JP2005255747A - 蛍光部材及び半導体発光装置 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 半導体発光素子から発光した光により蛍光体を発光させる半導体発光装置の蛍光部材であって、無機蛍光体粒子を焼結してなる焼結体である蛍光部材、並びに半導体発光素子と、これを封止する封止材とを備える半導体発光装置であって、上記蛍光部材が、上記光の光路上に位置するように設けられている半導体発光装置、及び半導体発光素子と、上記半導体発光素子から発光した光が照射されるように設けられた反射部材とを備える半導体発光装置であって、上記蛍光部材が、上記反射部材上に設けられている半導体発光装置。
【効果】 本発明の蛍光部材は、無機蛍光体粒子を焼結してなる焼結体であることから、これを半導体発光素子から発光した光、特に、波長350〜500nmの光により蛍光体を発光させる半導体発光装置に用いれば、従来にない高い発光強度を得ることができる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、半導体発光素子から発光した光により蛍光体を発光させる半導体発光装置用の蛍光部材、及びこれを用いた半導体発光装置に関する。
発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)は、光を放射する半導体発光素子であり、電気エネルギーを紫外光、可視光、赤外光などに変換するものである。例えば、可視光を利用するものとしては、GaP、GaAsP、GaAlAs、InGaN等の発光材料で形成した半導体発光素子があり、これらを透明樹脂等で封止したLEDランプが広く使用されている。また、発光材料をプリント基板や金属リードの上面に固定し、数字や文字をかたどった透明樹脂ケースで封止したディスプレイ型のLEDランプなども多用されている。
また、発光ダイオードは半導体発光素子であるため、寿命が長く、信頼性も高く、光源として用いた場合には、その交換作業も軽減できることから、携帯通信機器、パーソナルコンピュータ周辺機器、OA機器、家庭用電気機器、オーディオ機器、各種スイッチ、バックライト用光源、掲示板等の各種表示装置などの構成部品として広く使用されている。
LEDランプは、各種の蛍光体粒子を、半導体発光素子を封止する透明樹脂中に含有させることにより、LEDランプから放射される光の色を変化させることが可能であり、使用用途に応じて青色から赤色まで可視光領域の広い範囲の色を得ることが可能である。
特に、最近では、上記各種表示装置の色彩に対する需要者の要求が高まり、表示装置に微妙な色合いをより精密に再現できる性能が要求されていると共に、1個のLEDランプにより白色や各種の中間色を発光させることができることが強く求められている。
そのため、LEDランプの半導体発光素子の表面に、赤色、緑色、青色の各種蛍光体を塗布したり、LEDランプの封止材、コーティング材等に上記各種蛍光体を含有させたりすることにより、1個のLEDランプで白色や各種の中間色を表示できるように構成することも試行されている。
このような蛍光体の中で、長波長紫外線又は短波長可視光線(350〜420nm)で励起する蛍光体として、現在、主に使用されているものとしては、発光色が青色のBaMg2Al1627:Eu、(Sr,Ca,Ba)5(PO43Cl:Eu、発光色が緑色のBaMg2Al1627:Eu,Mn、Zn2GeO4:Mn、発光色が赤色のY22S:Eu、La22S:Eu、3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mnなどがあり、これらの発光蛍光体を適宜用いることにより広い範囲の発光色を得ることができる。
しかし、このような蛍光体を利用するLEDランプは、白色や中間色の光を自在に作り出すことができるものの、例えば、照明用として用いるには、従来型のいわゆる蛍光灯などに比べて十分な明るさが確保できておらず、発光強度の更なる向上が必要とされている。
特に、上記赤色発光蛍光体には、青色発光蛍光体、緑色発光蛍光体と比較して長波長紫外線及び短波長可視光線(350〜420nm)に対する発光が弱いという問題がある。
