JP2005259266A - 試験装置及び試験方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】試験のスループットを低下させることなく、正確にフェイルデータの数を計数することができる試験装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る試験装置は、被試験メモリに供給するアドレス信号及びデータ信号、並びに被試験メモリがアドレス信号及びデータ信号に応じて出力すべき期待値信号を発生するパターン発生器と、被試験メモリがアドレス信号及びデータ信号に応じて出力した出力信号と期待値信号とを比較して、出力信号と期待値信号とが一致しない場合にフェイルデータを発生する論理比較器と、アドレス信号が示すアドレスにフェイルデータを格納する複数のアドレスフェイルメモリと、アドレス信号の下位ビットに基づいて複数のアドレスフェイルメモリのうちの一のアドレスフェイルメモリを選択し、一のアドレスフェイルメモリにフェイルデータを格納させるメモリ選択部とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】本発明に係る試験装置は、被試験メモリに供給するアドレス信号及びデータ信号、並びに被試験メモリがアドレス信号及びデータ信号に応じて出力すべき期待値信号を発生するパターン発生器と、被試験メモリがアドレス信号及びデータ信号に応じて出力した出力信号と期待値信号とを比較して、出力信号と期待値信号とが一致しない場合にフェイルデータを発生する論理比較器と、アドレス信号が示すアドレスにフェイルデータを格納する複数のアドレスフェイルメモリと、アドレス信号の下位ビットに基づいて複数のアドレスフェイルメモリのうちの一のアドレスフェイルメモリを選択し、一のアドレスフェイルメモリにフェイルデータを格納させるメモリ選択部とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、試験装置及び試験方法に関する。特に本発明は、被試験メモリを試験する試験装置及び試験方法に関する。
メモリ試験装置は、パターン発生器が発生したアドレス信号及びデータ信号を被試験メモリに印加して書き込みを行う。そして、被試験メモリから読み出した出力信号を、パターン発生器がアドレス信号及びデータ信号に対応して発生した期待値信号と比較し、アドレス信号が示すアドレス毎に、出力信号と期待値信号とが不一致であることを示すフェイルデータを、不良解析メモリ内のアドレスフェイルメモリ(以下、「AFM」と呼ぶ。)に格納する。そして、AFMに格納されたフェイルデータを参照し、フェイルデータの数に基づいて被試験メモリの良否判定を行い、また被試験メモリの不良救済解析を行う(例えば、特許文献1参照。)。
不良解析メモリにおけるフェイルデータの数の計数方法としては、被試験メモリの試験が終了した後にAFMに格納されたフェイルデータを参照し、フェイルデータの数を計数する方法がある。また、他の計数方法としては、AFMがリードモディファイライト動作によってフェイルデータを書き込む際にAFMから読み出したデータがフェイルデータでないとき、即ちフェイルデータが初めてそのアドレスに書き込まれるときに、試験に並行して計数する方法がある。
特開平10−55694号公報
しかしながら、被試験メモリの試験が終了した後に計数する方法では、計数を行っている間、次の試験を開始することができず試験に待ち時間を生じさせてしまうので、試験のスループットを低下させることになってしまう。また、試験に並行して計数する方法では、試験の高速化のため、インターリーブ動作によりに複数のAFMにフェイルデータを順次格納する場合において、被試験メモリにおける同一のアドレスについてのフェイルデータが複数のAFMに重複して格納されるので、フェイルデータの数を正確に計数することができない。
そこで本発明は、上記の課題を解決することができる試験装置及び試験方法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
本発明の第1の形態によると、被試験メモリを試験する試験装置であって、被試験メモリに供給するアドレス信号及びデータ信号、並びに被試験メモリがアドレス信号及びデータ信号に応じて出力すべき期待値信号を発生するパターン発生器と、被試験メモリがアドレス信号及びデータ信号に応じて出力した出力信号と期待値信号とを比較して、出力信号と期待値信号とが一致しない場合にフェイルデータを発生する論理比較器と、アドレス信号が示すアドレスにフェイルデータを格納する複数のアドレスフェイルメモリと、アドレス信号の下位ビットに基づいて複数のアドレスフェイルメモリのうちの一のアドレスフェイルメモリを選択し、一のアドレスフェイルメモリにフェイルデータを格納させるメモリ選択部とを備える。
