JP2001166397A - プリント作成装置、プリント注文受付端末、プリント作成システム、画像記録装置並びに画像情報及び音声情報保管システム - Google Patents

プリント作成装置、プリント注文受付端末、プリント作成システム、画像記録装置並びに画像情報及び音声情報保管システム

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JP2001166397A
JP2001166397A JP34966299A JP34966299A JP2001166397A JP 2001166397 A JP2001166397 A JP 2001166397A JP 34966299 A JP34966299 A JP 34966299A JP 34966299 A JP34966299 A JP 34966299A JP 2001166397 A JP2001166397 A JP 2001166397A
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English (en)
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Satoru Kuze
哲 久世
Yutaka Ueda
豊 上田
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】所定の位置に音声再生用データを記録すること
ができ、また音声再生用データの記録状態を簡単かつ確
実に確認することが可能なプリント作成装置、プリント
注文受付端末、プリント作成システム、画像記録装置並
びに画像情報及び音声情報保管システムを提供する。 【解決手段】画像データと、音声データと、画像データ
から再生される画像中のどこに音声データを基にした音
声再生用データを書き込むかの配置情報とから音声再生
用データを有するプリントを作成する。また、他のデー
タとして、吹き出し画像のデータを有し、この吹き出し
画像データから再生される吹き出し画像中のどこに音声
データを基にした音声再生用データを書き込むかの配置
情報と、画像データから再生される画像中のどこに吹き
出し画像データを基にした吹き出し画像を書き込むかの
配置情報から音声再生用データを有するプリントを作成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント作成装
置、プリント注文受付端末、プリント作成システム、画
像記録装置並びに画像情報及び音声情報保管システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の伝達を視覚だけではなく聴
覚も利用することが積極的に行なわれており、例えば、
図や文字に加えて音声を光学的に読取可能に変換したド
ットコードを同時に印刷物に印刷し、このドットコード
を専用のスキャナーにより読み出し、視覚だけではなく
聴覚からも情報が得られる新しい印刷メディアが提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような新しい印刷
メディアの技術を写真に適用すると、音声入りの写真を
作成することができ、例えば、風景写真にその風景の周
囲の音を入れたり、スナップ写真に技写人物の声を撮影
と同時又は後から入れたりすることができる。
【0004】ところで、特にプリントに音声再生用デー
タを記録する場合、音声再生用データを記録する領域が
技写人物の画像等の画質を低下させない位置に記録した
り、あるいは専用のスキャナーで読み出す時に接触で画
像を傷付けることがないようにすることが重要である。
【0005】あるいは、複数枚のプリントに音声再生用
データを記録する場合、音声再生用データの記録状態等
を確認したい場合等があり、この場合簡単かつ迅速に確
認することが必要になる。
【0006】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、所定の位置に音声再生用データを記録することが
でき、また音声再生用データの記録状態を簡単かつ確実
に確認することが可能なプリント作成装置、プリント注
文受付端末、プリント作成システム、画像記録装置並び
に画像情報及び音声情報保管システムを提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0008】請求項1に記載の発明は、『画像データを
基にしてプリントを作成するプリント作成装置におい
て、画像データと、音声データと、これら画像データと
音声データが関連づけられており、前記画像データから
再生される画像中のどこに音声データを基にした音声再
生用データを書き込むかの配置情報とから音声再生用デ
ータを有するプリントを作成するプリント作成装置。』
である。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、配置
情報に基づき画像データから再生される画像中に音声デ
ータを基にして音声再生用データを書き込むことがで
き、音声再生用データを記録する領域が技写人物の画像
等の画質を低下させない位置に記録したり、あるいは音
声再生時に接触で画像を傷付けることがないようにする
ことができる。
【0010】また、複数枚のプリントに音声再生用デー
タを記録する場合、音声再生用データの記録状態等を確
認したい場合等があり、この場合配置情報に基づき所定
の音声再生用データを読み出して簡単かつ迅速に確認す
ることができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、『画像データを
基にしてプリントを作成するプリント作成装置におい
て、画像データと、音声データと、吹き出し画像のデー
タと、この吹き出し画像データから再生される吹き出し
画像中のどこに音声データを基にした音声再生用データ
を書き込むかの配置情報と、前記画像データから再生さ
れる画像中のどこに吹き出し画像データを基にした吹き
出し画像を書き込むかの配置情報から音声再生用データ
を有するプリントを作成するプリント作成装置。』であ
る。
【0012】この請求項2に記載の発明によれば、配置
情報に基づき吹き出し画像データから再生される吹き出
し画像中に音声データを基にした音声再生用データを書
き込むことができると共に、配置情報に基づき画像デー
タから再生される画像中に吹き出し画像データを基にし
た吹き出し画像を書き込むことができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、『前記音声再生
