JP3992695B2 - カートリッジケースおよび情報記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、有底筒状のハブを有するテープリールと、テープリールの回転を制止するロック部材とを備えたカートリッジケース、およびそのカートリッジケースを備えた情報記録媒体に関するものである。
大容量のデータを記録可能な情報記録媒体として、単一のテープリールをケース本体内に収容した1リールタイプのテープカートリッジが従来から知られている。この種のテープカートリッジは、ドライブ装置に装着した際に、テープリールにおけるハブの底板外面に設けた駆動用歯部とドライブ装置の駆動シャフトに設けた駆動用歯部とを噛合させてテープリールを回転させることにより、磁気テープを巻回可能に構成されている。また、この種のテープカートリッジは、非使用時において、テープリールにおけるハブの底板内面に設けたロック用歯部とケース本体内に配設されたロック部材に設けたロック用歯部とを噛合させることにより、テープリールの回転を制止可能に構成されている。この場合、テープリールをスムーズに回転させるためには、テープリールとケース本体との間に所定のクリアランスを設ける必要がある。このため、この種のテープカートリッジには、テープリールがこのクリアランス分だけケース本体内で移動することに起因して、テープリールとドライブ装置の駆動シャフトとの間に芯ずれ(位置ずれ)が生じて両者の駆動用歯部が完全には噛合しないことがあり、このようなときには磁気テープの巻回が困難となるおそれがあるという問題点が存在する。また、テープリールがケース本体内で移動することに起因して、テープリールとロック部材との間に芯ずれが生じて両者のロック用歯部が完全には噛合しないことがあり、このようなときにはテープリールのロックが不完全となってテープリールに巻回された磁気テープが弛むおそれがあるという問題点も存在する。
このような問題点を解決可能な技術として、特開2002−343058号公報には、リール(テープリール)におけるリールハブ(ハブ)の内周面にリブを設けた磁気テープカートリッジが開示されている。この磁気テープカートリッジは、ロック部材のロック歯とリールのロック歯とが噛合しているロック状態において、リブの先端部とロック部材の外周面とのクリアランスが少なくなるように構成されている。このため、例えば、磁気テープカートリッジが縦置きの状態(リールの軸線がほぼ水平となる状態)でドライブ装置にセットされたとしても、リブがロック部材の外周に当接することにより、ロック部材とロック部材によってロックされたリールとの移動が規制される。したがって、リールとドライブ装置の回転駆動部材(駆動シャフト)との間の芯ずれやリールとロック部材との芯ずれが抑えられる結果、各歯(ギヤ)同士の確実な噛合が可能となっている。
特開2002−343058号公報(第3−4頁、第1図)
ところが、従来の磁気テープカートリッジには、以下の問題点がある。すなわち、この磁気テープカートリッジでは、リールハブの内周面に設けたリブの先端部とロック部材の外周面とのクリアランスを少なくすることによってリールの移動を規制している。一方、リールハブ(リール)は、一般的に、樹脂を射出成形することによって作製される。この場合、リールハブにおけるリブの形成部分が他の部分よりも肉厚なため、射出成形時にひけが発生してリールハブの外周面に凹凸が生じることがあり、このような凹凸が生じたリールハブに磁気テープを巻回したときには磁気テープが部分的に変形することがある。したがって、この磁気テープカートリッジには、磁気テープの変形に起因して、データの記録や読み出しに支障を来すおそれがあるという問題点が存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、磁気テープを変形させることなくテープリールを確実にロックし得るカートリッジケースおよび情報記録媒体を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係るカートリッジケースは、ケース本体と、平面視環状または平面視弧状の第1歯部がその底板の内面に形成された有底筒状のハブを有して前記ケース本体内に回転可能に収容されたテープリールと、前記第1歯部に噛合する平面視環状の第2歯部がその底部に形成されると共に前記底板に向けて付勢されかつ当該底板に対して接離する方向に沿って移動可能に前記ケース本体内に収容されて前記テープリールの回転を制止するロック部材とを備え、前記ロック部材は、前記第2歯部の内周側に形成されて当該第2歯部の歯先よりも前記底板側に突出すると共に前記第1歯部と当該第2歯部との噛合状態において当該第1歯部によって形成される筒状体の内側で当該筒状体に嵌合する環状の凸部を備え、前記凸部は、前記噛合状態において前記第1歯部の側面に対向する面が、その先端部において先端に向かうに従って当該側面から徐々に離間すると共にその基端部において当該側面に対して略平行となるように形成されている。
た、本発明に係る情報記録媒体は、上記のカートリッジケースを備えている。
本発明に係るカートリッジケースおよび情報記録媒体によれば、第1歯部によって形成される筒状体の内側でその筒状体に嵌合する環状の凸部を備えてロック部材を構成したことにより、第1歯部と第2歯部とを噛合させる際にテープリールとロック部材とを確実に位置決めすることができるため、第1歯部と第2歯部とを確実に噛合させることができる。また、非使用時においてテープリールとロック部材との相対的な位置ずれを確実に防止することができるため、例えば、カートリッジケース(情報記録媒体)に外力が加えられたとしても、第1歯部と第2歯部との確実な噛合状態を維持することができる。さらに、ハブの内周面にリブを設けていないため、例えば、射出成形によってハブ(テープリール)を製造する際に、ひけに起因する凹凸を生じさせることなくその外周面を滑らかに形成することができる。したがって、ハブにおける外周面の凹凸に起因する磁気テープの変形を生じさせることなくテープリールの回転を確実に制止することができる。
また、本発明に係るカートリッジケースおよび情報記録媒体によれば、環状の凸部における第1歯部の側面に対向する面をその先端に向かうに従って第1歯部の側面から徐々に離間するように形成したことにより、ロック部材がハブの底板に向けて移動させられる際に、例えば、テープリールがロック部材に対して偏芯していたとしても、その先端部の面で環状の凸部を嵌合位置にスムーズに案内することができるため、環状の凸部の先端部と第1歯部とが衝突して両者が破損する事態を確実に防止することができる。
また、本発明に係るカートリッジケースおよび情報記録媒体によれば、第2歯部の内周側に形成した環状の凸部を備えてロック部材を構成したことにより、例えばロック部材がテープリールに対して傾斜したとしても、凸部がテープリールの第1歯部に接触し難いため、凸部と第1歯部との接触に起因する異音の発生や両者の摩耗を確実に防止することができる
下、本発明に係るカートリッジケースおよび情報記録媒体の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、テープカートリッジ1(本発明に係る情報記録媒体の一例)の構成について、図面を参照して説明する。
図1に示すテープカートリッジ1は、例えば、電子計算機に記録された記録データをバックアップするためのストレージデバイスとして使用されるLTO(Linear Tape Open)規格に準拠した1リールタイプのカートリッジ式の情報記録媒体であって、同図に示すように、ケース本体2、テープリール3、ブレーキ解除板4、ロック部材5、スプリング6およびドア部材7を備えて構成され、テープリール3には、図外の磁気テープが巻回される。この場合、磁気テープを除く各構成要素によって本発明に係るカートリッジケースが構成される。
ケース本体2は、図1に示すように、それぞれ浅皿状に形成されて互いに嵌合可能な下ケース11および上ケース12を備えて構成され、両ケース11,12の嵌合状態において形成される内部空間にテープリール3を回転可能に収容する。この場合、下ケース11の底板11aには、図外のドライブ装置の駆動用シャフトを挿通させるための円形の開口部11bがその中央部に形成されている。また、下ケース11の側壁11cには、テープリール3に巻回された磁気テープを外部に引き出すためのテープ引き出し口2aを構成する切り欠き11dが形成されている。一方、図2に示すように、上ケース12における天板12aの内面中央部には、ロック部材5の回転を規制すると共にロック部材5を上下動可能に保持する(上下方向にガイドする)4本のガイド突起12b,12b・・が形成されている。また、上ケース12の側壁12cには、下ケース11の切り欠き11dと相俟ってテープ引き出し口2aを構成する切り欠き12dが形成されている。
