JP2007300826A - パイプハウスの補強方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】パイプハウス内での作業の邪魔になることなく、十分な強度を発揮することのできるパイプハウスの補強方法の提供。
【解決手段】補強前のパイプハウス1bのアーチパイプ2よりも内側に間隔をおいて柱パイプ7を配置する。柱パイプ7の基部7aを地中に埋設する。柱パイプ7の上端に屋根パイプ8を連結することにより、アーチパイプ2の内側にアーチ状の補強パイプ3を組み立てる。補強パイプ3をアーチパイプ2と連結金具6で連結して、補強後のパイプハウス1aを得る。アーチパイプ2及び補強パイプ3を一体化して剛性を十分に高めつつ、補強に要するスペースを狭くすることができる。
【選択図】 図6
【解決手段】補強前のパイプハウス1bのアーチパイプ2よりも内側に間隔をおいて柱パイプ7を配置する。柱パイプ7の基部7aを地中に埋設する。柱パイプ7の上端に屋根パイプ8を連結することにより、アーチパイプ2の内側にアーチ状の補強パイプ3を組み立てる。補強パイプ3をアーチパイプ2と連結金具6で連結して、補強後のパイプハウス1aを得る。アーチパイプ2及び補強パイプ3を一体化して剛性を十分に高めつつ、補強に要するスペースを狭くすることができる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、例えば園芸用として使用されるパイプハウスを補強するパイプハウスの補強方法に関するものである。
一般に、園芸用などとして使用されるパイプハウスは、間隔をおいて配列した複数のアーチパイプを横架パイプで連接して骨組構造体を形成すると共に、この骨組構造体に外側からカバーシートを被せることによって形成されている。このような構造のパイプハウスは、骨組構造体を覆うカバーシートが風を受けやすく、かつ、その骨組構造体が細いパイプによって組み立てられた剛性の小さい構造であるため、強風時に、大きな変形を生じて倒壊に至るおそれがある。
これに対して、特許文献1は、図10に示すように、パイプハウス101の肩ストレートパイプ102に支柱103の一端を回転自在に取り付けると共に、支柱103の先端に杭104を設けて構成される倒壊防止具を開示している。この倒壊防止具は、パイプハウス101の補強が不要な時期には、支柱103を邪魔にならない方向に向けておき、台風期に、支柱103を動かしてその先端の杭104を地面105に押し込んで固定するようになっている。
特開2002−238365号公報(段落番号0005、図1)
ところが、特許文献1の倒壊防止具は、支柱の先端に設けた杭をパイプハウス内の地面に押し込むので、パイプハウス内での園芸作業の邪魔になりやすく、しかも、支柱を人間の手で容易に動かせる程度のものにする必要があるので、パイプハウスの補強効果としては不十分になりやすい。
本発明は、パイプハウス内での園芸作業の邪魔になることなく、かつ十分な強度を発揮することのできるパイプハウスの補強方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るパイプハウスの補強方法は、地中に基部を埋設しつつ間隔をおいて配列した複数のアーチパイプを横架パイプで連接して骨組構造体を形成すると共に、この骨組構造体に外側からカバーシートを被せることによって形成したパイプハウスを補強するものである。具体的には、アーチパイプよりも内側に間隔をおいて柱パイプを配置しつつ、この柱パイプの基部を地中に埋設し、次いで、柱パイプの上端に屋根パイプを連結することにより、アーチパイプの内側にアーチ状の補強パイプを組み立て、その後、補強パイプをアーチパイプと連結金具で連結することによってアーチパイプと一体化する。
上記構成によれば、補強パイプと一体化させることによってアーチパイプ自体を補強するので、アーチパイプの一部を支える構成のようにアーチパイプから大きく離れた位置にまで補強用部材を延設する必要がなく、補強に要するスペースを狭くすることができる。しかも、補強パイプをアーチパイプと間隔を空けて配置して両者全体としての剛性を十分に高めつつ、その基部を地中に埋設して地面に固定するので、風などの外力による変形を抑えてパイプハウスの強度を高めることができる。