そのため、これらの波長の光を用いて白色系の発光色を得る場合、赤色発光蛍光体の割合を多くしなければならず、コストが高くなること、白色系の発光色は、赤色、緑色、青色の発光量のバランスを合わせることにより白色を得ることができるものであるから、白色系の発光色を得るためには、赤色の発光量に合わせて緑色及び青色の発光量を減らさざるを得ず、また、蛍光体の使用量にも上限があるため、得られる白色光の発光量が少なくなってしまい、高輝度の白色が得られないことなどが問題となっている。
また、近年、長波長紫外線及び短波長可視光線領域の光を発光し、高輝度発光を可能とするLED素子として注目されているInGaN系素子(非特許文献1参照)は、外部量子効率が最も高い値を示す発光波長が400nm前後、特に400〜410nm程度の波長にあることが報告されており、この範囲の波長において赤色光を高強度で発光できる赤色発光蛍光体が求められている。しかしながら、酸化物系化合物の電子対の励起エネルギーに対応する波長は紫外領域にあり、長波長紫外線及び短波長可視光線(350〜420nm)の波長は蛍光体の吸収端と重なるため、これらの赤色発光蛍光体の350nmより長波長側での吸収強度は、波長が長くなるに従って急激に低下し、400nm以上の範囲ではかなり低くなってしまう。
励起波長を長波長側へシフトさせた赤色発光蛍光体としては、例えば、ユーロピウムで付活された希土類酸硫化物蛍光体が特開平11−246857号公報(特許文献1)や特開2000−144130号公報(特許文献2)などにおいて提案されているが、これらの蛍光体の400nm以上の励起波長に対する発光強度は十分なものとはなっていなかった。また、本発明者は、特開2003−41252号公報(特許文献3)において、Euと、Y,La,Gd及びLuからなる群より選ばれた少なくとも1種とを含む金属酸化物系の赤色発光蛍光体について報告しているが、これらの蛍光体の400nm以上の励起波長に対する発光強度について更なる向上が求められていた。
一方、従来、蛍光灯(3波長型蛍光ランプ)等に用いられている蛍光体、例えば、LaPO4:Ce3+,Tb3+やCeMgAl1119:Tb3+等に代表されるTb3+イオンの5475遷移により発光する緑色発光蛍光体は、蛍光灯で利用される短波長の紫外線領域においては良好な発光を与えるものの、高輝度LEDランプで利用する波長350〜500nmの長波長紫外線又は可視光線に対しては、十分な発光が得られないものであった。
また、波長350〜500nmの長波長紫外線又は可視光線を用いて白色系の発光色を得る場合、例えば、緑色発光蛍光体として上記した緑色発光蛍光体を用いても、得られる緑色光の視感度がずれているため、高輝度の白色光が得られない。
上述したような長波長紫外線又は可視光線により励起されて発光する蛍光体が種々検討され、これらの蛍光体を適宜用いることにより広い範囲の発光色を得ることができるようになりつつあるが、高輝度白色光を与えるLEDランプの実用化のためには、更に発光強度が高く、視感度が良好な光を発光する蛍光体を開発することが必要である。特に、視感度の点では、上記した緑色発光蛍光体で得られる緑色光は、視感度が良好とされる555nmからかなりずれており、これが高輝度化を妨げる要因となっていた。
一方、青色乃至青緑色の可視光(430〜500nm)を発光するLEDと、この波長で黄色を発光する蛍光体YAG:Ce3+等の蛍光体とを用いれば、白色光を発光するLEDランプを得ることができるが、この波長領域で有効な緑色発光を与える蛍光体がなかったため、自由に発光色を変化させることができなかった。
なお、この発明に関する先行技術文献情報としては以下のものがある。
特開平11−246857号公報 特開2000−144130号公報 特開2003−41252号公報 特開2002−60747号公報 特開2002−226846号公報 田口常正,「LEDディスプレイ」,照明学会誌,社団法人照明学会,2003年,第87巻,第1号,p.42−47 西村慶一、他1名,「蛍光ランプと環境保全」,照明学会誌,社団法人照明学会,平成9年,第81巻,第9号,p.834−839