テープリール3は、図1に示すように、ハブ21、下フランジ22および上フランジ23を備えて構成されている。ハブ21は、上端部側に開口部を有する有底円筒状に形成されて、その周囲に磁気テープを巻回可能に構成されている。また、ハブ21における底板21aの内面には、図3,4に示すように、スプリング6によって付勢されたロック部材5の歯部51aと噛合する平面視円弧状の歯部21b,21b,21b(本発明における第1歯部に相当する)が、ハブ21の軸線を中心とした同一円周上に位置するようにして形成されている。また、ハブ21の底板21aには、図4に示すように、ブレーキ解除板4(図1参照)を上下動可能に取り付けるための挿通用孔21c,21c,21cが、ハブ21の軸線を中心とした同一円周上に位置するようにして形成されている。さらに、ハブ21における底板21aの外面中央部には、図5に示すように、ドライブ装置の駆動用シャフトとハブ21(テープリール3)とを磁力によって吸着するための金属板24(図1も参照)が取り付けられている。また、底板21aの外面には、図5に示すように、ドライブ装置の駆動用シャフトの駆動用歯部(図示せず)と噛合する環状の歯部21d,21d,21dが金属板24を取り囲むようにして形成されている。
下フランジ22は、図4,5に示すように、円板状に構成されてハブ21の下端部に一体成形されている。上フランジ23は、図1,3に示すように、円板状に構成されて、円形の中心孔23aの口縁部に形成された環状の突起部23bをハブ21の開口部に嵌め込んだ状態で例えば超音波溶着することにより、ハブ21に固定されている。
ブレーキ解除板4は、図1に示すように、本体部41と、ハブ21の挿通用孔21cに挿通可能に形成されて本体部41の裏面(同図では下面)に立設された3本の脚部42,42,42と、本体部41における表面(同図では上面)の中央部に取り付けられた円形の金属板43とを備えて構成されている。この場合、ブレーキ解除板4は、脚部42,42,42がハブ21の挿通用孔21c,21c,21cにそれぞれ挿通されることにより、ハブ21に対して相対的に回転不能でかつ上下動可能にハブ21の内側における底板21a側に配設される。
ロック部材5は、図1に示すように、本体部51およびガイド部52を備えて構成され、ケース本体2内(ハブ21内)に収容される。本体部51は、円板状に形成されると共に、図6に示すように、ハブ21の歯部21bに噛合可能な平面視環状の歯部51a(本発明における第2歯部に相当する)がその底面(同図では上面)における外縁側に形成されている。また、本体部51における歯部51aの内周側には、環状の位置決め用凸部51b(本発明における第2歯部の内周側に形成された環状の凸部に相当する)が形成されている。この場合、位置決め用凸部51bの突出長は歯部51aの歯高よりも長く規定されている。つまり、位置決め用凸部51bは、図7に示すように、ハブ21の歯部21bと歯部51aとが噛合した状態において、歯部51aの歯先よりもハブ21の底板21a側に突出するように規定されている。また、位置決め用凸部51bは、歯部21bと歯部51aとが噛合した状態において歯部21b,21b,21bによって形成される筒状体の内側でその筒状体に嵌合されるようにその外径が規定されている。さらに、位置決め用凸部51bは、図9に示すように、その先端部における外周面(本発明における第1歯部の側面に対向する面)がその先端に向かうに従って歯部21bの側面(内周面)から徐々に離間するように断面形状が直線的な傾斜面61で形成されている。この場合、直線的な断面形状に限定されず、曲線や、直線と曲線とを組み合わせた断面形状に傾斜面61を形成してもよい。また、図6,7に示すように、本体部51の底面中央部には、テープリール3の回転時においてブレーキ解除板4の金属板43に当接して金属板43との間の摩擦抵抗を軽減するための突起部51cが形成されている。
