JP2005245732A - 遊技機 - Google Patents

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Takahiro Uchigashima
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Abstract

【課題】多彩な表示演出が可能で、遊技者を飽きさせることのない興趣の豊かな遊技機を提供すること。
【解決手段】 遊技盤21に、液晶表示やLED表示等により画像を変動表示せしめる画像表示装置6を備えた遊技機において、上記画像表示装置6の画像表示器61の表示面の前方に、フレキシブルな透明フィルム541またはベルト53に半透明ないし不透明の図柄55を設け、該図柄55の間から背面側の上記画像表示装置6の画像表示器61を透視可能な表示媒体54を張設し、駆動機構51a,51bにより上記表示媒体54を左右または上下方向に移動制御せしめて、上記図柄55が上記画像表示器61の前面位置に進退出せしめる補助図柄装置5を付設し、必要に応じて上記図柄55を画像表示器61の前面位置に進出せしめ、図柄55と画像表示器61の画像を組み合わせた遊技進行上の表示演出を行う。
【選択図】 図2

Description

遊技盤に、画像を変動表示せしめる画像表示装置を備えた遊技機に関する。
従来、遊技機たるパチンコ機には、遊技盤に液晶表示やLED表示等により画像を変動表示せしめる画像表示装置を備え、遊技球が所定の領域に進入すると、複数の画像を変動表示し、表示された画像が予め設定された画像であれば大当りとなって多数の賞球が獲得可能な、遊技者にとって有利な特別遊技に移行するものがある。
この種のパチンコ機では、上記画像表示装置の画面にキャラクタ等を表示し、大当りとなりそうなリーチ予告や大当り予告を演出したり、これらリーチ予告や大当り予告に合わせてランプ表示や音声を発生させて遊技者の期待感を高めるようにしている。
しかしながら、上記画像表示装置の画面で行われるリーチ予告や大当り予告では、多種類のパチンコ機において、キャラクタ等に違いは有るものの、遊技者にとってはどのパチンコ機でも同じような演出であり、直ぐに飽きてしまって面白みに欠けるといった問題があった。
また、下記特許文献に記載されたように、遊技盤の前面を覆う透明前面扉の透光面を横断するように、帯状透明フィルムの部分帯域上に報知指標が設けられた可撓性報知帯を張設し、上記透明前面扉の一方の側端に設けた走行制御手段で上記可撓性報知帯を巻き取りつつ長手方向に沿って移動制御させ、上記報知指標を透明前面扉の透光面上に表示したり、透光面外へ退出させたりするようにしたものが提案されている。これによれば、画像表示装置の画像と上記可撓性報知帯の報知指標とを組み合わせた演出ができるが、透明前面扉の透光面を横断するように設けられた上記可撓性報知帯は移動範囲が広く報知指標の進退移動に時間がかったかり、可撓性報知帯が透明前面扉の一方の走行制御手段に巻き取られるので他方へ巻き戻す必要があり、テンポよく実行される遊技の流れが滞り、遊技者が興ざめするといった問題や、巻き戻しにより遊技に弊害をもたらすおそれがあった。
また、一般のパチンコ機では複数パターンのリーチ演出等が設定されているため、リーチ等の演出時に可撓性報知帯に設けられている図柄と画像表示装置で表現される演出を連動させて、演出面での効果をあげることは困難であった。例えば可撓性報知帯に設けられている図柄が1つの図柄であるとすれば、画像表示装置の全てのパターンのリーチ演出時に毎回同じ可撓性報知帯の図柄が表示されることとなると興ざめする。また可撓性報知帯に複数の図柄が設けられている場合には、画像表示装置のリーチ演出等はパターンがランダムに決定されるので、特定のリーチ演出に特定の報知帯の図柄を表示して演出を行うことは不可能であり、画像表示装置での演出と報知帯の図柄は統一性を欠き、内容の分かりにくい演出となってしまう。従って、実用性は乏しく、リーチや大当り予告の演出面での効果は薄いものであった。
特開2003−154073号公報
そこで本発明は、補助図柄装置を用いて画像表示装置と統一性のある多彩な表示演出が可能で、遊技者を飽きさせることのない興趣の豊かな遊技機を提供することを課題としてなされたものである。
