JP2015048573A - ライナープレートによる環状壁の位置決め方法 - Google Patents

ライナープレートによる環状壁の位置決め方法 Download PDF

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Masafumi Kaneko
雅文 金子
一 藤野
Hajime Fujino
一 藤野
活也 山内
Katsuya Yamauchi
活也 山内
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明俊 ▲鶴▼見
Akitoshi Tsurumi
祐治 鎌崎
Yuji Kamazaki
祐治 鎌崎
中村 剛
Takeshi Nakamura
中村  剛
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Abstract

【課題】最上段の環状壁を、初期掘削穴において3次元的に精度良く位置決めできると共に、狭い敷地においても容易に実施できるライナープレートによる環状壁の位置決め方法を提供する。【解決手段】ライナープレート12,13を用いて組み立てられた最上段の環状壁11を、初期掘削穴20において位置決めする位置決め方法であって、環状壁11の周囲の地盤に支持させて、環状壁11の直上部分を横断するように配置された横地梁材21a,21bから、環状壁11を吊り下げた状態に保持する工程と、環状壁11の各々の吊下げ箇所11aでの高さ位置を縦方向長さ調整部材22によって調整することで、環状壁11の上下方向の位置決めを行う工程と、吊り下げた状態の環状壁11を、横方向長さ調整部材25を備える線状連結材24を用いて前後左右に移動させることで、環状壁11の水平方向の位置決めを行う工程とを含んで構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、ライナープレートによる環状壁の位置決め方法に関し、特に、ライナープレートを用いて組み立てられた環状壁を、地盤面に形成された初期掘削穴において位置決めするライナープレートによる環状壁の位置決め方法に関する。
ライナープレートは、主に土木工事において、仮設の山留め壁を形成するための部材として用いられるものであり、例えば2.7〜7mm程度の厚さを有する薄い鋼板を、縦方向の断面が波形形状となるように加工して、横長矩形の正面形状を有する枠体の内側に、一体として接合することによって得られるようになっている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。そして、複数のライナープレートを、枠体の縦方向接合フランジ部による縦方向接合部を介して、周方向に環状に接合一体化して環状壁とすると共に、環状壁を複数段に積み重ねて、枠体の周方向フランジ部による横方向接合部を介して上下方向に接合一体化することで、周囲の地盤からの土圧や水圧を効率良く支持する簡易な山留め壁として、例えば円形、長円形、矩形等の平面形状を有する所望の高さの環状壁体を、容易に地中に形成できるようになっている。
一方、このようなライナープレートによる環状壁を複数段に積み重ねて形成される環状壁体を、仮設の山留め壁としてではなく、例えば建物の下方に設置される地下室の躯体の一部として用いることで、建築コストを割高にすることなく簡易に地下室を設けることが可能になると考えられることから、土木工事のみならず、例えば住宅建築物を構築する建築工事においても、ライナープレートによる環状壁を複数段に積み重ねて形成される環状壁体を、地下空間を形成するための本体構造物の構成部材として、地中に設置することが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
また、ライナープレートによる環状壁を複数段に積み重ねて形成される環状壁体は、地盤面を掘削して所定の深さの掘削穴を形成した後に、最下段の環状壁から上方に向けて、上段の環状壁を順次組み立ててゆくのではなく、最上段の環状壁から下方に向けて、下段の環状壁を順次組み立ててゆく、いわゆる逆巻き工法によって設置されるのが一般的である。すなわち、環状壁体は、例えば地盤面を浅く掘り下げて形成した初期掘削穴の掘削内壁面を覆って、最上段のライナープレートによる環状壁を設置した後に、地盤面をさらに掘り下げてゆくのに伴って、設置した上段のライナープレートの下方に、下段の環状壁のライナープレートを、さらに掘り下げられた部分の掘削穴の掘削内壁面を覆うようにして順次差し込んで行く、逆巻き工法によって地中に設置されることになる。
