JP2005246878A - エチレン系樹脂積層体 - Google Patents

エチレン系樹脂積層体 Download PDF

Info

Publication number
JP2005246878A
JP2005246878A JP2004063079A JP2004063079A JP2005246878A JP 2005246878 A JP2005246878 A JP 2005246878A JP 2004063079 A JP2004063079 A JP 2004063079A JP 2004063079 A JP2004063079 A JP 2004063079A JP 2005246878 A JP2005246878 A JP 2005246878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin composition
density polyethylene
weight
laminate
low density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004063079A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Henmi
隆史 逸見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP2004063079A priority Critical patent/JP2005246878A/ja
Publication of JP2005246878A publication Critical patent/JP2005246878A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】 剛性が高く、透明性に優れ、且つヒートシール性に優れるエチレン系樹脂積層体を提供する。係る積層体の提供により、腰の強さ、内容物の視認性および密封性が要求される包装容器に好適に用いられ、且つ石油資源の有効利用にも資する。
【解決手段】 少なくとも下記の樹脂組成物(1)および(2)の層からなることを特徴とする積層体。(1):(A)メタロセン触媒を用いて得られた直鎖状低密度ポリエチレン98〜40重量%、(B)MFRが0.1g/10分未満の高密度ポリエチレン1〜20重量%および(C)高圧ラジカル重合法により得られた低密度ポリエチレン1〜40重量%よりなる樹脂組成物。(2):(D)メタロセン触媒を用いて得られた密度が890〜925kg/mである直鎖状低密度ポリエチレン99〜60重量%、(E)高圧ラジカル重合法により得られた低密度ポリエチレン1〜40重量%よりなる樹脂組成物。
【選択図】 選択図なし

Description

本発明は、剛性が高く、透明性に優れ、且つヒートシール性に優れるエチレン系樹脂積層体に関する。
ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン等からなる包装資材は、その透明性や機械的強度に優れるが、ヒートシール温度が高いために包装速度を速くすることができない、ヒートシール時にフィルムが収縮し包装外観が悪い、あるいはヒートシール強度が低い等の問題がある。このため、上記の包装資材はそれら単独で使用されることは少なく、通常は「貼合用フィルム」と呼称されるポリエチレン樹脂からなるヒートシール層を設けた積層体として使用される。
貼合用フィルムを用いた積層体の主な用途である食品等の包装用フィルムにおいては、内容物の視認性や包装製品の外観の向上をもたらすことから、より透明度の高いフィルムが望まれている。
一方、近年石油資源の有効利用あるいはコストダウンの観点からプラスチックの使用量を抑制しようという動きが進み、包装用フィルムの薄膜化の要求が高まりつつある。フィルムの機械的強度を維持しつつ薄膜化を行うためには、フィルムの剛性を向上させることが必要とされている。例えば、プラスチック製ブロー成形ボトルに代わる包装容器として、スタンディングパウチの使用が増加しつつある。このスタンディングパウチとは、剛性が高いフィルム(いわゆる「腰があるフィルム」)により自立性のある袋を作製し、これに水や洗剤等の液体を充填したものである。このスタンディングパウチ用のフィルムにおいては高剛性が求められるとともに、包装製品の外観の点から高透明性も同時に要求されている。
さらに、製袋工程の高速化のために低温での良好なヒートシール性も同時に要求されている。
従って、剛性、透明性、ヒートシール性とを併せ有する積層体が求められている。しかしながら、これらの特性を同時に満足する積層体を得ることは、積層体を構成する樹脂が相矛盾する特性を有するために、従来困難であった。即ち、フィルムの剛性はこれを構成する樹脂の密度が高くなるほど向上するが、透明性は密度が高くなると急激に悪化する。特に、ヘーズ値(曇り度)により表されるフィルムの透明性は、フィルムの表面荒れによるフィルム表面での光の散乱による外部ヘーズと、フィルム内部の樹脂結晶粒界で起こる光の散乱による内部ヘーズの総和であるが、樹脂の密度が高くなると内部ヘーズが上昇し透明性が低下する。さらに、ヒートシール性も密度が高くなるほど悪化する。
貼合用フィルムとして広く用いられる直鎖状低密度ポリエチレン(以下、「LLDPE」と略すことがある。)の透明性を向上させる手段としては、高圧ラジカル法により製造される低密度ポリエチレン(以下、「LDPE」と略すことがある。)を配合する方法が一般によく知られている(例えば、非特許文献1参照)。しかし、密度が925kg/m以上のLLDPEにLDPEを配合したフィルムでは、透明性は改善するものの配合組成物全体の平均密度が低下することから剛性の低下を招いてしまい、高い透明性を維持したままで剛性の高いフィルムを得ることは非常に困難であった。
