JP2019024362A - 簡易型構築物及びその棒状材の下部交換方法 - Google Patents

簡易型構築物及びその棒状材の下部交換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】地中に挿入されている下部に腐食等が生じても棒状材全体を交換することが不要になる簡易型構築物及びその棒状材の下部交換方法を提供すること。【解決手段】農業用ハウス等の簡易型構築物は、上下方向に延びる成分を有する複数本の棒状材1と、棒状材1と交差配設された母屋材とを含んで形成された骨組みの表面にシートが被せられたもので、複数本の棒状材1のうち、少なくとも1本の棒状材1の下部が地盤10の地中10Aに挿入され、この棒状材1が、上部20Aが地盤10の地表面10Bから露出し、下部20Bが地中10Aに挿入された基礎部材20と、基礎部材20の上部20Aに下部21Aが連結された主要部材21とを含んで形成されており、基礎部材20の上部20Aと主要部材21の下部21Aとが、これらのうち、少なくとも一方から分離可能になっている連結手段22により連結されている。【選択図】図2

Description

本発明は、棒状材等で形成される骨組みの表面にシートが被せられている構築物及びその棒状材の下部を交換する方法に係り、例えば、農業用ハウスや、簡易型倉庫、簡易型車庫等の簡易型構築物に利用することができるものである。
下記の特許文献1には、骨組みの表面にシートを被せることにより構築される農業用ハウス等の簡易型構築物が示されており、骨組みは、間隔をあけて複数本が立設され、上下方向に延びる成分を有している棒状材と、これらの棒状材と交差配設された母屋材とを含んで形成されている。そして、このような簡易型構築物では、複数本の棒状材のうち、少なくとも1本の棒状材の下部は、簡易型構築物が構築されている地盤の地中に挿入される。
特開2004−16154号公報(図7及び図8)
以上のように簡易型構築物の骨組みを形成している棒状材のうち、下部が地中に挿入されている棒状部材では、長期間の経過後等において、下部が地中の水分や雨水等により腐食したり、下部に経年劣化等が生じてしまうことがある。このような事態が生じたときには、従来ではその棒状材全体を交換しなければならない。
本発明の目的は、地中に挿入されている下部に腐食等が生じても棒状材全体を交換することが不要になる簡易型構築物及びその棒状材の下部交換方法を提供するところにある。
本発明に係る簡易型構築物は、間隔をあけて複数本が立設され、上下方向に延びる成分を有する棒状材と、これらの棒状材と交差配設された母屋材とを含んで形成されている骨組みの表面にシートが被せられ、前記複数本の棒状材のうち、少なくとも1本の棒状材の下部が地盤の地中に挿入されている簡易型構築物において、前記少なくとも1本の棒状材が、上部が前記地盤の地表面から露出し、下部が前記地中に挿入されている基礎部材と、この基礎部材の前記上部に下部が連結された主要部材とを含んで形成されているとともに、前記基礎部材の前記上部と前記主要部材の前記下部とが、これらの基礎部材の上部と主要部材の下部とのうち、少なくとも一方から分離可能になっている連結手段により連結されていることを特徴とするものである。
この簡易型構築物では、下部が地盤の地中に挿入されている少なくとも1本の棒状材が、上部が地盤の地表面から露出し、下部が地中に挿入されている基礎部材と、この基礎部材の上部に下部が連結された主要部材とを含んで形成されており、基礎部材の上部と主要部材の下部とが、これらの基礎部材の上部と主要部材の下部とのうち、少なくとも一方から分離可能になっている連結手段により連結されているため、地中に挿入されている下部に腐食等が生じたときには、基礎部材の下部を地中から引き抜くとともに、前記少なくとも一方から連結手段を分離することにより、基礎部材を主要部材の下部から取り外し、新たな基礎部材の上部を主要部材の下部に連結手段により連結して、この新たな基礎部材の下部を地中に挿入すればよく、このため、下部が地中に挿入されている棒状材について、下部に腐食や経年劣化等が生じても棒状材全体を交換することが不要になり、これにより、コストの低減や作業性の向上を図ることができる。
なお、連結手段が分離可能となっているものは、基礎部材の上部と主要部材の下部とのうち、一方だけでもよく、両方でもよい。そして、連結手段が基礎部材の上部だけから分離可能となっている場合には、上述の新たな基礎部材の上部を、主要部材の下部に残っている連結手段によりこの主要部材の下部に連結すればよい。また、連結手段が主要部材の下部だけから分離可能となっている場合には、上述の新たな基礎部材の上部に連結手段を設け、この連結手段により新たな基礎部材の上部を主要部材の下部に連結すればよい。
