JP2005251314A - 磁気テープカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】リールハブの底壁の下面外周部に、ドライブ装置側の回転駆動部材の駆動ギアと噛合するリールギアが環状に刻設され、かつリールハブの底壁の下面中央部に、ドライブ装置側の回転駆動部材に磁気的に吸引される金属プレートがインサート成形により設けられている磁気テープカートリッジにおいて、リールギアが形成される部分の成形時における「ヒケ」の発生を防止し、かつテープ巻込みテンションによるリールハブの変形を防止する。
【解決手段】金属プレート25を、この金属プレート25の外周縁部がリールギア24の裏側に埋め込まれた態様でリールハブ21の底壁に設ける。
【選択図】 図5

Description

本発明は、磁気テープカートリッジに関し、特に、リールハブの外周に磁気テープを巻装した単一のリールがカートリッジケース内に回転可能に収容されてなる磁気テープカートリッジに関するものである。
従来、コンピュータ等の外部記憶装置に用いられる記録媒体として使用されている磁気テープカートリッジには、単一のリールに磁気テープを巻装し、このリールをカートリッジケース内に回転可能に収容したタイプのものが知られている。
この種の磁気テープカートリッジにおいては、例えば特許文献1に記載されているように、磁気テープを外周に巻装し下部を底壁により閉塞された樹脂製のリールハブと、このリールハブの上下端外周からそれぞれ径方向に張り出した上下フランジとを備えた単一のリールがカートリッジケース内に回転可能に収容されている。
図6(a)は上記特許文献1に記載されている磁気テープカートリッジのリールの、リールギアの一部を取り除いた底面図、図7は図6(a)の7−7線に沿った拡大断面図を示し、2は合成樹脂製のリール、21はリールハブ、21aはリールハブ21の底壁、22はリール2の下フランジである。リールハブ21の底壁21aの下面外周部には、ドライブ装置側の回転駆動部材の駆動ギアと噛合するクラウンギア形式のリールギア24がリールハブ21と一体成形により環状に刻設され、かつこのリールギア24の半径方向内側に、ドライブ装置側の回転駆動部材に磁気的に吸引されてリールギア24と駆動ギアとの噛合状態を保持するための、図6(b)に示すような円盤状の金属プレート25´がインサート成形により同心的に取り付けられている。
ところで、リールハブ21のリールギア24は、リールその他の寸法測定の基準となる重要部であるが、このリールギア24が形成されている部分は、図7から明らかなように、他の部分に比較して肉厚が厚いために、成形時にいわゆる「ヒケ」を生じ易く、成形条件の幅を狭める原因の一つとなっていた。
また、この種の磁気テープカートリッジは、例えば特許文献2に開示されているように、非使用時にはリール2をロックしてリール2の回転を禁止するロック位置とリール2のロックを解除する解除位置との間でリール2の軸線方向に移動可能なロック部材と、ロック部材をロック方向に付勢する付勢部材(コイルばね)と、ドライブ装置側の回転駆動部材の駆動ギアとリールギア24との噛合に伴ってロック部材を解除位置に移動させる解除部材とがリールハブ21の内部に設けられている。上記ロック部材は、非使用時に、リールハブ21の底壁21aの上面に形成されているロック歯と噛合してリール2の回転を強制的にロックするロック歯を備えており、カートリッジの落下等による衝撃で磁気テープが巻き締まったり、弛んだりしないように構成されている。
上記解除部材(リリースパッド)は、例えば特許文献3にも記載されているように、駆動ギアとリールギア24との非噛合時に、リールギア24の歯部に形成された3個の透孔26からそれぞれ外方に突出する3本の脚部を備えている。これら脚部は、リールギア24と駆動ギアとの噛合に伴って駆動ギアに押されて内方へ没入し、これに伴って解除部材が付勢部材の付勢力に抗してロック部材を押し上げて、上記ロック歯同士の噛合を解除して、リール2の回転が許容されるように構成されている。