用データが光学的に読み取り可能な符号化したコードで
あることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプ
リント作成装置。』である。
【0014】この請求項3に記載の発明によれば、音声
再生用データが光学的に読み取り可能な符号化したコー
ドであり、音声再生時に接触で画像を傷付けることがな
い。
【0015】請求項4に記載の発明は、『前記プリント
の音声再生用データが記録される部分のプリント表面の
中心面表面粗さが0.1μm以下であることを特徴とす
る請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のプリン
ト作成装置。』である。
【0016】この請求項4に記載の発明によれば、光学
読み取りの場合、反射すると読み取りエラーを生じ易い
が、プリントの音声再生用データが記録される部分のプ
リント表面の中心面表面粗さが0.1μm以下であり、
反射が抑えられることから読み取りエラーを生じること
が軽減され、音声の再生効率に優れる。
【0017】請求項5に記載の発明は、『音声再生用デ
ータが記録されたプリントを作成するための注文を受付
けるプリント注文受付端末において、画像データの入力
手段と、この画像データに基づいて画面に画像を表示す
る表示手段と、前記画面に表示された画像の一部を指し
示す指示手段と、音声データを入力する音声入力手段
と、この音声入力手段により入力された音声データと前
記指示手段で指示された画像の一部の位置と前記音声デ
ータとを関連づける手段とを有するプリント注文受付端
末。』である。
【0018】この請求項5に記載の発明によれば、プリ
ント注文受付端末から、音声入力手段により入力された
音声データと、指示手段で指示された画像の一部の位置
と音声データとを関連づけて音声再生用データが記録さ
れたプリントを作成するための注文をすることができ
る。
【0019】請求項6に記載の発明は、『前記音声再生
用データが光学的に読み取り可能な符号化したコードで
あることを特徴とする請求項5に記載のプリント注文受
付端末。』である。
【0020】この請求項6に記載の発明によれば、音声
再生用データが光学的に読み取り可能な符号化したコー
ドであり、音声再生時に接触で画像を傷付けることがな
い。
【0021】請求項7に記載の発明は、『前記プリント
の音声再生用データが記録される部分のプリント表面の
中心面表面粗さが0.1μm以下であることを特徴とす
る請求項5又は請求項6に記載のプリント注文受付端
末。』である。
【0022】この請求項7に記載の発明によれば、光学
読み取りの場合、反射すると読み取りエラーを生じ易い
が、プリントの音声再生用データが記録される部分のプ
リント表面の中心面表面粗さが0.1μm以下であり、
反射が抑えられることから読み取りエラーを生じること
が軽減され、音声の再生効率に優れる。
【0023】請求項8に記載の発明は、『前記請求項5
乃至請求項7に記載のプリント注文受付端末より、関連
づけられた音声データと画像データが通信手段によって
特定のサーバに送られ、このサーバから取り出し、前記
画像データと音声データを合成した合成画像を作成する
ことを特徴とするプリント作成システム。』である。
【0024】この請求項8に記載の発明によれば、プリ
ント注文受付端末で画像データと音声データとを画像合
成処理を行わず、余力のあるコンピュータに送り、そこ
で処理を行うために、高速でしかも多量に一挙に処理を
行うことができる。
【0025】請求項9に記載の発明は、『画像データ
と、音声データと、この音声データを前記画像データの
どこに書き込むかの配置情報を、通信手段によって特定
のサーバに送り、このサーバから取り出し、前記画像デ
ータと音声データを合成した合成画像を作成することを
特徴とするプリント作成システム。』である。
【0026】この請求項9に記載の発明によれば、配置
情報を、通信手段によって特定のサーバに送り、このサ
ーバから取り出し、その場で画像合成を行わず、迅速で
余力のある画像合成用コンピュータに送って処理するこ
とができる。
【0027】請求項10に記載の発明は、『画像データ
を基にしてプリントを作成するプリント作成システムに
おいて、画像データと、音声データとを有し、これら画
像データと音声データとが関連づけられるデータを有
し、前記画像データから再生される画像のプリント裏面
に前記音声データを基にした音声再生用データを書き込
むことを特徴とするプリント作成システム。』である。
【0028】この請求項10に記載の発明によれば、画
像の一部をつぶすことなく、音声データを記録したプリ
ントを提供することができる。この際に、音声データは
プリント裏面にインクジェット等で記録することもでき
るし、両面がプリント可能とし音声データを画像と反対
の裏面に記録することもできる。
【0029】請求項11に記載の発明は、『前記音声再
生用データが光学的に読み取り可能な符号化したコード
であることを特徴とする請求項8乃至請求項10のいず
れか1項に記載のプリント作成システム。』である。
【0030】この請求項11に記載の発明によれば、音
声再生用データが光学的に読み取り可能な符号化したコ
ードであり、音声再生時に接触で画像を傷付けることが
ない。
【0031】請求項12に記載の発明は、『前記プリン
トの音声再生用データが記録される部分のプリント表面
の中心面表面粗さが0.1μm以下であることを特徴と
する請求項8乃至請求項11のいずれか1項に記載のプ
リント作成システム。』である。
【0032】この請求項12に記載の発明によれば、光
学読み取りの場合、反射すると読み取りエラーを生じ易
いが、プリントの音声再生用データが記録される部分の
プリント表面の中心面表面粗さが0.1μm以下であ
り、反射が抑えられることから読み取りエラーを生じる
ことが軽減され、音声の再生効率に優れる。
【0033】請求項13に記載の発明は、『前記通信手
段が、インターネットまたは専用回線であることを特徴
とする請求項8乃至請求項12のいずれか1項に記載の
プリント作成システム。』である。
【0034】この請求項13に記載の発明によれば、イ
ンターネットまたは専用回線を用いて、特定のサーバに
送り、このサーバから高速に取り出すことができる。
【0035】請求項14に記載の発明は、『記録素子を
主走査方向に複数ならべた画像記録手段を有し、記録紙
を前記画像記録手段に対して相対的に前記記録素子の並
びの方向に対して垂直な方向に移動させて前記画像記録
手段による記録紙への記録を行う画像記録装置におい
て、バーコードを記録紙へ記録する場合、バーコードの
