JP2003085930A - 磁気テープカートリッジ - Google Patents

磁気テープカートリッジ

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JP2003085930A
JP2003085930A JP2001272989A JP2001272989A JP2003085930A JP 2003085930 A JP2003085930 A JP 2003085930A JP 2001272989 A JP2001272989 A JP 2001272989A JP 2001272989 A JP2001272989 A JP 2001272989A JP 2003085930 A JP2003085930 A JP 2003085930A
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cup
pad
reel
release
shaped hub
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JP2001272989A
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Seiji Tsuyuki
誠治 露木
Hidetoshi Yamamoto
秀利 山本
Hideaki Shiga
英昭 志賀
Naoki Okutsu
直樹 奥津
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
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    • G11B23/044Reels or cores; positioning of the reels in the cassette
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リリースパッドの組付作業を組立ロボットに
よっても確実に行うことができる磁気テープカートリッ
ジを提供する。 【解決手段】 リリースパッド5をカップ状ハブ2A内
に組み付ける際、リリースパッド5のパッド本体5Aの
各角部からロック解除ピン5Bに亘って設けられた逃げ
面5Eがカップ状ハブ2Aの開口部側に配置されたフラ
ンジ2Gの内周との間に組付クリアランスを確保する。
このため、リリースパッド5は略水平な姿勢でカップ状
ハブ2A内に挿入可能となり、各ロック解除ピン5Bが
カップ状ハブ2Aの底板部2Bの周辺部に開口された貫
通孔としての各導出孔2Dに確実に位置合わせされ、リ
リースパッド5がカップ状ハブ2A内に確実に組み付け
られる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープカート
リッジに関し、詳しくは、リールのロック状態を解除す
るリリースパッドの組付け作業を確実にした磁気テープ
カートリッジに関するものである。 【0002】 【従来の技術】コンピュータ等のデータバックアップ用
の外部記録媒体として用いられる磁気テープカートリッ
ジとして、従来、いわゆるLTO(Linear Tape Open)
規格に準拠した磁気テープカートリッジが知られてい
る。この種の磁気テープカートリッジは、下ハーフと上
ハーフとに分割構成されたカートリッジケースの内部
に、磁気テープを巻装した単一のリールを収容したもの
である。カートリッジケースの一側面には、磁気テープ
のリーダピンが係着される磁気テープ引出し用の開口が
下ハーフと上ハーフとに跨って設けられ、また、カート
リッジケースの下ハーフにはリールのハブが露出するリ
ール駆動用の開口が設けられている。 【0003】この種の磁気テープカートリッジが装填さ
れるドライブ装置は、カートリッジケースの磁気テープ
引出し用の開口から前記リーダピンを引き出して磁気テ
ープをリールから巻き出しつつデータの記録・再生を行
い、また、下ハーフのリール駆動用の開口からハブを回
転駆動して磁気テープをリールに巻き戻しつつデータの
記録・再生を行う。その関係で、前記磁気テープカート
リッジは、ドライブ装置に装填されたときのみリールが
回転し、ドライブ装置から排出されたときにはリールが
不用意に回転しないように、リールをロックするロック
プレートと、リールのロック状態を解除するリリースパ
ッドとをリールのカップ状に形成されたハブ内に備えて
いる。 【0004】前記ロックプレートは、リールのカップ状
ハブにおける底部の上面に突設された係合部に係脱可能
なハブ側係合部を下面周辺部に有し、また、カートリッ
ジケースの上ハーフの内面中央部に突設された係合部に
常時係合するハーフ側係合部を上面中央部に有する円板
状やカップ状の部材である。このロックプレートは、上
ハーフとの間に介設された圧縮コイルばねの付勢力によ
って下面のハブ側係合部がカップ状ハブの底部の上面に
突設された係合部に係合することにより、リールをロッ
ク状態に保持する。 【0005】一方、前記リリースパッドは、リールのカ
ップ状ハブの底部の上面と前記ロックプレートとの間に
介設される概略三角形、四角形、星形またはプロペラ形
などの板状部材であり、カップ状ハブの周壁部の内面近
傍に臨む各角部の下面には、カップ状ハブの底部を貫通
するロック解除ピンがそれぞれ突設されている。このリ
リースパッドは、磁気テープカートリッジが前記ドライ
ブ装置に装填されてカップ状ハブがドライブ装置のリー
ル駆動機構(図示省略)により回転駆動される際、各ロ
ック解除ピンがロックプレート側へ押し込まれることに
より、ロックプレートを圧縮コイルばねに抗して上ハー
フ側へ押動し、その下面のハブ側係合部の係合を外して
リールのロック状態を解除する。 【0006】ここで、従来の磁気テープカートリッジに
おけるロックプレートおよびリリースパッドの一例を図
15に示す。図15に示すロックプレート10は、カッ
プ状の部材であり、リール11のカップ状ハブ11Aに
おける底部11Bの上面に突設された係合部11Cに係
脱可能なハブ側係合部10Aを底部10Bの下面に有
し、また、カートリッジケースの上ハーフの内面中央部
に突設された係合部12に常時係合するハーフ側係合部
10Cを内面(上面)中央部に有する。このロックプレ
ート10は、上ハーフとの間に介設された圧縮コイルば
ね13の付勢力によって下面のハブ側係合部10Aがカ