特開2000−48526号 特開2002−319266号 特開2003−85930号
解決しようとする問題は、リールギア部分の肉厚が他の部分よりも厚くなるのを防止して、成形時における「ヒケ」の発生を防止してハブの成形条件の幅を広げることである。
本発明は、磁気テープを外周に巻装し下部を底壁により閉塞されたリールハブと、このリールハブの上下端外周からそれぞれ径方向に張り出した上下フランジとを備えた単一のリールがカートリッジケース内に回転可能に収容され、上記リールハブの底壁の下面外周部に、ドライブ装置側の回転駆動部材の駆動ギアと噛合するリールギアが環状に刻設され、かつリールハブの底壁の下面中央部に、ドライブ装置側の回転駆動部材に磁気的に吸引される金属プレートが設けられてなる磁気テープカートリッジにおいて、
上記金属プレートは、この金属プレートの外周縁部が前記リールギアの裏側に埋め込まれた態様で前記リールハブの底壁に設けられていることを特徴とするものである。
この場合、上記金属プレートは、この金属プレートの外周縁がリールギアの歯部の径方向幅の少なくとも中間に達する位置までリールギアの裏側に埋め込まれていることが好ましい。さらに、上記金属プレートは、この金属プレートの外周縁がリールギアの歯部の径方向外端に達する位置までリールギアの裏側に埋め込まれていることが好ましい。
また、この磁気テープカートリッジが、リールをロックしてリールの回転を禁止するロック位置とリールのロックを解除する解除位置との間でリールの軸線方向に移動可能なロック部材と、リールドライブ装置側の回転駆動部材の駆動ギアとリールギアとの噛合に伴って上記ロック部材を上記解除位置に移動させる解除部材とがリールハブの内部に設けられ、さらに、駆動ギアとリールギアとの非噛合時にはリールギアの歯部に形成された複数の透孔から外方に突出しかつ前記噛合に伴って前記駆動ギアに押されて内方へ没入する複数の脚部を上前記解除部材が備えている場合には、上記金属プレートの外周縁には、リールギアの歯部に形成された透孔を避ける切欠きが形成される。
従来の磁気テープカートリッジにおいては、リールハブの底壁の下面外周部に環状に刻設されたリールギアの半径方向内側に円盤状の金属プレートが設けられていることにより、リールギアが形成されている部分の肉厚が他の部分よりも厚くなって、成形時に「ヒケ」を生じる問題があったが、本発明によれば、従来よりも大径の金属プレートが用いられて、その周縁部がリールギアの裏側に埋め込まれていることにより、リールギアが形成されている部分の肉厚が従来品よりも薄くなるため成形時のヒケが生じにくい効果がある。
また、従来の磁気テープカートリッジにおいては、磁気テープがリールに巻かれたときの磁気テープのテンションによるリールハブの変形によって、リールフランジが磁気テープに接触してテープエッジに損傷を与えるという問題もあったが、上記金属プレートの外周縁がリールギアの歯部の径方向外端に達する位置まで金属プレートがリールギアの裏側に埋め込まれている場合には、金属プレートの周縁部がリールハブの周壁近傍にまで延びることになり、剛性の高い金属プレートによって、テープを巻回したときのリールハブの変形が抑えられる効果も期待できる。さらに金属プレートの質量が増大することにより、チャッキング時のリールギアと駆動ギアとのより確実な噛合状態を保持することができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明による磁気テープカートリッジにおいて、ドライブ装置側の回転駆動部材がチャッキングされる以前の不使用状態を示す断面図、図2は、図1の磁気テープカートリッジのチャッキング後の使用状態を示す要部断面図、図3は図2の3−3線に沿った断面平面図である。また、図4(a),(b)は、リールギアの一部を取り除いたリールの底面図および金属プレートの底面図、図5は図4(a)の5−5線に沿った拡大断面図である。
