JP2005256376A - 防風雪柵 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な作業で展張及び収納が可能な防風雪柵を提供する。
【解決手段】遮へい幕1及び支持杆2の自重により、展張時には遮へい幕1が緊張した状態で展張を行い、収納時には作業者による巻き取り等が必要なく遮へい幕1が下方に降下され、更に左右横中空部内で支持杆2が回動自在に挿通されていることで、遮へい幕1の展張及び収納時に遮へい幕1を自在に動かして作業を行うことができ、簡易で円滑な作業で展張及び収納を行うことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、可とう性の遮へい幕を用いて風圧や雪の吹き込みを防止し、展張及び収納が可能な防風雪柵に関するものである。
従来の可とう性の遮へい幕を用いて風圧や雪の吹き込みを防止し、展張及び収納が可能な防風雪柵としては、例えば特許文献1に、隣接した支柱間にネットが設けられ、このネットは支柱側に巻き取り可能に設けられると共に、ネットは隣接する支柱側に向け展張することを特徴とする巻き取り式防風・防雪柵が開示されている。
特開2003−321807号公報
しかしながら、特許文献1に記載の如く、支柱側に巻き取り可能及び隣接する支柱側に向け展張する巻き取り式防風・防雪柵では、巻き取り時及び展張時にネットを支持しつつ行う必要があり、複数の作業者による煩雑な作業が必要となるものであった。
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、簡易な作業で展張及び収納が可能な防風雪柵を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係わる防風雪柵は、立設された複数の支柱間に防風及び防雪が可能な可とう性の遮へい幕が設けられたものであって、前記遮へい幕の上下に、左右方向に延びる左右横中空部が設けられ、該左右横中空部に前記遮へい幕を上下方向に支持する支持杆が前記左右横中空部内で回動自在となるように挿通され、該支持杆が前記複数の支柱間に差し渡されて取り付けられていることを特徴とするものである。
また前記複数の支柱には相対向して開口し上下方向に延びる取付溝が備えられ、前記支持杆が両端を前記取付溝に嵌挿され、前記支持杆を前記取付溝内で上下に摺動させることで前記遮へい幕の展張及び収納が可能となされていることを特徴とするものである。
また前記支柱は、断面H型の形状であって、前記断面H型のフランジ間が前記取付溝を兼ねていることを特徴とするものである。
また前記支持杆は、上下方向に複数設けられ、上下の支持杆の間に予め定められた方向に曲がるアームが取り付けられていることを特徴とするものである。
また前記アームは、屈曲部が設けられ該屈曲部から前記定められた方向に屈曲するようになされ、前記遮へい幕が前記屈曲部において前記アームに固定されていることを特徴とするものである。
また前記支柱は、防護柵と一体に設けられていることを特徴とするものである。
また前記遮へい幕は、開口率が0〜50%のネットであることを特徴とするものである。
請求項1に記載の本発明に係わる防風雪柵によれば、遮へい幕及び支持杆の自重により、展張時には遮へい幕が緊張した状態で展張を行い、収納時には作業者による巻き取り等が必要なく遮へい幕が下方に降下され、更に左右横中空部内で支持杆が回動自在に挿通されていることで、遮へい幕の展張及び収納時に遮へい幕を自在に動かして作業を行うことができ、簡易で円滑な作業で展張及び収納を行うことができる。
また請求項2の発明によれば、複数の支柱に相対向して開口させて設けられた取付溝内に、可とう性の遮へい幕を支持杆により摺動させて展張及び収納ができることで、支持杆の上下への移動が容易となり、展張及び収納に係わる作業は更に簡易なものとなり好ましい。
また請求項3の発明によれば、支柱を立設するのみで別部材を取り付ける等して別途開口部を設ける必要がなく、設置作業や材料の軽減に繋がり好ましい。
