JP4962684B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技状況に応じた演出表示を行なう演出表示装置を備えたパチンコ機に関するものである。
従来から、遊技領域には、センター役物に代表される各種構造物や遊技釘,風車等が設けられており、これら遊技釘や風車,各種構造物等に遊技球が当たることによって、遊技領域を流下する遊技球の流下方向が変化せしめられるようになっている。そして、このように遊技球の流下方向を変化せしめて、遊技球の流下方向を予測し難くすることによって、遊技領域での遊技球の挙動に対して遊技者を一喜一憂させることが可能となる。従って、遊技領域での遊技球の流下方向を予測し難くするということは、遊技者を楽しませるための一つの要因となっているのである。
ところで、パチンコ機というのは、一般的に、遊技領域の略中央において、その機種を特徴付けるようなセンター役物が配設されている。例えば、遊技状況に応じた演出表示を行なう演出表示装置の表示画面の周囲に配設されたセンター飾り等が、それである。
そこにおいて、近年のパチンコ機では、演出表示装置として大型の表示画面を備えたものを採用する傾向にあり、それに伴って、センター役物が大型化してきている。これにより、遊技領域においてセンター役物が占める割合が大きくなってきている。
それ故、近年のパチンコ機においては、遊技領域での遊技球の挙動に対して遊技者の興味を惹き付けることが難しくなってきている。
そこで、特許文献1(特開平11−9780号公報)や特許文献2(特開2000−5403号公報)に記載されているように、液晶表示画面の前方を遊技球が流下するようにすると共に、液晶表示画面の前方において遊技球の流下方向を変化せしめる部材を設けたパチンコ機が知られている。
しかしながら、ただ単に液晶表示画面の前方を遊技球が流下するようにしただけでは、液晶表示画面の前方を流下する遊技球の数が多い場合、液晶表示画面における演出表示が見難くなってしまうという問題がある。その一方、液晶表示画面の前方を流下する遊技球の数が少ないと、遊技球の挙動に対して遊技者の興味を惹き付け難くなってしまうという問題がある。
特開平11−9780号公報 特開2000−5403号公報
ここにおいて、本発明は上述の如き事情を背景として為されたものであり、その解決課題とするところは、遊技球の挙動に対して遊技者の興味を惹き付け易くして、遊技球の挙動を観る楽しみを遊技者に与えることが出来る、新規な構造のパチンコ機を提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることなく、明細書全体に記載されたもの、或いは、それらの記載から当業者が把握することが出来る発明思想に基づいて認識されるものであることが理解されるべきである。
パチンコ機に関する本発明の第一の態様は、(a)遊技者により発射せしめられた遊技球が流下する遊技領域と、(b)該遊技領域において遊技者に視認可能に設けられて、遊技状況に応じた演出表示を行なう演出表示装置と、(c)該演出表示装置の表示画面の前方に配された第一の透明板と、(d)該第一の透明板の前方に配されて、該第一の透明板との間において前記演出表示装置の表示画面の前方で遊技球が流下せしめられる画面前方流下領域を形成する第二の透明板と、(e)前記画面前方流下領域に設けられて、該画面前方流下領域を流下する遊技球の流下方向を変化せしめる障害部材と、(f)一軸回りに揺動可能に設けられて、一方の揺動端において前記遊技領域を流下する遊技球を前記画面前方流下領域へと誘導する誘導通路を発現させると共に、他方の揺動端において該誘導通路を実質的に消失せしめて該画面前方流下領域への遊技球の誘導を阻止する可動部材とを、備えていると共に、前記演出表示装置の表示画面において複数の特別図柄が変動表示せしめられる特別図柄の変動表示状態および前記複数の特別図柄が特定の停止表示態様で停止表示されることを条件として遊技者に特別な利益を付与する特別遊技状態では前記可動部材が前記他方の揺動端に位置せしめられた起立状態とされていることを、特徴とする。
このような本態様に従う構造とされたパチンコ機においては、可動部材が一方の揺動端に位置せしめられた状態で発現せしめられる誘導通路によって遊技領域を流下する遊技球が画面前方流下領域へと誘導されてくるようになっていることから、遊技球が流下する領域を有利に確保することが可能となる。
これにより、遊技球の挙動に対して遊技者の興味を惹き付け易くして、遊技球の挙動を観る楽しみを遊技者に与えることが可能となる。
また、本態様では、可動部材が他方の揺動端に位置せしめられた状態で誘導通路が実質的に消失せしめられて、遊技領域を流下する遊技球の画面前方流下領域への誘導が阻止されるようになっていることから、演出表示装置の表示画面の前方を遊技球が通過しないようにすることも可能となる。
これにより、演出表示装置の表示画面において行われる演出表示を遊技者が観やすいようにして、演出表示装置の表示画面において行われる演出表示を観る楽しみを遊技者に与えることが可能となる。
