JP2009272896A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子メールに添付されたファイルの印刷について、発信元に応じた制限を課す。
【解決手段】
複合機1のユーザ認証部81cは、電子メールMを受信すると、そのヘッダ情報から発信元認識部81bにて発信元を抽出し、ユーザ認証部81cにて、この発信元が登録情報記憶部31内に記憶されているかどうかを判定し、記憶されていれば印刷制御部81dの制御によって印刷部4が添付ファイルFの印刷を実行する。
【選択図】図4
【解決手段】
複合機1のユーザ認証部81cは、電子メールMを受信すると、そのヘッダ情報から発信元認識部81bにて発信元を抽出し、ユーザ認証部81cにて、この発信元が登録情報記憶部31内に記憶されているかどうかを判定し、記憶されていれば印刷制御部81dの制御によって印刷部4が添付ファイルFの印刷を実行する。
【選択図】図4
Description
本発明は、印刷機能とメール受信機能の両方を有する画像形成装置に関する。
特許文献1には、ファクシミリに接続するファクシミリ用電子メール変換装置が記載されている。この装置は、ファクシミリから得られたファクシミリデータをLAN網に送る場合は電子メール形態にデータを変換し、LAN網からデータを受けてファクシミリに送る場合は、ファクシミリデータ形態にデータを変換することができる。よって、この装置は、既存のファクシミリで電子メールの送受信を行うことができる。
このように、従来、ファクシミリ機能と電子メール機能等、複数の機能を有するシステムが、提案されている。
特開平9−284521号公報
従来の技術では、ファクシミリ用電子メール変換装置が受信したメールは全て、ファクシミリへファクシミリデータとして送信され、ファクシミリでも受信したデータの選別等は行われていない。つまり、この技術では、電子メールデータは、なんら制限を受けることなく、ファクシミリで処理される。このように無制限に処理されると、このファクシミリについて何ら権限を有さない者にまで、ファクシミリが作成した印刷物を与えることになり、課金等、ファクシミリの利用状況の管理が困難となる。
本発明は、受信した電子メールの添付ファイルを印刷することができると共に、この印刷に一定の制限を課すことのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の画像形成装置は、外部装置から電子メールを受信するメール受信部と、画像を用紙上に印刷する印刷部と、特定の発信元から受信した電子メールについては、上記電子メールに添付されたファイルを上記印刷部によって印刷するメール受信印刷を実行し、上記特定の発信元以外から受信した電子メールについては、上記メール受信印刷を実行させないメール受信印刷制限部と、を備える。
この画像形成装置は、メールの発信元によってメール受信印刷に制限を課すことができる。よって、特定のユーザにのみメール受信印刷機能を利用させることができ、画像形成装置の管理が容易になる。
また、請求項2に記載するように、請求項1の画像形成装置は、電子メールアドレスを記憶するアドレス記憶部をさらに備えてもよく、この場合、上記特定の発信元とは、上記アドレス記憶部内に記憶されている電子メールアドレスであってもよい。
請求項3に記載するように、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、上記メール受信印刷制限部は、上記電子メールにファイルが添付されているか否かを判定するファイル判定部と、上記電子メールの発信元を認識する発信元認識部と、上記発信元が特定の発信元であるか否かを判定するユーザ認証部と、上記ファイル判定部及び上記認証部の判定結果から、上記電子メールにファイルが添付され、かつ上記発信元が特定の発信元であれば、上記メール受信印刷を実行する印刷制御部と、を備える。
また、請求項4に記載するように、請求項1〜3のいずれかの画像形成装置は、上記メール受信印刷の実行の履歴を上記発信元と関連付けて記憶するログ記憶部をさらに備えてもよい。
請求項5に記載するように、請求項1〜4のいずれかの画像形成装置は、ユーザから、上記メール受信印刷の制限のオン/オフ設定を受け付ける設定受付部をさらに備えてもよく、上記メール受信印刷制限部は、上記設定受付部の受付内容に応じて制限をオン/オフするようになっていてもよい。
