JP2005267197A - 飲料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 配管の洗浄手順を案内することができ、また配管を洗浄したか否かを記憶することができ、さらに当該配管を洗浄したか否かの履歴を確認することができる、飲料供給装置を提供する。
【解決手段】 希釈液を通す第1の配管と、液体原料を通す第2の配管と、を有し、第1の配管から吐出される希釈液と第2の配管から吐出される液体原料とから調理される飲料を供給する飲料供給装置において、第1の配管および第2の配管の洗浄手順を案内する制御部と、制御部にて案内される洗浄手順の内容を表示する表示部と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、飲料供給装置に関する。
一般に、飲料供給装置(例えば飲料ディスペンサ、カップ式自動販売機)は、飲料の原料(濃縮液体原料、粉末原料など)を水や炭酸水などの希釈液により所定の比率で希釈して飲料を調理している。詳述すれば固定されたカップの中で、濃縮液体原料(例えばシロップ、以下シロップとして説明する)を用いて調理する飲料供給装置の場合では、この希釈比率を適切なものとするために、シロップをカップに供給するためのシロップ用配管と、希釈液をカップに供給するための希釈液用配管が配設されている。そして、希釈液は、流量が管理されつつ、希釈液用配管を通してカップに供給される。と同時に、シロップは、流量が管理されつつ、シロップ用配管を通してカップに供給されて飲料を調理している。ところで、前述したように飲料の調理を行う飲料供給装置は、当該飲料を消費する消費者の多様な嗜好に副うように、多くの種類の飲料(例えばコーヒーやジュースなど)が調理できるように設けられている。そのため、飲料供給装置には、多くの種類の飲料を調理可能にする複数のシロップが備えられている。その場合、飲料供給装置は、希釈液用配管とともに複数のシロップごとのシロップ用配管が配設されている。
そして、飲料供給装置の管理者(例えばルートマン)は、飲料供給装置の希釈液用配管や複数のシロップ用配管の内部に、細菌等が繁殖して飲料の汚損が生じ衛生状態の低下を招かないように、希釈液用配管や複数のシロップ用配管の洗浄を、予め定められた期間(例えば半年や一年)ごとに行っている。さらには、飲料供給装置において新しい飲料の調理を行なう場合や、多様な消費者の嗜好に副うような飲料を調理するために、シロップの交換やシロップの取付けが行なわれる。つまり、飲料供給装置に備えられているシロップが入った容器を取り外し、新しい飲料を調理するためのシロップが入った容器が取付けられることになる。その際にも、元のシロップが通っていた配管の洗浄が行なわれることとなる。
この様な飲料供給装置の管理者による希釈液用配管またはシロップ用配管の洗浄は、例えば洗浄用マニュアルに沿って、当該洗浄用マニュアルを見ながら飲料供給装置の管理者が行なうことになる。
特開2001−229450号公報
その際、飲料供給装置の管理者が、その洗浄用マニュアルを忘れてしまった場合、配管の洗浄が出来なくなってしまっていた。また、配管の洗浄は多くの手順をふまなければならないため、飲料供給装置の管理者が、配管の洗浄途中でどこまで手順まで進んだのか分からなったり、配管の洗浄手順を誤って次の手順をとばしてしまったりなどして、配管の洗浄をもう一度繰り返さなければならなくなる必要が生じる場合もあった。また、洗浄用マニュアルを忘れてしまった場合衛生上の問題が生じる可能性があった。
また配管の洗浄の記録は、洗浄日、洗浄開始時刻、洗浄終了時刻のみしか記録されず、複数のシロップ用配管の中のどの配管を洗浄したのかが記録されずにいた。そのため、洗浄済みの配管が分からなくなり、洗浄に予め定められた期間を越えて長期間、洗浄されず放置されたまま状態の配管が生じてしまう恐れがあった。また、シロップの種類によっては、細菌等の発生しにくいシロップや、発生しやすいシロップがあり、そのため洗浄に予め定められた期間が異なる場合があり、当該期間が短いシロップ用配管は洗浄が行なわれ、当該期間が長いシロップ用配管は配管の洗浄をすることを忘れてしまう場合があった。更に、新しい飲料を調理するためのシロップ用配管の洗浄を行なうことによって、他のシロップ用配管の洗浄も合わせて行なったと誤解し、当該他のシロップ用配管の洗浄に予め定められた期間を過ぎてしまう可能性もあった。そのため、洗浄に予め定められた期間に洗浄が行なわれなかった配管に、細菌等が発生し、当該配管を通って調理される飲料の衛生状態の低下を招く恐れがあった。
そこで、本発明は、配管の洗浄手順を案内することができ、また配管を洗浄したか否かを記憶することができ、さらに当該配管を洗浄したか否かの履歴を確認することができる、飲料供給装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための発明は、希釈液を通す第1の配管と、液体原料を通す第2の配管と、を有し、前記第1の配管から吐出される前記希釈液と前記第2の配管から吐出される前記液体原料とから調理される飲料を供給する飲料供給装置において、前記第1の配管および前記第2の配管の洗浄手順を案内する制御部と、前記制御部にて案内される前記洗浄手順の内容を表示する表示部と、を備えたことを特徴とする。
この飲料供給装置によれば、配管の洗浄において、表示部に表示される洗浄手順により配管を確実に洗浄することが可能となる。
また、かかる飲料供給装置において、前記表示部に表示される前記洗浄手順の内容に基づく、前記第1の配管および前記第2の配管を洗浄したか否かの情報を記憶するとともに、当該情報を前記表示部に読み出し可能な記憶部、を備えたことを特徴とする。
この飲料供給装置によれば、配管を洗浄したか否かを記憶することができ、配管の洗浄履歴を確認することが可能となる。
また、かかる飲料供給装置において前記第1の配管および前記第2の配管の中から洗浄すべき配管が指定入力される入力部、を有し、前記記憶部は、前記表示部に表示される前記洗浄手順の内容に基づいて、前記入力部で指定入力された前記配管を洗浄したか否かの情報を記憶するとともに、当該情報を前記表示部に読み出し可能である、ことを特徴とする。