さらに、柱パイプと屋根パイプとに分割した補強パイプを使用し、その柱パイプの基部を地中に埋設した後、柱パイプに屋根パイプを連結して補強パイプを組み立てるので、地中に基部を埋設する補強パイプをアーチパイプよりも内側に容易に配置することができる。つまり、予め補強パイプを一体に構成すると、地中への埋設長さだけ頂部が高くなるので、補強パイプをアーチパイプよりも内側に配置しにくくなるが、最初に柱パイプの基部を地中に埋設してから補強パイプを組み立てることにより、補強パイプを容易に配置することができる。
また、連結金具を長さ調整自在とすれば、補強パイプとアーチパイプとの連結を容易にすることができる。具体的には、金具先端に円弧部を形成すると共に長孔状の縦孔及び横孔を形成した第1金具及び第2金具を備え、第1金具をアーチパイプに取り付け、第2金具を補強パイプに取り付け、両金具の縦孔と横孔とを連結ボルトにより長さ調整自在に連結し、かつ連結ボルトを中心に回転自在に連結することにより、アーチパイプと補強パイプとの間隔を調整する。
また、補強パイプを複数のアーチパイプのうちの一本置き又は複数本置きのアーチパイプと一体化すれば、補強パイプを全てのアーチパイプと一体化する手法よりも補強箇所が少なく、パイプハウスの補強を簡単にすることができる。この場合、直接補強されないアーチパイプが残るが、これらのアーチパイプが受ける外力は、複数のアーチパイプを連接する横架パイプを介して、一体化したアーチパイプ及び補強パイプに受け持たせることができる。
以上の説明から明らかな通り、本発明によると、補強パイプをアーチパイプと間隔を空けつつ一体化して、その全体としての剛性を十分に高めるので、強風時にも、パイプハウスの倒壊に至るような大きな変形を生じさせることがなく、パイプハウスの強度を十分に高めることができる。しかも、補強に要するスペースを狭くすることができるので、補強後においても、パイプハウス内での作業の邪魔になることがない。
さらに、地中に基部を埋設した柱パイプに屋根パイプを連結して補強パイプを組み立てるので、アーチパイプよりも内側に補強パイプを容易に配置することができ、パイプハウスの補強を簡単にすることができる。
以下、本発明に係るパイプハウスの補強方法の実施の形態について、図面を用いて説明する。まず、補強後及び補強前のパイプハウスについて説明する。図1は補強後のパイプハウスの斜視図であり、図2は補強前のパイプハウスの斜視図、図3は補強パイプの分解斜視図、図4は連結金具の斜視図、図5は連結金具の分解斜視図である。
パイプハウス1aは、園芸用などとして使用されている既設のパイプハウス1bを風などの外力に対して補強したものであり、補強前のパイプハウス1bのアーチパイプ2を例えば2m間隔である3本置きにアーチ状の補強パイプ3によって補強している。なお、補強パイプ3は、鋼製パイプを例示できるが、樹脂製など他の素材から形成されたものであってもよい。
補強前のパイプハウス1bは、地中に基部2aを埋設しつつ間隔をおいて配列した複数のアーチパイプ2を横架パイプとしての肩パイプ4a及び天井パイプ4bで連接して骨組構造体を形成すると共に、この骨組構造体に外側から樹脂製のカバーシート5を被せることによって形成されている。なお、補強前のパイプハウス1bは、そのアーチパイプ2、肩パイプ4a及び天井パイプ4bとして鋼製パイプを用いたものであってもよく、樹脂製パイプなど他の素材から形成されたパイプを用いたものであってもよい。
補強パイプ3は、アーチパイプ2よりも内側に間隔をおいて配置され、その複数箇所を連結金具6によってアーチパイプ2と連結されて一体化されている。この補強パイプ3は、長さ方向に分割された分割パイプとされ、基部7aを地中に埋設されて柱部を構成する2本の柱パイプ7と、屋根部を構成する2本の屋根パイプ8とを管状の肩ジョイント9及び天井ジョイント10を用いて連結することにより、アーチ状の全体形状に組み立てられる。
連結金具6は、アーチパイプ2に取り付けられる第1金具6aと、補強パイプ3に取り付けられる第2金具6bと、2組の連結ボルト11及びナット12とを備え、両金具6a、6bを連結ボルト11及びナット12で締結することにより、アーチパイプ2と補強パイプ3とを連結するようになっている。
第1金具6a及び第2金具6bは、同形の平行な二片13a、13bを有する二つ折り形状とされ、その金具基端を略筒状に膨らませてなる締着部14でアーチパイプ2あるいは補強パイプ3を締め付けるようにして取り付けられる。
