JP2005257745A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置において音声情報を簡易に画像として印刷したり、印刷された画像から音声情報を取得する。
【解決手段】 音声情報を取得する手段と、前記音声情報を画像データ化する手段とを備え、音声用画像データに基づいて画像形成を行い、形成された音声用画像を転写紙に転写可能とした。画像形成装置が本来備える機能を利用して、通常の画像とともに音声用画像を転写紙に容易に印刷できる。原稿に形成された画像を読み取って画像データを生成する手段と、画像データに含まれる音声用画像データから音声情報を生成する手段と、音声情報に基づいて音声を再生する装置または音声情報に基づいて音声ファイルを生成する手段を有する。音声用画像が印刷されている原稿から容易に音声情報を取得でき音声の再生や音声ファイル化を容易に行える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子写真複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を有する複合機等の画像形成装置に関するものである。
音声情報を利用するために、音声を記録、再生する方法は種々提案されており、その中には、音声波形データを画像化し、その画像から音声を再生する方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1では、音声情報などがドットマトリックス式の二次元コードに記号化されたカードから、該コードを画像として読み取り、これをデコードしてスピーカによって音声化する装置および方法が開示されている。
また、写真画像が印刷されたプリントに音声データが記録された音声記録媒体を付加したプリント装置が提案されている(特許文献2参照)。この装置では、ゲームセンタなどで写真を撮影してシールプリントなどする際に、画像とともに音声を楽しむことができるようにしている。また、上記音声データを再生したい場合には、コード読み取り装置によってコードを読み取って、音声データに変換し、さらに、この音声データを携帯電話で再生可能にしている。
特開2002−297173号公報 特開2001−272989号公報
しかし、前記した従来技術のうち前者では、使用可能な情報が限られるため適用できる範囲が限定されてしまうという問題がある。また、後者の従来技術では、音声の記録、再生に特別な機器が必要となり、コストアップを招いてしまう。また、写真用画像と音声用のコードなどを混在させているため、見た目などが悪く、画像品質を低下させてしまうという問題がある。
これに対し、一般の画像形成装置では、原稿などから得られる画像データを転写紙上に印刷しており、音声用のコードなどの印刷も特別な装置を要することなく行うことができる。また、画像形成装置には、画像を読み取ってデータ化する画像読み取り部を有しており、原稿に印刷されているコードなども、特別な装置を要することなく容易に画像データ化することができる。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、画像形成装置が本来備える機能を利用することで、通常の画像に加えて音声用の画像の印刷や、読み取りを可能にして利用情報の拡充を図ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、請求項1記載の発明は、画像データに基づいて画像形成を行い、形成された画像を転写紙に転写する画像形成装置であって、
音声情報を取得する音声情報取得手段と、前記音声情報を画像データ化する音声用画像データ生成手段とを備え、音声用画像データに基づいて画像形成を行い、形成された音声用画像を転写紙に転写可能としたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、取得された音声情報によって音声用画像データが得られ、この音声用画像データから通常の画像データと同様に画像形成を行い、画像を転写紙に転写することができる。すなわち、音声情報の取得と、これを画像データ化するための手段を除けば、従来の画像形成装置の機能をそのまま利用することが可能である。
なお、音声情報取得手段としては、画像形成装置そのもので音声情報を生成する場合には、音声を入力するためのマイクなどの音声入力手段と、これをデータ化するAD変換器を必要とする。また、音声情報取得手段としては、データ化された音声情報を、適宜の記憶媒体(例えばFD、CD、不揮発メモリなど)を介して入力するものであってもよく、また、LAN、その他のネットワーク、無線装置などを介して外部から入力するものであってもよい。
請求項2記載の画像形成装置の発明は、請求項1記載の発明において、前記音声情報が圧縮処理されたものであることを特徴とする。