図1において、磁気テープカートリッジ1のカートリッジケース3は、上ケース31と、中心部に開口32aを備えて上ケース31にビス等により締結された下ケース32とからなり、このカートリッジケース3内に、磁気テープ(図示省略)を巻装した単一のリール2が回転可能に収容され、さらに、リール2の中心孔内に、非使用時にリール2をロックしてリール2の回転を禁止するリールロック機構10が収容されている。
上記リール2は、磁気テープが外周に巻回される有底円筒状のリールハブ21と、このリールハブ21の上下端外周からそれぞれ径方向に円盤状に張り出した下フランジ22および上フランジ23とからなり、リールハブ21と下フランジ22とは合成樹脂材料により一体成形され、同じく合成樹脂材料からなる上フランジ23は、リールハブ21の上端に嵌着された状態で、例えば超音波溶着によりリールハブ21に固着されている。
リールハブ21は中心側下部が底壁21aにより閉塞され、この底壁21aの下面外周部には、ドライブ装置側の回転駆動部材11の駆動ギア13と噛合するクラウンギア形式のリールギア24が環状に刻設されている。そして、リールハブ21の底壁21aの下面には、図4(b)に示すような形状を有する金属プレート25がインサート成形により取り付けられている。この金属プレート25の外周縁には、リールギア24の歯部に形成された3個の透孔26を避ける3個の切欠き25aが形成されている。
金属プレート25は、ドライブ装置側の回転駆動部材11に磁気的に吸引されてリールギア24と駆動ギア13との噛合状態を保持するために設けられているもので、図4(a)および図5から明らかなように、リールギア24の歯部の外径にほぼ等しい外径を有して、その周縁部がリールギア24の裏側全体を覆う態様でリールギア24の裏側に埋め込まれて、金属プレート25の外周縁はリールギア24の歯部の径方向外端に達している。そして、リールギア24および金属プレート25は、カートリッジケース3の底面の開口32aに臨むように配置されている。
なお、開口32aの周縁部は環状に盛り上がって、この盛上がり部の上面が、非使用時にリール2の下フランジ22の下面を受ける受け面32bを形成しており、リール2は後述のリールロック機構10の付勢部材(コイルばね)5により下方に付勢されて、受け面32b上に当接している。
一方、ドライブ装置側の回転駆動部材11は、回転シャフト12の上端に固定された円盤部15の上面に環状の駆動ギア13とマグネット(図示せず)とを備えている。
上記回転駆動部材11のチャッキング動作は、図示しないドライブ装置側のバケットに装填された磁気テープカートリッジ1が回転シャフト12に向かって下降して、上記駆動ギア13が上記リールギア24に噛合するとともに、マグネットにより上記リールプレート25を吸引して噛合状態を保持することによって行なわれる。
次に、上記リールロック機構10の構成について説明する。このリールロック機構10は、ロック位置とロック解除位置との間でリール2の軸線方向に移動可能なロック部材4と、このロック部材4をロック方向に付勢する付勢部材(コイルスプリング)5と、上記ロック部材4をロック解除方向に移動させる解除部材(リリースパッド)6とを備えている。
リールハブ21の底壁21aには、リールギア24の歯部を上下方向に貫通する3個の挿通孔26(図3及び図4(a)参照)が同一円周上に等間隔を保って配設され、さらに、底壁21aの上面には上記挿通孔26と位相を異にする位置に3組6個の係止突起27が同一円周上に等間隔を保って一体に立設され、この係止突起27の先端にはロック歯29が形成されている。
合成樹脂材料で形成されたロック部材4は、リールハブ21内にその底壁21aと対向して配置された円盤部41を備え、この円盤部41の下面外周部にはロック歯42が環状に刻設され、このロック歯42は上記係止突起27上のロック歯29と噛合可能である。また、上記円盤部41の下面中心部は球面状に突出して摺接部41aを形成し、この摺接部41aが付勢部材5の付勢力によって後述する解除部材6の本体部61の上面中心部の摺接部61aに接するように構成されている。
