JP2005255145A - プロペラシャフト - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両の衝突時に、折れ曲がりのない直線的な圧縮変形を実現できるプロペラシャフトを提供する。
【解決手段】 軸方向から受けた衝撃を吸収すべく変形するプロペラシャフト1であって、パイプ状に形成され、大径部10、小径部12及びこれらを繋ぐ絞り部14を有するシャフト本体4と、該シャフト本体4に装着され、上記シャフト本体4が軸方向から衝撃を受けて上記絞り部14を基点として変形するとき、上記大径部10及び小径部12を相互に軸方向に案内するガイド部材15とを備え、該ガイド部材15によって上記大径部10と小径部12の折れ曲がりを抑制し、直線的に圧縮変形するもの。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両の動力伝達系に用いられるプロペラシャフトに係り、特に、車両の衝突時に変形して衝撃を吸収するプロペラシャフトに関する。
プロペラシャフトは、エンジンの回転力を駆動輪に伝達するものであり、車両の前後方向に沿って配置されている。このため、車両が衝突すると、プロペラシャフトには軸方向に衝撃(圧縮応力)が加わることになり、プロペラシャフトが変形しない場合、衝突時の衝撃が乗員に激しく伝わってしまう。
そこで、シャフトをパイプ部材で構成すると共にパイプ部材の途中に圧縮変形強度を低下させるための絞り部を設け、車両の衝突時に絞り部にて積極的に変形を生じさせ、衝突時の衝撃を吸収するようにしたプロペラシャフトが開発されている(特許文献1、2)。
特開平10−129283号公報 特開平7−4423号公報
しかし、上記プロペラシャフトにあっては、絞り部を起点とした変形が発生したとき、絞り部に周方向に均一の圧縮荷重が加わるとは限らないので、折れ曲がりを伴った圧縮変形となる可能性がある。
特に、プロペラシャフトの継手に多少の交角が存在する場合には、絞り部における圧縮荷重が周方向に不均一となり、プロペラシャフトが曲げられながら圧縮されるため、シャフトの折れ曲がりを伴った変形となる可能性が高い。
こうなると、折れ曲がったプロペラシャフトが燃料タンクや乗員用シートと干渉する虞が生じる。
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、車両の衝突時に、折れ曲がりのない直線的な圧縮変形を実現できるプロペラシャフトを提供することにある。
上記課題を解決するために創案された第1の発明は、軸方向から受けた衝撃を吸収すべく変形するプロペラシャフトであって、パイプ状に形成され、大径部、小径部及びこれらを繋ぐ絞り部を有するシャフト本体と、該シャフト本体に装着され、上記シャフト本体が軸方向から衝撃を受けて上記絞り部を基点として変形するとき、上記大径部及び小径部を相互に軸方向に案内するガイド部材とを備え、該ガイド部材によって上記大径部と小径部の折れ曲がりを抑制し、直線的に圧縮変形するものである。
また、上記ガイド部材を、上記シャフト本体の内部に収容してもよい。上記ガイド部材は、上記大径部の内面に当接された摺動部と、上記小径部の内面に固定された固定部を有していてもよい。上記ガイド部材は、上記大径部の内面に固定された固定部と、上記小径部の内面に当接された摺動部を有していてもよい。
また、上記ガイド部材を、上記シャフト本体の外部に装着してもよい。上記ガイド部材は、上記大径部の外面に当接された摺動部と、上記小径部の外面に固定された固定部を有していてもよい。上記ガイド部材は、上記大径部の外面に固定された固定部と、上記小径部の外面に当接された摺動部を有していてもよい。
また、上記ガイド部材は、上記シャフト本体の内部に収容した内側ガイド部材と、上記シャフト本体の外部に装着した外側ガイド部材とからなってもよい。上記内側ガイド部材は、上記大径部の内面に当接された摺動部と、上記小径部の内面に固定された固定部を有し、上記外側ガイド部材は、上記大径部の外面に当接された摺動部と、上記小径部の外面に固定された固定部を有していてもよい。上記内側ガイド部材は、上記大径部の内面に固定された固定部と、上記小径部の内面に当接された摺動部を有し、上記外側ガイド部材は、上記大径部の外面に固定された固定部と、上記小径部の外面に当接された摺動部を有していてもよい。
また、上記絞り部が、上記大径部及び小径部に対し、それぞれ鋭角で接続されてもよい。また、上記絞り部の板厚が、上記大径部及び小径部の板厚よりも薄く設定されてもよい。