この飲料供給装置によれば、洗浄すべき配管を入力部で指定入力することが可能となる。そして当該指定した配管を洗浄したか否かを記憶することができ、配管の洗浄履歴を確認することが可能となる。
また、かかる飲料供給装置において、前記記憶部は、前記制御部による前記洗浄手順の案内に関わらず、前記第1の配管および前記第2の配管の中の所定の配管を洗浄したか否かの情報を、前記入力部からの入力によって記憶するとともに、当該情報を前記表示部に読み出し可能である、ことを特徴とする。
この飲料供給装置によれば、表示部に表示される配管の洗浄手順によらずに洗浄した配管の洗浄記録も、配管の洗浄履歴として記憶することができ、配管の洗浄履歴を確認することが可能となる。
また、かかる飲料供給装置において、前記記憶部は、前記第1の配管および前記第2の配管を洗浄したか否かの情報を、時系列に累積記憶する、ことを特徴とする。
この飲料供給装置によれば、配管の洗浄履歴を時系列に確認することができ、前回の配管の洗浄からの経過期間の確認や、次回の配管の洗浄までの期間を確認することが可能となる。
本発明によれば、配管の洗浄手順を案内することができ、また配管を洗浄したか否かを記憶することができ、さらに当該配管を洗浄したか否かの履歴を確認することができる、飲料供給装置を提供することが可能となる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===飲料供給装置の制御構成===
図1を参照しつつ、本発明にかかる飲料供給装置の制御構成の一例を説明する。図1は本発明を適用する飲料供給装置の制御構成を説明するためのブロック図である。なお本実施形態では、飲料供給装置は、例えばカップ飲料を販売することとする。
図1において主制御部101(制御部)は、飲料供給装置の各種制御を統括するものであり、CPU1、ROM2、RAM(記憶部)3、周辺回路4(例えばタイマ、カウンタなど)、I/Oインターフェイス5を有する。例えば、主制御部101は、マイクロコンピューターを中心として動作するものである。
詳述すると、ROM2は、後述する複数の従制御部を統括制御するためのプログラムデータが予め記憶されている。また、ROM2には後述する飲料供給装置に配設された水用配管(第1の配管)、炭酸水用配管(第1の配管)、シロップ用配管(第2の配管)の洗浄手順を案内するためのプログラムが記憶されており、当該洗浄手順を案内するテーブルデータが記憶されている。さらに、飲料供給装置の情報(例えば、売上データ情報など)が記憶されている。なお、ROM2は、データを製造工程で焼付け固定するマスクROM、データを紫外線消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEPROM、データを電気消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEEPROM(フラッシュROMを含む)などの不揮発性記憶素子で構成される。特にROM2は、後述する飲料供給装置に配設された水用配管、炭酸水用配管、シロップ用配管の洗浄手順の読み出し、または書き換えをする場合、EEPROMであることが望ましい。
RAM3は、CPU1で論理演算される作業データ、複数の従制御部から送信される各種データ、後述する水用配管(第1の配管)、炭酸水用配管(第1の配管)、シロップ用配管(第2の配管)の洗浄履歴の書き込みまたは読み出しを行うものである。なお、RAM3は、前述のEEPROMで構成されてもよいし、SRAMなどの揮発性記憶素子で構成されてもよい。RAM3がSRAMなどの揮発性記憶素子で構成される場合、RAM3内のデータは、バックアップ電源にて保持される。
なおCPU1は、ROM2のアドレスを指定するアドレスカウンタ(不図示)、ROM2から読み出されるプログラムデータを解読するプログラムロジックアレイ(不図示)、論理演算を行う演算論理ユニット(不図示)、演算データを一時格納するレジスタ(不図示)などを有する。
I/Oインターフェイス5は、各周辺機器(例えばプリンタ(不図示))との接続インターフェイスである。そして後述する水用配管、炭酸水用配管、シロップ用配管を洗浄する際にリモコン6(表示部、入力部)がI/Oインターフェイス5に接続される。
なお、主制御部101は、後述するように、ROM2に記憶されている水用配管、炭酸水用配管、シロップ用配管の洗浄手順案内プログラムを読み出す。そして当該プログラムの実行により、同じくROM2に記憶されているテーブルデータから、配管の洗浄手順の案内を表示部7に順次表示する。また、リモコン6の選択キー8からの入力指示に基づいて、RAM3に記憶されている水用配管、炭酸水用配管、シロップ用配管の洗浄履歴を読み出したり、またはRAM3にそれぞれ配管の洗浄履歴を書き込んだりする。なお、これらの機能は、ROM2から読み出されたプログラムデータの解読結果に基づいてCPU1が、当該プログラムを実行することによって実現される。
リモコン6(表示部、入力部)は、数字、記号、アルファベットなどのキー8(以下、選択キー8という)と、これらのキーの操作に関する表示部7(有機EL、LCDなど)とを、前面に備えたものである。リモコン6はI/Oインターフェイス5と有線で接続される。そして、後述するようにリモコン6は選択キー8が押下された押下信号を主制御部101に送信する。またリモコン6は主制御部101からの表示信号を受信して、対応する表示画面を表示部7に表示する。更に、リモコン6には、後述する水用電磁弁の開放又は遮断を行なうための水連続出し釦(不図示)、炭酸水用電磁弁の開放又は遮断を行なうための炭酸水連続出し釦(不図示)、シロップ用電磁弁の開放又は遮断を行なうためのシロップ連続出し釦(不図示)が備えられている。
硬貨処理制御部102、紙幣処理制御部103、接客制御部104、販売制御部105は、前述した従制御部に相当し、主制御部101と同様にCPU、ROM、RAM、周辺回路で構成される。