この画像形成装置は、特定の発信元からのメールについてのみメール受信印刷を実行するので、画像形成装置の管理が容易になる。
〔1〕第1実施形態
以下、本発明の実施の一形態として、プリンタ、コピー機、ファクシミリ機としての機能を有する所謂複合機(MFP、Multi Function Peripheral)1を挙げて説明する。複合機以外にも、少なくともメール受信機能及び印刷機能を備える装置であれば、本発明を好適に採用可能である。
以下、本発明の実施の一形態として、プリンタ、コピー機、ファクシミリ機としての機能を有する所謂複合機(MFP、Multi Function Peripheral)1を挙げて説明する。複合機以外にも、少なくともメール受信機能及び印刷機能を備える装置であれば、本発明を好適に採用可能である。
(1)複合機1の概要
図1を参照して、複合機1の構成の概略について説明する。図1は、複合機1の要部構成を示すブロック図である。
図1を参照して、複合機1の構成の概略について説明する。図1は、複合機1の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、複合機1は、スキャナ2、記憶装置3、印刷部4、画像処理部5、通信装置6、操作パネル7、及び制御装置8等を備え、これらの機能部は、データバス10によって接続されている。
また、複合機1はコンタクトガラス及び原稿搬送装置をさらに備える(図示せず)。スキャナ2は、コンタクトガラス上に載置された原稿、又は原稿搬送装置によって搬送される原稿を読み取る装置である。具体的にはスキャナ2は、CCD等のイメージセンサ、及び、イメージセンサからから出力されたアナログ信号をデジタル化するADコンバータ等を備え、原稿上の画像を読み取って画像データを取得する。
記憶装置3は種々のデータを記憶可能な記憶媒体である。記憶装置3が記憶するデータとしては、例えばスキャナ2の取得した画像データファイル、及び外部装置から得た画像データファイル等を挙げることができる。記憶装置3は一時的な記憶用にRAM(Read Only Memory)等の揮発性メモリを、長期の記憶用にHDD等の不揮発性メモリを備える。
印刷部4は、制御装置8の制御の下、画像データに基づいて、用紙上に画像を印刷することができる。印刷部4としては、インクジェット記録装置又は電子写真式記録装置等が好適に用いられる。なお、「画像」とは、図、写真、文字、及び記号等の情報を含む。
画像処理部5は、画像メモリ3から受け取った画像データを送信用画像データに変換したり、通信装置6が外部装置から受信したPDL(Page Description Language)をラスタライズしたりすることができる。ラスタライズされた画像データは、上記記憶装置3に記憶可能である。
通信装置6は、ネットワーク通信部61及びファクシミリ通信部62等を備える。
ネットワーク通信部61は、インターネット又はLAN等を介して外部装置と電子データのやり取りをするインターフェースを含む。ネットワーク通信部61は、具体的にはクライアント‐サーバシステム等のファイルシステムプロトコルによって、外部装置と電子ファイルの共有及び転送等を行ったり、外部装置と電子メールの送受信を行ったりすることができる。
ファクシミリ通信部62は、モデム(MODEM:MOdulator/DEModulator)等を備え、G3(Group3)規格やG4(Group4)規格等に準拠して、ファクシミリの送受信を行うことができる。
操作パネル7は、タッチパネル71、ハードキー72等を備え、ユーザの操作を受け付けることができる。タッチパネル71は、液晶表示パネル等の表示パネル711、及び表示パネルと重ねられたタッチセンサ712を備える。タッチパネル71は、制御装置8の制御の下で表示パネル711によって種々の画面を表示することで、ユーザに情報を与えたり、ソフトキーを介した操作入力を受け付けたりすることができる。ハードキー72には、機能選択キー、テンキー、キャンセルキー、スタートキー等のキーが含まれる。機能選択キーとは、複合機の機能である、ボックス、コピー、スキャナ、送信(データ転送、メール送信、ファクシミリ送信を含む)のいずれかを選択するためのキーである。このように、タッチセンサ712及びハードキー72は、ユーザからの入力を受け付ける入力受付部として機能する。