第2の発明は、軸方向から受けた衝撃を吸収すべく変形するプロペラシャフトであって、パイプ状に形成され、大径部、小径部及びこれらを繋ぐ絞り部を有するシャフト本体と、該シャフト本体の内部に上記小径部に固定されて収容され、上記シャフト本体が軸方向から衝撃を受けて上記絞り部を基点として変形するとき、上記大径部を上記小径部に対して軸方向に案内するためのガイド部材とを備え、該ガイド部材は、上記大径部の内周面から所定の微小隙間を隔てて対向された摺動部を有し、該摺動部は、上記大径部の内周面に対する対向面積を稼ぐべく所定長さの筒状に形成されたものである。
また、上記ガイド部材の上記摺動部側の端部の外周縁に、アール部を設けてもよい。また、上記微小隙間に、緩衝材を介在させてもよい。また、上記絞り部が、上記大径部及び小径部に対し、それぞれ鋭角で接続されてもよい。また、上記絞り部の板厚が、上記大径部及び小径部の板厚よりも薄く設定されてもよい。
本発明に係るプロペラシャフトによれば、車両の衝突時に、折れ曲がりのない直線的な圧縮変形を実現できる。
本発明の好適実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に本実施形態に係るプロペラシャフトの全体図を示す。このプロペラシャフト1は、車両の前部に配置された変速機(図示せず)と車両の後部に配置された終減速機(図示せず)とを接続し、変速機の出力軸の回転を終減速機の入力軸に伝達するものであり、車両の前後方向に沿って配置されている。
詳しくは、プロペラシャフト1は、変速機の出力軸にスプラインを介して軸方向にスライド可能に装着された前側軸部2と、前側軸部2に前側継手3を介して連結された前側シャフト本体4と、前側シャフト本体4に中間継手5を介して連結された後側シャフト本体6と、後側シャフト本体6に後側継手7を介して連結されると共に終減速機の入力軸に接続された後側軸部8とを備え、所謂3ジョイント型となっている。また、前側シャフト本体4の後部には、プロペラシャフト全体の略中間部を車体やフレームに支持するセンターサポートベアリング9が装着されている。
さて、本実施形態の特徴となる車両衝突時の衝撃吸収構造は、上記前側シャフト本体4に採用されているため、以下、この点を説明する。
図2にも示すように、前側シャフト本体4は、パイプ状に形成されており、大径部10と、その前後に配置された小径部11、12と、これら小径部11、12と大径部10とを繋ぐ絞り部13、14とを有している。
ここで、後側の小径部12と絞り部14との接続半径をR1、絞り部14と大径部10との接続半径をR2、大径部10と前側の絞り部13との接続半径をR3、絞り部13と前側の小径部11との接続半径をR4とすると、R1<R2<R3=R4となっている。
よって、R1〜R4の部分についての軸方向の圧縮変形強度は、R1<R2<R3=R4となる。また、このプロペラシャフト1の上述したR1〜R4の部分以外の全ての部分の圧縮変形強度は、R1及びR2の部分以上となっている。
このため、プロペラシャフト1に軸方向から圧縮荷重が加わると、先ず、強度が最も低いR1の部分すなわち後側の小径部12と絞り部14との接続部が折り畳まれ、略同時に、2番目に強度が低いR2の部分すなわち絞り部14と大径部10との接続部が折り畳まれる。この結果、図3(a)、(b)に示すように、シャフト本体4には絞り部14を基点とした変形が生じることになる。
このようにシャフト本体4に絞り部14を基点とした変形が生じたとき、大径部10と小径部12が折れ曲がることなく、小径部12の外側に大径部10がテレスコピック状(入れ子状)に嵌り込むように、直線的な圧縮変形(均等座屈)を実現することが本実施形態の目的である。
この目的を達成するため、シャフト本体4の内部には、大径部10及び小径部12を軸方向に案内するガイド部材15が収容されている。ガイド部材15は、小径部12から大径部10までこれらを掛け渡すように形成されており、小径部12の内面に固定された固定部16と大径部10の内面に当接された摺動部17とを有する。
摺動部17は、板厚の厚い円筒体からなり、大径部10の内面との間に僅かな隙間Cが形成される外径となっている。この摺動部17に一体形成される固定部16は、板厚の薄い円筒体からなり、小径部12の内面と略同一の外径となっており、溶接、圧入、ボルト止め、ロールカシメ、接着等によって小径部12に固定されている。なお、摺動部17を固定部16と同じ板厚とし、これらを板金等によって一体成形してもよい。