上記ロック歯42,29は、外周部の歯丈が高くなるように円錐状に形成され、外周側部分が先に噛合するように設けられている。
ロック部材4の円盤部41の上面には上方へ延びる突起部44が形成され、この突起部44は上下方向に延びる十字状の係止溝45を備えている。一方、カートリッジケース3の上ケース31の内面には、上記係止溝45に挿入される支持部33(回り止め突起)が立設されている。そして、係止溝45と支持部33の係合により、ロック部材4が回り止め状態で上下方向に移動可能に設置されている。
上記ロック部材4の突起部44より外周側の円盤部41上面と、上ケース31の支持部33の外周側のばね受け34との間には、コイルばねからなる付勢部材5が縮装されていることにより、ロック部材4はそのロック歯42がリール2のロック歯29に係合する方向に付勢されている。
また、上記解除部材6は、ロック部材4とリールハブ21の底壁21aとの間に上下移動可能に介装され、略三角形状の板状本体部61の各頂点近傍下面には下方に延びる円柱状の脚部63が設けられている。各脚部63は、リール2の底壁21aに開口した透孔26にそれぞれ移動可能に挿通され、その先端はリール2下面のリールギア24の歯部に臨んで位置する。その際、上記係止突起27は各脚部63の間で本体部61の外側に位置する。なお、上記脚部63は角柱状、楕円柱状等に形成してもよい。
上記解除部材6の最下降位置(図1)では、脚部63の先端がリールギア24の下面から突出し、このリールギア24にドライブ装置側の回転駆動部材11のチャッキング動作により駆動ギア13が噛合するのに伴って解除部材6が上方へ押圧され所定のストローク量で押し上げられるようになっている(図2)。そして、リール2も駆動ギア13によって上方へ若干押し上げられて、下ケース2から離れる。解除部材6は、その脚部63が透孔26に嵌合していることによりリール2と一体に回転する。
リール2の内周面には、リール2の軸線方向に延びる多数のリブ28がリール2の周方向に所定の間隔を保って形成されている。これらリブ28のうちの一部は、解除部材6の脚部63を透孔26に挿入する際に解除部材6を挿入方向に案内すべくガイドリブとして作用し、残りのリブはリールハブ21の補強リブとして作用する(図3参照)。
次に、上記リールロック機構10の作用を説明すると、図1に示す磁気テープカートリッジ1が保管時等の不使用状態にあるときには、付勢部材5の付勢力によって、ロック部材4、解除部材6並びにリール2はカートリッジケース3の下ケース32側に移動しており、下ケース32中心部の開口32aはリール2によって閉塞される。解除部材6はその下面がリールハブ21の底壁21a上面に当接した最下降状態にあり、その脚部63は先端部がリールギア24の歯先よりに突出しており、解除部材6の上面に当接しているロック部材4も下降位置にあり、そのロック歯42が係止突起27先端のロック歯29に係合してリール2の不使用時における回転を禁止して磁気テープの引き出しを阻止するロック状態にある。
一方、磁気テープカートリッジ1をドライブ装置に装填した図2のカートリッジ使用状態では、回転駆動部材11の回転シャフト12先端の円盤部15がリール2の底面に対して接近して駆動ギア13がリールギア24に噛合し、リール2を若干上方に移動させて保持するとともに、駆動ギア13の歯先が解除部材6の脚部63の先端に当接してこれを押し上げる。これに伴い、解除部材6が付勢部材5の付勢力に抗して上方へ移動し、この解除部材6と一体にロック部材4も上方の解除方向へ移動する。これによりロック歯42,29同士の係合が解除され、リール2が回転自在とされる。そして、ドライブ装置によって磁気テープのロード/アンロードが行われる。