制御装置8は、複合機1内の各部の動作を制御したり、種々のデータ処理等を行ったりすることができる。制御装置8は、CPU(Central Processing Unit)、並びに、ROM(Read Only Memory)及びRAM等の記憶媒体によって構成可能である。CPUはROM内のプログラムを読み出して実行することで、制御装置8の各種機能(例えば後述のメール受信印刷制御部81としての機能)を実現することができる。RAMは、CPUの作業領域として機能することができる。
(2)ユーザ制限
(2-1)ユーザ登録
図2及び図3を参照して、ユーザ情報の登録時の複合機1の動作について説明する。図2はユーザ情報登録時のデータの流れを示す図面であり、図3はユーザ登録時の複合機1の動作を示すフローチャートである。
(2-1)ユーザ登録
図2及び図3を参照して、ユーザ情報の登録時の複合機1の動作について説明する。図2はユーザ情報登録時のデータの流れを示す図面であり、図3はユーザ登録時の複合機1の動作を示すフローチャートである。
図2には、複合機1に接続される外部装置として、クライアントPC200を挙げる。図2に示すように、クライアントPC200は、表示装置201、入力受付部202、通信装置203、制御装置204等を備える。表示装置201としては、液晶ディスプレイが好適に用いられる。入力受付部202は、キーボード及びマウス等を備える。通信装置203は、通信ネットワークを介して、複合機1との間で電子メールの送受信を行うことができる。制御装置204は、CPU、ROM、及びRAM等を備え、表示装置201を始めとするクライアントPC200内の各部の動作を制御する。
また、図2に示すように、複合機1は、登録情報記憶部31を備える。登録情報記憶部31は、記憶装置3及び制御装置8により実現される。登録情報記憶部31は、ユーザ登録情報311を記憶することができる。
図2には、ユーザ登録情報311の一部を示す。図2に示すように、ユーザ登録情報311には、ID、パスワード、ユーザ名称、部門コード、メールアドレス等、個々のユーザに関する情報が含まれる。登録情報記憶部31は、複数のユーザについて、それぞれのユーザ登録情報を記憶することができる。ユーザ登録情報311は、操作パネル7又はネットワーク通信部61を介して受け付けたユーザからの指示に応じて、適宜書き換えられる。
また、図2に示すように、複合機1は、記憶制御部801及び表示制御部802をさらに備える。記憶制御部801は、操作パネル7を介して、又はネットワーク通信部61を介して受け付けたユーザからの指示に応じて、登録情報記憶部31内の情報を書き換える。表示制御部802は、操作パネル7の動作を制御する。
ユーザからユーザ登録の指示が入力されると、図3に示す一連の動作が開始される。図3に示すように、操作パネル7を介して、ユーザからの指示を受けると、表示制御部80は、表示パネル711に登録画面(図示せず)を表示させる(ステップS101)。登録画面とは、ID、ユーザ名等のユーザ情報の入力を受け付けるための画面である。ネットワーク通信部61を介して指示を受けた場合は、登録画面は、クライアントPC200の表示装置201に表示される。
登録画面を介してユーザからの情報入力を受けると(ステップS102)、記憶制御部801は、登録情報記憶部31に、入力された情報を、ユーザ登録情報311として書き込む。
なお、ユーザ情報の書込みは、特定のユーザ、例えば「管理者」と呼ばれるユーザにのみ許可されてもよい。このような書込み制限は、制御装置8によって実現される。
(2-2)メール受信印刷
図4及び図5を参照して、ユーザ制限、特にメール受信印刷機能における制限について、説明する。図4はメール受信印刷及びログ管理におけるデータの流れを示す図面であり、図5はメール受信印刷時の複合機1の動作を示すフローチャートである。
図4及び図5を参照して、ユーザ制限、特にメール受信印刷機能における制限について、説明する。図4はメール受信印刷及びログ管理におけるデータの流れを示す図面であり、図5はメール受信印刷時の複合機1の動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、複合機1は、メール受信印刷制御部81、ログ管理部82、課金部83をさらに備える。
メール受信印刷制御部81は、メールの発信元によって印刷を制限するメール受信印刷制限部の一例である。図4に示すように、メール受信印刷制御部81は、制御装置8によって実現され、ファイル判定部81a、発信元認識部81b、ユーザ認証部81c、及び印刷制御部81dを備える。