また、メタロセン触媒を用いて重合されたLLDPEは、一般的にチーグラー触媒やクロム触媒等を用いて得たLLDPEよりも良好な透明性を有しているものの、その密度が高くなると透明性は急速に悪化するため、高い透明性を維持したままで剛性の高いフィルムを得ることができなかった。
さらに、メタロセン触媒を用いて重合されたLLDPEに高密度ポリエチレン(以下「HDPE」と略すことがある。)およびLDPEを配合した樹脂組成物も提案されているが(例えば、特許文献1参照)、ヒートシール性の面で満足のゆくものではなかった。
東洋曹達研究報告 第28巻 第2号 (第15頁)
特開平10−36582号公報 (第1頁)
本発明は、剛性が高く、透明性に優れ、且つヒートシール性に優れるエチレン系樹脂積層体を提供することにある。
以上のような状況に鑑み、上記課題の解決のため鋭意検討の結果、特定の直鎖状低密度ポリエチレンに特定の高密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンを特定の比率で配合した樹脂組成物の層と、特定の直鎖状低密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンを特定の比率で配合した樹脂組成物の層からなる積層体を形成することにより、剛性が高く、透明性に優れ、且つヒートシール性に優れるエチレン系樹脂積層体が得られること見い出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、少なくとも下記の樹脂組成物(1)および(2)の層からなることを特徴とする積層体である。
樹脂組成物(1):
(A)メタロセン触媒を用いて得られた直鎖状低密度ポリエチレン98〜40重量%、(B)メルトマスフローレートが0.1g/10分未満の高密度ポリエチレン1〜20重量%、および
(C)高圧ラジカル重合法により得られた低密度ポリエチレン1〜40重量%
よりなる樹脂組成物。
樹脂組成物(2):
(D)メタロセン触媒を用いて得られた密度が890〜925kg/mである直鎖状低密度ポリエチレン99〜60重量%、
(E)高圧ラジカル重合法により得られた低密度ポリエチレン1〜40重量%
よりなる樹脂組成物。
以下に本発明を詳細に説明する。
まず、樹脂組成物(1)について述べる。
(A)直鎖状低密度ポリエチレンは、メタロセン触媒の存在下、エチレンとα−オレフィンを共重合して得られるものであり、密度が910〜945kg/m(JIS K6922−1(1997年)に基づいて測定)、さらに好ましくは920〜935kg/mの直鎖状低密度ポリエチレンである。係る密度の直鎖状低密度ポリエチレンを用いることにより剛性と透明性のバランスが良好な積層体を得ることができる。さらに、(A)直鎖状低密度ポリエチレンのメルトマスフローレート(MFR)は特に制限はないが、本発明の積層体の成形加工時の樹脂流動性が良好で、且つ安定した品質のフィルムが得られることから、好ましくは0.5〜20g/10分(JIS K6922−1(1997年)に基づいて測定)、さらに好ましくは0.6〜10g/10分、特に好ましくは0.8〜5g/10分である。
エチレンとα−オレフィンの共重合に用いるメタロセン触媒は特に限定されるものではない。例えば、メタロセン化合物(以下、「成分(a)」と称する)を主成分として含むメタロセン触媒が用いられる。
メタロセン触媒の主成分であるメタロセン化合物、成分(a)としては、例えば、シクロペンタジエニル基、置換基を有するシクロペンタジエニル基(置換シクロペンタジエニル基)、インデニル基、置換インデニル基から選ばれる1種類の基と、フルオレニル基、置換フルオレニル基から選ばれる1種類の基が、架橋基により架橋された配位子を有する周期表第4族の遷移金属化合物を挙げることができ、その代表例としてジフェニルメチレン(1−シクロペンタジエニル)(9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(3−メチル−1−シクロペンタジエニル)(9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(1−シクロペンタジエニル)(2,7−ジメチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(1−シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−t−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(1−インデニル)(9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(4−フェニル−1−インデニル)(9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(4−フェニル−1−インデニル)(2,7−ジ−t−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド等のジクロル体および上記メタロセン化合物のジメチル体、ジエチル体、ジヒドロ体、ジフェニル体、ジベンジル体等を例示することができる。
