ブランケットウエハ:TEOSを出発原料としてCVD法により二酸化ケイ素を成膜した8インチシリコンウエハ
(ウエハP)銅パターンウエハ:パターンウエハ(ADVANTEC社製)をCu研磨用スラリーを用いて研磨加工したもの。なお、このパターンウエハは、854個のマスクパターンを有し、銅からなる導体層17と二酸化ケイ素からなる絶縁層13との間に第1バリア層14としてのタンタル層(厚さ:15〜20nm)、パーマロイ層(厚さ:70nm)、第2バリア層16としてのタンタル(厚さ:15〜20nm)が順に積層されたものである。なお、初期の導体層17の厚さは1000nm、初期凹溝は800nmである。
<研磨用組成物の評価>
研磨レート(研磨速度):調製直後の研磨用組成物を用いて、ウエハA〜Dにそれぞれ上記の研磨加工条件にて30秒間研磨加工を施した。そして、ウエハA(銅)、ウエハB(パーマロイ)、ウエハC(タンタル)及びウエハD(二酸化ケイ素)に対する研磨速度(研磨速度[nm/分]=(研磨前の膜厚[nm]−研磨後の膜厚[nm])÷研磨時間[分])を算出した。なお、研磨加工前及び研磨加工後の膜厚は、ウエハD(二酸化ケイ素)に関しては光干渉式膜厚測定装置(ASET−F5;ケーエルエー・テンコール社製)を、それ以外のウエハに関してはシート抵抗機(VR−120;国際電気システムサービス株式会社製)を用いて測定した。
段差形状の評価:研磨加工前のウエハPにおけるディッシング量d1[nm]を、接触式表面測定装置であるプロファイラ(HRP340:ケーエルエー・テンコール社製)を用いて測定した。その結果、研磨加工前のウエハPでは、100μm幅の配線溝12の内側におけるディッシング量は10nm、10μm幅の配線溝12の内側におけるエロージョン量は0nm、配線溝12以外の配線層の厚みは100nmであった。次に、上記の研磨加工条件にて、研磨終了を示すエンドポイントシグナルが現れてからの研磨時間にして20%を付加した時間だけさらに研磨加工を施した。研磨加工後の配線構造体11におけるディッシング量d2[nm]を同様に測定し、段差(ディッシング)の進行量(段差進行量[nm]=ディッシング量d1[nm]−ディッシング量d2[nm])を算出した。表中ではディッシング([nm])欄にこの段差進行量を示す。また、研磨加工前のウエハPのエロージョン量e1[nm]と、研磨加工後の配線構造体11におけるエロージョン量e2[nm]とを同様に測定し、上記と同様に段差(エロージョン)の進行量を算出した。表中ではこれをエロージョン([nm])欄に示す。なお、ディッシング量がプラスの場合は、導体層17の表面に凹状のディッシングが生じたことを示し、ディッシング量がマイナスの場合は、導体層17の表面に凸状のディッシングが生じたことを示している。
Figure 2005268664
<砥粒(研磨材)>砥粒として以下のものを用いた。コロイダルシリカ(平均粒子径0.03μm):C1、コロイダルシリカ(平均粒子径0.07μm):C2、コロイダルシリカ(平均粒子径0.22μm):C3、アルミナ(平均粒子径0.3μm):A、フュームドシリカ(平均粒子径0.2μm):F。
ここで示す平均粒子径に関し、コロイダルシリカ及びフュームドシリカの平均粒子径はN4 Plus Submicron Particle Sizer(Beckman Coulter Inc.の製品名)で測定した値であり、アルミナの平均粒子径はCoulter MultisizerII(Beckman Coulter Inc.