ガイド部材15の摺動部17は、シャフト本体4の絞り部14から所定距離離間されており、摺動部17と絞り部14の間に空間Sが形成されている。この空間Sは、図3(a)のシャフト本体4が軸方向から衝撃を受けて図3(b)の状態に変形したとき、折り畳まれた絞り部14を収容するためのものである。
本実施形態の作用を述べる。
車両が衝突してプロペラシャフト1すなわちシャフト本体4が図3(a)に示すように略軸方向から圧縮荷重(衝撃)を受けると、上述したように強度が弱いR1及びR2の部分が折り畳まれ、図3(b)に示すように、シャフト本体4に絞り部14を基点とした変形が生じる。
このとき、シャフト本体4の大径部10が小径部12に対して近接するが、大径部10がガイド部材15によって小径部12に対して軸方向に案内されるため、大径部10が小径部12の外側に嵌り込み、大径部10と小径部12が折れ曲がることはなく、シャフト本体4の軸方向に沿った直線的な圧縮変形が達成される。
すなわち、大径部10がガイド部材15の摺動部17に摺接しつつ案内されて小径部12に近付くため、たとえ絞り部14に加わる圧縮荷重が周方向に不均一であっても、大径部10と小径部12の折れ曲がりを抑制でき、シャフト本体4の直線的な圧縮変形すなわち均等座屈が達成されるのである。
ここで、プロペラシャフト1の継手3、5、7に多少の交角が存在する場合には、絞り部14に加わる圧縮荷重が周方向に不均一となり、シャフト本体4が曲げられながら圧縮されることになるが、大径部10がガイド部材15によって軸方向に案内されつつ小径部12に近接するため、大径部10と小径部12が折れ曲がることはなく、シャフト本体4の軸方向の直線的な圧縮変形を実現できる。
このように本実施形態に係るプロペラシャフト1によれば、車両が衝突してプロペラシャフト1が略軸方向から圧縮荷重を受けたとき、折れ曲がりのない直線的な圧縮変形を実現できるので、折れ曲がったシャフト1の一部が燃料タンクや乗員と干渉する事態を未然に回避できる。
上記直線的な圧縮変形は、シャフト本体4の内部にガイド部材15を収容するという簡単な構成で、すなわち低コストで実現できる。また、ガイド部材15が円筒体からなっているので、重量が極端に増加することはなく、軽量な構成となる。
また、ガイド部材15は、シャフト本体4の内部に収容されているので、シャフト本体4が回転して遠心力の作用を受けたとしても近傍の部品等と干渉することはなく、加えて円筒状であるためシャフト本体4の慣性モーメントが増大するのを抑えることができる。
また、ガイド部材15は、円筒状即ち中空となっているため、中実のタイプと比べると、シャフト1の回転アンバランスの増大を抑制できると共に、シャフト1の共振周波数の低下を抑制できる。よって、回転バランスが高く、共振周波数を高めたシャフト1を実現できる。
図4に別の実施形態を示す。
この実施形態は、ガイド部材15aのみが前実施形態と異なっており、その他は同様の構成となっている。このガイド部材15aは、大径部10に固定された固定部16aと、小径部12に当接された摺動部17aとを備えており、固定部16aと摺動部17aとの関係が前実施形態とは逆になっている。この実施形態においては、車両の衝突等によりシャフト本体4が略軸方向から圧縮荷重を受けたとき、小径部12がガイド部材15aに案内されて軸方向に沿って大径部10に近付き、前実施形態と同様の作用効果を生じる。
図5に別の実施形態を示す。
この実施形態は、絞り部14aのみが最初の上記実施形態と異なっており、その他は同様の構成となっている。この絞り部14aは、大径部10と小径部12とを側断面から見てZ状に接続するように形成されており、大径部10との接続角度及び小径部12との接続角度が鋭角(直角以下)となっている。これにより、上記接続角度が鈍角(直角以上)である図3(a)の実施形態よりも、絞り部14aにおいてより変形が生じ易くなる。その他の作用効果は、上記実施形態と同様である。なお、図5において、ガイド部材15の固定部16と摺動部17との関係を逆にしても構わない。また、この図5に示す絞り部14aは、他の全ての実施形態に適用できる。
図6に別の実施形態を示す。
この実施形態は、ガイド部材15bのみが最初の上記実施形態と異なっており、その他は同様の構成となっている。このガイド部材15bは、シャフト本体4の外側に装着された筒体からなり、小径部12に固定された固定部16bと大径部10に当接する摺動部17bとを備えている。この実施形態においては、大径部10がガイド部材15bに案内されて軸方向に沿って小径部12に近付き、上記実施形態と同様の作用効果を生じる。なお、図6において、ガイド部材15bの固定部16bと摺動部17bとの関係を逆にしても構わない。