複数のアドレスフェイルメモリのそれぞれに格納されたフェイルデータの数をそれぞれ計数する複数のフェイルカウンタをさらに備え、メモリ選択部は、アドレス信号の下位ビットに基づいて複数のフェイルカウンタのうちの一のフェイルカウンタを選択し、一のアドレスフェイルメモリがフェイルデータを格納した場合に一のフェイルカウンタにフェイルデータの数を計数させてもよい。
複数のアドレスフェイルメモリのそれぞれに対応して設けられ、複数のアドレスフェイルメモリのそれぞれがフェイルデータを格納した場合にカウント制御信号をそれぞれ発生する複数のフェイルカウンタ制御部と、複数のフェイルカウンタ制御部が発生したカウント制御信号の数を計数するフェイルカウンタとをさらに備え、メモリ選択部は、アドレス信号の下位ビットに基づいて複数のフェイルカウンタ制御部のうちの一のフェイルカウンタ制御部を選択し、一のアドレスフェイルメモリがフェイルデータを格納した場合に一のフェイルカウンタ制御部にカウント制御信号を発生させてもよい。
パターン発生器は、アドレス信号が含むロウアドレス又はカラムアドレスを順次インクリメントしながら、被試験メモリに供給するアドレス信号及びデータ信号を発生し、メモリ選択部は、ロウアドレス又はカラムアドレスが順次インクリメントされたアドレス信号の下位ビットに基づいて、複数のアドレスフェイルメモリを順次選択してフェイルデータを順次格納させてもよい。
メモリ選択部は、ロウアドレスの下位nビットの値とカラムアドレスの下位nビットの値との和又は差の下位nビットの値に基づいて、複数のアドレスフェイルメモリのうちの一のアドレスフェイルメモリを選択してもよい。
メモリ選択部は、ロウアドレスの下位ビット及びカラムアドレスの下位ビットに対応づけて、複数のアドレスフェイルメモリのいずれを選択すべきかを示す情報を保持する変換メモリを有してもよい。
本発明の第2の形態によると、被試験メモリを試験する試験方法であって、被試験メモリにアドレス信号及びデータ信号を供給する段階と、被試験メモリがアドレス信号及びデータ信号に応じて出力した出力信号を、被試験メモリがアドレス信号及びデータ信号に応じて出力すべき期待値信号と比較し、出力信号と期待値信号とが一致しない場合にフェイルデータを発生する段階と、アドレス信号の下位ビットに基づいて複数のアドレスフェイルメモリのうちの一のアドレスフェイルメモリを選択する段階と、一のアドレスフェイルメモリのアドレス信号が示すアドレスにフェイルデータを格納する段階とを備える。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となりうる。
本実施形態に係る試験装置によれば、試験のスループットを低下させることなく、正確にフェイルデータの数を計数することができる。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る試験装置100の構成の一例を示す。試験装置100は、タイミング発生器102、パターン発生器104、波形整形器106、論理比較器108、不良解析メモリ110、及び不良救済解析器112を備える。
タイミング発生器102は、基準クロックを発生し、パターン発生器104に供給する。パターン発生器104は、基準クロックに基づいて、被試験メモリ120に供給するアドレス信号、データ信号、及び制御信号を発生し、波形整形器106に供給する。また、パターン発生器104は、当該アドレス信号、当該データ信号、及び当該制御信号に応じて被試験メモリ120が出力すべき期待値信号を発生し、論理比較器108に供給する。波形整形器106は、アドレス信号、データ信号、及び制御信号を被試験メモリ120の試験に必要な波形に整形し、被試験メモリ120に印加する。なお、パターン発生器104は、通常、アドレス信号が含むロウアドレス又はカラムアドレスを順次インクリメントしながら、被試験メモリ120に供給するアドレス信号、データ信号、及制御信号を発生する。
論理比較器108は、アドレス信号、データ信号、及び制御信号に応じて被試験メモリ120が出力した出力信号と、パターン発生器104が発生した期待値信号とを比較して、出力信号と期待値信号とが一致しない場合にフェイルデータを発生し、不良解析メモリ110に供給する。不良解析メモリ110は、アドレス信号が示すアドレスに、フェイルデータを格納する。また、不良解析メモリ110は、論理比較器108が発生したフェイルデータの数を計数する。不良救済解析器112は、被試験メモリ120の試験終了後、不良解析メモリ110に格納されたフェイルデータを読み出し、被試験メモリ120の不良救済解析を行う。また、不良救済解析器112は、不良解析メモリ110が計数したフェイルデータの数に基づいて、被試験メモリ120の良否判定を行う。
