JP2005255233A - 洗浄性に優れたプラスチックキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】キャップ頂板部の内面にインナーリングとアウターリングとが形成されているタイプの螺子係合式プラスチックキャップについて、その洗浄性を高め、容器口部壁の外面への内容液の付着残存を有効に防止する。
【解決手段】頂板部と、頂板部周縁から降下したスカート状側壁とを備え、該頂板部内面には、容器口部壁の内面に密着してシールを形成するインナーリング5及び/または、容器口部壁の外面の上端部分に密着するアウターリング7が形成されており、該スカート状側壁の内面には、容器口部外面に形成された螺条と係合する螺条11が形成されているプラスチックキャップにおいて、前記スカート状側壁には、前記アウターリングの下端よりも上方に位置する部位において周方向に延びている洗浄用スリット20が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、螺子係合式のプラスチックキャップに関するものであり、より詳細には、キャップ頂板部の内面に、容器口部壁の内面に密着してシールを形成するインナーリング及び/または、容器口部壁の外面の上端部分に密着するアウターリングが形成されており、インナーリング及び/またはアウターリングの作用により良好なシール性が確保されるタイプの螺子係合式プラスチックキャップに関する。
螺子係合式のプラスチックキャップは、種々の用途に使用されているが、特に炭酸飲料、果実飲料、お茶類などの飲料類が充填された容器のキャップとして、汎用されている。
このような螺子係合式のキャップは、キャップ頂板部の周縁から降下したスカート状側壁の内面に、容器口部壁の外面に形成されている螺条と係合する螺条を有しているが、内容液が充填された容器に該キャップ締結した際、容器口部壁の外面の螺条にこぼれた内容液が付着していると、所謂シュガーセメントの発生などにより、キャップの開栓トルクが上昇してしまい、開栓が困難となってしまうことがある。また、内容液が糖分を含まないようなものであったとしても、キャップを開栓したとき、容器口部壁の外面に茶渋などが残り、容器の外観を損ねてしまうなどの問題も生じる。このため、スカート状側壁の上方部分には、洗浄用のスリットを形成し、容器口部壁にキャップが締結された状態で加圧洗浄水を吹き付け、該スリットを通して、キャップのスカート状側壁と容器口部壁の外面との間に洗浄水を流し込むことにより、容器口部壁の外面に付着した内容液を除去することが行われている(特許文献1参照)。
一方、キャップ頂板部の内面に、容器口部壁の内面に密着してシールを形成するインナーリングと、容器口部壁の外面の上端部分に密着するアウターリングとが形成されており、インナーリングとアウターリングとの協同作用により良好なシール性を確保するタイプの螺子係合式プラスチックキャップも知られている(特許文献2参照)。
特開平11−208693号公報 特開2002−173151号
しかしながら、特許文献2のように、キャップ頂板部の内面にインナーリングとアウターリングとが形成されているタイプの螺子係合式プラスチックキャップでは、特許文献1のように、スカート状側壁に洗浄用のスリットを設けたとしても、容器口部壁の外面に付着した内容液を十分に除去できないという問題があった。特に、容器口部壁の外面に形成されている螺条の最上部の上面部分に内容液が付着残存する傾向が強い。即ち、最近では、容器のヘッドスペースが小容積となるように、多量の内容液が容器内に充填され、内容液の液面が容器口部壁の上端もしくはその近傍にまで上昇していることが多いこと、さらには、このようなタイプのキャップでは、アウターリングの存在により、アウターリングの下端部分には凹部が形成され、その近傍部分である容器口部壁の外面の螺条の上側部分に十分に行き渡らないためではないかと考えられる。
また、スカート状側壁の下端部分に、タンパーエビデントバンドを備えたキャップにおいては、該バンドの内面や該バンドの上昇を抑制する容器顎部の上面に、内容液や洗浄液が残存付着し易いという問題もあった。容器顎部の上面に付着液が存在していると、倉庫保管時などに汚れが付着し易くなってしまうため、その改善も望まれている。
従って、本発明の目的は、キャップ頂板部の内面にインナーリング及び/またはアウターリングが形成されているタイプの螺子係合式プラスチックキャップについて、その洗浄性を高め、容器口部壁の外面への内容液の付着残存を有効に防止することが可能なキャップを提供することにある。
本発明によれば、頂板部と、頂板部周縁から降下したスカート状側壁とを備え、該頂板部内面には、容器口部壁の内面に密着してシールを形成するインナーリング及び/または、容器口部壁の外面の上端部分に密着するアウターリングが形成されており、該スカート状側壁の内面には、容器口部壁の外面に形成された螺条と係合する螺条が形成されているプラスチックキャップにおいて、