ップ状ハブ11Aの底部11Bの上面に突設された係合
部11Cに係合することにより、リール11をロック状
態に保持する。 【0007】一方、図15に示すリリースパッド14
は、プロペラ形の板状部材であり、円板状の中央部14
Aと、この中央部14Aから外側に延びる三本の腕部1
4B,14B,14Bと、これらの腕部14B,14
B,14Bの端から下方に向かって延びる三本のロック
解除ピン14C,14C,14Cとを有する。各ロック
解除ピン14Cは、その下端面14Dが四角形となる四
角柱状になっている。これらのロック解除ピン14C,
14C,14Cは、リール11のカップ状ハブ11Aの
底部11Bを貫通して形成される貫通孔としての3つの
四角形状の角孔11D,11D,11Dにそれぞれ挿通
され、その下端面14D,14D,14Dがカップ状ハ
ブ11Aの底部11Bの下面から突出する。このリリー
スパッド14は、磁気テープカートリッジが前記ドライ
ブ装置に装填されてカップ状ハブ11Aがドライブ装置
のリール駆動機構(図示省略)により回転駆動される
際、各ロック解除ピン14Cの下端面14Dが上ハーフ
側に押し込まれることにより、ロックプレート10を圧
縮コイルばね13に抗して上ハーフ側へ押動し、ロック
プレート10のハブ側係合部10Aをリール11の係合
部11Cから外すことによって、リール11のロック状
態を解除する。 【0008】ここで、前記リールの一般的な構造とし
て、カップ状ハブの開口部側にはフランジが溶着されて
いる。このフランジの内周は、通常、カップ状ハブの周
壁部の内面にインロー嵌合される関係で、カップ状ハブ
の周壁部の内面より若干内側に張り出している。このた
め、磁気テープカートリッジの組立工程においてリール
のカップ状ハブ内にリリースパッドを組み付ける際に
は、フランジの内周を潜り抜けるようにリリースパッド
を傾斜させてカップ状ハブ内に挿入し、この状態でリリ
ースパッドの各ロック解除ピンをカップ状ハブ内の底部
に開口された貫通孔である導出孔に位置合わせして挿入
している。 【0009】この場合、前記リリースパッドは、通常、
各ロック解除ピンを下側とし、上側のパッド本体の2つ
の角部を結ぶ1辺を前側とした姿勢で把持される。そし
て、このリリースパッドは、前側を低くした傾斜姿勢で
パッド本体の1辺側からカップ状ハブ内に挿入され、そ
の後、後側を下げて傾斜角度を減少しつつ前側の2本の
ロック解除ピンがカップ状ハブの底部に設けられた複数
の導出孔(貫通孔)の2つにそれぞれ位置合わせされ
る。この状態でリリースパッドがカップ状ハブの底壁上
に落とし込まれることにより、各ロック解除ピンがそれ
ぞれ前記底部の各導出孔(貫通孔)を貫通し、こうして
リリースパッドがカップ状ハブ内に確実に組み付けられ
る。 【0010】一方、図15に示した磁気テープカートリ
ッジの組立工程において、ロボットによりリール11の
カップ状ハブ11A内にリリースパッド14を組み付け
る場合、ロボットはこのリリースパッド14を把持し
て、このリリースパッド14のロック解除ピン14C,
14C,14Cをリール11のカップ状ハブ11A内の
貫通孔としての角孔11D,11D,11Dに挿通させ
る。このとき、リリースパッド14のロック解除ピン1
4C,14C,14Cとカップ状ハブ11A内の角孔1
1D,11D,11Dとの位置を合わせるために、ロッ
ク解除ピン14C,14C,14Cと角孔11D,11
D,11Dのうち少なくとも一方の位置が画像処理によ
り算出される。 【0011】この画像処理では、例えば、リール11の
角孔11D,11D,11Dを所定位置に合わせる場
合、まず、貫通孔としての角孔11D,11D,11D
を画像処理用の固定されたカメラで撮像する。この撮像
された角孔11D,11D,11Dの各中心点を画像処
理装置により算出し、この算出された各中心点に基づい
てリール11の正規位置との角度のずれを算出する。そ
して、このように算出された正規位置との角度のずれを
修正するように、ベルトコンベアの下方に備えられる装
置によりリール11を回転させて位置決めを行ってい
る。また、リリースパッド14のロック解除ピン14
C,14C,14Cを所定位置に合わせる場合でも同様
に、その下端面14D,14D,14Dをカメラで撮像
し、その撮像データに基づいてロボットでリリースパッ
ド14を回転させて位置決めを行っている。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前記カップ
状ハブの底部に開口される各導出孔(貫通孔)は、LT
O規格による所定半径の配列円周に沿ってカップ状ハブ
の周壁部の内面近傍に配列されているため、前記のよう
にカップ状ハブ内に傾斜状態で挿入されたリリースパッ
ドの各ロック解除ピンを前記各導出孔(貫通孔)に確実
に位置合わせするのは難しく、この組付け作業を組立ロ
ボットにより行う場合には、リリースパッドの組付不良
が発生する恐れがある。 【0013】また、カップ状ハブの内周壁には、通常、
補強用のリブが複数本突設されており、そのうち、各導
出孔(貫通孔)の近傍に突設されたリブは、カップ状ハ
ブ内に組み付けられるリリースパッドのパッド本体に近
接している。このため、前記のようにパッド本体の前側
の1辺を低くした傾斜姿勢でリリースパッドをカップ状
ハブ内に挿入する際、パッド本体の前側の1辺がリブに
突き当たり、2本のロック解除ピンと導出孔との位置合
わせが不完全となってリリースパッドの組み付け不良が
発生することがある。この傾向は、組立ロボットを使用
してリリースパッドを組み付ける際に著しい。 【0014】一方、図15に示したように、従来のリー
ル11のカップ状ハブ11A内に開口する貫通孔として
の角孔11D,11D,11Dの開口の輪郭形状および
リリースパッド14のロック解除ピン14C,14C,
14Cの下端面14D,14D,14Dの輪郭形状は、
共に四角形状となっているため、回転して正規位置から
ずれた位置にある場合に、画像処理用の固定されたカメ
ラでは見た目の形状が変わった状態で撮像されていた。
そのため、正規位置からずれたそれぞれの位置での、角
孔11D,11D,11Dおよび下端面14D,14
D,14Dの中心の算出方法が複雑になり画像処理する
ためのプログラムを作る作業が困難になっていた。 【0015】そこで、本発明は、リリースパッドの組付
け作業を組立ロボットによっても確実に行うことができ
る磁気テープカートリッジを提供することを第1の課題