硬貨投入機構9及び硬貨処理制御部102は、硬貨識別装置を構成する。硬貨処理制御部102は、硬貨投入機構9への硬貨投入によって、投入硬貨の金種、正偽などの判別、金種別枚数の計算、金庫への余剰硬貨の収容、返却口(不図示)への釣銭の払い出しなどの処理を実行する。紙幣挿入機構10及び紙幣処理制御部103は、紙幣識別装置を構成する。紙幣処理制御部103は、紙幣挿入機構10への紙幣挿入によって、挿入紙幣の金種、正偽などの判別、金種別枚数の計算、釣札払い出しなどの処理を実行する。接客面11は、複数の商品選択釦12、販売中ランプ13、釣銭切ランプ14からなるものである。接客制御部104は、接客面7を制御する。即ち、接客制御部104は、主制御部101から送信されるカップ飲料販売に関する接客信号に従って、販売中ランプ13、釣銭切ランプ14を点灯させたり、販売飲料別の販売可能ランプ(不図示)または売切ランプ(不図示)を点灯させたり、更には、複数の商品選択釦12の何れかが押下されたのかを検出し、このときの検出信号を主制御部101に送信したりする。主制御部101は、検出信号を受信し、この検出信号に対応するカップ飲料の貨幣投入が行なわれているものと判別すると、このカップ飲料を調理するための販売信号を販売制御部105に送信する。販売制御部105は、販売機構部15を制御する。販売機構部15は、前述した接客制御部104からの検出信号に応答する主制御部101からの販売信号に従って、利用者が希望するカップ飲料を調理して、商品取出口(不図示)にて取出可能とするものである。
なお、主制御部101と従制御部102、103、104、105との間の通信は、主制御部101が優先的な送信権を有するボーリング方式、或いは、主制御部101及び従制御部102、103、104、105が対等な送信権を有するコンテンション方式の何れであってもよい。
===飲料供給装置の販売機構の概要===
図1乃至図2を参照しつつ、本発明を適用する飲料供給装置の販売機構部の概要について説明する。図2は、本発明を適用する飲料供給装置の販売機構部の一例を説明するための図である。
マニホールド21内のアダプタ(不図示)に備えられたフィルタ22は、水道水(希釈液)を浄化するものである。水ポンプ23は、ポンプモーター24の駆動力を用いて、第1水電磁弁25aの出口からの水を一定量ずつ下流側に放出するものである。この第1水電磁弁25aは、フィルタ22と水ポンプ23との間に配設され、販売制御部105から出力される信号に基づいて開放又は遮断するものである。水冷却コイル26は、水ポンプ23からの水を冷却するものである。水フローレギュレータ27b、27cは、水冷却コイル26からの冷却水(NO1水、NO2水)を、流量調整した後に第2水電磁弁25b、25cを介して水用配管28b、28cに供給するものである。第2水電磁弁25b、25cも、第1水電磁弁25aと同様に、販売制御部105から出力される信号に基づいて開放又は遮断するものである。
炭酸水タンク29は、炭酸水(希釈液)を貯水するものである。第3水電磁弁25dは、水冷却コイル26の出口と炭酸水タンク29の入口との間に配設され、炭酸水タンク29の貯水量に応じて開放または遮断するものである。詳述すると、第3水電磁弁25dは、炭酸水タンク29の貯水量を検出するためのフロースイッチ(不図示)の出力に応じて開放又は遮断し、炭酸水タンク29の貯水量を一定容積範囲内とする。炭酸水タンク29内部は、第3水電磁弁25dからの冷却水と炭酸ガスボンベ30からの炭酸ガスとが混合されて炭酸水が生成され、一定圧力(例えば0.6MPa)がかかる。炭酸水タンク29内部の炭酸水は、炭酸ガスボンベ30からのガス圧力下流側に放出される。なお、第3水電磁弁25dは、第2水電磁弁25b、25cのどちから一方でも開放している間は、炭酸水タンク29のためのフロートスイッチの出力に関わらず遮断したままとなる。これにより、水用配管28b、28cの供給圧力が低下するのを防止することができる。
炭酸水フローレギュレータ31aは、炭酸水タンク29からの炭酸水を流量調整するものである。炭酸水冷却コイル32は、炭酸水フローレギュレータ31aからの炭酸水を冷却するものである。炭酸水フローレギュレータ31b、31cは、炭酸水冷却コイル32からの冷却炭酸水(NO1炭酸水、NO2炭酸水)を、流量調節した後に炭酸水電磁弁32b、32cを介して炭酸水用配管33b、33cに供給するものである。
シロップタンク34a、34b、34c、34dは、飲料の元となるシロップ(液体原料)を貯蔵するものである。シロップタンク34a、34b、34c、34d内部のシロップは、炭酸ガスボンベ30からのガス圧で下流側に放出される。シロップ冷却コイル35a、35b、35c、35dは、シロップタンク34a、34b、34c、34dからのシロップを冷却するものである。シロップフローレギュレータ36a、36b、36c、36dは、シロップ冷却コイル35a、35b、35c、35dからの冷却シロップを、流量調整した後にシロップ電磁弁37a、37b、37c、37dを介してシロップ用配管38a、38b、38c、38dに供給するものである。なお、シロップタンク34a、34b、34c、34dからシロップ用配管38a、38b、38c、38dまでの経路は、飲料の種類に応じた数だけ設けられる。
ガロンタンク39aには、水用配管28b、28c、炭酸水用配管33b、33c、シロップ用配管38a、38b、38c、38dを洗浄するための水が入っている。ガロンタンク39bには、水用配管28b、28c、炭酸水用配管33b、33c、シロップ用配管38a、38b、38c、38dを洗浄するため薬剤(例えば塩素系の薬剤)が溶かされた薬液が入っている。ガロンタンク39a、39bは、アダプタ41を介して、水用配管28b、28c、炭酸水用配管33b、33c、シロップ用配管38a、38b、38c、38dと接続されるとともに、水用配管28b、28c内に残留する水、炭酸水用配管33b、33c内に残留する炭酸水、シロップ用配管38a、38b、38c、38d内に残留するシロップをガス圧によって排出するためのガスボンベ40と接続される。