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、高輝度の発光光が得られる蛍光部材及び半導体発光装置を提供することを目的とする。
本発明者は、上記問題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、半導体発光素子から発光した光により励起されて発光する蛍光部材を、無機蛍光体粒子を焼結してなる焼結体とし、この焼結体からなる蛍光部材を半導体発光素子からの光の光路上に位置するように設けた半導体発光装置が、無機蛍光体を粒子状で用いた場合に比べて輝度が格段に向上し、特に、波長350〜500nmの長波長紫外線から短波長可視光線の領域の広い範囲の波長に対して安定して高い強度の発光が得られることを見出し、本発明をなすに至った。
即ち、本発明は、以下の蛍光部材及び半導体発光装置を提供する。
[1]半導体発光素子から発光した光により蛍光体を発光させる半導体発光装置の蛍光部材であって、無機蛍光体粒子を焼結してなる焼結体であることを特徴とする蛍光部材。
[2]上記無機蛍光体が、下記組成式(1)
Liy1 (1-y)EuxLn1 (1-x)1 28…(1)
(式中、A1はNa,K,Rb及びCsから選ばれる少なくとも1種、Ln1はYを含む希土類元素(Euを除く)から選ばれる少なくとも1種、M1はMo及びWから選ばれる少なくとも1種であり、xは0.8≦x≦1を満たす正数、yは0.4≦y≦1を満たす正数である。)
で表される赤色発光蛍光体であることを特徴とする[1]記載の蛍光部材。
[3]上記無機蛍光体が、下記組成式(2)
2TbzLn2 (1-z)2 28…(2)
(式中、A2はLi,Na,K及びAgから選ばれる少なくとも1種、Ln2はYを含む希土類元素(Tbを除く)から選ばれる少なくとも1種、M2はMo及びWから選ばれる少なくとも1種であり、zは0.8≦z≦1を満たす正数である。)
で表される緑色発光蛍光体であることを特徴とする[1]記載の蛍光部材。
[4]半導体発光素子と、これを封止する封止材とを備える半導体発光装置であって、[1]乃至[3]のいずれかに記載の蛍光部材が、上記光の光路上に位置するように設けられていることを特徴とする半導体発光装置。
[5]上記蛍光部材が上記封止材内に封止されていることを特徴とする[4]記載の半導体発光装置。
[6]上記蛍光部材が上記封止材上に載置されていることを特徴とする[4]記載の半導体発光装置。
[7]半導体発光素子と、上記半導体発光素子から発光した光が照射されるように設けられた反射部材とを備える半導体発光装置であって、[1]乃至[3]のいずれかに記載の蛍光部材が、上記反射部材上に設けられていることを特徴とする半導体発光装置。
[8]上記半導体発光素子が波長350〜500nmの光を発光するものであることを特徴とする[4]乃至[7]のいずれか1項記載の半導体発光装置。
本発明の蛍光部材は、無機蛍光体粒子を焼結してなる焼結体であることから、これを半導体発光素子から発光した光、特に、波長350〜500nmの光により蛍光体を発光させる半導体発光装置に用いれば、従来にない高い発光強度を得ることができる。
特に、上記無機蛍光体として、下記組成式(1)
Liy1 (1-y)EuxLn1 (1-x)1 28…(1)
(式中、A1はNa,K,Rb及びCsから選ばれる少なくとも1種、Ln1はYを含む希土類元素(Euを除く)から選ばれる少なくとも1種、M1はMo及びWから選ばれる少なくとも1種であり、xは0.8≦x≦1を満たす正数、yは0.4≦y≦1を満たす正数である。)
で表される赤色発光蛍光体を用いれば、特に、InGaN系素子等の外部量子効率が最も高い値を示す発光波長が400〜410nm、特に405nm前後にある素子を用いた半導体発光装置において、この赤色発光蛍光体のみを用いれば、高輝度で赤色を発光する半導体発光装置、更には、緑色発光蛍光体、青色発光蛍光体と併用すれば、高輝度で白色若しくは中間色を発光する半導体発光装置を得ることができる。
また、上記無機蛍光体として、下記組成式(2)
2TbzLn2 (1-z)2 28…(2)