また、本発明に係る簡易型構築物において、連結手段は任意の部材からなる任意の構造のものでよい。その一例の連結手段は、基礎部材の上部と主要部材の下部とのうち、一方が他方の外側に嵌合された外側嵌合部となっている場合において、基礎部材の上部と主要部材の下部とを、これらの基礎部材の上部と主要部材の下部から抜き取り可能に水平方向又は略水平方向に貫通しているピン状部材を含んで形成されているものである。
この連結手段は、ピン状部材だけで形成されたものでよく、ピン状部材と、1個又は複数個の他の部材との組み合せで形成されたものでもよい。
連結手段をピン状部材だけで形成されたものとする場合には、このピン状部材が基礎部材の上部と主要部材の下部とを水平方向又は略水平方向に貫通することにより、これらの基礎部材と主要部材は連結され、また、ピン状部材を基礎部材の上部と主要部材の下部とから抜き取ることにより、基礎部材を新たな基礎部材に交換することができる。
また、連結手段を、上述のピン状部材と、1個又は複数個の他の部材との組み合せで形成されたものとする場合には、この連結手段は、ピン状部材と、このピン状部材に結合され、上述の外側嵌合部の外面に弾性接触する弾性部材とを含んで形成されたものとしてもよい。
これによると、連結手段は、外側嵌合部の外面に弾性接触する弾性部材を有しているため、通常時において、基礎部材の上部と主要部材の下部からピン状部材が抜けてしまうことを、外側嵌合部の外面に弾性接触している弾性部材の摩擦力により防止できる。
また、この弾性部材は、外側嵌合部における水平方向の互いに反対側又は略反対側となっている二箇所の外面の部分に弾性接触する2個の弾性接触部を有するものでもよい。これによると、基礎部材の上部と主要部材の下部からピン状部材が抜けてしまうことを、外側嵌合部における水平方向の互いに反対側又は略反対側となっている二箇所の外面の部分に弾性接触する2個の弾性接触部による挟着作用により、一層有効に防止できることになる。
さらに、連結手段は、上部が主要部材の下部に抜き取り可能に嵌合され、下部が基礎部材の上部に抜き取り可能に嵌合されている連結部材と、この連結部材の上部及び主要部材の下部を抜き取り可能に水平方向又は略水平方向に貫通している第1ピン状部材と、連結部材の下部及び基礎部材の上部を抜き取り可能に水平方向又は略水平方向に貫通している第2ピン状部材とを含んで形成されたものとしてもよい。
これによると、第1ピン状部材と第2ピン状部材を抜き取り、連結部材を主要部材の下部と基礎部材の上部から抜き取ることにより、基礎部材を主要部材の上部から取り外して、新たな基礎部材に交換することができる。
また、上述したように連結手段を、上部が主要部材の下部に抜き取り可能に嵌合され、下部が基礎部材の上部に抜き取り可能に嵌合されている連結部材と、この連結部材の上部及び主要部材の下部を抜き取り可能に水平方向又は略水平方向に貫通している第1ピン状部材と、連結部材の下部及び基礎部材の上部を抜き取り可能に水平方向又は略水平方向に貫通している第2ピン状部材とを含んで形成されたものとする場合には、連結部材の上部を主要部材の下部の内側に嵌合するとともに、連結部材の下部を基礎部材の上部の内側に嵌合し、連結部材の上部と下部との間に、連結部材の上部と下部よりも水平方向の寸法が大きくて、主要部材の下部の下端面に上端面が当接し、基礎部材の上部の上端面に下端面が当接する中間部を設けてもよい。
これによると、連結部材の中間部の上端面が主要部材の下部の下端面に当接し、連結部材の中間部の下端面が基礎部材の上部の上端面に当接するため、主要部材の重量を連結部材の中間部を介して基礎部材に伝達でき、これにより、主要部材の重量の支持を基礎部材により有効に行えるようになる。
なお、以上説明した本発明に係る簡易型構築物において、前述したピン状部材は、ピンでもよく、ボルトでもよく、軸方向長さを有する任意の部材でよい。
本発明に係る簡易型構築物の棒状材の下部交換方法は、間隔をあけて複数本が立設され、上下方向に延びる成分を有する棒状材と、これらの棒状材と交差配設された母屋材とを含んで形成されている骨組みの表面にシートが被せられ、前記複数本の棒状材のうち、少なくとも1本の棒状材の下部が地盤の地中に挿入されている簡易型構築物の棒状材の下部を交換するための方法であって、前記少なくとも1本の棒状材を、上部が前記地盤の地表面から露出し、下部が前記地中に挿入される基礎部材と、この基礎部材の前記上部に下部が連結される主要部材とを含んで形成し、前記基礎部材の前記上部と前記主要部材の前記下部とを、これらの基礎部材の上部と主要部材の下部とのうち、少なくとも一方から分離可能になっている連結手段により連結するとともに、前記基礎部材の前記下部を前記地中に挿入するための作業工程と、前記少なくとも一方から前記連結手段を分離し、前記基礎部材の前記下部を前記地中から引き抜くとともに、この基礎部材を前記主要部材の前記下部から取り外すための作業工程と、新たな基礎部材の上部を前記主要部材の前記下部に前記連結手段により連結するとともに、前記新たな基礎部材の下部を前記地中に挿入するための作業工程と、を含んでいることを特徴とするものである。