本発明は 遊技盤に、液晶表示やLED表示等により画像を変動表示せしめる画像表示装置を備えた遊技機において、上記画像表示装置の表示面の前方に、フレキシブルな透明フィルムまたはベルトに半透明ないし不透明の図柄を設け、該図柄の間から背面側の上記画像表示装置を透視可能な表示媒体を張設し、駆動機構により上記表示媒体を左右または上下方向に移動制御せしめ、上記図柄を上記画像表示装置の前面位置に進退出可能とする補助図柄装置を付設せしめた(請求項1)。図柄を必要なときに画像表示装置の前面へ進出せしめたり、画像表示装置の前面外側へ退出せしめたりして、画像表示装置の画像と表示媒体の図柄とを合わせてバリエーションの多い遊技進行上の演出が可能となる。
上記表示媒体を、その上記透明フィルムまたは上記ベルトを環状に形成し、上記駆動機構として上記画像表示装置の左右両側または上下両側に設けた複数の回転軸に架けまわし、上記画像表示装置を囲むように張設せしめた(請求項2)。図柄の上記進出位置と上記退出位置との間の移動距離が短くすみ、かつ従来構造のように透明フィルムの巻き戻しが不要で、迅速に図柄を進退移動させることができ、メリハリのある演出ができる。
上記画像表示装置の表示面の前方に、複数の上記表示媒体を張設せしめた(請求項3)。図柄の種類を多くでき、より多彩な演出ができる。即ち複数の表示媒体を設けることにより、リーチ時等の画像表示装置の演出への対応の幅が広がり、例えばリーチ時においては複数のパターンがあるリーチ演出に対して、各々表示媒体を個別に対応させることができるので、確実に画像表示装置で行われている表示内容と表示媒体を連動させて演出することができる。
本発明は、補助図柄装置を用いて画像表示装置と統一性のある多彩な表示演出が可能で、遊技者を飽きさせることのない興趣の豊かな遊技機を提供することができる。
本発明の第1の実施形態を図1ないし図5に基づいて説明する。図1は遊技機の全体図を示し、遊技機は長方形の外枠111と前面枠112とを有し、前面枠112は、左端上下のヒンジ116により外枠111に対し水平方向に回動自在に取り付けられており、前面枠112と一体化している各部をメンテナンス時等に手前側に開き出すことが可能である。遊技機は、通常複数列レイアウトされる遊技機設置島に外枠111にて取り付けられ、プリペードカードユニットと交互に配置される。
前面枠112の内側には、前面枠112の高さ方向の上側略2/3の大きさをカバーする金枠113が取り付けられ、金枠113の左側を支軸にして金枠113の内周を縁取るガラス枠114が開閉可能に蝶着される。ガラス枠114にはガラス板115が二重に装填されている。ガラス板115の奥側で前面枠112の内側には遊技盤21が収納され、ガラス板115を挟んで遊技者と対向するようになっている。
前面枠112の内側にはまた、金枠113の下方にバスタブ状の上皿121と下皿124とが手前側に突出して設けられている。上皿121の本体部にはエボナイド等の汚れのつきにくいものが用いられる。上皿121の側面には賞球の払出し用等の排出口122が開口している。
上皿121は左右に手前に膨出する膨出部を有し、左側の膨出部の頂部には、上記プリペードカードユニットに挿入されたプリペードカードの残高を表示する残高表示部133、遊技球の貸し出しを受ける場合に押下する球貸し釦131および精算する場合の精算釦132が設けられている。
下皿124は側面に溢れ球排出口125が開口しており、上皿121満杯時の溢れ球が流入するとともに発射し損ねた戻り球の出口となっている。また、遊技者が上皿球抜きレバー123を操作することにより溢れ球排出口125を介して上皿121と連通するようになっており、上皿121の遊技球を下皿124に移動することが可能である。また、下皿124が遊技球で満杯となった時には、下皿球抜きレバー126の操作により下皿124の底面が開口して下皿124の下方に排出可能であり、遊技球を別箱に移すことができる。
下皿124の右側には発射ハンドル141が設けられている。発射ハンドル141は、手前側に突出して取り付けられたグリップ部142の外周にリング状の回動リング143を同軸に設けてなり、遊技者が回動リング143を時計方向に回動すれば、上皿121から供給される遊技球を遊技盤21の盤面上に発射することができる。
図2は本遊技機の遊技盤21を示す。本遊技機は、遊技盤21上に打ち出された遊技球が所定の遊技領域たる入賞口31に入球すると、乱数からなる抽出値が抽出され、該抽出値に基づいて特別遊技に移行するか否かの大当り判定を行い、その判定結果に基づいて特別画像表示装置6の画像や図柄を変動表示して上記判定結果を報知し、大当りとなると通常の遊技とは異なる特別遊技を実行するものである。
