JP2007023642A - 支柱部材の支持ブロック構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】電線等の配索部材を支柱部材の基部側で支持ブロック体の配索スペースを通して配索することができ、支柱部材の立設及び配索作業を簡単に行うことができる支柱部材の支持ブロック構造を提供する。
【解決手段】支柱支持面6aを有する支柱支持部2aの外周方向に張出部2bを設けた支持ブロック1よりなる支持ブロック体2を構成し、支柱支持面6aによって形成される支柱支持孔6に支柱部材3を支持するものであって、上記支持ブロック1の支柱支持部2aに支柱部材3が有する配索部材4を通して外側に向け配索する、凹溝状又は孔状の配索スペース7を形成した。
【選択図】 図2
【解決手段】支柱支持面6aを有する支柱支持部2aの外周方向に張出部2bを設けた支持ブロック1よりなる支持ブロック体2を構成し、支柱支持面6aによって形成される支柱支持孔6に支柱部材3を支持するものであって、上記支持ブロック1の支柱支持部2aに支柱部材3が有する配索部材4を通して外側に向け配索する、凹溝状又は孔状の配索スペース7を形成した。
【選択図】 図2
Description
本発明は、アース線や電線類又はロープ等の配索部材を有する支柱部材を立設支持する支柱部材の支持ブロック構造に関する。
従来、支柱支持面を有する支柱支持部の両側にボルト孔を設けて対をなす支持ブロックを、ボルトによって接合することにより電柱(支柱部材)を立設状態で支持する支持ブロック体は既に公知である(例えば特許文献1)。
また支柱支持面を有する支柱支持部の両側及び中途部にボルト孔を穿設した立上部(張出片)を設けた支持ブロックを一対とし、互いの支柱支持面で形成される支柱支持孔に支柱部材を挿入した状態で、両者の間に形成される隙間にモルタル等の詰め物を充填し、支柱部材を立設支持する根かせ(支持ブロック体)及びこれを用いた建植方法が既に公知である(例えば特許文献2)。
さらに、リング状ブロック体の中心部に支柱支持孔を形成する支柱支持部の外周面に、張出部を設けたポール用根かせも既に公知である(例えば特許文献3)。
特開2001−3372号公報
特開平2−147724号公報
実開昭63−194949号公報
また支柱支持面を有する支柱支持部の両側及び中途部にボルト孔を穿設した立上部(張出片)を設けた支持ブロックを一対とし、互いの支柱支持面で形成される支柱支持孔に支柱部材を挿入した状態で、両者の間に形成される隙間にモルタル等の詰め物を充填し、支柱部材を立設支持する根かせ(支持ブロック体)及びこれを用いた建植方法が既に公知である(例えば特許文献2)。
さらに、リング状ブロック体の中心部に支柱支持孔を形成する支柱支持部の外周面に、張出部を設けたポール用根かせも既に公知である(例えば特許文献3)。
上記特許文献1で示される支持ブロック体は、電柱の基部側を地中において対になる支持ブロックによって挟持固定するので、控え線をなくした状態で電柱を立設できる利点がある。然し、支持ブロック体がストレートな平坦面からなる方形状の立方体ブロックで形成されるため地中支持力が劣り、強風や地震に対し安定支持する上で支持ブロック体を極めて大型化する必要があり、また立設作業が煩雑になる等の欠点がある。
また特許文献2で示される支持ブロック体は、支柱支持部の周囲に複数の張出片を有し且つ張出片の間を平板部で塞ぐので、重量をそれ程大きくすることなく底支圧面を拡大し支柱部材を支持することができる利点がある。然し、この支持ブロック体は平板部を有するため重量が増大する欠点があると共に、支柱部材を地中に掘削した作業穴内で支持ブロック体を上下段に重ね各支柱支持孔に支持するとき、上下に隣接する平板部の間に埋め戻し作業によって充填される充填部材(詰め物)が少量になると共に、詰め物に隙間が生じ易く、例えば信号機等の長大な支柱を安定よく支持するための立設作業、及び支持構造が煩雑化したりコスト高になる等の問題がある。
また特許文献3で示される支持ブロック体は、リング状をなす支柱支持部の外周面に複数の張出部を一体的に形成するので、径大な支柱を挿入支持する根かせを構成する場合に、重量が大きくなると共に支柱を支柱支持孔に挿入し難い等の欠点がある。
そして上記何れの支持ブロック体も、アース線や電線類又はロープ等の配索部材を支柱方向に沿って配索(配線)した支柱部材を立設し、且つ配索部材を支柱の基部側から地中に埋めた状態で配索したい場合に、該配索部材をブロック体内を通す通し孔(配索スペース)を設けていないため、配索部材を支持ブロック体の支柱支持部の外側で大きく迂回させ、地中内に向けて屈曲させた状態で配索しなければならないものである。
従って、配索部材は支柱支持部の上方で部分的に浅く埋設されたり、また露出状態になり易く、上方から踏みつけられる押圧力によって損傷する等の欠点がある。また配索部材の損傷を回避するための配索作業が煩雑になる等の欠点がある。さらに電線類を支柱に沿って覆う配索カバーの下端部が地面に直接的に接触するので、雨水や泥土によって汚損したり耐久性を損う等の問題もある。