この簡易型構築物の棒状材の下部交換方法においても、連結手段が分離可能となっているものは、基礎部材の上部と主要部材の下部とのうち、一方だけでもよく、両方でもよい。そして、連結手段が基礎部材の上部だけから分離可能となっている場合には、前述したように、新たな基礎部材の上部を、主要部材の下部に残っている連結手段によりこの主要部材の下部に連結すればよい。また、連結手段が主要部材の下部だけから分離可能となっている場合には、前述したように、新たな基礎部材の上部に連結手段を設け、この連結手段により新たな基礎部材の上部を主要部材の下部に連結すればよい。
そして、連結手段が、基礎部材の上部と主要部材の下部との両方から分離可能となっている場合には、少なくとも一方から連結手段を分離することは、連結手段を、基礎部材の上部と主要部材の下部との両方から分離することである。
以上説明した本発明は、棒状材が丸パイプや角パイプ等の中空材となっている場合に適用できるとともに、中実材となっている場合にも適用できる。
また、本発明は任意の簡易型構築物に適用できるものであり、本発明が適用される簡易型構築物は、内部で野菜や果実等の農産物を生産するための農業用ハウスでもよく、簡易型倉庫でもよく、簡易型車庫でもよい。
本発明によると、地中に挿入されている下部に腐食等が生じても棒状材全体を交換することが不要になり、コストの低減や作業性の向上を図ることができるという効果を得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る簡易型構築物となっている農業用ハウスを示す斜視図である。 図2は、図1で示されているアーチ棒状材を形成している基礎部材と主要部材との連結箇所を示す図で、地盤を断面で示した図である。 図3は、図2のS3−S3線断面図である。 図4は、図2及び図3で示されている連結手段を示し、(A)は、正面図であり、(B)は、平面図である。 図5は、別実施形態に係る連結手段により、アーチ棒状材を形成している基礎部材と主要部材とを連結している状態を示す図で、地盤を断面で示した図である。 図6は、図5の連結手段を構成する部材のうち、連結部材を示す斜視図である。 図7は、さらに別実施形態に係る連結手段により、アーチ棒状材を形成している基礎部材と主要部材とを連結している状態を示す図で、地盤を断面で示した図である。 図8は、図7の連結手段を構成する部材のうち、連結部材を示す斜視図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る簡易型構築物となっている農業用ハウスが示されている。この農業用ハウスの骨組みは、前後方向の間隔をあけて立設されている複数本のアーチ棒状材1と、これらのアーチ棒状材1と交差配設され、前後方向が長さ方向となっている複数本の母屋材2と、これらのアーチ棒状材1及び母屋材2に対して斜めに延びているブレース材3とを含んで形成され、アーチ棒状材1と母屋材2は結合具4により結合され、ブレース材3の両端部はアーチ棒状材1等に結合具5,6により結合されている。また、農業用ハウスの骨組みの表面にはシート7が被せられており、このシート7は、骨組みに固定されているシート取付レール8に取り付けられている。
アーチ棒状材1は、農業用ハウスの天井部分を形成している上側部分がアーチ状に湾曲しているものであり、このため、それぞれのアーチ棒状材1は、上下方向に延びる成分を有する棒状材となっている。そして、それぞれのアーチ棒状材1の下部は、農業用ハウスが設置されている地盤10(図2を参照)の地中10Aに挿入されている。
なお、図1で示されているアーチ棒状材1は、農業用ハウスの出入口9が形成されている前面から見たときに左右対称形状となっていて、下方へ延びる左右両側の下部が地盤10の地中10Aに挿入されているものとなっているが、このアーチ棒状材1の代わりに、上側部分にアーチの半分が形成されていて、天井の最上部に配置された連結具により互いに連結された左右対称形状の2本の棒状材が用いられていてもよく、このような棒状材も上下方向に延びる成分を有する棒状材であり、このような棒状材についても、これらから説明するそれぞれの実施形態を適用することができる。