アダプタ41は、水用配管28b、28c、炭酸水用配管33b、33c、シロップ用配管38a、38b、38c、38dに設けられた接続部42a、42b、42c、42d、42e、42fと、例えばホース45a、45b、45c、45d、45e、45fなどを介して接続するための、接続部43a、43b、43c、43d、43e、45fが備えられている。
水用配管28bとシロップ用配管38aとは、ノズル44aに集約されている。ここで、ノズル44aはカップ(不図示)の開口面と対向する位置に配設されている。このようにしてNO1シロップを、水用配管28bから供給されるNO1水にて希釈した飲料が、ノズル44aからカップに販売される。なお、本実施の形態においては、NO1シロップを水用配管28bから供給される水にて希釈した飲料をノズル44aから販売するために、第2水電磁弁25bは開放し、第2水電磁弁25cは遮断するものとする。
水用配管28cとシロップ用配管38bとは、ノズル44bに集約されている。ここで、ノズル44bはカップ(不図示)の開口面と対向する位置に配設されている。このようにしてNO2シロップを、水用配管28cから供給されるNO2水にて希釈した飲料が、ノズル44bからカップに販売される。なお、本実施の形態においては、NO2シロップを水用配管28cから供給される水にて希釈した飲料をノズル44bから販売するために、第2水電磁弁25cは開放し、第2水電磁弁25bは遮断するものとする。
炭酸水用配管33bとシロップ用配管38cとは、ノズル44cに集約されている。ここで、ノズル44cはカップ(不図示)の開口面と対向する位置に配設されている。このようにしてNO3シロップを、炭酸水用配管33bから供給されるNO1炭酸水にて希釈した飲料が、ノズル44cからカップに販売される。なお、本実施の形態においては、NO3シロップを炭酸水用配管33bから供給されるNO1炭酸水にて希釈した飲料をノズル44cから販売するために、炭酸水電磁弁32bは開放し、炭酸水電磁弁32cは遮断するものとする。
炭酸水用配管33cとシロップ用配管38dとは、ノズル44dに集約されている。ここで、ノズル44dはカップ(不図示)の開口面と対向する位置に配設されている。このようにしてNO4シロップを、炭酸水用配管33cから供給されるNO2炭酸水にて希釈した飲料が、ノズル44dからカップに販売される。なお、本実施の形態においては、NO4シロップを炭酸水用配管33cから供給されるNO2炭酸水にて希釈した飲料をノズル44dから販売するために、炭酸水電磁弁32cは開放し、炭酸水電磁弁32bは遮断するものとする。
また、本実施形態においては、4種類のシロップを販売するとしているが、これに限定するものではない。例えば、1種類乃至3種類のシロップを販売するとしてもよいし、5種類以上のシロップを販売するとしてもよい。
==飲料供給装置における水用配管、炭酸水用配管、シロップ用配管の洗浄手順案内==
図1乃至図5を参照しつつ、本発明を適用する飲料供給装置における水用配管、炭酸水用配管、シロップ用配管の洗浄手順について説明する。
図3及び図4は、本発明を適用する飲料供給装置に配設された水用配管28b、28c、炭酸水用配管33b、33c、シロップ用配管38a、38b、38c、38dの洗浄手順案内の一例を説明するためのフローチャートである。図5は、本発明を適用する飲料供給装置の配管洗浄手順案内において、洗浄したい配管の選択画面の一例である。本実施形態では、例えば飲料供給装置の管理者は、水用配管28b、28c、炭酸水用配管33b、33c、シロップ用配管38a、38bの洗浄を行なうことを選択するものとする。
主制御部101は、飲料供給装置の管理者によって、I/Oインターフェイス5にリモコン6が接続されると、割込要求信号を受信し、リモコン6の表示部7に洗浄準備画面及び選択画面を表示(S1)する。具体的には、飲料供給装置の管理者は配管を洗浄準備として、水の入ったガロンタンク39a、薬液の入ったガロンタンク39bを準備する。そして水の入ったガロンタンク39aにガスボンベ40とアダプタ41を接続する。前述の準備が終了すると、飲料供給装置の管理者は、次の洗浄手順へ進むための選択キー8を押下する。
次に主制御部101は、当該押下信号を受信すると表示部7に、後述する洗浄手順案内にしたがって洗浄を行うか、当該洗浄に関わらず洗浄を行うかを選択する画面を表示する(S2)。そして、飲料供給装置の管理者は、表示部7に表示される洗浄手順の案内にしたがって洗浄を行なうか(洗浄モード、S2・YES)、当該洗浄手順に関わらずに洗浄を行なうか(S2・NO)を選択して、当該選択に対応する選択キー8を押下する(本実施形態では、表示部7に表示される洗浄手順の案内にしたがって洗浄を行なうことを選択したものとして説明する)。
次に、主制御部101は、飲料供給装置の管理者が選択し押下した選択キー8からの押下信号が、洗浄モードに対応するものであると判別すると、周辺回路4のタイマ(不図示)から現日付、現時刻を読み出し、当該現日付、現時刻をRAM3に洗浄開始日、洗浄開始時刻として記憶する。そして、水の入ったガロンタク39aを逆さまにするように指示する画面とともに、洗浄するシロップ用配管を選択する画面、更には選択したシロップ用配管を後述のようにブローする(以下、シロップブローという)指示画面を表示部7に表示する(S3)。そして、飲料供給装置の管理者は、表示部7に表示されたシロップ用配管38a、38b、38c、38dの中から、洗浄したいシロップ用配管38a、38bを選択し、当該選択したシロップ用配管38a、38bに対応する選択キー8を押下する(図5(a)参照)。そして、主制御部101は、飲料供給装置の管理者が選択し押下した選択キー8の押下信号を受信し、シロップ用配管38a、38bに設けられたシロップ電磁弁37a、37bに信号を送り、RAM3に当該信号を送信したことを記憶する(S4)。