図7に別の実施形態を示す。
この実施形態は、ガイド部材15cのみが最初の上記実施形態と異なっており、その他は同様の構成となっている。このガイド部材15cは、シャフト本体4の外側に装着された外側ガイド部材15bと、シャフト本体4の内部に収容された内側ガイド部材15とからなる。外側ガイド部材15bは、図6を用いて説明したガイド部材15bと同様であるので説明を省略し、内側ガイド部材15は、図3(a)を用いて説明したガイド部材15と同様であるので説明を省略する。この実施形態においては、大径部10がガイド部材15c(15及び15b)に案内されて軸方向に沿って小径部12に近付き、上記実施形態と同様の作用効果を生じる。なお、図6において、内側及び外側ガイド部材15、15bの固定部16、16bと摺動部17、17bとの関係を逆にしても構わない。
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、図1において前側シャフト本体4ではなく、後側シャフト本体6に、既述したいずれかの実施形態の構造を適用してもよい。また、前側及び後側シャフト本体4、6の双方に、いずれかの実施形態の構造を適用してもよい。また、前側及び/又は後側シャフト本体4、6の複数箇所に、いずれかの実施形態の構造を適用してもよい。また、プロペラシャフト1は、図1に示す3ジョイント型に限られず、2ジョイント型や4ジョイント型であっても構わない。
また、図13に示すように、上記絞り部14の板厚t2を、大径部10の板厚t1及び小径部12の板厚t3を含めたシャフト1のその他の部分の板厚よりも薄くする等して(t2<t1(t3))、絞り部14が一番最初に変形するようになっていれば、上記R1〜R4の関係はどのような関係でも構わない。
本発明の別の実施形態を図8以降を用いて説明する。
図8にこの実施形態に係るプロペラシャフト1の全体図を示す。このプロペラシャフト1は、車両の前部に配置された変速機(図示せず)と車両の後部に配置された終減速機(図示せず)とを接続し、変速機の出力軸の回転を終減速機の入力軸に伝達するものであり、車両の前後方向に沿って配置されている。
詳しくは、プロペラシャフト1は、変速機の出力軸にスプラインを介して軸方向にスライド可能に装着された前側軸部2と、前側軸部2に前側継手3を介して連結された前側シャフト本体4と、前側シャフト本体4の後端部に周方向に沿って溶接等により接合されたエンドシャフト20と、エンドシャフト20に中間継手5を介して連結された後側シャフト本体6と、後側シャフト本体6に後側継手7を介して連結されると共に終減速機の入力軸に接続された後側軸部8とを備え、所謂3ジョイント型となっている。また、上記エンドシャフト20には、プロペラシャフト1の全体の略中間部を車体やフレームに支持するためのセンターサポートベアリング9が装着されている。
さて、本実施形態の特徴となる車両衝突時の衝撃吸収構造は、上記前側シャフト本体4に採用されているため、以下、この点を詳述する。
図9にも示すように、前側シャフト本体4は、パイプ状に形成されており、大径部10と、その前後に配置された小径部11、12と、これら小径部11、12と大径部10とを繋ぐ絞り部13、14とを有している。上記小径部12の後端部には、エンドシャフト20が溶接されている。
ここで、後側の小径部12と絞り部14との接続半径をR1、絞り部14と大径部10との接続半径をR2、大径部10と前側の絞り部13との接続半径をR3、絞り部13と前側の小径部11との接続半径をR4とすると、R1<R2<R3=R4となっている。よって、R1〜R4の部分についての軸方向の圧縮変形強度は、R1<R2<R3=R4となる。また、このプロペラシャフト1の上述したR1〜R4の部分以外の全ての部分の圧縮変形強度は、R1及びR2の部分以上となっている。
このため、プロペラシャフト1に軸方向から圧縮荷重が加わると、先ず、強度が最も低いR1の部分すなわち後側の小径部12と絞り部14との接続部が折り畳まれ、略同時に、2番目に強度が低いR2の部分すなわち絞り部14と大径部10との接続部が折り畳まれる。この結果、図10(a)、(b)に示すように、シャフト本体4には絞り部14を基点とした変形が生じることになる。なお、図12に示すように、上記絞り部14を、上記大径部10及び小径部12に対し、予めそれぞれ鋭角で接続するようにしてもよい。また、図13に示すように、絞り部14の板厚t2を、大径部10の板厚t1及び小径部12の板厚t3を含めたシャフト1のその他の部分の板厚よりも薄くする等して(t2<t1(t3))、絞り部14が一番最初に変形するようになっていれば、上記R1〜R4の関係はどのような関係でも構わない。
