JP2001333378A - 画像処理機及びプリンタ - Google Patents
画像処理機及びプリンタInfo
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- JP2001333378A JP2001333378A JP2001016505A JP2001016505A JP2001333378A JP 2001333378 A JP2001333378 A JP 2001333378A JP 2001016505 A JP2001016505 A JP 2001016505A JP 2001016505 A JP2001016505 A JP 2001016505A JP 2001333378 A JP2001333378 A JP 2001333378A
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- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10L—SPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
- G10L13/00—Speech synthesis; Text to speech systems
- G10L13/02—Methods for producing synthetic speech; Speech synthesisers
- G10L13/033—Voice editing, e.g. manipulating the voice of the synthesiser
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10L—SPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
- G10L21/00—Processing of the speech or voice signal to produce another audible or non-audible signal, e.g. visual or tactile, in order to modify its quality or its intelligibility
- G10L21/06—Transformation of speech into a non-audible representation, e.g. speech visualisation or speech processing for tactile aids
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10L—SPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
- G10L21/00—Processing of the speech or voice signal to produce another audible or non-audible signal, e.g. visual or tactile, in order to modify its quality or its intelligibility
- G10L21/003—Changing voice quality, e.g. pitch or formants
- G10L21/007—Changing voice quality, e.g. pitch or formants characterised by the process used
- G10L21/013—Adapting to target pitch
- G10L2021/0135—Voice conversion or morphing
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像に関連する音声データを聞きやすい声質
や心地のよい声質で再生させる。 【解決手段】 音声データ入力部２０により画像データ
に関連する音声データを入力する。音質変換部２１によ
り音声データを聞き取りやすい標準的な音声に変換す
る。この音質変換された音声データをバーコード化し
て、プリントに記録する。プリントを鑑賞する際に、聞
き取りやすい音質で音声データを再生することができ
る。
や心地のよい声質で再生させる。 【解決手段】 音声データ入力部２０により画像データ
に関連する音声データを入力する。音質変換部２１によ
り音声データを聞き取りやすい標準的な音声に変換す
る。この音質変換された音声データをバーコード化し
て、プリントに記録する。プリントを鑑賞する際に、聞
き取りやすい音質で音声データを再生することができ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データととも
にこれに関連する音声データやテキストデータを取り扱
う画像処理機及びプリンタに関するものである。
にこれに関連する音声データやテキストデータを取り扱
う画像処理機及びプリンタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】写真フイルムプリンタとしてデジタル技
術利用のプリンタが種々開発されている。これらのプリ
ンタでは、従来の現像済みフイルム以外に、デジタルカ
メラ等の画像データを用いて、プリントすることも行わ
れている。更には、写真受付店などに出向くことなく、
インターネットなどから画像データを写真処理業者に送
信し、デジタルプリントシステムによりプリント写真を
作成することも実用化されている。
術利用のプリンタが種々開発されている。これらのプリ
ンタでは、従来の現像済みフイルム以外に、デジタルカ
メラ等の画像データを用いて、プリントすることも行わ
れている。更には、写真受付店などに出向くことなく、
インターネットなどから画像データを写真処理業者に送
信し、デジタルプリントシステムによりプリント写真を
作成することも実用化されている。
【０００３】このようなプリントサービスの多様化のな
か、画像データの他に音情報などの処理についても種々
の提案がされている。例えば、デジタルプリントシステ
ムにおいて画像データに基づきプリントする際に、メモ
リカード等の記録媒体に撮影の際に記録された音声デー
タをバーコードデータに変換処理し、このバーコードデ
ータを画像とともにプリントすることが行われている
（例えば、特開平８−８２８５６号公報、同８−７６２
８８号公報）。そして、再生に際しては、プリントのバ
ーコードをバーコード読取ペンや他の読取手段で読み取
っている。
か、画像データの他に音情報などの処理についても種々
の提案がされている。例えば、デジタルプリントシステ
ムにおいて画像データに基づきプリントする際に、メモ
リカード等の記録媒体に撮影の際に記録された音声デー
タをバーコードデータに変換処理し、このバーコードデ
ータを画像とともにプリントすることが行われている
（例えば、特開平８−８２８５６号公報、同８−７６２
８８号公報）。そして、再生に際しては、プリントのバ
ーコードをバーコード読取ペンや他の読取手段で読み取
っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の音声データの再
生方法では、撮影等の際に記録された音声そのものが再