ガイド部52は、図1に示すように、平面視十字状に形成されると共に、上ケース12における4本のガイド突起12b,12b・・を挿入可能な平面視十字状のガイド溝52aが形成されて構成されている。また、ロック部材5は、テープカートリッジ1の非使用時において、上ケース12のガイド突起12b,12b・・によって回転が規制されると共にスプリング6によって付勢されて、ハブ21の歯部21b,21b,21bに歯部51aが噛合させられることにより、テープリール3の回転を制止する。
スプリング6は、図1に示すように、コイルスプリングで構成されると共に、上ケース12とロック部材5との間に配設されて、テープリール3におけるハブ21の底板21a側に向けてロック部材5を付勢する。ドア部材7は、同図に示すように、テープ引き出し口2aを閉塞可能な薄板状に形成されて、下ケース11の側壁11cおよび上ケース12の側壁12cにそれぞれ形成された案内溝にスライド可能に収納される。
次に、テープカートリッジ1を使用した際の各構成要素の動きについて、図面を参照して説明する。
このテープカートリッジ1が図外のドライブ装置から取り出されている状態、つまり非使用時においては、図7に示すように、ロック部材5が、スプリング6によって付勢されてブレーキ解除板4を押圧しつつハブ21の底板21a側に移動させられている。この際には、ロック部材5の歯部51aが、ハブ21の歯部21bに噛合させられている。また、ロック部材5は、ガイド部52のガイド溝52aに挿入された上ケース12のガイド突起12b,12b・・によってその回転が規制されている。このため、ハブ21(テープリール3)は、ロック部材5およびガイド突起12b,12b・・によってその回転が制止される。この結果、テープリール3に巻回された磁気テープ(図示せず)の弛みが防止される。また、この状態においては、同図に示すように、ロック部材5の位置決め用凸部51bが、歯部21b,21b,21bによって形成される筒状体の内側でその筒状体に嵌合させられている。このため、ハブ21の軸線S(図1参照)に直交する面方向に沿ったハブ21のロック部材5に対する相対的な移動が規制される結果、例えば、テープカートリッジ1に外力が加えられたとしても、歯部21bと歯部51aとが確実に噛合した状態に維持される。
一方、テープカートリッジ1がドライブ装置の装填部に装填された際には、ドライブ装置によってドア部材7がスライドさせられてテープ引き出し口2aが開口される。次に、例えば、装填部が、ドライブ装置内の駆動用シャフトの先端部に向けてテープカートリッジ1を移動させることにより、図8に示すように、ブレーキ解除板4の脚部42,42,42が、駆動用シャフト(図示せず)によって押圧される。この結果、ロック部材5が、上ケース12のガイド突起12b,12b・・によってガイドされつつブレーキ解除板4によって上ケース12の天板12a側に向けて押し込まれる。この状態では、ロック部材5の歯部51aとハブ21の歯部21bとの噛合が解除されると共に、位置決め用凸部51bと歯部21b,21b,21bによって形成される筒状体との嵌合が解除される。また、駆動用シャフトの先端部に配設された駆動用歯部(図示せず)とハブ21の歯部21dとが噛合すると共に、磁力によって駆動用シャフトの先端部にテープリール3の金属板24が吸着されることにより、駆動用シャフトとテープリール3とがチャッキングされる。
次に、ドライブ装置が、テープリール3に巻回されている磁気テープをテープ引き出し口2aからケース本体2の外部に引き出す。次いで、ドライブ装置側のテープリールが磁気テープを巻回すると共に、ドライブ装置の駆動シャフトが磁気テープの引き出し速度に応じた回転速度で回転し、これに伴って、テープリール3が回転する。続いて、ドライブ装置の記録再生部が磁気テープに対する記録データの記録や磁気テープからの記録データの読み出しを実行する。次に、記録データの記録や読み出しが終了した際には、駆動シャフトが磁気テープを巻き戻す方向に回転することにより、磁気テープがテープリール3に巻き戻される。この場合、このテープリール3におけるハブ21の内周面にはリブ等の肉厚部が設けられていないため、ハブ21の外周面は、製造時のひけに起因する凹凸のない滑らかな状態に形成されている。したがって、凹凸に起因する変形を生じさせることなく磁気テープをテープリール3に巻き戻す(巻回する)ことができる。