とする。また、リールのハブ内に開口する貫通孔または
リリースパッドのロック解除ピンがどのような位置にあ
っても見た目の形状が変わらないようにすることで、画
像処理用のプログラムを作る作業を容易にする磁気テー
プカートリッジを提供することを第2の課題とする。 【0016】 【課題を解決するための手段】前記の第1の課題を解決
する手段として、本発明に係る磁気テープカートリッジ
は、磁気テープを巻装してカートリッジケース内にロッ
ク状態で収容されるリールのロック状態を解除するリリ
ースパッドが前記リールのカップ状を呈するハブ内に組
み込まれる型式の磁気テープカートリッジであって、前
記リリースパッドは、前記カップ状ハブの周壁部の内面
近傍に臨む複数の角部を有するパッド本体と、このパッ
ド本体の角部の下面に突設されて前記カップ状ハブの底
板部を貫通する複数のロック解除ピンとを備え、このリ
リースパッドには、前記カップ状ハブの開口部側に配置
されたフランジの内周との間に組付けクリアランスを確
保する逃げ面が前記パッド本体の各角部からロック解除
ピンに亘って設けられていることを特徴とする。 【0017】本発明に係る磁気テープカートリッジで
は、リリースパッドをリールのカップ状ハブ内に組み付
ける際、リリースパッドのパッド本体の各角部からロッ
ク解除ピンに亘って設けられた逃げ面がカップ状ハブの
開口部側に配置されたフランジの内周との間に組付けク
リアランスを確保する。このため、リリースパッドは略
水平な姿勢でカップ状ハブ内に挿入可能となり、リリー
スパッドを予め略水平な組付け姿勢としてそのままカッ
プ状ハブ内に挿入することにより、各ロック解除ピンが
カップ状ハブの底板部の周辺部に開口された各貫通孔
(導出孔)に確実に位置合わせされ、リリースパッドは
組立ロボットによっても確実にカップ状ハブ内に組み付
けられる。 【0018】また、前記の第1の課題を解決する手段と
して、本発明の第2の発明に係る磁気テープカートリッ
ジは、磁気テープを巻装してカートリッジケース内にロ
ック状態で収容されるリールのロック状態を解除するリ
リースパッドが前記リールのカップ状を呈するハブ内に
組み込まれる型式の磁気テープカートリッジであって、
前記リリースパッドは、概略三角形または四角形の板状
に形成されて前記カップ状ハブ内に収容されるパッド本
体と、このパッド本体の角部の下面に突設されて前記カ
ップ状ハブの底部を貫通する複数本のロック解除ピンと
を備え、前記パッド本体の周面上縁部には、前記カップ
状ハブの内周面に突設されたリブとの間の組付クリアラ
ンスを確保する逃げ面が少なくとも前記各ロック解除ピ
ンの近傍の部位に設けられていることを特徴とする。 【0019】本発明の第2の発明に係る磁気テープカー
トリッジでは、リールのカップ状ハブ内にリリースパッ
ドを組み付ける際、リリースパッドは、従来と同様に、
前側を低くした傾斜姿勢でパッド本体の1辺側からカッ
プ状ハブ内に挿入され、その後、後側を下げて傾斜角度
を減少しつつ前側の2本のロック解除ピンがカップ状ハ
ブの底部に設けられた複数の導出孔(貫通孔)の2つに
それぞれ位置合わせされる。その際、各ロック解除ピン
の近傍の部位においてパッド本体の周面上縁部に設けら
れた逃げ面により、パッド本体の前側の1辺とカップ状
ハブの内周面に突設されたリブとの間には組付クリアラ
ンスが確保される。その結果、パッド本体の前側の1辺
とカップ状ハブの内周面のリブとの干渉が防止され、リ
リースパッドの前側の2本のロック解除ピンはカップ状
ハブの底部の導出孔(貫通孔)に確実に位置合わせされ
る。そして、この状態でリリースパッドがカップ状ハブ
の底部上に落とし込まれることにより、各ロック解除ピ
ンがそれぞれ前記底部の各導出孔(貫通孔)を貫通し、
こうしてリリースパッドがカップ状ハブ内に確実に組み
付けられる。 【0020】本発明の第2の発明の磁気テープカートリ
ッジにおいて、前記リリースパッドの各角部の輪郭を円
弧状とし、各角部の円弧状周面を除く部位に前記逃げ面
を設けた場合、組立ロボットの把持チャックを挿入可能
なチャック挿通穴をパッド本体に設け、このチャック挿
通穴に前記角部の円弧状周面と対をなす把持面を形成す
ることにより、組立ロボットの把持チャックでパッド本
体を確実に把持することができる。 【0021】さらに、前記の第2の課題を解決する手段
として、本発明の第3の発明に係る磁気テープカートリ
ッジは、磁気テープを巻装してカートリッジケース内に
ロック状態で収容されるリールのロック状態を解除する
リリースパッドが前記リールのカップ状を呈するハブ内
に組み込まれる型式の磁気テープカートリッジであっ
て、前記リールのカップ状ハブ内に開口して形成される
貫通孔の開口の輪郭またはこの貫通孔に挿通されるリリ
ースパッドのロック解除ピンの下端面の輪郭のうち少な
くとも一方が円形になっていることを特徴とする。 【0022】本発明の第3の発明に係る磁気テープカー
トリッジでは、例えば、リールのハブ内に形成される貫
通孔の開口の輪郭が円形になっている場合、この貫通孔
がどのような位置にあっても、画像処理用の固定された
カメラにより常に円形として撮像される。 【0023】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る磁気テープカートリッジの実施の形態を説明する。ま
ず、図1〜図6を参照して本発明の第1実施形態に係る
磁気テープカートリッジを説明する。この磁気テープカ
ートリッジは、リリースパッドの組付け作業を確実にす
るため、リリースパッドのパッド本体の各角部からロッ
ク解除ピンに亘って逃げ面が形成されている。参照する
図面において、図1は本発明の第1実施形態に係る磁気
テープカートリッジの構成部品を示す分解斜視図、図2
は図1に示したリールのカップ状ハブ内の構造を示す平
面図、図3は図1に示したリリースパッドの斜視図であ
る。 【0024】第1実施形態の磁気テープカートリッジ
は、いわゆるLTO規格に準拠した磁気テープカートリ
ッジであり、図1に示すように、下ハーフ1Aと上ハー
フ1Bとに分割構成されたカートリッジケース1の内部
に、予め磁気テープMTが巻装された単一のリール2、
リール2の回転をロックするためのロックプレート3お
よび圧縮コイルばね4、リール2のロック状態を解除す
るためのリリースパッド5、下ハーフ1Aおよび上ハー
フ1Bに跨ってカートリッジケース1に形成された磁気