生されるため、聞き取り難いことがある。また、撮影者
自身の声で再生させることに躊躇する場合がある。同様
にして、インターネット等を介してプリント業者に画像
データを送る際に、自身の音声を送ることに躊躇するこ
とがある。
生方法では、撮影等の際に記録された音声そのものが再
生されるため、聞き取り難いことがある。また、撮影者
自身の声で再生させることに躊躇する場合がある。同様
にして、インターネット等を介してプリント業者に画像
データを送る際に、自身の音声を送ることに躊躇するこ
とがある。
【０００５】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、音声データを明瞭な音声や心地のよい音声に変換
して再生させることができるようにした画像処理機及び
プリンタを提供することを目的とする。
あり、音声データを明瞭な音声や心地のよい音声に変換
して再生させることができるようにした画像処理機及び
プリンタを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明では、画像データを画像処理す
る画像処理機において、前記画像データに関連する音声
データを入力する音声データ入力手段と、前記音声デー
タを音質変換する音質変換手段と、音質変換後の音声デ
ータを前記画像データに関連付けて出力する音声データ
出力手段とを備えている。また、請求項２記載の発明で
は、画像データを画像処理する画像処理機において、前
記画像データに関連する音声データを入力する音声デー
タ入力手段と、前記音声データを音質変換制御データに
基づき音質変換する音質変換手段と、前記音質変換制御
データと変換前の前記音声データとを前記画像データに
関連付けて出力する音声データ出力手段とを備えてい
る。なお、前記音質変換手段は複数の音質変換モードを
備えており、これらの音質変換モードから選択して音質
変換することが好ましい。
に、請求項１記載の発明では、画像データを画像処理す
る画像処理機において、前記画像データに関連する音声
データを入力する音声データ入力手段と、前記音声デー
タを音質変換する音質変換手段と、音質変換後の音声デ
ータを前記画像データに関連付けて出力する音声データ
出力手段とを備えている。また、請求項２記載の発明で
は、画像データを画像処理する画像処理機において、前
記画像データに関連する音声データを入力する音声デー
タ入力手段と、前記音声データを音質変換制御データに
基づき音質変換する音質変換手段と、前記音質変換制御
データと変換前の前記音声データとを前記画像データに
関連付けて出力する音声データ出力手段とを備えてい
る。なお、前記音質変換手段は複数の音質変換モードを
備えており、これらの音質変換モードから選択して音質
変換することが好ましい。
【０００７】さらに、請求項４記載の発明では、前記音
声データ入力手段で入力した音声データをテキストデー
タに変換する音声テキスト変換手段と、前記テキストデ
ータを前記画像データに関連付けて出力するテキストデ
ータ出力手段とを備えており、音声データの他にテキス
トデータも出力が可能になっている。また、請求項５記
載の発明のように、前記画像データに関連するテキスト
データを入力するテキストデータ入力手段を備え、前記
テキストデータ出力手段により、前記テキストデータ入
力手段または音声テキスト変換手段からのテキストデー
タを前記画像データに関連付けて出力してもよい。さら
に、請求項６記載の発明では、前記画像データに関連す
るテキストデータを入力するテキストデータ入力手段
と、前記テキストデータを音声データに変換するテキス
ト音声変換手段とを備え、前記音声データ出力手段によ
り、前記テキスト音声変換手段または前記音質変換手段
からの音声データを前記画像データに関連付けて出力し
ている。
声データ入力手段で入力した音声データをテキストデー
タに変換する音声テキスト変換手段と、前記テキストデ
ータを前記画像データに関連付けて出力するテキストデ
ータ出力手段とを備えており、音声データの他にテキス
トデータも出力が可能になっている。また、請求項５記
載の発明のように、前記画像データに関連するテキスト
データを入力するテキストデータ入力手段を備え、前記
テキストデータ出力手段により、前記テキストデータ入
力手段または音声テキスト変換手段からのテキストデー
タを前記画像データに関連付けて出力してもよい。さら
に、請求項６記載の発明では、前記画像データに関連す
るテキストデータを入力するテキストデータ入力手段
と、前記テキストデータを音声データに変換するテキス
ト音声変換手段とを備え、前記音声データ出力手段によ
り、前記テキスト音声変換手段または前記音質変換手段
からの音声データを前記画像データに関連付けて出力し
ている。
【０００８】請求項７記載の発明では、画像データを画
像処理する画像処理機において、前記画像データに関連
するテキストデータを入力するテキストデータ入力手段
と、前記テキストデータを音声データに変換するテキス
ト音声変換手段と、前記音声データを前記画像データに
関連付けて出力する音声データ出力手段とを備えてい
る。
像処理する画像処理機において、前記画像データに関連
するテキストデータを入力するテキストデータ入力手段
と、前記テキストデータを音声データに変換するテキス
ト音声変換手段と、前記音声データを前記画像データに
関連付けて出力する音声データ出力手段とを備えてい
る。
【０００９】また、請求項８の発明では、画像データを
画像処理する画像処理機において、前記画像データに関
連するテキストデータを入力するテキストデータ入力手
段と、前記テキストデータを音声変換制御データに基づ
き音声データに変換するテキスト音声変換手段と、前記
音声変換制御データと前記テキストデータとを前記画像
データに関連付けて出力するデータ出力手段とを備えて
おり、この場合には音声データがテキストデータに変換
されて出力される。また、請求項９記載の発明では、画
像データを画像処理する画像処理機において、前記画像
データに関連する音声データを入力する音声データ入力
手段と、前記音声データをテキストデータに変換する音
声テキスト変換処理手段と、前記テキストデータを前記
画像データに関連付けて出力するテキストデータ出力手
段とを備えている。なお、画像読取装置や画像出力装置
では、上記の画像処理機を含むことが好ましい。
画像処理する画像処理機において、前記画像データに関
連するテキストデータを入力するテキストデータ入力手
段と、前記テキストデータを音声変換制御データに基づ
き音声データに変換するテキスト音声変換手段と、前記
音声変換制御データと前記テキストデータとを前記画像
データに関連付けて出力するデータ出力手段とを備えて
おり、この場合には音声データがテキストデータに変換
されて出力される。また、請求項９記載の発明では、画
像データを画像処理する画像処理機において、前記画像
データに関連する音声データを入力する音声データ入力
手段と、前記音声データをテキストデータに変換する音
声テキスト変換処理手段と、前記テキストデータを前記
画像データに関連付けて出力するテキストデータ出力手
段とを備えている。なお、画像読取装置や画像出力装置
では、上記の画像処理機を含むことが好ましい。
【００１０】また、請求項１０ないし１８の発明では、
画像データに基づき画像を記録してプリントを作成する
プリンタにおいて、音質変換後の音声データや、テキス
トデータを前記プリントに記録する音声データ記録手段