(式中、A2はLi,Na,K及びAgから選ばれる少なくとも1種、Ln2はYを含む希土類元素(Tbを除く)から選ばれる少なくとも1種、M2はMo及びWから選ばれる少なくとも1種であり、zは0.8≦z≦1を満たす正数である。)
で表される緑色発光蛍光体を用いれば、特に、350〜500nm、とりわけ、短波長紫外線領域である350〜385nm、又は青色乃至青緑色の可視光領域である475〜500nmの波長において、発光強度が高く、視感度にあった従来にない良好な緑色光が得られ、この緑色発光蛍光体のみを用いれば、高輝度で緑色を発光する半導体発光装置、更には、赤色発光蛍光体、青色発光蛍光体と併用すれば、高輝度で白色若しくは中間色を発光する半導体発光装置を得ることができる。
以下、本発明について更に詳述する。
本発明の蛍光部材は、半導体発光素子から発光した光により蛍光体を発光させる半導体発光装置の蛍光部材であり、この蛍光部材は、無機蛍光体粒子を焼結してなる焼結体である。このような半導体発光装置の蛍光部材として無機蛍光体粒子を焼結してなる焼結体を用いることにより、無機蛍光体を粒子状で用いた場合に比べて輝度が格段に向上し、特に、波長350〜500nmの長波長紫外線から短波長可視光線の領域の広い範囲の波長に対して安定して高い強度の発光が得られる。
本発明において、蛍光部材は焼結体であるが、このような焼結体は、従来公知の無機蛍光体粒子を焼結することにより得ることができる。
焼結体を得るためには、まず、粒子状の無機蛍光体を作製する。粒子状の無機蛍光体は、従来公知の方法で製造することができ、例えば、原料として、無機蛍光体を構成する元素を含む酸化物、炭酸塩などを、焼成後に所定の組成となるように化学量論比で配合し、ボールミル等で混合して得た原料混合物を焼成し、必要に応じて水洗、粉砕、篩分けして得ることができる。
粒子状の無機蛍光体を得る場合の焼成の方法は、蛍光体として用いられる金属酸化物の製造に用いられる従来公知の方法を適用することが可能であり、特に限定されないが、例えばアルミナ製坩堝中に上記原料混合物を入れて、電気炉等の焼成炉で焼成して製造する方法が採用し得る。この場合、焼成温度は800〜1,000℃、特に850〜900℃であることが好ましく、また、焼成時間は30分〜48時間、特に2〜12時間であることが好ましい。
次に、上記粒子状の無機蛍光体を、焼結させて焼結体を作製するが、この場合、焼結体の製造方法は、窯業製品やセラミックスなどの製造に用いられる従来公知の方法を適用することが可能であり、特に限定されないが、例えば、無機蛍光体粒子を所定の金型に入れ、油圧ポンプを用いて成形した後、電気炉等の焼成炉で焼成して製造する方法が採用し得る。この場合、焼成温度は800〜1,000℃、特に850〜900℃であることが好ましく、また、焼成時間は30分〜48時間、特に2〜12時間であることが好ましい。得られた焼結体は必要に応じ、所定の厚さ、表面精度、平坦度を得るために機械加工することも可能である。
この場合、焼結させる無機蛍光体粒子の平均粒径は3〜100μm、特に5〜20μmであることが好ましい。粒径があまり大きいと所望の形状に圧縮成形することが困難となり、さらに焼結時により高温にする必要があるおそれがあり、粒径があまり小さいと大型形状の焼結体の作製が困難となるおそれがある。
また、焼結体を作製する際、無機蛍光体粒子と共に、気孔形成材料として、樹脂、ゴム、エラストマー等の常温で固体状の有機材料、好ましくは粒子状の有機材料を混合して成形し、これを焼成することにより、所望のサイズの気孔を有する焼結体を得ることも可能であり、本発明の蛍光部材としては、このようなものを用いることも可能である。気孔形成材料としては、焼成温度以下で分解、気化する材料であれば問題ないが、組成に影響を与える金属イオンを含まないものが望ましい。また、無機蛍光体の焼結の際に、気孔形成材料は分解、気化するが、その際にカーボン、無機物質等の残査が残らない材料が望ましい。
本発明の蛍光部材は、シート状、キャップ状など、適宜な形状のものを用い得るが、その厚さは、0.1〜10mm、特に0.3〜0.4mmのものが好ましい。
本発明において、無機蛍光体としては、特に制限されず、従来公知の無機蛍光体を用いることができるが、特に、下記組成式(1)
Liy1 (1-y)EuxLn1 (1-x)1 28…(1)
