JP4584705B2 - アンテナタワーユニット - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話等の移動体通信用のアンテナを設置するためのアンテナタワーに関する。
携帯電話の移動無線に使用されている周波数は、800MHz、1.5GHz、及び2.0GHzであって直進性が高く、1つのアンテナがカバーする通信可能範囲を広くするには高い位置に設置する必要があるため、鉄塔などのタワーを構築してアンテナを設置している。
アンテナタワーは、図10に示すように、アングル材を組み合わせた鉄塔や鋼管柱を利用したものがある。アングル材を使用した鉄塔は、アンテナの振れ角を許容範囲内に保つため3〜4本足で根開きを取ることにより強度及び剛性を確保しているので、相互を連結する横桁が必要となり、横桁の組み立て工数が必要となるが、鋼材の重量は鋼管柱の半分程度であり、基礎も含めたトータル建設コストは鋼管柱に比較して安価である。しかし、景観上好ましくないとして建設地周辺の住民からは、見た目がすっきりしている鋼管柱のタワーの採用を要求されることが多い。
一方、鉄塔の分野においては、特許文献1(実公昭41−7779号公報)に示されているように、単柱に代えて3本の鋼管を平行に三角形に配置した鉄塔が知られている。
実公昭41−7779号公報 特開平11−97918号公報
鋼管柱を使用したアンテナタワーの場合、アンテナタワーの先端部に設置したアンテナの風などの外力による振れ角を一定の値以下に保持するため、鋼管柱の剛性を大きくしていた。そのため、鋼管柱の直径が約1mと大きくならざるを得ず、また、鋼管の肉厚も厚いものとなっていた。したがって、鋼材量が多くなり、アングル材を使用した鉄塔に比較して鋼管柱は、景観上はシンプルで好ましいものとなるが、コストがかかるという問題があった。
そこで、本発明は、景観上も鋼管柱とかわりがなく、使用鋼材量を削減すると共に、組み立て構築を簡素化して工期を短縮し、かつ、低コストでアンテタワーを構築できるようにするものである。
三角形に平行配置した鋼管の両端部に接続用のフランジを設けたユニットと、フランジが連結される台座とこの台座から放射状に延びるビームからなり、ビームの端部にステー固定部が形成してある基礎ユニットからなるアンテナタワーユニットを使用することにより、景観上の問題とコスト及び工期の問題を解決した。
また、組み立て時のユニットの整合を容易にするため、フランジの一方に三角錐のガイド突起が形成してあり、他方のフランジにガイド突起が挿入される三角形のガイド穴が形成してあるアンテナユニットである。
図1及び図2に示すように、ユニット1は、3本の鋼管10を正三角形の頂点に配置してあり、両端に三角形のフランジ20、21を溶接等で固定したものである。三角形のフランジ20、21の頂部には、ステー取付部22が形成してある。また、接続用の穴23が縁辺に沿って複数個形成してあり、この穴23を使用して高張力ボルトでユニット相互を連結して必要な高さのアンテナタワーとするものである。また、図1(2)に示すように、中間部に補剛材11を必要に応じて設ける。
図3(1)に示すように、最下部のユニット1には、ヒンジ台3を取り付けたり、また、図3(2)に示すように、最上部となるユニット1には、アンテナ取付部24及び避雷針取付部25を必要に応じて設けたものとする。
鋼管10の直径は、10〜15cm、肉厚3〜5mmのものでも三角形に配置することと両端のフランジ20、21によって、アンテナタワーとして十分な剛性が得られる。また、本発明のユニットによって構築したアンテナタワーは、ユニット1には曲げを負担させないものであり、アンテナタワーに作用する水平力に対してはステーによって対処するものであるので、鋼管自体は軸力に耐えるものであればよく、鋼材量を節約することができる。