また請求項4の発明によれば、上下の支持杆の間にアームが取り付けられていることで、支持杆の間のネット間を、上下方向において緊張を保つことが容易となり、またアームが予め定められた方向に曲がることで、収納時にもアームが突出する方向が一方向となり、通行を妨げる恐れを小さくでき好ましい。
また請求項5の発明によれば、収納時にアームの屈曲部から遮へい幕が折れ曲がることができ、遮へい幕の折り畳みを一方の方向として収納時の作業の円滑化及び収納後の外観を良好なものとなり好ましい。
また請求項6の発明によれば、防風雪柵と防護柵とが一体に設けられていることで、双方の機能が必要とされる道路側縁等に設置する場合に一体の柵の設置のみで済むので、設置に係わる作業を軽減でき好ましい。
また請求項7の発明によれば、開口率0〜50%のネットを用いることで、確実な防風雪を図ることができ好ましい。
本発明に係わる最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
(第一の実施形態)
図1〜図5は、本発明に係わる防風雪柵の、第一の実施形態を示すもので、図1は遮へい幕を展張した状態を示す正面図である。まず図1において、立設された支柱3の間に、支持杆(図示せず)が左右横方向に挿通された、黒色のネットである遮へい幕1が差し渡されて取り付けられていることで防風雪柵10が形成されている。支柱3の下端付近には、支柱3間に折り板からなる防風雪板Bが左右横方向に差し渡されて取り付けられ、支柱3の途中には、支柱3を作業者が登攀可能とできる梯子Lが取り付けられている。
図2は、図1の防風雪柵10のA−A断面図である。支持杆2が遮へい幕1の左右横中空部11に挿通されることで支持杆2に遮へい幕1が取り付けられ、支持杆2は上下方向に支持杆2A〜2Dの4本が設けられ、遮へい幕1が展張された状態では、最上段の支持杆2Aは下方に支柱3に挿通されたボルトB1により下方から支えられ、再下段の支持杆2Dは上方及び下方にそれぞれ支柱3に挿通されたボルトB2及びB3により上下から支えられることで上端及び下端が固定され、遮へい幕1の展張状態が保持される。また上端の支持杆2AにはワイヤーWが取り付けられ、遮へい幕1の展張時には、ワイヤーWが支柱3上端に取り付けられた滑車Kを介してウインチUにより上方に引き上げられることで、遮へい幕1全体が吊り上げられて遮へい幕1が展張され、ウインチUによる遮へい幕1の展張後にボルトB1〜B3が支柱3に挿通される。ボルトB1〜B3の挿通後には、ウインチU、滑車K及びワイヤーWは取り外すことができる。
図3は、防風雪柵10の滑車K及びワイヤーWを取り外した状態での支柱3上端付近を示す斜視図である。支柱3はフランジ31及びウエーブ32により断面H型となされた鋼材で、フランジ31間が取付溝33となされたものである。支持杆2は、丸パイプである本体21と、本体21が回動可能に挿入される円筒状のアーム取付部22とを備え、遮へい幕1のネット部12の周囲に設けられた周辺部13の、上端の左右方向全体に亘って設けられた袋状の左右横中空部11に本体21が挿通されている。支持杆2のアーム取付部22が取付溝33内に挿入されると共に、ボルトB1を取り外すことで取付溝33で上下方向に摺動可能となされていることで、遮へい幕1の展張及び収納が行われる。尚、取付溝33が形成されていれば、支柱3は断面H型のものに限定されず、C型断面のものを相反する方向に配置して一体としたもの等を用いることもできる。
アーム取付部22は、上面に展張及び収納用のワイヤーWを取り付けるワイヤー取付部W1が設けられると共に、下方に向けてアーム4が突設されている。アーム4は、上部アーム41と下部アーム42と、上部アーム41及び下部アーム42を結合すると共に一方向に屈曲させる屈曲部43が設けられ、屈曲部43は上部アーム41及び下部アーム42を重ねた状態で挿通させたボルトB4であり、ボルトB4を支軸として上部アーム41及び下部アーム42が回動されて屈曲されるが、下部アーム42に上部アーム41が他方に屈曲するのを防止するように抑えプレート44が取り付けられることで、アーム4は予め定められた方向のみに屈曲されるようになされている。更に屈曲部43からはステー45が突設され、ステー45が遮へい幕1の周辺部13の、上下方向の中央付近に穿設された取付孔131に挿通されることで屈曲部43と遮へい幕1の中央付近とが固定され、屈曲部43の屈曲に伴って遮へい幕1が折り曲げられることで、遮へい幕1が折り畳まれる方向も一方向とすることができる。