前記スカート状側壁には、前記アウターリングの下端よりも上方に位置する部位において周方向に延びている洗浄用スリットが設けられていることを特徴とするプラスチックキャップが提供される。
本発明においては、
(1)前記洗浄用スリットは、前記アウターリングの下端から少なくとも0.1mm以上、上方に位置する部位に形成されていること、
(2)前記アウターリングには、下端から上方に延びる切欠きが少なくとも1個設けられていること、
(3)前記スカート状側壁の下方部分には、破断可能なブリッジを残すようにして外面から先端部分が15乃至45度の開き角αを有する切断刃を作用せしめて、全周にわたって破断用スリットが形成され、該破断用スリットによってスカート状側壁の下方部分にタンパーエビデントバンドが形成されていること、
(4)前記破断用スリットは、前記先端部分に続く外方側部分が前記開き角αよりも小さな開き角βを有している切断刃を作用せしめることにより形成されていること、
(5)前記開き角βは、10乃至25度の範囲にあること、
が好ましい。
本発明のキャップにおいては、スカート状側壁に設けられる洗浄用スリットが、キャップ頂板部から降下しているアウターリングの下端よりも上方、特に0.1mm以上、上方に位置しているため、加圧洗浄水をキャップ外面に吹き付けての洗浄が有効に行われ、特にアウターリングの下端近傍に位置する容器口部壁の外面部分(例えば容器口部壁の螺条の最上部)に付着した内容液を有効に除去することができる。このような洗浄スリットの位置によって洗浄力が高められる理由は、正確には判らないが、本発明者等は次のように考えている。
即ち、洗浄スリットが、アウターリング下端よりも低い位置に形成されている場合には、洗浄用スリットからキャップ内に導入され、アウターリングの下端近傍に流れ込む洗浄液がアウターリングの下端に下方から上に向かって吹き付けられ、付着液を洗い流すというよりは、むしろ付着液をアウターリングの近傍部分に吹き付けてしまい、さらには空気を抱き込みやすくなり、この結果、洗浄効果が低下してしまい、特にアウターリングの近傍部分において、容器口部壁の外面に付着した内容液が残存してしまうのではないかと考えられる。しかるに、本発明にしたがって、洗浄用スリットの位置をアウターリング下端よりも上方に設定したときには、おそらく、洗浄用スリットからキャップ内に導入された洗浄液が、空気等を巻き込まず、アウターリングの外面に沿って層流状に流れて容器口部壁の螺条の最上部に流れ込み、スムーズに下方に流れ落ち、この結果、この部分に付着した内容液を有効に流し落とすことができるのではないかと思われる。
また、本発明においては、破断用スリットを形成する切断刃の先端部分の開き角αを15乃至45度と比較的大きくすることにより、スリット内への内容液の付着残存を有効に回避することができ、しかも、該スリットから導入される洗浄液量が多くなり、且つ乾燥効果も高められ、該スリットに対面している容器口部壁の顎部上面やTEバンド内面における液の残存を有効に防止することができる。特に、この場合には、切断刃の前記先端部分に続く外方側部分の開き角βを、前記開き角αよりも小さく、好ましくは10乃至25度の範囲とすることにより、導入される加圧洗浄液の水圧が高められ、洗浄効果がさらに高められる。
本発明を、以下、添付図面に示す具体例に基づいて説明する。
図1は、本発明のプラスチックキャップの半断面側面図であり、
図2は、図1のキャップの要部側断面を、容器口部壁とともに示した図であり、
図3は、図1のキャップの破断用スリットを切断刃と共に拡大して示す図であり、
図4は、本発明のプラスチックの他の例を示す半断面側面図である。
図1及び図2を参照して、本発明のプラスチックキャップは、頂板部1と、頂板部1の周縁部から垂下しているスカート状側壁3とから構成されている。
頂板部1の内面には、スカート状側壁3とは間隔を置いて下方に延びているインナーリング5が形成されており、このインナーリング5の外側には、インナーリング5よりも背の低いアウターリング7が形成されている。さらに、インナーリング5とアウターリング7との間の部分には、周状の小突起9が形成されている。
一方、スカート状側壁3の内面には、螺条11が形成されており、この螺条11には、キャップの高さ方向に延びている切欠き部12が適当な間隔で形成されている。この切欠き部12は、後述する洗浄液の流路となる。
また、螺条11の下側部分には、外面からの切り込み(カッティング)により、複数のブリッジ13を残すようにして破断用スリット15が形成されている。即ち、この破断用スリット15は、全周にわたって形成されており、これにより、スカート状側壁の内面には、TEバンド17が形成され、このTEバンド17は、上記のブリッジ13によってスカート状側壁3に連なっている。また、このTEバンド17の内面には、適当な間隔で上向きのフラップ片19が設けられている。