長手方向の記録方向と前記主走査方向とが垂直になるよ
うに記録を行うことを特徴とする画像記録装置。』であ
る。
【0036】この請求項14に記載の発明によれば、バ
ーコードを記録紙へ記録する場合、バーコードの長手方
向の記録方向と主走査方向とが垂直になるように記録を
行うことで、記録素子を主走査方向への移動を少なくし
て迅速にバーコードを記録紙へ記録することができる。
この場合、デジタル記録では、画像の回転が容易であ
り、バーコードの長手方向の記録方向と主走査方向とが
平行になるように、画像データを回転することができ
る。
【0037】請求項15に記載の発明は、『画像データ
と、音声データと、この音声データを前記画像データの
どこに書き込むかの配置情報を、通信手段によって特定
のサーバに送り保管し、取り出し指示情報により、取り
出すことを特徴とする画像情報及び音声情報保管システ
ム。』である。
【0038】この請求項14に記載の発明によれば、例
えばお客が必要な時には、いつでも画像データと音声デ
ータを関連づけながらお客に提供することができる。こ
のサービスは、必要に応じデジタルデータの形でも、ま
た画像データと音声データの入ったプリントの形で供給
することもできる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、この発明のプリント作成装
置、プリント注文受付端末、プリント作成システム、画
像記録装置並びに画像情報及び音声情報保管システムの
実施の形態を、図面に基づいて説明する。なお、この発
明は、この実施の形態に限定されるものではない。
【0040】図1は通信による音声再生用データを有す
るプリントの注文及び作成の構成図である。
【0041】プリント注文受付端末100が備えられ、
プリント注文受付端末100は、音声再生用データが記
録されたプリントを作成するための注文を受付ける。こ
のプリント注文受付端末100として、コンピュータ端
末や専用の注文受付端末を用いることができ、画像デー
タの入力手段110と、この画像データに基づいて画面
に画像を表示する表示手段111と、画面に表示された
画像の一部を指し示す指示手段112と、音声データを
入力する音声入力手段113と、この音声入力手段11
3により入力された音声データと指示手段112で指示
された画像の一部の位置と音声データとを関連づける手
段である制御部114とを有する。
【0042】画像データの入力手段110は、キーボー
ド、マウス等で構成され、表示手段111は、CRT、
液晶表示等のモニタ、指示手段112は、指定キー等で
構成され、音声入力手段113は、ユーザ等の所定のメ
ッセージの音声を録音し、音声データとして保管する。
【0043】このプリント注文受付端末100では、表
示手段111にユーザが有する画像データaに、吹き出
し画像データbや文字データcを合成して編集し、さら
に画像データaから再生される画像中のどこに吹き出し
画像データbを基にした吹き出し画像を書き込むかの配
置情報e1と、音声データdと、この音声データdを画
像データaのどこに書き込むかの配置情報e2を、通信
手段120によって特定のサーバ121に送る。
【0044】このように音声入力手段113により入力
された音声データdと、指示手段112で指示された画
像の一部の位置と音声データdとを関連づけて音声再生
用データfが記録されたプリントPを作成するための注
文をすることができる。
【0045】通信手段120として、インターネットま
たは専用回線を用いる。サーバ121から画像合成用コ
ンピュータ122に取り出す。即ち、サーバ121から
送られてきた画像データa、吹き出し画像データb、文
字データcからプリント出力画像を合成し、プリンタ1
23に出力する。このとき、配置情報e1に基づき画像
データaから再生される画像中に吹き出し画像データを
基にした吹き出し画像bを書き込む、また送られた音声
データdを、この音声データdを画像データaのどこに
書き込むかの配置情報e2に基づき音声データdを音声
画像化し、この音声画像を吹き出し画像データbと合成
する。また、画像データaと音声データbを合成した合
成画像を作成することもできる。
【0046】このように配置情報e1,e2を、通信手
段120によって特定のサーバ121に送り、このサー
バ121から取り出し、その場で画像合成を行わず、余
力のある画像合成用コンピュータ122に送って処理す
ることができる。画像合成用コンピュータ122から画
像合成がプリンタ123に出力され、プリンタ123で
音声再生用データfを有するプリントPを作成する。プ
リンタ123としては、銀塩、インクジェット、電子写
真、昇華、溶融等の記録方式のいずれも用いることがで
きる。
【0047】音声再生用データfを有するプリントP
は、音声認識機器124にて出力されたプリントPから
音声がでることを確認し、この確認された音声再生用デ
ータfを有するプリントPは、ユーザに手渡される。
【0048】音声認識機器124は、作成されたプリン
トPから音声再生用データを読みとる音声再生用データ
読取手段を設け、音声を再生してもよい。音声で再生、
文字情報で再生してもよい。音声再生用データ読取手段
は、プリントが作成された後(銀塩の場合、乾燥後)
で、ソートされる前に読み取りする。
【0049】このように配置情報e1に基づき画像デー
タaから再生される画像中に吹き出し画像データbを基
にした吹き出し画像を書き込み、また配置情報e2に基
づき画像データaから再生される画像中のどこに音声デ
ータeを基にした音声再生用データfを書き込むことが
でき、この実施の形態では、吹き出し画像に音声再生用
データfを書き込む。また、音声データdを文字データ
cに変換して、吹き出し画像中に記録してもよい。
【0050】音声再生用データfを有するプリントは、
音声再生用データfを記録する領域が技写人物の画像等
の画質を低下させない位置に記録したり、あるいは音声
再生時に接触で画像を傷付けることがないようにするこ
とができる。また、複数枚のプリントに音声再生用デー
タfを記録する場合、音声認識機器124により音声再
生用データfの記録状態等を確認したい場合等があり、
この場合配置情報eに基づき所定の音声再生用データf
を読み出して簡単かつ迅速に確認することができる。
【0051】この音声再生用データfが光学的に読み取
り可能な符号化したコードであり、ペン型のリーダ13
0で音声再生用データfを音声に再生でき、音声再生時
に接触で画像を傷付けることがない。
【0052】また、プリントPの音声再生用データfが
記録される部分のプリント表面の中心面表面粗さが0.