そして、ライナープレートによる環状壁を複数段に積み重ねて形成される環状壁体を、逆巻き工法によって地中に設置する場合、環状壁体による山留め壁や地下室が、所望の位置に精度良く形成されるように、スタートとなる最上段の環状壁を、初期掘削穴において精度良く位置決めする必要がある。このため、従来の逆巻き工法では、例えば井桁を用いて、ライナープレートによる最上段の環状壁を位置決め固定する方法が採用されていた。すなわち、従来の逆巻き工法では、初期掘削穴においてライナープレートによる最上段の環状壁の組立てが完了したら、図7に示すように、H形銅などを用いて四方に井桁51を組み、この井桁51に、最上段の環状壁50を、水平度や真円度の確認を行った上で鉄線やボルトなどで仮固定し、しかる後に環状壁50の外周部分を掘削土砂やコンクリートを用いて裏込めすることによって、さらに本固定する方法が採用されていた。
特開2002−295170号公報 特開2010−65400号公報 特開2012−180644号公報
しかしながら、上記従来の最上段の環状壁50を位置決めする方法によれば、四方に組んだ井桁51の横方向の位置を調整することで、環状壁50の水平方向(横方向)の位置決めを行うことはできるが、環状壁50を井桁51に直接仮固定するものであるため、環状壁50の高さ方向(上下方向)の位置調整を精度良く行うことは困難である。このため、高さ方向の位置精度がそれ程要求されない、例えば土木工事において仮設の山留め壁や立坑等を形成する場合には採用することができるが、例えば住宅建築物を構築する建築工事において地下室の構造躯体等を形成する場合には、ライナープレートによる環状壁体の3次元的な位置を、天端高さを含めて精度良く調整する必要があることから、初期掘削穴の周囲に井桁を組んで最上段の環状壁を仮固定する従来の方法だけでは不十分である。
また、例えば住宅建築物を構築する建築工事では、狭隘な敷地において施工されることが多いため、初期掘削穴の周囲に、井桁を組むための十分なスペースを確保することが難しい場合が多い。
本発明は、ライナープレートによる最上段の環状壁を、地盤面に形成された初期掘削穴において、天端高さを含めて3次元的に精度良く位置決めすることができると共に、狭い敷地においても容易に実施することのできるライナープレートによる環状壁の位置決め方法を提供することを目的とする。
本発明は、ライナープレートを用いて組み立てられた最上段の環状壁を、地盤面に形成された初期掘削穴において位置決めする環状壁の位置決め方法であって、前記環状壁の周囲の地盤に支持させて、前記環状壁の直上部分を横断するように配置された横地梁材から、前記環状壁を少なくとも3箇所で吊り下げた状態に保持する工程と、吊り下げた状態の前記環状壁の各々の吊下げ箇所での高さ位置を調整することで、前記環状壁の上下方向の位置決めを行う工程と、吊り下げた状態の前記環状壁を前後左右に横方向に移動させることで、前記環状壁の水平方向の位置決めを行う工程とを含むライナープレートによる環状壁の位置決め方法を提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明のライナープレートによる環状壁の位置決め方法は、前記上下方向の位置決めを行う工程では、各々の吊下げ箇所での吊下げ長さを調整可能な縦方向長さ調整部材を介して、各々の吊下げ箇所の高さ位置を調整するようになっていることが好ましい。
また、本発明のライナープレートによる環状壁の位置決め方法は、前記水平方向の位置決めを行う工程では、前記環状壁の内側の地盤から立設させた支柱材と前記環周壁とを線状連結材を用いて少なくとも2方向に連結し、連結長さを調整可能な横方向長さ調整部材を介して各々の方向の連結長さを調整することで、前記環状壁を横方向に移動させるようになっていることが好ましい。