図2には、アーチ棒状材1における地盤10の周辺部分が示されている。アーチ棒状材1のこの部分は、基礎部材20により形成されており、この基礎部材20の上部20Aは地盤10の地表面10Bから露出し、下部20Bは地盤10の地中10Aに挿入されている。基礎部材20の上部20Aは、アーチ棒状材1の大部分を形成している主要部材21の下部21Aに連結手段22により連結されており、これらの基礎部材20と主要部材21とによりアーチ棒状材1が形成されている。本実施形態に係る基礎部材20は、丸パイプ材で形成されている主要部材21の外側直径よりも内側直径が少し大きい丸パイプ材によって形成されているため、基礎部材20の上部20Aは、主要部材21の下部21Aの外側に嵌合されており、このため、基礎部材20の上部20Aは外側嵌合部となっていて、主要部材21の下部21Aは内側嵌合部となっている。
図3は、図2のS3−S3線断面図である。この図3に示されているように、連結手段22は、ピン状部材となっているピン23と、このピン23の基端部に設けられた突部23Aに、この突部23Aの加締め加工等で結合されている弾性部材24とからなり、そして、連結手段22は、基礎部材20の上部20Aと主要部材21の下部21Aとの両方に対して分離可能となっている。図4には、このような連結手段22だけが示されており、図4(A)は、連結手段22の正面図であり、図4(B)は、連結手段22の平面図である。ピン23における突部23Aとは反対側の先部23Bは先細り形状部になっており、また、弾性部材24は上下方向を幅方向とする板ばねにより形成されている。この弾性部材24における突部23Aに結合された部分は、ピン23と直交する水平方向へ延びる平坦部24Aとなっており、この平坦部24Aの両方の端部から2個の湾曲部24Bが湾曲しながらピン23の長さ方向に延出しており、それぞれの湾曲部24Bの先端部には、ピン23から離れる方向に湾曲して折り返された折り返し部24Cが設けられている。
そして、弾性部材24の自然状態時におけるそれぞれの湾曲部24Bの曲率半径は、図3で示されている基礎部材20の上部20Aの外径の半分よりも小さくなっている。
図3に示されているように、基礎部材20の上部20Aには、互いに水平方向に対向する位置における同じ高さ位置において、2個の孔25,26が形成され、また、主要部材21の下部21Aにも、互いに水平方向に対向する位置における同じ高さ位置において、2個の孔27,28が形成されている。
基礎部材20の下部20Bを地盤10の地中10Aに挿入する前又は挿入した後に、基礎部材20の上部20Aと主要部材21の下部21Aとを連結手段22により連結するためには、孔25と孔27及び孔26と孔28をそれぞれ一致させた後に、連結手段22の構成部材となっているピン23の先部23Bを孔25と孔27に挿入し、そのまま連結手段22を図3の左側へ押圧し、これにより、弾性部材24の2個の折り返し部24Cが基礎部材20の上部20Aの外面に当接するため、それぞれの湾曲部24Bが平坦部24Aを中心に弾性的に開き回動することになる。ピン23の先部23Bが孔28と孔26を通過することによって図3で示す状態になったときには、基礎部材20の上部20Aと主要部材21の下部21Aとが、これらの基礎部材20の上部20Aと主要部材21の下部21Aとを水平方向又は略水平方向に貫通したピン23により連結されているとともに、板ばねで形成されている弾性部材24の2個の湾曲部24Bは、前述したように外側嵌合部となっている基礎部材20の上部20Aの外面に板ばねの弾性力により弾性的に接触している。
以上の作業を、基礎部材20の下部20Bを地盤10の地中10Aに挿入する前に行っている場合には、以上の作業を行った後に、基礎部材20の下部20Bを地盤10の地中10Aに挿入する作業を行う。
上述の作業を行うと、基礎部材20の上部20Aと主要部材21の下部21Aとが、これらの基礎部材20の上部20Aと主要部材21の下部21Aの両方から分離可能となっている連結手段22により連結されることになる。そして、この連結が行われているときには、弾性部材24の湾曲部24Bが基礎部材20の上部20Aの外面に弾性接触しているため、基礎部材20の上部20Aと主要部材21の下部21Aとを連結しているピン23が、これらの基礎部材20の上部20Aと主要部材21の下部21Aに形成されている孔25〜28から抜け出ることは、弾性部材24の湾曲部24Bと基礎部材20の上部20Aの外面との摩擦力により防止される。