そして、飲料供給装置の管理者は、アダプタ41に備えられた接続部43b、43cを、ホース45b、45cを介して、シロップ用配管38a、38bに設けられた接続部42b、42cと接続する。そして、水の入ったガロンタンク39aを逆さまにし、シロップ連続出し釦(不図示)を押下してシロップ電磁弁37a、37bを開放する。そうすることにより、水の入ったガロンタンク39aに接続されたガスボンベ40によるガス圧で、シロップ用配管38a、38bに残留するNO1シロップ、NO2シロップが、それぞれノズル44a、44bから排出される(前述したシロップブロー)。その後、シロップ連続出し釦(不図示)の押下を止め、シロップ電磁弁37a、37bを遮断する。そして、次の洗浄手順へ進むための選択キー8を押下する。
次に、主制御部101は、当該押下信号を受信すると、水の入ったガロンタンク39aを元に戻すよう指示する画面と、水の入ったガロンタンク39a内の水で、シロップ用配管38a、38bを洗浄する指示画面を表示部7に表示し、表示信号の送信履歴をRAM3に記憶する(S5)。そして、飲料供給装置の管理者は、水の入ったガロンタンク39aを元に戻し、水の入ったガロンタンク39a内の水を、ホース45b、45cを介して、シロップ用配管38a、38bに流す。そして、シロップ連続出し釦(不図示)を押下してシロップ電磁弁37a、37bを開放し、ノズル44a、44bから水を排出して洗浄を行い、その後、シロップ連続出し釦(不図示)の押下を止め、シロップ電磁弁37a、37bを遮断する。そして、次の洗浄手順へ進むための選択キー8を押下する。
次に、主制御部101は、当該押下信号を受信すると、再び水の入ったガロンタンク39aを逆さにするように指示する画面とともに、選択したシロップ用配管38a、38bをシロップブローする指示画面を表示部7に表示し、表示信号の送信履歴をRAM3に記憶する(S6)。そして、飲料供給装置の管理者は、前述のとおりシロップブローを行い、シロップ用配管38a、38b内に残留する水を排出する。そして、次の洗浄手順へ進むための選択キー8を押下する。
次に、主制御部101は、当該押下信号を受信すると、洗浄する水用配管を選択する画面、更には選択した水用配管を後述のようにブローする(以下、水ブローという)指示画面を表示部7に表示する(S7)。そして、飲料供給装置の管理者は、表示部7に表示された水用配管28b、28cの中から、洗浄したい水用配管28b、28cを選択し、当該選択した水用配管28b、28cに対応する選択キー8を押下する(図5(b)参照)。主制御部101は、飲料供給装置の管理者が選択し押下した選択キー8の押下信号を受信し、水用配管28b、28cに設けられた第2水電磁弁25b、25cに信号を送り、RAM3に当該信号を送信したことを記憶する(S8)。
そして、飲料供給装置の管理者は、アダプタ41に備えられた接続部43aを、ホース45a介して、接続部42aと接続する。そして、水連続出し釦(不図示)を押下して第2水電磁弁25b、25cを開放する。そうすることにより水の入ったガロンタンク39aに接続されたガスボンベ40によるガス圧で、水用配管28b、28cに残留する水が、それぞれノズル44a、44bから排出される(前述した水ブロー)。その後、水連続出し釦(不図示)の押下を止め、水電磁弁25b、25cを遮断する。そして、次の洗浄手順へ進むための選択キー8を押下する。
次に、主制御部101は、当該押下信号を受信すると、炭酸水タンク29に水を供給する第3水電磁弁25dを遮断する指示画面とともに、炭酸水タンク29を後述するようにブローする(以下、炭酸水タンクブローという)指示画面を表示部7に表示し、表示信号の送信履歴をRAM3に記憶する(S9)。そして、飲料供給装置の管理者は、リモコン6の第3水電磁弁25dを遮断するための選択キー8を押下し、炭酸水連続出し釦(不図示)を押下して、炭酸水電磁弁32b、32cを開放し、炭酸水タンク29の炭酸水を排出する(前述した炭酸水タンクブロー)。その後、炭酸水連続出し釦(不図示)の押下を止め、炭酸水電磁弁32b、32cを遮断する。そして、次の洗浄手順へ進むための選択キー8を押下する。
次に、主制御部101は、当該押下信号を受信し、更に次の洗浄手順へ進むための押下信号を順次受信すると、水の入ったガロンタンク39aを、薬液の入ったガロンタンク39bと交換する指示画面、炭酸水タンク29への水供給を再開する指示画面を表示部7に表示(S10、S11)し、また、薬液にて洗浄する炭酸水用配管を選択する画面及び選択した炭酸水用配管に薬液を充填する指示画面を表示部7に順次表示する(S12)。さらに、選択したシロップ用配管38a、38b、水用配管28b、28cへも薬液を充填する指示画面(S14、S15)を表示部7に順次表示し、表示信号の送信履歴をRAM3に記憶する。そして、飲料供給装置の管理者は、前述したリモコン6の第3水電磁弁25dを遮断するための選択キー8の押下を止め、第3水電磁弁25dを開放し、表示部7に表示される炭酸水用配管33b、33cの中から、洗浄したい炭酸水用配管33b、33cを選択し、当該選択した炭酸水用配管33b、33cに対応する選択キー8を押下する(図5(c)参照)。主制御部101は、飲料供給装置の管理者が選択し押下した選択キー8の押下信号を受信し、炭酸水用配管33b、33cに設けられた炭酸水電磁弁32b、32cに信号を送り、RAM3に当該信号を送信したことを記憶する(S13)。そして、次の洗浄手順へ進むための選択キー8を押下する。なお、選択した炭酸水用配管33b、33c及びシロップ用配管38a、38b、水用配管28b、28cには、水の入ったガロンタンク39aを、薬液の入ったガロンタンク39bに交換するとともに各配管に薬液が注入されることとなる。