音声情報は、記憶するメモリ容量などを節約できるように圧縮処理されたものとするのが望ましい。圧縮方式は本発明としては特に限定されるものではなく、例えばMP3、WMAなどを挙げることができる。
請求項3記載の画像形成装置の発明は、請求項1または2に記載の発明において、音声情報取得手段が音声情報を圧縮する機能を有することを特徴とする。
請求項4記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記音声用画像が2次元コードからなることを特徴とする。
2次元コードは、1次元コード(いわゆるバーコード)に比べて情報量が多く、同じ情報量に対しては画像面積を小さくすることができる。なお、二次元コードの方式は特定のものに限定されるものではなく、適宜の方式を選定することができる。例えばスタック型、マトリックス型のいずれでもよい。
請求項5記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、転写紙の片面を通常画像域とし、他の片面を音声用画像域とすることを特徴とする。
請求項6記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、音声用画像は、通常画像が転写されていない転写紙の余白域に設けることを特徴とする。
請求項7記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、音声用画像は予め定めた転写紙の所定位置に設けることを特徴とする。
上記請求項5に示すように、片面(表面)を通常画像面とし、他面(裏面)に音声用画像を形成することで、音声用画像が目立たず、したがって通常画像の品質を損なうことなく音声用画像を印刷することができる。また、音声用画像を転写紙の余白領域に設けることで、通常画像への見た目の影響を一層小さくすることができる。また、音声用画像を転写紙の予め定めた位置に形成しておくことで、音声用画像の有無を容易に判定でき、また、その読み取りも容易に行うことができる。
請求項8記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載の発明において、音声用画像の有無を示す有無情報画像を形成して転写紙に転写可能としたことを特徴とする。
請求項9記載の画像形成装置の発明は、請求項8記載の発明において、前記有無情報画像は、通常画像が形成されている転写紙面に設けられていることを特徴とする。
請求項10記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜9のいずれかに記載の発明において、前記有無情報は、音声用画像の記録方向および記録位置に関する情報を含むことを特徴とする。
請求項11記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜10のいずれかに記載の発明において、有無情報画像は予め定めた転写紙の所定位置に設けることを特徴とする。
また、上記音声用画像の他に、音声用画像の有無を示す有無情報画像を形成しておくことにより、画像形成装置で読み込む際に音声用画像の有無を容易に知ることができる。特に、通常画像が片面(表面)に印刷され、他面(裏面)に音声用画像が印刷されている場合にも、表面側を読み取ることで他面側を読み取る前に音声用画像が印刷されているか否かを知ることができ、裏面側に印刷画像が無い場合に無駄な読み込みをすることを回避できる。また、有無情報画像に音声用画像が印刷された位置や記録方向に関する情報を含むことで、音声用画像を容易に抽出して音声用にデータ化することができる。また、有無情報画像を転写紙の所定位置に印刷するように予め定めておけば、有無情報を迅速に得ることができる。
請求項12記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜11のいずれかに記載の発明において、前記音声用画像と有無情報画像の一方または両方が、黄色からなることを特徴とする。
音声用画像および有無情報画像を目立たない色(例えば黄色)で印刷することで通常画像に対する見た目の影響を小さくすることができる。したがって淡色や灰色で音声用画像および有無情報画像を印刷してもよい。
請求項13記載の画像形成装置の発明は、請求項1〜12のいずれかに記載の発明において、前記普通画像データと音声用画像データの一方又は両方を送信可能な通信手段を備えることを特徴とする。
請求項14記載の画像形成装置の発明は、原稿に形成された画像を読み取って画像データを生成する読み取り手段と、前記画像データに含まれる音声用画像データから音声情報を生成する音声情報生成手段と、該音声情報に基づいて音声を再生する音声再生装置とを有することを特徴とする。
