JP2007088796A - 文書管理装置及びプログラム - Google Patents

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武司 玉田
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Abstract

【課題】
文書の処分状況を適切に把握することができる文書管理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】
スキャナ部13で原稿を読み取って得た画像データやPC等の外部装置から送信されてきた画像データに基づいて文書配布する際、画像データに識別子付与部204で識別子を付与し、識別子と画像データとを画像データ合成部205で合成して配布用データを生成し、生成されたファイルを添付したメールを設定された送信先アドレスに送信する。一方、文書情報格納部221に、例えば文書ごとに回収、廃棄等の文書の処分状況を示す情報を格納する。文書を回収等する場合には、その旨を指定してスキャナ部13で再度原稿を読み取ることにより、前記処分状況を示す情報が更新される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、配布される文書について、文書の回収、廃棄等の処分状況を管理する文書管理装置及びプログラムに関する。
ユーザの情報の伝達と保管をサポートする画像文書回覧装置が特許文献1に開示されている。また、特許文献2には、複数の配布先へ出力を配布する場合に、配布した出力や配布先の管理を行う画像出力システムが開示されている。
特開平7−177277号公報
特開2001−186287号公報
機密性を有する文書の場合、例えば社内で配布しても最終的には廃棄、回収等の処分がされることが好ましい。しかしながら従来技術では、機密性を有する文書であっても、廃棄、回収等、どのような処分がなされているかを把握することができないという問題点があった。
本発明は係る問題点に鑑みてなされたものであって、文書の処分状況を適切に把握することができる文書管理装置及びプログラムを提供することを目的としている。
上記の問題点を解決するために、本発明に係る文書管理装置は、文書の識別子が格納される識別子記憶手段と、文書の配布先のメールアドレスを設定するアドレス設定手段と、設定されたメールアドレスに対し、文書配布を通知する電子メールを送信するメール送信手段と、文書配布後の処分状況を示す処分情報が格納される処分情報記憶手段と、文書が印刷された原稿媒体から得た、前記識別子が取り出し可能に含まれた情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得した情報から識別子を取り出す識別子取り出し手段と、取り出された識別子の文書について前記処分情報記憶手段に格納されている処分情報を更新する処分情報更新手段とを備えることを特徴としている。
本発明の構成では、文書が印刷された記録シート等の原稿媒体から情報取得手段によって得た情報から識別子が抽出された場合に、処分状況を示す情報を更新する。そのため、文書がどのように処分されているかを適切に管理することができる。前記処分情報は、文書が配布先に存在しなくなったとして設定される情報を含む構成とすることができる。例えば、回収されたとして設定される情報や、廃棄されたとして設定される情報などを含む構成とすることができる。
例えば機密情報漏えい等の問題が発生した場合、当該機密情報を記載した文書がどのように処分されていたかが問題となる可能性も有るが、文書の処分状況を確認するには、文書配布先との間での電話連絡、メールのやりとり等を行う必要があり、これは顧客や構成員の多い大組織では極めて煩雑である。また、実際にシュレッダー等での廃棄作業を行う作業者は文書の内容など知らないことも多く、この場合、後になって廃棄されたのか紛失したのかを判別することは極めて困難であるが、本発明の文書管理装置によれば、そのような問題の発生を抑制することができる。
なお、識別子は、文書管理装置の側で付与することもできるし、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置から画像データを送信する場合には、情報処理装置の側で付与することもできる。もっとも、重複を避ける必要があるため、外部で設定された識別子が重複した場合には、その旨のメッセージを表示して再設定を促したり、識別子を変更する構成とすることもできる。
前記文書管理装置は、文書のデータと当該文書の識別子とから配布用データを生成するデータ合成手段を備え、前記情報取得手段は、原稿媒体を光電的に読み取って得た画像データを取得し、前記識別子取り出し手段は、前記情報取得手段により取得した画像データから識別子を抽出する抽出手段を有し、前記処分情報更新手段は、前記抽出手段により識別子が抽出された場合に、当該識別子と対応して前記処分情報記憶手段に格納されている処分情報を更新する構成とすることができる。
ここで、前記データ合成手段は、配布用データに基づいて原稿媒体上に文書を印刷した場合に、前記情報取得手段により当該原稿媒体を読み取って得た画像データから、前記抽出手段が識別子を抽出することが可能であるように配布用データを生成し、前記メール送信手段は、文書配布を通知する電子メールに、前記配布用データのファイルを添付して送信する構成とすることができる。
ここでのデータ合成手段による処理内容は、ビットマップ形式等の画像データの合成に限られない。例えば、文書のテキストファイル、あるいはワープロアプリケーションの文書形式ファイルにおいて、各ページに識別子が表示されるようにするような合成形態が可能である。即ち、例えばファイルをメールに添付して配布先に送信する場合、配布先でプリントされた記録シート等の原稿媒体から情報取得手段が画像データを取得することになる。その際に抽出手段が識別子を抽出することが可能であれば良いのである。なお、識別子が可視となるように印刷することもできるし(この場合には、文字認識により識別子の抽出が可能)、電子透かし等により、必ずしも識別子が可視でないような形態で印刷される形態も可能である。