両金具6a、6bは、互いにその一片13aを他方の金具の二片13a、13b間の隙間に挿入するように重ねられ、二片13a、13bに形成された長孔状の縦孔15及び横孔16に連結ボルト11を挿通して締結するようになっている。さらに、二片13a、13bの金具先端には、円弧部17が形成され、両金具6a、6bが互いに干渉することなく傾斜可能とされている。
長孔状の縦孔15は、金具6a、6bの基端付近に、長手方向を金具6a、6bの長さ方向(アーチパイプ2及び補強パイプ3と直交する方向)と平行に形成され、長孔状の横孔16は、金具6a、6bの先端付近に、縦孔15と直交する方向に形成されている。これにより、両金具6a、6bを重ねた状態で、互いの縦孔15と横孔16とが組み合わされ、ボルト締結する際、アーチパイプ2と補強パイプ3との間隔に応じて長さ調整自在、かつ連結ボルト11を中心に回転自在とされる。
次に、パイプハウスを補強する手順を説明する。図6はパイプハウスの補強手順図である。図6では、アーチパイプ2、補強パイプ3及び連結金具6を図示して、アーチパイプ2に補強パイプ3を一体化する手順を示している。補強される既設のパイプハウス1bは、アーチパイプ2の屋根部よりも下方に内張パイプ(図示せず)を設置して二重張りとした構造であっても、内張パイプを設置しない構造であってもよい。
まず、既設のパイプハウス1bの複数のアーチパイプ2のうち、補強パイプ3を一体化して補強するアーチパイプ2を選択する。ここで、例えば2m間隔で補強するように、複数のアーチパイプ2のうちから3本置きに選択する。また、既設のパイプハウス1bが二重張り構造の場合、内張パイプのない部位のアーチパイプ2を選択する。
次いで、図6(a)に示す選択したアーチパイプ2の柱部よりも内側に間隔をおいて地面にドリルなどで穴を明ける。さらに、図6(b)に示すように、地面に明けた穴に柱パイプ7の基部7aを差し込んで埋め戻すことにより、アーチパイプ2よりも内側に間隔をおいて柱パイプ7を配置し、その後、柱パイプ7の上端に管状の肩ジョイント9の下半分を外嵌する。なお、柱パイプ7の基部7aの埋設長さは、アーチパイプ2の基部2aの埋設長さと同寸法とする。
図6(c)に示すように、柱パイプ7に屋根パイプ8を連結すると共に、屋根パイプ8同士を連結することにより、アーチパイプ2の内側にアーチ状の補強パイプ3を組み立てる。ここで、柱パイプ7と屋根パイプ8とは、柱パイプ7の上端に外嵌した肩ジョイント9の上半分に屋根パイプ8の下端を挿入し、かしめ器などを用いて肩ジョイント9をかしめることによって確実に連結する。また、両側の屋根パイプ8同士は、両側の屋根パイプ8の上端を管状の天井ジョイント10に挿入し、かしめ器などを用いて天井ジョイント10をかしめることによって確実に連結する。
図6(d)に示すように、連結金具6を用いて、アーチパイプ2と補強パイプ3とを10箇所で連結して一体化する。その後、同様の手順で、予め選択した3本置きのアーチパイプ2の全てを補強することにより、補強後のパイプハウス1aが得られる。
ここで、連結金具6を用いて連結する手順を説明すると、まず、アーチパイプ2を挟むように第1金具6aを折り畳んでその基端の締着部14をアーチパイプ2に緩やかに取り付けると共に、補強パイプ3を挟むように第2金具6bを折り畳んでその基端の締着部14を補強パイプ3に緩やかに取り付ける。次いで、金具6a、6bをアーチパイプ2又は補強パイプ3に沿って移動させて両金具6a、6bを重ね、その縦孔16と横孔16とを組み合わせた2組のボルト孔にそれぞれ連結ボルト11を挿入してナット12を螺合して締結する。その際、両金具6a、6bは、アーチパイプ2と補強パイプ3との間隔及び傾斜に応じて長さ調整自在かつ回転自在とされ、金具先端の円弧部17により、互いの干渉が阻止される。
次に、骨組の非線形数値解析の解析結果を用いて、補強前及び補強後のパイプハウス1a、1bが風を受けたときの挙動を説明する。
図7は解析モデルを示し、(a)は骨組図、(b)は風の荷重分布図である。図7に示すように、解析モデルは、アーチパイプ2及び補強パイプ3を一体化した骨組部材を格点N1〜N6を介して6部材に分割し、その下端(N1、N6)の支持条件をピン支持としたものである。なお、この解析モデルは、高さが3.5mで、幅が6.0mの平均的な形状で、水田のような柔らかい地盤にパイプを差し込んだ簡単な基礎を設けたパイプハウス1a、1bを想定したものである。