次に、主制御部101は、次の洗浄手順へ進むための押下信号を受信すると、放置指示画面を表示部7に表示する(S16)。そして、当該放置指示画面を表示部7に表示する信号を送信すると同時に、CPU1は、周辺回路4のカウンタ(不図示)によりカウントを実行し、当該カウントを表示部7に表示する(S17)。そして、ROM2に記憶されている各配管の洗浄手順を案内するためのプログラムに予め定められた時間まで当該カウントが達するとともに、表示部7に薬液の入ったガロンタンク39bを逆さにするように指示する画面を表示する(S18)。そして、炭酸水タンクブロー、水ブロー、シロップブローの指示画面を順次表示し、炭酸水タンクブロー表示信号、水ブロー表示信号の送信履歴をRAM3に記憶する(S19、S20、S21)。そして、飲料供給装置の管理者は、前述のとおり、炭酸水タンクブロー、水ブロー、シロップブローを行い、炭酸水タンク29内及び炭酸水用配管33b、33c内の薬液、水用配管28b内、28c内の薬液、シロップ用配管38a内、38b内の薬液を排出する。そして、次の洗浄手順へ進むための選択キー8を押下する。
次に、主制御部101は、当該押下信号を受信すると、マニホールド内のフィルタ取外し指示表示(S22)、水フィルタ交換指示表示(S23)、塩素濃度測定指示表示(S24)、フィルタ取付指示表示(S25)を表示部7に順次表示する。そして、飲料供給装置の管理者は、マニホールド21内のアダプタ(不図示)からフィルタ22を取り外し、フィルタ22を新しいフィルタ(不図示)と交換し、当該新しいフィルタを水道管側に取り付け、フィルタを通して流れ出る水の塩素濃度を、塩素濃度測定機(不図示)などによって測定する。更に、飲料供給装置側に取り付け元通りの状態にする。そして、次の洗浄手順へ進むための選択キー8を押下する。
次に、主制御部101は、当該押下信号を受信し、更に次の洗浄手順へ進むための押下信号を順次受信すると、炭酸水タンク29への水供給を再開する指示画面、薬液の入ったガロンタンク39bを、水の入ったガロンタンク39aと交換する指示画面を表示部7に順次表示する(S26、S27)。また、水の入ったガロンタンク39a内の水で、シロップ用配管38a、38b、水用配管28b、28cを洗浄する指示画面を表示部7に順次表示し、表示信号の送信履歴をRAM3に記憶する(S28、S29)。そして、飲料供給装置の管理者は、前述したとおり第3水電磁弁25dを開放する。さらに、薬液の入ったガロンタンク39bを、水の入ったガロンタンク39aに交換するとともに、シロップ用配管38a、38b、水用配管28b、28c及び炭酸水タンク29に水が注入される。そして、シロップ連続出し釦(不図示)を押下してシロップ電磁弁37a、37bを開放し、ノズル44a、44bから水を排出して洗浄を行う。その後、シロップ連続出し釦(不図示)の押下を止め、シロップ電磁弁37a、37bを遮断する。同様に水連続出し釦(不図示)を押下して水電磁弁25b、25cを開放し、ノズル44a、44bから水を排出して洗浄を行い、水連続出し釦(不図示)の押下を止め、水電磁弁25b、25cを遮断する。そうすることによってシロップ用配管38a内、38b内、水用配管28b内、28c内の、シロップブロー後、水ブロー後の残留薬液が排出される。そして、次の洗浄手順へ進むための選択キー8を押下する。
次に、主制御部101は、当該押下信号を受信すると、再び炭酸水タンク29を炭酸水タンクブローする指示画面を表示部7に表示し、表示信号の送信履歴をRAM3に記憶する(S30)。そして、飲料供給装置の管理者は、炭酸水タンクブローを行い、炭酸水タンク内および炭酸水用配管33b、33c内の残留薬液を排出する。そして、次の洗浄手順へ進むための選択キー8を押下する。
次に、主制御部101は、当該押下信号を受信すると、炭酸水タンク29への水供給を再開する指示画面を表示部7に表示する(S31)。そして、飲料供給装置の管理者は、前述したとおり第3水電磁弁25dを開放する。そして、次の洗浄手順へ進むための選択キー8を押下する。
次に、主制御部101は、当該押下信号を受信すると、炭酸水タンク選択画面を表示部7に表示する(S32)。そして、飲料供給装置の管理者は、第3水電磁弁25dを開放したままで炭酸水タンク29内の炭酸水を排出して、炭酸水タンク29内の洗浄を続けるか(S32・1)、前述した炭酸水タンク29を炭酸水タンクブローする指示画面にしたがい洗浄を繰り返すか(S32・2)、次の洗浄手順に進むか(S32・3)を判断して選択する(本実施形態では、飲料供給装置の管理者は、次の洗浄手順に進む(S32・3)を選択したものとして説明する)。そして、次の洗浄手順へ進むための選択キー8を押下する。
次に、主制御部101は、当該押下信号を受信すると、ノズル44a、44b、44c、44dから排出される水の塩素濃度測定指示画面を表示部7に表示する(S33)。そして、飲料供給装置の管理者は、シロップ電磁弁37a及び第2水電磁弁25bを、シロップ連続出し釦(不図示)及び水連続出し釦(不図示)を押下して、それぞれの電磁弁を開放し、ノズル44aから水を排出して、当該水の塩素濃度を測定する。そして、前述したS24の指示にて測定した水の塩素濃度と比較し、飲料水として適正な範囲の塩素濃度であるか判断する。同様に、シロップ電磁弁37b及び第2水電磁弁25cを、シロップ連続出し釦(不図示)及び水連続出し釦(不図示)を押下して、それぞれの電磁弁を開放し、ノズル44bから水を排出して、当該水の塩素濃度を測定する。そして、前述したS24の指示にて測定した水の塩素濃度と比較し、飲料可能な範囲の塩素濃度であるか判断する。さらに、炭酸水電磁弁32bを、炭酸水連続出し釦(不図示)を押下して、炭酸水電磁弁32bを開放し、ノズル44cから水を排出して、当該水の塩素濃度を測定する。
そして、前述したS24の指示にて測定した水の塩素濃度と比較し、飲料可能な範囲の塩素濃度であるか判断する。同様に、炭酸水電磁弁32cを、炭酸水連続出し釦(不図示)を押下して、炭酸水電磁弁32cを開放し、ノズル44dから水を排出して、当該水の塩素濃度を測定する。そして、前述したS24の指示にて測定した水の塩素濃度と比較し、飲料可能な範囲の塩素濃度であるか判断する。その結果、飲料供給装置の管理者が、飲料可能な範囲の水ではないと判断したときは、当該判断に基づき対応する選択キー8を押下する(S33・NO)。主制御部101は、当該押下信号を受信すると、前述したS28の指示画面を表示部7に表示する。