以上の説明で明らかなように、本実施の形態においては、図6(b)に示す従来の金属プレート25´よりも大径の金属プレート25が用いられて、その周縁部がリールギア24の裏側に埋め込まれていることにより、金属プレート25の周縁部がリールハブ21の周壁近傍にまで延びている。したがって、図5から明らかなように、リールギア24が形成されている部分の肉厚が、図7に示す従来品よりも薄くなるため成形時のヒケが生じにくく、また、剛性の高い金属プレート25によって、テープを巻回したときのリールハブ21の変形が抑えられる効果も期待できる。さらに金属プレート25の質量が増大していることにより、チャッキング時のリールギア24と駆動ギア13とのより確実な噛合状態を保持することができる。
なお、上述の実施例においては、金属プレート25がリールギア24の歯部の外径にほぼ等しい外径を有していて、その周縁部がリールギア24の裏側全体を覆うように埋め込まれているが、金属プレート25は、その外周縁がリールギア24の歯部の径方向幅の少なくとも中間に達する態様でリールギア24の裏側に埋め込まれていれば、本発明の目的は達せられるものである。
また、磁気テープカートリッジが解除部材6を備えていない場合には、金属プレート25に切欠き25aを設ける必要もない。
本発明による磁気テープカートリッジの実施の形態の不使用状態における断面正面図である。 図1の磁気テープカートリッジの使用状態における要部断面図である。 図2の3−3線に沿った断面平面図である。 図4(a)は本発明による磁気テープカートリッジにおけるリールギアの一部を取り除いたリールの底面図、図4(b)は金属プレートの底面図である。 図4(a)の5−5線に沿った拡大断面図である。 図6(a)は従来の磁気テープカートリッジにおけるリールギアの一部を取り除いたリールの底面図、図6(b)は金属プレートの底面図である。 図6(a)の7−7線に沿った拡大断面図である。
符号の説明
1 磁気テープカートリッジ
2 リール
3 カートリッジケース
4 ロック部材
5 付勢部材
6 解除部材
10 リールロック機構
11 回転駆動部材
13 駆動ギア
21 リールハブ
24 リールギア
25 金属プレート

Claims (4)

  1. 磁気テープを外周に巻装し下部を底壁により閉塞されたリールハブと、該リールハブの上下端外周からそれぞれ径方向に張り出した上下フランジとを備えた単一のリールがカートリッジケース内に回転可能に収容され、前記リールハブの底壁の下面外周部に、ドライブ装置側の回転駆動部材の駆動ギアと噛合するリールギアが環状に刻設され、かつ該リールハブの底壁の下面中央部に、ドライブ装置側の前記回転駆動部材に磁気的に吸引される金属プレートが設けられている磁気テープカートリッジにおいて、
    前記金属プレートは、該金属プレートの外周縁部が前記リールギアの裏側に埋め込まれた態様で前記リールハブの底壁に設けられていることを特徴とする磁気テープカートリッジ。
  2. 前記金属プレートは、該金属プレートの外周縁が前記リールギアの歯部の径方向幅の少なくとも中間に達する態様で該リールギアの裏側に埋め込まれていることを特徴とする請求項1記載の磁気テープカートリッジ。
  3. 前記金属プレートは、該金属プレートの外周縁が前記リールギアの歯部の径方向外端に達する態様で該リールギアの裏側に埋め込まれていることを特徴とする請求項1記載の磁気テープカートリッジ。
  4. 前記リールをロックして該リールの回転を禁止するロック位置と該リールのロックを解除する解除位置との間で該リールの軸線方向に移動可能なロック部材と、前記リールドライブ装置側の回転駆動部材の駆動ギアと前記リールギアとの噛合に伴って前記ロック部材を前記解除位置に移動させる解除部材とが前記リールハブの内部に設けられ、さらに、前記駆動ギアと前記リールギアとの非噛合時には前記リールギアの歯部に形成された複数の透孔から外方に突出しかつ前記噛合に伴って前記駆動ギアに押されて内方へ没入する複数の脚部を前記解除部材が備え、前記金属プレートの外周縁に、前記リールギアの歯部に形成された透孔を避ける切欠きが形成されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載の磁気テープカートリッジ。
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