さらに、本発明において用いられるメタロセン触媒としては下記のものが例示されるが、これらに限定されるものではない。
成分(a)と下記一般式(1)
AlR (1)
(式中、Rは各々独立して水素原子または炭素数1〜20の炭化水素基である。)
で表される有機アルミニウム化合物(以下、「成分(b)」と称する)からなる触媒、さらに水を含んでなる触媒、
成分(a)と下記一般式(2)
Figure 2005246878
および/または下記一般式(3)
Figure 2005246878
(式中、Rは各々独立して水素原子または炭素数1〜20の炭化水素基であり、pは2〜50の整数である。)
で表されるアルミノキサン(以下、「成分(c)」と称する)からなる触媒、さらに成分(b)を含んでなる触媒、
成分(a)と下記一般式(4)
[R y−1H][MAr] (4)
(式中、[R y−1H]はカチオンであり、Mは周期表の第15族または第16族から選ばれる元素であり、Rは炭素数1〜30の炭化水素基であり、Rは各々独立して水素原子または炭素数1〜30の炭化水素基であり、yはMが第15族元素の時y=3であり、Mが第16族元素の時y=2であり、[MAr]はアニオンであり、Mはホウ素、アルミニウムまたはガリウムであり、Arは各々独立して炭素数6〜20のハロゲン置換アリール基である。)
で表されるプロトン酸塩(以下、「成分(d)」と称する)、下記一般式(5)
[C][MAr] (5)
(式中、Cはカルボニウムカチオンまたはトロピリウムカチオンであり、Mはホウ素、アルミニウムまたはガリウムであり、Arは各々独立して炭素数6〜20のハロゲン置換アリール基である。)
で表されるルイス酸塩(以下、「成分(e)」と称する)または下記一般式(6)
[M ][MAr] (6)
(式中、Mは周期表の第1族、第8族、第9族、第10族または第11族の金属の陽イオンであり、Lはルイス塩基またはシクロペンタジエニル基であり、zは0≦z≦2であり、Mはホウ素、アルミニウムまたはガリウムであり、Arは各々独立して炭素数6〜20のハロゲン置換アリール基である。)
で表される金属塩(以下、「成分(f)」と称する)から選ばれる少なくとも1種類の塩からなる触媒、さらに成分(b)および/または成分(c)を含んでなる触媒、
成分(a)と下記一般式(7)
Ar (7)
(式中、Mはホウ素、アルミニウムまたはガリウムであり、Arは各々独立して炭素数6〜20のハロゲン置換アリール基である。)
で表されるルイス酸(以下、「成分(g)」と称する)からなる触媒、さらに成分(b)および/または成分(c)を含んでなる触媒、
成分(a)と成分(g)と成分(d)、成分(e)、成分(f)から選ばれる少なくとも1種類の塩からなる触媒、さらに成分(b)および/または成分(c)を含んでなる触媒、
成分(a)と粘土鉱物(以下、「成分(h)」と称する)からなる触媒、さらに成分(b)を含んでなる触媒、
特開平7−224106号公報、特開平09−59310号公報、特開平10−231312号公報、特開平10−231313号公報等に例示される成分(a)と有機化合物で処理された粘土鉱物(以下、「成分(i)」と称する)からなる触媒、さらに成分(b)を含んでなる触媒が挙げられる。
さらに、(A)直鎖状低密度ポリエチレンに用いるα−オレフィンは、一般式
R−CH=CH
(式中、Rは炭素数1以上のアルキル基である。)
で表されるものである。その例として、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、4−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ヘキセン、4,4−ジメチル−1−ペンテン、オクタデセン等が挙げられる。中でも、本発明の樹脂組成物が成膜された後のフィルムが引張強度、引裂強度、衝撃強度、ヒートシール強度等に優れることから、炭素数5〜10のα−オレフィンが好ましく、特に1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、4−メチル−1−ペンテンが好ましい。
(A)直鎖状低密度ポリエチレンの例示として、エチレン−1−ヘキセン共重合体、エチレン−1−ヘプテン共重合体、エチレン−1−オクテン共重合体、エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン−プロピレン−1−ヘキセン三元共重合体等、およびこれらの混合物が挙げられる。
さらに、(A)直鎖状低密度ポリエチレンは、1種類の直鎖状低密度ポリエチレン、または、異なった密度およびMFRを有する2種以上の直鎖状低密度ポリエチレンの混合物のいずれでもよい。
さらに、本発明の樹脂組成物(1)において、(A)直鎖状低密度ポリエチレンに(F)チーグラー触媒を用いて得られた密度が910〜945kg/m(JIS K6922−1(1997年)に基づいて測定)の直鎖状低密度ポリエチレンを(A)直鎖状低密度ポリエチレンの重量に対して30重量%以下、好ましくは5重量%以下加え、且つ(A)直鎖状低密度ポリエチレンと(F)チーグラー触媒を用いて得られた直鎖状低密度ポリエチレンの合計が98〜40重量%としてもよい。
(B)高密度ポリエチレンは、密度が945〜970kg/m(JIS K6922−1(1997年)に基づいて測定)の高密度ポリエチレンである。係る密度の高密度ポリエチレンを用いることにより剛性が良好な積層体を得ることができる。また、(B)高密度ポリエチレンのMFRは0.1g/10分未満である。好ましくは、(A)直鎖状低密度ポリエチレンとの混和性が良好となることから、MFRが0.01g/10分以上0.1g/10分未満である。このような(B)高密度ポリエチレンを(A)直鎖状低密度ポリエチレンに配合することにより、内部ヘーズ値が良好で且つ剛性が高い積層体を得ることができる。