を備えている。なお、音質変換後の音声データをプリン
トに記録する代わりに、請求項１１記載のプリンタのよ
うに、音質変換制御データと変換前の音声データとを前
記プリントに記録してもよい。
画像データに基づき画像を記録してプリントを作成する
プリンタにおいて、音質変換後の音声データや、テキス
トデータを前記プリントに記録する音声データ記録手段
を備えている。なお、音質変換後の音声データをプリン
トに記録する代わりに、請求項１１記載のプリンタのよ
うに、音質変換制御データと変換前の音声データとを前
記プリントに記録してもよい。
【００１１】さらに、請求項１３に記載のように、音声
データ入力手段で入力した音声データをテキストデータ
に変換する音声テキスト変換手段を備え、前記音声デー
タ記録手段は前記テキストデータに基づく文字画像の記
録手段を含むことが好ましく、この場合には、プリント
に音声データの他に文字画像を記録することができる。
また、音声データをテキストデータに変換する音声テキ
スト変換手段の代わりに、請求項１４に記載のようにテ
キストデータ入力手段を設けてもよく、この場合にも、
テキストデータ入力手段またはテキストデータ変換手段
からのテキストデータに基づき文字画像の記録が可能に
なる。さらに、請求項１５記載のように、テキスト音声
変換手段を設けて、入力されたテキストデータを音声デ
ータに変換して、これをプリントに記録してもよい。
データ入力手段で入力した音声データをテキストデータ
に変換する音声テキスト変換手段を備え、前記音声デー
タ記録手段は前記テキストデータに基づく文字画像の記
録手段を含むことが好ましく、この場合には、プリント
に音声データの他に文字画像を記録することができる。
また、音声データをテキストデータに変換する音声テキ
スト変換手段の代わりに、請求項１４に記載のようにテ
キストデータ入力手段を設けてもよく、この場合にも、
テキストデータ入力手段またはテキストデータ変換手段
からのテキストデータに基づき文字画像の記録が可能に
なる。さらに、請求項１５記載のように、テキスト音声
変換手段を設けて、入力されたテキストデータを音声デ
ータに変換して、これをプリントに記録してもよい。
【００１２】請求項１６記載のプリンタでは、画像デー
タに関連するテキストデータを入力するテキストデータ
入力手段と、前記テキストデータを音声データに変換す
るテキスト音声変換手段と、前記音声データを前記プリ
ントに記録する音声データ記録手段とを備えている。な
お、前記音声データ記録手段は、前記テキストデータに
基づく文字画像の記録手段を含むことが好ましい。ま
た、請求項１８記載のプリンタでは、画像データに関連
する音声データを入力する音声データ入力手段と、前記
音声データをテキストデータに変換する音声テキスト変
換処理手段と、前記テキストデータに基づき文字画像を
前記プリントに記録する文字画像の記録手段とを備えて
いる。
タに関連するテキストデータを入力するテキストデータ
入力手段と、前記テキストデータを音声データに変換す
るテキスト音声変換手段と、前記音声データを前記プリ
ントに記録する音声データ記録手段とを備えている。な
お、前記音声データ記録手段は、前記テキストデータに
基づく文字画像の記録手段を含むことが好ましい。ま
た、請求項１８記載のプリンタでは、画像データに関連
する音声データを入力する音声データ入力手段と、前記
音声データをテキストデータに変換する音声テキスト変
換処理手段と、前記テキストデータに基づき文字画像を
前記プリントに記録する文字画像の記録手段とを備えて
いる。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１は、本発明を実施したデジタ
ルプリントシステムの概略構成図である。このプリント
システム１０は、ラインＣＣＤスキャナ１１、画像処理
装置１２、音声データ変換装置１３、レーザープリンタ
１４、及びプロセサ１５を含んで構成されている。そし
て、ラインＣＣＤスキャナ１１、画像処理装置１２及び
音声データ変換装置１３は入力機１６として一体化され
ており、レーザープリンタ１４及びプロセサ１５は出力
機１７として一体化されている。また、画像処理装置１
２と音声データ変換装置１３とから本発明の画像処理機
１８が構成されている。
ルプリントシステムの概略構成図である。このプリント
システム１０は、ラインＣＣＤスキャナ１１、画像処理
装置１２、音声データ変換装置１３、レーザープリンタ
１４、及びプロセサ１５を含んで構成されている。そし
て、ラインＣＣＤスキャナ１１、画像処理装置１２及び
音声データ変換装置１３は入力機１６として一体化され
ており、レーザープリンタ１４及びプロセサ１５は出力
機１７として一体化されている。また、画像処理装置１
２と音声データ変換装置１３とから本発明の画像処理機
１８が構成されている。
【００１４】ラインＣＣＤスキャナ１１は周知のよう
に、フイルムキャリアを用いて写真フイルムを送り、こ
の送り中に、写真フイルムに記録された各画像を読み取
る。このスキャン画像データは画像処理装置１２に送ら
れる。
に、フイルムキャリアを用いて写真フイルムを送り、こ
の送り中に、写真フイルムに記録された各画像を読み取
る。このスキャン画像データは画像処理装置１２に送ら
れる。
【００１５】音声データ変換装置１３は、音声データ入
力部２０、音質変換部２１、バーコードデータ変換部２
２を備えている。音声データ入力部２０には、カメラで
撮影の際や撮影後に、メモリカードや写真フイルムの磁
気記録層に記録された音声データが入力される。この音
声データはメモリ２０ａに一時的に書き込まれる。
力部２０、音質変換部２１、バーコードデータ変換部２
２を備えている。音声データ入力部２０には、カメラで
撮影の際や撮影後に、メモリカードや写真フイルムの磁
気記録層に記録された音声データが入力される。この音
声データはメモリ２０ａに一時的に書き込まれる。
【００１６】入力された音声データはメモリ２０ａから
読み出されて、音質変換部２１に送られる。音質変換部
２１は、周知の音質変換回路から構成されており、音声
データを所望の声質に変換する。声質の変換は、声質を
特徴付ける特性としてピッチ成分とスペクトル包絡成分
とに分けて、これらに周知の処理を施すことにより行
う。本実施形態では、標準的な女性成人音声、標準的な
男性成人音声への変換が選択可能になっており（請求項
３，１２に対応）、選択された音声に変換される。な
お、このような標準的な音声への音質変換の他に、俳優
や声優、アナウンサーなどの特定人の音声データをモデ
ルにして、この特定人の音質に変換する複数の音質変換
モードを備えてもよい。音質変換技術については、種々
の方法が提案されており、これらの技術を用いて音質変
換する。例えば、特定人の音声データをモデルにして音
質変換する方法としては、例えば特開平９−２４４６９
３号公報などに詳しく説明されている。また、音質変換
回路を用いて構成する代わりに、音質変換のソフトウェ
アを記憶したパソコンによって、音質変換してもよい。
音質変換部２１にはアンプ２３及びスピーカ２４が接続
されており、これらを用いて必要に応じて音質変換前や
音質変更後の音声が出力可能にされている。複数の音質
変換モードとしては、上記のように希望する音質を選択
させる音質変換モードの他に、音質変換技術の異なる複
数の変換モードを含めてもよい。
読み出されて、音質変換部２１に送られる。音質変換部