(式中、A1はNa,K,Rb及びCsから選ばれる少なくとも1種、Ln1はYを含む希土類元素(Euを除く)から選ばれる少なくとも1種、好ましくはSm、M1はMo及びWから選ばれる少なくとも1種であり、xは0.8≦x≦1、好ましくは0.8≦x<1を満たす正数、yは0.4≦y≦1を満たす正数である。)
で表される赤色発光蛍光体、又は下記組成式(2)
2TbzLn2 (1-z)2 28…(2)
(式中、A2はLi,Na,K及びAgから選ばれる少なくとも1種、Ln2はYを含む希土類元素(Tbを除く)から選ばれる少なくとも1種、M2はMo及びWから選ばれる少なくとも1種であり、zは0.8≦z≦1を満たす正数である。)
で表される緑色発光蛍光体が好適である。
このような蛍光体は、原料として、蛍光体を構成する元素を含む酸化物、炭酸塩など、例えば、Li2CO3、Na2CO3、Eu23、Sm23、Tb47、W23、Mo23等を、焼成後に上記組成式(1)又は組成式(2)で示される所定の組成となるように化学量論比で配合し、ボールミル等で混合して得た原料混合物を焼成し、必要に応じて水洗、粉砕、篩分けして得ることができる。
また、無機蛍光体としては、上記組成式(1)で示される赤色発光蛍光体に、例えば、Y22S:Eu、La22S:Eu、3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn等の赤色発光蛍光体を添加したものを用いることも可能である。
更に、焼結体と焼結体を構成する無機蛍光体とは異なる他の蛍光体とを組み合わせることも可能である。この場合、例えば、焼結体の少なくとも1面に上記他の蛍光体を塗布することができる。他の蛍光体を塗布する場合、この他の蛍光体と共に、従来使用されているバインダーを含む塗布液を使用できる。バインダーとしては、ニトロセルロース、酢酸セルロース、エチルセルロース、ポリビニルブチラール、ポリエステル、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリル樹脂、ポリウレタン等の従来公知の樹脂などを使用できる。また、ゴム、樹脂、エラストマーなどの材料、好ましくは透明な材料に上記他の蛍光体を分散させ硬化させてもよい。
次に、本発明の半導体発光装置について説明する。
まず、本発明の半導体発光装置の第1の態様について説明する。この第1の態様の半導体発光装置は、半導体発光素子と、これを封止する封止材とを備える半導体発光装置であり、上述した蛍光部材が、上記光の光路上に位置するように設けられているものである。
第1の態様の半導体発光装置としては、特に、上記焼結体が上記封止材内に封止されているものを好ましく挙げることができる。このようなものとしては、例えば、図1に示されるような、リード1,2、半導体発光素子3、半導体発光素子3とリード2とを電気的に接続するリード細線4を、封止材5で砲弾型に封止した構造の、いわゆる砲弾タイプの発光ダイオードや、図2に示されるような、上面が開口した箱形の発光体収容部材6の内底から一対のリード1,2を発光体収容部材6の外部へ延出し、この発光体収容部材6の内部に半導体発光素子3やリード細線4,4を収容し、これらを接続して発光体収容部材6内部を封止材5で封止した構造の、いわゆるチップ型の発光ダイオードなどの封止材中に本発明の蛍光部材10を封止したものが挙げられる。
また、半導体発光素子上に焼結体と焼結体を構成する無機蛍光体とは異なる他の蛍光体を含む蛍光層を設け、その発光方向前方に焼結体を設けたものも好適である。具体的には、図3に示されるような、リード1,2、半導体発光素子3、半導体発光素子3とリード2とを電気的に接続するリード細線4を、封止材5で砲弾型に封止した構造の、いわゆる砲弾タイプの発光ダイオードの半導体発光素子3上に蛍光層7を設けると共に、その発光方向前方に本発明の蛍光部材10を設けて半導体発光素子3等と共に封止したもの、図4に示されるような上面が開口した箱形の発光体収容部材6の内底から一対のリード1,2を発光体収容部材6の外部へ延出し、この発光体収容部材6の内部に半導体発光素子3やリード細線4,4を収容し、これらを接続して、発光体収容部材6内部を封止材5で封止した構造の、いわゆるチップ型の発光ダイオードの半導体発光素子3上に蛍光層7を設けると共に、その発光方向前方に本発明の蛍光部材10を設けて半導体発光素子3等と共に封止したものが挙げられる。