(C)高圧ラジカル重合法により得られた低密度ポリエチレンは、密度が915〜930kg/m(JIS K6922−1(1997年)の低密度ポリエチレンである。係る密度の高圧ラジカル重合法により得られた低密度ポリエチレンを用いることにより剛性が良好な積層体を得ることができる。さらに、(C)高圧ラジカル重合法により得られた低密度ポリエチレンのMFRは特に制限はないが、好ましくは、樹脂組成物の溶融張力が向上してインフレーション成形により製膜する場合にバブル安定性が良好になることから、MFRが10g/10分未満である。中でも、積層体がさらに良好な内部ヘーズ値を有することから、MFRが1.0g/10分未満が特に好ましい。
本発明の樹脂組成物(1)の(A)直鎖状低密度ポリエチレン、(B)高密度ポリエチレンおよび(C)低密度ポリエチレンの配合比率は、(A)98〜40重量%、(B)1〜20重量%および(C)1〜40重量%である。
(B)高密度ポリエチレンの配合比率が1重量%未満では該樹脂組成物全体の密度がほとんど上がらないため剛性が向上せず、20重量%を越えると高密度ポリエチレンが単独で結晶化しやすくなり、内部ヘーズ値が悪化するため好ましくない。また、(C)低密度ポリエチレンの配合比率が1重量%未満では該樹脂組成物全体の溶融張力がほとんど上がらないため成形安定性が向上せず、40重量%を越えると該樹脂組成物の引張強度等の機械的物性が大幅に低下する恐れがあり好ましくない。
次に、樹脂組成物(2)について述べる。
樹脂組成物(2)の(D)メタロセン触媒を用いて得られた密度が890〜925kg/m(JIS K6922−1(1997年)である直鎖状低密度ポリエチレンは、樹脂組成物(1)で用いられる(A)と同様の方法で得ることができる。(D)直鎖状低密度ポリエチレンは、密度が890kg/mより低いと樹脂組成物(2)よりなる層の表面にべたつきを生じ、925kg/mを超えると積層体のヒートシール性が悪化するため好ましくない。また、樹脂組成物(2)の(E)高圧ラジカル重合法により得られた低密度ポリエチレンは、樹脂組成物(1)で用いられる(C)と同様の方法で得ることができる。(E)低密度ポリエチレンの密度やMFRは、(C)と同一でも異なっていてもいずれでもよい。
本発明の樹脂組成物(2)の(D)および(E)の配合比率は、(D)99〜60重量%および(E)1〜40重量%である。
(E)低密度ポリエチレンの配合比率が1重量%未満では樹脂組成物(2)の透明性が不良となり、40重量%を越えると本発明の積層体の機械的強度が低下するため好ましくない。
本発明の樹脂組成物(1)および(2)の調製は、上記の各成分を種々公知の方法、例えばヘンシェルミキサー、Vブレンダー、リボンブレンダー、タンブラブレンダーなどで機械的に混合する方法や、押出機、バンバリーミキサー、ニーダー、熱ロール等を用いて溶融混練後に造粒あるいは粉砕する方法などを用いることができる。このうち生産性の点から、一軸押出機または二軸押出機を用いて溶融混練する方法が好ましい。
本発明の樹脂組成物(1)および(2)には、本発明の効果を損なわない程度の範囲内で、必要に応じて酸化防止剤、帯電防止剤、ブロッキング防止剤、滑剤、光安定剤、紫外線吸収剤、着色剤、充填剤、造核剤、透明化剤、有機過酸化物、可塑剤、難燃剤等の、一般に熱可塑性プラスチックに用いられる添加剤を使用してもよい。
本発明の積層体は、少なくとも樹脂組成物(1)および(2)の層からなることを特徴とする積層体である。また、樹脂組成物(1)および(2)の層の間、および/または樹脂組成物(1)の層の外側に熱可塑性樹脂からなる一層以上の層を、本発明の積層体の性能を阻害しない範囲内で設けてもよい。
なお該熱可塑性樹脂の例としては、チーグラー系触媒によるエチレン−α−オレフィン共重合体、メタロセン触媒によるエチレン−α−オレフィン共重合体、高圧ラジカル法による低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、高密度ポリエチレン、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体等のエチレン系重合体、ポリプロピレン、プロピレン−α−オレフィンブロック共重合体、プロピレン−α−オレフィンランダム共重合体等のプロピレン系重合体、ビニルアルコール重合体またはエチレン−ビニルアルコール共重合体、アイオノマー、ポリブテン、ポリメチルペンテン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタテレート/イソフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン等のポリアミド、ポリカーボネート、(メタ)アクリル樹脂、ポリウレタン、セルロース系樹脂等を挙げることができる。これらの中でも、エチレン系重合体、プロピレン系重合体、ポリアミド、ビニルアルコール重合体、ポリエステルが好ましい。これらの樹脂は単独で使用してもよく、もしくは2種以上のブレンドにより用いてもよい。
また、該熱可塑性樹脂として本発明の樹脂組成物(1)および/または(2)そのものを用いてもよい。
本発明の樹脂組成物(1)の層の厚みは特に制限はないが、積層体の強度や経済性等の観点から20〜160μmが好ましい。また、樹脂組成物(2)の層の厚みは特に制限はないが、積層体の強度や経済性等の観点から20〜160μmが好ましい。