このようにシャフト本体4に絞り部14を基点とした変形が生じたとき、大径部10と小径部12とが折れ曲がることなく、小径部12の外側に大径部10がテレスコピック状(入れ子状)に嵌り込むように、直線的な圧縮変形(均等座屈)を安定して実現することが本実施形態の目的である。
この目的を達成するため、図9に示すように、シャフト本体4の内部には、大径部10を小径部12に対して軸方向に案内するためのガイド部材15が収容されている。ガイド部材15は、小径部12から大径部10までこれらを掛け渡すように形成されており、小径部12の内周面に当接された固定部16と、大径部10の内周面に所定の微小間隔C(0.2mm程度)を隔てて対向された摺動部17と、これら固定部16と摺動部17とを繋ぐ絞り部18とを有する。ガイド部材15は、図例では板金加工等によって成形されているが、切削加工によって製作してもよい。
上記固定部16は、円筒体からなりその外周面が上記小径部12の内周面に当接され、右方の開口近傍の内周面が上記エンドシャフト20の挿入部21の外周面に当接されている。すなわち、エンドシャフト20は、外周面が円筒状となっている挿入部21を有し、この挿入部21の外周面と上記小径部12の内周面との間に、上記固定部16が挟み込まれている。挿入部21が挿入される小径部12の内周面は、切削加工によって段差状に形成されており、挿入部21の外周面に対する嵌め合いに関して所定の精度で成形されている。また、エンドシャフト20は、上記小径部12及び固定部16の各端部が当接される突当部22を有する。突当部22に小径部12及び固定部16の各端部を突き当てることで、シャフト本体4に対するガイド部材15の位置が定められる。
このように、固定部16が小径部12と挿入部21との間に挟み込まれ、且つ小径部12及び固定部16の各端面が当接部22に突き当てられた状態で、小径部12とエンドシャフト20とが接合される。接合には、周方向に沿って外側から施される溶接(通常の溶接、レーザービーム溶接等)の他、圧接、摩擦拡散接合、電磁接合等が用いられる。このように、固定部16がエンドシャフト20に接合されることで、ガイド部材15がエンドシャフト20に固定されることになる。図例では溶接により固定され、図中23は溶接ビード23である。溶接ビード23の溶け込み深さは、図11に示すように、小径部12、固定部16及び挿入部21にまで及ぶ深さとなっており、これら小径部12、固定部16及び挿入部21が一体的に接続されている。
この固定部16に絞り部18を介して一体的に形成された摺動部17は、図8及び図9に示すように、上記大径部10の内周面に上記所定の微小間隔Cを隔てて対向された所定長さXの円筒体からなる。この所定長さXは、後述するように、車両が衝突してプロペラシャフト1が軸方向から圧縮荷重(衝撃)を受けた際、継手5から絞り部14までの距離L1を腕として生じた曲げモーメントMにより摺動部17が大径部10に押し付けられて大径部10に生じる面圧(応力σ1)が、大径部10の降伏応力σ2よりも小さくなる長さに設定されている。すなわち、円筒状に形成された摺動部の長さを所定長さXとすることで、大径部10の内周面に対する摺動部17の対向面積(接触面積)を、プロペラシャフト1に圧縮荷重(衝撃)が加わった際、摺動部17の大径部10へのかじりを回避するために必要な面積にまで拡大している。摺動部17の上記所定長さX(即ち上記対向面積)は、シミュレーションや実験等によって定められる。
上記摺動部17の左方の端部の外周縁24には、周方向に沿ってアール部25が形成されている。アール部25は、ガイド部材15を板金加工する際に形成される。アール部25の半径は、後述するように、車両が衝突してプロペラシャフト1が軸方向から圧縮荷重(衝撃)を受けた際、摺動部17の大径部10へのかじりを回避できる半径に、シミュレーションや実験等によって定められている。摺動部17の左方の端部には、軽量化及びガイド部材15の回転軸廻りの慣性モーメントを小さくするため、穴27が形成されている。なお、図例では穴27の直径は小径部11の内径よりも小さい。
上記摺動部17の外周面には、可撓性を有する緩衝材26(紙、布、綿、樹脂等)が設けられている。緩衝材26は、摺動部17が直接大径部10に接触することを防止するものであり、シート状、軸方向及び/又は周方向に沿った線状、螺旋状、ドット状の他あらゆる形状が考えられる。なお、緩衝材26は、摺動部17の外周面ではなく、大径部10の内周面の少なくとも摺動部17が対向する部分に設けられてもよい。