図4は、防風雪柵10の収納状態を示すもので、イ)は収納時の状態、ロ)は収納を完了した状態を示す側方からの断面図である。まずイ)は遮へい幕1の収納時の、支持杆2B、2C間が屈曲されている状態であるが、上部アーム41と下部アーム42とは屈曲部43を中心にそれぞれ矢印Y1及びY2の方向に回動される。屈曲部43と遮へい幕1の上下方向の中央付近がステー45により固定されていることで、遮へい幕1はその中央付近が矢印Y3の方向に引っ張られ、アーム4の屈曲に伴って屈曲されて折り畳まれる。かかる操作を各々の支持杆2A〜2D間において行うことで、ロ)に示す如く遮へい幕1は支持杆2、アーム4と共に折り畳まれて収納される。遮へい幕1、支持杆2及びアーム4は、防風雪板Bにより隠されて正面側αからは見えることがなく、防風雪柵10が必要でない時期においては収納により周囲の景観を損ねることを防いでいるが、支柱3は更に上方部3Aと下方部3Bとに分割され、遮へい幕1等の収納後に上方部3Aが倒されることで支柱3をも正面側αから防風雪板Bに隠されるようになされている。
支柱3の上方部31は図5に示す如く倒されて防風雪板Bに隠される。図5は、支柱3部分を顕わにした一部破面の正面図であるが、支柱3の上方部3Aと下方部3Bとは、遮へい幕1が展張されている際には、上方部3Aの下端に設けられたベースプレート3A1及び下方部3Bの上端に設けられたベースプレート3B1とが当接され、ボルト止めされることで一体となされている。ベースプレート3A1と3B1とは、ヒンジ構造Hにより接続され、上方部3Aが倒される際には、ヒンジ構造Hを中心に防風雪柵10の延設方向に沿って回動されて倒されるようになされている。
かかる構成により、上述の効果に加え、遮へい幕1が可とう性のものであるから、金属板等を遮へいに用いる場合と較べ、展張及び収納に係わる機構が簡便なものとなり、コストを低減できると共に、金属の腐食による回動部分の動作不良を起こす恐れがない。また設置時における騒音も低減することができる。更には金属板等よりもはるかに軽量で運搬や、展張及び収納時に要する動力を低減でき、設置における自由度を大きくすることができる。
遮へい幕1は、可とう性で左右横中空部11を設けることができれば特にネットに限定されるものではなく、布状のもの、合成樹脂製のシート状のもの、可とう性のシートにパンチング加工を施したもの等、適宜のものを用いてよい。例えば高強度の延伸ポリオレフィンテープ、ポリエステル繊維等を芯材として用い、芯材を網状に織り込んでEVA、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂等を被覆したものや、先に樹脂被覆した芯材を網状に織り込んでから交点を加熱融着して形成したネット等を用いれば、、ネットが分解される恐れが少なく、また風圧による伸びがほとんどなく長期に亘ってネットのたるみが発生する恐れの小さい遮へい幕1を得ることができる。
遮へい幕1の開口率は、50%以上となると防風雪の効果が得にくくなり、0〜50%の範囲とすれば防風雪柵として十分な効果が得られるが、開口率が低すぎると道路利用者は周囲の眺望が得られず、また圧迫感や閉塞感を感じることから、30〜50%の開口率として防風雪の効果と周囲の眺望や採光の確保とを両立させるのが好ましい。また遮へい幕1の色調は、特に限定されるものではなく適宜の色調としてもよいが、周囲の景観との調和を図ることができ、また斜め方向からの防風雪柵10外への良好な眺望が得られる灰色、黒色、又はそれに近い色調としておくのが好ましい。
支持杆2は、大きな風圧が加わる遮へい幕1を支持することを考慮すると金属製のものを用いるのが好ましく、アルミニウム、ステンレス、鉄鋼等のパイプ、形材や、それらにめっき、塗装を施したもの等を好適に用いることができる。アーム4についても同様に金属材料を用いるのが好ましく、パイプ、板状体、形材、各種アングル材を用いることができる。また支柱3については、取付溝33が形成されていれば特に断面H型のものに限定されず、丸パイプ、角パイプに取付溝33形成用の部材を取り付けたものや、板状体を前後に間隔をおいて設置したもの等を適宜用いることができる。