また、本発明の積層体の厚みは特に制限はないが、積層体の強度や経済性等の観点から40〜200μmが好ましい。
本発明の積層体の成形方法は特に制限されるものではない。例えば、樹脂組成物(1)および(2)の層をそれぞれ別個に、空冷インフレーション法、水冷インフレーション法、Tダイキャスト法等、一般に商業的に利用可能な方法を用いて製膜した後、ドライラミネート法、サンドイッチラミネート法等で積層する方法、樹脂組成物(1)および(2)の層を共押出インフレーション成形法、共押出キャスト成形法等の共押出成形法により製膜する方法等が挙げられる。中でも、積層が容易であり、且つ安定した品質の積層体が得られることから共押出成形法が好ましい。
本発明のエチレン系樹脂積層体は、剛性が高く、透明性に優れ、且つヒートシール性に優れる。係る積層体は、その特性から、腰の強さ、内容物の視認性および密封性が要求される包装容器に好適に使用され、且つ石油資源の有効利用にも資する。
実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
〔積層体の成形方法〕
積層体の成形は、プラコー社製3層空冷インフレーション成形機を用い、共押出インフレーション法により作製した。各層押出機のシリンダー温度を170℃に保持して押出した樹脂を170℃に加温したサーキュラーダイ(ダイス径175mm、リップクリアランス3mm)に導入し、吐出量45kg/h、ブロー比2.0で、厚さ130μmの3層共押出空冷インフレーションフィルムを作製した。
〔フィルムの物性測定方法〕
実施例および比較例に使用したフィルムの物性は、以下に示す方法によって測定した。
<内部ヘーズ>(透明性)
5cm×5cmに切り取った積層体の両面に流動パラフィンを塗布し、これを清浄な2枚のガラス板で挟んだ試料を作製し、この試料のヘーズ値をJIS K7105(1981年)に従って、日本電色工業社製ヘーズメーター(型番 300A)を使用して測定した。2枚のガラス板の間に流動パラフィンのみを挟んだ試料のヘーズ値をあらかじめ測定しておき、これをブランク値として測定値から差し引いたものを内部ヘーズ値とした。
<引張割線弾性率>(剛性)
JIS K7113(1995年)に従って測定した。積層体フィルムを打抜いて2号形試験片を作製し、島津製作所社製 引張試験機(型番 DCS−100)を使用して試験片が5%変形するのに必要な荷重を測定した。荷重の測定値を試験片の断面積と変形率(値0.05)で除したものを引張割線弾性率値とした。
参考例1〔直鎖状低密度ポリエチレン−1(以下「LLDPE−1」)の製造〕
実施例および比較例に使用した直鎖状低密度ポリエチレンは、以下の方法で製造した。
重合操作、反応および溶媒精製は、すべて不活性ガス雰囲気下で行った。また、反応に用いた溶媒等は、すべて予め公知の方法で精製、乾燥、脱酸素を行ったものを用いた。さらに、反応に用いた化合物は、公知の方法により合成、同定したものを用いた。
<触媒の調製>
窒素雰囲気下の20lステンレス容器に、ヘプタン3.3l、トリイソプロピルアルミニウムのヘプタン溶液をアルミニウム原子当たり2.5mol(3.6l)およびジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(9−フルオレニル)ジルコニウムジクロライドをジルコニウム原子当たり10mmol加えて1時間攪拌した。そこへN,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートをホウ素原子当たり11mmol加えて12時間攪拌した。得られた懸濁系に脂肪族系飽和炭化水素溶媒(IPソルベント2835(出光石油化学社製))を8.7l加えることにより、触媒を調製した(ジルコニウム濃度0.64mmol/l)。
<重合>
槽型反応器を用いて重合を行った。エチレン、1−ヘキセンおよびエタンを連続的に反応器内に圧入して、全圧を90MPaに、1−ヘキセン濃度を12.0mol%になるように設定した。そして、反応器を1500rpmで撹拌した。
そして、触媒を反応器の供給口より連続的に供給して、平均温度が215℃に保たれるように重合を行った。その結果、MFR2.0g/分、密度930kg/mのエチレン−1−ヘキセン共重合体を得た。
<造粒>
上記の方法により得られたエチレン−1−ヘキセン共重合体100重量部に対し、イルガノックス1076(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)0.06重量部とイルガフォス168(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)0.06重量部を添加し、プラコー社製 50mm単軸押出機(型式 PDAー50)により、180℃、60rpmで溶融押出してペレット化した。
参考例2〔直鎖状低密度ポリエチレン−2(以下「LLDPE−2」)の製造〕
重合時の1−ヘキセン濃度を15.0mol%に変更した以外は、参考例1と同様にして重合を行った。その結果、MFR4.0g/分、密度925kg/mのエチレン−1−ヘキセン共重合体を得た。該エチレン−1−ヘキセン共重合体は、参考例1と同様な方法でペレット化した。
参考例3〔直鎖状低密度ポリエチレン−3(以下「LLDPE−3」)の製造〕
重合時の1−ヘキセン濃度を20.0mol%に、平均温度を195℃に変更した以外は、参考例1と同様にして重合を行った。その結果、MFR2.0g/分、密度920kg/mのエチレン−1−ヘキセン共重合体を得た。該エチレン−1−ヘキセン共重合体は、参考例1と同様な方法でペレット化した。