上記課題を解決するための支柱部材の支持ブロック構造は、第1に、支柱支持面6aを有する支柱支持部2aの外周方向に張出部2bを設けた支持ブロック1よりなる支持ブロック体2を構成し、支柱支持面6aによって形成される支柱支持孔6に支柱部材3を支持するものにおいて、上記支持ブロック1の支柱支持部2aに支柱部材3が有する配索部材4を通して外側に向け配索する、凹溝状又は孔状の配索スペース7を形成したことを特徴としている。
第2に、支柱支持面6aを有する支柱支持部2aの外周方向に複数の張出部2bを設けると共に、支柱支持面6aの上下方向と少なくとも一方の張出部2bの張出方向に沿わせて配索スペース7を一連に形成することを特徴としている。
第3に、支柱支持孔6を有する支柱支持部2aと張出部2bを設けた支持ブロック体2を、支柱支持孔6を中心に上下方向に分割して対称形状に形成される複数の支持ブロック1を互いの接合面を接合させて構成すると共に、支持ブロック1の接合面に対し、支柱支持面6aの上下方向に沿う側辺と張出片9の張出方向に凹入形成される通し面7bを設け、配索スペース7を構成することを特徴としている。
第4に、支柱支持部2aの上端面を張出部2bより高くした水切部11を形成することを特徴としている。
第5に、支柱支持部2aの水切部11の高さに形成した板状のスペーサー13を張出部2bに載置し、該スペーサー13を水切部11に近接させた状態で、上面に配索部材4を覆う配索カバー4bを設置することを特徴としている。
第6に、支持ブロック1の支柱支持部2aに突設した張出片9又は該張出片9に隣接する補助張出片15に、補助張出部材16を接続することを特徴としている。
第7に、補助張出部材16に形成した接続凸部21を支柱支持部2aの外周面に形成した接続凹部20に嵌合させることにより、支柱支持部2aに補助張出部材16を着脱可能に取付支持することを特徴としている。
第8に、支柱部材3を上下段に配置して支持する支持ブロック体2の間に、短い張出部2bを有するか又は張出部2bを有しないスペーサー用ブロック体30を介挿し、上下の支持ブロック体2の張出部2bの間に所定の張出支持間隔Hを形成することを特徴としている。
上記のように構成される本発明によれば、支持ブロックの支柱支持孔より外周方向に向かって開放される凹溝状又は孔状の配索スペースを形成したことにより、電線等の配索部材を支柱部材の基部側で支柱支持部を迂回させることなく、配索スペース内を通して側方に引き出して配索することができる。従って、配索部材を支柱基部側で露出させたり充填部材に直接的に接触させることなく配索スペースで覆って保護することができる。また支柱部材の立設及び配索作業を能率よく簡単に行うことができる。
配索部材を支柱支持部と張出部の配索スペース内を通して側方に引き出すことができる。また配索部材を支柱基部側の地面に浅く配索することなく配索スペースによって支持ブロック体内の下方に案内し横方向に配索することができる。また支柱支持部の他方に配索スペースを有する張出部を設けた支持ブロック体は、配索部材の配索方向を定めて支柱部材を安定よく支持することができる。
支柱支持面の上下方向と張出部の張出方向に通し面を一連に形成し、支持ブロックを接合し配索スペースを構成するので、支柱立設作業時に配索部材を一方の支持ブロックの通し面に仮支持した状態で、他方の支持ブロックを接合する簡単な作業によって配索作業を速やかに行うことができる。
また通し孔を支持ブロックの接合面に凹入形成して配索スペースを構成するので、ブロック体成形型を簡潔で廉価な構成にすることができ、且つ配索スペースによる空間部によって支持ブロック体を軽量化することができる。
また通し孔を支持ブロックの接合面に凹入形成して配索スペースを構成するので、ブロック体成形型を簡潔で廉価な構成にすることができ、且つ配索スペースによる空間部によって支持ブロック体を軽量化することができる。
張出部より高く形成した水切部を有する支持ブロック体は、支柱支持面を長く形成することができ支柱部材の支持を確実にする。また支柱部材の基部側で雨水の排出を速やかに行うことができる。
地面から突出する水切部と張出部に載置したスペーサーの上面を略面一にすることができ、水切部の上端面から側方にはみ出す大型の配索カバーの下端部を塞ぐようにすることができる。また配索カバーの下端部とスペーサーの隙間に対する防水施工を簡単に行うことができる。
張出片又は補助張出片に補助張出部材を接続することにより、支持ブロックの張出支持力を高めて支柱部材を安定よく支持することができる。また補助張出部材を設けることにより支持ブロックの小型化を図ることができる。また補助張出部材によって対をなす張出片を挟持した状態でボルトを挿入し連結することにより、対になる支持ブロックを補助張出部材を介して接合することができる。