また、弾性部材24には2個の湾曲部24Bが設けられ、これらの湾曲部24Bは、基礎部材20の上部20Aにおける水平方向の互いに反対側又は略反対側となっている二箇所の外面の部分に弾性接触する弾性接触部となっていて、これらの湾曲部24Bが、前述した外側嵌合部となっている基礎部材20の上部20Aを挟着しているため、ピン23が孔25〜28から抜け出ることは、これらの湾曲部24Bによる外側嵌合部の挟着作用により一層有効に防止される。
さらに、図3で示す状態になったときには、それぞれの湾曲部24Bの先端部に設けられている折り返し部24C同士の間隔は、基礎部材20の上部20Aの外径よりも小さくなっているため、ピン23が孔25〜28から抜け出ることは、より一層有効に防止されている。
地盤10の地中10Aに挿入されている基礎部材20の下部20Bが地中10Aの水分や雨水等により腐食したり、経年劣化等したときには、基礎部材20の下部20Bを地中10Aから引き抜く前に、又は引き抜いた後に、ピン23の先部23Bを工具で叩くなどすることにより、連結手段22のピン23を基礎部材20の上部20Aと主要部材21の下部21Aの孔25〜28から抜き取るとともに、弾性部材24を基礎部材20の上部20Aから取り外し、これにより、連結手段22を基礎部材20の上部20Aと主要部材21の下部21Aから分離させる。次いで、まだ基礎部材20の下部20Bが地中10Aに挿入されているときには、基礎部材20の下部20Bを地中10Aから引き抜いた後に、また、基礎部材20の下部20Bが地中10Aから既に引き抜かれているときには、上述のようにして基礎部材20の上部20Aと主要部材21の下部21Aから連結手段22を分離した後に、基礎部材20の上部20Aを主要部材21の下部21Aから引き抜くことにより、基礎部材20を主要部材21の下部21Aから取り外す作業を行う。
この後に、基礎部材20と同一材料により同一形状及び同一寸法で形成されていて、予め用意されている新たな基礎部材の上部を、主要部材21の下部21Aに外側嵌合部として嵌合する。次いで、この新たな基礎部材について、上述の基礎部材20の上部20Aを連結手段22により主要部材21の下部21Aに連結するために行った上述の作業と同様の作業を行うことにより、新たな基礎部材の上部を主要部材21の下部21Aに連結手段22により連結し、この新たな基礎部材の下部を地盤10の地中10Aに挿入する。なお、新たな基礎部材の下部を地盤10の地中10Aに挿入する作業を先に行い、この後に、新たな基礎部材の上部を主要部材21の下部21Aに連結手段22により連結する作業を行ってもよい。
以上の作業により、アーチ棒状材1における地盤10の地中10Aに挿入されている下部は、基礎部材20から新たな基礎部材に交換されたことになり、この作業を、アーチ棒状材1の全体を交換することなく実施することができ、このため、コストの低減や作業性の向上を図ることができる。
図5には、アーチ棒状材1が、前述の実施形態と同様に、下部30Bが地盤10の地中10Aに挿入されている基礎部材30と、地盤10の地表面10Bから露出している基礎部材30の上部30Aに下部31Aが連結されている主要部材31とにより形成されているとともに、別実施形態に係る連結手段32により、基礎部材30の上部30Aと主要部材31の下部31Aとが連結された状態が示されている。この実施形態における基礎部材30は、丸パイプ材で形成されている主要部材31と同じ材料で形成されているため、基礎部材30の外側直径及び内側直径は、主要部材31の外側直径及び内側直径と同じである。そして、連結手段32は、上部33Aが主要部材31の下部31Aに抜き取り可能に嵌合され、下部33Bが基礎部材30の上部30Aに抜き取り可能に嵌合されている連結部材33と、この連結部材33の上部33A及び主要部材31の下部31Aを水平方向又は略水平方向に貫通した第1ピン状部材となっている第1頭部付きボルト34と、連結部材33の下部33B及び基礎部材30の上部30Aを水平方向又は略水平方向に貫通した第2ピン状部材となっている第2頭部付きボルト35とを含んで形成されている。
連結部材33は、図6に示されているように、丸パイプ材で形成されており、この連結部材33の外側直径は基礎部材30及び主要部材31の内側直径よりも少し小さいため、連結部材33の上部33Aが主要部材31の下部31Aに嵌合されることは、図5に示されているように、連結部材33の上部33Aが内側嵌合部となって行われ、また、連結部材33の下部33Bが基礎部材30の上部30Aに嵌合されることは、連結部材33の下部33Bが内側嵌合部となって行われている。