また、図2に示されているように、上記キャップが締結される容器の口部壁50の外面には、スカート状側壁3に設けられている螺条11と螺子係合する螺条51が設けられており、さらに、螺条51の下側には顎部53が形成されている。
即ち、上記のキャップは、容器口部壁50に被せられ、閉栓方向に回転すると、螺条11と51との螺子係合により締結され、容器口部壁50の上端部分が、インナーリング5とアウターリング7との間の空間に侵入し、インナーリング5の外面が容器口部壁50の内面に密着することによりシールが確保される。また、周状小突起9が容器口部壁50の上端に密着することにより、シール位置が固定される。さらに、アウターリング7の内面は、容器口部壁50の外面の上端部分に密着しており、このため、キャップの閉栓或いは開栓に際して、インナーリング5とアウターリング7とは同心円状に回転することとなり、インナーリング5と容器口部壁50との密着(即ちシール性)が有効に保持される。即ち、閉栓に際しては、安定にシール性を確保することができ、開栓に際しては、キャップの回転により直ちにシール破壊が生じることはなく、ある程度回転した後にシール破壊を生じることになり、以下に述べるTEバンド17の機能を十分に発揮させることができる(ブリッジの破断に先立ってのシール破壊を防止するようにすることができる)。
TEバンド17は、いわゆるタンパーエビデント(開封履歴証明)機能を有するものであり、いたずら防止や内容物の品質保証などのために利用される。即ち、容器口部壁50に締結されているキャップを開栓方向に回転すると、該キャップは容器口部壁50に沿って上昇するが、その上昇に伴って、TEバンド17の内面に設けられているフラップ片19は、容器口部壁50の外面に形成されている顎部53の下面に当接し、従って、TEバンド17の上昇は制限される。この結果、キャップの開栓方向への回転を続けていくと、TEバンド17を連結しているブリッジ13が破断し、TEバンド17がキャップから引き剥がされることとなる。この結果、TEバンド17が引き剥がされているキャップは、開封済みのものであること或いは既にシール破壊が生じたものであることを示し、一般の需要者は、開封履歴を認識することができるのである。
また、スカート状側壁3には、周方向に延びている洗浄用スリット20が設けられるが、本発明においては、この洗浄用スリット20が、アウターリング7の下端よりも上方に位置していることが重要であり、特に洗浄用スリット20とアウターリング7の下端との間隔Lが、少なくとも0.1mm以上に設定されていることが好ましい。
即ち、内容液が充填された容器の口部壁50にキャップを締結する際に、内容液がこぼれ出て、容器口部壁50の外面とキャップのスカート状側壁3の内面との間に内容液が付着してしまうことがあり、螺条11,51間に内容液が存在しているとシュガーセメントなどの生成により、開栓が困難となってしまうこともある。特に、最近では、容器内にヘッドスペースを残さないように内容液を多量に充填する傾向があるため、このような内容液の付着を生じ易い。従って、上記のような洗浄用スリット20を設け、キャップが締結された状態で加圧洗浄水(例えばシャワー水)をキャップの外面から吹き付け、洗浄用スリット20からキャップの内部(容器口部壁50とスカート状側壁3との間)に洗浄水を流し込み、付着している内容液を洗い流すわけである。この洗浄水は、螺条11、51間を通り、螺条11に形成されている切欠き部12を通り、下方に流れ出る。このようにして洗浄を行った場合、螺条11,51間の洗浄は十分に行われるとしても、特にアウターリング7の下端の近傍部分(例えば容器口部壁50に形成されている螺条51の最上部の上面付近)の洗浄が不十分となりやすい。アウターリング7の下端部分には凹部が形成され、洗浄液が十分に行き渡らないためである。このような部分に内容液が付着残存していると、キャップを外したときの容器の外観が損なわれてしまう。
本発明では、洗浄用スリット20の位置を、上記のようにアウターリング7の下端よりも上方に設定することにより、アウターリング7の下端近傍に十分に洗浄水を行き渡らせることが可能となり、螺条51の最上部の上面付近に付着した内容液を有効に洗い流すことが可能となるのである。即ち、アウターリング7の下端よりも上方に洗浄用スリット20を位置させることにより、該スリット20から導入された洗浄水は、アウターリング7の外面に沿って層流状に流れ、アウターリング7の下端近傍に十分に行き渡ることとなるのである。