さらに、本発明のライナープレートによる環状壁の位置決め方法は、前記水平方向の位置決めを行う工程では、前記横地梁材に固定されて当該横地梁材から前記環状壁の内側の地盤に向けて突出するように配設された支柱材と前記環周壁とを線状連結材を用いて少なくとも2方向に連結し、連結長さを調整可能な横方向長さ調整部材を介して各々の方向の連結長さを調整することで、前記環状壁を横方向に移動させるようになっていることが好ましい。
また、本発明のライナープレートによる環状壁の位置決め方法は、前記縦方向長さ調整部材が、ターンバックルであり、前記横方向長さ調整部材が、ターンバックル又はチェーンブロックであることが好ましい。
さらに、本発明のライナープレートによる環状壁の位置決め方法は、前記横地梁材が、前記環状壁の内側の地盤から前記環状壁の上方まで立設させた支柱材に支持させて、前記環状壁の直上部分を横断するように配置されることが好ましい。
さらにまた、本発明のライナープレートによる環状壁の位置決め方法は、前記環状壁が、矩形平面形状を有するように形成されており、前記横地梁材は、矩形平面形状の4箇所の角部分を斜めに横断するようにして、前記環状壁の直上部分に4本配置されており、各々の前記横地梁材は、角部を挟んだ両側の2箇所を吊下げ箇所として吊り下げることで、前記環状壁が合計8箇所の吊下げ箇所で吊り下げられていることが好ましい。
本発明のライナープレートによる環状壁の位置決め方法によれば、ライナープレートによる最上段の環周壁を、地盤面に形成された初期掘削穴において、3次元的に精度良く位置決めすることができると共に、狭い敷地においても容易に実施することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るライナープレートによる環状壁の位置決め方法を説明する、(a)は上面図、(b)は(a)のA−Aに沿った断面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るライナープレートによる環状壁の位置決め方法を用いて形成される環状壁体を、基礎部及び周囲の地山を除いた状態で示す斜視図である。 ライナープレートによる環状壁体を用いて形成される地下室の構成を説明する略示部分断面図である。 直線部ライナープレートの斜視図である。 角部ライナープレートの斜視図である。 本発明の好ましい他の形態に係るライナープレートによる環状壁の位置決め方法を説明する上面図である。 従来のライナープレートによる環状壁の位置決め方法を説明する略示斜視図である。
本発明の好ましい一実施形態に係るライナープレートによる環状壁の位置決め方法は、建物として例えば住宅建築物を構築するための建築工事において、図2に示すような、複数のライナープレート12,13を組み立ててなる矩形平面形状を有する環状壁11が、3段に積み重ねられて形成される環状壁体10を、地下室31(図3参照)を構成する本体構造物として、住宅建築物の基礎30の下方の地中における所定の設置箇所に精度良く設置させるべく、最上段の環状壁11を、天端高さを含めてX方向、Y方向、及びZ方向に3次元的に精度良く位置決できるようにするための方法として採用されたものである(図1(a)、(b)参照)。
すなわち、本実施形態では、ライナープレートによる環状壁体10は、例えば地盤面を浅く掘り下げて形成した初期掘削穴20(図1(a)、(b)参照)の掘削内壁面を覆って、最上段のライナープレート12,13による環状壁11を設置した後に、地盤面をさらに掘り下げてゆくのに伴って、設置した上段のライナープレート12,13の下方に、下段の環状壁11のライナープレート12,13を、さらに掘り下げられた部分の掘削穴の掘削内壁面を覆うようにして順次差し込んで行く、逆巻き工法によって地中に設置されることになる。したがって、逆巻き工法では、環状壁体10を地中に精度良く設置させるには、スタートとなる最上段の環状壁11を、初期掘削穴20において精度良く位置決めする必要があることから、本実施形態の環状壁の位置決め方法によって、スタートとなる最上段の環状壁11を、初期掘削穴20において、天端高さを含めてX方向、Y方向、及びZ方向に、3次元的に精度良く位置決めできるようにする(図1(a)、(b)参照)。