次いで、磁気テープの巻き戻しが終了した際には、装填部が、駆動用シャフトの先端部からテープカートリッジ1を離間させる。この際に、スプリング6によって付勢されているロック部材5がブレーキ解除板4を押圧しつつハブ21の底板21a側に移動させられて、ロック部材5の位置決め用凸部51bが、ハブ21における歯部21b,21b,21bによって形成される筒状体の内側でその筒状体に嵌合させられる。したがって、ハブ21とロック部材5とが互いに位置決めされる。ここで、図9に示すように、位置決め用凸部51bの先端部にその先端に向かうに従って歯部21bの内周面から徐々に離間する傾斜面61が形成されているため、例えば、ハブ21(テープリール3)がロック部材5に対して偏芯していたとしても、その傾斜面61によって位置決め用凸部51bが歯部21b,21b,21bで形成される筒状体の内側にスムーズに案内される。続いて、ロック部材5の歯部51aがハブ21の歯部21bに噛合させられる。この場合、歯部21b,21b,21bで形成される筒状体と位置決め用凸部51bとの嵌合によってハブ21とロック部材5とが互いに位置決めされているため、歯部21bと歯部51aとが確実に噛合される。これにより、上記した非使用時における状態と同様にして、ハブ21(テープリール3)の回転が制止されて、テープリール3に巻回された磁気テープの弛みが確実に防止される。
このように、このテープカートリッジ1によれば、テープリール3におけるハブ21の歯部21bとロック部材5の歯部51aとの噛合状態において、歯部21b,21b,21bで形成される筒状体の内側でその筒状体に嵌合する位置決め用凸部51bを備えてロック部材5を構成したことにより、歯部21bと歯部51aとを噛合させる際にテープリール3とロック部材5とを確実に位置決めすることができるため、歯部21bと歯部51aとを確実に噛合させることができる。また、非使用時においてテープリール3とロック部材5との相対的な位置ずれを確実に防止することができるため、例えば、テープカートリッジ1に外力が加えられたとしても歯部21bと歯部51aとの確実な噛合状態を維持することができる。さらに、従来の磁気テープカートリッジとは異なり、ハブ21にリブを設けていないため、例えば、射出成形によってハブ21(テープリール3)を製造する際に、ひけに起因する凹凸を生じさせることなくその外周面を滑らかに形成することができる。したがって、ハブ21における外周面の凹凸に起因する磁気テープの変形を生じさせることなくテープリール3の回転を確実に制止することができる。
また、位置決め用凸部51bの先端部における外周面をその先端に向かうに従って歯部21bの側面から徐々に離間する傾斜面61で形成したことにより、ロック部材5がハブ21の底板21aに向けて移動させられる際に、例えば、テープリール3がロック部材5に対して偏芯していたとしても、その傾斜面61で位置決め用凸部51bを歯部21b,21b,21bで形成される筒状体の内側にスムーズに案内することができる。したがって、位置決め用凸部51bの先端部と歯部21bとが衝突して両者が破損する事態を確実に防止することができる。
また、ロック部材5の内周側に位置決め用凸部51bを形成したことにより、例えばロック部材5がテープリール3に対して傾斜したとしても、位置決め用凸部51bがテープリール3の歯部21bに接触し難いため、位置決め用凸部51bと歯部21bとの接触に起因する異音の発生や両者の摩耗を確実に防止することができる。
なお、ロック部材5における本体部51の内周側に位置決め用凸部51bを形成した例について上記したが、図10に示すように、本体部51の外周側に環状の位置決め用凸部51dを形成したロック部材5Aを採用することもできる。この場合、ロック部材5Aでは、ロック部材5の位置決め用凸部51bにおける傾斜面61と同じ機能を有する傾斜面71が位置決め用凸部51dに形成されている。なお、同図および図11において、上記したロック部材5の構成要素と同一の機能を有するものについては、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図11に示すように、本体部51の内周側に位置決め用凸部51bを形成すると共に、本体部51の外周側に位置決め用凸部51dを形成したロック部材5Bを採用することもできる。この場合、ロック部材5Aまたはロック部材5Bを備えたテープカートリッジ(情報記録媒体)においても、テープカートリッジ1と同様にして、磁気テープの変形を生じさせることなくテープリール3の回転を確実に制止することができる。