図5に示されているように、連結部材33の上部33Aには、互いに水平方向に対向する位置における同じ高さ位置において、2個の孔36,37が形成され、また、主要部材31の下部31Aにも、互いに水平方向に対向する位置における同じ高さ位置において、2個の孔38,39が形成されている。これらの孔36〜39を第1頭部付きボルト34が貫通し、主要部材31の下部31Aから突出した第1頭部付きボルト34の軸先端部にナット34Aが螺合されている。また、連結部材33の下部33Bには、互いに水平方向に対向する位置における同じ高さ位置において、2個の孔40,41が形成され、基礎部材30の上部30Aにも、互いに水平方向に対向する位置における同じ高さ位置において、2個の孔42,43が形成されている。これらの孔40〜43に第2頭部付きボルト35が貫通し、基礎部材30の上部30Aから突出した第2頭部付きボルト35の軸先端部にナット35Aが螺合されている。
このため、基礎部材30の上部30Aと主要部材31の下部31Aは、連結部材33と第1頭部付きボルト34及び第2頭部付きボルト35とを含んで形成されている連結手段32により連結されており、この連結手段32は、基礎部材30の上部30Aと主要部材31の下部31Aとの両方から分離可能となっている。
地盤10の地中10Aに挿入されている基礎部材30の下部30Bが地中10Aの水分や雨水等により腐食したり、経年劣化等したときには、基礎部材30の下部30Bを地中10Aから引き抜く前に、又は引き抜いた後に、ナット34A,35Aの取り外しにより、第1頭部付きボルト34及び第2頭部付きボルト35を孔36〜43から抜き取り、また、連結部材33の上部33Aを主要部材31の下部31Aから、連結部材33の下部33Bを基礎部材30の上部30Aから、それぞれ抜き取り、これにより、連結手段32を基礎部材30の上部30Aと主要部材31の下部31Aから分離する。これによって基礎部材30は主要部材31から取り外されることになり、そして、このとき、まだ基礎部材30の下部30Bが地中10Aに挿入されているときには、基礎部材30を主要部材31から取り外した後に、基礎部材30の下部30Bを地中10Aから引き抜く作業を行う。
この後に、基礎部材30と同一材料により同一形状及び同一寸法で形成されていて、予め用意されている新たな基礎部材の上部と主要部材31の下部31Aとを、上述の連結手段32によって連結するための作業を行い、この作業は、上述の基礎部材30の上部30Aを連結手段32により主要部材21の下部21Aに連結するために行った上述の作業と同様の作業である。次いで、新たな基礎部材の下部を地盤10の地中10Aに挿入する作業を行う。なお、この実施形態でも、新たな基礎部材の下部を地盤10の地中10Aに挿入する作業を先に行い、この後に、新たな基礎部材の上部を主要部材21の下部21Aに連結手段32により連結する作業を行ってもよい。
この実施形態に係る連結手段32によっても、アーチ棒状材1における地盤10の地中10Aに挿入されている下部について、基礎部材30から新たな基礎部材に交換することができ、この作業を、アーチ棒状材1の全体を交換することなく実施することができる。
また、この実施形態によると、基礎部材30を主要部材31と同じ材料により形成できるため、同一材料の所定長さでの切断により、基礎部材30と主要部材31を容易に製造できる。
なお、この実施形態において、連結手段32の連結部材33は中実部材でもよい。
図7には、アーチ棒状材1が、図5の実施形態で示したものと同じ基礎部材30と、この基礎部材30の上部30Aに下部31Aが連結されている主要部材31とにより形成されているとともに、基礎部材30の上部30Aと主要部材31の下部31Aとを連結している連結手段52が、図5の実施形態の連結手段32の構成部材のうち、連結部材33を用いて形成されている実施形態が示されている。すなわち、この実施形態の連結手段52の連結部材53は、図5の実施形態の連結手段32で用いられている連結部材33に、図8に示されているように、この連結部材33の上部33Aと下部33Bとの間において、丸パイプ材を短寸法で切断して製造した中間部材60を外側嵌合し、この中間部材60を連結部材33の外面に溶接等で固定配置したものとなっている。
このため、この実施形態の連結手段52の連結部材53は、この連結部材53の上部53Aと下部53Bとの間において、これらの上部53A及び下部53Bよりも水平方向の寸法が大きくなっている中間部53Cが設けられたものとなっている。
なお、中間部53Cの材料となっている中間部材60は、基礎部材30及び主要部材31の材料を短寸法で切断することにより製造されたものである。