図2に示すように、遊技盤21の盤面上には、盤面上を略円形に縁取るように盤面に対して垂直に帯状のレール22,23が設けてある。レール22,23は図中左側の一部が二重になっており、発射ハンドル141の操作で遊技球が外側レール23に沿って発射され、レール22,23で囲まれた盤面の略円形領域内に入る。この略円形領域の中央には特別画像表示装置6が設けられ、その周囲に種々の入賞口31,35、大入賞口32、多数の遊技釘、風車等が設けられている。
特別画像表示装置6の下方には入賞口31が設けら、入賞口31はソレノイドで作動する電動チューリップである。入賞口31の左右両側には普通の入賞口35が設けてある。
入賞口31の下方には大入賞口32が設けられる。大入賞口32は、アタッカー扉が電動で作動して幅広の入球口を開閉し、「開」時には多くの入賞を見込むことができる。
また、特別画像表示装置6の左右両側には普通図柄作動ゲート34が設けられており、ここを遊技球が通過すると、普通図柄表示部41の普通図柄が変動する。普通図柄作動ゲート34に入った遊技球は再び遊技盤21上に出現する。
特別画像表示装置6の画像を表示する画像表示器61はLCDパネルで、遊技盤21の中央に嵌設された画像表示枠24の開口部241内に表示面を手前に向けて設けられる。特別画像表示装置6には画像表示器61の表示面側に補助図柄55を進出せしめたり、表示面外側位置に退出せしめる補助図柄装置5が付設してある。以下、本発明を適用した第1の実施形態の特別画像表示装置6と補助図柄装置5の詳細を説明する。
図2ないし図5に示すように、特別画像表示装置6は画像表示器61とこれを制御する画像制御基板62を備え、画像表示器61の背面側に間隔をおいて画像制御基板62が平行に配置され、この状態で透明の樹脂ケース63に収納されている。樹脂ケース63は横幅が画像表示器61よりも大きく形成してあり、樹脂ケース63内の横幅方向中央に画像表示器61を設けるとともに、樹脂ケース63内で画像表示器61の左右両側にはそれぞれ、上記補助図柄装置5の駆動機構を構成する回転軸51a,51bが設けてある。各回転軸51a,51bは上下の軸端がそれぞれ樹脂ケース63の上壁面および下壁面に回転自在に軸支され、両回転軸51a,51bは互いに平行に配設してある。
一方の回転軸51a(各図の向かって左側の軸)には上下中間位置にギヤ511が取付てあり、該ギヤ511は樹脂ケース63内に設置した電動モーター52のモーター軸に設けたモーターギヤ521と噛合してある。また、両回転軸51a,51bの上端および下端にはそれぞれ、プーリー512が固定してある。そして、両回転軸51a,51bの上端のプーリー512間、および下端のプーリー512間にはそれぞれ環状のベルト53が架け回すように張設してある。尚、プーリー512はその直径が画像表示器61の厚さよりも大きくしてあり、かつ両軸上端の両プーリー512は画像表示器61の上縁よりも高い位置に設けられ、下端の両プーリー512は画像表示器61の下縁よりも低い位置に設けられ、上下の各ベルト53は画像表示器61よりも上下位置かつ前後位置に張設してある。
このように構成した駆動機構の両回転軸51a,51bは、電動モーター52の駆動により各ギヤ521、511を介して一方の回転軸51aが回転し、更にベルト53を介して他方の回転軸51bが一連に回転するように構成してある。電動モーター52は画像制御基板62の指令により駆動するように電気的に接続してある。
そして両回転軸51a,51bには、フレキシブルな透明フィルム541からなる帯状の表示媒体54が、画像表示器61を横方向に囲むように環状に取付てある。表示媒体54は、透明フィルム541の上縁および下縁がそれぞれ上下のベルト53に沿って接着してあり、両回転軸51a,51bの回転により画像表示器61のまわりを移動可能としてある。電動モーター52の回転方向を変えることにより透明フィルム541の移動方向を左回りまたは右回りのいずれの方向にもできる。
表示媒体54には、透明フィルム541の一部、例えば画像表示器61の表示面に対向する位置に半透明または不透明の補助図柄55が印刷してある(図例では2つの図柄が印刷してある)。補助図柄55のまわりは透明で、遊技者からは画像表示器61の表示面を透視可能である。そして補助図柄55は、表示媒体54の移動により、画像表示器61の表示面側から背面側、または背面側から表示面側へ移動して、表示位置と非表示位置と変更可能である。