２１は、周知の音質変換回路から構成されており、音声
データを所望の声質に変換する。声質の変換は、声質を
特徴付ける特性としてピッチ成分とスペクトル包絡成分
とに分けて、これらに周知の処理を施すことにより行
う。本実施形態では、標準的な女性成人音声、標準的な
男性成人音声への変換が選択可能になっており（請求項
３，１２に対応）、選択された音声に変換される。な
お、このような標準的な音声への音質変換の他に、俳優
や声優、アナウンサーなどの特定人の音声データをモデ
ルにして、この特定人の音質に変換する複数の音質変換
モードを備えてもよい。音質変換技術については、種々
の方法が提案されており、これらの技術を用いて音質変
換する。例えば、特定人の音声データをモデルにして音
質変換する方法としては、例えば特開平９−２４４６９
３号公報などに詳しく説明されている。また、音質変換
回路を用いて構成する代わりに、音質変換のソフトウェ
アを記憶したパソコンによって、音質変換してもよい。
音質変換部２１にはアンプ２３及びスピーカ２４が接続
されており、これらを用いて必要に応じて音質変換前や
音質変更後の音声が出力可能にされている。複数の音質
変換モードとしては、上記のように希望する音質を選択
させる音質変換モードの他に、音質変換技術の異なる複
数の変換モードを含めてもよい。
【００１７】バーコードデータ変換部２２では、音質変
換した音声データをバーコードデータに変換する。この
バーコードデータは画像処理装置１２に送られる。
換した音声データをバーコードデータに変換する。この
バーコードデータは画像処理装置１２に送られる。
【００１８】画像処理装置１２は、スキャン画像データ
からプリント対象の画像コマを特定し、周知の画像処理
を施す。また、画像処理装置１２は、画像処理の際に、
バーコードデータ変換部２２からのバーコードデータに
基づきバーコード画像を作成し、この作成したバーコー
ド画像をプリント対象画像コマの下側に画像合成する。
更に、画像合成したものをレーザープリンタ用の記録デ
ータに変換し、この記録データをレーザープリンタ１４
に送る。
からプリント対象の画像コマを特定し、周知の画像処理
を施す。また、画像処理装置１２は、画像処理の際に、
バーコードデータ変換部２２からのバーコードデータに
基づきバーコード画像を作成し、この作成したバーコー
ド画像をプリント対象画像コマの下側に画像合成する。
更に、画像合成したものをレーザープリンタ用の記録デ
ータに変換し、この記録データをレーザープリンタ１４
に送る。
【００１９】レーザープリンタ１４はＲ、Ｇ、Ｂのレー
ザ光源と変調部とを備えている。そして、記録用画像デ
ータに応じてレーザ光を変調し、この変調したレーザ光
を印画紙に照射し、走査露光によって印画紙に画像を潜
像として記録する。また、プロセサ１５は、走査露光済
みの印画紙に対し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の
各処理を施す。これにより印画紙上に画像が形成され
る。
ザ光源と変調部とを備えている。そして、記録用画像デ
ータに応じてレーザ光を変調し、この変調したレーザ光
を印画紙に照射し、走査露光によって印画紙に画像を潜
像として記録する。また、プロセサ１５は、走査露光済
みの印画紙に対し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の
各処理を施す。これにより印画紙上に画像が形成され
る。
【００２０】図２は、レーザープリンタ１４により得ら
れたプリント３０の一例を示している。プリント３０に
は画像３１の他に音声データバーコード３２が記録され
ている。この音声データバーコード３２を専用のバーコ
ードリーダー又はバーコード読取ペン等を用いて読み取
り、音声データを再生させる。音声データは、音質変換
部２１により音質が変換されており、標準的な聞き取り
やすい音声にされている。なお、専用のバーコードリー
ダー等を用いる代わりに、汎用のスキャナでバーコード
を読み取って、音声データを再生させてもよい。
れたプリント３０の一例を示している。プリント３０に
は画像３１の他に音声データバーコード３２が記録され
ている。この音声データバーコード３２を専用のバーコ
ードリーダー又はバーコード読取ペン等を用いて読み取
り、音声データを再生させる。音声データは、音質変換
部２１により音質が変換されており、標準的な聞き取り
やすい音声にされている。なお、専用のバーコードリー
ダー等を用いる代わりに、汎用のスキャナでバーコード
を読み取って、音声データを再生させてもよい。
【００２１】図３は本実施形態のプリント処理を示すフ
ローチャートである。まず、ラインＣＣＤスキャナ１１
により写真フイルムの各画像が読み取られる。読み出さ
れた各画像は画像処理装置１２のディスプレイに順次表
示される。また、メモリカードなどの記録媒体が音声デ
ータ入力部２０にセットされ、関連する画像の音声デー
タが読み出される。プリント処理の注文受付時には、音
声データの有無、音質変換の有無が、他のプリントサイ
ズや、光沢・絹目等の面種の指定とともにＤＰ袋に書き
込まれている。オペレータは、この指定に基づき、音声
データがあり音質変換の希望コマに対して、音質変換処
理を施す。そして、音質を変換した音声データを再生
し、再生した音質でよければ、この音質変換した音声デ
ータバーコード３２を画像３１とともに記録し、図２に
示すようなプリント３０を作成する。なお、この実施形
態では、オペレータにより音質変換処理時に変換した音
質を確認させているが、これは省略して、自動的に音質
変換したものを記録してもよい。
ローチャートである。まず、ラインＣＣＤスキャナ１１
により写真フイルムの各画像が読み取られる。読み出さ
れた各画像は画像処理装置１２のディスプレイに順次表
示される。また、メモリカードなどの記録媒体が音声デ
ータ入力部２０にセットされ、関連する画像の音声デー
タが読み出される。プリント処理の注文受付時には、音
声データの有無、音質変換の有無が、他のプリントサイ
ズや、光沢・絹目等の面種の指定とともにＤＰ袋に書き
込まれている。オペレータは、この指定に基づき、音声
データがあり音質変換の希望コマに対して、音質変換処
理を施す。そして、音質を変換した音声データを再生
し、再生した音質でよければ、この音質変換した音声デ
ータバーコード３２を画像３１とともに記録し、図２に
示すようなプリント３０を作成する。なお、この実施形
態では、オペレータにより音質変換処理時に変換した音
質を確認させているが、これは省略して、自動的に音質
変換したものを記録してもよい。
【００２２】上記実施形態では、音声データをバーコー
ド形態でプリントに記録したが、この記録形態はバーコ
ードに限らず、種々の形態で記録してよい。また、光学
的な記録の他に、図４に示すように、磁気情報書込装置
４０を有するデジタルプリントシステム４１を用いて、
音声データを磁気記録してもよい。この場合には、磁気
情報変換部４２を有する入力装置４３を用いて、音質変
換部２１で音質変換された音声データを磁気情報に変換
し、この磁気情報を磁気情報書込装置４０の磁気ヘッド
４４により、プリント４５の磁気記録層４６に書き込
む。磁気記録層４６は、プリント４５の表面で画像４７
の下方に形成されているが、このように表面に記録する
他に、表面には画像４７を余白なく記録しておき、裏面
の一部あるいは全部に形成した磁気記録層に対して音声
データを磁気記録してもよい。なお、図４において、図
