JP2005262606A - 画像出力装置及び課金管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】貸し出し業者から顧客に貸し出された画像出力装置の課金管理を人為的なミスをなくして効率的に行えるようにする。
【解決手段】画像出力装置の構成として、印刷部1による画像の印刷枚数をカウントするカウンタ3と、カウンタ3による印刷枚数のカウント値を課金管理情報として含む課金管理用文書の雛形データを格納する格納部5と、操作パネル1から課金管理用文書の出力指示を受けてカウンタ3による印刷枚数のカウント値を読み出すとともに、この読み出したカウント値を、格納部5から取り出した課金管理用文書の雛形データに書き込んで当該課金管理用文書の出力処理を印刷部1に実行させる出力制御部6とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像出力装置に関し、特に、リースやレンタルなどで顧客に貸し出された画像出力装置の課金管理を人為的なミスをなくして効率的に行うための技術に関する。
一般に、オフィスなどでは、パーソナルコンピュータ(PC)や複写機、プリンタ、ファクシミリなどのOA(Office Automation)機器を導入して事務作業の自動化や効率化を図っている。このようなOA機器を導入するにあたって、実際にOA機器を使用するユーザが代金を支払って販売会社(メーカー)から電子機器を購入するとなると、OA機器の導入や保守に多大な費用が必要になり、ユーザの負担が大きくなる。そこで、OA機器の貸し出しを行うリース会社やレンタル会社などの貸し出し業者と実際にOA機器を使用するユーザ(以下、顧客とも記す)との間で契約を取り交わし、貸し出し業者から顧客が必要なOA機器を借り受けて使用し、その代金(対価)として契約に基づく料金を顧客が貸し出し業者に支払う仕組みが活用されている。
貸し出し対象となるOA機器のなかで、例えば、複写機やプリンタなどの画像出力装置は、実際に用紙等に画像を印刷(コピー、プリント)した印刷枚数から画像出力装置の使用量を定量的に把握することができる。そのため、この種のOA機器を貸し出すにあたって、貸し出し業者は、個人や法人などの顧客に画像出力装置を賃借し、実際に画像出力装置を用いて印刷した印刷枚数に応じた使用料金を顧客に課金するシステムを広く採用している。このような課金システムでは、所定の期間内(通常は一ヶ月間)に画像出力装置を用いて印刷された印刷枚数を確認し、この印刷枚数に応じた使用料金を貸し出し業者が顧客に請求している。
顧客に貸し出される画像出力装置には、自装置で印刷した印刷枚数を1枚ずつカウントするカウンタが装備され、このカウンタでカウントした印刷枚数(以下、カウント値とも記す)を顧客自身が目視で確認できるようになっている。そこで、貸し出し業者側では、所定の期間(通常は一ヶ月)ごとに顧客に対してカウント値の確認を文書で依頼している。これに対して、カウント値の確認依頼文書を受け取った顧客側では、目視で確認したカウント値を確認依頼文書の所定の欄に手書きで書き込んで貸し出し業者宛に返信している。その際、貸し出し業者と顧客との間の文書のやり取りはファクシミリ又は郵送で行われている。また、カウント値が書き込まれた確認依頼文書の返信を受け取った貸し出し業者側では、その確認依頼文書(紙文書)に書き込まれたカウント値をOCR(Optical Character Reader;光学式文字読み取り装置)で読み取り、これによって認識されたカウント値の電子データを課金管理用の端末装置(PC)に取り込んで集計している。
しかしながら、上記従来の課金システムにおいては、画像出力装置に装備されたカウンタのカウント値を顧客が目視で確認し、その確認したカウント値を顧客が確認依頼文書に手書きで書き込むようになっているため、目視によるカウント値の確認ミスや手書きによるカウント値の記入ミスなどの人為的なミスが発生する恐れがあった。また、確認依頼文書に書き込まれたカウント値をOCRで読み取る際に、手書きによるカウント値(数字)の不明確さにより、カウント値の誤認識が発生する恐れがあった。そのため、OCRで読み取ったカウント値が、実際に確認依頼文書に書き込まれたカウント値と一致しているかどうかを人為的な作業(目視)で確認する必要があった。また、人為的な確認作業でカウント値の誤認識が検出された場合は、カウント値を訂正するための入力作業(手入力)を行う必要があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、貸し出し業者から顧客に貸し出された画像出力装置の課金管理を人為的なミスをなくして効率的に行えるようにすることにある。