主制御部101は、飲料供給装置の管理者が塩素濃度は適正であると判断し、その判断に基づき次へ進むための選択キー8を押下して(S33・YES)、当該押下信号を受信すると、水の入ったガロンタク39aを逆さまにするように指示する画面とともにシロップブロー指示画面を表示部7に表示し、表示信号の送信履歴をRAM3に記憶する(S34)。そして、飲料供給装置の管理者は、水の入ったガロンタンク39aを逆さまにし、前述したとおり、水ブローを行う。そうすることによってシロップ用配管38a、38bに残留する水が、それぞれノズル44a、44bから排出される。
==飲料供給装置における水用配管、炭酸水用配管、シロップ用配管の洗浄履歴表示==
図1乃至図6を参照しつつ、本発明を適用する飲料供給装置の水用配管、炭酸水用配管、シロップ用配管の洗浄履歴表示について説明する。図6は本発明を適用する飲料供給装置に配設された、水用配管28b、28c、炭酸水用配管33b、33c、シロップ用配管38a、38b、38c、38dの洗浄履歴表示の一例を示す図である。
主制御部101は、前述したS34の指示画面を表示した後、飲料供給装置の管理者が押下する、次の洗浄手順へ進むための選択キー8の押下信号を受信すると、周辺回路4のタイマ(不図示)から現日付、現時刻を読み出し、当該現日付、現時刻を洗浄終了日、洗浄終了時刻として、前述した洗浄開始日、洗浄開始時刻とともに洗浄履歴としてRAM3に記憶する。さらに、RAM3にすでに記憶されている洗浄履歴とともに、時系列に累積記憶する。そして、当該時系列に累積記憶した洗浄履歴から、予め定められた洗浄回数(例えば、洗浄開始日が最も新しい日以前2回分)の洗浄履歴を読み出し、表示部7へ表示(図6(a)、(b))する(S35)。
例えば図6(b)によると2005年3月1日10時20分から同年同日10時55分まで、NO1、NO2シロップ用配管、NO1、NO2水用配管、NO1、NO2炭酸水用配管の洗浄が行なわれ(図6(b)”○”)、NO3、NO4シロップ用配管は洗浄が行われなかった(図6(b)”×”)ことが分かる。なお、洗浄履歴表示はこれに限るものではない。洗浄をしなかった配管の表示を”×”ではなく、前回行なった洗浄日を表示するようにしてもよいし、洗浄を行なった配管と、洗浄を行なわなかった配管とを別々に履歴表示してもよい。また、前回行った洗浄履歴表示(図6(a))を、前述したリモコン6の表示部7に洗浄準備画面及び選択画面を表示(S1)する前に、表示するようにしてもよい。更に、洗浄を行わなかった配管であっても、例えば前回洗浄を行った日から次に洗浄を行わなければならない日までの期間が1年である配管の場合、当該配管が前回洗浄を行った日から今回他の配管の洗浄が行われるまでの期間が短い(例えば1ヶ月)ときには、当該配管に”△”表示し、次回(例えば3ヶ月後)に洗浄を行わなければならない配管(表示が”×”)との区別がつくように表示させてもよい。
===飲料供給装置における洗浄手順案内に関わらず洗浄した場合の履歴表示===
図1乃至図7を参照しつつ、本発明を適用する飲料供給装置の洗浄手順案内に関わらず洗浄を行った場合の、洗浄履歴表示について説明する。図7は本発明を適用する飲料供給装置の洗浄手順案内に関わらず洗浄を行なった場合の、洗浄履歴への追加表示画面の一例である。
主制御部101は、飲料供給装置の管理者によって、I/Oインターフェイス5にリモコン6が接続されると、割込要求信号を受信し、リモコン6の表示部7に洗浄準備画面及び選択画面を表示(S1)する。具体的には、飲料供給装置の管理者は配管を洗浄準備として、水の入ったガロンタンク39a、薬液の入ったガロンタンク39bを準備する。そして水の入ったガロンタンク39aにガスボンベ40とアダプタ41を接続する。前述の準備が終了したら、飲料供給装置の管理者は、表示部7に表示される洗浄手順の案内にしたがって洗浄を行なうか(洗浄モード、S2・YES)、当該洗浄手順に関わらずに洗浄を行なうか(S2・NO)を選択して、当該選択に対応する選択キー8を押下する(本実施形態では、表示部7に表示される洗浄手順の案内に関わらず洗浄を行なうことを選択したものとして説明する)。
主制御部101は、飲料供給装置の管理者が選択し押下した選択キー8からの押下信号が、洗浄モードに対応するものでないと判別すると、周辺回路4のタイマ(不図示)から現日付、現時刻を読み出し、当該現日付、現時刻をRAM3に洗浄開始日、洗浄開始時刻として記憶する。そして、洗浄履歴を追加入力するための画面を表示部7に表示する(S36)。そして、飲料供給装置の管理者は、飲料供給装置に配設された洗浄したい配管の洗浄を行う。また当該洗浄が終了すると、洗浄履歴追加画面(図7参照)を見ながら、飲料供給装置に配設された各配管の洗浄を行ったか(図7“○”)否か(図7“×”)を、リモコン6に設けられた選択キー8を押下して、洗浄履歴追加画面に入力する。そして、次へ進むための選択キー8を押下する。
次に、主制御部101は、当該押下信号を受信すると、各配管の洗浄を行ったか否かの受信信号に基づく確認画面を表示部7に表示する(S37)。そして、飲料供給装置の管理者は、確認画面に表示された内容を確認し、洗浄履歴表示を進むための選択キー8を押下する。
次に、主制御部101は、当該押下信号を受信すると、周辺回路4のタイマ(不図示)から現日付、現時刻を読み出し、当該現日付、現時刻をRAM3に洗浄終了日、洗浄終了時刻として、前述した洗浄開始日、洗浄開始時刻とともに洗浄履歴としてRAM3に記憶する。さらに、RAM3にすでに記憶されている洗浄履歴とともに、時系列に累積記憶する。そして、当該時系列に累積記憶した洗浄履歴から、予め定められた洗浄回数(例えば、洗浄開始日が最も新しい日以前2回分)の洗浄履歴を読み出し、表示部7へ表示する(S35)。
なお、本実施形態においては、水道用配管28b、28c、炭酸水用配管33b、33c、シロップ用配管38a、38bの洗浄について説明してきたが、この当該各配管の洗浄によって、接続部42aノズル44a間、接続部42aノズル44b間、接続部42fノズル44c間、接続部42fノズル44d間、接続部42bノズル44a間、接続部42cノズル44b間までの各配管の洗浄が可能となる。