テープ引出口1Cを開閉するスライドドア6、スライド
ドア6を磁気テープ引出口1Cの閉位置に付勢するねじ
りコイルばね7、誤消去防止爪8、カートリッジメモリ
チップ9などを組み込んで構成される。 【0025】前記リール2は、上ハーフ1B側に開口す
るカップ状ハブ2Aを中心部に有し、このカップ状ハブ
2A内に前記リリースパッド5、ロックプレート3およ
び圧縮コイルばね4が順次組み付けられる。カップ状ハ
ブ2A内の底部2Bの周辺部、すなわち、周壁部2Cの
内面近傍には、リリースパッド5のパッド本体5Aの下
面に突設されたロック解除ピン5Bを導出させる3個
(図1では1個のみ図示する。)の導出孔2Dが貫通孔
として形成されている。これらの導出孔2Dは、図2に
示すように、LTO規格による所定半径の配列円周に沿
って周壁部2Cの内面近傍に等間隔で配列されている。
また、カップ状ハブ2Aの底部2Bの上面周辺部には、
前記3個の導出孔2Dの中間部の3個所(図1では2箇
所のみ図示する。)に配置して係合部が突設され、各係
合部の上面には、放射状の刃筋を有する断面三角形の凹
凸係合面2Eが形成されている。さらに、カップ状ハブ
2Aの周壁部2Cの内面には、上下に延びる複数の補強
用リブ2Fが前記各導出孔2Dの開口個所をよけて形成
されている。 【0026】ここで、図1に示すように、前記リール2
のカップ状ハブ2Aの開口部側にはフランジ2Gが溶着
されている。このフランジ2Gの内周は、図5に示すよ
うにカップ状ハブ2Aの周壁部2Cの内面にインロー嵌
合される関係で、図2に二点鎖線の仮想線で示すよう
に、カップ状ハブ2Aの周壁部2Cの内面より内側に張
り出して前記導出孔2Dの上方に臨んでいる。また、カ
ップ状ハブ2A内の底部2Bには、各導出孔2Dに向け
て下降するリリースパッド5(図1参照)の各ロック解
除ピン5Bを案内可能なガイドリブ2Hが各導出孔2D
の両側に一対づつ配置されて突設されている。各一対の
ガイドリブ2Hの高さは、後記するロックプレート3の
下面の凹凸係合面3B(図1参照)と干渉しないよう
に、カップ状ハブ2Aの底部2B上の各凹凸係合面2E
の位置より低く設定されている。 【0027】図1に示すように、前記カップ状ハブ2A
の底部2Bの下面は、下ハーフ1Aの中央部に形成され
た円形開口1Dからカートリッジケース1の外部に露出
しており、この底部2Bの下面の周辺部には、図5に示
すようにフェースギヤ2Iが形成されている。そして、
このフェースギヤ2Iのギヤ幅内に前記の各導出孔2D
が開口している。また、フェースギヤ2Iの内側には金
属板2Jがインサートされている。前記フェースギヤ2
Iは、第1実施形態の磁気テープカートリッジが装填さ
れる図示しないドライブ装置側のリール駆動機構のフェ
ースギヤと噛み合い、前記金属板2Jはドライブ装置側
のリール駆動機構のマグネットにより吸着される。その
際、各導出孔2Dから突出するリリースパッド5の各ロ
ック解除ピン5Bがロックプレート3側へ押し込まれる
ことにより、ロックプレート3が圧縮コイルばね4に抗
して上ハーフ1B側へ押動され、リール2のロック状態
が解除される。そして、前記ドライブ装置側のリール駆
動機構によってリール2が回転駆動される。 【0028】図1に示すように、前記ロックプレート3
は、リール2のカップ状ハブ2A内に収容可能な円板状
のプレート本体3Aを有し、その下面の周辺部には、カ
ップ状ハブ2A内の前記凹凸係合面2Eに係脱可能な放
射状の刃筋を有する断面三角形の凹凸係合面3Bが形成
されている。また、前記プレート本体3Aの上面中央部
には、前記上ハーフ1Bの内面中央部に突設された図示
しない係合突起が挿入される十字状の係合筒部3Cが突
設されている。そして、このロックプレート3は、係合
筒部3Cに外装されて上ハーフ1Bとの間に介設される
圧縮コイルばね4によって下方に付勢され、その下面の
凹凸係合面3Bがカップ状ハブ2Aの底部2B上の各凹
凸係合面2Eに係脱自在に係合する。 【0029】前記リリースパッド5は、概略正三角形の
板状に形成されて前記カップ状ハブ2Aの底部2Bの上
面とロックプレート3との間に介設されるパッド本体5
Aを有し、その各角部の下面には、前記カップ状ハブ2
Aの底部2Bに形成された3個(図1では1個のみ図示
する。)の導出孔2Dにそれぞれ挿通される柱状の3本
(図1では2本のみ図示する。)のロック解除ピン5B
が突設されている。また、前記パッド本体5Aの中央部
には、ロックプレート3のプレート本体3Aの下面中央
部に形成された図示しない球面突起に点接触する球面突
起5Cが形成されている。さらに、パッド本体5Aに
は、球面突起5Cと各角部との中間部に配置して3個の
チャック挿通穴5Dが形成されている。 【0030】ここで、図3ないし図6に拡大して示すよ
うに、前記リリースパッド5には、前記カップ状ハブ2
Aの開口部側に配置されたフランジ2G(図5参照)の
内周との間に組付けクリアランスを確保する逃げ面5E
がパッド本体5Aの各角部からロック解除ピン5Bに亘
って設けられている。この逃げ面5Eは、図示の例では
各ロック解除ピン5Bの軸方向に沿った平面として形成
されており、この逃げ面5Eによって各ロック解除ピン
5Bは半円柱状に形成されている。なお、前記逃げ面5
Eは、前記フランジ2Gの内周に沿う円弧状凸面として
形成してもよい。 【0031】以上のように構成された第1実施形態の磁
気テープカートリッジでは、その組立工程において、図
示しない組立ロボットにより、図1に示すリール2のカ
ップ状ハブ2A内にリリースパッド5が組み付けられ
る。この組付け作業において、組立ロボットは、図4に
示すように、リリースパッド5のパッド本体5Aの上面
側から2つのチャック挿通穴5Dに一対の挟みチャック
CHを挿通し、この一対の挟みチャックCHを閉じてパ
ッド本体5Aを把持する。そして、この組立ロボット
は、リリースパッド5をリール2のカップ状ハブ2Aの
真上に移動し、パッド本体5Aを予め略水平な組付け姿
勢として各ロック解除ピン5Bをカップ状ハブ2A内に
開口する各導出孔2Dの上方に位置合わせする。 【0032】続いて、組立ロボットは、パッド本体5A
を略水平な組付け姿勢に維持したまま、リリースパッド
5を下降させてカップ状ハブ2A内に挿入する。その
際、リリースパッド5にはリール2のフランジ2Gの内
周との間に組付けクリアランスを確保する逃げ面5Eが
パッド本体5Aの各角部からロック解除ピン5Bに亘っ