前記文書管理装置は、原稿媒体を光電的に読み取って画像データを生成する画像読取手段を備え、前記情報取得手段は、前記画像読取手段により生成された画像データを取得する構成とすることができる。もっとも情報取得手段は、例えばネットワーク、ケーブル等で接続されるスキャナ等の外部装置から情報(画像データ、識別子など)を取得する構成とすることもできる。
前記文書管理装置は、前記配布用データに基づいて文書を印刷する画像形成手段を備える構成とすれば、メールに配布用データを添付せずに文書を配布する形態が可能となる。この際に例えば原稿媒体に搭載されたICチップに識別子を格納する形態も可能である。
前記文書管理装置は、前記画像形成手段による前記配布用データに基づく文書の印刷期限の設定入力を受け付ける配布期限設定受付手段と、受け付けた印刷期限が送信先メールアドレスと対応付けて格納される配布期限記憶手段とを備え、前記メール送信手段は、前記画像形成手段により、印刷期限までに文書が印刷されない場合に、対応付けられた送信先メールアドレスに対し文書の印刷を促すメールを送信する構成とすることができる。
前記文書配布を通知する電子メールには、文書のデータのファイルが添付されるとともに、当該電子メールに文書の識別子が含まれるような構成も可能である。この場合には、配布先において文書データと識別子との合成処理を行ったり、プリント対象である媒体に搭載されたICチップに識別子を記録するといった処理が考えられるところである。
前記文書管理装置は、文書の処分期限の設定入力を受け付ける処分期限設定受付手段を備える構成とすることができる。ここで、前記文書管理装置は、前記処分期限設定受付手段が受け付けた期限が、送信先メールアドレスと対応付けて格納される処分期限記憶手段を備え、前記メール送信手段は、前記識別子取り出し手段が処分期限までに識別子を取得しない場合に、対応付けられた送信先メールアドレスに対し文書の処分を促すメールを送信する構成とすれば、文書の適切な回収、廃棄等に便宜である。
前記処分情報更新手段は、全ての配布先について、配布された文書が配布先に存在しなくなった旨を示すように処分情報が更新された後は、当該文書に対応して前記処分情報記憶手段に格納された処分情報を削除する構成とすることができる。前記文書管理装置は、前記処分情報記憶手段に格納された処分情報が削除された文書について、当該文書の内容を含むファイルを削除する文書ファイル削除手段を備える構成とすれば、例えば機密性を有する文書のファイルが装置内に残ることがない。
本発明に係るプログラムは、プロセッサを備える情報処理装置にインストールされ、接続された画像形成装置に対し、印刷すべき文書のデータを送信して印刷を要求するプログラムであって、印刷される文書を本発明に係る文書管理装置による文書管理の対象とするか否かを設定する設定処理と、前記設定処理で設定された内容を前記画像形成装置に送信する送信処理とを前記プロセッサに実行させることを特徴としている。
本プログラムは、本発明に係る文書管理装置を利用するに際し、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置にインストールされる。送信処理には、プロセッサ及び本発明のプログラムだけでなく、一部専用ハードウェアや通信ソフトウェアが利用されてよい。また、本発明に係るプログラムは、各種記録媒体に記録された状態で市場に流通するほか、インターネット等の各種ネットワークを介して市場に供給される場合も有る。
前記設定処理では、文書管理の対象とする場合に、文書配布を通知する電子メールの送信先メールアドレスの入力を受け付け、前記送信処理では、さらに、入力された送信先メールアドレスを前記画像形成装置に送信するようなプログラムとすることもできる。
本発明に係る文書管理装置等によると、文書の回収、廃棄等の処分状況を適切に管理することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(1)文書管理システムの構成
図1は、本実施の形態における文書管理システムの構成の一例を示す図である。文書管理システムは、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル)100とPC(パーソナルコンピュータ)31A、31Bとが、LAN等のネットワーク500を介して接続されて構成されている。また、電子メールを受信する携帯電話機50も文書管理システムに含むことができる。
ネットワーク500へのMFP及びPCの接続台数、携帯電話機の台数は任意である。PC31A、31Bには、MFP100にジョブを投入して、画像を形成させるドライバプログラムがインストールされており、PC31A、31Bから、当該PC上でワープロその他のアプリケーションソフトウェアを用いて作成、編集等した画像データをMFP100にプリントさせることができる。本実施の形態ではPC31A及び31Bは同様の機能を備えており、いずれもMFP100に同様の処理を実行させることができるものとする。以下の説明では、PC31Aを用いる場合と例とし、また、単に「PC31」と称して説明する。
本実施の形態のMFP100は、コピー、ネットワークプリンティング、スキャナ、FAX、またはドキュメントサーバなどの機能を集約した画像形成装置である。複合機と呼ばれることもある。もっとも、本実施の形態の文書管理に用いる画像形成装置はMFPに限定されず、デジタル複写機でも適用可能であるし、プリンタとスキャナとを別の装置として構成することもできる。PC31の替わりに、携帯情報端末、FAX装置等を用いる実施の形態も可能である。ネットワーク500の一例としてのLANは、有線、無線を問わない。またLAN以外に電話回線等を用いた各種ネットワークを用いることもできるし、ネットワークに限らず専用ケーブルで接続する形態も可能である。