請求項15記載の画像形成装置の発明は、原稿に形成された画像を読み取って画像データを生成する読み取り手段と、前記画像データに含まれる音声用画像データに基づいて音声情報を生成する音声情報生成手段と、該音声情報に基づいて音声ファイルを生成する音声ファイル生成手段とを有することを特徴とする。
請求項14または15記載の画像形成装置では、原稿に印刷されている音声用画像によって音声情報が得られ、この音声情報に基づいて音声を再生したりファイル化したりすることができる。
請求項16記載の画像形成装置の発明は、請求項14または15に記載の発明において、前記音声情報生成手段は、圧縮された音声情報を伸長する機能を有することを特徴とする。
請求項17記載の画像形成装置の発明は、請求項14〜16のいずれかに記載の発明において、前記音声情報生成手段は、二次元コードからなる音声用画像データをデコードして得られることを特徴とする。
請求項18記載の画像形成装置の発明は、請求項14〜17のいずれかに記載の発明において、前記音声情報生成手段は、音声情報の生成が不可の場合、画像データを所定角度回転させた画像のデータに変更して音声情報の生成を再実行することを特徴とする。
請求項19記載の画像形成装置の発明は、請求項14〜18のいずれかに記載の発明において、前記読み取り手段で生成された画像データに、音声用画像有りの情報が含まれている場合に通知を行う通知手段を備えることを特徴とする。
請求項19記載の発明によれば、原稿に音声用画像が含まれていることをユーザに知らせることができる。例えばプラテンに原稿をおいて読み取りを行っていて、原稿の裏面側に音声用画像が印刷されている場合、ユーザに裏面側の読み取りを促すことができる。
請求項20記載の画像形成装置の発明は、請求項14〜19のいずれかに記載の発明において、前記読み取り手段で生成された画像データに、音声用画像有りの情報が含まれている場合に、転写紙の裏面側に設けられた音声用画像を、原稿の表裏面を自動的に読み取り可能な自動原稿読み取り装置によっての読み取ることを特徴とする。
請求項21記載の画像形成装置の発明は、請求項14〜20のいずれかに記載の発明において、前記音声ファイルと画像データの一方又は両方を外部に送信可能な通信手段を備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明の画像形成装置の一形態によれば、音声情報を取得する音声情報取得手段と、前記音声情報を画像データ化する音声用画像データ生成手段とを備え、音声用画像データに基づいて画像形成を行い、形成された音声用画像を転写紙に転写可能としたので、画像形成装置が本来備える機能(特に好適には両面読み取り機能、両面プリント機能)を利用して、通常の画像とともに音声用画像を転写紙に容易に印刷することができる。
また、本発明の第2の形態によれば、原稿に形成された画像を読み取って画像データを生成する読み取り手段と、前記画像データに含まれる音声用画像データから音声情報を生成する音声情報生成手段と、該音声情報に基づいて音声を再生する音声再生装置または該音声情報に基づいて音声ファイルを生成する音声ファイル生成手段とを有するので、音声用画像が印刷されている原稿から容易に音声情報を取得することができ、該音声情報によって音声の再生や音声ファイル化を容易に行うことができる。
(実施形態1)
以下に、本発明の一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
画像形成装置は、図1のブロック図に示すように、画像装置制御部100とスキャナ部130と表示操作部140とプリンタ部150とを有するデジタルコピア本体10と、LAN2を通して外部機器から入力されるデータを処理し、またはスキャナ部130などで得た画像などのデータを外部に転送可能にする画像処理制御部20とを備えている。すなわち、画像処理制御部20とLAN2とが本発明の通信手段として機能する。この実施形態では、LAN2に外部コンピュータ3が接続されている。
画像装置制御部100には、装置制御CPU101を備えており、該装置制御CPU101にDRAM制御IC103が接続されている。また、装置制御CPU101には、不揮発メモリ102が接続されている。該不揮発メモリ102には、上記装置制御CPU101を動作させるためのプログラムや画像形成装置1の初期印刷設定情報や、プロセス制御パラメータ等の機械設定情報などが格納されている。装置制御CPU101は、該不揮発メモリ102の不揮発データを読み取り可能であり、また、所望のデータを不揮発データとして該不揮発メモリ102に書き込むことが可能である。なお不揮発データには、音声データを符号化して二次元コード化するための方式と、音声用画像データから音声データをデコードするための方式とを含んでいる。したがって、装置制御CPU101と不揮発メモリデータとによって、本発明の音声用画像データ生成手段および音声情報生成手段の主要部を構成する。