て設けられているため、リリースパッド5は、図5およ
び図6に示すように、フランジ2Gの内周と干渉するこ
となく確実にカップ状ハブ2A内に挿入される。 【0033】更に、組立ロボットは、リリースパッド5
を下降させて各ロック解除ピン5Bを各導出孔2Dに接
近させる。その際、上方から接近する各ロック解除ピン
5Bを各導出孔2Dの両側に一対づつ配置されたガイド
リブ2Hがそれぞれ対応する導出孔2Dに案内する。 【0034】その後、組立ロボットは、一対の挟みチャ
ックCHを開いてパッド本体5Aの把持状態を解除し、
リリースパッド5をカップ状ハブ2Aの底部2B上に落
とし込む。こうしてリリースパッド5の3本のロック解
除ピン5Bは、それぞれ対応する導出孔2Dに確実に挿
入され、リリースパッド5は確実にカップ状ハブ2A内
に組み付けられる。 【0035】第1実施形態の磁気テープカートリッジに
おいては、リリースパッド5のパッド本体5Aを概略正
三角形の板状としたが、パッド本体の形状は概略正三角
形に限らず、概略四角形、星形またはプロペラ形として
もよい。また、リリースパッド5のロック解除ピン5B
が挿通される各導出孔2Dの断面形状は、必ずしも円形
である必要はなく、四角形や三角形としてもよいし、防
塵性を高めるためにロック解除ピン5Bの断面形状と相
似の形状としてもい。 【0036】次に、図7〜図11を参照して本発明の第
2の発明に対応した第2実施形態に係る磁気テープカー
トリッジを説明する。この磁気テープカートリッジは、
リリースパッドの組付け作業を確実にするために、リリ
ースパッドのパッド本体の周面上縁部に逃げ面が形成さ
れている。参照する図面において、図7は第2実施形態
に係る磁気テープカートリッジの構成部品を示す分解斜
視図、図8は図7に示したリリースパッドの拡大斜視
図、図9は図7に示したリリースパッドの拡大平面図で
ある。 【0037】第2実施形態の磁気テープカートリッジ
は、図1に示した第1実施形態の磁気テープカートリッ
ジと同様のLTO規格に準拠した磁気テープカートリッ
ジであり、図7に示すように、下ハーフ1Aと上ハーフ
1Bとに分割構成されたカートリッジケース1の内部
に、予め磁気テープMTが巻装された単一のリール2
2、リール22の回転をロックするためのロックプレー
ト3および圧縮コイルばね4、リール22のロック状態
を解除するためのリリースパッド25、下ハーフ1Aお
よび上ハーフ1Bに跨ってカートリッジケース1に形成
された磁気テープ引出口1Cを開閉するスライドドア
6、スライドドア6を磁気テープ引出口1Cの閉位置に
付勢するねじりコイルばね7、誤消去防止爪8、カート
リッジメモリチップ9などを組み込んで構成される。 【0038】前記リール22は、上ハーフ1B側に開口
するカップ状ハブ22Aを中心部に有し、このカップ状
ハブ22A内に前記リリースパッド25、ロックプレー
ト3および圧縮コイルばね4が順次組み付けられる。カ
ップ状ハブ22Aの底部22Bの下面は、下ハーフ1A
の中央部に形成された円形開口1Dから外部に露出して
おり、この底部22Bの下面の周辺部にはフェースギヤ
22Cが形成されている(図10参照)。このフェース
ギヤ22Cは、リール22を回転させるように、第2実
施形態の磁気テープカートリッジが装填される図示しな
いドライブ装置側の駆動用のフェースギヤと噛み合う。
なお、前記底部22Bのフェースギヤ22Cの内側に
は、図示しないドライブ装置側のマグネットにより吸着
される金属板がインサートされている。 【0039】図7に示すように、前記リール22のカッ
プ状ハブ22Aの底部22Bには、後記するリリースパ
ッド25のパッド本体25Aの下面に突設されたロック
解除ピン25Bを導出させる3個(図7では1個のみ図
示する。)の導出孔22Dが貫通孔として形成されてい
る。これらの導出孔22Dは、LTO規格による所定半
径の配列円周に沿ってカップ状ハブ22Aの内周壁の近
傍に等間隔で配列されており、前記フェースギヤ22C
のギヤ幅内に開口している。また、カップ状ハブ22A
の底部22Bの上面周辺部には、前記3個の導出孔22
D間の中央部の3個所(図7では2箇所のみ図示す
る。)に配置して係合部が突設され、各係合部の上面に
は、放射状の刃筋を有する断面三角形の凹凸係合面22
Eが形成されている。さらに、カップ状ハブ22Aの内
周面には、軸方向に沿って上下に延びる複数の補強用リ
ブ22Fが形成されている。なお、補強用リブ22F
は、少なくとも各導出孔22Dの開口個所をよけて形成
されている。 【0040】前記ロックプレート3は、リール22のカ
ップ状ハブ22A内に収容可能な円板状のプレート本体
3Aを有し、その下面の周辺部には、前記凹凸係合面2
2Eに係脱可能な放射状の刃筋を有する断面三角形の凹
凸係合面3Bが形成されている。また、前記プレート本
体3Aの上面中央部には、前記上ハーフ1Bの内面中央
部に突設された図示しない4本の係合突起が挿入される
十字状の係合筒部3Cが突設されている。そして、この
ロックプレート3は、係合筒部3Cに外装されて上ハー
フ1Bとの間に介設される圧縮コイルばね4によって下
方に付勢され、その下面の凹凸係合面3Bがカップ状ハ
ブ22Aの底部22B上の各凹凸係合面22Eに係脱自
在に係合する。 【0041】前記リリースパッド25は、角部の輪郭を
円弧状とした概略正三角形の板状に形成されて前記カッ
プ状ハブ22Aの底部22Bとロックプレート3との間
に介設されるパッド本体25Aを有し、その各角部の下
面には、前記カップ状ハブ22Aの底部22Bに形成さ
れた3個(図7では1個のみ図示する。)の導出孔22
Dにそれぞれ挿通される円柱状の3本(図7では2本の
み図示する。)のロック解除ピン25Bが角部の円弧状
周面25Cに連続して突設されている。また、前記パッ
ド本体25Aの中央部には、ロックプレート3のプレー
ト本体3Aの下面中央部に形成された図示しない球面突
起に点接触する球面突起25Dが形成されている。さら
に、パッド本体25Aには、球面突起25Dと各角部と
の中間部に配置して3個のチャック挿通穴25Eが形成
されている。 【0042】ここで、図8および図9に拡大して示すよ
うに、リリースパッド25のパッド本体25Aの周面の
上縁部には、前記カップ状ハブ22Aの内周面に突設さ
れた補強用リブ22Fとの間の組付クリアランスを確保
する逃げ面としての傾斜カット面25Fが形成されてい
る。この傾斜カット面25Fは、パッド本体25Aの各