本実施形態に係る試験装置100によれば、試験のスループットを低下させることなく、正確にフェイルデータの数を計数することができる。
図2は、本実施形態に係る不良解析メモリ110の構成の一例を示す。不良解析メモリ110は、変換メモリ200、AFMアドレスフォーマッタ202、AFM制御部204、AFM(Bank1)206、AFM(Bank2)208、AFM(Bank3)210、AFM(Bank4)212、フェイルカウンタ216、フェイルカウンタ218、フェイルカウンタ220、フェイルカウンタ222、及びフェイル圧縮部224を有する。なお、変換メモリ200は、本発明のメモリ選択部の一例である。
AFMアドレスフォーマッタ202は、パターン発生器104が発生したアドレス信号をフォーマットしてAFM206、208、210、及び212、並びにフェイル圧縮部224に供給する。変換メモリ200は、パターン発生器104が発生したアドレス信号の下位ビットに基づいて複数のAFM206、208、210、及び212のうちの一のAFMを選択し、選択した一のAFMにイネーブル信号を供給することによりフェイルデータを格納させる。また、変換メモリ200は、パターン発生器104が発生したアドレス信号の下位ビットに基づいて、選択した一のAFMに対応して設けられた、複数のフェイルカウンタ216、218、220、及び222のうちの一のフェイルカウンタを選択し、選択した一のAFMがフェイルデータを格納した場合に、選択した一のフェイルカウンタにイネーブル信号を供給することによりフェイルデータの数を計数させる。
フェイル圧縮部224は、AFMアドレスフォーマッタ202から供給されたアドレス信号に基づいて、所定期間内における同一のアドレスについて試験サイクルを検出し、複数の試験サイクルのそれぞれにおけるフェイルデータのビット毎の論理和演算を行うことで、複数の試験サイクルのそれぞれについてのフェイルデータを1つのフェイルデータに変換してAFM制御部204に供給する。AFM制御部204は、フェイル圧縮部224から供給されたフェイルデータを論理比較器108が発生したフェイルデータをAFM206、208、210、及び212、並びにフェイルカウンタ216、218、220、及び222に供給する。なお、不良解析メモリ110はフェイル圧縮部224を有しなくてもよく、AFM制御部204は、論理比較器108が発生したフェイルデータをAFM206、208、210、及び212に供給してもよい。
AFM206、208、210、及び212は、変換メモリ200からイネーブル信号が供給された場合に、AFMアドレスフォーマッタ202から供給されたアドレス信号が示すアドレスに、AFM制御部204から供給されたフェイルデータを格納する。フェイルカウンタ216、218、220、及び222は、AFM206、208、210、及び212のそれぞれに対応して設けられ、AFM206、208、210、及び212のそれぞれに格納されたフェイルデータの数をそれぞれ計数する。具体的には、フェイルカウンタ216、218、220、及び222は、AFM206、208、210、及び212からリードモディファイライト動作によって読み出されたデータがフェイルデータでなく、AFM制御部204から供給されたデータがフェイルデータであり、変換メモリ200からイネーブル信号が供給された場合に、フェイルデータの数を計数する。
本実施形態に係る試験装置100によれば、変換メモリ200がアドレス信号に基づいてフェイルデータを格納するAFMを選択するので、同一のアドレス信号についてのフェイルデータは常に同一のAFMに格納される。そのため、複数のフェイルカウンタ216、218、220、及び222のそれぞれが複数のAFM206、208、210、及び212のそれぞれに格納されるフェイルデータをそれぞれ計数しても、同一のアドレス信号についてのフェイルデータが異なるフェイルカウンタによって重複して計数されることがない。したがって、被試験メモリ120の試験に並行してフェイルデータを正確に計数することができる。