なお、装置制御CPU101は、上記機械設定情報等に従って画像形成装置1の各部を動作制御する。
スキャナ部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナ部130全体の制御を行うスキャナ制御部132と、原稿を片面および両面で自動的に読み取り可能な自動原稿読み取り装置(ADF)133を備えている。
スキャナ制御部132は、前記制御CPU101とシリアル通信可能に接続されている。また、前記CCD131は、該CCD131で読み取った画像データを処理する読み取り処理部104に接続され、該読み取り処理部104には画像データを圧縮処理する圧縮IC105が接続され、該圧縮IC105は前記したDRAM制御IC103に接続されている。上記スキャナ部130と読み取り処理部116と圧縮IC118とによって画像読み取り手段が構成される。
表示操作部140は、タッチパネル141と、表示操作部制御部142とを備えており、上記タッチパネル141と表示操作部制御部142とが接続され、該表示操作部制御部142と前記装置制御CPU101とが接続されている。表示操作部140では、タッチパネル141によって、画像形成装置1における印刷設定や動作制御条件などの機械設定入力や設定内容、メッセージ等の表示が可能になっている。なお、タッチパネル141は、本発明の通知手段として機能可能である。
さらに前記DRAM制御IC103には、圧縮された画像データを伸張する伸張IC107が接続されており、該伸張IC107には書き込み処理部108が接続されている。該書き込み処理部108は、プリンタ部150のLD(レーザダイオード)151に接続され、該LD151の動作に用いられるデータの処理を行う。また、プリンタ部150は、プリンタ部150の全体を制御するプリンタ制御部152を備えており、プリンタ制御部152は、前記した制御CPU101に接続されている。
また、DRAM制御IC103には、音声圧縮IC112、音声処理部111を介してマイク110が接続されている。これら音声圧縮IC112、音声処理部111、マイク110は本発明の音声情報取得手段を構成している。
また、DRAM制御IC103には、さらに音声伸長IC115、音声データ処理部116を介してスピーカ117が接続されている。これら音声伸長IC115、音声データ処理部116、スピーカ117は本発明の音声再生装置を構成している。
上記音声処理部111は、マイク110から入力された音声をデータ化して、音声圧縮IC112に送出するものである。音声圧縮IC112は、予め定めた音声圧縮方式(例えばMP3)に従って音声データを圧縮する。なお、MP3は、MPEG Audio Layer-3を意味している。また、音声伸長IC115は、圧縮されている音声データを予め定めた音声圧縮方式に従って伸長するものである。音声データ処理部116は、音声データをD/A変換してスピーカ117用のアナログ信号を生成する。
また、DRAM制御IC103には、圧縮メモリ106aとページメモリ106bとからなる画像メモリ106が接続されており、さらに、DRAM制御IC103には、音声メモリ118が接続されている。
また、前記PCIバス15には、入出力データ処理制御部20のDRAM制御IC21が接続されている。画像処理制御部20では、DRAM制御IC21に、メモリ(DRAM)22が接続されている。また、入出力データ処理制御部20では、共通バスに前記DRAM制御IC21と、データ処理制御CPU23、LANインターフェース25が接続されている。LANインターフェース25は、LAN2に接続されている。
上記LANインターフェース2を通して他の画像形成装置や外部機器などとの通信が可能であり、他の画像形成装置との間で画像データの送受信や音声データの送受信を行うことができる。したがって入出力データ処理制御部20は、音声情報取得手段として機能することもできる。
データ処理制御CPU23では、データの種別に従って、DRAM制御IC21を制御してデータをメモリ22に展開しつつ画像形成装置で利用可能なデータ形式とする。また、画像形成装置で生成されたデータを外部の機器に通信可能なデータ形式に変更する。
次に、上記画像形成装置の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置100において画像データを蓄積する手順について説明する。
第1に画像形成装置1において、スキャナ部130で画像を読み取り画像データを生成する場合について説明する。スキャナ部130において原稿からCCD131により画像を光学的に読み取る。この際には、画像装置制御CPU101から指令を受けるスキャナ制御部132によってCCD131の動作制御を行う。また、ADF133を用いる場合には、スキャナ制御部132によってADF133の制御を行う。