なお、本実施形態では、地中に設置された環状壁体10は、図3に示すように、地下室用側壁33を形成するための外型枠を兼ねて用いられて、これの内側に組み立てられた内型枠(図示せず)との間にコンクリートが打設される。これによって、コンクリート製の地下室用底盤32から連続して立設する、所定の厚さの地下室用側壁33が、地下室31を形成するための本体構造物として地中に構築される。さらに、形成された地下室用側壁33の上方には、住宅建築物の基礎30が、連続して形成されるようになっている。
そして、本実施形態のライナープレートによる環状壁の位置決め方法は、図1(a)、(b)に示すように、ライナープレート12,13を用いて組み立てられた最上段の環状壁11を、地盤面に形成された初期掘削穴20において位置決めする位置決め方法であって、環状壁11の周囲の地盤に支持させて、環状壁11の直上部分を横断するように配置された横地梁材21a,21bから、環状壁11を少なくとも3箇所(本実施形態では8箇所)で吊り下げた状態に保持する工程と、吊り下げた状態の環状壁11の各々の吊下げ箇所11aでの高さ位置を調整することで、環状壁11の上下方向の位置決めを行う工程と、吊り下げた状態の環状壁11を前後左右に横方向に移動させることで、環状壁11の水平方向の位置決めを行う工程とを含んで構成されている。
また、本実施形態によれば、上下方向の位置決めを行う工程では、各々の吊下げ箇所11aでの吊下げ長さを調整可能な縦方向長さ調整部材22として、好ましくはターンバックルを介して、各々の吊下げ箇所11aの高さ位置を調整するようになっており、水平方向の位置決めを行う工程では、環状壁11の内側の地盤から立設させた支柱材23と環状壁11とをチェーンやワイヤ等による線状連結材24を用いて少なくとも2方向に連結し、連結長さを調整可能な横方向長さ調整部材25として、好ましくはターンバックルを介して各々の方向の連結長さを調整することで、環状壁11を横方向に移動させるようになっている。
さらに、本実施形態では、環状壁11は、矩形平面形状を有するように形成されており、横地梁材21a,21bは、矩形平面形状の4箇所の角部分を斜めに横断するようにして、環状壁11の直上部分に4本配置されており、各々の横地梁材21a,21bは、角部を挟んだ両側の2箇所を吊下げ箇所11aとして吊り下げることで、環状壁11が合計8箇所の吊下げ箇所11aで吊り下げられている。
本実施形態では、環状壁体10や環状壁11を形成するライナープレート12,13は、例えば土木工事において用いる簡易な山留め材料として公知の部材であり、本実施形態では、図1に示す矩形平面形状を有する環状壁体10や環状壁11を形成できるように、直線状の上面形状を備える複数の直線部ライナープレート12と、L字状の上面形状を備える複数の角部ライナープレート13とが用いられている。
直線部ライナープレート12は、図4に示すように、例えば2.7〜7mm程度の厚さを有する薄い鋼板を、縦方向の断面が波形形状となるように加工して形成された波形鋼板12aを、上下の端部の接合用の周方向接合フランジ部12bと、左右の側端部の接合用の縦方向接合フランジ部12cとによる横長矩形の正面形状を有する枠体12dの内側に、一体として接合したものとなっている。周方向接合フランジ部12bと縦方向接合フランジ部12cには、長さ方向に所定のピッチで、複数のボルト締着孔12eが開口形成されている。
角部ライナープレート13は、角部に配置される角部山形鋼13aと、上下の接合端面を形成する周方向接合フランジ部13bと、側端部の接合端面を形成する縦方向接合フランジ部13cとによる一対の矩形枠13dの内側に、例えば2.7〜7mm程度の厚さを有する薄い鋼板を、縦方向の断面が波形形状となるように加工して形成された波形鋼板13eが、各々一体として接合されたものとなっている。周方向接合フランジ部13bと、縦方向接合フランジ部13cには、長さ方向に所定のピッチで、複数のボルト締着孔13fが開口形成されている。
本実施形態では、最上段の環状壁11は、図1(a)及び図2に示すように、矩形平面形状の4箇所の角部に角部ライナープレート13を各々配置すると共に、隣接する角部ライナープレート13の間の4箇所の辺部に、各々直線部ライナープレート12を1枚又は複数枚配置した状態で、例えば締着ボルトを、重ね合わせた縦方向接合フランジ部12c,13cのボルト締着孔12e,13fに締着することによって、矩形平面形状を備える環状に形成される。