角部の円弧状周面25Cを除いた部分、すなわち、各ロ
ック解除ピン25Bの近傍の部位を含めたパッド本体2
5Aの各辺の上縁部に形成されている。この傾斜カット
面25Fの角度は、例えば30〜60°程度の範囲内で
適宜の角度に設定される。 【0043】以上のように構成された第2実施形態の磁
気テープカートリッジでは、その組立工程において、図
示しない組立ロボットにより、磁気テープMTを巻装し
たリール22のカップ状ハブ22A内にリリースパッド
25が組み付けられる。この組付作業において、リリー
スパッド25は、組立ロボットのチャックCH1とCH
2とによりパッド本体25Aが把持される。すなわち、
パッド本体25Aのチャック挿通穴25Eに挿通された
チャックCH1と、パッド本体25Aの角部の円弧状周
面25CにV溝が当接するチャックCH2とによってパ
ッド本体25Aが把持される。その際、リリースパッド
25は、各ロック解除ピン25Bを下側とし、上側のパ
ッド本体25Aの2つの角部を結ぶ1辺を前側とした姿
勢で把持される。 【0044】図示しない組立ロボットのチャックCH1
およびチャックCH2によりパッド本体25Aが把持さ
れたリリースパッド25は、図10に示すように、パッ
ド本体25Aの前側の1辺側を低くした傾斜状態でその
前側の1辺側からリール22のカップ状ハブ22A内に
挿入され、その後、パッド本体25Aの後側を下げて傾
斜角度を減少しつつ前側の2本のロック解除ピン25B
がカップ状ハブ22Aの底部22Bに形成された3個の
導出孔22Dのうちの2個にそれぞれ位置合わせされ
る。その際、各ロック解除ピン25Bの近傍を含めてパ
ッド本体25Aの各辺の上縁部に形成されている逃げ面
としての傾斜カット面25Fにより、パッド本体25A
の前側の1辺とカップ状ハブ22Aの内周面に突設され
た補強用リブ22Fとの間、特にロック解除ピン25B
の近傍の補強用リブ22Fとパッド本体25Aの前側の
1辺との間には組付クリアランスが確保される。その結
果、パッド本体25Aの前側の1辺とカップ状ハブ22
Aの内周面の補強用リブ22Fとの干渉が防止され、リ
リースパッド25の前側の2本のロック解除ピン25B
はカップ状ハブ22Aの底部22Bの2個の導出孔22
Dに確実に位置合わせされる。 【0045】そして、この状態で図9に示すチャックC
H1およびチャックCH2が開き、リリースパッド25
がカップ状ハブ22A内の底部22B上に落とし込まれ
ることにより、3本のロック解除ピン25Bがそれぞれ
前記底部22Bの3個の導出孔22Dを貫通し、こうし
てリリースパッド25がリール22のカップ状ハブ22
A内に確実に組み付けられる。 【0046】第2実施形態の磁気テープカートリッジに
おいては、リリースパッド25のパッド本体25Aを各
辺が直線状の概略正三角形の板状としたが、各辺は若干
外側に膨出する湾曲形状としてもよく、また、反対に若
干内側に凹む湾曲形状としてもよい。また、パッド本体
の形状は概略正三角形に限らず、角部が輪郭を円弧状と
した概略正方形の板状としてもよい。この場合も、パッ
ド本体の各辺は若干外側に膨出する湾曲形状としてもよ
く、また、反対に若干内側に凹む湾曲形状としてもよ
い。 【0047】また、第2実施形態の磁気テープカートリ
ッジにおいては、カップ状ハブ22Aの内周面に突設さ
れた補強用リブ22Fとの間の組付クリアランスを確保
する逃げ面として、傾斜カット面25Fをリリースパッ
ド25のパッド本体25Aの周面の上縁部に形成した
が、前記逃げ面は、断面が湾曲凸面をなすカット面とし
てもよい。また、この逃げ面は、パッド本体の各辺に渡
り連続する直線状に形成する必要はなく、各ロック解除
ピンの近傍の部位にのみ、切欠き状に形成してもよい。 【0048】続いて、図12〜図14を参照して本発明
の第3の発明に対応した第3実施形態に係る磁気テープ
カートリッジを説明する。この磁気テープカートリッジ
は、リリースパッドとリールとの相対的な位置合わせを
容易にするため、リールのカップ状ハブ内に開口する貫
通孔の開口の輪郭またはリリースパッドのロック解除ピ
ンの下端面の輪郭のうち少なくとも一方が円形とされて
いる。参照する図面において、図12は第3実施形態に
係る磁気テープカートリッジの構成部品を示す分解斜視
図、図13は図12の磁気テープカートリッジの要部を
示す要部拡大図である。 【0049】第3実施形態に係る磁気テープカートリッ
ジは、図1に示した第1実施形態の磁気テープカートリ
ッジと同様のLTO規格に準拠した磁気テープカートリ
ッジであり、図12に示すように、下ハーフ1Aと上ハ
ーフ1Bとに分割構成されたカートリッジケース1の内
部に、あらかじめ磁気テープMTが巻装された単一のリ
ール32、リール32の回転をロックするためのロック
プレート33および圧縮コイルバネ4、リール32のロ
ック状態を解除するためのリリースパッド35、下ハー
フ1Aおよび上ハーフ1Bに跨ってカートリッジケース
1に形成された磁気テープ引出口1Cを開閉するスライ
ドドア6、スライドドア6を磁気テープ引出口1Cの閉
位置に付勢するねじりコイルバネ7、誤消去防止爪8、
カートリッジメモリチップ9などを組み込んで構成され
る。 【0050】前記リール32は、図13に示すように、
上ハーフ1B(図12参照)側に開口するカップ状ハブ
32Aを中心部に有し、このカップ状ハブ32A内に前
記リリースパッド35、ロックプレート33および圧縮
コイルバネ4が順次組み付けられる。カップ状ハブ32
Aの底部32Bの下面は、下ハーフ1Aの中央部に形成
された円形開口1D(図12参照)から外部に露出して
おり、この底部32Bの下面の周辺部にはフェースギヤ
32Cが形成されている。このフェースギヤ32Cは、
第3実施形態の磁気テープカートリッジが装填される図
示しないドライブ装置側の駆動用のフェースギヤと噛み
合ってリール32を回転させる。なお、前記底部32B
のフェースギヤ32Cの内側には、図示しないドライブ
装置側のマグネットにより吸着される金属板32Dがイ
ンサートされている。 【0051】このリール32のカップ状ハブ32Aの底
部32Bには、三つの円形状の貫通孔32E,32E,
32Eが上下方向に貫通して形成されている。これらの
貫通孔32E,32E,32Eは、LTO規格による所
定半径の配列円周に沿ってカップ状ハブ32Aの内周壁
の近傍に等間隔で配列されており、前記フェースギヤ3