また、図12に示すテープカートリッジ1Aを採用することもできる。なお、図12〜図18において、上記したテープカートリッジ1の構成要素と同一の機能を有するものについては、同一の符号を付して重複した説明を省略する。このテープカートリッジ1Aは、図12〜図14に示すように、平面視円弧状で薄板状の位置決め用凸部21e,21e,21eが各歯部21b,21b,21bの外周側の縁部に沿ってそれぞれ形成されたハブ31を有するテープリール3Aと、図12に示すように、上記した位置決め用凸部51bや位置決め用凸部51dが形成されていないロック部材5Cとを備えている。この場合、位置決め用凸部21eの突出長は歯部21bの歯高よりも長く規定されている。つまり、位置決め用凸部21eは、同図に示すように、歯部21bとロック部材5Cの歯部51aとが噛合した状態において、歯部21bの歯先よりもハブ31の開口部側に突出するように規定されている。また、位置決め用凸部21eは、歯部21bと歯部51aとが噛合した状態において、歯部51aの外周側でロック部材5Cに嵌合するようにその曲率半径等が規定されている。さらに、位置決め用凸部21eは、その先端部における内周面がその先端に向かうに従ってロック部材5Cの側面(外周面)から徐々に離間するように断面形状が直線的な傾斜面81で形成されている。この場合、直線的な断面形状に限定されず、曲線や、直線と曲線とを組み合わせた断面形状に傾斜面81を形成してもよい。
このテープカートリッジ1Aでは、歯部21bと歯部51aとを噛合させる際に、図12に示すように、位置決め用凸部21eが歯部51aの外周側でロック部材5Cに嵌合する。このため、テープリール3Aとロック部材5Cとを確実に位置決めすることができる結果、歯部21bと歯部51aとを確実に噛合させることができる。また、非使用時において位置決め用凸部21eがロック部材5Cに嵌合しているため、テープリール3Aとロック部材5Cとの相対的な位置ずれを確実に防止することができる結果、例えば、テープカートリッジ1Aに外力が加えられたとしても、歯部21bと歯部51aとの確実な噛合状態を維持することができる。さらに、従来の磁気テープカートリッジとは異なり、ハブ31にリブを設けていないため、ハブ31の外周面を滑らかに形成することができる。したがって、ハブ31における外周面の凹凸に起因する磁気テープの変形を生じさせることなくテープリール3Aの回転を確実に制止することができる。また、位置決め用凸部21eの先端部を傾斜面81で形成したことにより、ロック部材5がハブ31の底板31aに向けて移動させられる際に、例えば、テープリール3Aがロック部材5Cに対して偏芯していたとしても、位置決め用凸部21eの先端部と歯部51aとが衝突して両者が破損する事態を確実に防止することができる。
また、図15に示すテープカートリッジ1Bを採用することもできる。このテープカートリッジ1Bは、同図に示すように、平面視円弧状で薄板状の位置決め用凸部21f,21f,21fが各歯部21b,21b,21bの内周側の縁部に沿ってそれぞれ形成されたハブ32を有するテープリール3Bと、歯部51aの内周側に平面視環状の凹部51eが形成されたロック部材5Dとを備えている。この場合、位置決め用凸部21fの突出長は、歯部21bとロック部材5Dの歯部51aとが噛合した状態において、歯部21bの歯先よりもハブ32の開口部側に突出するようにその突出長が規定されている。また、位置決め用凸部21fは、歯部21bと歯部51aとが噛合した状態において、ロック部材5Dの凹部51eに(つまり歯部51aの内周側でロック部材5Dに)嵌合するようにその曲率半径等が規定されている。さらに、位置決め用凸部21fには、同図に示すように、上記した傾斜面81と同じ機能を有する傾斜面91が形成されている。このテープカートリッジ1Bにおいても、テープカートリッジ1Aと同様にして、磁気テープの変形を生じさせることなくテープリール3Bの回転を確実に制止することができると共に、位置決め用凸部21fの先端部と歯部51aとが衝突して両者が破損する事態を確実に防止することができる。