特別画像表示装置6の本体たる画像表示器61、画像制御基板62、これらを覆う樹脂ケース63およびこれに組込まれた補助図柄装置5は、画像表示器61の表示面が遊技盤21に設けた画像表示枠24の開口部241内に臨むように配置し、樹脂ケース63の左右両側に設けた固定脚631をそれぞれ遊技盤21の背面に締結固定してある。
補助図柄装置5は、通常、補助図柄55を画像表示器61の背面側の非表示位置に退出させおき、遊技者からは表示媒体54の透明フィルム541を通して画像表示器61の表示面のみが見えるようにしてある。そして、遊技盤21に発射された遊技球が入賞口31に入球し、特別画像表示装置6の画像表示器61が図柄変動を開始して、例えばリーチ予告や大当り予告等の演出に移行すると、補助図柄装置5の両回転軸51a,51bを駆動して表示媒体54を回転移動させ、補助図柄55を画像表示器61の表示面側の表示位置に進出せしめ、補助図柄55とその背景で展開される画像表示器61の画像とを組合わせた演出を行う。
このように、補助図柄55を必要なときに上記表示位置へ進出せしめたり、上記非表示位置へ退出せしめて、画像表示器61の画像と補助図柄55とを組合わせて多彩な遊技進行上の演出が可能となる。また、補助図柄装置5は、表示媒体54を画像表示器61を囲む環状に形成したので、補助図柄55の上記表示位置と上記非表示位置との間の移動距離が短くすみ、従来構造のように巻き戻しが不要で、補助図柄55を迅速に移動させ、スピード感やメリハリのあるリーチ予告や大当り予告等の演出を行うことができる。従って、遊技者を飽きさせることのない興趣の豊かな遊技機となる。
上述の実施形態において、補助図柄装置5の表示媒体54は、透明フィルム541で画像表示器61を囲む環状にしたがこれに限らず、上下のベルト53間を上下方向に架けわたすシート状に形成してもよい。
また、図6の本発明の第2の実施形態に示すように、補助図柄装置5の表示媒体54は、画像表示器61を囲むように環状に形成した透明フィルム542をベルトを用いずに直接に左右の両回転軸51a,51bに架けまわすように張設してもよい。尚、本実施形態の基本構造は第1の実施形態のそれと同一で、図において同一部材は同一符号で表す。
本実施形態では、回転軸51aを回転駆動せしめたときにこれが空転することを防ぐために、左右の両回転軸51a,51bに固定した上下両端の各プーリー513にはそれぞれ外周面に周方向に沿って所定の間隔をおいて複数の係合突起514を形成する一方、透明フィルム542には上縁および下縁に沿って複数の係合穴543が上記所定の間隔をおいて連接し、各プーリー513の係合突起514と透明フィルム542の係合穴543とを噛み合わせるようにしてある。
左右の両回転軸51a,51bには上下中間位置に、透明フィルム542の張りを確保するために、上下のプーリー513とほぼ同径のガイドプーリー515が固定してある。回転軸51aは上下中間位置にガイドプーリー515を設けた分、中間部の軸まわりのスペースが制約されるので、回転軸51aの上端に電動モーター52が付設してある。電動モーター52は樹脂ケース63に固定し、モーター軸と回転軸51a上端とを同軸直線上に連結してある。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様な作用効果が得られるうえ、ベルトを使用しない分、部品点数およびコストの削減がはかれる。
図7は第3の実施形態の要部を示すもので、リーチ予告や大当り予告等の文字、または一時的に遊技を中断する遊技者のための「休憩中」や「食事中」といった報知指標を画像表示器61の下端部に表示せしめるものである。表示媒体54は透明フィルム544の上下幅を小さくして上記報知指標を表示するのに充分な幅に設定するとともに、これに合わせて左右の回転軸51c,51dの長さも短くしてあり、透明フィルム544を両回転軸51c,51dに架け回して画像表示器61の下端部を囲むように張設してある。
通常、上記報知指標を画像表示器61背面側の非表示位置にしておき、必要に応じて透明フィルム544を移動させ、報知指標を画像表示器61表示面側の表示位置へ表示させる。本実施形態によれば、表示媒体54および駆動機構を報知指標の大きさに合わせて小型化できる。
図8および図9は本発明の第4の実施形態を示し、本実施形態は、透明フィルム以外の表示媒体54Aを用いたもので、基本構造は第1の実施形態のそれとほぼ同一である。表示媒体54Aは、半透明ないし不透明のゴムまたは軟質合成樹脂材を蜘蛛の巣状に成形したもので、画像表示器61の表示面を覆うように設けてあり、かつ編み目より画像表示器61の表示面が見えるようにしてある。表示媒体54Aは、その上縁および下縁を左右の回転軸51a,51bの各プーリー512間に環状に張設した上下の各ベルト53にそれぞれ接着せしめてる。