図9に示すように、ガイド部材15の摺動部17は、シャフト本体4の絞り部14から所定距離離間されており、摺動部17と絞り部14の間に空間Sが形成されている。この空間Sは、図10(a)のシャフト本体4が軸方向から衝撃を受けて図10(b)の状態に変形したとき、折り畳まれた絞り部14を収容するためのものである。
本実施形態の作用を述べる。
プロペラシャフト1を備えた車両が衝突してプロペラシャフト1すなわちシャフト本体4が図10(a)に示すように略軸方向から圧縮荷重(衝撃)を受けると、上述したようにプロペラシャフト1の中で最も強度が弱い絞り部14(R1及びR2の部分)が折り畳まれ、図10(b)に示すように、シャフト本体4に絞り部14を基点とした変形が生じる。
このとき、シャフト本体4の大径部10が小径部12に対して近接するが、大径部10がガイド部材15によって小径部12に対して軸方向に案内されるため、大径部10が小径部12の外側に嵌り込み、大径部10と小径部12とが折れ曲がることはなく、シャフト本体4の軸方向に沿った直線的な圧縮変形が達成される。すなわち、大径部10がガイド部材15の摺動部17に摺接しつつ案内されて小径部12に近付くため、たとえ絞り部14に加わる圧縮荷重が周方向に不均一であっても、大径部10と小径部12との折れ曲がりを抑制でき、シャフト本体4の直線的な圧縮変形すなわち均等座屈が達成されるのである。
ここで、図10(b)に示すように、絞り部14を基点として圧縮変形する大径部10が摺動部17に案内される際、図8に示す継手3、5、7及びセンターサポートベアリング9の弾性支持体9a(ゴム)に多少の自由度が存在することから、継手3、5、7のいずれかに多少の交角が存在する場合は勿論、この交角が略零の場合であっても、継手5から絞り部14までの距離L1を腕とした曲げモーメントMが発生し得る。この曲げモーメントMにより、摺動部17が大径部10に押し付けられ、この押し付けにより大径部10に生じる面圧(応力σ1)が大径部10の降伏応力σ2を越えると、大径部10が径方向外方に変形してその変形部に摺動部17が嵌り込んで固着する所謂かじりが生じ、上述の直線的な圧縮変形すなわち均等座屈が阻害される。
そこで、本実施形態では、上記応力σ1を降伏応力σ2より小さくして上記がじりを回避するために、摺動部17を所定長さXの円筒体から構成して摺動部17の大径部10に対する接触面積を稼いでいる。仮に摺動部17が長さXの短い円筒即ちフランジ状に形成されていると、大径部10に対する接触面積が小さくなってしまため、このものでは、上記応力σ1が降伏応力σ2を超え易くなり、上記かじりが生じてしまう。そこで、本実施形態では、摺動部17を所定長さXの円筒体から構成し、摺動部17の大径部10に対する接触面積を広げ、上記応力σ1(面圧)を下げ、上記応力σ1を上記降伏応力σ2よりも小さくしているのである(σ1<σ2)。これより、シャフト本体4の圧縮変形すなわち均等座屈が確実に実現される。上記所定長さXは、上記曲げモーメントMの腕の長さである距離L1を所定値としたときσ1<σ2となる長さが採用され、具体的には実験やシミュレーションによって上記かじりが生じない長さに定める。
上記応力σ1の発生原因となる上記曲げモーメントMの大きさは、継手5から絞り部14までの距離L1(モーメントMの腕の長さ)と相関する関係にある。よって、上記応力σ1を小さくする方策としては、上述のように摺動部17の円筒体の長さXを長くして接触面積を広げることの他、上記距離L1を短くして上記曲げモーメントMの大きさを小さくすることが考えられる。上記距離L1は、上記摺動部17の大径部10に対する接触面積を定める所定長さXを所定値としたとき、σ1<σ2となる長さが採用される。図例では、上記距離L1の一部を成す小径部12の長さL2を反対側の小径部11の長さL3より短くすることで、小径部11、12のトータル長さを所定値に保ってシャフト本体4の軽量化を保ちつつ、上記距離L1を短くしている。なお、上記応力σ1を上記降伏応力σ2以下とするためには、上記距離L1を長くした場合には上記長さXを長くし、上記距離L1を短くした場合には上記長さXを短くすることになる。