(2)MFP100の構成
図2は、本実施の形態のMFP100の外観の一例を示す図である。また、図3は、本実施の形態のMFP100におけるハードウェア構成の一例を示す図である。MFP100は、操作部11、ディスプレイ部12、スキャナ部13、プリンタ部14、通信インタフェース16、ドキュメントフィーダ17、給紙装置18、トレイ19(図2参照)、CPU20、ROM21、RAM22、およびハードディスクドライブ(HDD)23などによって構成される。
操作部11は、数字、文字、および記号などを入力するための複数のキー、押下されたキーを認識するセンサ、および認識したキーを示す信号をCPU20に送信する送信用回路などによって構成される。
ディスプレイ部12は、ユーザに対してメッセージを表示する画面、ユーザが設定内容や処理内容を入力する画面、MFP100で実行された処理の結果を表示する画面などを表示する。本実施の形態では、ディスプレイ部12として液晶タッチパネルが用いられる。したがって、ディスプレイ部12は、ユーザが指で触れたタッチパネル上の位置を検知し、検知結果を示す信号をCPU20に送信する機能を備えている。
スキャナ部13は、原稿上の画像を光電的に読み取ってデジタルの画像データ(ここでは、RGBまたはブラックの濃度を表す濃度データ)を生成する。このようにして得られた画像データは、プリンタ部14において印刷のために用いられる。または、JPEG形式、PDF形式、TIFF形式などのフォーマットのファイルに変換されてハードディスク23に記憶され、またはPC31等のデバイスに送信される。ドキュメントフィーダ17は、MFP100の本体上部に設けられており、1枚または複数枚の原稿をスキャナ部13に順次搬送するために用いられる。
プリンタ部14は、スキャナ部13にて読み取られた画像、PC31等から送信されてきた画像データの画像を、用紙またはフイルムなどの記録シートに印刷する。給紙装置18は、MFP100本体下部に設けられており、印刷対象の画像に適した記録シートをプリンタ部14に供給するために用いられる。プリンタ部14によって画像が印刷された記録シートはトレイ19に排出される。通信インタフェース16は、ネットワーク500、電話回線等を介してPC31等の外部装置とデータの送受信を行うための装置である。通信インタフェース16として、例えばNIC(ネットワーク・インタフェース・カード)、TA(ターミナル・アダプタ)を用いることができる。
(3)文書管理装置の構成
本実施の形態の文書管理装置の機能は、MFP100においては、ROM21に格納されたプログラム、ハードディスク23に格納され、RAM22にロードされたプログラムがCPU20上で動作すること等により実現される。例えば画像処理などの機能についてはDSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)等の専用のハードウェアを用いて実現することが好ましい場合もある。以下、MFP100において文書管理装置の機能を実現する部分について説明する。図4は、MFP100にインストールされた文書管理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
MFP100には、表示内容制御部201、入力取得部202、管理対象文書判別部203、識別子付与部204、画像データ合成部205、メール送信部206、識別子抽出部207、文書情報管理部208、文書情報格納部221、文書データ格納部222を備えている。文書情報格納部221、文書データ格納部222は、例えばハードディスク23内に設けることができる。
本実施の形態の文書管理装置では、管理対象文書(例えば機密性を有する文書、顧客の個人情報が記載された文書など、廃棄、回収などの処分状況を管理すべき対象となる文書)について文書の識別子を付与する。そして、文書の配布を通知する電子メールを、設定された送信先メールアドレスに送信する。本実施の形態では、識別子と文書のデータとを合成した配布用データを電子メールに添付して送信し、メールを受信した配布先ユーザは管理対象文書を印刷することができる。
配布先で管理対象文書の処分(廃棄、回収)が行われる際には、その旨の指定とともに文書をスキャナ部13で読み取り、管理されている処分状況に関する情報を更新することにより、文書の処分状況を管理する。以下、図4に示した各部の処理内容等について説明する。
表示内容制御部201は、ディスプレイ部12への表示内容を決定する。入力取得部202は、操作部11(タッチパネルを含む。)を介するユーザからの入力内容を取得する。管理対象文書判別部203は、PC31等の外部装置からプリントを要求された画像データ、スキャナ部13で読み取られた画像データが、本実施の形態の文書管理装置の管理対象であるか否かを判別する。本実施の形態では、PC31等でプリントを指示する際の管理対象文書とする旨の指定、又は操作部11を介する指定を受けて判別を行う。管理対象文書である旨を表す入力には、管理対象文書として配布する旨の指定、及び、管理対象文書を廃棄、回収する旨の処分状況の指定を含む。本実施の形態では、文書配布先のメールアドレスが併せて入力される。
識別子付与部204は、管理対象である文書に識別子を付与する。画像データ合成部205は、配布文書のデータと、付与された識別子とを合成して配布用データを生成する。合成の方法は任意であり、識別子が可視の状態でプリントされるような方法も可能であるし、電子透かしのような形態で合成することもできる。配布用データはビットマップ形式やJPEG形式、PDF形式等の画像データであってもよいし、ワープロソフトの文書ファイルのような形式でもよく、併せて暗号化を行うようにしてもよい。メール送信部206は、設定された配布先メールアドレスに対し、配布用データを添付したメールを送信する。メールはネットワーク500、メールサーバを介して配布先へと送信される。