接続凹部と接続凸部からなるブロック接続構造によって、補助張出部材を支柱支持部に簡単に接続することができる。また支柱支持部の外周面の必要箇所に補助張出部材を着脱可能に設けるので、支持ブロック体の支持力を高めると共に各ブロックを軽量構造にすることができる。さらに分割されて対になる支柱支持部の接合面に接続凹部を形成し、該接続凹部に対し接続凸部を嵌合することにより、対になる支柱支持部を接合することもできる。
上下に隣接する支持ブロック体の間にスペーサー用ブロック体を介挿して支柱部材を支持することにより、スペーサー用ブロック体によって上下の支持ブロック体を張出支持間隔を有して位置決めし支柱部材を安定よく支持することができる。またスペーサー用ブロック体によって形成される各張出部の張出支持間隔内に、埋め戻し作業の際に固定部材を確実に充填することができ、張出部の支持力を高めることができる。
以下図示する本発明の実施形態について説明する。図1は本発明に係わる複数の支持ブロック1を組み合わせて構成される支持ブロック体(支持ブロック構造)2によって、信号機用支柱,構造物用支柱また電柱等の各種の支柱部材3を地中において立設支持する施工例を示す。
図示例の支柱部材3は上方に配電部(制御盤を含む)4aを備えた配電用支柱を示し、電線(配索部材)4を支柱表面に沿わせて設けている。この電線4は支柱部材3に沿う部分が例えばコ字状断面の配線カバー4bで覆われ、後述するように電線4の他端を支持ブロック体2内を通して地中内に引き出して配線(配索)し、地上の遠隔箇所に設置される図示しない電源コントロール部と接続させている。
図示例の支柱部材3は上方に配電部(制御盤を含む)4aを備えた配電用支柱を示し、電線(配索部材)4を支柱表面に沿わせて設けている。この電線4は支柱部材3に沿う部分が例えばコ字状断面の配線カバー4bで覆われ、後述するように電線4の他端を支持ブロック体2内を通して地中内に引き出して配線(配索)し、地上の遠隔箇所に設置される図示しない電源コントロール部と接続させている。
以下支持ブロック体2の各実施形態について説明する。先ず図2〜図5で示す第1実施形態について説明する。この支持ブロック体2は支柱挟持方向で対をなすように対称形に形成される支持ブロック1,1を、図1〜図3で示すように組み合わせ、ボルト5及びナット5aを介し締着し一体的に接合することができる。これにより左右長さの中心部に支柱部材3を支持する支柱支持部2aと、その両側に突出する張出部2bが構成される。
この支持ブロック体2は、支柱支持部2aの中心部に円形断面の支柱部材3を挿入状態で支持する支柱支持孔6と、電線等の配索部材4をブロック体内に挿入し配線(配索)可能な配索スペース(以下単に通し孔と言う)7を、支柱支持孔6から張出部2bへと一連に形成している。
即ち、各支持ブロック1は左右長さの中心部に支柱部材3を支持する支柱支持部2aと、その両側に張出部2bを構成する張出片9を一体的に形成している。
そして、支柱支持部2aは内面に支柱支持孔6を形成する半円弧状の支柱支持面6aを形成し、また支柱支持面6aの一側と張出片9の下辺に沿って通し孔7を形成する通し面7aを一連に形成している。張出片9は平坦状に形成された内面(内側壁)を接合部として、その略中央部にボルト5を横向きに挿入可能な取付孔10を穿設している。
そして、支柱支持部2aは内面に支柱支持孔6を形成する半円弧状の支柱支持面6aを形成し、また支柱支持面6aの一側と張出片9の下辺に沿って通し孔7を形成する通し面7aを一連に形成している。張出片9は平坦状に形成された内面(内側壁)を接合部として、その略中央部にボルト5を横向きに挿入可能な取付孔10を穿設している。
この支持ブロック1は支柱支持部2aと張出片9,9は略同じ肉厚とし全体的な強度を略均一にしている。そして、支柱支持部2aには上端面が張出片9の高さより高くなる水切部11を支柱支持孔6と同心の半円弧状に突出形成している。また支持ブロック1の下面側には下段側に設置される支持ブロック1の水切部11を嵌合させる嵌合凹部12を凹入形成している。
この構成により支持ブロック体2は、張出片9の高さを大きくすることなく水切部11を高くし、上下方向に支柱部材3を確実に支持する十分な距離の支柱支持面6aを有し、且つ軽量化することができる。尚、嵌合凹部12の深さを水切部11の高さよりやや低く形成すると、上下に重ねて隣接させた支持ブロック体2,2の各張出部2b,2bとの間に所定距離の隙間を形成し、上下の張出部2b,2bの接触を防止することができる。
これにより上下に接続される支持ブロック体2,2は、嵌合凹部12と水切部11の嵌合部を支点に仮支持状態で平面的な回動を容易に行うことができる。
また水切部11及び嵌合凹部12は図2の実線で示す構成のほか、点線で示すように支柱支持部2aと張出部2b,2bを面一にし、該支柱支持部2aの上端面に小径で同心円となる水切部11を突設し、且つ下面に嵌合用の嵌合凹部12を形成することもできる。