本実施形態によれば、飲料供給装置に配設された各配管の洗浄において、例えば、洗浄手順に関するマニュアルなどを忘れたとしても、表示部7に表示される洗浄手順案内により確実に洗浄することが可能となる。また、各配管を洗浄したか否かをRAM3に記憶することが可能となり、各配管の洗浄の履歴を確認することが可能となる。更に、リモコン6の選択キー8によって洗浄したい配管を選択することが可能となり、各配管の洗浄の履歴を確認することが可能となる。また、飲料供給装置の表示部7に表示される洗浄手順案内に関わらずに洗浄した場合であっても、配管の洗浄履歴として記憶することができ、各配管の洗浄の履歴を確認することが可能となる。更に、洗浄履歴の記憶を時系列に記憶することにより、前回に洗浄を行った履歴を表示、若しくはそれ以前数回の履歴を表示することができ、前回の配管洗浄からの経過の確認や、次回の配管までの期間を確認することが可能となる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明に係る飲料供給装置に配設された各配管の洗浄の手順案内及び洗浄の履歴の表示について説明したが、上記の説明は、本発明の理解を容易とするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得る。
<<表示部および入力部の形態>>
本実施の形態におけるリモコンにおいては、表示部及び選択キー(入力部)が設けられているが、これに限るものではない。例えば、キーボードなどの入力部と、当該入力部とは別に表示部を設けてもよい。また、入力部はトリガー信号を送信するものでもよい。
<<洗浄手順案内の形態>>
本実施の形態における飲料供給装置に配設された各配管の洗浄手順は、これに限るものではなく、飲料供給装置に配設された各配管が洗浄可能な手順であれば、どのような手順でもよい。
本発明を適用する飲料供給装置の制御構成を説明するためのブロック図である。 本発明を適用する飲料供給装置の販売機構部の一例である。 本発明を適用する飲料供給装置に配設され各配管の洗浄手順案内の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明を適用する飲料供給装置に配設され各配管の洗浄手順案内の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明を適用する飲料供給装置の配管洗浄手順案内における選択画面の一例である。 本発明を適用する飲料供給装置に配設された配管の洗浄履歴の一例である。 本発明を適用する飲料供給装置の洗浄手順案内に関わらず洗浄を行った場合の洗浄履歴追加画面を示す一例である。
符号の説明
1 CPU 2 ROM
3 RAM 4 周辺回路
5 I/Oインターフェイス 6 リモコン
7 表示部 8 選択キー
9 硬貨投入機構 21 マニホールド
22 フィルタ 23 水ポンプ
24 ポンプモーター 25a 第1水電磁弁
25b、25c 第2水電磁弁 25d 第3水電磁弁
26 水冷却コイル
27b、27c 水フローレギュレータ 28b、28c 水用配管
29 炭酸水タンク 30 炭酸ガスボンベ
31a、31b、31c 炭酸水フローレギュレータ
32b、32c 炭酸水電磁弁 33b、33c 炭酸水用配管
34a、34b、34c、34d シロップタンク
35a、35b、35c、35d シロップ冷却コイル
36a、36b、36c、36d シロップフローレギュレータ
37a、37b、37c、37d シロップ電磁弁
38a、38b、38c、38d シロップ用配管
39a、39b ガロンタンク
40 ガスボンベ 41 アダプタ
42a、42b、42c、42d、42e 接続部
43a、43b、43c、43d、43e 接続部
44a、44b、44c、44d ノズル
45a、45b、45c、45d、45e ホース
101 主制御部

Claims (5)

  1. 希釈液を通す第1の配管と、液体原料を通す第2の配管と、を有し、前記第1の配管から吐出される前記希釈液と前記第2の配管から吐出される前記液体原料とから調理される飲料を供給する飲料供給装置において、
    前記第1の配管および前記第2の配管の洗浄手順を案内する制御部と、
    前記制御部にて案内される前記洗浄手順の内容を表示する表示部と、
    を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記表示部に表示される前記洗浄手順の内容に基づく、前記第1の配管および前記第2の配管を洗浄したか否かの情報を記憶するとともに、当該情報を前記表示部に読み出し可能な記憶部、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. 前記第1の配管および前記第2の配管の中から洗浄すべき配管が指定入力される入力部、を有し、
    前記記憶部は、前記表示部に表示される前記洗浄手順の内容に基づいて、前記入力部で指定入力された前記配管を洗浄したか否かの情報を記憶するとともに、当該情報を前記表示部に読み出し可能である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の飲料供給装置。
  4. 前記記憶部は、前記制御部による前記洗浄手順の案内に関わらず、前記第1の配管および前記第2の配管の中の所定の配管を洗浄したか否かの情報を、前記入力部からの入力によって記憶するとともに、当該情報を前記表示部に読み出し可能である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の飲料供給装置。
  5. 前記記憶部は、
    前記第1の配管および前記第2の配管を洗浄したか否かの情報を、時系列に累積記憶する、ことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の飲料供給装置。

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