尚、上記の洗浄スリット20は、カッターを用いてのカッティング加工などの後加工により、通常、適当な間隔で複数個形成し、キャップ内の全体に洗浄水が行き渡るようにされるが、その数や間隔或いは、個々の洗浄用スリット20の長さdは、キャップのスカート状側壁3の強度低下による変形などが生じないような値に設定すればよく、例えば、1.5乃至4.0mmにするのが好ましい。また、洗浄用スリット20の隙間tは、加圧洗浄水が通過し得る程度の大きさでよい。
また、本発明においては、図3に示すように、TEバンド17の上面に形成されている破断用スリット15を、スカート状側壁の下方部分外面から、先端部分が15乃至45度の開き角αを有する切断刃40を作用せしめて形成することが好ましく、これにより、このスリット15内へ洗浄に際して流れ込む内容液の付着残存を有効に回避することができ、しかも、スリット15から導入される洗浄液量が多くなり、且つ乾燥効果も高められ、スリット15に対面している容器口部壁50の顎部53の上面やTEバンド17内面における液の残存も有効に防止することができる。例えば、破断スリット15の上面及び下面が互いに平行に設けられている場合(α=0)或いはαが上記範囲よりも小さい場合には、破断スリット15内に内容液や洗浄液が付着残存し易くなってしまい、また、この破断スリット15からキャップ内に導入される洗浄液の圧力が低下し、洗浄効果が低下するおそれがある。また、αが上記範囲よりも大きい場合には、破断用スリット15自体が必要以上に大きくなってしまう。
破断用スリット15の先端部分に続く外方側部分の開き角βは、前記開き角αよりも小さいことが好ましく、特に開き角βを10乃至25度有している切断刃を作用せしめることにより形成されている。
破断用スリット15の先端部分に続く外方側部分の開き角βは、前記開き角αよりも小さいことが好ましく、特に開き角βを10乃至25度の範囲とすることが好ましい。即ち、開き角βを開き角αよりも小さくすることにより、このスリット15を介して導入する洗浄液の洗浄圧力をさらに高めることができ、特に、開き角βを上記範囲内とすることで、洗浄効率を最適にすることができる。
上述した本発明のプラスチックキャップは、図1、図2に示される構造のものに限定されるものではなく、種々の設計変更が可能である。例えば、図4に示すように、アウターリング7に、一定の間隔で切欠き45を設け、キャップが締結された状態において、アウターリング7の下端部分と容器口部壁50の外面との間に形成される微少空間が、切欠き45を介して更に洗浄し易くなる。これにより、このような微少空間内への内容液の貯留を更に有効に回避することができる。
本発明のプラスチックキャップの半断面側面図である。 図1のキャップの要部側断面を、容器口部壁とともに示した図である。 図1のキャップの破断用スリットを切断刃と共に拡大して示す図である。 本発明のプラスチックキャップの他の例を示す半断面側面図である。
符号の説明
3:スカート状側壁
5:インナーリング
7:アウターリング
11:キャップの螺条
13:ブリッジ
15:破断用スリット
17:TEバンド
50:容器口部壁
51:容器口部壁の螺条
53:容器口部壁の顎部

Claims (6)

  1. 頂板部と、頂板部周縁から降下したスカート状側壁とを備え、該頂板部内面には、容器口部壁の内面に密着してシールを形成するインナーリング及び/または、容器口部壁の外面の上端部分に密着するアウターリングが形成されており、該スカート状側壁の内面には、容器口部壁の外面に形成された螺条と係合する螺条が形成されているプラスチックキャップにおいて、
    前記スカート状側壁には、前記アウターリングの下端よりも上方に位置する部位において周方向に延びている洗浄用スリットが設けられていることを特徴とするプラスチックキャップ。
  2. 前記洗浄用スリットは、前記アウターリングの下端から少なくとも0.1mm以上、上方に位置する部位に形成されている請求項1に記載のプラスチックキャップ。
  3. 前記アウターリングには、下端から上方に延びる切欠きが少なくとも1個設けられている請求項1または2に記載のプラスチックキャップ。
  4. 前記スカート状側壁の下方部分には、破断可能なブリッジを残すようにして外面から先端部分が15乃至45度の開き角αを有する切断刃を作用せしめて、全周にわたって破断用スリットが形成され、該破断用スリットによってスカート状側壁の下方部分にタンパーエビデントバンドが形成されている請求項1乃至3に記載のプラスチックキャップ。
  5. 前記破断用スリットは、前記先端部分に続く外方側部分が前記開き角αよりも小さな開き角βを有している切断刃を作用せしめることにより形成されている請求項1乃至4の何れかに記載のプラスチックキャップ。
  6. 前記開き角βは、10乃至25度の範囲にある請求項5に記載のプラスチックキャップ。
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