本発明に係る画像出力装置は、印刷部による画像の印刷枚数をカウントするカウント手段と、このカウント手段による印刷枚数のカウント値を課金管理情報として含む課金管理用文書の雛形データを格納する格納手段と、課金管理用文書の出力指示を受けてカウント手段による印刷枚数のカウント値を読み出すとともに、この読み出したカウント値を、格納手段から取り出した課金管理用文書の雛形データに書き込んで当該課金管理用文書の出力処理を実行させる出力制御手段とを備えるものである。
本発明に係る画像出力装置においては、課金管理用文書の出力指示を受けて出力制御手段が、カウント手段による印刷枚数のカウント値を読み出すとともに、この読み出したカウント値を、格納手段から取り出した課金管理用文書の雛形データに書き込んで当該課金管理用文書の出力処理を実行させることにより、目視によるカウント値の確認ミスが手書きによるカウント値の記載ミスが発生しなくなる。
本発明の画像出力装置によれば、課金管理用文書の出力指示を受けて印刷枚数のカウント値を読み出すとともに、この読み出したカウント値を課金管理用文書の雛形データに書き込んで出力処理を実行させることにより、目視によるカウント値の確認ミスが手書きによるカウント値の記載ミスの発生を確実に回避することができる。したがって、貸し出し業者から顧客に貸し出された画像出力装置の課金管理を人為的なミスをなくして効率的に行うことができる。
本発明は、リース会社やレンタル会社などの貸し出し業者が、複写機やプリンタ、あるいはそれらを機能を併せ持つ複合機などの画像出力装置を顧客に貸し出し、その対価として、実際に画像出力装置を使用して顧客が印刷した印刷枚数に応じた料金を課金する課金システムに用いて好適なものである。以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る画像出力装置の構成を示すブロック図である。この画像出力装置は、操作パネル1と、印刷部2と、カウンタ3と、日付管理部4と、格納部5と、出力制御部6とを備えて構成されている。
操作パネル1は、画像出力装置を使用するユーザの入力操作を受け付けるユーザインタフェースとなるもので、例えば、入力機能と表示機能を兼ね備えるタッチパネルや、ボタン、スイッチ、キーなどの入力機能部と液晶ディスプレイなどの表示機能部との組み合わせによって構成される。画像出力装置を使用するユーザは、この操作パネル1を適宜操作することにより、例えば、印刷の実行開始や印刷の条件(例えば、カラー/白黒)などを指定することができる。
印刷部2は、印刷対象となる画像データにしたがって、当該画像データをインクやトナーなどの印刷材料を用いて可視画像として用紙等のシート媒体に印刷出力するものである。この印刷部2は、例えば、用紙などのシート媒体を搬送するシート搬送機構と、このシート搬送機構によって搬送されるシート媒体に画像を印刷するプリンタエンジンとを用いて構成される。印刷部2で印刷対象となる画像データとしては、原稿の画像をスキャナ部(不図示)で読み取って得られる画像データや、メモリカード、CD−ROM等の記録媒体に記録された画像データ、PCに組み込まれたアプリケーションプログラムによって作成された画像データなどが一例として考えられる。
カウンタ3は、印刷部2でシート媒体に画像を印刷した印刷枚数をカウントするものである。このカウンタ3では、印刷部2で1枚のシート媒体に画像を印刷する毎に印刷枚数のカウント値を1つずつ加算(インクリメント)する。したがって、カウンタ3でカウントされるカウント値は、画像出力装置を使用して印刷した印刷枚数の累積値(積算値)となる。カウンタ3による印刷枚数のカウント動作(カウント値の加算動作)は、例えば、印刷部2で画像を1枚印刷する毎に当該印刷部2からカウンタ3に通知される通知信号に基づいて行われる。
日付管理部4は、日付(年月日)を管理するカレンダ機能を有するものである。この日付管理部4は、日付と合わせて時刻を管理するものであってもよい。
格納部5は、画像出力装置を使用するうえで必要になる各種のデータを格納(記憶)するもので、例えば、ハードディスクによって構成される。この格納部5には予め課金管理用文書の雛形データが格納されている。課金管理用文書は、貸し出し業者が顧客に画像出力装置の使用料金を課金する際の課金管理に必要となる各種の情報(以下、課金管理情報)を記載項目として含む文書である。