識別子抽出部207は、上記したように、文書を廃棄、回収する旨の指定を受けてスキャナ部13で文書が読み取られた場合に、文書を読み取って得た画像データから識別子を抽出する。文書情報管理部208は、文書情報格納部221に格納された文書情報の追加、更新、削除等の管理を行う。なお、文書データ格納部222には、文書の画像ファイルが格納される。
図5は、文書情報格納部221に格納される文書情報の内容の一例を示す図である。同図の例では、識別子付与部204によって付与された文書識別子、配布情報としての配布者コード、配布先のメールアドレス、配布用データのファイル名、処分期限、入力方法、文書の処分情報として、処分状況、処分日付、及び処分が適切になされているか否かの判定が格納されている。
文書識別子のフォーマットは任意であり、文書ごとにユニークな情報であればよい。配布者コードとしては、例えば配布者の従業員コード等を用いることができるが、これに限定されず、配布者を識別することができれば、どのようなコードを用いてもよい。配布先のメールアドレスに加えて配布者のメールアドレスを保持するようにしてもよいし、配布先についても配布先コードを保持するようにしてもよい。
本実施の形態では配布用データのファイル名を保持しており、配布用データファイルは別途文書データ格納部222に格納する形態としている。文書データ格納部222には配布用データだけでなく、識別子と対応付けて識別子が合成されていないデータも適宜保持される。処分期限は、管理対象文書について回収、廃棄等の処分がなされるべき期限であり、配布者が文書の配布を指示する際に指定する。配布先ごとに異なる処分期限を設定することが可能である。
入力方法は、回収、廃棄等の処分を指示する際の原稿の入力方法であり、文書が複数のページを含む場合、例えば、原稿のいずれか1枚をスキャナ部13で読み取ることで入力可能としたり(1枚スキャン)、原稿の全部をスキャナ部13で読み取ることで入力する(全てスキャン)設定が可能である。スキャナ部13で入力された原稿の画像データは、配布情報に含まれるファイルの画像データと比較され、これにより配布された文書と処分される文書との同一性が判定されるが、両者の同一性は識別子のみで判定してもよい。
処分状況は、文書の処分状況を示す情報であり、配布された状態であれば「配布済」、回収する旨、廃棄する旨の入力処理が適切になされた場合には「回収済」、「廃棄済」といった情報が格納される。なお、同図の例では、例えば廃棄する旨の入力がなされたが画像データの同一性が認定されなかった場合「廃棄試行」という情報を格納している。回収の場合も同様に「回収試行」を格納することができる。再度回収、廃棄の入力が適切になされた場合には、「回収済」、「廃棄済」に更新することができる。
処分日付としては、処分状況が「配布済」の文書については配布日付、「回収済」、「廃棄済」の文書については回収、廃棄の入力がなされた日付、「回収試行」、「廃棄試行」の場合には、同一性は認定されなくとも、処分のための文書入力が試行された日付が格納される。以上より、判定の欄には、「回収済」、「廃棄済」の文書については「○」(同一性を有する文書が回収、又は廃棄されたことを示す)が格納され、「回収試行」、「廃棄試行」の文書については「×」が格納される。
(4)文書管理装置の処理内容(管理対象文書の配布通知処理)
次に、本実施の形態の文書管理装置の処理内容について説明する。図6は、文書管理装置の適用例としてのMFP100の処理内容の一例について説明するためのフローチャートである。
MFP100では、まずディスプレイ部12に初期画面を表示する(S101)。図7は、初期画面の一例を示す図である。以下、同図を参照しながら、本実施の形態の操作部11及びディスプレイ部12の表示について説明する。操作部11には、スタートボタン301、テンキー302、クリアキー303、ストップボタン304、パネルリセットボタン305、コピーボタン306、スキャンボタン307、FAXボタン308が配されている。ディスプレイ部12には、設定画面領域311が配されている。
スタートボタン301は、コピー、FAX送信等の動作を開始させる際に用いられる。テンキー302は、コピー枚数等の数値を入力する際に用いられる。クリアキー303は、入力された数値のクリア等に用いる。ストップボタン304は、コピー、スキャン動作などの停止を指示する際に用いられる。パネルリセットボタン305は、設定されている動作モードをキャンセルし、ディスプレイ部12の表示を初期画面に戻す場合に用いられる。
コピーボタン306、スキャンボタン307、FAXボタン308は、MFP1をコピー、スキャン、FAXのいずれの動作モードで動作させるかを設定するための選択ボタンである。コピーボタン306を押下した場合、MFP1は複写機として使用可能となる。
この際、ディスプレイ部12の設定画面領域311には、コピー動作に対する各種設定を行うための表示がなされる。設定画面領域311に表示されている各種ボタンを押下することにより、さらに詳細な設定を行うための階層画面が表示される。各種設定を行った後、原稿をセットしてスタートボタン301を押下することにより、コピー動作が開始される。
スキャンボタン307を押下した場合、MFP1はスキャナとして使用可能となる。この際、設定画面領域311には、スキャン動作に対する各種設定を行うための表示がなされる。設定終了後、原稿をセットしてスタートボタン301を押下することにより、スキャン動作が開始される。
FAXボタン308を押下した場合、MFP1はFAX送信機として使用可能となる。この際、設定画面領域311には、FAX送信動作に対する各種設定を行うための表示がなされる。設定終了後、原稿をセットしてスタートボタン301を押下することにより、FAX送信動作が開始される。