実施例1
LLDPE−3 80重量%とLDPE(東ソー社製 ペトロセン173、密度924kg/m、MFR0.3g/10分、以下「LDPE−1」と略す)20重量%を配合した樹脂組成物(2)を積層体の一層目とし、LLDPE−1 70重量%とLDPE−1 20重量%とHDPE(東ソー社製 ニポロンハード7300A、密度951kg/m、MFR0.05g/10分、以下「HDPE−1」と略す)10重量%を配合した樹脂組成物(1)を2層目とし、LLDPE−2 80重量%とLDPE−1 20重量%を配合した熱可塑性樹脂組成物を3層目として各々使用し、〔積層体の成形方法〕に示した方法により積層体を得た。
積層体の積層数、各層の樹脂組成物の配合、積層順および層厚を表1に、フィルムの内部ヘーズ、引張割線弾性率およびヒートシール温度の測定結果を表2に示す。
内部ヘーズ値、引張割線弾性率値およびヒートシール温度共に良好であり、且つ成形時のバブル安定性も良好であった。
実施例2
樹脂組成物(1)をLLDPE−1 60重量%とLDPE−1 20重量%とHDPE−1 20重量%を配合した樹脂組成物に代えた以外は実施例1と同様な方法で積層体を得た。
積層体の積層数、各層の樹脂組成物の配合、積層順および層厚を表1に、フィルムの内部ヘーズ、引張割線弾性率およびヒートシール温度の測定結果を表2に示す。
内部ヘーズ値、引張割線弾性率値およびヒートシール温度共に良好であり、且つ成形時のバブル安定性も良好であった。
実施例3
樹脂組成物(1)をLLDPE−1 40重量%とLDPE−1 40重量%とHDPE−1 20重量%を配合した樹脂組成物に代えた以外は実施例1と同様な方法で積層体を得た。
積層体の積層数、各層の樹脂組成物の配合、積層順および層厚を表1に、フィルムの内部ヘーズ、引張割線弾性率およびヒートシール温度の測定結果を表2に示す。
内部ヘーズ値、引張割線弾性率値およびヒートシール温度共に良好であり、且つ成形時のバブル安定性も良好であった。
実施例4
実施例1の熱可塑性樹脂組成物を用いず、3層目として実施例1の樹脂組成物(1)を使用した以外は実施例1と同様な方法で積層体を得た。
積層体の積層数、各層の樹脂組成物の配合、積層順および層厚を表1に、フィルムの内部ヘーズ、引張割線弾性率およびヒートシール温度の測定結果を表2に示す。
内部ヘーズ値、引張割線弾性率値およびヒートシール温度共に良好であり、且つ成形時のバブル安定性も良好であった。
比較例1
樹脂組成物(1)をLLDPE−1 80重量%とLDPE−1 20重量%を配合した樹脂組成物に代えた以外は実施例1と同様な方法で積層体を得た。
積層体の積層数、各層の樹脂組成物の配合、積層順および層厚を表1に、フィルムの内部ヘーズ、引張割線弾性率およびヒートシール温度の測定結果を表2に示す。
引張割線弾性率値が低かった。
比較例2
樹脂組成物(1)をLLDPE−1 90重量%とHDPE−1 10重量%を配合した樹脂組成物に代えた以外は実施例1と同様な方法で積層体を得た。
積層体の積層数、各層の樹脂組成物の配合、積層順および層厚を表1に、フィルムの内部ヘーズ、引張割線弾性率およびヒートシール温度の測定結果を表2に示す。
成形時のバブル安定性が不良であった。
比較例3
樹脂組成物(1)をニポロンZF260(チーグラー触媒によりエチレンと1−ヘキセンを共重合したLLDPE、東ソー社製、密度935kg/m、MFR2.0g/10分、以下「LLDPE−4」と略す)70重量%とLDPE−1 20重量%とHDPE−1 10重量%を配合した樹脂組成物に代えた以外は実施例1と同様な方法で積層体を得た。
積層体の積層数、各層の樹脂組成物の配合、積層順および層厚を表1に、フィルムの内部ヘーズ、引張割線弾性率およびヒートシール温度の測定結果を表2に示す。
内部ヘーズが高く、透明性が不良であった。
比較例4
樹脂組成物(1)をLLDPE−1 70重量%とLDPE−1 20重量%とニポロンハード8500(東ソー社製、密度948kg/m、MFR0.35g/10分、以下「HDPE−2」と略す)10重量%を配合した樹脂組成物に代えた以外は実施例1と同様な方法で積層体を得た。
積層体の積層数、各層の樹脂組成物の配合、積層順および層厚を表1に、フィルムの内部ヘーズ、引張割線弾性率およびヒートシール温度の測定結果を表2に示す。
内部ヘーズが高く、透明性が不良であった。
比較例5
樹脂組成物(1)をLLDPE−1 70重量%とLDPE−1 20重量%とニポロンハード4010(東ソー社製、密度963kg/m、MFR5.5g/10分、以下「HDPE−3」と略す)10重量%を配合した樹脂組成物に代えた以外は実施例1と同様な方法で積層体を得た。
積層体の積層数、各層の樹脂組成物の配合、積層順および層厚を表1に、フィルムの内部ヘーズ、引張割線弾性率およびヒートシール温度の測定結果を表2に示す。
内部ヘーズが高く、透明性が不良であった。
比較例6
樹脂組成物(1)をLLDPE−1 70重量%とLDPE−1 20重量%とニポロンハード1300(東ソー社製、密度955kg/m、MFR30g/10分、以下「HDPE−4」と略す)10重量%を配合した樹脂組成物に代えた以外は実施例1と同様な方法で積層体を得た。
積層体の積層数、各層の樹脂組成物の配合、積層順および層厚を表1に、フィルムの内部ヘーズ、引張割線弾性率およびヒートシール温度の測定結果を表2に示す。
内部ヘーズが高く、透明性が不良であった。
比較例7