そして、本実施形態のライナープレートによる環状壁の位置決め方法では、図1(a)、(b)に示すように、天端高さを含めてX方向、Y方向、及びZ方向に3次元的に精度良く位置決めできるように、形成された最上段の環状壁11を、地盤面に形成された初期掘削穴20の内部に吊り下げた状態で保持する。ここで、初期掘削穴20は、吊り下げた状態の環状壁11を、前後左右に横移動させて水平方向の位置調整を行うことが可能なように、環状壁11の矩形平面形状よりも一回り大きな矩形平面形状に開口形成されると共に、上下に縦移動させて高さ方向の位置調整を行うことが可能なように、環状壁11の下端部の周方向接合フランジ部12b,13bと、掘削底面20aとの間に間隔を保持できる深さとなるように形成される。具体的には、初期掘削穴20は、環状壁11の外周面との間に5〜20cm程度の間隔を保持すると共に、環状壁11の下端部の周方向接合フランジ部12b,13bとの間に5〜20cm程度の間隔を保持する大きさ及び深さに形成される。
本実施形態によれば、初期掘削穴20において、環状壁11を吊り下げた状態で保持する工程では、環状壁11の直上部分を横断するように配置された横地梁材21a,21bから、環状壁11を少なくとも3箇所(本実施形態では8箇所)の吊下げ箇所11aで吊り下げる。本実施形態では、環状壁11及び初期掘削穴20は、矩形平面形状を有しており、矩形平面形状の4箇所の角部分を斜めに横断するようにして、4本の横地梁材21a,21bが設置されている。本実施形態では、図1(a)、(b)における左半分の領域の2箇所の角部分には、2本の鋼材タイプの横地梁材21aが設置されており、右半分の領域の2箇所の角部分には、2本の仮設材タイプの横地梁材21bが設置されている。4本の横地梁材の全てを鋼材タイプの横地梁材21aとしても良く、4本の横地梁材の全てを仮設材タイプの横地梁材21bとすることもできる。
本実施形態では、鋼材タイプの横地梁材21aは、例えばH形鋼からなり、初期掘削穴20の角部分を挟んだ両側の周縁部に隣接して、初期掘削穴20の外周部分の地盤面に敷設した例えば敷鉄板26の上に、2段に重ねて配置した例えばH形鋼からな支持鋼材27に両端を支持させることで、これらの支持鋼材27に跨るように斜めに延設して配置される。これによって、鋼材タイプの横地梁材21aは、環状壁11の角部を挟んだ両側の側辺部の直上部分を横切って、各々2箇所で環状壁11と立体交差するように設けられる。これらの角部を挟んだ両側2箇所の立体交差する部分を吊下げ箇所11aとして、各々の鋼材タイプの横地梁材21aから、環状壁11を吊り下げることができるようになっている。
本実施形態では、仮設材タイプの横地梁材21bは、例えば単管パイプからなり、初期掘削穴20の角部分を挟んだ両側の周縁部に隣接して、初期掘削穴20の外周部分の地盤面に打ち込んで立設させた単管パイプからなる単管縦地28に、クランプ部材を介して両端を支持させることで、これらの単管縦地28に跨るように斜めに延設して配置される。これによって、仮設材タイプの横地梁材21bは、環状壁11の角部を挟んだ両側の側辺部の直上部分を横切って、各々2箇所で環状壁11と立体交差するように設けられる。これらの角部を挟んだ両側2箇所の立体交差する部分を吊下げ箇所11aとして、各々の仮設材タイプの横地梁材21bから、環状壁11を吊り下げることができるようになっている。
また、本実施形態では、最上段の環状壁11は、鋼材タイプの横地梁材21aや仮設材タイプの横地梁材21bから、吊下げ長さを調整可能な縦方向長さ調整部材22を介して吊り下げることにより、各々の吊下げ箇所11aでの高さ位置を調整できるようになっている。ここで、縦方向長さ調整部材22としては、ワイヤーやチェーン等の線状連結材に介在して設けられて、当該線状連結材の長さを調整可能な公知の種々の長さ調整部材を用いることができる。本実施形態では、縦方向長さ調整部材22として、好ましくは安価で汎用されている簡易な長さ調整治具である、ターンバックルを用いることができる。またターンバックルによる縦方向長さ調整部材22は、両端部を、横地梁材21a,21bや環状壁11の上端部の周方向接合フランジ部12b,13bに、釣り金具や線状連結材を介して連結することができる。