ファイル判定部81aは、受信した電子メールMにファイルFが添付されているかどうかを判定する。
発信元認識部81bは、電子メールを受信すると、電子メールのヘッダ情報から、発信元のメールアドレスを抽出する。
ユーザ認証部81cは、ユーザ認証を行い、ユーザに応じて複合機1の動作に制限を課す。
具体的には、ユーザ認証部81cは、コピー及びファクシミリ送信等、ユーザが直接(ネットワークを介さずに)依頼してきたジョブについて、ユーザが入力したID、パスワード等の情報をユーザ登録情報311と照合する。ユーザ認証部81cが、このID等と一致するものがユーザ登録情報311中に存在すると判断すれば、制御装置8の制御下で印刷部4や通信装置6等が動作して、ジョブが実行される。ID及びパスワード等の情報は、操作パネル7がユーザからの入力を受け付けてもよいし、ユーザの有するICカード等情報記憶媒体から図示しないカードリーダが読み取ってもよい。
また、メール受信時には、ユーザ認証部81cは、発信元認識部81bの抽出したメールアドレスとユーザ登録情報311と照合して、一致するものがあればメール受信印刷を許可することができる。
印刷制御部81dは、ユーザ認証部81cが、現在操作中のユーザを登録されているユーザであると判断すれば、印刷部4を制御して印刷動作を実行する。
ログ管理部82は、ログ記憶部の一例であって、制御装置8によって実現される。ログ管理部82は、ジョブのログ(履歴)を管理することができる。具体的には、ログ管理部82は、不揮発性の記憶領域と、この記憶領域にログを記憶させる制御手段とを備える。ログ管理部82は、ジョブの依頼者(ログイン中のユーザ)のユーザ名、依頼者の属する部門、ジョブの種類(印刷ジョブ、メール通信ジョブ、ファクシミリ通信ジョブ等)、及びジョブの実行された日時等を保存することができる。ジョブログの一例については、図6を参照して後述する。
課金部83は、制御装置8によって実現され、ログ管理部82の記憶内容に基づいて、ユーザ毎、又は部門毎の印刷枚数を集計し、各ユーザ又は各部門に課する料金額を算出する。
メール受信印刷時の具体的な動作について、図5に沿って説明する。
図5の一連の動作は、複合機1が、電子メールMを受信すると開始される。まず、ファイル判定部81aが、添付ファイルFの有無を判定し、ファイルFが添付されていれば(ステップS200でYes)、発信元認識部81bが発信元のアドレスを取得する(ステップS201)。ユーザ認証部81cが、この電子メールMの発信元が、登録情報記憶部31内にユーザ登録情報として記憶されているメールアドレスと一致するかどうかを判断する(ステップ202)。
発信元アドレスが登録されたものであれば(ステップS202でYes)、ユーザがログインしたものとして(ステップS203)、印刷制御部81dの制御下で印刷部4が添付ファイルFを印刷する(ステップS203)。
一方、ファイルFが添付されていないか、又は発信元が登録されていないアドレスであれば(ステップS200又はS202でNo)、ファイルの印刷は行われない。
以上のように、複合機1は、特定の発信元からのメールMに添付されているファイルFを、自動的に印刷することができる。このとき、複合機1は、添付ファイルFだけでなく、メールM本文を印刷することもできる。
印刷実行後は、ログ管理部82が、発信元に対応するユーザのために行ったジョブとして、ジョブログを記憶する(ステップS205)。すなわち、ログとして、このユーザのユーザ名、メール受信印刷を行った時刻、印刷にかかった枚数等のジョブの内容が保存される。なお、メール受信印刷を行った時刻に代えて、メールを受信した時刻等、印刷時刻をある程度特定できる時刻が適宜記憶されてもよい。
以上の処理が完了すれば、制御装置8はユーザがログアウトしたものとして、次のジョブの依頼に備える(ステップS206)。
以上のように、複合機1は、メール受信印刷について、コピー等、操作パネル7を介して依頼されるジョブと同様に、ジョブの実行の制限及びログの管理を行うことができる。また、複合機1は、メールアドレスを利用することで、ユーザにパスワード等の入力を要求することなく、メール受信印刷時のユーザ認証を行うことができる。