なお、コピーボタン306、スキャンボタン307、FAXボタン308は、いずれか一つを選択すると、自動的に他のボタンは非選択状態となる。本実施の形態では、以上に加えて、文書管理装置の動作を指示するボタンが配されている。即ち、配布ボタン321、回収ボタン322、廃棄ボタン323、確認ボタン324が配されている。
配布ボタン321は、例えばコピーボタン306と同時に指定することができ、管理対象文書を配布する際に押下する。配布ボタン321が押下された場合、スキャナ部13で原稿を読み取って得た画像データと、前記識別子付与部204で付与された文書識別子とが合成されて配布用ファイルが生成され、配布先のアドレス宛に、配布用ファイルが添付されたメールが送信される(配布通知メール)。
回収ボタン322は、例えば文書を回収する旨を文書管理装置に入力する際に指定する。スキャンボタン307と同時に指定するようにしてもよく、回収ボタン322が押下された場合に自動的にスキャンボタン307がオン状態となるようにしてもよい。回収ボタン322が指定された状態でスキャナ部13に原稿をセットし、スタートボタン301を押下すると、識別子抽出部206が、原稿を読み取って得た画像データから識別子を抽出し、当該識別子に対応して文書情報格納部211に格納された文書の処分状況情報が「回収済」、「回収試行」等に更新される。なお、実際に文書を回収する処理は、配布元ユーザと配布先ユーザとの間で行われる必要がある。
廃棄ボタン323は、例えば文書を廃棄する旨を文書管理装置に入力する際に指定する。スキャンボタン307と同時に指定するようにしてもよく、廃棄ボタン323が押下された場合に自動的にスキャンボタン307がオン状態となるようにしてもよい。廃棄ボタン323が指定された状態でスキャナ部13に原稿をセットし、スタートボタン301を押下すると、識別子抽出部206が、原稿を読み取って得た画像データから識別子を抽出し、当該識別子に対応して文書情報格納部211に格納された文書の処分状況情報が「廃棄済」、「廃棄試行」等に更新される。なお、実際に文書を廃棄する処理は、配布先ユーザが行う必要がある。
確認ボタン324は、文書の処分状況を確認したい場合に指定される。確認ボタン324が押下された際には、例えばディスプレイ部12に文書識別子を入力する画面が表示され、ユーザが文書識別子を入力してスタートボタン301を押下すると、当該文書の処分状況をディスプレイ部12に表示させる。
図6のフローチャートに戻って、MFP100では、文書が入力されたか否かを判定する(S102)。文書の入力方法としては、スキャナ部13での原稿の読み取り、PC31等の外部装置から画像データを送信してのプリント要求、ハードディスク23からの画像データの読み出し、メールに添付された画像データの抽出等がある。その他、不図示の各種インタフェース(セントロニクス、USB、カードリーダライタ等)を介して、メモリカード、USBメモリ等の情報記録媒体や外部装置から画像データを取得することもできる。
文書が入力された場合には(S102:YES)、管理対象文書であるか否かを判定する(S103)。ここでは、対象文書の配布通知メールを送信する際の処理であるから、配布ボタン321が指定されているか否か、あるいは外部から入力された画像データに、管理対象文書とされるべき旨の情報が設定されているか否かが判定される。管理対象文書の場合には(S103:YES)、設定情報を取得する(S104)。設定情報とは、上記配布先メールアドレス、処分期限など、文書情報格納部211に格納される情報である。
図8は、例えばPC31からMFP100にプリントを要求する際にPC31で表示するウィンドウの例を示す図である。同図(a)に示されるように、プリント指示ウィンドウで管理対処文書とするか否かを設定するようにすれば、当該設定をMFP100側で取得することができる。管理対象とする旨の指定がされた場合、設定情報入力ボタン401を押下すると、例えば同図(b)に一例が示されるようなウィンドウを表示する。配布先を複数設定する場合には、配布先追加ボタン402を押下する。
図9は、MFP100側で設定情報を入力する際にディスプレイ部12に表示される画面の一例を示す図である。同図の画面は、例えば配布ボタン321が押下され、スキャナ部13で原稿を読み取った後に表示することができる。設定情報の入力方法は上記と同様であり、配布先を追加する場合には配布先追加ボタン312を押下すればよい。なお、配布者コードは、ユーザ認証を経てログインした場合には、ユーザIDから取得、あるいはユーザIDを入力するようにしてもよい。配布先アドレスの設定はアドレス帳を利用して行ってもよい。
次に、識別子付与部204が文書に識別子を付与する(S105)。そして、付与された識別子と、プリント対象の画像データの合成処理を行う(S106)。この際に合成処理の方法は任意であり、印刷した文書をスキャナ部13で読み取った際に抽出可能な形態であればよい。文書識別子が可視の状態に印字されるような形態で合成すれば、管理対象文書であることが認識可能であるというメリットがあるが、必ずしも可視とする必要はなく、電子透かし等に埋め込むような形態でも構わない。
画像データ合成処理の後に、配布通知メールの送信処理を行う(S107)。即ち、本実施の形態では、画像データ合成処理において合成されたファイルを添付した配布通知メールを、配布先アドレスに送信する。この際、前記画像データ合成処理において文書識別子だけでなく配布先アドレス、あるいは配布先コードを文書の識別子と併せて画像データと合成し、配布先ごとに添付するファイルを変えるようにしてもよい。