さらに、本実施形態では、横地梁材21a,21bから吊り下げられた最上段の環状壁11は、初期掘削穴20において、環状壁11の内側の地盤面(掘削底面)20aから立設させた支柱材23と、当該環周壁11とを、横方向長さ調整部材25を介在させた線状連結材24を用いて少なくとも2方向(本実施形態では、前後左右の4方向)に連結することで、環状壁11を横方向(水平方向)に移動させることができるようになっている。
すなわち、本実施形態では、環状壁11の内側の掘削底面20aに、例えば単管パイプを垂直に打ち込むことによって、支柱材23が、下方の地盤に支持させた状態で、矩形平面形状の初期掘削穴20の2本の対角線上に、所定の間隔をおいて各々2箇所づつ、合計4箇所に立設配置されて設けられている。また、各々の支柱材23から、矩形平面形状を有する環状壁11の、各々の角部を挟んだ両側の側辺部の下端部の周方向接合フランジ部12b,13bに向けて、これらを最短距離で結ぶように延設させて、両端部を支柱材23や環状壁11の下端部の周方向接合フランジ部12b,13bに連結させた線状連結材24が、横方向長さ調整部材25を介在させた状態で取り付けられている。これらによって、本実施形態によれば、4箇所の支柱材23に各々2本、合計8本の線状連結材24が、横方向長さ調整部材25を介在させた状態で取り付けられる。またこれによって、横地梁材21a,21bから吊り下げられた最上段の環状壁11は、横方向長さ調整部材25を介在させた各々2本の線状連結材24によって、4本の支柱材23から前後左右の4方向に連結されて、前後左右の4方向に移動きるようになっている。
ここで、線状連結材24としては、ワイヤーやチェーン等の、十分な引張強度を備える工事用の公知の種々の線状連結材を用いることができる。横方向長さ調整部材25としては、縦方向長さ調整部材22と同様に、ワイヤーやチェーン等の線状連結材に介在して設けられて、当該線状連結材の長さを調整可能な公知の種々の長さ調整部材を用いることができ、好ましくは安価で汎用されている簡易な長さ調整治具である、ターンバックルを用いることができる。また横方向長さ調整部材25として、公知の長さ調整部材であるチェーンブロックを好ましく用いることもできる。
そして、本実施形態のライナープレートによる環状壁の位置決め方法では、地盤面に形成した初期掘削穴20において、ライナープレート12,13を用いて最上段の環状壁11を、矩形平面形状を有するように環状に組み立てた後に、初期掘削穴20の周囲の地盤に遣り方を施工すると共に、環状壁体10や環状壁11を所定の位置に精度良く設置させるための指標となる水糸を張設する。
また、初期掘削穴20の外周部分の地盤面に敷鉄板26を敷設して支持鋼材27を設置したり、初期掘削穴20の外周部分の地盤面に単管パイプを打ち込んで単管縦地28を立設させてから、これらの支持鋼材27や単管縦地28に両端を支持させて、鋼材タイプの横地梁材21aや仮設材タイプの横地梁材21bを、初期掘削穴20において矩形平面形状を有するように組み立てられた最上段の環状壁11の、4箇所の角部分の上方を斜めに横断するようにして、環状壁11の直上部分に4本配置する。
しかる後に、環状壁11を吊り下げた状態に保持する工程では、鋼材タイプの横地梁材21aや仮設材タイプの横地梁材21bの、環状壁11の角部を挟んだ両側の側辺部と立体交差する部分から、縦方向長さ調整部材22を各々おろして、環状壁11の8箇所の吊下げ箇所11aに各々連結すると共に、縦方向長さ調整部材22の長さを調整することで、最上段の環状壁11を、初期掘削穴20の内部で吊り下げた状態に保持する。
そして、環状壁11の上下方向の位置決めを行う工程では、例えば環状壁11を所定の位置に精度良く設置させるための指標となる水糸を基準として、縦方向長さ調整部材22の長さを微調整することで、吊り下げた状態の環状壁11の各々の吊下げ箇所11aでの高さ位置を、精度良く位置決めすることが可能になる。また、環状壁11の水平方向の位置決めを行う工程では、環状壁11の内側の掘削底面20aに打ち込んで立設させた支柱材23と、環状壁11の下端部の周方向接合フランジ部12b,13bとを連結する線状連結材24の長さを、横方向長さ調整部材25を用いて微調整することで、例えば環状壁11を所定の位置に精度良く設置させるための指標となる水糸を基準として、環状壁11を前後左右に横方向に移動させながら、最上段の環状壁11の水平方向の位置を、精度良く位置決めすることが可能になる。