画像装置制御CPU101はプログラムによって動作し、表示操作部140における操作に基づいてスキャナ部130への指令を発行する。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部104でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、圧縮IC105において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC103を介して圧縮メモリ106aに格納される。
一方、上記画像データの格納に加えて音声用画像データを生成する手順を図2に基づいて説明する。
先ず、音声情報を取得するための行程を実行する(ステップa1)。音声情報の取得は、LAN2を通して外部から音声データを得るものであってもよく、また、マイク110を通して入力するものであってもよい。LAN2を通して得られる圧縮された音声用のデータは、入出力データ処理制御部20に入力され、音声データとしてPCIバス15、DRAM制御IC103を通して音声メモリ118に格納される(ステップa2→a4)。一方、マイク110を通して音声を入力する場合、マイク110で得られた音声信号を音声処理部111でデータ化した後、音声圧縮IC112でデータ圧縮を行い、DRAM制御IC103を通して音声メモリ118に格納される(ステップa2→a3→a4)。なお、入出力データ処理制御部20で得られた音声データが圧縮されていない場合には、マイク110を通して音声を取得した場合と同様に、音声圧縮IC112によって圧縮処理を行うことも可能である。
上記行程を経た後、画像形成を行う際には、圧縮メモリ106aに格納された画像データをページメモリ106bに展開する。一方、音声メモリ118から音声データを呼び出し、これを装置制御CPU101において予め定めた方式によって2次元コード化し、圧縮された音声用画像データを生成する(ステップa5)。この音声用画像データは、前記ページメモリ106bで画像データと合成される(ステップa6)。
合成に際しては、転写紙の裏面側の余白に音声用画像が形成されるようにデータ合成をする。また、画像データの合成に際しては、転写紙の表面側の余白に音声用画像の有無を示すための有無情報画像が形成するための画像データを作成し上記画像データに合成する。なお、有無情報には、音声用画像の記録位置と記録方向を含んでいるのが好ましく、さらに有無情報画像が、常に転写紙の一定位置に印刷されるように画像データを生成するのが望ましい。
ページメモリ160bに格納された合成画像データは、DRAM制御IC103を介して伸張IC107に送出してデータを伸張する。伸張したデータは書き込み処理部108に送出され、LD151において感光体(図示しない)への書き込みを行う。また、プリンタ部150では、画像装置制御部101の指令を受けてプリンタ制御部152によって各部の制御が行われる。上記によってプリンタ部150において転写紙への印刷が行われる。画像形成に際しては、前記した機械設定情報等によって動作制御がなされる。
図3は、上記設定および行程によって印刷がなされた転写紙200を示すものである。この実施形態では、表面200aの画像域201に通常画面が印刷され、余白域の202に、音声用画像の有無情報画像203が印刷されている。そして裏面200bの余白域202に音声用画像204が印刷されている。なお、転写紙への印刷をカラー印刷可能な画像形成装置で行う場合には、有無情報画像および音声用画像は、目立たない黄色などにより印刷する。
上記実施形態では、音声情報に基づいて画像形成を行う場合について説明したが、音声データをファイル化し、これを入出力データ処理制御部20、LAN2を介して他の画像形成装置や外部機器に送信することもできる。また、この際に、通常画像の画像データを合わせて送信することもできる。音声データファイルと画像データとは、例えば図示しないHDDなどの記憶手段に記憶しておき、必要に応じて送信するようにしてもよい。その場合、同一のフォルダにこれらを記憶してフォルダごと送信してもよい。また、音声データファイルに変えて音声用画像データを送信するようにしてもよい。
(実施形態2)
次に、音声用画像が印刷された原稿を読み取って音声情報を取得する他の発明の実施形態について図4に基づいて説明する。なお、この実施形態で用いる画像形成装置は、実施形態1で用いた画像形成装置と同様の構成のものを使用するものとして説明する。