1μm以下であり、光学読み取りの場合、反射すると読
み取りエラーを生じ易いが、プリントPの音声再生用デ
ータfが記録される部分のプリント表面の中心面表面粗
さが0.1μm以下であると、反射が抑えられることか
ら読み取りエラーを生じることが軽減され、音声の再生
効率に優れる。
【0053】この発明のプリント表面の中心面表面粗さ
について説明する。中心面平均粗さ(SRa)とは、下
記式で表される数値を表す。 数式: ここで式中;SRaは中心面平均粗さを表し、Lxは測
定面域のX軸方向の長さを表し、Lyは測定面域のY軸
方向の長さを表し、Saは測定面域の面積を表し、SA
Lx×Lyであり、この時、Lx=7.5mm、Ly=
21mmとし、f(x,y)は表面凹凸面を表し、x,
yはそれぞれ測定点のx方向及びy方向の位置座標を表
す。
【0054】この発明のハロゲン化銀カラー写真感光材
料に用いられる写真用支持体のハロゲン化銀感光層が塗
布される側の樹脂層表面のSRaは、音声読み取りエラ
ーの少ないプリントを得るためには、0.10μm以下
であり、好ましくは0.08μm以下であり、特に0.
07μm以下が好ましい。
【0055】この発明に用いられるポリオレフィン樹脂
を有する写真用支持体のハロゲン化銀感光層が塗布され
る側の樹脂層表面のSRaを0.10μm以下にするた
めには、ポリオレフィン樹脂組成物の紙支持体上の溶融
塗布量は40g/m2以上とする必要があり、好ましく
は40〜100g/m2である。樹脂組成物層の単位面
積当たりの樹脂量をこれ以上増すことはコスト等の面か
ら限度がある。
【0056】この発明に用いられる写真用支持体のハロ
ゲン化銀感光層が塗布される側の樹脂層表面の粗さSR
aをより0.10μm以下にする方法として、ポリオレ
フィン樹脂組成物の溶融押出塗布量を40g/m2以上
にする方法の他に、重合性モノマー等を塗布した後に、
その層に電子線を照射して硬化させる方法の、いわゆる
電子線硬化型樹脂使用の写真用支持体があり、この方法
の方が容易にSRaを小さくすることができ、この発明
にはより好ましい写真用支持体を得る方法である。
【0057】また、再生される音声を変えるようにして
もよく、声色を変えるために、音声再生用データとして
声色の変換されたものを用いる。また、音声再生機器に
声色変換機能を持たせる。また、音声再生機器は、アル
バムに接続可能であり、アルバムにスピーカを設けて音
声出力してもよい。
【0058】また、プリント作成システムでは、プリン
ト注文受付端末100より、関連づけられた音声データ
dと画像データaが通信手段120によって特定のサー
バ121に送られ、このサーバ121から取り出し、画
像データaと音声データdを合成した合成画像を作成す
ることができる。このようにプリント注文受付端末10
0で画像データaと音声データdとを画像合成処理を行
わず、余力のある画像合成用コンピュータ122に送
り、そこで処理を行うために、高速でしかも多量に一挙
に処理を行うことができる。
【0059】また画像情報及び音声情報保管システムを
備え、画像データaと、音声データdと、この音声デー
タdを画像データaのどこに書き込むかの配置情報を、
通信手段120によって特定のサーバ121に送り保管
し、取り出し指示情報により、取り出す。例えばお客が
必要な時には、いつでも画像データaと音声データdを
関連づけながらお客に提供することができる。このサー
ビスは、必要に応じデジタルデータの形でも、また画像
データaと音声データdの入ったプリントの形で供給す
ることもできる。
【0060】次に、音声再生用データを有するプリント
の他の実施の形態のプリント作成システムについて説明
する。
【0061】図2乃至図4は画像合成入力装置を示し、
図2は外観図、図3は回路図、図4は出力状態を示す図
である。
【0062】この画像合成入力装置10には、音声デー
タを記憶したメモリCと、画像データと、音声データを
画像データのどこに書き込むかの配置情報を記憶したメ
モリMとが収納部12,13にセットされ、キャップ3
0を閉じるとスイッチ31が入り、CPU16が作動し
て音声データを入力する音声入力手段14と、画像デー
タの入力手段15がそれぞれのメモリC、メモリMのデ
ータを読み取る。
【0063】CPU16の作動により表示手段11に
は、画像データに基づいて画面に画像を表示し、指示手
段TPにより画面に表示された画像の一部を指し示して
指示する。CPU16では、音声入力手段14により入
力された音声データと指示手段TPで指示された画像の
一部の位置と音声データとを関連づける。
【0064】この実施の形態では、ユーザが有する画像
データaに、吹き出し画像データbや文字データcを合
成して編集し、さらに画像データaから再生される画像
中のどこに吹き出し画像データbを基にした吹き出し画
像を書き込むかの配置情報e1と、音声データdと、こ
の音声データdを画像データaのどこに書き込むかの配
置情報e2を、インターフェース17,18により出力
する。
【0065】インターフェース17からはプリンタ19
に送られ、このプリンタ19で音声再生用データを有す
るプリントが作成される。
【0066】また、インターフェース18からはインタ
ーネットNTによってプリント作成装置20に送られ、
またハブ21を介して専用回線PSによってプリント作
成装置22に送られる。
【0067】図5は他の実施の形態の出力状態を示す図
であり、表示手段11に写真ネガフィルムから得られる
複数駒の画像データが表示され、この複数駒の画像デー
タから音声入力手段14により入力された音声データと
指示手段TPで指示された画像の一部の位置と音声デー
タとを関連づける。
【0068】図6及び図7にプリント作成装置20を示
し、図6はプリント作成装置の斜視図である。ここで
は、プリント作成装置20として、感光材料に露光して