これらによって、本実施形態のライナープレートによる環状壁の位置決め方法によれば、ライナープレート12,13を用いて最上段の環状壁11を、地盤面に形成された初期掘削穴20において、3次元的に精度良く位置決めすることが可能になる。
本実施形態のライナープレートによる環状壁の位置決め方法によれば、初期掘削穴20の周縁部に隣接して初期掘削穴20の外周部分の地盤面に設けた敷鉄板26や支持鋼材27や単管縦地28に両端を支持させて、鋼材タイプの横地梁材21aや仮設材タイプの横地梁材21bを、環状壁の直上部分を横断するように配置することができ、初期掘削穴20の周囲に広いスペースを必要としないので、例えば住宅建築物を構築するための狭い敷地においても、容易に実施することが可能になる。
初期掘削穴20に精度良く位置決めされた最上段の環状壁11は、これの外周部分の初期掘削穴20の内周面との間に、例えば掘削土砂やコンクリートを用いて裏込めすることで、本固定された後に、逆巻き工法によってライナープレート12,13による環状壁体10の組立作業が引き続き行われる。
図6は、他の形態に係る環状壁の位置決め方法を例示するものである。図6に示す位置決め方法では、ライナープレートによる最上段の環状壁14は、円形の平面形状を有しており、例えば鋼材や仮設材からなる横地梁材15a,15bは、環状壁14の内側の地盤に打ち込んだり、単管ベースによって支持させることにより、環状壁14の内側の地盤から環状壁14の上方まで立設させた支柱材16に支持させて、環状壁14の直上部分を横断するようして、井桁状に配置されて設けられている。また上述の実施形態と同様に、環状壁14の4箇所の吊下げ箇所14aに、吊下げ長さを調整可能な縦方向長さ調整部材として、好ましくはターンバックルが設けられていると共に、支柱材16と環状壁14とを少なくとも3方向に連結して、横方向長さ調整部材を有する線状連結材が設けられている。
図6に示す位置決め方法によっても、環状壁14の吊下げ箇所14aでの高さ位置を、精度良く位置決めすることが可能になると共に、環状壁14の水平方向の位置を、精度良く位置決めすることが可能になって、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。また、図6に示す位置決め方法では、横地梁材15a,15bは、環状壁14の内側の地盤から立設させた支柱材16に支持させて、環状壁14の直上部分を横断するように配置されるので、横地梁材15a,15bを設置させるために必要なスペースをより小さくして、さらに狭い敷地においても、実施することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、環状壁の上下方向の位置決めを行う工程は、吊下げ箇所での吊下げ長さを調整可能な縦方向長さ調整部材を介して行う必要は必ずしもなく、例えば地盤面から立設させた単管縦地にジャッキ部を介在させて、横地梁材を支持させた状態とし、環状壁を吊り下げた横地梁材を、ジャッキ部を介して昇降させることによって、環状壁の上下方向の位置決めを行うようにすることもできる。また、環状壁の水平方向の位置決めを行う工程では、支柱材と環周壁とを連結する線状連結材の長さを調整することによって行う必要は必ずしも無く、例えば図6に示す井桁状に配置された横地梁材15a,15bにおいて、支柱材16に固定された一方の横地梁材15aに対して、他方の横地梁材15bを図6の上下方向にスライド移動可能に構成したり、他方の横地梁材15bにおける縦方向長さ調整部材の取り付け位置を、当該他方の横地梁材15bに沿って図6の左右方向にスライド移動可能に構成したりすることによって、環状壁14を横方向に移動できるようにして、環状壁の水平方向の位置決めを行うようにすることもできる。