また、遮へい幕1の折り畳みは、アーム4によるものに限定されず、図6に示す如く、周囲部13の上下方向の中央付近を折り曲げて縫合することで縫合部131を設けておくことで、周囲部13に折り癖が付き、支持杆2を下降させるのみで遮へい幕1を一方向のみに折り畳むことが可能となり得る。
更にまた、遮へい幕1の左右横中空部11は、図7に示す如く上方及び下方の左右横中空部11A及び11Bが左右方向で互い違いになるよう設けて、設置時に互いの左右横中空部11A及び11Bの間に挿入してから支持杆2を挿通させるものとしてもよい。かかる構造により、遮へい幕1を上下方向に一体に形成する必要がなくなり、様々な高さの防風雪柵10に対しても一種類の上下方向高さの遮へい幕1により対応することができる。
(第二の実施形態)
図8は、本発明に係わる防風雪柵10の、他の実施形態を示すもので、イ)は正面図、ロ)はイ)のB−B断面図である。まずイ)において、防風雪柵10は立設された支柱3の間に遮へい幕1が差し渡されて設けられ、遮へい幕1はネット部12の上下の左右方向全体に亘って設けられた左右横中空部11に支持杆2が挿通され、支持杆2が支柱3に取り付けられることで遮へい幕1が展張されているものである。支柱3は、第一の実施形態と同様に、上方部3Aと下方部3Bとに分割され、上方部3Aが倒されることで支柱3も収納可能となされているものである。また支柱3の前面側には4段の横梁51が継手金具52を用いて支柱3間に差し渡されて取り付けられ、正面側から防護柵として機能するようになされている。
ロ)において、遮へい幕1は支持杆2が支柱3に取り付けられ、取付溝33を有するコ字状部材Cに支持杆2の両端が挿入され、取付溝33内で上下方向に摺動可能となされていることで、遮へい幕1及び支持杆2が上下方向に展張及び収納が可能となされている。横梁51及び継手金具52は、支柱3において遮へい幕1の取付用の上方部3A及び下方部3Bとは別に立設された前方部3Cの前面に取り付けられており、下方部3Bと前方部3Cとは、下端部において同じベースプレート3C1に固定されていると共に、上端付近においてステー3C2により固定されていることで、下方部3Bが単独で立設されている場合よりはるかに正面側αからの荷重に対して強固なものとなされている。
図9は、遮へい幕1及び支持杆2の収納を示す側方からの断面図である。まずイ)において、遮へい幕1が展張された状態から、支持杆2をコ字状部材Cの取付溝33内で下方に摺動させて上方部3Aより下方に収納する。上方部3Aと下方部3Bとは、第一の実施形態と同様にヒンジ構造Hにより接続され、防風雪柵10の設置が必要な時期においてはベースプレート3A1と3B1とがボルト止めされているが、防風雪柵10の設置が不要な時期となったときに、支持杆2を上方部3Aより下方に移動させた後、前記ボルト止めを開放してヒンジ構造Hにより上方部3Aは矢印Y4の方向に回動させることが可能である。上方部3Aを矢印Y4の方向に回動させると、ロ)に示す如く上方部3Aは正面側αと反対側に収納され、正面側αの通行の邪魔になることなく上空に張り出した上方部3Aを収納して周囲の景観を改善することができる。
また、支持杆2は図10の如く支柱3に取り付けてもよい。図10は支柱3と支持杆2との取付部分の詳細を示す斜視図であるが、支持杆2は丸パイプであり、遮へい幕1の上下に、左右方向に設けられた左右横中空部11に挿通されている。更に支持杆2は、端部が圧縮されて平坦部23となされ、平坦部23にそれぞれボルト孔(図示せず)が穿設されて、各々のボルト孔及び支柱3に穿設されたボルト孔(図示せず)にボルトB5が挿通され、ナットNが螺着されることで支持杆2が支柱3に固定される。収納時には、ナットNを脱着して支持杆2を支柱3から取り外し、上方部3A及び下方部3Bに取り付けられていた遮へい幕1を両方とも別な場所に保管してもよく、上方部3Aに取り付けられていた遮へい幕1のみを取り外して別な場所に保管してもよく、または上方部3から取り外した遮へい幕1を下方部3Bの遮へい幕1と共に下方部3Bにボルト止め等して固定してもよい。