2Cのギヤ幅内に開口している。この貫通孔32E,3
2E,32Eより内側の所定位置には、三つの係合部3
2F,32F,32Fが上方に向かって突設されてい
る。 【0052】前記ロックプレート33は、リール32の
カップ状ハブ32A内に収容可能なカップ状のプレート
本体33Aを有し、その底部33Bの下面の所定位置に
は、前記係合部32F,32F,32Fに係脱可能なハ
ブ側係合部33Cが形成されている。また、前記プレー
ト本体33Aは、その底部33Bの上面の中央部に前記
上ハーフ1B(図12参照)の内面中央部に突設された
十字状の突起部1Eが常時係合される四つのハーフ側係
合部33D,33D,・・・が上方に向かって突設されて
いる。そして、このロックプレート33は、ハーフ側係
合部33D,33D,・・・に外装されて上ハーフ1Bと
の間に介設される圧縮コイルバネ4によって下方に付勢
され、その下面のハブ側係合部33Cがカップ状ハブ3
2Aの底部32B上の各係合部32F,32F,32F
に係脱自在に係合する。 【0053】前記リリースパッド35は、円板状のパッ
ド本体35Aを有し、このパッド本体35Aから等間隔
で三方向に向かって延びる三つの腕部35B,35B,
35Bが形成されている。これらの腕部35B,35
B,35Bには、その先端から下方に向かって延びるロ
ック解除ピン35C,35C,35Cが形成されてい
る。これらのロック解除ピン35C,35C,35C
は、その下端面35D,35D,35Dの輪郭形状が円
形となる円柱状になっている。そして、このリリースパ
ッド5の腕部35B,35B,35Bが前記カップ状ハ
ブ32Aの底部32Bに突設された係合部32F,32
F,32Fの間に配置されるとともに、そのロック解除
ピン35C,35C,35Cがカップ状ハブ32Aの底
部32Bに形成された開口形状が円形状の輪郭の貫通孔
32E,32E,32Eに挿通される。また、前記パッ
ド本体35Aの中央部には、ロックプレート33の底部
33Bの下面中央部に形成された図示しない球面状の窪
みに係合する球面突起35Eが形成されている。 【0054】次に、以上のように構成された第3実施形
態の磁気テープカートリッジの組立工程のうち、リール
32のカップ状ハブ32A内にリリースパッド35を組
み付ける工程について説明する。参照する図面におい
て、図14はリール32のカップ状ハブ32A内を示す
平面図である。 【0055】リール32のカップ状ハブ32A内にリリ
ースパッド35を組み付ける工程では、まず、リール3
2等の各種部品が組み付けられた下ハーフ1Aが図示し
ない部品搬送パレットにセットされてベルトコンベアに
より搬送されてくる。このベルトコンベアにより搬送さ
れる下ハーフ1Aは、図示しないロボット近傍の所定位
置に到達すると止まる。そして、この所定位置の上方に
設置される図示しない画像処理用のカメラにより、図1
4に示すように、リール32のカップ状ハブ32A内に
開口する貫通孔32E,32E,32Eが撮像される。
このとき、これらの貫通孔32E,32E,32Eは、
どのような位置にあっても、常に円形としてカメラで撮
像される。そして、撮像された貫通孔32E,32E,
32Eの各中心点が図示しない画像処理装置により算出
され、この算出された各中心点に基づいて、正規位置R
から例えば時計周り方向にずれた量として角度αが算出
される。そして、このように算出された角度α分のずれ
を修正するように、ベルトコンベアの下方に備えられる
図示しない装置によりリール32を反時計方向に角度α
分だけ回転させて位置決めを行う。 【0056】このように位置決めされたリール32のカ
ップ状ハブ32A内に、あらかじめ位置決めされて部品
搬送パレット上に置かれているリリースパッド35がロ
ボットにより把持されて、挿入される。そして、このリ
リースパッド35のロック解除ピン35C,35C,3
5Cが、正規位置Rに位置決めされた貫通孔32E,3
2E,32Eに挿通されて、このリール32のカップ状
ハブ32A内にリリースパッド35を組み付ける工程が
終了する。 【0057】以上説明したように、第3実施形態の磁気
テープカートリッジにおいては、次のような効果を得る
ことができる。リール32の貫通孔32E,32E,3
2Eが画像処理用のカメラで常に円形の孔として撮像さ
れるため、貫通孔32E,32E,32Eの中心の算出
方法が簡単になり画像処理するためのプログラムを作る
作業が容易になる。また、リリースパッド35のロック
解除ピン35C,35C,35Cが円柱状となっている
ので、リール32の貫通孔32E,32E,32Eにス
ムーズに挿通し易くなる。 【0058】本発明の第3の発明は、前記第3実施形態
に限定されることなく、様々な形態で実施される。第3
実施形態では、リール32のカップ状ハブ32A内の貫
通孔32E,32E,32Eを画像処理したあと、リー
ル32を回転させることで位置決めさせたが、第3の発
明はこれに限定されず、例えば、リリースパッドを回転
させることで位置決めさせてもよい。この場合、画像処
理用のカメラで撮像されたリールの貫通孔は、画像処理
装置によりその位置が算出されて、この算出されたデー
タがロボットに送信される。このロボットは、この送信
されてきたデータに基づいて、リールの貫通孔の位置に
リリースパッドのロック解除ピンが合うようにリリース
パッドを所定の方向に所定量だけ回転させる。この場合
でも、リールの貫通孔を画像処理用のカメラで撮像する
ため、第3実施形態と同様の効果を奏することができ、
さらに、リールを回転させる必要がないのでリールを回
転させる装置を設ける必要がなくなり製造コストを低く
することができる。 【0059】第3実施形態では、リール32のカップ状
ハブ32A内の貫通孔32E,32E,32Eを画像処
理させたが、本発明はこれに限定されず、例えば、リリ
ースパッドのロック解除ピンの下端面を画像処理させて
もよい。この場合では、下ハーフに組み付けられるリー
ルを前工程であらかじめ位置決めさせておく必要があ
る。さらに、例えば、部品搬送パレットの一部を下側か
らカメラで撮像できるようにガラス等の透明な部材にし
ておき、この部材の上にリリースパッドを置く必要があ
る。このようにすれば、画像処理用のカメラで撮像され
たリリースパッドのロック解除ピンの下端面は、画像処
理装置によりその位置が算出されて、この算出されたデ
ータがロボットに送信される。 【0060】前記ロボットは、この送信されてきたデー