また水切部11及び嵌合凹部12は図2の実線で示す構成のほか、点線で示すように支柱支持部2aと張出部2b,2bを面一にし、該支柱支持部2aの上端面に小径で同心円となる水切部11を突設し、且つ下面に嵌合用の嵌合凹部12を形成することもできる。
そして水切部11を張出片9より高く形成した支持ブロック体2は、図2で示す形状の配線カバー設置用のスペーサー13を載置することができる。このスペーサー13は水切部11の高さと略同じ板厚で、幅及び長さを張出部2bの形状に等しく形成することが好ましく、また先端部は支柱支持部2aの外周面の形状に沿って接当する半円弧状に形成される。
この構成により地面から突出させる水切部11とスペーサー13の上面を略面一にすることができ、図4の点線で示すように水切部11の上端面からはみ出す大型の配線カバー4bの下端部を、大きな空隙を生じさせないで近接させて塞ぐか、又は支持させることができる。従って、水切部11及び支柱支持部2aの径を大きくすることなく大型の配線カバー4bの設置を簡単にすることができる。また配線カバー4bの下端部とスペーサー13及び水切部11に生ずる隙間に対し、該隙間を塞ぐシール部材の防水施工を確実にすることができる。
次に、以上のように構成される支持ブロック1を用い、例えば道路や鉄道等に設置される信号機取付け用の支柱或いは配電部4aを取付けるポール等の支柱部材3を立設する作業態様について図1を参照し説明する。先ず地盤には支柱立設作業に必要とされる直径と深さの作業穴が掘削形成される。次いで図示しないクレーン作業機等を用い、支柱部材3の上部をワイヤーロープで鉛直姿勢に吊り上げ、基部側を作業穴内に挿入し位置決めし仮支持する。
そして、静止状態に保持された支柱部材3に対し基部側で最下段となる位置に、対になる支持ブロック1,1を位置決めしボルト5を締着することにより支持ブロック体2を構成セットする。次いで支持ブロック体2の上方に第2,第3・・の上段支持ブロック体2,2・・を上記と同様な装着手段によって順次装着(図1では3段)する。
このとき上下に隣接する各支持ブロック体2は、平面視において各張出部2bが略90度の位相を有するようにずらして固定することができる。また最上段の支持ブロック体2の通し孔7内には電線4が後述する配線作業によって配線(配索)される。
このとき上下に隣接する各支持ブロック体2は、平面視において各張出部2bが略90度の位相を有するようにずらして固定することができる。また最上段の支持ブロック体2の通し孔7内には電線4が後述する配線作業によって配線(配索)される。
次いで支柱部材3を垂直姿勢に調整しながら且つ支持高さを設定した状態で、支柱支持孔6と支柱部材3との間に形成される隙間に、楔或いはモルタル等の充填部材を挿入又は供給する等の固定手段によって固定する。こののち作業穴の埋め戻し作業を行って一連の支柱立設作業が完了される。
以上のような作業において、対をなす支持ブロック1を接合し支持ブロック体2は、支柱支持孔6を形成する支柱支持部2aの両側に張出部2b,2bを突出し、且つ支柱支持部2aの上下に水切部11と嵌合凹部12を備えているので、上段の支持ブロック体2の嵌合凹部12に下段の支持ブロック体2の水切部11を嵌合させた状態で複数段に設置することができる。このとき上段の支持ブロック体2の張出部2bと下段の支持ブロック体2の張出部2bは、上下方向の隙間を形成するので互いの接触が防止される。
そして、上段の支持ブロック体2の位相を変更調節するとき、下段の水切部11を支点に軽い力で回動させることができ、また回動する支柱支持孔6を支柱部材3に強く接触させずに張出部2bの張出し位置調節を省力的且つ簡単に行うことができる。また立設作業において支柱部材3の垂直姿勢の設定、及び作業穴内で行う位置決め等の各種の作業を容易にすることができる。さらに作業穴の埋め戻し作業時に栗石や砂利,土,モルタル等の固定部材(詰め物)を、位相をずらした各張出部2bの下方に確実に充填することができ、上下方向の支持力及び周方向(傾倒方向)の支持力を高めることができる。
このように上下に隣接する張出部2bの位相を簡単に調節することができる各支持ブロック体2は、地上の全方向から受ける傾倒方向の負荷に対し、あたかも支柱部材3が地中で多方向(全周囲)にしっかりと根を張った状態となるので、各張出部2bが傾倒方向の抗力を有し支柱部材3を安定よく支持する。
また作業穴を埋め戻し支柱部材3を立設固定するとき、支持ブロック体2の水切部11は埋め戻しされる地面より高く突出させることができる。この場合には支柱部材3を伝わり基部に集まる雨水を、水切部11を介して側方に速やかに流下させ排出することができ、また電線4及び配線カバー4bを地上から高く離間させて保護することができ、汚損も防止することができる等の利点がある。
また図示例では上下に隣接する各支持ブロック体2を互いに嵌合させて連接したが、隣接する支持ブロック体2は必要により離間させて支柱部材3に固定することもできる。また離間させた支持ブロック体2と支持ブロック体2の間には、図14〜図16で後述するような別形状の支持ブロック体2を小型化させて介在させることもできる。