図7に示されているように、連結部材53の上部53Aと主要部材31の下部31Aとに形成されている孔36〜39には、第1ピン状部材となっている第1頭部付きピン44が水平方向又は略水平方向に貫通し、主要部材31の下部31Aから突出している第1頭部付きピン44の軸端部には、割ピン等による係止部材44Aが配置されている。また、連結部材53の下部53Bと基礎部材30の上部30Aとに形成されている孔40〜43には、第2ピン状部材となっている第2頭部付きピン45が水平方向又は略水平方向に貫通し、基礎部材30の上部30Aから突出している第2頭部付きピン45の軸端部には、割ピン等による係止部材45Aが配置されている。
このため、この実施形態でも、基礎部材30の上部30Aと主要部材31の下部31Aは、連結部材53と第1頭部付きピン54及び第2頭部付きピンボルト55とを含んで形成されている連結手段52により連結され、この連結手段52は、基礎部材30の上部30Aと主要部材31の下部31Aとの両方から分離可能である。
なお、この実施形態では、連結部材53の中間部53Cの上端面53Dと、主要部材31の下部31Aの下端面31Cは、互いに当接しており、また、連結部材53の中間部53Cの下端面53Eと、基礎部材30の上部30Aの上端面30Cは、互いに当接している。
地盤10の地中10Aに挿入されている基礎部材30の下部30Bが地中10Aの水分や雨水等により腐食したり、経年劣化等したときには、基礎部材30の下部30Bを地中10Aから引き抜く前に、又は引き抜いた後に、係止部材44A,45Aの取り外しにより、第1頭部付きピン44及び第2頭部付きピン45を孔36〜43から抜き取り、また、連結部材53の上部53Aを主要部材31の下部31Aから、連結部材53の下部53Bを基礎部材30の上部30Aから、それぞれ抜き取り、これにより、連結手段52を基礎部材30の上部30Aと主要部材31の下部31Aから分離する。これによって基礎部材30は主要部材31から取り外されることになり、そして、このとき、まだ基礎部材30の下部30Bが地中10Aに挿入されているときには、基礎部材30を主要部材31から取り外した後に、基礎部材30の下部30Bを地中10Aから引き抜く作業を行う。
この後に、図5の実施形態と同様にして、基礎部材30と同一材料により同一形状及び同一寸法で形成されていて、予め用意されている新たな基礎部材の上部と主要部材31の下部31Aとを、連結手段52によって連結するための作業を行い、この作業は、上述の基礎部材30の上部30Aを連結手段52により主要部材31の下部31Aに連結するために行った上述の作業と同様の作業であり、次いで、新たな基礎部材の下部を地盤10の地中10Aに挿入する作業を行う。なお、この実施形態でも、新たな基礎部材の下部を地盤10の地中10Aに挿入する作業を先に行い、この後に、新たな基礎部材の上部を主要部材31の下部31Aに連結手段52により連結する作業を行ってもよい。
この実施形態に係る連結手段52によっても、アーチ棒状材1における地盤10の地中10Aに挿入されている下部について、基礎部材30から新たな基礎部材に交換することができ、この作業を、アーチ棒状材1の全体を交換することなく実施することができる。
また、この実施形態によると、上述したように連結部材53の中間部53Cの上端面53Dは、主要部材31の下部31Aの下端面31Cに当接しており、また、連結部材53の中間部53Cの下端面53Eは、基礎部材30の上部30Aの上端面30Cに当接しているため、主要部材31の重量を連結部材53の中間部53Cを介して基礎部材30に伝達することができ、これにより、主要部材31の重量の支持を基礎部材30により有効に行える。
なお、この実施形態における連結部材は、1本の丸パイプ材を所定長さで切断して得た切断部材における中間部を除く上部と下部とを切削加工することにより形成してもよく、また、連結部材は中実部材でもよい。さらに、連結部材は鋳造品でもよい。
さらに、以上説明した棒状材は、図1で示したアーチ棒状材1であったが、これまで説明したそれぞれの実施形態に係る連結手段22,32,52を適用する棒状材は、図1の農業用ハウスの出入口9が形成されている前面に配置されていて、鉛直方向が長さ方向となっている鉛直棒状材11でもよい。
本発明は、例えば、農業用ハウスや、簡易型倉庫、簡易型車庫等の簡易型構築物に利用することができる。
1 棒状材であるアーチ棒状材
2 母屋材
7 シート
10 地盤
10A 地中
10B 地表面
11 鉛直棒状材
20,30 基礎部材
20A,30A 上部
30C 上端面
21,31 主要部材
21A,31A 下部
31C 下端面
22,32,52 連結手段
23 ピン状部材であるピン
24 弾性部材
24B 弾性接触部である湾曲部
34 第1ピン状部材である第1頭部付きボルト
35 第2ピン状部材である第2頭部付きボルト
44 第1ピン状部材である第1頭部付きピン
45 第2ピン状部材である第2頭部付きピン