また、この第1の態様の半導体発光装置としては、上記焼結体が上記封止材上に載置されているものも好適である。このようなものとしては、図5に示されるようなリード1,2、半導体発光素子3、半導体発光素子3とリード2とを電気的に接続するリード細線4を、封止材5で砲弾型に封止した構造の、いわゆる砲弾タイプの発光ダイオードや、図6に示されるような、上面が開口した箱形の発光体収容部材6の内底から一対のリード1,2を発光体収容部材6の外部へ延出し、この発光体収容部材6の内部に半導体発光素子3やリード細線4,4を収容し、これらを接続して発光体収容部材6内部を封止材5で封止した構造の、いわゆるチップ型の発光ダイオードの封止材5上に本発明の蛍光部材10を載置したものが挙げられる。
なお、第1の態様の半導体発光装置においては、樹脂、ゴム、エラストマー、ガラスなどの封止材材料に、焼結体である本発明の蛍光部材を構成する蛍光体とは異なる他の蛍光体を混合して封止してもよい。また、封止材中には色調変換材料として上述した蛍光体の他に、顔料、染料、擬似顔料などを添加してもよい。
また、上記他の蛍光体を樹脂、ゴム、エラストマーなどに混合して成形した成形体を、焼結体と共に半導体発光素子の発光方向前方に設置してもよい。この場合、他の蛍光体を透光性の樹脂、ゴム、エラストマー又はガラス、特にシリコーン樹脂又はシリコーンゴムに分散させた成形体を用いることが好ましい。特に、複数種の蛍光体を分散させる場合、チキソトロピー調整剤で粘度を調整したシリコーンゴム組成物、シリコーン樹脂組成物などに混合し、これを硬化させる方法で分散させることが好ましい。また、成形体は、蛍光体を混合して分散させて1層としたものでも、蛍光体をいくつかの層にわけて分散させたものを積層したものでもよい。また、成形体には色調変換材料として上述した蛍光体の他に、顔料、染料、擬似顔料などを添加してもよい。
次に、本発明の半導体発光装置の第2の態様について説明する。この第2の態様の半導体発光装置は、半導体発光素子と、上記半導体発光素子から発光した光が照射されるように設けられた反射部材とを備える半導体発光装置であり、上述した蛍光部材が、上記反射部材上に設けられているものである。このようなものとしては、図7に示されるように、蛍光部材10を発光ダイオード8から離間する位置に設けると共に、この発光ダイオード8から発光した光を反射部材9で反射させる半導体発光装置が挙げられる。
本発明の半導体発光装置においては、蛍光部材を1種の無機蛍光体からなる焼結体とすれば、その無機蛍光体の発光色に対応する色の光を発光させることができ、発光色の異なる複数種の無機蛍光体からなる焼結体とすれば、白色又は中間色を発光させることができる。また、焼結体を構成する無機蛍光体とは異なる他の蛍光体を焼結体の少なくとも1面に塗布したものを蛍光部材として用いることにより、白色又は中間色を発光させることも可能である。なお、焼結体からなる蛍光部材を複数用いることも可能である。更に、各無機蛍光体の焼結体を所定の位置に配列させ、発光方向前方に乱反射をおこさせる混合層を設置することで各蛍光体からの発光を混合してもよい。
なお、本発明の半導体発光装置は、特に、半導体発光素子の発光波長が波長350〜500nmである半導体発光装置として好適である。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
蛍光体の原料として、WO3粉末を156.22質量部、Eu23粉末を56.91質量部、Sm23粉末を2.35質量部、Li2CO3粉末を12.45質量部となるように各々秤量し、これらをボールミルで均一に混合して原料混合物とした。
次に、得られた原料混合物を、アルミナ製坩堝に入れ900℃の温度で6時間焼成した。得られた焼成物を純水にて十分洗浄して不要な可溶成分を除去し、その後、ボールミルにより細かく粉砕し、篩分け(目開き106μm)してLiEu0.96Sm0.0428で示される組成の粒子状の赤色発光蛍光体を得た。