以上のように使用される支持ブロック体2は、支持ブロック1,1を支柱支持部2aの両側に張出片9,9を設けて対称形状に分割形成したので、個々の支持ブロック1を軽量構造にすることができ、運搬及び支柱部材3への装着を容易に行うことができる。
また対称形状で軽量化された支持ブロック1,1は、狭い作業穴内での方向変更や位置決め調整も容易であり、且つ組み違い等のトラブルも防止することができ、支柱部材3の立設作業を少人数で能率よく行うことができる。
また対称形状で軽量化された支持ブロック1,1は、狭い作業穴内での方向変更や位置決め調整も容易であり、且つ組み違い等のトラブルも防止することができ、支柱部材3の立設作業を少人数で能率よく行うことができる。
上記作業において電線4は最上段の支持ブロック体2に配線することができる。この作業は、先ず一方の支持ブロック1を支柱部材3の側面に支柱支持面6aを接当させた状態で詰め物等によって仮支持し、次いで通し面7a内に電線4を上方から下方及び横方向に沿わせて外側の地中に引き出して配線する。こののち支持ブロック1に対し他方の支持ブロック1を同様に位置決めし接合すると、両者の通し面7a,7bによって形成される通し孔7内に電線4を通した状態にすることができる。
これにより支柱部材3の基部側において電線4は、支持ブロック体2の通し孔7内を通し囲われた状態となって、土との直接的な接触を防止することができ、また支持ブロック体2の張出部2bによって引き出し配線方向に案内される。従って、電線4を保護することができ配線構造が簡潔になると共に、配線作業を簡単に行うことができる等の利点がある。
また図示例のように支持ブロック1,1の接合面に対し、支柱支持面6aに沿う上下方向と下辺に沿う横方向に通し面7aを凹入形成した通し孔7にすると、支持ブロック1の強度を損なうことなくブロック成形型を簡潔で廉価な抜き型構造にすることができ、またコンクリートの充填成形を簡単に行うことができる。
尚、通し孔7は図4の点線7bで示すように、接合面の上辺に凹溝状に形成することもでき、この場合に上方に向けて開放される開口部には、図示しない蓋部材を開閉可能に設けることが望ましい。また支柱支持孔6とは別の例えば丸状の通し孔7を、図4の点線7cで示すように支柱支持部2aの中途部の任意箇所から張出部2bに向けて形成することもできる。また上記配索スペース7は複数の支持ブロック1に分割しない一体型形状の支持ブロック体2に対しても形成することができる。
また上記作業態様では、上下に隣接する各支持ブロック体2を互いに近接させて支柱部材3に取付けたが、隣接する支持ブロック体2は必要により離間させて支柱部材3に固定することもできる。また上下に離間させた支持ブロック体2と支持ブロック体2の間には、図14〜図16で示すような別形状の支持ブロック体2を小型化させて介挿することができる。
即ち、図17で示すように支柱部材3を上下段に配置して支持する支持ブロック体2の間に、短い張出部2bを有するか又は張出部2bを有しないスペーサー用ブロック体30を介挿すると、上下の支持ブロック体2の張出部2bの間に所定の張出支持間隔Hを形成することができる。
即ち、図17で示すように支柱部材3を上下段に配置して支持する支持ブロック体2の間に、短い張出部2bを有するか又は張出部2bを有しないスペーサー用ブロック体30を介挿すると、上下の支持ブロック体2の張出部2bの間に所定の張出支持間隔Hを形成することができる。
この場合には、上下に隣接する支持ブロック体2の間にスペーサー用ブロック体30を介挿して支柱部材3を支持するので、スペーサー用ブロック体30によって上下の支持ブロック体2を張出支持間隔Hを有して位置決めし、支柱部材3を安定よく支持することができる。このとき張出支持間隔Hはスペーサー用ブロック体30の厚さ又は数を選択することによって行うことができ、スペーサー用ブロック体30は支柱支持部2aの外周面に短い張出部2bを設けたものと、張出部2bを有しないものとが必要により選択される。
これにより上下に隣接する張出部2bの間に広く形成される張出支持間隔H内には、埋め戻し作業の際に固定部材を隙間なく充填することができ、張出部2bの支持力を確実にすることができる。また上下に隣接する張出部2bの位相をスペーサー用ブロック体30を介し簡単に調節することもでき、傾倒方向の負荷に対し支柱部材3を安定よく支持することができる。
次に本発明に係わる支持ブロック体2の別実施形態について説明する。尚、上記実施形態のものと同様の構成及び作用については説明を省略する。
先ず図6〜図9で示す第2実施形態について説明する。この支持ブロック体2は、前記第1実施形態のものと同じ支柱支持部2a及び張出片9を備えて対をなす支持ブロック1,1によって構成される。そして左右の張出片9の間で支柱支持部2aの外周面に張出片9より短く形成した補助張出片15を突設し、該補助張出片15に穿設した横向きの取付孔10を介し補助張出部材16を着脱可能に装着することにより、補助張出片15を実質的に延長することができる構成としている。