53C 中間部
53D 上端面
53E 下端面

Claims (8)

  1. 間隔をあけて複数本が立設され、上下方向に延びる成分を有する棒状材と、これらの棒状材と交差配設された母屋材とを含んで形成されている骨組みの表面にシートが被せられ、前記複数本の棒状材のうち、少なくとも1本の棒状材の下部が地盤の地中に挿入されている簡易型構築物において、
    前記少なくとも1本の棒状材が、上部が前記地盤の地表面から露出し、下部が前記地中に挿入されている基礎部材と、この基礎部材の前記上部に下部が連結された主要部材とを含んで形成されているとともに、前記基礎部材の前記上部と前記主要部材の前記下部とが、これらの基礎部材の上部と主要部材の下部とのうち、少なくとも一方から分離可能になっている連結手段により連結されていることを特徴とする簡易型構築物。
  2. 請求項1に記載の簡易型構築物において、前記基礎部材の前記上部と前記主要部材の前記下部とのうち、一方は他方の外側に嵌合された外側嵌合部となっており、前記連結手段は、前記基礎部材の前記上部と前記主要部材の前記下部とを、これらの基礎部材の上部と主要部材の下部から抜き取り可能に水平方向又は略水平方向に貫通しているピン状部材を含んで形成されていることを特徴とする簡易型構築物。
  3. 請求項2に記載の簡易型構築物において、前記連結手段は、前記ピン状部材と、このピン状部材に結合され、前記外側嵌合部の外面に弾性接触する弾性部材とを含んで形成されていることを特徴とする簡易型構築物。
  4. 請求項3に記載の簡易型構築物において、前記弾性部材は、前記外側嵌合部における水平方向の互いに反対側又は略反対側となっている二箇所の前記外面の部分に弾性接触する2個の弾性接触部を有するものとなっていることを特徴とする簡易型構築物。
  5. 請求項1に記載の簡易型構築物において、前記連結手段は、上部が前記主要部材の前記下部に抜き取り可能に嵌合され、下部が前記基礎部材の前記上部に抜き取り可能に嵌合されている連結部材と、この連結部材の前記上部及び前記主要部材の前記下部を抜き取り可能に水平方向又は略水平方向に貫通している第1ピン状部材と、前記連結部材の前記下部及び前記基礎部材の前記上部を抜き取り可能に水平方向又は略水平方向に貫通している第2ピン状部材とを含んで形成されていることを特徴とする簡易型構築物。
  6. 請求項5に記載の簡易型構築物において、前記連結部材の前記上部は、前記主要部材の前記下部の内側に嵌合されているとともに、前記連結部材の前記下部は、前記基礎部材の前記上部の内側に嵌合されており、前記連結部材の前記上部と前記下部との間には、前記連結部材の前記上部と前記下部よりも水平方向の寸法が大きくて、前記主要部材の前記下部の下端面に上端面が当接し、前記基礎部材の前記上部の上端面に下端面が当接する中間部が設けられていることを特徴とする簡易型構築物。
  7. 間隔をあけて複数本が立設され、上下方向に延びる成分を有する棒状材と、これらの棒状材と交差配設された母屋材とを含んで形成されている骨組みの表面にシートが被せられ、前記複数本の棒状材のうち、少なくとも1本の棒状材の下部が地盤の地中に挿入されている簡易型構築物の棒状材の下部を交換するための方法であって、
    前記少なくとも1本の棒状材を、上部が前記地盤の地表面から露出し、下部が前記地中に挿入される基礎部材と、この基礎部材の前記上部に下部が連結される主要部材とを含んで形成し、前記基礎部材の前記上部と前記主要部材の前記下部とを、これらの基礎部材の上部と主要部材の下部とのうち、少なくとも一方から分離可能になっている連結手段により連結するとともに、前記基礎部材の前記下部を前記地中に挿入するための作業工程と、
    前記少なくとも一方から前記連結手段を分離し、前記基礎部材の前記下部を前記地中から引き抜くとともに、この基礎部材を前記主要部材の前記下部から取り外すための作業工程と、
    新たな基礎部材の上部を前記主要部材の前記下部に前記連結手段により連結するとともに、前記新たな基礎部材の下部を前記地中に挿入するための作業工程と、
    を含んでいることを特徴とする簡易型構築物の棒状材の下部交換方法。
  8. 請求項7に記載の簡易型構築物の棒状材の下部交換方法において、前記連結手段は、前記基礎部材の前記上部と前記主要部材の前記下部との両方から分離可能であり、前記少なくとも一方から前記連結手段を分離することは、前記連結手段を、前記基礎部材の前記上部と前記主要部材の前記下部との両方から分離することであることを特徴とする簡易型構築物の棒状材の下部交換方法。

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