その後、文書情報格納部221に文書情報を追加して格納する(S108)。この際には、前記図8に例示したウィンドウや、図9に例示した画面を介して設定した配布者コード、配布先アドレス、処分期限、入力方法が、MFP100の文書情報格納部221に格納される。この際に、配布日付、処分日付、ファイル名等も併せて格納する。スキャナ部13で読み取った原稿の場合、ファイル名は文書識別子と同一としてもよく、既にMFP100内に存在するファイルをプリントする場合以外には、入力された画像データのファイルを文書データ格納部222に格納する。なお、ファイル名と併せてファイルの所在を示すパス名を格納することもできる。以上により管理対象文書の配布通知メール送信処理が終了する。
(5)文書管理装置の処理内容(管理対象文書の処分状況管理処理)
次に、配布された管理対象文書の回収、廃棄など、処分状況を管理する場合の文書管理装置の処理内容について説明する。図10は、文書の処分状況管理処理の内容の一例について説明するためのフローチャートである。
図6の例と同様に初期画面を表示し(S201)、回収、廃棄の指示を受け付ける(S202)。回収、廃棄は、上記した回収ボタン322、又は廃棄ボタン323をオン状態とすることで指示する。回収ボタン322、廃棄ボタン323のいずれかが押下された後、スキャナ部13に原稿がセットされ、スタートボタン301が押下されたことを検出して(S203:YES)、原稿の読み取りを行う(S204)。
そして原稿を読み取って得た画像データから識別子を抽出する(S205)。識別子が可視の状態で印刷されている場合には、文字認識で抽出することができるし、電子透かしの状態で埋め込まれている場合には、埋込の方法に併せて識別子を抽出する。識別子を抽出すると、当該識別子をキーとして文書情報管理部221から文書情報を取得し、さらに当該文書の画像データを取得する(S206)。ここでの画像データは、例えば配布の際に文書データ管理部222に格納されたファイルから取得することができる。
ここで、MFP100では、配布先の入力画面をディスプレイ部12に表示する。図11は、配布先入力画面の一例を示す図である。このように配布先の入力を求めるのは、図5に示されるように回収、廃棄等の処分情報が配布先ごとに管理されるからである。この画面でユーザが配布先コードを入力し、OKボタンを押下すると、画像データの比較処理を行う(S209)。画像データの比較処理とは、管理対象文書の同一性を判別するためのものであり、ステップS206にて取得された配布の際の画像データと、回収、廃棄の際にスキャナ部13で読み取られた画像データとを比較する。もっとも、電子透かしなど、文書識別子が不可視の状態で埋め込まれているような場合には、識別子が抽出されたことをもって同一性が確保されたと判断することも可能であり、その場合には本ステップでの比較処理は識別子のみで行うこともできる。比較処理を識別子のみで行い、配布ページ数と回収、廃棄ページ数とを比較して同一性を確保する比較形態も可能である。なお、同一性確保が不要な状況もあり得ることであり、その場合は識別子の取得、比較のみで足りる場合もある。
さて、画像データ比較の結果、同一性が確認できた場合(S209:YES)には、図5の処分状況を「回収済」、若しくは「廃棄済」と設定する(S210)。回収、廃棄処分が試行されたが文書の同一性が確認できなかった場合(S209:NO)には、処分状況を「回収試行」、若しくは「廃棄試行」と設定する(S211)。ここで、配布した文書と読み取った文書とが一致しない旨のメッセージや、再度の原稿セットを促すようなメッセージ等をディスプレイ部12に表示することもできる。そして、文書情報管理部207が、文書情報管理部221に格納さている文書情報(処分情報)を更新する(S212)。この際の日付が処分日付として格納され、また、ステップS209の判定結果が、判定フィールドに格納される。
以上に説明したように、本実施の形態の文書管理情報では、文書の回収、廃棄を行う際に配布された文書をスキャナ部13で読み取り、文書の同一性を確認した上で文書の処分状況を示す情報を更新する。従って、配布された文書が回収、廃棄された旨を適切に管理することができ、機密性を有する文書の管理に特に有効である。また、廃棄された文書が、後日となって紛失、盗難等と区別が付かなくなるといったことが無くなり、特に構成員の多い大組織での文書管理に適用されれば、その実用的効果は極めて大きい。なお、処分状況は、確認ボタン324を押下することにより随時参照することができる。図12は、処分状況確認画面の一例を示す図である。また、処分期限までに文書が回収、廃棄された旨の操作がない場合、あるいは処分期限が近づいている場合に、配布先アドレスに対して、文書の処分催促メールを送信するようにすることもできる。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の内容が上記実施の形態において説明された具体例によって限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例を実施することもできる。
(1)上記実施の形態では、文書の配布通知メールに文書のファイルを添付して送信したが、必ずしも通知メールに文書のファイルを添付する必要はなく、文書を配布する旨の通知のみをメール送信することもできる。
この際、配布通知メールを受信した配布先のユーザが、MFP100の配布ボタン321(あるいは別途設けた配布文書印刷ボタン)を押下した場合に配布対象文書をプリントするようにする。その際、ディスプレイ部12、操作部11を介して文書識別子を入力する構成も可能であるし、配布通知メールを返信することで文書をプリントさせる構成も可能である。配布通知メールの返信で文書をプリントする構成ではMFP100にメールアドレスを付与しておく。
なお、この際には、管理対象文書を入力する際に、プリント期限を設定することができる。プリント期限の設定は、操作部11等を介して行うことができ、配布先アドレスごとに異なる期限を設定することもできる。設定されたプリント期限は文書情報格納部221に格納しておき、設定されたプリント期限までに配布先ユーザが文書をプリントしなかった場合、あるいはプリント期限が近づいた場合に、配布文書印刷の催促メールを送信することもできる。