樹脂組成物(1)をLLDPE−1 50重量%とLDPE−1 20重量%とHDPE−1 30重量%を配合した樹脂組成物に代えた以外は実施例1と同様な方法で積層体を得た。
積層体の積層数、各層の樹脂組成物の配合、積層順および層厚を表1に、フィルムの内部ヘーズ、引張割線弾性率およびヒートシール温度の測定結果を表2に示す。
内部ヘーズが高く、透明性が不良であった。
比較例8
実施例1の樹脂組成物(1)を1〜3層の全てに使用した以外は実施例1と同様な方法で積層体を得た。
積層体の積層数、各層の樹脂組成物の配合、積層順および層厚を表1に、フィルムの内部ヘーズ、引張割線弾性率およびヒートシール温度の測定結果を表2に示す。
ヒートシール温度が高かった。
Figure 2005246878
Figure 2005246878

Claims (3)

  1. 少なくとも下記の樹脂組成物(1)および(2)の層からなることを特徴とする積層体。
    樹脂組成物(1):
    (A)メタロセン触媒を用いて得られた直鎖状低密度ポリエチレン98〜40重量%、(B)メルトマスフローレートが0.1g/10分未満の高密度ポリエチレン1〜20重量%、および
    (C)高圧ラジカル重合法により得られた低密度ポリエチレン1〜40重量%
    よりなる樹脂組成物。
    樹脂組成物(2):
    (D)メタロセン触媒を用いて得られた密度が890〜925kg/mである直鎖状低密度ポリエチレン99〜60重量%、
    (E)高圧ラジカル重合法により得られた低密度ポリエチレン1〜40重量%
    よりなる樹脂組成物。
  2. (C)高圧ラジカル法により得られた低密度ポリエチレンのメルトマスフローレートが1.0g/10分未満であることを特徴とする請求項1に記載の積層体。
  3. 共押出成形法により成形したことを特徴とする請求項1〜2に記載の積層体。
JP2004063079A 2004-03-05 2004-03-05 エチレン系樹脂積層体 Pending JP2005246878A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004063079A JP2005246878A (ja) 2004-03-05 2004-03-05 エチレン系樹脂積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004063079A JP2005246878A (ja) 2004-03-05 2004-03-05 エチレン系樹脂積層体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005246878A true JP2005246878A (ja) 2005-09-15

Family

ID=35027821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004063079A Pending JP2005246878A (ja) 2004-03-05 2004-03-05 エチレン系樹脂積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005246878A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012228798A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Kureha Corp 回収層を備える樹脂製多層容器
JP2013154585A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Mitsubishi Plastics Inc ポリオレフィン系積層成形用フィルム
JP2014128895A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Tosoh Corp 多層シート及びそれよりなるトレイ
JP2015187269A (ja) * 2015-04-03 2015-10-29 大日本印刷株式会社 植物由来ポリエチレンを用いた包装材用シーラントフィルム、包装材用積層フィルム、および包装袋
JP2015189160A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 凸版印刷株式会社 シーラントフィルム、並びにそれを用いたフィルム積層体及びスタンディングパウチ
JP2016084164A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 東ソー株式会社 易開封性包装材料
JP2016145370A (ja) * 2016-05-06 2016-08-12 大日本印刷株式会社 シーラント用樹脂組成物
JP2016176026A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社サンエー化研 表面保護フィルム
JP2017030242A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 旭化成株式会社 ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム及び該フィルムからなる冷蔵麺又は冷凍麺用包装袋
JP7188522B1 (ja) 2021-09-14 2022-12-13 住友ベークライト株式会社 積層フィルム及び包装体