図3は、本実施形態に係る変換メモリ200のデータ構成の一例を示す。図4及び図5は、本実施形態に係るAFMのバンクとアドレス信号との関係の一例を示す。変換メモリ200は、アドレスデータに対応づけて出力データを格納する。アドレスデータは、パターン発生器104が発生するアドレス信号が含むロウアドレス(Xアドレス)及びカラムアドレス(Yアドレス)のそれぞれの下位nビットの値の組み合わせである。出力データは、パターン発生器104が発生するアドレス信号に基づいて複数のAFMのいずれを選択すべきかを示す情報としての、複数のAFMのそれぞれに供給する1ビットのイネーブル信号の組み合わせである。
本例において、変換メモリ200は、ロウアドレスの最下位2ビット(X1、X0)の値とカラムアドレスの最下位2ビット(Y1、Y0)の値に対応づけて、AFM(Bank1)206、AFM(Bank2)208、AFM(Bank3)210、及びAFM(Bank4)212のそれぞれに供給するイネーブル信号を格納する。
変換メモリ200は、図4に示すように、パターン発生器104によってロウアドレス又はカラムアドレスが順次インクリメントされた場合に、アドレス信号の下位ビットに基づいて、複数のAFM206、208、210、及び212を順次選択してフェイルデータを順次格納させるべく、所定のアドレスデータに対応づけて所定の出力データを保持する、即ち、変換メモリ200は、ロウアドレスの下位nビットの値とカラムアドレスの下位nビットの値との和又は差の下位nビットの値に基づいて、複数のAFM206、208、210、及び212のうちの一のAFMを選択すべく、ロウアドレスの下位ビット及びカラムアドレスの下位ビットに対応づけて出力データを保持する。よって、AFM206、208、210、及び212のそれぞれに対して、4回の試験サイクルにおいて各1回のアクセスなされる。
本例において、変換メモリ200は、ロウアドレスの下位2ビットの値とカラムアドレスの下位2ビットの値との和の下位2ビットの値が「0」の場合にAFM(Bank1)206及びフェイルカウンタ216にイネーブル信号を供給し、「1」の場合にAFM(Bank2)208及びフェイルカウンタ218にイネーブル信号を供給し、「2」の場合にAFM(Bank3)210及びフェイルカウンタ220にイネーブル信号を供給し、「3」の場合にAFM(Bank4)212及びフェイルカウンタ222にイネーブル信号を供給する。
以上のように、変換メモリ200がロウアドレスの下位ビットの値及びカラムアドレスの下位ビットの値に応じてAFM(バンク)を選択することによって、ロウアドレス又はカラムアドレスが順次インクリメントされて試験が行われる場合には、順次異なるAFM(バンク)にフェイルデータが格納される。したがって、インターリーブ動作による試験の高速化を図ることができ、試験のスループットを向上させることができる。また、変換メモリ200がロウアドレスの下位ビットの値及びカラムアドレスの下位ビットの値に応じてAFM及びフェイルカウンタを選択することによって、同一のアドレス信号についてのフェイルデータは、常に同一のフェイルカウンタによって計数されるので、フェイルデータの数を正確に計数できる。
また、試験装置100がメモリセル間干渉試験、即ちアドレス信号が示す注目セルにデータを書き込んだ後に注目セルの周囲のセルからデータを読み出して試験を行う場合には、図5(a)に示すように、連続して同一のAFM(バンク)にフェイルデータを供給する必要が生じる。そこで、AFM206、208、210、及び212のそれぞれがFIFOメモリを有し、FIFOメモリによってフェイルデータを一次的にバッファする。そうすると、図5(b)に示すように、次の注目セルに関しての試験サイクルにおいては、前回の注目セルに関しての試験サイクルと異なるAFM(バンク)にフェイルデータを供給することになるので、2回の注目セルに関しての試験サイクルにおいてそれぞれのAFM(バンク)によるフェイルデータの格納動作は、平均4回に1回となる。したがって、メモリセル間干渉試験を行う場合であっても、インターリーブ動作による試験の高速化を妨げることにならない。
図6は、本実施形態に係る変換メモリ200の構成の変形例を示す。不良解析メモリ110は、図2に示した変換メモリ200に代えて、変換メモリ600及びデコーダ602を有してもよい。変換メモリ600は、ロウアドレスの最下位nビットの値とカラムアドレスの最下位nビットの値に対応づけて、AFM(Bank1)206、AFM(Bank2)208、AFM(Bank3)210、及びAFM(Bank4)212のバンク数を示す値を保持し、パターン発生器104が発生したアドレス信号に基づいてバンク数を示す値をデコーダ602に供給する。デコーダ602は、変換メモリ600から供給されたバンク数を示す値をデコードし、AFM(Bank1)206、AFM(Bank2)208、AFM(Bank3)210、及びAFM(Bank4)212のいずれかにイネーブル信号を供給する。