なお、メール受信印刷を発信元によって制限するか否かは、操作パネル7又はネットワーク通信部61を介したユーザの操作に応じて、設定可能である。すなわち、制限をオンにせよとの指示をユーザから受けると、複合機1は、図5に示すフローに従って動作する。一方、制限をオフにせよとの指示を受けると、複合機1は、ステップS202での判定が“No”の場合は、ユーザ名を“anonymous”としてログイン処理を行い、添付ファイルFを印刷する。この印刷のログは、ユーザ名を“anonymous”として記憶される(ステップS202で“No”→S203〜S206)。制限がオフになっていても、ステップS202の判断が“Yes”ならば、発信元から特定されるユーザ名でログイン処理がなされ、ステップS203〜S206の処理が行われる。
(2-3)ユーザへのログ情報の提示及び課金
制御装置8は、操作パネル7及びネットワーク通信部61を介してユーザから入力された指示に応じて、ログ管理部82の管理するログ情報を、表示部711、印刷部4、ネットワーク通信部61を介して、ユーザに提示することができる。
制御装置8は、操作パネル7及びネットワーク通信部61を介してユーザから入力された指示に応じて、ログ管理部82の管理するログ情報を、表示部711、印刷部4、ネットワーク通信部61を介して、ユーザに提示することができる。
例えば、操作パネル7が、複数の部門のうち、部門A及び部門Bのログ情報を、それぞれ集計して印刷するように、との指示をユーザから受け付けたとする。その結果印刷されるテーブルTを図6に示す。テーブルTには、部門毎に、過去に行ったプリントジョブ及びメール受信印刷ジョブについて、日時、依頼者(メールの発信元)であるユーザ名、印刷にかかった用紙枚数等が、一覧として表示される。提示されるログは、特定のユーザについてのものであってもよいし、期間が特定されていてもよい。
なお、ログ管理部82が管理し、ユーザに提示されるログ情報には、スキャナやファクシミリ送信等の、プリント及びメール受信印刷以外のジョブのログが含まれていてもよい。
また、課金部83による算出結果も、制御装置8の制御の下、表示部711、印刷部4、又はネットワーク通信部61を介して、ユーザに提示される。また、課金部83は、算出機能だけでなく、個々のユーザ又は部門管理者の有するICカード等の媒体から、算出された料金分の金額を徴収する機能を備えていてもよい。
このように、複合機1は、メール受信印刷についても、発信元メールアドレスに基づいて、他のジョブと同様に、ユーザ毎及び部門毎の課金の対象とすることができる。仮に、メール受信印刷について何ら制限が設けられておらず、全ての添付ファイルについてユーザを“anonymous”として印刷可能であるとすると、ユーザを特定できず、課金等の管理ができない。
〔2〕その他の実施形態
(a)本発明は、メール受信部と、印刷部と、メール受信印刷制限部と、を備える画像形成装置に適用可能であり、第1実施形態に限定されるものではない。
(a)本発明は、メール受信部と、印刷部と、メール受信印刷制限部と、を備える画像形成装置に適用可能であり、第1実施形態に限定されるものではない。
(b)例えば、第1実施形態では、メール受信部としてネットワーク通信部61を挙げたが、メール受信部は少なくともメール受信機能を備えればよく、メール送信機能は必須ではない。
(c)メール受信印刷制限部は、特定の発信元から受信した電子メールについては、メール受信印刷を実行し、上記特定の発信元以外から受信した電子メールについては、メール受信印刷を実行させないようになっている。
第1実施形態では、メール受信印刷を行うか否かの判断基準が、メールの発信元が、登録情報記憶部31にユーザ情報として「記憶されているか否か」とされているが、判断基準としては、これ以外の基準が設けられていてもよい。すなわち、メール受信印刷制御部は、登録されている発信元からのメールであっても、制限に差を設けることができる。この場合、個々のメールアドレスはそれぞれ制限のレベルと関連付けられて登録される。そして、メール受信印刷制御部は、この制限のレベルに応じて、登録されているメールアドレスのうち、特定のレベルのメールアドレスから受信したメールについてはメール受信印刷を実行し、その他のメールアドレスからのメールについてはメール受信印刷を行わないように制御を行う。
また、メールアドレス等のユーザ登録情報311は、複合機1外に記録されていてもよい。すなわち、複合機1が認証サーバに接続され、認証サーバ内にユーザ登録情報が記憶されており、ユーザ認証部81cは、この登録情報記憶部31内の情報を参照することで、ユーザ認証を行うようになっていてもよい。