各部材に風速に応じた風荷重を載荷し、風速と、全幅の1/4の位置に相当する格点N4の変位との関係を調べた。なお、図7(b)に示すように、パイプハウス1a、1bに作用する荷重は引揚力が支配的である。
図8はアーチパイプ及び補強パイプの断面図であり、(a)はケースA、(b)はケースB、(c)はケースCの断面図を示す。ケースAは、骨組部材が補強前のアーチパイプ2のみからなる場合であり、ケースBは、アーチパイプ2にこれよりも小径の補強パイプ3を一体化して骨組部材とする場合であり、ケースCは、アーチパイプ2にこれと同径の補強パイプ3を一体化して骨組部材とする場合である。これにより、骨組部材の断面2次モーメントは、ケースB及びケースCがケースAの10倍程度以上になる。
図9は風速とパイプハウスの変形量との関係を示す図である。図9に示すように、補強前のパイプハウス1bを示すケースAでは、風速が20(m/s)を超えると変形量が急激に大きくなり、パイプハウス1bが倒壊に至ることがわかる。これに対して、補強後のパイプハウス1aを示すケースB及びケースCでは、風速が40(m/s)を超えるまでその変形を抑えることができ、パイプハウス1aが十分な強度を有することがわかる。
上記構成によれば、柱パイプ7をその基部7aを地面に埋設して設置してから、これに屋根パイプ8を連結して補強パイプ3を組み立てるので、既設のパイプハウス1bのアーチパイプ2にアーチ形状の補強パイプ3を容易に一体化して補強することができる。
また、補強したパイプハウス1aは、十分な剛性を有するものであり、風などの外力による変形を抑えることができるので、座屈などの非線形挙動が生じにくく、アーチパイプ2及び補強パイプ3の応力状態を設計時に仮定した状態に近づけて、十分な強度を発揮することができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、適宜変更を加えることができる。例えば、アーチパイプ2は、複数本置きに補強する代わりに、一本置きに、あるいは全てのアーチパイプ2を補強するようにしてもよい。また、連結金具6は、長孔状の縦孔15及び横孔16を有するものに限らず、他のあらゆる連結金具を用いることができる。さらに、パイプハウス1a、1bは、単独のものに限らず、その複数棟が連続して形成されたものであってもよい。
1a パイプハウス(補強後)
1b パイプハウス(補強前)
2 アーチパイプ
3 補強パイプ
4a 肩パイプ
4b 天井パイプ
5 カバーシート
6 連結金具
7 柱パイプ
8 屋根パイプ
9 肩ジョイント
10 天井ジョイント
11 連結ボルト
15 縦孔
16 横孔
17 円弧部
1b パイプハウス(補強前)
2 アーチパイプ
3 補強パイプ
4a 肩パイプ
4b 天井パイプ
5 カバーシート
6 連結金具
7 柱パイプ
8 屋根パイプ
9 肩ジョイント
10 天井ジョイント
11 連結ボルト
15 縦孔
16 横孔
17 円弧部
Claims (3)
- 地中に基部を埋設しつつ間隔をおいて配列した複数のアーチパイプを横架パイプで連接して骨組構造体を形成すると共に、該骨組構造体に外側からカバーシートを被せることによって形成されたパイプハウスを補強するパイプハウスの補強方法であって、
前記アーチパイプよりも内側に間隔をおいて柱パイプを配置しつつ該柱パイプの基部を地中に埋設し、次いで、前記柱パイプの上端に屋根パイプを連結することにより、アーチパイプの内側にアーチ状の補強パイプを組み立て、その後、前記補強パイプをアーチパイプと連結金具で連結することによってアーチパイプと一体化することを特徴とするパイプハウスの補強方法。 - 前記連結金具は、金具先端に円弧部が形成されると共に長孔状の縦孔及び横孔が形成された第1金具及び第2金具を備え、第1金具をアーチパイプに取り付け、第2金具を補強パイプに取り付け、両金具の縦孔と横孔とを連結ボルトにより長さ調整自在に連結し、かつ連結ボルトを中心に回転自在に連結することにより、アーチパイプと補強パイプとの間隔を調整することを特徴とする請求項1に記載のパイプハウスの補強方法。
- 前記補強パイプを複数の前記アーチパイプのうちの一本置き又は複数本置きのアーチパイプと一体化することを特徴とする請求項1又は2に記載のパイプハウスの補強方法。
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