上記シャフト本体4が軸方向から衝撃を受けて上記大径部10が上記ガイド部材15の摺動部17に案内されて軸方向に変形するとき、上記摺動部17の端部の外周縁24の一部が上記曲げモーメントMによって上記大径部10の内周面に押し付けられる。よって、仮に上記外周縁24が角張った形状であると、押し付けられた部分の面圧が高まって上記外周縁24が大径部10にかじり付き、直線的な圧縮変形すなわち均等座屈が不可能となる可能性が高まるが、本実施形態では上記外周縁24にアール部25を設けているので、面圧が低くなると共に引っ掛かることなく滑り易くなり、上記かじりを抑えることができ、均等座屈を確実に実現できる。なお、アール部25の半径は、上記モーメントMの大きさと相関する関係にあり、実験やシミュレーションによって、上記かじりが生じない半径に定められる。
上記大径部10の直線的な圧縮変形は、シャフト本体4の内部にガイド部材15を収容するという簡単な構成で、すなわち低コストで実現できる。また、ガイド部材15が円筒体からなっているので、重量が極端に増加することはなく、軽量な構成となる。また、ガイド部材15は、シャフト本体4の内部に収容されているので、シャフト本体4が回転して遠心力の作用を受けたとしても近傍の部品等と干渉することはなく、加えて円筒状であるためシャフト本体4の慣性モーメントが増大するのを抑えることができる。また、ガイド部材15は、円筒状即ち中空となっているため、中実のタイプと比べると、シャフト1の回転アンバランスの増大を抑制できると共に、シャフト1の共振周波数の低下を抑制できる。よって、回転バランスが高く、共振周波数を高めたシャフト1を実現できる。
本実施形態においては、図9及び図11に示すように、ガイド部材15の固定部16がエンドシャフト20に固定されているので、上記固定部16を小径部12の内周面に固定する場合と比べると固定強度が向上し、これにより、衝突時の衝撃によってガイド部材15がエンドシャフト20から外れることはなく、上記ガイド部材15が上述したガイド効果を安定して発揮する。すなわち、仮にガイド部材15の固定部16をエンドシャフト20ではなく小径部12の内周面に溶接や接着等によって固定すると、十分な固定強度を得ることが困難であるため、その溶接部分又は接着部分が衝突時の衝撃によって剥離することがあり、こうなると自由になった固定部16が小径部12から左方に抜けてしまい、ガイド部材15がシャフト本体4の内部で踊ってしまうので、上述したガイド効果が全く発揮できない。これに対し、本実施形態では、ガイド部材15の固定部16をエンドシャフト20に固定するようにしており、図11に示すように上記溶接ビード23の溶け込み深さが十分深く、固定部16が小径部12と共にエンドシャフト20に強固に結合されているので、このような問題は生じない。
また、本実施形態においては、上記摺動部17の外周面には、緩衝材26が設けられており、摺動部17が上記大径部10の内周面に直接接触することが防止されている。よって、上記プロペラシャフト1が装着された車両の運転中、振動等に起因してガイド部材15とシャフト本体4とが接触することによって生じる騒音(打撃音)を防止できる。また、緩衝材26によって、プロペラシャフト1の両端部に連結される上記変速機及び/又は上記終減速機からのギヤノイズ等の固体伝播音が減衰・低減されるので、低騒音化を推進できる。
本発明の実施形態は、上記タイプに限定されるものではない。例えば、図8において前側シャフト本体4ではなく、後側シャフト本体6に、上述した実施形態の構造を適用してもよい。また、前側及び後側シャフト本体4、6の双方に、上述の実施形態の構造を適用してもよい。また、前側及び/又は後側シャフト本体4、6の複数箇所に、上述の実施形態の構造を適用してもよい。また、プロペラシャフト1は、図8に示す3ジョイント型に限られず、2ジョイント型や4ジョイント型であっても構わない。
また、上記アール部25と上記緩衝材26とは、両方あるいは一方を省略することができる。また、上記ガイド部材15の固定部16をエンドシャフト20に固定(溶接)した構成要件を省略し、上記ガイド部材15の摺動部17を所定長さXの筒状とした構成要件のみを備えたプロペラシャフト1であってもよい。また、上記大径部10を円筒状ではなく多角形の筒状とし、これに合わせて摺動部17を多角形の筒状としてもよい。