また、ユーザ認証部81cも認証サーバ内に設けることができる。この場合、複合機1はネットワーク通信部61によりメールの発信元を認証サーバに送り、認証サーバでユーザ認証が行われる。ネットワーク通信部61が受信した認証サーバの認証結果に基づいて、印刷制御部81dが制御を行うようになっていればよい。
つまり、「画像形成装置」とは、各機能部が一体化した状態の装置に限定されず、各機能部が別体で構成され、これらが結合した「システム」も含む。
また、メール受信印刷という処理を実行することができる限り、図5のフローにおける各ステップの順序は、適宜変更可能であり、さらなるステップを加えることも可能である。例えば、添付ファイルの有無の判定(ステップS200)は、ステップS202より後に、さらにはステップS203の後に実行されてもよい。
このように、メール受信印刷制御部は、特定の発信元以外からの電子メールについて、メール受信印刷を制限することができるようになっていればよく、「特定の発信元」か否かの判断基準、判断方法、判断主体は、適宜変更可能である。
1 複合機
2 スキャナ
3 記憶装置
4 印刷部
5 画像処理部
6 通信装置
7 操作パネル
8 制御装置
2 スキャナ
3 記憶装置
4 印刷部
5 画像処理部
6 通信装置
7 操作パネル
8 制御装置
Claims (5)
- 外部装置から電子メールを受信するメール受信部と、
画像を用紙上に印刷する印刷部と、
特定の発信元から受信した電子メールについては、上記電子メールに添付されたファイルを上記印刷部によって印刷するメール受信印刷を実行し、上記特定の発信元以外から受信した電子メールについては、上記メール受信印刷を実行させないメール受信印刷制限部と、
を備える画像形成装置。 - 電子メールアドレスを記憶するアドレス記憶部をさらに備え、
上記特定の発信元とは、上記アドレス記憶部内に記憶されている電子メールアドレスである、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 上記メール受信印刷制限部は、
上記電子メールにファイルが添付されているか否かを判定するファイル判定部と、
上記電子メールの発信元を認識する発信元認識部と、
上記発信元が特定の発信元であるか否かを判定するユーザ認証部と、
上記ファイル判定部及び上記ユーザ認証部の判定結果から、上記電子メールにファイルが添付され、かつ上記発信元が特定の発信元であれば、上記メール受信印刷を実行する印刷制御部と、
を備える請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 上記メール受信印刷の実行の履歴を上記発信元と関連付けて記憶するログ記憶部をさらに備える、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - ユーザから、上記メール受信印刷の制限のオン/オフ設定を受け付ける設定受付部をさらに備え、
上記メール受信印刷制限部は、上記設定受付部の受付内容に応じて制限をオン/オフするようになっている、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008121763A JP2009272896A (ja) | 2008-05-08 | 2008-05-08 | 画像形成装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20220272215A1 (en) * | 2021-02-19 | 2022-08-25 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image forming device |
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- 2008-05-08 JP JP2008121763A patent/JP2009272896A/ja active Pending
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US11695885B2 (en) * | 2021-02-19 | 2023-07-04 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image forming device |
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