(2)上記実施の形態では、文書のデータと文書の識別子とを合成して、配布用データを生成した。これは、文書の回収、廃棄の際にスキャナ部13で光電的に文書を読み取って画像データを取得し、画像データから識別子を抽出する場合には好適であるが、必ずしも文書のデータと文書の識別子とを合成しない実施形態も可能である。
即ち、近年、入場券にも、0.4mm角の超小型ICチップが埋め込まれるようになっており、記録紙等の記録シートにICチップを埋め込んだものが広く普及する光景も現実味を帯びている。この場合、文書の識別子をICチップに記憶させることも可能であり、回収、廃棄に際してICチップから識別子を読み取ることも可能であるため、必ずしも文書のデータと識別子とを合成する必要がない。この際には、例えば配布通知メールに識別子を合成していない文書のファイルを添付し、識別子は電子メールのヘッダ又はメール本文に記載する構成が可能である。メールを受信した側では、添付ファイルのプリントを指示するとともに、記録紙等に埋め込まれたICチップに識別子を書き込むようにすればよい。
(3)上記実施の形態では、文書単位で識別子を付与して処分期限等を管理したが、文書が複数のページを含む場合、ページごとに回収期限を設定することも可能であるし、ページごとに処分状況を管理することもできる。
(4)上記実施の形態では、MFP100に識別子付与部204を設けて文書識別子を付与する構成としたが、文書識別子はMFP100、又はPC31でユーザが入力する構成とすることもできる。この際、識別子の重複を避けるため、文書情報格納部221の内容を参照して、重複する場合に識別子の変更を促す構成としてもよい。また、ユーザが入力した識別子に、例えばユーザ名を付加するようにして、重複の可能性を減少させる構成とすることもできる。
(5)上記実施の形態では、MFP100に識別子抽出部206を設けて、原稿を読み取って得た画像データから文書識別子を抽出する構成としたが、回収、廃棄等の際、文書識別子をユーザが入力する構成としてもよい。
(6)上記実施の形態では、回収、廃棄等された後も、文書情報格納部221の内容を保持する構成とした。この構成は、後日、廃棄と紛失の区別がつかない場合がある、という問題の発生を抑制するには有効であるが、回収、廃棄等された後は、文書情報格納部221から当該文書識別子の情報を削除する構成も可能である。またこの際、画像データも併せて削除する構成とすれば、機密性を有する文書のデータが残ることがない。複数の配布先が設定されている場合には、全ての配布先で回収等の処分がされた後に画像データを削除する構成とすることができる。
文書情報格納部221内の情報、文書のファイル(画像データファイル、文書形式ファイル等)を削除するか否かを切り替えることが可能な構成とすることもできる。例えば、図13に例示したようなウィンドウ画面をPC31で表示し、回収、廃棄後の処理を指定するようにすることができる。MFP100側で同様の画面をディスプレイ部12に表示することも可能である。この構成では、MFPの設置場所、設置目的、ユーザの業種等によって、回収、廃棄後の画像データの取扱が異なるといった場合に対応することが可能となる。
(7)上記実施の形態では、図5に示すように処分情報として処分日付を記憶するようにしたが、処分日付に加えて処分時刻も記憶するようにしてもよい。この際には回収、廃棄される原稿が例えばスキャナ部13で読み取られた時刻を取得して、文書情報格納部221に格納するようにすればよい。
本発明は、例えば、文書管理装置に適用することができる。
本発明の実施の形態における文書管理システムの構成の一例を示す図である。 MFP100の外観の一例を示す図である。 MFP100におけるハードウェア構成の一例を示す図である。 MFP100にインストールされた文書管理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 文書情報格納部221に格納される文書情報の内容の一例を示す図である。 MFP100の処理内容の一例について説明するためのフローチャートである。 初期画面の一例を示す図である。 PC31からMFP100にプリントを要求する際にPC31で表示するウィンドウの例を示す図である。 MFP100側で設定情報を入力する際にディスプレイ部12に表示される画面の一例を示す図である。 文書の処分状況管理処理の内容の一例について説明するためのフローチャートである。 配布先入力画面の一例を示す図である。 処分状況確認画面の一例を示す図である。 文書処分後の文書情報、画像データの削除を行うか否かを指定する画面の一例を示す図である。
符号の説明
11 操作部
12 ディスプレイ部
13 スキャナ部
14 プリンタ部
16 通信インタフェース
17 ドキュメントフィーダ
18 給紙装置
19 トレイ
20 CPU
21 ROM
22 RAM
23 ハードディスクドライブ
31 パーソナルコンピュータ(PC)
100 MFP
201 表示内容制御部
202 入力取得部
203 管理対象文書判別部
204 識別子付与部
205 画像データ合成部
206 メール送信部
207 識別子抽出部
208 文書情報管理部
221 文書情報格納部
222 文書データ管理部
321 配布ボタン
322 回収ボタン
323 廃棄ボタン
324 確認ボタン
500 ネットワーク

Claims (14)

  1. 文書の識別子が格納される識別子記憶手段と、
    文書の配布先のメールアドレスを設定するアドレス設定手段と、
    設定されたメールアドレスに対し、文書配布を通知する電子メールを送信するメール送信手段と、