課金管理情報としては、少なくとも、顧客に貸し出している画像出力装置を一意に特定するための装置固有情報(装置の製造番号など)、画像出力装置を使用する顧客を特定するための顧客情報(顧客名、顧客番号、契約番号など)、印刷枚数を特定するためのカウント情報(カウンタ3による印刷枚数のカウント値)といった3つの情報が必要となる。これ以外の補足的な情報としては、例えば、課金管理用文書を1枚ずつ識別するための文書識別情報(例えば、文字列など)、貸し出し業者の情報(例えば、業者名や部門名などの宛名情報、電話番号やファクシミリ番号、電子メールアドレスなどの連絡先情報)、課金管理用文書が実際に出力された日付(文書発行日)を特定するための日付情報などを課金管理情報に適宜付加することも可能である。
出力制御部6は、課金管理用文書を出力する際の出力処理を図2に示すフローチャートにしたがって制御するものである。すなわち、出力制御部6では、画像出力装置の電源が投入されている状況で課金管理用文書の出力指示の有無を繰り返し確認し(ステップS1)、実際に出力制御部6に対して、例えば操作パネル1から課金管理用文書の出力指示が与えられると、この操作指示を受けてカウンタ3による印刷枚数のカウント値を読み出す(ステップS2)。この場合、操作パネル1では、課金管理用文書を出力する旨の入力操作がユーザによってなされた場合に、出力制御部6に対して課金管理用文書の出力指示を与える。
次いで、出力制御部6では、予め格納部5に格納されている課金管理用文書の雛形データを取り出す(ステップS3)。このとき雛形データとして取り出される課金管理用文書には、課金管理情報の記載項目として、例えば、図3に示すように、上記装置情報に相当する機械番号と、上記顧客情報に相当するお客様番号と、上記カウント情報に相当する白黒/カラー別の印刷枚数のカウント値の他に、貸し出し業者の情報となる業者名(会社名)、部門名、電話番号(TEL)、ファクシミリ番号(FAX)や、課金管理用文書の発行日を示す日付情報などを含むものとする。そうした場合、装置情報や顧客情報、貸し出し業者の情報は、いずれも固定的な情報となるため、これらの情報については予め雛形データに書き込んでおく。これに対して、カウンタ情報は、印刷部2で印刷が行われるたびに変化する。そのため、カウント情報については、その都度、雛形データに書き込めるように空欄にしておく。そして、次のステップS4において、先ほどのステップS3でカウンタ3から読み出した印刷枚数のカウント値を雛形データに電子的に書き込む。また、日付情報も一日ごとに変化するため、上記カウンタ情報と同様の扱いで予め雛形データ上の日付欄を空欄にしておく。そして、雛形データへの書き込みに先立って出力制御部6が日付管理部4から現在(今日)の日付を読み出し、この読み出した日付をステップS4で上記カウント値と同時に雛形データに書き込む。
その後、出力制御部6では、カウント値を含むデータ(課金管理情報)の書き込みを終えた課金管理用文書の出力処理を印刷部2に実行させる(ステップS5)。具体的には、格納部5から取り出した課金管理用文書の雛形データに必要事項(カウンタ情報、日付情報など)を書き込んだ文書データを印刷部2に送って印刷による出力実行を指示する。これにより、画像出力装置においては、現在のカウンタ3のカウント値を記載した課金管理用文書が紙文書として印刷出力される。
このように画像出力装置に課金管理用文書の出力機能をもたせることにより、目視によるカウント値の確認ミスや手書きによるカウント値の記入ミスなどの人為的なミスを確実に回避することができる。また、画像出力装置で紙文書として出力される課金管理用文書では、予め決められた書体を適用してカウント値(数字)が明確に記載されるため、この文書を貸し出し業者側でOCRにより読み取る場合に、カウント値の不明確さによる誤認識の発生を確実に防止することができる。したがって、OCRで読み取ったカウント値が、実際に課金管理要文書に記載されたカウント値と一致しているかどうかを人為的な作業(目視)で確認する必要性が低くなる。また、仮に人為的な確認作業を行う場合でも、この確認作業でカウント値の誤認識が検出される確率がきわめて低くなり、その分だけカウント値を訂正するための入力作業(手入力)の実施回数が少なくなる。その結果、貸し出し業者から顧客に貸し出された画像出力装置の課金管理を、人為的なミスをなくして効率的に行うことが可能となる。