の製品名)で測定した値である。
<加工促進剤>オルトリン酸:PA、乳酸:LA。
<pH調整剤>アンモニア:NH3
<防食剤>ベンゾトリアゾール:B−1、1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)ベンゾトリアゾール:B−2、1−[N,N−ビス(ヒドロキシジメチル)アミノメチル]−ベンゾトリアゾール:B−3。
<水溶性高分子>完全けん化型ポリビニルアルコール(けん化度:98モル%以上):PVA、部分けん化型ポリビニルアルコール(けん化度:約88モル%):PVA'。
<酸化剤>過酸化水素:HPO。
ここで、表中の比較例における*印は、銅又はパーマロイの研磨速度が低すぎたため、パターンによる研磨試験の実施が不可能であったことを示す。
表1の結果から、実施例1〜27ではウエハB(パーマロイ)の研磨速度について比較例1〜6よりも良好な結果が得られた。また、実施例1及び24に関し、ディッシング量及びエロージョン量の値を比較すれば明らかなように、水溶性高分子の保護作用は部分けん化型ポリビニルアルコールでは発揮されず、完全けん化型ポリビニルアルコール特有の作用であることが判明した。さらに、実施例1及び8〜10に関し、加工促進剤が0.4質量%を超えると、ウエハA(銅)及びウエハB(パーマロイ)の研磨速度が確実に向上していることが確認された。一方、比較例1では砥粒が、比較例2では加工促進剤が、比較例6では酸化剤が添加されていないため、また比較例3及び4では研磨用組成物のpHが過剰に高いため、それぞれにおいて十分なウエハA(銅)又はウエハB(パーマロイ)の研磨速度が得られなかった。
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 配線構造体11を形成する絶縁層13、バリア層14,16、磁性体層15及び導体層17の順序及び配置は任意であり、図示された配線構造のみに限定されるものではない。
・ 磁性体層15を構成するニッケル及び鉄の含有量は任意であり、両者の含有量を適宜変更してもよい。
・ 研磨用組成物は、キレート剤、防錆剤、防腐剤、防黴剤、消泡剤等の公知の添加剤を含有してもよい。
・ 研磨用組成物は、調製時には水の含有量が研磨工程に用いられるときよりも少なくすることにより水以外の成分が濃縮され、使用時には水が加えられて希釈されるように構成してもよい。この場合、研磨用組成物の管理を容易に行なうとともに輸送効率を向上させることができる。
・ 酸化剤と他の成分とを別々に分けた状態で研磨用組成物を調製及び保管し、使用する直前に酸化剤を他の成分に添加してもよい。この場合、研磨用組成物を長期間保管する際に酸化剤の分解を抑制することが可能である。
・ ニッケル及び鉄を含有する合金が用いられた磁気ヘッド、磁気ディスク等の磁性材料からなる電子デバイスの製造工程において上記研磨用組成物を使用してもよい。
・ pH調整剤、水、防食剤及び水溶性高分子を省略してもよい。
さらに、実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1) 表面に配線溝を有する絶縁層と、配線溝に埋設される導体層と、絶縁層と導体層との間に介装され、ニッケル及び鉄を含有する合金からなる磁性体層とを備える配線構造体の製造に使用される研磨用組成物であって、研磨材、リン酸、酸化剤、pH調整剤、水、防食剤及び水溶性高分子を含有するとともに、pHが6以下である研磨用組成物。これにより、導体層に対する研磨速度を高めることができる。
(2) 前記pH調整剤はアンモニア及びその誘導体より選ばれる少なくとも一種である前記(1)に記載の研磨用組成物。これにより、導体層に対する十分な研磨速度を得ることができるとともに、環境への負荷や研磨用組成物の取り扱い性の悪さを改善することができる。
(3) 前記防食剤はベンゾトリアゾール及びその誘導体より選ばれる少なくとも一種である前記(1)に記載の研磨用組成物。これにより、導体層の表面をリン酸による腐食から保護することができる。
(4) 前記水溶性高分子はビニル系ポリマー、多糖類、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド及びポリエチレンオキサイドとポリプロピレンオキサイドとの共重合体より選ばれる少なくとも一種である前記(1)に記載の研磨用組成物。これにより、導体層の表面の段差が抑制され、配線構造体を効率よく製造することができる。
(5) 前記(1)に記載の研磨用組成物を用いて、表面に配線溝を有する絶縁層と、配線溝に埋設される導体層と、絶縁層と導体層との間に介装され、ニッケル及び鉄を含有する合金からなる層とを備える配線構造体の表面を研磨する研磨方法。
(a)は本実施形態における配線構造体を示す拡大断面図、(b)は同じく積層体を示す拡大断面図。
符号の説明
11…配線構造体、15…磁性体層。

Claims (3)

  1. ニッケル及び鉄を含有する合金の研磨に使用される研磨用組成物であって、研磨材、リン酸及び酸化剤を含有するとともに、pHが6以下である研磨用組成物。
  2. ニッケル及び鉄を含有する合金からなる磁性体層を備える配線構造体の製造に使用される研磨用組成物であって、研磨材、リン酸、酸化剤及びpH調整剤を含有するとともに、pHが6以下である研磨用組成物。
  3. 前記リン酸はオルトリン酸、ポリリン酸、ピロリン酸、メタリン酸及びヘキサメタリン酸より選ばれる少なくとも一種である請求項1又は2に記載の研磨用組成物。
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