１と同一構成部材には同一符号が付してある。
ド形態でプリントに記録したが、この記録形態はバーコ
ードに限らず、種々の形態で記録してよい。また、光学
的な記録の他に、図４に示すように、磁気情報書込装置
４０を有するデジタルプリントシステム４１を用いて、
音声データを磁気記録してもよい。この場合には、磁気
情報変換部４２を有する入力装置４３を用いて、音質変
換部２１で音質変換された音声データを磁気情報に変換
し、この磁気情報を磁気情報書込装置４０の磁気ヘッド
４４により、プリント４５の磁気記録層４６に書き込
む。磁気記録層４６は、プリント４５の表面で画像４７
の下方に形成されているが、このように表面に記録する
他に、表面には画像４７を余白なく記録しておき、裏面
の一部あるいは全部に形成した磁気記録層に対して音声
データを磁気記録してもよい。なお、図４において、図
１と同一構成部材には同一符号が付してある。
【００２３】また、光学的記録や磁気的記録に代えて、
ＩＣメモリ等を内蔵した記録紙を用い、このＩＣメモリ
に音声データを記録してもよい。この場合に、ＩＣメモ
リへの接触方式は、ピンなどによる接触方式の他に電磁
誘導方式の無接触方式を採用してもよい。また、記憶容
量に余裕があるときには、音質変換後の音声データを記
録する他に、元の生の音声データも合わせて記録しても
よい。
ＩＣメモリ等を内蔵した記録紙を用い、このＩＣメモリ
に音声データを記録してもよい。この場合に、ＩＣメモ
リへの接触方式は、ピンなどによる接触方式の他に電磁
誘導方式の無接触方式を採用してもよい。また、記憶容
量に余裕があるときには、音質変換後の音声データを記
録する他に、元の生の音声データも合わせて記録しても
よい。
【００２４】図５は、記録する音声データの種別を表す
説明図である。（Ａ）は音質変換後の音声データ３３を
示しており、このような音声データ３３を出力または記
録する実施形態が請求項１，１０に対応する。（Ｂ）は
音声変換制御データと元の音声データとを組み合わせた
音声データ３４を示しており、このような音声データ３
４を出力または記録する実施形態が請求項２，８，１１
に対応する。これらの音声データ３３，３４を用いて、
例えば図２に示すような音声データバーコード３２が作
成される他に、図４に示す磁気記録層４６にこれら音声
データが記録される。（Ｂ）の音声データ３４における
音声変換制御データは、音質変換制御方法を指示するデ
ータとこの指示した方法で用いる各種パラメータとから
構成されている。この場合には、再生装置側で、元の音
声データと音質変換制御データとに基づき音質変換した
音声データを作成し、これを再生する。なお、音質変換
制御データを方法指示データとパラメータとから構成す
る他に、単に成人男子音声、または成人女子音声を指定
するなどの概略の指示データとしてもよい。この概略の
指示データからなる音声変換制御データの場合には、再
生装置側で例えば指定された成人男子音声などに音声変
換して出力する。
説明図である。（Ａ）は音質変換後の音声データ３３を
示しており、このような音声データ３３を出力または記
録する実施形態が請求項１，１０に対応する。（Ｂ）は
音声変換制御データと元の音声データとを組み合わせた
音声データ３４を示しており、このような音声データ３
４を出力または記録する実施形態が請求項２，８，１１
に対応する。これらの音声データ３３，３４を用いて、
例えば図２に示すような音声データバーコード３２が作
成される他に、図４に示す磁気記録層４６にこれら音声
データが記録される。（Ｂ）の音声データ３４における
音声変換制御データは、音質変換制御方法を指示するデ
ータとこの指示した方法で用いる各種パラメータとから
構成されている。この場合には、再生装置側で、元の音
声データと音質変換制御データとに基づき音質変換した
音声データを作成し、これを再生する。なお、音質変換
制御データを方法指示データとパラメータとから構成す
る他に、単に成人男子音声、または成人女子音声を指定
するなどの概略の指示データとしてもよい。この概略の
指示データからなる音声変換制御データの場合には、再
生装置側で例えば指定された成人男子音声などに音声変
換して出力する。
【００２５】図６は本発明の他の実施形態を示すもの
で、図１に示すデジタルプリントシステム１０に対し
て、テキストデータ入力部５０と、テキスト音声変換部
５１と、音声テキスト変換部５２とを設けたデジタルプ
リントシステム５３となっており、このような実施形態
が請求項４〜９、１３〜１８に対応する。なお、図１に
示す実施形態と同一構成部材には同一符号を付して重複
した説明を省略している。
で、図１に示すデジタルプリントシステム１０に対し
て、テキストデータ入力部５０と、テキスト音声変換部
５１と、音声テキスト変換部５２とを設けたデジタルプ
リントシステム５３となっており、このような実施形態
が請求項４〜９、１３〜１８に対応する。なお、図１に
示す実施形態と同一構成部材には同一符号を付して重複
した説明を省略している。
【００２６】入力機５４は、ラインＣＣＤスキャナ１
１、画像処理装置１２、データ変換装置５５から構成さ
れている。データ変換装置５５は、音声データ入力部２
０、音質変換部２１、バーコードデータ変換部２２、テ
キストデータ入力部５０、テキスト音声変換部５１、及
び音声テキスト変換部５２から構成されている。テキス
トデータ入力部５０は、キーボード、マウスなどを備え
ており、テキストデータが直接に入力可能にされてい
る。この他に、テキストデータ入力部５０は、ＦＤやＭ
Ｏなどの記録媒体からの読取装置、インターネット等を
介しての通信装置も備えており、これらからもテキスト
データの入力が可能になっている。
１、画像処理装置１２、データ変換装置５５から構成さ
れている。データ変換装置５５は、音声データ入力部２
０、音質変換部２１、バーコードデータ変換部２２、テ
キストデータ入力部５０、テキスト音声変換部５１、及
び音声テキスト変換部５２から構成されている。テキス
トデータ入力部５０は、キーボード、マウスなどを備え
ており、テキストデータが直接に入力可能にされてい
る。この他に、テキストデータ入力部５０は、ＦＤやＭ
Ｏなどの記録媒体からの読取装置、インターネット等を
介しての通信装置も備えており、これらからもテキスト
データの入力が可能になっている。
【００２７】このテキストデータは、テキスト音声変換
部５１に送られる他に、出力機５６にも送られる。出力
機５６のレーザープリンタ１４には裏面印字機５７が設
けられている。裏面印字機５７は、印画紙の裏面にテキ
ストデータに基づき文字等を印字する。この実施態様
は、請求項４，５，１３，１４，１７に対応している。
裏面印字機５７としては、プロセサ１５での現像処理に
より影響を受けないインクを用いたドットインパクトプ
リンタが用いられているが、現像処理液等により溶けた
りする影響を受けるものでなければ、他のインクジェッ
ト方式等のプリンタを用いてもよい。
部５１に送られる他に、出力機５６にも送られる。出力
機５６のレーザープリンタ１４には裏面印字機５７が設
けられている。裏面印字機５７は、印画紙の裏面にテキ
ストデータに基づき文字等を印字する。この実施態様
は、請求項４，５，１３，１４，１７に対応している。
裏面印字機５７としては、プロセサ１５での現像処理に
より影響を受けないインクを用いたドットインパクトプ
リンタが用いられているが、現像処理液等により溶けた