得られた蛍光体を金型に10g入れ、油圧ポンプを用いて15MPaの圧力で圧縮成形し、更に、アルミナ製容器上に置き、900℃の温度で12時間焼成し、3×9×45mmの焼結体を得た。
この粒子状の赤色発光蛍光体、及び焼結体について、小型分光蛍光光度計FP−750(日本分光製)を用いて、励起波長400nmの場合の発光強度を測定した。結果を図8に示す。なお、図8中、太線は焼結体の結果、細線は粒子状の蛍光体の結果を示す。
波長400nmにおいて、粒子状のLiEu0.96Sm0.0428の発光強度を100とした場合、焼結体のLiEu0.96Sm0.0428の発光強度は212となり、粒子状のものと比較して高い発光強度が得られることがわかる。
[実施例2]
実施例1と同様の方法で赤色発光蛍光体LiEu0.96Sm0.0428の焼結体を作製し、得られた焼結体を、マルチブレードマシンを用いて0.4mmの厚さに切断し、更に、切断して得られた焼結体をLEDの発光が均一に照射される大きさに加工(約5mmφ)し、これを発光ピーク386nmのLEDの発光方向前方に設置し、LEDに電流を20mA印加した。
この焼結体を透過した発光を分光放射輝度計PR−704(Photo Research製)を用いて測定した。結果を図9に示す。
一方、比較用として、実施例1と同様の方法で粒子状の赤色発光蛍光体LiEu0.96Sm0.0428を作製し、この粒子状の赤色発光蛍光体LiEu0.96Sm0.0428200質量部を未硬化のシリコーンゴム100質量部に添加し、金型と加熱プレスを用いて厚さ0.5mmのゴム成形体を作製し、得られたゴム成形体をLEDの発光が均一に照射される大きさ(約5mmφ)に加工し、これを焼結体の代わりに発光ピーク386nmのLEDの発光方向前方に設置し、LEDに電流を20mA印加した。
このゴム成形体を透過した発光を分光放射輝度計PR−704(Photo Research製)を用いて測定した。結果を図9に示す。なお、図9中、太線は焼結体の結果、細線はゴム成形体の結果を示す。
粒子状のLiEu0.96Sm0.0428を分散させたゴム成形体を用いた半導体発光装置の発光強度を100とした場合、LiEu0.96Sm0.0428の焼結体を用いた半導体発光装置の発光強度は166となり、粒子状のものと比較して高い発光強度が得られることがわかる。
[実施例3]
実施例1と同様の方法で31×31×5mmの赤色発光蛍光体LiEu0.96Sm0.0428の焼結体を作製した。次に、粒子状の緑色発光蛍光体ZnS:Cu,Alを8.2g、粒子状の青色発光蛍光体(Sr,Ca,Ba)5(PO43Cl:Euを6.2g、未硬化の液状シリコーンゴム50g中に分散させ、これを、得られた焼結体の厚さ方向の一方の端面に塗布して硬化させた。このシリコーンゴムと共に緑色発光蛍光体と青色発光蛍光体とが積層された面に対して発光ピークが396nmのLED(SANDER製3DL−5N3CUV−A)を両者が接するように配置し、LEDに電流を20mA印加した。
この焼結体を反射した発光を分光放射輝度計PR−704(Photo Research製)を用いて測定した。結果を表1及び図10に示す。
一方、比較用として、実施例1と同様の方法で粒子状の赤色発光蛍光体LiEu0.96Sm0.0428を作製し、この粒子状の赤色発光蛍光体LiEu0.96Sm0.0428と緑色発光蛍光体ZnS:Cu,Alと青色発光蛍光体(Sr,Ca,Ba)5(PO4)3Cl:Euとを体積比10:1:1で含まれるように、これらの総量を30質量部として未硬化のシリコーンゴム100質量部に添加し、金型と加熱プレスを用いて厚さ0.5mmのゴム成形体を作製し、得られたゴム成形体をLEDの発光が均一に照射される大きさ(約5mmφ)に加工し、これを焼結体の代わりに発光ピーク386nmのLEDの発光方向前方に設置し、LEDに電流を20mA印加した。
このゴム成形体を反射した発光を分光放射輝度計PR−704(Photo Research製)を用いて測定した。結果を表1及び図10に示す。なお、図10中、太線は焼結体の結果、細線はゴム成形体の結果を示す。
Figure 2005255747