アンテナタワーの基礎部5は、図4及び図5に示すように、ユニット1のフランジ20に対応する三角形の台座51と台座51から下方に延びる基礎柱52と、基礎柱52から放射状に延びるビーム53が等角度の間隔で設けてある。ビーム53の先端には上向きに延びるステー取付部54が固定してある。また、強風が予想されるような場所、または、地盤の弱いところにおいては、図6に示すようにビーム53の先端同士を連結材56で連結して補強する。連結材56によって支持面を大きくすることができ、基礎をベタ基礎とすることができる。
ステー7の一端がステー取付部54に形成した取付穴55に固定され、他端がフランジ20に形成したステー取付部22に固定される。ターンバックル等でステーに張力が導入され、アンテナタワーに対する水平力に対向する。したがって、ユニット1の鋼管10は垂直力のみを負担するものとすることができるので、鋼管10の断面を小さくすることができ、鋼材量の減少を図ることができる。
図7に本発明のユニットを使用して完成させたアンテナタワーを示す。
ユニット1の組み立てにおいて、上部に行くにしたがって高所作業となり、ユニット1を整合させることが困難になってくるので、ユニット1の接合穴23を簡単に合致させ、組立作業を迅速化することが肝要である。
そこで、図8に示すように、ユニット1の上部フランジ21の中央部には三角錐のガイド突起6を設けておき、その上に接続されるユニット1の下部フランジ20には、ガイド突起6を収容することができるガイド穴61を形成することによって組み立て時の整合作業を容易にし、高所作業においても簡単にユニット1同士を接続できるようにしてある。三角錐の先端は、先鋭にすると危険なので、丸く形成し、ガイド突起6の基部の一定長さは三角柱62として側面を垂直壁とする。
また、三角形のガイド穴61の辺を内方に凸の曲線とすることによってガイド突起6が図9に示すように辺に接する部分が点となり、整合が容易におこなわれる。また、ガイド突起6には位置決め突起62を設け、これに対応するガイド切欠63をガイド穴61に設けることによって位置決めを容易にする。
本発明のアンテナタワーユニットによれば、従来のアンテナタワーに比較して鋼材量を削減することができ、建設コストを低減することができる。また、ユニット化されているため組み立て作業が簡素化され、また、クレーン等の重機が小型のものでよいので、狭隘な場所での施工が容易となると共に工期を短縮できる。
また、ステーを使用するものであるので、タワー自体の重量を小さくすることができ、基礎の耐力が比較的小さくてすむので、基礎地業を簡単なものとすることができ、建設コストの縮減が図れる。
ユニットの正面図。 ユニットの平面図。 ユニットの他の実施例の正面図。 基礎ユニットの平面図。 基礎ユニットの正面図。 基礎ユニットの他の実施例の平面図。 アンテナタワーの組み立て完成図。 ユニットの接続整合部の実施例の斜視図。 ユニットの接続整合部の他の実施例の斜視図。 従来のアンテナタワーの正面図。
符号の説明
1 ユニット
10 鋼管
20、21 フランジ
5 基礎ユニット
6 ガイド突起
61 ガイド穴
7 ステー

Claims (5)

  1. 三角形に平行配置した鋼管の両端部に接続用のフランジを設けたユニットと、フランジが連結される台座とこの台座から放射状に延びるビームからなり、ビームの端部にステー固定部が形成してある基礎ユニットからなるアンテナタワーユニット。
  2. 請求項1において、フランジと台座が三角形であり、ビームが三方向に延びているアンテナユニット。
  3. 請求項1または2のいずれかにおいて、基礎ユニットのビーム同士が連結されているアンテナタワーユニット。
  4. 三角形に平行配置した鋼管の両端部に接続用のフランジが設けてあり、フランジの一方に三角錐のガイド突起が形成してあり、他方のフランジにガイド突起が挿入される三角形のガイド穴が形成してあるアンテナユニット。
  5. 請求項4において、ガイド穴の辺が内方に凸の曲線であるアンテナユニット。
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