先ず図6〜図9で示す第2実施形態について説明する。この支持ブロック体2は、前記第1実施形態のものと同じ支柱支持部2a及び張出片9を備えて対をなす支持ブロック1,1によって構成される。そして左右の張出片9の間で支柱支持部2aの外周面に張出片9より短く形成した補助張出片15を突設し、該補助張出片15に穿設した横向きの取付孔10を介し補助張出部材16を着脱可能に装着することにより、補助張出片15を実質的に延長することができる構成としている。
図示例の補助張出部材16は、ブロック本体部17の前部両側に取付孔18を穿設した取付片19,19を、補助張出片15への嵌込間隔を有して突設している。そして補助張出部材16は取付片19,19を補助張出片15に嵌めた状態で、ボルト5を取付孔18と取付孔10に挿入し締着することにより取付けられ、取付け状態で取付片19,19の先端を支柱支持部2aに接当又は近接する長さとしている。
以上にように構成される支持ブロック体2は、補助張出部材16を取付けないで使用するときは補助張出片15の支持力を付加することができ、補助張出部材16を設けた場合にはその支持力をさらに付加することができる。また補助張出部材16は各補助張出片15に対し選択的に取付けることができるので、例えば支持ブロック体2を壁(設置障害物等)際に近接させて設置させたい場合に、補助張出部材16を壁際に取付けないで他方向の補助張出片15側に取付けることにより、設置障害物の存在に支障されることなく傾倒方向の支持力を補強して設置することができる等の特徴がある。
次に図10〜図13で示す第3実施形態について説明する。この支持ブロック体2は張出片9を前記第1実施形態のものと同様に備え、支柱支持部2aの外周面の中途部に補助張出部材16を着脱可能に嵌合し装着することができる。
即ち、図示例の支持ブロック体2は、第1実施形態のものと同様の支持ブロック1を支柱支持部2aの中心で左右に分割し、全体として4分割された分割支持ブロック1aにそれぞれ張出片9を備えた構成としている。
即ち、図示例の支持ブロック体2は、第1実施形態のものと同様の支持ブロック1を支柱支持部2aの中心で左右に分割し、全体として4分割された分割支持ブロック1aにそれぞれ張出片9を備えた構成としている。
図示例の分割支持ブロック1aは、相隣る分割支持ブロック1a,1aによって凹溝状に形成される接続凹部20に、補助張出部材16に形成される接続凸部21を一方側(下方)から挿脱可能に嵌合することにより、相隣る分割支持ブロック1a,1aを接続することができる構成としている。
図10,図11に示すように接続凹部20は、分割支持ブロック1a,1aの分割接続面(側壁)と外周面に形成される張出片9と略平行状をなす平坦な奥側壁22と、突起面をなす係合側壁23とによって平面視でアリ溝状に構成される。また接続凹部20は各分割支持ブロック1aの水切部11の高さ(厚み)を有する支持壁2cを形成している。
一方補助張出部材16の先端部に形成される接続凸部21は、接続凹部20に嵌合させた状態で、奥側壁22と平行状をなす前壁23と、係合側壁23に噛合する凹入面をなす係合側壁25とからなり、その両側に支柱支持部2aの外周面と接当する円弧面をなす支持壁26,26を設けている。
以上にように構成される支持ブロック体2は、支柱部材3に対し各分割支持ブロック1aをそれぞれ位置決めした状態において、相隣る分割支持ブロック1a,1aの接続面(端面)を突き合わせると、互いの支柱支持部2aで接続凹部20を形成する。この状態で接続凹部20に対し下方から接続凸部21を差し込んで嵌合させる。
これにより係合側壁23と係合側壁25が噛合状態となり、補助張出部材16を張出方向への抜け止め防止して支持することができる。このとき接続凸部21の両側に位置する支持壁26,26が、両側の支柱支持部2a,2aを円弧面の接当により挟持した状態にする。従って、相隣る分割支持ブロック1a,1aを一体的に接合した支持ブロック1を構成することができる。また補助張出部材16の上方への抜け止めを支持壁2cが防止し、補助張出部材16による支柱支持を確実にすることができる。
また支持ブロック1を補助張出部材16によって接続可能に分割し、上記のようなブロック接続構造としたことにより、支持ブロック体2を複数に分割し小ブロック化を図ると共にシンプルな軽量構造にすることができるので、製作及び立設作業時の運搬並びに組み付け等の利便性を向上させることができる。
尚、支持ブロック1側に対する補助張出部材16のブロック接続構造は、上記のように下方から嵌合させるものに限定することなく、補助張出部材16を支柱支持部2aに対し側方からスライド嵌合させる方式、或いは図14,図15で示す第4,第5実施形態のように補助張出部材16をボルト連結する方式にすることもできる。