図3に示すように音声用画像が形成された原稿をスキャナ部に130にセットし、画像の読み取りを行う(ステップb1)。この際には、ADF133またはプラテン上に原稿を載置する。前記した実施形態の画像形成装置の動作と同様に、画像の読み取り後の画像処理によって画像データが得られ(ステップb2)、圧縮メモリ106aに格納される。該圧縮メモリ106aの画像データは、ページメモリ106bに展開され、音声情報領域すなわち音声用画像データの抽出を行う。データの抽出がなされたとにきは圧縮方法を検知する。圧縮方法は、抽出されたデータの解析によって認識することができる。
抽出されたデータは、予め定められたコード方式に従って、データのデコードがなされる(ステップb6)。デコードが困難な場合、画像を90度回転させたデータにして、繰り返しデータのデコードを試みる(ステップb9→ステップb6)。360度の回転によってデコードが困難な場合には、読み取り不可として音声情報の取得を中止する(ステップb8)。デコードが成功した場合、圧縮された状態の音声データが得られる。音声データは、一旦音声メモリ118に格納することができる。そして、自動的または操作者の支持によってDRAM制御IC103を介して音声伸長IC115に送出し、ここで、検知された圧縮方法に従ってデータの伸長を行う。伸長された音声データは、音声データ処理部116でアナログ変換され、スピーカ117によって再生することができる。
なお、音声用画像データを抽出した画像データは、そのまま、または音声用画像を除去して、前記で説明したように転写紙に画像として印刷することができる。
なお、上記では、原稿の音声用画像に基づいて音声の再生を行う場合について説明したが、音声データをファイル化し、これを入出力データ処理制御部20、LAN2を介して他の画像形成装置や外部機器に送信することもできる。また、この際に、通常画像の画像データを合わせて送信することもできる。
また、原稿に音声用画像の有無情報画像を含む場合であって、該有無情報画像に従って画像形成装置を制御するものを図5に基づいて説明する。なお、上記で説明したステップb3までは同様であるのでその説明を省略する。
表面側の画像データを取得した後、メモリ展開をし、その画像データ中から音声用画像の有無情報領域を抽出する(ステップc1)。ここで音声用画像なしの情報が得られた場合、音声情報の取得を終了する(ステップc2)。これにより無駄な画像読み取りや音声情報領域の抽出作業が不要になる。
一方、音声用画像が原稿の裏面に有りとの情報を得た場合、原稿が自動原稿読み取り装置(ADF)で読み取られているか否かによって制御内容を異にする(ステップc3)。原稿が自動原稿読み取り装置で読み取られている場合、原稿を自動的に裏面側にして給紙し(ステップc42)、原稿の裏面読み取りを行う(ステップc5)。一方、原稿がプラテンに載置されている場合、通知手段であるタッチパネルに音声用画像が裏面にあることを表示し、さらに原稿を裏返して読み取りを行うように促す(ステップc41)。そしてユーザの操作によって裏面の原稿を読み取る。なお、通知手段はタッチパネルの他に、聴覚などを通して行うようなものでもよく、要は操作者に音声用画像があることを通知できるものであればよい。
上記一連の行程によって音声用画像を読み取った後は、前記実施形態と同様にして音声情報を取得して所望の形態で出力する。
なお、上記実施形態では、一つの画像形成装置に、音声用画像を印刷する機能と、音声用画像を読み取って音声情報を取得する機能の両方を持たせたが、本発明としてはいずれか一方の機能のみを有する画像形成装置であってもよい。
以上、本発明の画像形成装置を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲内において変更が可能である。
本発明の一実施形態の画像形成装置を示すブロック図である。 同じく音声情報を取得して画像形成等の出力を行うまでの手順を示すフローチャートである。 同じく、音声用画像が印刷された転写紙の表裏面を示す図である。 本発明の他の実施形態の画像形成装置において、音声用画像から音声情報を入手して再生等の出力を行うまでの手順を示すフローチャートである。 同じく音声用画像の有無情報画像に基づいて画像形成装置を制御する手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 LAN
10 デジタルコピア
20 画像処理制御部
21 DRAM制御IC
22 メモリ
23 入出力データ処理制御CPU
25 LANインターフェース
100 画像装置制御部
101 装置制御CPU
102 不揮発メモリ
103 DRAM制御IC
104 読み取り処理部
105 圧縮IC
106a 圧縮メモリ
106b ページメモリ
107 伸張IC
108 書き込み処理部
110 マイク
112 音声圧縮IC
115 音声伸長IC
117 スピーカ
118 音声メモリ
130 スキャナ部
131 CCD
133 ADF
140 操作部
150 プリンタ部
151 LD