りする影響を受けるものでなければ、他のインクジェッ
ト方式等のプリンタを用いてもよい。
【００２８】テキスト音声変換部５１は、周知の音声合
成技術を用いて、テキストデータから音声データを作成
する。このテキスト音声変換部５１では、複数種類の音
声データを備えており、これらを選択することにより、
成人男性音声、成人女性音声、男の子音声、女の子音声
などに変換することができる。この音声データはバーコ
ードデータ変換部２２に送られ、音声データがバーコー
ドデータに変換される。そして、バーコードデータは画
像処理装置１２で記録用画像データに変換される。この
実施態様は、請求項６，７，１５，１６に対応する。
成技術を用いて、テキストデータから音声データを作成
する。このテキスト音声変換部５１では、複数種類の音
声データを備えており、これらを選択することにより、
成人男性音声、成人女性音声、男の子音声、女の子音声
などに変換することができる。この音声データはバーコ
ードデータ変換部２２に送られ、音声データがバーコー
ドデータに変換される。そして、バーコードデータは画
像処理装置１２で記録用画像データに変換される。この
実施態様は、請求項６，７，１５，１６に対応する。
【００２９】音声データ入力部２０から入力された音声
データは、音質変換部２１に送られる他に、選択的に音
声テキスト変換部５２に送られる。音声テキスト変換部
５２では、周知の変換技術によって音声データをテキス
トデータに変換する。このテキストデータは、裏面印字
機５７に送られて、印画紙の裏面にテキストデータに基
づく文字等が印字される。この実施態様は、請求項９，
１８に対応している。
データは、音質変換部２１に送られる他に、選択的に音
声テキスト変換部５２に送られる。音声テキスト変換部
５２では、周知の変換技術によって音声データをテキス
トデータに変換する。このテキストデータは、裏面印字
機５７に送られて、印画紙の裏面にテキストデータに基
づく文字等が印字される。この実施態様は、請求項９，
１８に対応している。
【００３０】なお、本実施形態では、裏面印字機５７を
用いて文字画像をプリントに記録する他に、プリント表
面への文字画像の記録が選択可能になっている。プリン
ト表面に文字画像を記録する場合には、テキストデータ
入力部５０や音声テキスト変換部５２からのテキストデ
ータが画像処理装置１２に送られる。画像処理装置１２
では、画像合成機能を用いて、テキストデータに基づく
文字画像をプリント画像に合成する。この文字画像の合
成では、画像内へ文字を嵌め込み合成する他に、音声デ
ータバーコードに併記した文字画像として記録してもよ
い。この実施態様は請求項５，１４に対応している。
用いて文字画像をプリントに記録する他に、プリント表
面への文字画像の記録が選択可能になっている。プリン
ト表面に文字画像を記録する場合には、テキストデータ
入力部５０や音声テキスト変換部５２からのテキストデ
ータが画像処理装置１２に送られる。画像処理装置１２
では、画像合成機能を用いて、テキストデータに基づく
文字画像をプリント画像に合成する。この文字画像の合
成では、画像内へ文字を嵌め込み合成する他に、音声デ
ータバーコードに併記した文字画像として記録してもよ
い。この実施態様は請求項５，１４に対応している。
【００３１】上記実施形態では、声質を特徴付ける特性
としてピッチ成分とスペクトル包絡成分とに分けて、こ
れらに処理を施すことで声質を変換させたが、この他
に、図６に示すように、音声データ入力部２０、音声テ
キスト変換部５２、テキスト音声変換部５１を用いて、
音声データを音声テキスト変換部５２によりテキストデ
ータに変換し、このテキストデータをテキスト音声変換
部５１により標準的な声質に変換してもよい。
としてピッチ成分とスペクトル包絡成分とに分けて、こ
れらに処理を施すことで声質を変換させたが、この他
に、図６に示すように、音声データ入力部２０、音声テ
キスト変換部５２、テキスト音声変換部５１を用いて、
音声データを音声テキスト変換部５２によりテキストデ
ータに変換し、このテキストデータをテキスト音声変換
部５１により標準的な声質に変換してもよい。
【００３２】また、上記実施形態では、変換前の音声デ
ータ及び音声変換制御データを組としたもの、または音
声変換後の音声データのいずれかを記録したが、この他
にテキストデータをバーコード形式等の各種記録形式に
より記録してもよい。この場合には、これらテキストデ
ータを用いて再生装置側で上記同様のテキストデータ音
声変換や、音質変換を行って、音声を再生する。
ータ及び音声変換制御データを組としたもの、または音
声変換後の音声データのいずれかを記録したが、この他
にテキストデータをバーコード形式等の各種記録形式に
より記録してもよい。この場合には、これらテキストデ
ータを用いて再生装置側で上記同様のテキストデータ音
声変換や、音質変換を行って、音声を再生する。
【００３３】上記実施形態では、写真フイルムに記録さ
れた画像をスキャナで読み取るデジタルプリントシステ
ムに本発明を実施したが、画像データは写真フイルムの
ものに限定されることなく、種々のものを用いてよい。
例えば、デジタルカメラで撮影された画像データ及び音
声データや、各種スキャナで読み取られた画像データ、
インターネットやＣＤ−ＲＯＭから得られた画像データ
などに基づきプリントを作成する際に本発明を実施して
もよい。
れた画像をスキャナで読み取るデジタルプリントシステ
ムに本発明を実施したが、画像データは写真フイルムの
ものに限定されることなく、種々のものを用いてよい。
例えば、デジタルカメラで撮影された画像データ及び音
声データや、各種スキャナで読み取られた画像データ、
インターネットやＣＤ−ＲＯＭから得られた画像データ
などに基づきプリントを作成する際に本発明を実施して
もよい。
【００３４】また、画像データや音声データはユーザー
が各種記録媒体に記録してプリント仕上げ業者に持ち込
む他に、インターネット等のネットワークや電話、携帯
電話等の電話回線を用いて、プリント仕上げ業者に送る
ようにしてもよい。
が各種記録媒体に記録してプリント仕上げ業者に持ち込
む他に、インターネット等のネットワークや電話、携帯
電話等の電話回線を用いて、プリント仕上げ業者に送る
ようにしてもよい。
【００３５】上記実施形態では、音声データはカメラか
ら入力されたもので説明したが、音声データの入力時期
や入力方法は上記のものに限定されない。例えば録音機
や電話、携帯電話などから入力されたものや、これらを
パソコン等でデジタルデータに変換したもの、さらには
これらデジタルデータをインターネット等を介して送信
したものなどであってよい。さらには、上記入力機に受
付処理機能を持たせてもよく、この場合には、受付時に
画像データに関連する音声データを入力させて、ユーザ
ー（発注者）に音質変換結果を確認させてもよい。
ら入力されたもので説明したが、音声データの入力時期
や入力方法は上記のものに限定されない。例えば録音機
や電話、携帯電話などから入力されたものや、これらを
パソコン等でデジタルデータに変換したもの、さらには
これらデジタルデータをインターネット等を介して送信
したものなどであってよい。さらには、上記入力機に受
付処理機能を持たせてもよく、この場合には、受付時に
画像データに関連する音声データを入力させて、ユーザ
ー（発注者）に音質変換結果を確認させてもよい。
【００３６】上記実施形態では、デジタルプリントシス