通常、表示媒体54Aを画像表示器61の背面側の非表示位置に退出させおき、例えばリーチ予告や大当り予告等の演出に移行すると、補助図柄装置5の両回転軸51a,51bを駆動してベルト53を回転させ、表示媒体54Aを画像表示器61の表示面側の表示位置に進出せしめ、表示媒体54Aとその背景で展開される画像表示器61の画像とを組合わせた演出を行う。これによれば、第1の実施形態と同様な作用効果が得られる。
図10および図11は本発明の第5の実施形態に示し、これは複数の表示媒体54a,54bを設け、これらの補助図柄と画像表示器61の画像とを組合わせた演出を行うようにしたものである。画像表示器61の左右両側位置にはそれぞれ、画像表示器61の側縁寄りの位置に左右一対の第1の回転軸51a,51bが配置してあり、更にこれらの外側に左右一対の第2の回転軸51e,51fが配置してある。画像表示器61の一方の側(図の向かって左側)の第1の回転軸51aおよび第2の回転軸51eにはそれぞれ、電動モーター52a,52bが連結してある。
第1の回転軸51a,51bは、これらの上端のプーリー512間、および下端のプーリー512間にそれぞれ、第1のベルト53aが環状に張設してある。第1の回転軸51a,51bは電動モーター52aの駆動により一体に回転する。第2の回転軸51e,51fは、上端および下端に設けた各プーリー512を、第1の回転軸51a,51bのものよりも大径としてある。第2の回転軸51e,51fは、上端のプーリー512間、および下端のプーリー512間にそれぞれ、これらを架け回すように第2のベルト53bが環状に張設してあり、電動モーター52bの駆動により一体に回転する。上下の各第2のベルト53bは各第1のベルト53aの外側に張設してある。
そして第1の回転軸51a,51bには、上下の第1のベルト53aを介して、補助図柄(図略)を印刷した透明フィルムからなる第1の表示媒体54aが画像表示器61を囲むように環状に張設してある。一方、第2の回転軸51e,51fには、上下の第2のベルト53bを介して、補助図柄(図略)を印刷した透明フィルムからなる第2の表示媒体54bが第1の表示媒体54aの外周を囲むように環状に張設してある。
本実施形態によれば、画像表示器61の画像と組合わせて、第1の表示媒体54aの補助図柄を表示したり、第2の表示媒体54bの補助図柄を表示したり、更に両表示媒体54a,54bの補助図柄を同時に表示することで、より多彩なリーチ予告や大当り予告等の遊技進行上の演出を行うことができる。
また、複数の表示媒体54a,54bを設ける場合、図12に示すように、第2の表示媒体54bを、画像表示器61の背面側に平行に配設された図柄制御基板62の背面側にまわすように張設してもよい。この場合、第2の回転軸51e,51fをそれぞれ、図柄制御基板62の左右両側に配設し、第1の回転軸51a,51bの左右両外側位置にそれぞれ、左右一対のガイド軸56a,56bを回転自在に設け、第2の表示媒体54bを両第2回転軸51e,51fおよび両ガイド軸56a,56bに架け回すように張設せしめる。
図13は更に複数の表示媒体54a,54b,54cを備えた実施形態を示し、画像表示器61の上下位置にそれぞれ、画像表示器61の上縁および下縁に沿って横方向に延びる第3の回転軸51g,51hを設け、第3の表示媒体54cを第3の回転軸51g,51hに架け回して画像表示器61を縦方向に囲むように張設してもよい。このように複数の表示媒体を設けることで、複数種類あるリーチ等の演出に対し、各々の表示媒体を個別に対応させて効果的な演出を行うことができる。
図14ないし図16は本発明の第6の実施形態を示し、本実施形態は表示媒体54を、画像表示器61および画像制御基板62を覆う樹脂ケース63の外周を囲むように設けたものである。図14ないし図16に示すように、遊技盤21の背面には画像表示枠24の開口部241下方に棚状の台座7が後方へ向けて突設してあり、その上面に特別画像表示装置6の本体および補助図柄装置5が設置してある。
特別画像表示装置6は、画像表示器61の表示面を画像表示枠24の開口部241に向け、画像制御基板61および画像制御基板62が組込まれた樹脂ケース63を台座7の上面に載置固定してある。画像表示枠24の開口部241後縁と樹脂ケース63の前面との間には間隙が設けてある。