152 プリンタ制御部

Claims (21)

  1. 画像データに基づいて画像形成を行い、形成された画像を転写紙に転写する画像形成装置であって、
    音声情報を取得する音声情報取得手段と、前記音声情報を画像データ化する音声用画像データ生成手段とを備え、音声用画像データに基づいて画像形成を行い、形成された音声用画像を転写紙に転写可能としたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記音声情報は、圧縮処理されたものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 音声情報取得手段は、音声情報を圧縮する機能を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記音声用画像は、2次元コードからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 転写紙の片面を通常画像域とし、他の片面を音声用画像域とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 音声用画像は、通常画像が転写されていない転写紙の余白域に設けることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 音声用画像は、予め定めた転写紙の所定位置に設けることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 音声用画像の有無を示す有無情報画像を形成して転写紙に転写可能としたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記有無情報画像は、通常画像が形成されている転写紙面に設けられていることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記有無情報は、音声用画像の記録方向および記録位置に関する情報を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 有無情報画像は、予め定めた転写紙の所定位置に設けることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記音声用画像と有無情報画像の一方または両方が、黄色からなることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記普通画像データと音声用画像データの一方又は両方を送信可能な通信手段を備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 原稿に形成された画像を読み取って画像データを生成する読み取り手段と、前記画像データに含まれる音声用画像データから音声情報を生成する音声情報生成手段と、該音声情報に基づいて音声を再生する音声再生装置とを有することを特徴とする画像形成装置。
  15. 原稿に形成された画像を読み取って画像データを生成する読み取り手段と、前記画像データに含まれる音声用画像データに基づいて音声情報を生成する音声情報生成手段と、該音声情報に基づいて音声ファイルを生成する音声ファイル生成手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  16. 前記音声情報生成手段は、圧縮された音声情報を伸長する機能を有することを特徴とする請求項14または15に記載の画像形成装置。
  17. 前記音声情報生成手段は、二次元コードからなる音声用画像データをデコードして得られることを特徴とする請求項14〜16のいずれかに記載の画像形成装置。
  18. 前記音声情報生成手段は、音声情報の生成が不可の場合、画像データを所定角度回転させた画像のデータに変更して音声情報の生成を再実行することを特徴とする請求項14〜17のいずれかに記載の画像形成装置。
  19. 前記読み取り手段で生成された画像データに、音声用画像有りの情報が含まれている場合に通知を行う通知手段を備えることを特徴とする請求項14〜18のいずれかに記載の画像形成装置。
  20. 前記読み取り手段で生成された画像データに、音声用画像有りの情報が含まれている場合に、転写紙の裏面側に設けられた音声用画像を、原稿の表裏面を自動的に読み取り可能な自動原稿読み取り装置によって自動的に読み取ることを特徴とする請求項14〜19のいずれかに記載の画像形成装置。
  21. 前記音声ファイルと画像データの一方又は両方を外部に送信可能な通信手段を備えることを特徴とする請求項15〜20のいずれかに記載の画像形成装置。
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