さらに、水平方向の位置決めを行う工程では、環状壁の内側の地盤から立設させた支柱材と環周壁とを線状連結材を用いて連結して、横方向長さ調整部材を介して環状壁を横方向に移動させるようにする必要は必ずしもなく、例えば支柱材を、溶接や、ボルト及び固定治具を介して横地梁材に固定して、当該横地梁材から環状壁の内側の地盤に向けて突出するように配設し、環状壁の上方で固定した当該支柱材と環周壁とを線状連結材を用いて少なくとも2方向に連結し、連結長さを調整可能な横方向長さ調整部材を介して各々の方向の連結長さを調整することで、環状壁を横方向に移動させるようにすることもできる。
さらにまた、ライナープレートによる環状壁を複数段に積み重ねて形成される環状壁体は、上下に隣接するライナープレートの間で縦方向接合フランジ部の位置をずらして複数のライナープレートを組み立てて、ライナープレートがいわゆる千鳥状に配置された状態で形成されるものであっても良い。
10 環状壁体
11 環状壁
11a 吊下げ箇所
12 直線部ライナープレート
13 角部ライナープレート
14 環状壁
15a,15b 横地梁材
16 支柱材
20 初期掘削穴
20a 掘削底面
21a 鋼材タイプの横地梁材
21b 仮設材タイプの横地梁材
22 縦方向長さ調整部材(ターンバックル)
23 支柱材
24 線状連結材
25 横方向長さ調整部材(ターンバックル)
26 敷鉄板
27 支持鋼材
28 単管縦地

Claims (7)

  1. ライナープレートを用いて組み立てられた最上段の環状壁を、地盤面に形成された初期掘削穴において位置決めする環状壁の位置決め方法であって、
    前記環状壁の周囲の地盤に支持させて、前記環状壁の直上部分を横断するように配置された横地梁材から、前記環状壁を少なくとも3箇所で吊り下げた状態に保持する工程と、
    吊り下げた状態の前記環状壁の各々の吊下げ箇所での高さ位置を調整することで、前記環状壁の上下方向の位置決めを行う工程と、
    吊り下げた状態の前記環状壁を前後左右に横方向に移動させることで、前記環状壁の水平方向の位置決めを行う工程とを含むライナープレートによる環状壁の位置決め方法。
  2. 前記上下方向の位置決めを行う工程では、各々の吊下げ箇所での吊下げ長さを調整可能な縦方向長さ調整部材を介して、各々の吊下げ箇所の高さ位置を調整するようになっている請求項1に記載のライナープレートによる環状壁の位置決め方法。
  3. 前記水平方向の位置決めを行う工程では、前記環状壁の内側の地盤から立設させた支柱材と前記環周壁とを線状連結材を用いて少なくとも2方向に連結し、連結長さを調整可能な横方向長さ調整部材を介して各々の方向の連結長さを調整することで、前記環状壁を横方向に移動させるようになっている請求項1又は2に記載のライナープレートによる環状壁の位置決め方法。
  4. 前記水平方向の位置決めを行う工程では、前記横地梁材に固定されて当該横地梁材から前記環状壁の内側の地盤に向けて突出するように配設された支柱材と前記環周壁とを線状連結材を用いて少なくとも2方向に連結し、連結長さを調整可能な横方向長さ調整部材を介して各々の方向の連結長さを調整することで、前記環状壁を横方向に移動させるようになっている請求項1又は2に記載のライナープレートによる環状壁の位置決め方法。
  5. 前記縦方向長さ調整部材は、ターンバックルであり、前記横方向長さ調整部材は、ターンバックル又はチェーンブロックである請求項3又は4に記載のライナープレートによる環状壁の位置決め方法。
  6. 前記横地梁材は、前記環状壁の内側の地盤から前記環状壁の上方まで立設させた支柱材に支持させて、前記環状壁の直上部分を横断するように配置される請求項1〜5のいずれか1項に記載のライナープレートによる環状壁の位置決め方法。
  7. 前記環状壁は、矩形平面形状を有するように形成されており、前記横地梁材は、矩形平面形状の4箇所の角部分を斜めに横断するようにして、前記環状壁の直上部分に4本配置されており、各々の前記横地梁材は、角部を挟んだ両側の2点を吊下げ箇所として吊り下げることで、前記環状壁が合計8箇所の吊下げ箇所で吊り下げられている請求項1〜6のいずれか1項に記載のライナープレートによる環状壁の位置決め方法。
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