テムに本発明を実施したが、この他に写真フイルムの透
過光を焼付レンズで感光材料に結像し焼付露光するアナ
ログ方式のプリントシステムに本発明を実施してもよ
い。この場合には、各画像コマの焼付露光部の他にバー
コードの焼付露光部を設けておき、音声データバーコー
ドを記録する。また、バーコード記録の他に、他の磁気
記録等により音声データを記録してもよい。
テムに本発明を実施したが、この他に写真フイルムの透
過光を焼付レンズで感光材料に結像し焼付露光するアナ
ログ方式のプリントシステムに本発明を実施してもよ
い。この場合には、各画像コマの焼付露光部の他にバー
コードの焼付露光部を設けておき、音声データバーコー
ドを記録する。また、バーコード記録の他に、他の磁気
記録等により音声データを記録してもよい。
【００３７】上記実施形態では、入力機１６，５４と出
力機１７，５６とを用いてプリントシステムを構成した
が、これらを一体化したプリンタとして実施してもよ
く、これらプリントシステムまたはプリンタとしての実
施形態が請求項１０〜１８に対応する。また、レーザー
プリンタやプロセサ１５等からなる出力機１７，５６を
省略した入力機１６，５４のみからなる画像処理機とし
て本発明を実施してもよい。さらには、入力機１６，５
４からラインＣＣＤスキャナ１１を省略した画像処理機
として本発明を実施してもよい。これらの画像処理機と
しての実施形態が請求項１〜９に対応する。なお出力機
１７，５６としてレーザープリンタ１４を用いている
が、画像形成が可能なものであればよく、サーマルプリ
ント方式やインクジェット方式などの各種プリンタを用
いてもよい。
力機１７，５６とを用いてプリントシステムを構成した
が、これらを一体化したプリンタとして実施してもよ
く、これらプリントシステムまたはプリンタとしての実
施形態が請求項１０〜１８に対応する。また、レーザー
プリンタやプロセサ１５等からなる出力機１７，５６を
省略した入力機１６，５４のみからなる画像処理機とし
て本発明を実施してもよい。さらには、入力機１６，５
４からラインＣＣＤスキャナ１１を省略した画像処理機
として本発明を実施してもよい。これらの画像処理機と
しての実施形態が請求項１〜９に対応する。なお出力機
１７，５６としてレーザープリンタ１４を用いている
が、画像形成が可能なものであればよく、サーマルプリ
ント方式やインクジェット方式などの各種プリンタを用
いてもよい。
【００３８】
【発明の効果】本発明によれば、入力した音声データに
対して音質変換処理を行い、この音質変換処理された音
声データを画像データに関連付けて出力したり、プリン
トとして記録したりするので、聞きやすい声質や心地の
よい声質で音声データを再生することができる。また、
自身の生の声が再生されることがないので、自身の声の
再生に躊躇する人であっても利用が可能になる。また、
音質変換処理後の音声データを記録する代わりに、変換
前の音声データと音質変換制御データなどを音声データ
とともに画像データに関連付けて出力または記録しても
よく、この場合にも、音声変換された後の音声データを
再生することができる。また、生の音声データも記録さ
れるので、必要に応じて生の音声データも再生すること
ができる。また、テキストデータを音声に変化すること
で、同様にして、聞きやすい声質や心地のよい声質で音
声データの再生が可能になる。
対して音質変換処理を行い、この音質変換処理された音
声データを画像データに関連付けて出力したり、プリン
トとして記録したりするので、聞きやすい声質や心地の
よい声質で音声データを再生することができる。また、
自身の生の声が再生されることがないので、自身の声の
再生に躊躇する人であっても利用が可能になる。また、
音質変換処理後の音声データを記録する代わりに、変換
前の音声データと音質変換制御データなどを音声データ
とともに画像データに関連付けて出力または記録しても
よく、この場合にも、音声変換された後の音声データを
再生することができる。また、生の音声データも記録さ
れるので、必要に応じて生の音声データも再生すること
ができる。また、テキストデータを音声に変化すること
で、同様にして、聞きやすい声質や心地のよい声質で音
声データの再生が可能になる。
【図１】本発明を実施したデジタルプリントシステムを
示す概略図である。
示す概略図である。
【図２】デジタルプリントシステムで得られたプリント
の一例を示す正面図である。
の一例を示す正面図である。
【図３】音声データバーコードを有するプリントの作成
処理を示すフローチャートである。
処理を示すフローチャートである。
【図４】音声データを磁気記録する他の実施形態におけ
る機能ブロック図である。
る機能ブロック図である。
【図５】記録する音声データの種別を表す説明図であ
る。
る。
【図６】テキストデータ入力部及びテキスト音声変換部
を備えた他の実施形態における機能ブロック図である。
を備えた他の実施形態における機能ブロック図である。
１０ デジタルプリントシステム １２ 画像処理装置 １３ 音声データ変換装置 １８ 画像処理機 ２０ 音声データ入力部 ２１ 音質変換部 ２２ バーコードデータ変換部 ３０，４３ プリント ３１ 画像 ３２ 音声データバーコード ３３，３４ 音声データ ４０ 磁気情報書込装置 ４２ 磁気情報変換部 ４４ 磁気ヘッド ４６ 磁気記録層 ５０ テキストデータ入力部 ５１ テキスト音声変換部 ５２ 音声テキスト変換部 ５３ デジタルプリントシステム ５６ 裏面印字機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ１０Ｌ 15/00 Ｇ１０Ｌ 3/00 Ｓ ５Ｄ０４５ Ｈ０４Ｎ 5/76 ５５１Ｇ Ｈ０４Ｎ 5/91 Ｈ
Claims (18)
- 【請求項１】 画像データを画像処理する画像処理機に
おいて、 前記画像データに関連する音声データを入力する音声デ
ータ入力手段と、 前記音声データを音質変換する音質変換手段と、 音質変換後の音声データを前記画像データに関連付けて
出力する音声データ出力手段とを備えたことを特徴とす
る画像処理機。 - 【請求項２】 画像データを画像処理する画像処理機に
おいて、 前記画像データに関連する音声データを入力する音声デ
ータ入力手段と、 前記音声データを音質変換制御データに基づき音質変換
する音質変換手段と、 前記音質変換制御データと変換前の前記音声データとを
前記画像データに関連付けて出力する音声データ出力手
段とを備えたことを特徴とする画像処理機。 - 【請求項３】 前記音質変換手段は複数の音質変換モー
ドを備えており、これらの音質変換モードから選択して
音質変換することを特徴とする請求項１または２記載の
画像処理機。 - 【請求項４】 前記音声データ入力手段で入力した音声
データをテキストデータに変換する音声テキスト変換手
段と、 前記テキストデータを前記画像データに関連付けて出力
するテキストデータ出力手段とを備えたことを特徴とす
る請求項１ないし３いずれか１つ記載の画像処理機。 - 【請求項５】 前記画像データに関連するテキストデー
タを入力するテキストデータ入力手段を備え、前記テキ
ストデータ出力手段により、前記テキストデータ入力手
段または音声テキスト変換手段からのテキストデータを
前記画像データに関連付けて出力することを特徴とする
請求項４記載の画像処理機。 - 【請求項６】 前記画像データに関連するテキストデー
タを入力するテキストデータ入力手段と、前記テキスト