また、上記構成の画像出力装置を利用することにより、図4に示すような課金管理方法を採用することも可能となる。この課金管理方法においては、まず、貸し出し業者が顧客に対して、現在までの印刷枚数示すカウント値の確認を依頼する(ステップS11)。この確認依頼は、貸し出し業者と顧客がそれぞれ個別にファクシミリ装置を保有している場合は、双方のファクシミリ装置間のデータ通信により、貸し出し業者側から顧客側に依頼文書を送信することにより行うようにすればよい。このとき送信される依頼文書に、画像出力装置で課金管理用文書を出力するために必要となる操作の手順を記述しておけば、これを受け取った顧客側のユーザが依頼文書に記載された操作手順を参照しながら操作パネル1を操作することができる。そのため、課金管理用文書を出力させるための入力操作を迷わずに円滑に行うことができる。
次に、貸し出し業者からの確認依頼を受けた顧客側では、画像出力装置の操作パネル1上で課金管理用文書を出力する旨の入力操作を行うことにより、上述のように印刷枚数のカウント値を課金管理情報として含む課金管理用文書を画像出力装置に出力させる(ステップS12)。この場合、画像出力装置は、課金管理用文書を印刷部2で紙文書として印刷出力するものとする。
そうした場合、顧客側では、画像出力装置で印刷出力された課金管理用文書(紙文書)をファクシミリ装置にセットして、貸し出し業者のファクシミリ番号を送信先に指定することにより、画像出力装置に出力させた課金管理用文書を貸し出し業者宛に送る(ステップS13)。
これにより、顧客側のファクシミリ装置から貸し出し業者側のファクシミリ装置に課金管理用文書が送信されるとともに、この課金管理用文書が紙文書として出力される。そのため、課金管理用文書を受け取った貸し出し業者側では、この課金管理用文書をOCRで読み取ることにより、課金管理用文書に記載された、カウンタ値を含む課金管理情報を電子データ(テキストデータ)に変換して課金管理用の端末装置に取り込むことができる。
なお、顧客側で課金管理用文書をファクシミリ装置にセットする場合は、これに先立って、課金管理用文書の記載内容(カウンタ値など)を目視で確認し、確認済みのサインや捺印を行うようにしてもよい。また、実際に確認を行ったユーザ(確認者)の名前をサインや捺印に含めるようにしてもよい。
また、顧客に対するカウント値の確認依頼については、上述のようにファクシミリを利用して依頼文書を送信する以外にも、例えば、電子メールを利用して依頼文書を送信することにより行ってもよいし、依頼文書をハガキや封書などの形態で郵送することにより行ってもよい。
図5は本発明の第2実施形態に係る画像出力装置の構成を示すブロック図である。この画像出力装置は、上述した操作パネル1と、印刷部2と、カウンタ3と、日付管理部4と、格納部5と、出力制御部6とに加えて、設定部7を備えた構成となっている。
設定部7は、課金管理用文書の出力日を設定するとともに、この設定した出力日を日付管理部4に通知するものである。この設定部7では、操作パネル1を用いたユーザ(又は貸し出し業者側のオペレータ)の入力操作にしたがって出力日が設定される。例えば、貸し出し業者と顧客の間の契約で、課金管理のための月々の締め日が月末の稼働日と決められていた場合は、この締め日を出力日として設定する。具体例として、例えば、月末の25日を締め日とし、25日が休日の場合は翌日を締め日とする場合は、設定部7の出力日を25日に設定する。
この第2実施形態に係る画像出力装置においては、設定部7から日付管理部4への出力日の通知が、例えば画像出力装置の電源投入時や、電源投入から電源オフまでの間の所定時間ごとに行われる。これに対して、日付管理部4は、設定部7から出力日の通知を受けると、当該日付管理部4で管理している現在の日付と設定部7から通知された出力日とを比較する。そして、日付管理部4では、現在の日付が出力日に一致した場合あるいは出力日を過ぎていた場合は、出力制御部6に対して課金管理用文書の出力指示を与える。これにより、出力制御部6は、上記図2に示す処理フローにしたがって課金管理用文書の出力処理を実行する。
このように第2実施形態に係る画像出力装置では、日付管理部4で管理している日付が設定部7で設定された出力日になると、日付管理部4からの出力指示にしたがって出力制御部6が印刷部2に課金管理用文書の印刷出力を実行させるため、貸し出し業者側ではカウント値の確認依頼をいちいち行わなくても、課金管理のための締め日になった段階で顧客側の画像出力装置に自動的に課金管理用文書を出力させることができる。