本実施形態に係るプロペラシャフトの全体図である。 図1の要部断面図である。 (a)は衝撃前、(b)は衝撃後の様子を示す断面図である。 変形例を示す断面図である。 変形例を示す断面図である 変形例を示す断面図である 変形例を示す断面図である 別の実施形態に係るプロペラシャフトの全体図である。 図8の要部断面図である。 図8に示すシャフト本体の部分拡大図であり、(a)は衝撃前、(b)は衝撃後の様子を示す断面図である。 図8の部分拡大図であり、ガイド部材とエンドシャフトとの溶接部分を示す断面図である。 図8に示すシャフト本体の大径部、絞り部及び小径部の変形例を示す断面図である。 シャフト本体の大径部、絞り部及び小径部の板厚に関する変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 プロペラシャフト
4 シャフト本体
10 大径部
12 小径部
14 絞り部
15 ガイド部材
16 固定部
17 摺動部
20 エンドシャフト
23 溶接ビード
24 外周縁
25 アール部
26 緩衝材
X 所定長さ
C 微小隙間
t1 大径部の板厚
t2 絞り部の板厚
t3 小径部の板厚

Claims (17)

  1. 軸方向から受けた衝撃を吸収すべく変形するプロペラシャフトであって、パイプ状に形成され、大径部、小径部及びこれらを繋ぐ絞り部を有するシャフト本体と、該シャフト本体に装着され、上記シャフト本体が軸方向から衝撃を受けて上記絞り部を基点として変形するとき、上記大径部及び小径部を相互に軸方向に案内するガイド部材とを備え、該ガイド部材によって上記大径部と小径部の折れ曲がりを抑制し、直線的に圧縮変形することを特徴とするプロペラシャフト。
  2. 上記ガイド部材を、上記シャフト本体の内部に収容した請求項1記載のプロペラシャフト。
  3. 上記ガイド部材は、上記大径部の内面に当接された摺動部と、上記小径部の内面に固定された固定部を有する請求項2記載のプロペラシャフト。
  4. 上記ガイド部材は、上記大径部の内面に固定された固定部と、上記小径部の内面に当接された摺動部を有する請求項2記載のプロペラシャフト。
  5. 上記ガイド部材を、上記シャフト本体の外部に装着した請求項1記載のプロペラシャフト。
  6. 上記ガイド部材は、上記大径部の外面に当接された摺動部と、上記小径部の外面に固定された固定部を有する請求項5記載のプロペラシャフト。
  7. 上記ガイド部材は、上記大径部の外面に固定された固定部と、上記小径部の外面に当接された摺動部を有する請求項5記載のプロペラシャフト。
  8. 上記ガイド部材は、上記シャフト本体の内部に収容した内側ガイド部材と、上記シャフト本体の外部に装着した外側ガイド部材とからなる請求項1記載のプロペラシャフト。
  9. 上記内側ガイド部材は、上記大径部の内面に当接された摺動部と、上記小径部の内面に固定された固定部を有し、上記外側ガイド部材は、上記大径部の外面に当接された摺動部と、上記小径部の外面に固定された固定部を有する請求項8記載のプロペラシャフト。
  10. 上記内側ガイド部材は、上記大径部の内面に固定された固定部と、上記小径部の内面に当接された摺動部を有し、上記外側ガイド部材は、上記大径部の外面に固定された固定部と、上記小径部の外面に当接された摺動部を有する請求項8記載のプロペラシャフト。
  11. 上記絞り部が、上記大径部及び小径部に対し、それぞれ鋭角で接続された請求項1〜10いずれかに記載のプロペラシャフト。
  12. 上記絞り部の板厚が、上記大径部及び小径部の板厚よりも薄く設定された請求項1〜11いずれかに記載のプロペラシャフト。
  13. 軸方向から受けた衝撃を吸収すべく変形するプロペラシャフトであって、パイプ状に形成され、大径部、小径部及びこれらを繋ぐ絞り部を有するシャフト本体と、該シャフト本体の内部に上記小径部に固定されて収容され、上記シャフト本体が軸方向から衝撃を受けて上記絞り部を基点として変形するとき、上記大径部を上記小径部に対して軸方向に案内するためのガイド部材とを備え、該ガイド部材は、上記大径部の内周面から所定の微小隙間を隔てて対向された摺動部を有し、該摺動部は、上記大径部の内周面に対する対向面積を稼ぐべく所定長さの筒状に形成されたことを特徴とするプロペラシャフト。
  14. 上記ガイド部材の上記摺動部側の端部の外周縁に、アール部を設けた請求項13記載のプロペラシャフト。
  15. 上記微小隙間に、緩衝材を介在させた請求項13又は14いずれかに記載のプロペラシャフト。
  16. 上記絞り部が、上記大径部及び小径部に対し、それぞれ鋭角で接続された請求項13〜15いずれかに記載のプロペラシャフト。
  17. 上記絞り部の板厚が、上記大径部及び小径部の板厚よりも薄く設定された請求項13〜16いずれかに記載のプロペラシャフト。
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