以上のような変形例によれば、変換メモリ600のデータビット数を、AFMを4バンクで構成する場合には2ビット、AFMを8バンクで構成する場合には3ビット、AFMを16バンクで構成する場合には4ビットとすることができるので、変換メモリ200のデータビット数に比べ半分以下にすることができ、メモリ容量を削減することができる。また、他の変形例において、不良解析メモリ110は、変換メモリ200に代えて、図3に示したアドレスデータの入力に対して、図3に示した出力データを出力するように設計された回路を有してもよい。
図7は、本実施形態に係る不良解析メモリ110の構成の変形例を示す。不良解析メモリ110は、図2に示したフェイルカウンタ216、フェイルカウンタ218、フェイルカウンタ220、及びフェイルカウンタ222に代えて、フェイルカウンタ制御部706、フェイルカウンタ制御部708、フェイルカウンタ制御部710、フェイルカウンタ制御部712、論理和回路702、及びフェイルカウンタ704を有してもよい。なお、図7に示した不良解析メモリ110の動作は、以下に説明する部分を除き、図2から図6に示した不良解析メモリ110の動作と同一である。
変換メモリ200は、パターン発生器104が発生したアドレス信号の下位ビットに基づいて、選択した一のAFMに対応して設けられた、複数のフェイルカウンタ制御部706、708、710、及び712のうちの一のフェイルカウンタ制御部を選択し、選択した一のAFMがフェイルデータを格納した場合に、選択した一のフェイルカウンタ制御部にイネーブル信号を供給することによりカウント制御信号を発生させる。
フェイルカウンタ制御部706、708、710、及び712のそれぞれは、AFM206、208、210、及び212のそれぞれに対応して設けられ、AFM206、208、210、及び212のそれぞれがフェイルデータを格納した場合にカウント制御信号をそれぞれ発生する。具体的には、フェイルカウンタ制御部706、708、710、及び712は、AFM206、208、210、及び212からリードモディファイライト動作によって読み出されたデータがフェイルデータでなく、AFM制御部204から供給されたデータがフェイルデータであり、変換メモリ200からイネーブル信号が供給された場合に、カウント制御信号を発生する。
論理和回路702は、フェイルカウンタ制御部706、708、710、及び712のそれぞれが発生したカウント制御信号の論理和演算を行い、演算結果をフェイルカウンタ704に供給する。フェイルカウンタ704は、論理和回路702から供給された演算結果に基づいて、フェイルカウンタ制御部706、708、710、及び712が発生したカウント制御信号の数を計数する。
以上のような変形例によれば、AFMのバンク数が多くなった場合であっても、AFM毎にフェイルカウンタを設けることなく、被試験メモリ120の試験に並行してフェイルデータを正確に計数することができる。
また、本実施形態に係る試験装置100には、次のような技術的効果がある。まず、従来技術においては、インターリーブ動作により複数のAFMにフェイルデータを格納する場合、複数のAFMがそれぞれ被試験メモリ120と同等のメモリ容量をもつ必要があったが、本実施形態に係る試験装置100によれば、同一のアドレス信号についてのフェイルデータは常に同一のAFMに格納されるので、1つのAFMのメモリ容量は、被試験メモリ120のメモリ容量をAFMの数で割った大きさで足りる。即ち、複数のAFMのメモリ容量の合計が被試験メモリ120のメモリ容量と同等であればよい。また、変換メモリ200のデータビット数によってAFMの最大バンク数が決定されるので、変換メモリ200のデータビット数を大きくすることによって、変換メモリ200のデータ構成を変更するだけで、簡単に任意のAFMのバンク数に対応することができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100 試験装置
102 タイミング発生器
104 パターン発生器
106 波形整形器
108 論理比較器
110 不良解析メモリ
112 不良救済解析器
120 被試験メモリ
200 変換メモリ
202 AFMアドレスフォーマッタ
204 AFM制御部
206 AFM
208 AFM
210 AFM
212 AFM
216 フェイルカウンタ
218 フェイルカウンタ
220 フェイルカウンタ
222 フェイルカウンタ
224 フェイル圧縮部
600 変換メモリ
602 デコーダ
702 論理和回路
704 フェイルカウンタ
706 フェイルカウンタ制御部
708 フェイルカウンタ制御部