また、図16に示すように、上記の位置決め用凸部21e,21e,21eおよび上記の位置決め用凸部21f,21f,21fが共に形成されたハブ33を有するテープリール3Cと、上記のロック部材5Dとを備えたテープカートリッジ1Cを採用することもできる。このテープカートリッジ1Cにおいても、テープカートリッジ1A,1Bと同様にして、磁気テープの変形を生じさせることなくテープリール3Cの回転を確実に制止することができると共に、位置決め用凸部21e,21fの先端部と歯部51aとが衝突して両者が破損する事態を確実に防止することができる。
さらに、図17に示すように、位置決め用凸部21e,21e,21eが形成されたハブ31を有する上記のテープリール3Aと、位置決め用凸部51bが形成された上記のロック部材5とを備えたテープカートリッジ1Dを採用することもできる。また、図18に示すように、位置決め用凸部21f,21f,21fが形成されたハブ32を有する上記のテープリール3Bと、位置決め用凸部51dおよび凹部51eが共に形成されたロック部材5Eとを備えたテープカートリッジ1Eを採用することもできる。これらのテープカートリッジ1D,1Eにおいても、テープカートリッジ1,1A〜1Cと同様にして、磁気テープの変形を生じさせることなくテープリール3Aやテープリール3Bの回転を確実に制止することができると共に、位置決め用凸部51bや位置決め用凸部51dと歯部21bとの衝突によるこれらの破損、および位置決め用凸部21eや位置決め用凸部21fと歯部51aとの衝突によるこれらの破損を確実に防止することができる。
テープカートリッジ1の分解斜視図である。 上ケース12の斜視図である。 テープカートリッジ1の断面図である。 ハブ21および下フランジ22の平面図である。 ハブ21および下フランジ22の斜視図である。 ロック部材5の斜視図である。 非使用時におけるテープカートリッジ1の断面図である。 使用時におけるテープカートリッジ1の断面図である。 ロック部材5およびハブ21の要部断面図である。 ロック部材5Aの断面図である。 ロック部材5Bの断面図である。 テープカートリッジ1Aの断面図である。 ハブ31および下フランジ22の平面図である。 ハブ31および下フランジ22の斜視図である。 テープカートリッジ1Bの断面図である。 テープカートリッジ1Cの断面図である。 テープカートリッジ1Dの断面図である。 テープカートリッジ1Eの断面図である。
符号の説明
1,1A〜1E テープカートリッジ
2 ケース本体
3,3A〜3C テープリール
5,5A〜5E ロック部材
21,31〜33 ハブ
21a,31a 底板
21b 歯部
21e,21f,51b,51d 位置決め用凸部
61,71,81,91 傾斜面

Claims (2)

  1. ケース本体と、平面視環状または平面視弧状の第1歯部がその底板の内面に形成された有底筒状のハブを有して前記ケース本体内に回転可能に収容されたテープリールと、前記第1歯部に噛合する平面視環状の第2歯部がその底部に形成されると共に前記底板に向けて付勢されかつ当該底板に対して接離する方向に沿って移動可能に前記ケース本体内に収容されて前記テープリールの回転を制止するロック部材とを備え、
    前記ロック部材は、前記第2歯部の内周側に形成されて当該第2歯部の歯先よりも前記底板側に突出すると共に前記第1歯部と当該第2歯部との噛合状態において当該第1歯部によって形成される筒状体の内側で当該筒状体に嵌合する環状の凸部を備え、
    記凸部は、前記噛合状態において前記第1歯部の側面に対向する面が、その先端部において先端に向かうに従って当該側面から徐々に離間すると共にその基端部において当該側面に対して略平行となるように形成されているカートリッジケース。
  2. 請求項1記載のカートリッジケースを備えている情報記録媒体。
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