更にまた、支持杆2及び支柱3は、図11に示す如く設けてもよい。図11は第2の実施形態の変形の例を示す断面図で、まずイ)において、支柱3は上方部3Aと下方部3Bとに分割され、上方部3Aは下方部3Bとを接続するヒンジ構造Hにより矢印Y4の方向に回動され、上方部3Aが収納可能となされているものであるが、下方部3Bの正面側αには継手金具52を介して横梁51が取り付けられており、下方部3Bが遮へい幕1の取り付けと防護柵とを兼ねるものとなされている。
またロ)において、上方部3Aと下方部3Bとは分割され且つ分離可能となされており、上方部3Aの下端には下方部3Bの上端から下方部3Bに嵌着可能なサヤ管3A2が突設されており、かかる構造により上方部3A及びそれに取り付けられた遮へい幕1及び支持杆2を完全に取り外して別な場所に保管することができ、設置スペースが極めて限られた場所においても収納可能な防風雪柵を設置することができる。
本発明に係わる防風雪柵の、第一の実施形態を説明する正面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明に係わる防風雪柵の、第一の実施形態における支柱上端付近の詳細を示す斜視図である。 本発明に係わる防風雪柵の、第一の実施形態における収納状態を示す断面図である。 本発明に係わる防風雪柵の、第一の実施形態における支柱の収納状態を示す正面からの一部破断面図である。 本発明に係わる防風雪柵の、遮へい幕の一例を示す斜視図である。 本発明に係わる防風雪柵の、遮へい幕の一例を示す斜視図である。 本発明に係わる防風雪柵の、第二の実施形態における正面図及び正面図からのB−B断面図である。 本発明に係わる防風雪柵の、第二の実施形態における収納状態を示す断面図である。 本発明に係わる防風雪柵の、第二の実施形態における支持杆の支柱への取り付けを示す斜視図である。 本発明に係わる防風雪柵の、第二の実施形態における変形の例を示す断面図である。
符号の説明
1 遮へい幕
11 左右横中空部
2 支持杆
3 支柱
33 取付溝
4 アーム
43 屈曲部
51 横梁
10 防風雪柵

Claims (7)

  1. 立設された複数の支柱間に防風及び防雪が可能な可とう性の遮へい幕が設けられたものであって、前記遮へい幕の上下に、左右方向に延びる左右横中空部が設けられ、該左右横中空部に前記遮へい幕を上下方向に支持する支持杆が前記左右横中空部内で回動自在となるように挿通され、該支持杆が前記複数の支柱間に差し渡されて取り付けられていることを特徴とする防風雪柵。
  2. 前記複数の支柱には相対向して開口し上下方向に延びる取付溝が備えられ、前記支持杆が両端を前記取付溝に嵌挿され、前記支持杆を前記取付溝内で上下に摺動させることで前記遮へい幕の展張及び収納が可能となされていることを特徴とする請求項1に記載の防風雪柵。
  3. 前記支柱は、断面H型の形状であって、前記断面H型のフランジ間が前記取付溝を兼ねていることを特徴とする請求項2に記載の防風雪柵。
  4. 前記支持杆は、上下方向に複数設けられ、上下の支持杆の間に予め定められた方向に曲がるアームが取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の防風雪柵。
  5. 前記アームは、屈曲部が設けられ該屈曲部から前記定められた方向に屈曲するようになされ、前記遮へい幕が前記屈曲部において前記アームに固定されていることを特徴とする請求項4に記載の防風雪柵。
  6. 前記支柱は、防護柵と一体に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の防風雪柵。
  7. 前記遮へい幕は、開口率が0〜50%のネットであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の防風雪柵。
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