710 フェイルカウンタ制御部
712 フェイルカウンタ制御部
102 タイミング発生器
104 パターン発生器
106 波形整形器
108 論理比較器
110 不良解析メモリ
112 不良救済解析器
120 被試験メモリ
200 変換メモリ
202 AFMアドレスフォーマッタ
204 AFM制御部
206 AFM
208 AFM
210 AFM
212 AFM
216 フェイルカウンタ
218 フェイルカウンタ
220 フェイルカウンタ
222 フェイルカウンタ
224 フェイル圧縮部
600 変換メモリ
602 デコーダ
702 論理和回路
704 フェイルカウンタ
706 フェイルカウンタ制御部
708 フェイルカウンタ制御部
710 フェイルカウンタ制御部
712 フェイルカウンタ制御部
Claims (7)
- 被試験メモリを試験する試験装置であって、
前記被試験メモリに供給するアドレス信号及びデータ信号、並びに前記被試験メモリが前記アドレス信号及び前記データ信号に応じて出力すべき期待値信号を発生するパターン発生器と、
前記被試験メモリが前記アドレス信号及び前記データ信号に応じて出力した出力信号と前記期待値信号とを比較して、前記出力信号と前記期待値信号とが一致しない場合にフェイルデータを発生する論理比較器と、
前記アドレス信号が示すアドレスに前記フェイルデータを格納する複数のアドレスフェイルメモリと、
前記アドレス信号の下位ビットに基づいて前記複数のアドレスフェイルメモリのうちの一の前記アドレスフェイルメモリを選択し、前記一のアドレスフェイルメモリに前記フェイルデータを格納させるメモリ選択部と
を備える試験装置。 - 前記複数のアドレスフェイルメモリのそれぞれに格納された前記フェイルデータの数をそれぞれ計数する複数のフェイルカウンタをさらに備え、
前記メモリ選択部は、前記アドレス信号の下位ビットに基づいて前記複数のフェイルカウンタのうちの一の前記フェイルカウンタを選択し、前記一のアドレスフェイルメモリが前記フェイルデータを格納した場合に前記一のフェイルカウンタに前記フェイルデータの数を計数させる
請求項1に記載の試験装置。 - 前記複数のアドレスフェイルメモリのそれぞれに対応して設けられ、前記複数のアドレスフェイルメモリのそれぞれが前記フェイルデータを格納した場合にカウント制御信号をそれぞれ発生する複数のフェイルカウンタ制御部と、
前記複数のフェイルカウンタ制御部が発生した前記カウント制御信号の数を計数するフェイルカウンタと
をさらに備え、
前記メモリ選択部は、前記アドレス信号の下位ビットに基づいて前記複数のフェイルカウンタ制御部のうちの一の前記フェイルカウンタ制御部を選択し、前記一のアドレスフェイルメモリが前記フェイルデータを格納した場合に前記一のフェイルカウンタ制御部に前記カウント制御信号を発生させる
請求項1に記載の試験装置。 - 前記パターン発生器は、前記アドレス信号が含むロウアドレス又はカラムアドレスを順次インクリメントしながら、前記被試験メモリに供給する前記アドレス信号及び前記データ信号を発生し、
前記メモリ選択部は、前記ロウアドレス又は前記カラムアドレスが順次インクリメントされた前記アドレス信号の下位ビットに基づいて、前記複数のアドレスフェイルメモリを順次選択して前記フェイルデータを順次格納させる
請求項1に記載の試験装置。 - 前記メモリ選択部は、前記ロウアドレスの下位nビットの値と前記カラムアドレスの下位nビットの値との和又は差の下位nビットの値に基づいて、前記複数のアドレスフェイルメモリのうちの前記一のアドレスフェイルメモリを選択する
請求項4に記載の試験装置。 - 前記メモリ選択部は、前記ロウアドレスの下位ビット及び前記カラムアドレスの下位ビットに対応づけて、前記複数のアドレスフェイルメモリのいずれを選択すべきかを示す情報を保持する変換メモリを有する
請求項4に記載の試験装置。 - 被試験メモリを試験する試験方法であって、
前記被試験メモリにアドレス信号及びデータ信号を供給する段階と、
前記被試験メモリが前記アドレス信号及び前記データ信号に応じて出力した出力信号を、前記被試験メモリが前記アドレス信号及び前記データ信号に応じて出力すべき期待値信号と比較し、前記出力信号と前記期待値信号とが一致しない場合にフェイルデータを発生する段階と、
前記アドレス信号の下位ビットに基づいて複数のアドレスフェイルメモリのうちの一のアドレスフェイルメモリを選択する段階と、
前記一のアドレスフェイルメモリの前記アドレス信号が示すアドレスに前記フェイルデータを格納する段階と
を備える試験方法。
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