現像し、プリントを作成するものが例示されているが、
これに限らず、画像情報に基づいてプリントを作成でき
るものであればよく、例えば、インクジェット方式、電
子写真方式のプリント作成装置であってもよいが、特に
この発明では感光材料を用いる方式が好ましい。
【0069】この実施の形態のプリント作成装置20
は、本体202の左側面にマガジン装填部203を備
え、本体202内には記録媒体である感光材料に露光す
る露光処理部204と、露光された感光材料を現像処理
して乾燥し、プリントを作成するプリント作成部205
が備えられ、作成されたプリントは本体202の右側面
に設けられたトレー206に排出される。さらに、本体
202の内部には、露光処理部204の上方位置に制御
部207が備えられている。
【0070】また、本体202の上部には、CRT20
8が配置されている。このCRT208がプリントを作
成しようとする画像情報の画像を画面に表示する表示手
段を構成している。CRT208の左側に透過原稿読み
込み装置であるところのフィルムスキャナ部209が配
置され、右側に反射原稿入力装置210が配置されてい
る。
【0071】フィルムスキャナ部209や反射原稿入力
装置210から読み込まれる原稿として写真感光材料が
あり、この写真感光材料としては、カラーネガフィル
ム、カラーリバーサルフィルム、白黒ネガフィルム、白
黒リバーサルフィルム等が挙げられ、アナログカメラに
より撮像した駒画像情報が記録される。フィルムスキャ
ナ部209のフィルムスキャナーでデジタル情報に変換
し、駒画像情報とすることができる。また、写真感光材
料がカラーペーパーの場合、反射原稿入力装置210の
フラットベットスキャナーで駒画像情報にすることがで
きる。
【0072】また、本体202の制御部7の位置には、
画像転送部214が設けられている。画像転送部214
にはPCカード用アダプタ214a、フロッピーディス
ク用アダプタ214bが備えられ、PCカード213a
やフロッピーディスク213bが差し込み可能になって
いる。PCカード213aには、デジタルカメラで撮像
して複数の駒画像情報が記憶されたメモリを有する。フ
ロッピーディスク213bには、例えばデジタルカメラ
で撮像して複数の駒画像情報が記憶される。
【0073】また、画像転送部214には、通信手段2
40が設けられ、図2乃至図5に示す画像合成入力装置
10からインターネットNTによってデータが通信手段
240を介して入力される。
【0074】CRT208の前側に操作部211が配置
され、この操作部211に情報入力手段212が設けら
れ、情報入力手段212は、例えばタッチパネル等で構
成される。
【0075】また、本体202には、記録メディア書込
み部215が設けられ、写真感光材料NやPCカード2
13a、フロッピーディスク213b等の複数の駒画像
情報を有する記録媒体400から、駒画像情報を出力し
プリントを作成する際に、記録媒体中の駒画像情報を磁
気記録メディア又は光記録メディアに書き込む書込み手
段Kを有する。
【0076】前記以外のこの発明に係る駒画像情報を有
する記録媒体400としては、マルチメディアカード、
メモリーステック、MDデータ、OROM等が挙げられ
る。
【0077】なお、操作部211、CRT208、フィ
ルムスキャナ部209、反射原稿入力装置210、画像
転送部214及び記録メディア書込み部215は、本体
202に一体的に設けられて装置の構造となっている
が、いずれか1つ以上を別体として設けてもよい。
【0078】図7はプリント作成システムの概略構成図
である。
【0079】プリント作成装置20の制御部207は、
情報入力手段212からの指令情報に基づき、フィルム
スキャナ部209や反射原稿入力装置210からの原稿
情報の読み込みを行い、画像情報を得てCRT208に
表示する。
【0080】また、プリント作成装置20はデータ蓄積
手段271及びテンプレート記憶手段272を有する。
データ蓄積手段271に画像情報とそれに対応する注文
情報(どの駒の画像から何枚プリントを作成するかの情
報、プリントサイズの情報等)とを記憶し順次蓄積す
る。フィルムスキャナ部209からは、アナログカメラ
により撮像されたネガフィルムを現像して得られる現像
済のネガフィルムNからの駒画像が入力され、反射原稿
入力装置210からは駒画像を印画紙に焼き付けて現像
処理したプリントPからの駒画像が入力される。
【0081】テンプレート記憶手段272は、背景画像
と合成領域を設定する少なくとも1個のテンプレートの
データが予め記憶されており、オペレータの操作により
セットしてテンプレート記憶手段272に予め記憶され
た複数のテンプレートから所定のテンプレートを選択
し、駒画像情報は選択されたテンプレートにより合成
し、入力された駒画像情報のプリントを作成する。この
テンプレートによる合成は、周知のクロマキー法によっ
て行なわれる。
【0082】また、制御部207は、画像処理部270
を有し、この画像処理部270で画像情報を画像処理し
て露光用画像情報を形成し、露光処理部204に送る。
露光処理部204では、感光材料に画像の露光が行わ
れ、この感光材料をプリント作成部205に送り、プリ
ント作成部205で露光された感光材料を現像処理して
乾燥し、プリントを作成する。
【0083】このプリント作成装置20には、デジタル
カメラにより撮像して記憶されたPCカード213aや
フロッピーディスク213bの駒画像情報を読み出して
転送する画像転送部214が備えられている。この画像
転送部214には、画像転送手段230としてPCカー
ド用アダプタ、フロッピーディスク用アダプタ等が設け
られている。PCカード用アダプタ214aにPCカー
ド213aを差し込み、またはフロッピーディスク用ア
ダプタ214bにフロッピーディスク213bを差し込
み、PCカード213aやフロッピーディスク213b