表1及び図10から、粒子状の蛍光体を用いるより焼結体を用いた方が、発光強度が高く、高輝度な白色発光を示すことがわかる。
本発明の半導体発光装置の一例を示す図であり、砲弾型の発光ダイオードの封止材中に焼結体である蛍光部材を封止した半導体発光装置を示す断面図である。 本発明の半導体発光装置の一例を示す図であり、チップ型の発光ダイオードの封止材中に焼結体である蛍光部材を封止した半導体発光装置を示す断面図である。 本発明の半導体発光装置の一例を示す図であり、砲弾型の発光ダイオードの封止材中に焼結体である蛍光部材を封止した半導体発光装置の別の例を示す断面図である。 本発明の半導体発光装置の一例を示す図であり、チップ型の発光ダイオードの封止材中に焼結体である蛍光部材を封止した半導体発光装置の別の例を示す断面図である。 本発明の半導体発光装置の一例を示す図であり、砲弾型の発光ダイオードの封止材上に焼結体である蛍光部材を載置した半導体発光装置を示す断面図である。 本発明の半導体発光装置の一例を示す図であり、チップ型の発光ダイオードの封止材上に焼結体である蛍光部材を載置した半導体発光装置を示す断面図である。 本発明の半導体発光装置の一例を示す図であり、半導体発光素子から発光した光が照射されるように設けられた反射部材上に焼結体である蛍光部材を設けた半導体発光装置を示す断面図である。 実施例1における焼結体及び粒子状の蛍光体の発光強度を示すスペクトルである。 実施例2における焼結体を用いた半導体発光装置及び粒子状の蛍光体を含むゴム成形体を用いた半導体発光装置の発光強度を示すスペクトルである。 実施例3における焼結体を用いた半導体発光装置及び粒子状の蛍光体を含むゴム成形体を用いた半導体発光装置の発光強度を示すスペクトルである。
符号の説明
1,2 リード
3 半導体発光素子
4 リード細線
5 封止材
6 発光体収容部材
7 蛍光層
8 発光ダイオード
9 反射部材
10 蛍光部材

Claims (8)

  1. 半導体発光素子から発光した光により蛍光体を発光させる半導体発光装置の蛍光部材であって、無機蛍光体粒子を焼結してなる焼結体であることを特徴とする蛍光部材。
  2. 上記無機蛍光体が、下記組成式(1)
    Liy1 (1-y)EuxLn1 (1-x)1 28…(1)
    (式中、A1はNa,K,Rb及びCsから選ばれる少なくとも1種、Ln1はYを含む希土類元素(Euを除く)から選ばれる少なくとも1種、M1はMo及びWから選ばれる少なくとも1種であり、xは0.8≦x≦1を満たす正数、yは0.4≦y≦1を満たす正数である。)
    で表される赤色発光蛍光体であることを特徴とする請求項1記載の蛍光部材。
  3. 上記無機蛍光体が、下記組成式(2)
    2TbzLn2 (1-z)2 28…(2)
    (式中、A2はLi,Na,K及びAgから選ばれる少なくとも1種、Ln2はYを含む希土類元素(Tbを除く)から選ばれる少なくとも1種、M2はMo及びWから選ばれる少なくとも1種であり、zは0.8≦z≦1を満たす正数である。)
    で表される緑色発光蛍光体であることを特徴とする請求項1記載の蛍光部材。
  4. 半導体発光素子と、これを封止する封止材とを備える半導体発光装置であって、請求項1乃至3のいずれか1項記載の蛍光部材が、上記光の光路上に位置するように設けられていることを特徴とする半導体発光装置。
  5. 上記蛍光部材が上記封止材内に封止されていることを特徴とする請求項4記載の半導体発光装置。
  6. 上記蛍光部材が上記封止材上に載置されていることを特徴とする請求項4記載の半導体発光装置。
  7. 半導体発光素子と、上記半導体発光素子から発光した光が照射されるように設けられた反射部材とを備える半導体発光装置であって、請求項1乃至3のいずれか1項記載の蛍光部材が、上記反射部材上に設けられていることを特徴とする半導体発光装置。
  8. 上記半導体発光素子が波長350〜500nmの光を発光するものであることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項記載の半導体発光装置。
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