次に図14に示す第4実施形態について説明する。この支持ブロック体2は第1実施形態の支持ブロック1の張出片9を小型に形成したものであり、接合して形成される張出部2bに対し図6で既述したものと同形状の補助張出部材16を外嵌し、両者をボルト5によって接合する構成としている。図示例の補助張出部材16は支持ブロック体2の通し孔7と連通する位置に配線用の通し孔7を形成している。
図15に示す第5実施形態の支持ブロック体2は第4実施形態の変形例であり、支柱支持部2aの外周面を一部切欠することにより張出片9を形成している。この場合には支柱支持部2aの外形状内に張出部2bが形成される利点がある。
以上のように構成される第4,第5実施形態の支持ブロック体2は、支柱部材3の種類又は用途に対応させて、補助張出部材16を接続する場合と接続しないで使用することができる。また補助張出部材16は必要な長さのものを設けて支柱支持力を簡単に選択することができると共に、補助張出部材16を分割し接続することができるので、大型の支持ブロック体2を小部品化して製造することができる等の利点がある。
次に図16に示す第6実施形態について説明する。この支持ブロック体2は張出片9を有しない支持ブロック1,1に対し、前記第3実施形態のものと同様なブロック接続構造によって補助張出部材16を嵌合させ張出部2bを構成することができる。
この場合には半円形状の支柱支持部2a,2aに接続凹部20が形成され、ボルト類を使用することなく補助張出部材16の嵌合によって支持ブロック体2を構成するので、ブロック体の小部品化及び運搬等の利便性を高めることができる等の利点がある。
この場合には半円形状の支柱支持部2a,2aに接続凹部20が形成され、ボルト類を使用することなく補助張出部材16の嵌合によって支持ブロック体2を構成するので、ブロック体の小部品化及び運搬等の利便性を高めることができる等の利点がある。
以上のように構成される支持ブロック体2は、径大で重量のある支柱部材3を立設することができると共に、径小で軽量なポール或いは建物等構造物の支柱に対しても適応した小型構造によって支持することができる。また各支持ブロック体2は地中に設置され支柱部材3を支持するものに限ることなく、地表や路面及び建物内の床面に仮置き状に設置される根かせ用具としても好適に使用することができる。この際に支柱部材3は支柱支持孔6にパッキン部材を介して挟持固定することが好ましい。
次に図17を参照し上記各種の支持ブロック体2によって支柱部材3を立設する作業態様について説明する。この例による支柱部材3は最下段に大型の支持ブロック体2を設け、この上段に前記スペーサー用ブロック体30と2段目の支持ブロック体2と、3段目(最上段)の支持ブロック体2を設けて支持される。そして、最上段の支持ブロック体2に支柱基部を囲う補助支持ブロック体31を嵌合させ、且つ該補助支持ブロック体31に水切用のカバーブロック体32を嵌合している。
また各支持ブロック体2の水切部11と嵌合穴12との間には、リング状に形成されたシール部材33を内周面に沿って介挿し、隣接する支持ブロック体2の隙間から侵入する水が支柱部材3側に至らないようにしている。また配索部材4を通さない配索孔7は任意のシール部材によって塞ぐと共に、配索部材4を通した部分も防水シールを施している。
さらにカバーブロック体32と支柱部材3で形成される隙間をシールすることにより、支持ブロック体の配索箇所の防水を確実に行い、水の侵入に伴うこの部の腐蝕を防止し保護している。
さらにカバーブロック体32と支柱部材3で形成される隙間をシールすることにより、支持ブロック体の配索箇所の防水を確実に行い、水の侵入に伴うこの部の腐蝕を防止し保護している。
尚、図示例では支柱部材3に配索された配索部材4を、上段の各支持ブロック体2の通し孔7内を下方に向けて通し、地中の深い箇所でスペーサー用ブロック体30に設けた通し孔7から側方に引き出して配索している。
また支持ブロック体2の各構成部材はプレキャストコンクリートで製作されるが、使用される用途や条件によってプラスチック材及び廃棄プラスチック材で製造したものを使用することができる。また地中に埋設される各支持ブロック体2は掘り起こしされた状態で、ボルト5を緩めると簡単に分解することができ再使用することもできる。
また支持ブロック体2の各構成部材はプレキャストコンクリートで製作されるが、使用される用途や条件によってプラスチック材及び廃棄プラスチック材で製造したものを使用することができる。また地中に埋設される各支持ブロック体2は掘り起こしされた状態で、ボルト5を緩めると簡単に分解することができ再使用することもできる。
1 支持ブロック
1a 分割支持ブロック
2 支持ブロック体
2a 支柱支持部
2b 張出部
3 支柱部材
4 配索部材(電線)
4b 配索カバー
5 ボルト
6 支柱支持孔
6a 支柱支持面
7 配索スペース(通し孔)
7a 通し面
9 張出片
10 取付孔
11 水切部
13 スペーサー
16 補助張出部材
21 接続凸部
20 接続凸部
30 スペーサー用ブロック体
H 張出支持間隔
1a 分割支持ブロック