また、第2実施形態に係る画像出力装置の応用例としては、次のような処理形態を採用することも可能である。すなわち、日付管理部4で管理している現在の日付が設定部7に設定された出力部に一致した場合又はこの出力日を過ぎていた場合に、その旨を日付管理部4から出力制御部6に通知する。そして、この通知を受けた出力制御部6では、課金管理用文書の出力を促す操作案内画面(例えば、「○○ボタンを押して課金管理用文書を出力してください」といったメッセージ画面)を操作パネル1に表示させる。そして、この操作案内画面にしたがってユーザが操作パネル1上で課金管理用文書を出力する旨の入力操作を行ったときに、操作パネル1から出力制御部6に課金管理用文書の出力指示を与え、この出力指示にしたがって出力制御部6が上記図2に示す処理フローにしたがって課金管理用文書の出力処理を実行する。
このような処理形態を採用した場合は、貸し出し業者側からいちいち確認依頼を行わなくても、課金管理のための締め日になった段階で、顧客側の画像出力装置に課金管理用文書の出力を促す操作案内画面を自動的に表示させ、これにしたがって課金管理用文書を出力させることができる。また、顧客側でのユーザの明確な意思(課金管理用文書を出力しようとする意思)に基づいて課金管理用文書を出力させることができる。したがって、顧客側のユーザは、自身の意思に基づいて出力された課金管理用文書を直ちに入手し、これをファクシミリ装置を使って速やかに貸し出し業者宛に送ることができる。
図6は本発明の第3実施形態に係る画像出力装置の構成を示すブロック図である。この画像出力装置は、上述した操作パネル1と、印刷部2と、カウンタ3と、日付管理部4と、格納部5と、出力制御部6とに加えて、通信部8を備えた構成となっている。
通信部8は、貸し出し業者側に設置された通信機器とデータ通信を行うためのもので、電話回線などの公衆回線やこれにつながるネットワーク回線に接続される。この通信部8は、例えば、貸し出し業者側に設置された通信機器がファクシミリ装置であれば、ファクスモデムとこれを制御するソフトウェアの組み合わせによって構成される。また、貸し出し業者側に設置された通信機器が電子メール機能を備える端末装置であれば、それと同様の電子メール機能を実現するメーラ(電子メールソフト)とモデムの組み合わせによって構成される。
この第3実施形態に係る画像出力装置においては、操作パネル1から与えられた課金管理用文書の出力指示を受けて出力制御部6が課金管理用文書の出力処理を通信部8に実行させる。すなわち、出力制御部6では、カウント値を含むデータの書き込みを終えた課金管理用文書を通信部8に送り、データ通信による課金管理用文書の出力実行を指示する。そうすると、通信部8では、出力制御部6から送られた課金管理用文書をファクシミリ機能又は電子メール機能を利用して貸し出し業者宛に送る。
このように第3実施形態に係る画像出力装置では、出力制御部6からの課金管理用文書の出力実行指示に基づいて、課金管理用文書の出力処理が通信部8によって実行される。そのため、顧客側では課金管理用文書をいちいち紙文書で出力させたり、この紙文書をファクシミリ装置にセットして送信したりする必要がなくなる。
また、課金管理用文書の送信に際して、例えば、ファクシミリ機能を利用した場合は課金管理用文書が画像データとして送られる。そのため、この画像データを受信した貸し出し業者側では、当該画像データを可視情報として用紙に印刷出力した後、これによって得られる紙文書をOCRで読み取ることにより、課金管理用文書に記載された課金管理情報(カウント値を含む)を認識することができる。また、課金管理用文書をファクシミリ装置で送信する場合は、画像データの送信先をいちいちユーザ側で指定しなくても、課金管理用文書の雛形データから取り出して自動的に設定することが可能である。さらに、課金管理用文書をファクシミリ装置で送信する場合であって、このファクシミリ装置に解像度の高低による選択機能が装備されている場合は、課金管理用文書の送信に際して高解像度しか選択できないようにユーザの操作を制限することにより、課金管理用文書の画像データを受け取る貸し出し業者側でOCRの認識率を向上させることができる。
一方、課金管理用文書の送信に電子メール機能を利用した場合は、課金管理用文書に記載される課金管理情報(カウント値等)がテキストデータ(コードデータ)として送られる。そのため、このテキストデータを受信した貸し出し業者側では、当該テキストデータから直に課金管理情報を認識することができる。したがって、OCRによる読み取りが不要になる。