台座7の上面には特別画像表示装置6の本体の左右両側にそれぞれ、回転軸51a,51bとガイド軸56c,56dが立設してある。回転軸51aは、樹脂ケース63の前面の側方位置で台座7に電動の駆動モーター52を載置固定し、そのモーター軸を上方へ延長するように立設して、駆動モーター52の駆動により回転可能としてある。回転軸51bは、樹脂ケース63の前面の側方位置に軸下端が台座7に回転可能に軸支されている。各ガイド軸56c,56dは樹脂ケース63の後面の側方位置に軸下端が台座7に回転可能に軸支されている。
そして、補助図柄55を印刷した透明フィルム541からなる表示媒体54は、各回転軸51a,51bおよび各ガイド軸56c,56dに架け回して、画像表示装置6の樹脂ケース63の前面と画像表示枠24の開口部241後縁との間の間隙を通って、樹脂ケース63を囲むように張設してある。尚、開口部241の後縁とこれに臨む表示媒体54の前面部との間には、後付けの透明樹脂板からなるカバー板64が介設してある。カバー板64は上縁が樹脂ケース63の前面上縁に着脱可能に連結してある。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様な作用効果が得られ、また表示媒体54を樹脂ケース63の外側に張設したので、表示媒体54の取外し作業または取付け作業が作業性良好にでき、容易に異なる補助図柄が印刷されたもと交換することができる。
尚、上述の実施形態はすべての点で例示であって本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の範囲には上述の実施形態を様々に変形、変更したものも含まれる。例えば本発明を画像表示装置を備えたパチスロ遊技機に適用してもよい。
本発明を適用した遊技機の斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示すもので、遊技盤の概略正面図である。 上記遊技盤の概略側面図である。 上記遊技盤の概略平面図である。 上記第1の実施形態に用いる補助図柄装置の概略正面図である。 本発明の第2の実施形態に用いる補助図柄装置の概略正面図である。 本発明の第3の実施形態に用いる補助図柄装置の概略正面図である。 本発明の第4の実施形態に用いる補助図柄装置の概略正面図で、補助図柄を前面側へ進出せしめた状態の図である。 上記第4の実施形態の補助図柄装置の補助図柄を背面側へ退出せしめた状態の概略正面図である。 本発明の第5の実施形態に用いる補助図柄装置の概略正面図である。 上記第5の実施形態の補助図柄装置の概略平面図である。 図10に対応する第5の他の実施形態の補助図柄装置の概略平面図である。 図10に対応する第5の更に他の実施形態の補助図柄装置の概略平面図である。 本発明の第6の実施形態を示す遊技盤の概略正面図である。 上記遊技盤の概略側面図である。 上記遊技盤の概略平面図である。
符号の説明
21 遊技盤
5 補助図柄装置
51a,51b,51c,51d,51e,51f,51g,51h 回転軸(駆動機構)
53,53a,53b ベルト
54,54A,54a,54b,54c 表示媒体
541,542,544 透明フィルム
6 特別画像表示装置(画像表示装置)
61 画像表示器
62 画像制御基板
63 樹脂ケース

Claims (3)

  1. 遊技盤に、液晶表示やLED表示等により画像を変動表示せしめる画像表示装置を備えた遊技機において、
    上記画像表示装置の表示面の前方に、フレキシブルな透明フィルムまたはベルトに半透明ないし不透明の図柄を設け、該図柄の間から背面側の上記画像表示装置を透視可能な表示媒体を張設し、
    駆動機構により上記表示媒体を左右または上下方向に移動制御せしめ、上記図柄を上記画像表示装置の前面位置に進退出可能とする補助図柄装置を付設したことを特徴とする遊技機。
  2. 上記表示媒体を、その上記透明フィルムまたは上記ベルトを環状に形成し、上記駆動機構として上記画像表示装置の左右両側または上下両側に設けた複数の回転軸に架けまわして上記画像表示装置を囲むように張設した請求項1に記載の遊技機。
  3. 上記画像表示装置の表示面の前方に、複数の上記表示媒体を張設した請求項1ないし2に記載の遊技機。
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