    文書配布後の処分状況を示す処分情報が格納される処分情報記憶手段と、
    文書が印刷された原稿媒体から得た、前記識別子が取り出し可能に含まれた情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段により取得した情報から識別子を取り出す識別子取り出し手段と、
    取り出された識別子の文書について前記処分情報記憶手段に格納されている処分情報を更新する処分情報更新手段とを備える
    ことを特徴とする文書管理装置。
  2. 前記処分情報更新手段は、
    取り出された識別子の文書について、配布された文書が配布先に存在しなくなった旨を示すように前記処分情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の文書管理装置。
  3. 前記文書管理装置は、
    文書のデータと当該文書の識別子とから配布用データを生成するデータ合成手段を備え、
    前記情報取得手段は、
    原稿媒体を光電的に読み取って得た画像データを取得し、
    前記識別子取り出し手段は、
    前記情報取得手段により取得した画像データから識別子を抽出する抽出手段を有し、
    前記処分情報更新手段は、
    前記抽出手段により識別子が抽出された場合に、当該識別子と対応して前記処分情報記憶手段に格納されている処分情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の文書管理装置。
  4. 前記データ合成手段は、
    配布用データに基づいて原稿媒体上に文書を印刷した場合に、前記情報取得手段により当該原稿媒体を読み取って得た画像データから、前記抽出手段が識別子を抽出することが可能であるように配布用データを生成し、
    前記メール送信手段は、
    文書配布を通知する電子メールに、前記配布用データのファイルを添付して送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の文書管理装置。
  5. 前記文書管理装置は、
    原稿媒体を光電的に読み取って画像データを生成する画像読取手段を備え、
    前記情報取得手段は、
    前記画像読取手段により生成された画像データを取得する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の文書管理装置。
  6. 前記文書管理装置は、
    前記配布用データに基づいて文書を印刷する画像形成手段を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の文書管理装置。
  7. 前記文書管理装置は、
    前記画像形成手段による前記配布用データに基づく文書の印刷期限の設定入力を受け付ける配布期限設定受付手段と、
    受け付けた印刷期限が送信先メールアドレスと対応付けて格納される配布期限記憶手段とを備え、
    前記メール送信手段は、
    前記画像形成手段により、印刷期限までに文書が印刷されない場合に、対応付けられた送信先メールアドレスに対し文書の印刷を促すメールを送信する
    ことを特徴とする請求項6に記載の文書管理装置。
  8. 前記文書配布を通知する電子メールには、文書のデータのファイルが添付されるとともに、当該電子メールに文書の識別子が含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の文書管理装置。
  9. 前記文書管理装置は、
    文書の処分期限の設定入力を受け付ける処分期限設定受付手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の文書管理装置。
  10. 前記文書管理装置は、
    前記処分期限設定受付手段が受け付けた期限が、送信先メールアドレスと対応付けて格納される処分期限記憶手段を備え、
    前記メール送信手段は、
    前記識別子取り出し手段が処分期限までに識別子を取得しない場合に、対応付けられた送信先メールアドレスに対し文書の処分を促すメールを送信する
    ことを特徴とする請求項9に記載の文書管理装置。
  11. 前記処分情報更新手段は、
    全ての配布先について、配布された文書が配布先に存在しなくなった旨を示すように処分情報が更新された後は、当該文書に対応して前記処分情報記憶手段に格納された処分情報を削除する
    ことを特徴とする請求項2に記載の文書管理装置。
  12. 前記文書管理装置は、
    前記処分情報記憶手段に格納された処分情報が削除された文書について、当該文書の内容を含むファイルを削除する文書ファイル削除手段を備える
    ことを特徴とする請求項11に記載の文書管理装置。
  13. プロセッサを備える情報処理装置にインストールされ、接続された画像形成装置に対し、印刷すべき文書のデータを送信して印刷を要求するプログラムであって、
    印刷される文書を請求項1から12のいずれかに記載の文書管理装置による文書管理の対象とするか否かを設定する設定処理と、
    前記設定処理で設定された内容を前記画像形成装置に送信する送信処理とを前記プロセッサに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  14. 前記設定処理では、
    文書管理の対象とする場合に、文書配布を通知する電子メールの送信先メールアドレスの入力を受け付け、
    前記送信処理では、さらに、
    入力された送信先メールアドレスを前記画像形成装置に送信する
    ことを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
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