データを音声データに変換するテキスト音声変換手段と
を備え、前記音声データ出力手段により、前記テキスト
音声変換手段または前記音質変換手段からの音声データ
を前記画像データに関連付けて出力することを特徴とす
る請求項１ないし５いずれか１つ記載の画像処理機。 - 【請求項７】 画像データを画像処理する画像処理機に
おいて、 前記画像データに関連するテキストデータを入力するテ
キストデータ入力手段と、 前記テキストデータを音声データに変換するテキスト音
声変換手段と、 前記音声データを前記画像データに関連付けて出力する
音声データ出力手段とを備えたことを特徴とする画像処
理機。 - 【請求項８】 画像データを画像処理する画像処理機に
おいて、 前記画像データに関連するテキストデータを入力するテ
キストデータ入力手段と、 前記テキストデータを音声変換制御データに基づき音声
データに変換するテキスト音声変換手段と、 前記音声変換制御データと前記テキストデータとを前記
画像データに関連付けて出力するデータ出力手段とを備
えたことを特徴とする画像処理機。 - 【請求項９】 画像データを画像処理する画像処理機に
おいて、 前記画像データに関連する音声データを入力する音声デ
ータ入力手段と、 前記音声データをテキストデータに変換する音声テキス
ト変換処理手段と、 前記テキストデータを前記画像データに関連付けて出力
するテキストデータ出力手段とを備えたことを特徴とす
る画像処理機。 - 【請求項１０】 画像データに基づき画像を記録してプ
リントを作成するプリンタにおいて、 前記画像データに関連する音声データを入力する音声デ
ータ入力手段と、 前記音声データを音質変換する音質変換手段と、 前記プリントに音質変換後の音声データを記録する音声
データ記録手段とを備えたことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項１１】 画像データに基づき画像を記録してプ
リントを作成するプリンタにおいて、 前記画像データに関連する音声データを入力する音声デ
ータ入力手段と、 前記音声データを音質変換制御データに基づき音質変換
する音質変換手段と、 前記音質変換制御データと変換前の音声データとを前記
プリントに記録する音声データ記録手段とを備えたこと
を特徴とするプリンタ。 - 【請求項１２】 前記音質変換手段は複数の音質変換モ
ードを備えており、これらの音質変換モードから選択し
て音質変換することを特徴とする請求項１０または１１
記載のプリンタ。 - 【請求項１３】 前記音声データ入力手段で入力した音
声データをテキストデータに変換する音声テキスト変換
手段を備え、前記音声データ記録手段は前記テキストデ
ータに基づく文字画像の記録手段を含むことを特徴とす
る請求項１０ないし１２いずれか１つ記載のプリンタ。 - 【請求項１４】 前記画像データに関連するテキストデ
ータを入力するテキストデータ入力手段を備え、前記文
字画像の記録手段により、前記テキストデータ入力手段
または音声テキスト変換手段からのテキストデータに基
づき文字画像を記録することを特徴とする請求項１３記
載のプリンタ。 - 【請求項１５】 前記画像データに関連するテキストデ
ータを入力するテキストデータ入力手段と、前記テキス
トデータを音声データに変換するテキスト音声変換手段
とを備え、前記音声データ記録手段により、前記テキス
ト音声変換手段からの音声データを前記プリントに記録
することを特徴とする請求項１０ないし１４いずれか１
つ記載のプリンタ。 - 【請求項１６】 画像データに基づき画像を記録してプ
リントを作成するプリンタにおいて、 前記画像データに関連するテキストデータを入力するテ
キストデータ入力手段と、 前記テキストデータを音声データに変換するテキスト音
声変換手段と、 前記音声データを前記プリントに記録する音声データ記
録手段とを備えたことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項１７】 前記音声データ記録手段は、前記テキ
ストデータに基づく文字画像の記録手段を含むことを特
徴とする請求項１６記載のプリンタ。 - 【請求項１８】 画像データに基づき画像を記録してプ
リントを作成するプリンタにおいて、 前記画像データに関連する音声データを入力する音声デ
ータ入力手段と、 前記音声データをテキストデータに変換する音声テキス
ト変換処理手段と、 前記テキストデータに基づき文字画像を前記プリントに
記録する文字画像の記録手段とを備えたことを特徴とす
るプリンタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001016505A JP2001333378A (ja) | 2000-03-13 | 2001-01-25 | 画像処理機及びプリンタ |
| US09/802,895 US20010051874A1 (en) | 2000-03-13 | 2001-03-12 | Image processing device and printer having the same |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000069073 | 2000-03-13 | ||
| JP2000-69073 | 2000-03-13 | ||
| JP2001016505A JP2001333378A (ja) | 2000-03-13 | 2001-01-25 | 画像処理機及びプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001333378A true JP2001333378A (ja) | 2001-11-30 |
Family
ID=26587342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001016505A Pending JP2001333378A (ja) | 2000-03-13 | 2001-01-25 | 画像処理機及びプリンタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20010051874A1 (ja) |
| JP (1) | JP2001333378A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006222958A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-24 | Samsung Electronics Co Ltd | 複数個のデータ処理装置を利用したデータ処理装置及びその方法、これを具現するためのプログラムが記録された記録媒体 |
| JP2009200975A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム |
| JP2013231999A (ja) * | 2006-10-19 | 2013-11-14 | Sony Computer Entertainment Europe Ltd | 音声録音における音声特性を変換するための装置および方法 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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