また、上記第2実施形態との組み合わせとして、例えば、日付管理部4で管理している日付が設定部7で設定された出力日に一致した場合又はこの出力日を過ぎていた場合に、日付管理部4や操作パネル1からの出力指示にしたがって出力制御部6が通信部8に課金管理用文書の出力処理を実行させる構成を採用することも可能である。
本発明の第1実施形態に係る画像出力装置の構成を示すブロック図である。 課金管理用文書の出力処理に係る処理手順を示すフローチャートである。 課金管理用文書の記載例を示す図である。 本発明に係る課金管理方法の概念図である。 本発明の第2実施形態に係る画像出力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る画像出力装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…操作パネル、2…印刷部、3…カウンタ、4…日付管理部、5…格納部、6…出力制御部、7…設定部、8…通信部

Claims (10)

  1. 印刷部による画像の印刷枚数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段による前記印刷枚数のカウント値を課金管理情報として含む課金管理用文書の雛形データを格納する格納手段と、
    課金管理用文書の出力指示を受けて前記カウント手段による前記印刷枚数のカウント値を読み出すとともに、この読み出したカウント値を、前記格納手段から取り出した前記課金管理用文書の雛形データに書き込んで当該課金管理用文書の出力処理を実行させる出力制御手段とを備えることを特徴とする画像出力装置。
  2. ユーザの入力操作を受け付けるとともに、前記課金管理用文書を出力する旨の入力操作がなされた場合に、前記出力制御手段に対して前記課金管理用文書の出力指示を与える操作手段を具備することを特徴とする請求項1記載の画像出力装置。
  3. 課金管理用文書の出力日を設定する設定手段と、
    日付を管理するとともに、現在の日付が前記設定手段で設定された前記出力日に一致した場合又は当該出力日を過ぎていた場合に、前記出力制御手段に対して前記課金管理用文書の出力指示を与える日付管理手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の画像出力装置。
  4. ユーザの入力操作を受け付ける操作手段と、
    日付を管理する日付管理手段と、
    課金管理用文書の出力日を設定する設定手段とを具備し、
    前記出力制御手段は、前記日付管理手段で管理している現在の日付が前記設定手段で設定された前記出力日に一致した場合又は当該出力日を過ぎていた場合に、前記課金管理用文書の出力を促す操作案内画面を前記操作手段に表示させることを特徴とする請求項1記載の画像出力装置。
  5. 前記出力制御手段は、前記課金管理用文書の出力処理として、前記課金管理用文書を前記印刷部で用紙に印刷出力させることを特徴とする請求項1記載の画像出力装置。
  6. 前記出力制御手段は、前記課金管理用文書の出力処理として、自装置が備える通信部からのデータ送信によって前記課金管理用文書を出力させることを特徴とする請求項1記載の画像出力装置。
  7. 貸し出し業者から貸し出された画像出力装置を使用して顧客が印刷した印刷枚数に応じた使用料金を顧客に課金する際に用いられる課金管理方法であって、
    前記印刷枚数のカウント値を課金管理情報として含む課金管理用文書を前記画像出力装置に出力させて前記貸し出し業者宛に送ることを特徴とする課金管理方法。
  8. 前記顧客に対して前記カウント値の確認を依頼するステップを含み、
    前記カウント値の確認依頼を受けて前記課金管理用文書を前記画像出力装置に出力させることを特徴とする請求項7記載の課金管理方法。
  9. 前記課金管理用文書を前記画像出力装置からのデータ送信によって前記貸し出し業者宛に送ることを特徴とする請求項7記載の課金管理方法。
  10. 前記課金管理用文書を前記貸し出し業者宛に送る前に、当該課金管理用文書の記載内容を確認するステップを有することを特徴とする請求項7記載の課金管理方法。
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