タに基づいて、部品搬送パレット上に位置決めされずに
置かれているリリースパッドの適所を把持する。そし
て、このロボットがリリースパッドを把持したときのリ
リースパッドのロック解除ピンの位置とあらかじめ位置
決めされて搬送されてくるリールの貫通孔の位置を合わ
せるように、このロボットが制御されて可動して、リー
ルのカップ状ハブ内にリリースパッドを組み付ける。こ
のような場合でも、リリースパッドのロック解除ピンの
下端面が円形であれば、第3実施形態と同様の効果を奏
することができる。 【0061】さらに、リールの貫通孔とリリースパッド
のロック解除ピンを、共に画像処理によって位置決めさ
せても、第3実施形態と同様の効果を奏することはいう
までもない。 【0062】第3実施形態では、リール32のカップ状
ハブ32A内に形成される貫通孔32E,32E,32
Eと、リリースパッド35のロック解除ピン35Cの下
端面35Dの形状を共に円形としたが、第3の発明はこ
れに限定されず、リールの貫通孔とロック解除ピンの下
端面のうち少なくとも一方が円形となっていれば、他方
はどのような形状であってもよい。例えば、リールのハ
ブ内に形成される貫通孔だけが円形である場合は、画像
処理されて正規位置に制御されたリールの貫通孔に、あ
らかじめ位置決めされた従来のようなリリースパッドの
四角柱状のロック解除ピンを挿通させればよい。また、
リールのハブ内に形成される貫通孔およびリリースパッ
ドのロック解除ピンの個数や、リリースパッドの構造お
よびリールの構造等は、適宜に変更可能であることはい
うまでもない。 【0063】 【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る磁気
テープカートリッジにおいては、リリースパッドをリー
ルのカップ状ハブ内に組み付ける際、リリースパッドの
パッド本体の各角部からロック解除ピンに亘って設けら
れた逃げ面がカップ状ハブの開口部側に配置されたフラ
ンジの内周との間に組付けクリアランスを確保するた
め、リリースパッドは略水平な姿勢でカップ状ハブ内に
挿入可能となる。従って、本発明の磁気テープカートリ
ッジによれば、リリースパッドを予め略水平な組付け姿
勢としてそのままカップ状ハブ内に挿入することによ
り、各ロック解除ピンをカップ状ハブの底部の周辺部に
開口された各貫通孔(導出孔)に確実に位置合わせして
挿入することができ、リリースパッドの組付け作業を組
立ロボットによっても確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施形態に係る磁気テープカート
リッジの構成部品を示す分解斜視図である。 【図2】図1に示したリールのカップ状ハブ内の構造を
示す平面図である。 【図3】図1に示したリリースパッドの斜視図である。 【図4】図1に示したリリースパッドの組付け作業にお
ける把持状態を示す平面図である。 【図5】図1に示したリールのカップ状ハブに対するリ
リースパッドの組付け作業を説明する斜視図である。 【図6】図1に示したリールのカップ状ハブに対するリ
リースパッドの組付け作業を説明する平面図である。 【図7】本発明の第2の発明に対応した第2実施形態に
係る磁気テープカートリッジの構成部材を示す分解斜視
図である。 【図8】図7に示したリリースパッドの拡大斜視図であ
る。 【図9】図7に示したリリースパッドの拡大平面図であ
る。 【図10】図7に示したリールのカップ状ハブに対する
リリースパッドの組み付け状況を説明するリールの直径
方向に沿う断面図である。 【図11】図7に示したリールのカップ状ハブに対する
リリースパッドの組み付け状況を説明するリールの平面
図である。 【図12】本発明の第3の発明に対応した第3実施形態
に係る磁気テープカートリッジの構成部品を示す分解斜
視図である。 【図13】図12における磁気テープカートリッジの要
部を示す要部拡大図である。 【図14】図13におけるリールのカップ状ハブ内を示
す平面図である。 【図15】従来の磁気テープカートリッジの要部を示す
要部拡大図である。 【符号の説明】 1 :カートリッジケース 1A:下ハーフ 1B:上ハーフ 2 :リール 2A:カップ状ハブ 2B:底部 2C:周壁部 2D:導出孔 2G:フランジ 2H:ガイドリブ 3 :ロックプレート 3A:プレート本体 3B:凹凸係合面 3C:係合筒部 4 :圧縮コイルばね 5 :リリースパッド 5A:パッド本体 5B:ロック解除ピン 5C:球面突起 5D:チャック挿通穴 5E:逃げ面 22 :リール 22A:カップ状ハブ 22B:底部 22C:フェースギヤ 22D:導出孔 22E:凹凸係合面 22F:補強用リブ 25 :リリースパッド 25A:パッド本体 25B:ロック解除ピン 25C:円弧状周面 25D:球面突起 25E:チャック挿通穴 25F:傾斜カット面(逃げ面) 32 :リール 32A:カップ状ハブ 32B:底部 32E:貫通孔 35 :リリースパッド 35C:ロック解除ピン 35D:下端面 MT:磁気テープ CH:挟みチャック CH1,CH2:チャック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志賀 英昭 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 奥津 直樹 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 磁気テープを巻装してカートリッジケー
    ス内にロック状態で収容されるリールのロック状態を解
    除するリリースパッドが前記リールのカップ状を呈する
    ハブ内に組み込まれる型式の磁気テープカートリッジで
    あって、前記リリースパッドは、前記カップ状ハブの周
    壁部の内面近傍に臨む複数の角部を有するパッド本体
    と、このパッド本体の角部の下面に突設されて前記カッ
    プ状ハブの底部を貫通する複数のロック解除ピンとを備
    え、このリリースパッドには、前記カップ状ハブの開口
    部側に配置されたフランジの内周との間に組付けクリア
    ランスを確保する逃げ面が前記パッド本体の各角部から
    ロック解除ピンに亘って設けられていることを特徴とす
    る磁気テープカートリッジ。
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