に記録された駒画像情報を読み取りマイクロコンピュー
タで構成される制御部207へ転送する。PCカード用
アダプタ214aとしては、例えばPCカードリーダや
PCカードスロット等が用いられる。
【0084】このプリント作成装置20では、通常のプ
リントP1、ファイルプリントP2及びインデックスプ
リントP3が行なわれる。また、図2乃至図5に示す画
像合成入力装置10からインターネットNTによってデ
ータが通信手段240を介して入力され、これに基づき
音声再生用データを有するプリントP1,P2,P3が
行なわれる。
【0085】通常のプリントP1は、1個の駒画像情報
を1枚の記録媒体に記録して作成するものである。この
通常のプリントP1で、例えば所定の模様を有する背景
画像に、所定の合成領域を設定し、この合成領域に1個
の駒画像を合成して記録され、フォトフレームで飾った
通常のプリントサイズのプリントP1を作成するように
してもよい。このように1個の駒画像情報を1枚の記録
媒体のプリントP1に記録することで、例えば顧客の注
文に応じて財布や定期等に入れたりすることが可能な好
みの特殊プリントを作成することができる。
【0086】また、ファイルプリントP2は、複数の駒
画像を1枚の大判ファイルの記録媒体に記録して作成す
るものである。このファイルプリントP2でも例えば、
所定の模様を有する背景画像に、例えば3箇所〜10箇
所に合成領域を設定し、この3箇所の合成領域にそれぞ
れ1個の駒画像が合成して記録するようにしてもよい。
また、ファイルプリントP2では、背景の中に切り取り
線を記録してもよく、この切り取り線によって容易に、
かつ奇麗に切断して財布や定期等に入れたりすることが
可能な好みの特殊プリントを作成することができる。
【0087】インデックスプリントP3は、再度のプリ
ント注文等に便利なように所定のサイズに駒画像情報の
全てをプリントするものである。
【0088】複数の駒画像情報を有する記録媒体は、前
記したように現像済みネガフィルムまたは現像済みリバ
ーサルフィルムである。また、現像済みネガフィルムま
たは現像済みリバーサルフィルムは、フィルムスキャナ
部209のフィルムスキャナーによりスキャンして、デ
ジタル情報に変換して制御部207に送られる。
【0089】また、複数の駒画像情報を有する記録媒体
は、PCカード213a又はフロッピーディスク213
bであり、PCカード213aが、スマートメディア又
はコンパクトフラッシュであり、画像転送手段230に
より駒画像情報を読み取りマイクロコンピュータで構成
される制御部207へ転送される。
【0090】磁気記録メディア216は、フロッピーデ
ィスク、MO又はZipから選ばれるものであり、これ
らから変換されたデジタル画像情報を記憶することで保
管が容易になる。また、光記録メディア217が、CD
−R又はDVDであり、これらから変換されたデジタル
画像情報を記憶することで保管が容易になる。
【0091】この実施の形態のプリント作成システム及
びプリント作成装置は、ネガフィルムとリバーサルフィ
ルムに記録された画像を読み取り、この読み取った画像
情報に基づいてプリントを作成するが、ネガフィルムと
リバーサルフィルムの非画像部の濃度を検出して、ネガ
フィルムとリバーサルフィルムとの判別を行ない、この
判別結果に基づいて読み取った画像情報に画像処理して
プリントを作成する。
【0092】リバーサルフィルムとネガフィルムを同一
のプリント作成システムでプリントできれば効率的に作
業できるとともに、装置のコスト削減にもなるが、リバ
ーサルフィルムと、ネガフィルムでは、通常、現像され
たフィルムの像がポジとネガになるため、プリントをす
る工程は異なる。
【0093】そこで画像情報をフィルムスキャナでデジ
タル情報として取り込めば、画像情報のネガ・ポジ反転
処理などを施すことが可能となり、リバーサルフイルム
をネガフィルムと装置、処理液、感光材料等を同じもの
で処理することが可能となり効率的に処理することがで
きる。しかし、先のネガ・ポジ反転の有無など両者で、
画像処理が共通化できない部分があるので、両者を判別
することは必須である。オペレータが目視で両者を判別
することは、容易であるが、装置にそれをいちいち通知
する必要があり、作業を効率化するためには、自動化す
ることが望まれる。特に、スリーブ状のリバーサルフィ
ルムは、ネガフィルムと、形態面ではほぼ同じなので、
フィルムキャリアを共用できればメリッ卜が大きい。
【0094】また、プリント作成システムは、画像デー
タaと、音声データdとを有し、これら画像データaと
音声データdとが関連づけられるデータを有し、図8に
示すように画像データaから再生される画像のプリント
裏面に音声データdを基にした音声再生用データfを書
き込むことができる。
【0095】このように画像の一部をつぶすことなく、
音声データdを基にした音声再生用データfを記録した
プリントPを提供することができる。この際に、音声デ
ータはプリント裏面にインクジェット等で記録すること
もできるし、両面がプリント可能とし音声データを画像
と反対の裏面に記録することもできる。
【0096】図9は画像記録装置を示す図である。この
実施の形態の画像記録装置300は、デジタルプリンタ
でバーコードを記録するものであり、記録素子301a
を主走査方向に複数ならべた画像記録手段301を有す
る。記録紙302を画像記録手段301に対して相対的
に記録素子301aの並びの方向に対して垂直な方向に
移動させて画像記録手段301による記録紙302への
記録を行う。
【0097】この画像記録装置300でバーコード31
0を記録紙302へ記録する場合、バーコード310の
長手方向の記録方向と、主走査方向とが垂直になるよう
に記録を行う。また、バーコードは2次元バーコードや
3次元バーコードでもよい。
【0098】このようにバーコード310を記録紙30