2 支持ブロック体
2a 支柱支持部
2b 張出部
3 支柱部材
4 配索部材(電線)
4b 配索カバー
5 ボルト
6 支柱支持孔
6a 支柱支持面
7 配索スペース(通し孔)
7a 通し面
9 張出片
10 取付孔
11 水切部
13 スペーサー
16 補助張出部材
21 接続凸部
20 接続凸部
30 スペーサー用ブロック体
H 張出支持間隔
Claims (8)
- 支柱支持面(6a)を有する支柱支持部(2a)の外周方向に張出部(2b)を設けた支持ブロック(1)よりなる支持ブロック体(2)を構成し、支柱支持面(6a)によって形成される支柱支持孔(6)に支柱部材(3)を支持するものにおいて、上記支持ブロック(1)の支柱支持部(2a)に支柱部材(3)が有する配索部材(4)を通して外側に向け配索する、凹溝状又は孔状の配索スペース(7)を形成した支柱部材の支持ブロック構造。
- 支柱支持面(6a)を有する支柱支持部(2a)の外周方向に複数の張出部(2b)を設けると共に、支柱支持面(6a)の上下方向と少なくとも一方の張出部(2b)の張出方向に沿わせて配索スペース(7)を一連に形成する請求項1の支柱部材の支持ブロック構造。
- 支柱支持孔(6)を有する支柱支持部(2a)と張出部(2b)を設けた支持ブロック体(2)を、支柱支持孔(6)を中心に上下方向に分割して対称形状に形成される複数の支持ブロック(1)を互いの接合面を接合させて構成すると共に、支持ブロック(1)の接合面に対し、支柱支持面(6a)の上下方向に沿う側辺と張出片(9)の張出方向に凹入形成される通し面(7b)を設け、配索スペース(7)を構成する請求項1又は2の支柱部材の支持ブロック構造。
- 支柱支持部(2a)の上端面を張出部(2b)より高くした水切部(11)を形成する請求項1又は2又は3の支柱部材の支持ブロック構造。
- 支柱支持部(2a)の水切部(11)の高さに形成した板状のスペーサー(13)を張出部(2b)に載置し、該スペーサー(13)を水切部(11)に近接させた状態で、上面に配索部材(4)を覆う配索カバー(4b)を設置する請求項1又は2又は3又は4の支柱部材の支持ブロック構造。
- 支持ブロック(1)の支柱支持部(2a)に突設した張出片(9)又は該張出片(9)に隣接する補助張出片(15)に、補助張出部材(16)を接続する請求項1又は2又は3又は4又は5の支柱部材の支持ブロック構造。
- 補助張出部材(16)に形成した接続凸部(21)を支柱支持部(2a)の外周面に形成した接続凹部(20)に嵌合させることにより、支柱支持部(2a)に補助張出部材(16)を着脱可能に取付支持する請求項1又は2又は3又は4又は5又は6の支柱部材の支持ブロック構造。
- 支柱部材(3)を上下段に配置して支持する支持ブロック体(2)の間に、短い張出部(2b)を有するか又は張出部(2b)を有しないスペーサー用ブロック体(30)を介挿し、上下の支持ブロック体(2)の張出部(2b)の間に所定の張出支持間隔(H)を形成する請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7の支柱部材の支持ブロック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005208259A JP2007023642A (ja) | 2005-07-19 | 2005-07-19 | 支柱部材の支持ブロック構造 |
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Publications (1)
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JP2007023642A true JP2007023642A (ja) | 2007-02-01 |
Family
ID=37784772
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JP (1) | JP2007023642A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016006249A (ja) * | 2014-06-05 | 2016-01-14 | ヨシモトポール株式会社 | 鋼管ポールおよびその設置方法 |
JP2017002591A (ja) * | 2015-06-11 | 2017-01-05 | 旭コンクリート工業株式会社 | 基礎ブロック |
JP2017133219A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 支柱用組立基礎 |
-
2005
- 2005-07-19 JP JP2005208259A patent/JP2007023642A/ja active Pending
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