JP7528668B2 (ja) 2020-09-17 2024-08-06 大日本印刷株式会社 透明防錆フィルム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012228798A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Kureha Corp 回収層を備える樹脂製多層容器
JP2013154585A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Mitsubishi Plastics Inc ポリオレフィン系積層成形用フィルム
JP2014128895A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Tosoh Corp 多層シート及びそれよりなるトレイ
JP2015189160A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 凸版印刷株式会社 シーラントフィルム、並びにそれを用いたフィルム積層体及びスタンディングパウチ
JP2016084164A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 東ソー株式会社 易開封性包装材料
JP2016176026A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社サンエー化研 表面保護フィルム
JP2015187269A (ja) * 2015-04-03 2015-10-29 大日本印刷株式会社 植物由来ポリエチレンを用いた包装材用シーラントフィルム、包装材用積層フィルム、および包装袋
JP2017030242A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 旭化成株式会社 ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム及び該フィルムからなる冷蔵麺又は冷凍麺用包装袋
JP2016145370A (ja) * 2016-05-06 2016-08-12 大日本印刷株式会社 シーラント用樹脂組成物
JP7528668B2 (ja) 2020-09-17 2024-08-06 大日本印刷株式会社 透明防錆フィルム
JP7188522B1 (ja) 2021-09-14 2022-12-13 住友ベークライト株式会社 積層フィルム及び包装体
JP2023042364A (ja) * 2021-09-14 2023-03-27 住友ベークライト株式会社 積層フィルム及び包装体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0877051B1 (en) Ethylene copolymers having narrow composition distribution, their production and use
US7488777B2 (en) Resin composition and film obtained therefrom
WO2006073812A2 (en) Co-extruded film structures of polypropylene impact copolymer with other polymers
KR101329856B1 (ko) 수지 조성물, 수지 조성물로 이루어진 필름 또는 시트 또는적층체
JP2005246878A (ja) エチレン系樹脂積層体
US7722961B2 (en) Resin composition and stretched film obtained by using the same
TW202235285A (zh) 積層膜
JP3916681B2 (ja) プロピレン系フィルム
JP4359850B2 (ja) 包装用フィルム
JP5880153B2 (ja) プロピレン系樹脂組成物およびそのフィルム
JP2005232227A (ja) ポリエチレン樹脂組成物、それからなるフィルム及びその積層体
JP3773581B2 (ja) バッグインボックス用内袋
JP4624721B2 (ja) 積層樹脂一軸延伸フィルム
JPH1036583A (ja) ポリエチレン組成物
JPH11166081A (ja) ポリエチレン系樹脂組成物、バッグインボックス内 装容器及びその製法
JP4624729B2 (ja) 積層樹脂一軸延伸フィルム
JP3804183B2 (ja) 貼合用共押出多層フィルムおよびその製造方法
JP5786608B2 (ja) 積層フィルム
JP5919768B2 (ja) 耐ブロッキング性に優れたフィルム
JP5895447B2 (ja) 押出ラミネート用ポリエチレン樹脂組成物及び積層体
CA2162681C (en) Ethylene copolymers having narrow composition distribution, their production and use
JP3934311B2 (ja) 包装用積層ストレッチフィルム
JP2006056937A (ja) プロピレン系樹脂組成物および該樹脂組成物からなるフィルム
JP2022124557A (ja) ポリエチレン樹脂組成物、積層体および医療容器
JP2005059243A (ja) 樹脂積層フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091215