2へ記録する場合、バーコード310の長手方向の記録
方向と主走査方向と垂直になるように記録を行うこと
で、記録素子301aを主走査方向への移動を少なくし
て迅速にバーコード310を記録紙へ記録することがで
きる。この場合、デジタル記録では、画像の回転が容易
であり、バーコード310の長手方向の記録方向と主走
査方向とが平行になるように画像データを回転する。
【0099】
【発明の効果】前記したように、請求項1に記載の発明
では、配置情報に基づき画像データから再生される画像
中に音声データを基にして音声再生用データを書き込む
ことができ、音声再生用データを記録する領域が技写人
物の画像等の画質を低下させない位置に記録したり、あ
るいは音声再生時に接触で画像を傷付けることがないよ
うにすることができる。
【0100】また、複数枚のプリントに音声再生用デー
タを記録する場合、音声再生用データの記録状態等を確
認したい場合等があり、この場合配置情報に基づき所定
の音声再生用データを読み出して簡単かつ迅速に確認す
ることができる。
【0101】請求項2に記載の発明では、配置情報に基
づき吹き出し画像データから再生される吹き出し画像中
に音声データを基にした音声再生用データを書き込むこ
とができると共に、配置情報に基づき画像データから再
生される画像中に吹き出し画像データを基にした吹き出
し画像を書き込むことができる。
【0102】請求項3に記載の発明では、音声再生用デ
ータが光学的に読み取り可能な符号化したコードであ
り、音声再生時に接触で画像を傷付けることがない。
【0103】請求項4に記載の発明では、光学読み取り
の場合、反射すると読み取りエラーを生じ易いが、プリ
ントの音声再生用データが記録される部分のプリント表
面の中心面表面粗さが0.1μm以下であり、反射が抑
えられることから読み取りエラーを生じることが軽減さ
れ、音声の再生効率に優れる。
【0104】請求項5に記載の発明では、プリント注文
受付端末から、音声入力手段により入力された音声デー
タと、指示手段で指示された画像の一部の位置と音声デ
ータとを関連づけて音声再生用データが記録されたプリ
ントを作成するための注文をすることができる。
【0105】請求項6に記載の発明では、音声再生用デ
ータが光学的に読み取り可能な符号化したコードであ
り、音声再生時に接触で画像を傷付けることがない。
【0106】請求項7に記載の発明では、光学読み取り
の場合、反射すると読み取りエラーを生じ易いが、プリ
ントの音声再生用データが記録される部分のプリント表
面の中心面表面粗さが0.1μm以下であり、反射が抑
えられることから読み取りエラーを生じることが軽減さ
れ、音声の再生効率に優れる。
【0107】請求項8に記載の発明では、プリント注文
受付端末で画像データと音声データとを画像合成処理を
行わず、余力のあるコンピュータに送り、そこで処理を
行うために、高速でしかも多量に一挙に処理を行うこと
ができる。
【0108】請求項9に記載の発明では、配置情報を、
通信手段によって特定のサーバに送り、このサーバから
取り出し、その場で画像合成を行わず、迅速で余力のあ
る画像合成用コンピュータに送って処理することができ
る。
【0109】請求項10に記載の発明では、画像の一部
をつぶすことなく、音声データを記録したプリントを提
供することができる。この際に、音声データはプリント
裏面にインクジェット等で記録することもできるし、両
面がプリント可能とし音声データを画像と反対の裏面に
記録することもできる。
【0110】請求項11に記載の発明では、音声再生用
データが光学的に読み取り可能な符号化したコードであ
り、音声再生時に接触で画像を傷付けることがない。
【0111】請求項12に記載の発明では、光学読み取
りの場合、反射すると読み取りエラーを生じ易いが、プ
リントの音声再生用データが記録される部分のプリント
表面の中心面表面粗さが0.1μm以下であり、反射が
抑えられることから読み取りエラーを生じることが軽減
され、音声の再生効率に優れる。
【0112】請求項13に記載の発明では、インターネ
ットまたは専用回線を用いて、特定のサーバに送り、こ
のサーバから高速に取り出すことができる。
【0113】請求項14に記載の発明では、バーコード
を記録紙へ記録する場合、バーコードの長手方向の記録
方向と主走査方向とが垂直になるように記録を行うこと
で、記録素子を主走査方向への移動を少なくして迅速に
バーコードを記録紙へ記録することができる。この場
合、デジタル記録では、画像の回転が容易であり、バー
コードの長手方向の記録方向と主走査方向とが平行にな
るように、画像データを回転することができる。
【0114】請求項15に記載の発明では、例えばお客
が必要な時には、いつでも画像データと音声データを関
連づけながらお客に提供することができる。このサービ
スは、必要に応じデジタルデータの形でも、また画像デ
ータと音声データの入ったプリントの形で供給すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信による音声再生用データを有するプリント
の注文及び作成の構成図である。
【図2】画像合成入力装置の外観図である。
【図3】画像合成入力装置の回路図である。
【図4】画像合成入力装置の出力状態を示す図である。
【図5】他の実施の形態の出力状態を示す図である。
【図6】プリント作成装置の斜視図である。
【図7】プリント作成システムの概略構成図である。
【図8】他の実施の形態の出力状態を示す図である。
【図9】画像記録装置を示す図である。
【符号の説明】
100 プリント注文受付端末 110 画像データの入力手段 111 表示手段 112 指示手段 113 音声入力手段 114 制御部 120 通信手段 121 サーバ 122 画像合成用コンピュータ 123 プリンタ 124 音声認識機器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを基にしてプリントを作成する
    プリント作成装置において、 画像データと、音声データと、これら画像データと音声
    データが関連づけられており、前記画像データから再生
    される画像中のどこに音声データを基にした音声再生用
    データを書き込むかの配置情報とから音声再生用データ
    を有するプリントを作成するプリント作成装置。
  2. 【請求項2】画像データを基にしてプリントを作成する
    プリント作成装置において、 画像データと、音声データと、吹き出し画像のデータ
    と、この吹き出し画像データから再生される吹き出し画
    像中のどこに音声データを基にした音声再生用データを
    書き込むかの配置情報と、前記画像データから再生され
    る画像中のどこに吹き出し画像データを基にした吹き出
    し画像を書き込むかの配置情報から音声再生用データを
    有するプリントを作成するプリント作成装置。
  3. 【請求項3】前記音声再生用データが光学的に読み取り
    可能な符号化したコードであることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載のプリント作成装置。
  4. 【請求項4】前記プリントの音声再生用データが記録さ
    れる部分のプリント表面の中心面表面粗さが0.1μm
    以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれか1項に記載のプリント作成装置。
  5. 【請求項5】音声再生用データが記録されたプリントを
    作成するための注文を受付けるプリント注文受付端末に
    おいて、 画像データの入力手段と、この画像データに基づいて画
    面に画像を表示する表示手段と、前記画面に表示された
    画像の一部を指し示す指示手段と、音声データを入力す
    る音声入力手段と、この音声入力手段により入力された
    音声データと前記指示手段で指示された画像の一部の位
    置と前記音声データとを関連づける手段とを有するプリ
    ント注文受付端末。
  6. 【請求項6】前記音声再生用データが光学的に読み取り
    可能な符号化したコードであることを特徴とする請求項
    5に記載のプリント注文受付端末。
  7. 【請求項7】前記プリントの音声再生用データが記録さ
    れる部分のプリント表面の中心面表面粗さが0.1μm
    以下であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記
    載のプリント注文受付端末。
  8. 【請求項8】前記請求項5乃至請求項7に記載のプリン
    ト注文受付端末より、関連づけられた音声データと画像
    データが通信手段によって特定のサーバに送られ、この
    サーバから取り出し、前記画像データと音声データを合
    成した合成画像を作成することを特徴とするプリント作
    成システム。
  9. 【請求項9】画像データと、音声データと、この音声デ
    ータを前記画像データのどこに書き込むかの配置情報
    を、通信手段によって特定のサーバに送り、このサーバ
    から取り出し、前記画像データと音声データを合成した
    合成画像を作成することを特徴とするプリント作成シス
    テム。
  10. 【請求項10】画像データを基にしてプリントを作成す
    るプリント作成システムにおいて、画像データと、音声
    データとを有し、これら画像データと音声データとが関
    連づけられるデータを有し、前記画像データから再生さ
    れる画像のプリント裏面に前記音声データを基にした音
    声再生用データを書き込むことを特徴とするプリント作
    成システム。
  11. 【請求項11】前記音声再生用データが光学的に読み取
    り可能な符号化したコードであることを特徴とする請求
    項8乃至請求項10のいずれか1項に記載のプリント作
    成システム。
  12. 【請求項12】前記プリントの音声再生用データが記録
    される部分のプリント表面の中心面表面粗さが0.1μ
    m以下であることを特徴とする請求項8乃至請求項11
    のいずれか1項に記載のプリント作成システム。
  13. 【請求項13】前記通信手段が、インターネットまたは
    専用回線であることを特徴とする請求項8乃至請求項1
    2のいずれか1項に記載のプリント作成システム。
  14. 【請求項14】記録素子を主走査方向に複数ならべた画
    像記録手段を有し、記録紙を前記画像記録手段に対して
    相対的に前記記録素子の並びの方向に対して垂直な方向
    に移動させて前記画像記録手段による記録紙への記録を
    行う画像記録装置において、 バーコードを記録紙へ記録する場合、バーコードの長手
    方向の記録方向と前記主走査方向とが垂直になるように
    記録を行うことを特徴とする画像記録装置。
  15. 【請求項15】画像データと、音声データと、この音声
    データを前記画像データのどこに書き込むかの配置情報
    を、通信手段によって特定のサーバに送り保管し、取り
    出し指示情報により、取り出すことを特徴とする画像情
    報及び音声情報保管システム。
JP34966299A 1999-12-09 1999-12-09 プリント作成装置、プリント注文受付端末、プリント作成システム、画像記録装置並びに画像情報及び音声情報保管システム Withdrawn JP2001166397A (ja)

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