更にまた、本態様では、遊技球が画面前方流下領域を流下することが出来ない状態があることから、遊技球が画面前方流下領域を流下する状態が特別な状態であるとの印象を遊技者に与えることが可能となる。
これにより、画面前方流下領域を流下する遊技球の挙動に対して、遊技者の興味を惹き付け易くすることが可能となって、画面前方流下領域を流下する遊技球の挙動を観る楽しみを遊技者に与えることが可能となる。
そこにおいて、本態様では、画面前方流下領域において遊技球の流下方向を変化せしめる障害部材が設けられていることから、画面前方流下領域を流下する遊技球の挙動に対して、遊技者の興味を一層惹き付けることが可能となる。
また、本態様では、画面前方流下領域を遊技球が流下している状態下において、演出表示装置の表示画面において行われる演出表示と、画面前方流下領域を流下する遊技球の動きとを組み合わせた、従来にない斬新な演出によって遊技者を楽しませることも可能となる。
なお、本態様においては、画面前方流下領域の下方において遊技球が入球することにより遊技者に利益が付与される入球口が設けられていることが望ましく、それによって、画面前方流下領域を流下する遊技球の動きに対して、遊技者の興味をより一層惹き付けることが可能となる。
また、本態様において、「誘導通路を実質的に消失せしめる」とは、誘導通路をなくしてしまうことだけでなく、誘導通路の通路幅を遊技球の直径よりも小さくして、遊技球が誘導通路を通過できないようにすることをも意味する。
パチンコ機に関する本発明の第二の態様は、(g)遊技者により発射せしめられた遊技球が流下する遊技領域と、(h)該遊技領域において遊技者に視認可能に設けられて、遊技状況に応じた演出表示を行う演出表示装置と、(i)該演出表示装置の表示画面の前方に配された第一の透明板と、(j)該第一の透明板の前方に配されて、該第一の透明板との間において前記演出表示装置の表示画面の前方で遊技球が流下せしめられる画面前方流下領域を形成する第二の透明板と、(k)前記画面前方流下領域に設けられて、該画面前方流下領域を流下する遊技球の流下方向を変化せしめる障害部材と、(l)一軸回りに揺動可能に設けられて、一方の揺動端において前記遊技領域を流下する遊技球を前記画面前方流下領域へと誘導する誘導通路を発現させると共に、他方の揺動端において該誘導通路の通路幅を狭めて遊技球が一個通過できる程度にする可動部材とを、備えていると共に、前記演出表示装置の表示画面において複数の特別図柄が変動表示せしめられる特別図柄の変動表示状態および前記複数の特別図柄が特定の停止表示態様で停止表示されることを条件として遊技者に特別な利益を付与する特別遊技状態では前記可動部材が前記他方の揺動端に位置せしめられた起立状態とされていることを、特徴とする。
このような本態様に従う構造とされたパチンコ機においては、可動部材が一方の揺動端に位置せしめられた状態で発現せしめられる誘導通路によって遊技領域を流下する遊技球が画面前方流下領域へと誘導されてくるようになっていることから、遊技球が流下する領域を有利に確保することが可能となる。
これにより、遊技球の挙動に対して遊技者の興味を惹き付け易くして、遊技球の挙動を観る楽しみを遊技者に与えることが可能となる。
また、本態様では、可動部材が他方の揺動端に位置せしめられた状態で誘導通路の通路幅が遊技球が一個通過出来る程度とされていることから、可動部材が一方の揺動端に位置せしめられた状態よりも、遊技領域を流下する遊技球が画面前方流下領域へと誘導され難くなっている。
これにより、演出表示装置の表示画面において行われる演出表示を遊技者が観やすいようにして、演出表示装置の表示画面において行われる演出表示を観る楽しみを遊技者に与えることが可能となる。
そこにおいて、本態様では、可動部材が他方の揺動端に位置せしめられた状態で誘導通路の通路幅が遊技球が一個通過できる程度とされていることから、可動部材が他方の揺動端に位置せしめられた状態で誘導通路が実質的に消失せしめられる場合に比して、可動部材が一方の揺動端から他方の揺動端に移動せしめられた際に遊技球が誘導通路で停留せしめられることを有利に回避することが可能となる。
上述の説明から明らかなように、本発明に従う構造とされたパチンコ機においては、可動部材を一方の揺動端に位置せしめることによって、遊技領域を流下する遊技球を画面前方流下領域に誘導することが可能となり、それによって、遊技球が流下する領域を有利に確保することが出来る一方、可動部材を他方の移動端に位置せしめることによって、遊技領域を流下する遊技球が画面前方流下領域へと誘導されないように、或いは、誘導され難くすることが可能となり、それによって、演出表示装置の表示画面において行われる演出表示を遊技者が観やすいようにして、演出表示装置の表示画面において行われる演出表示を観る楽しみを遊技者に与えることが可能となる。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。なお、以下の説明において、上下左右方向は、原則として、遊技者から見た上下左右方向をいうものとする。
図1には、本発明の第一の実施形態としてのパチンコ機10が示されている。このパチンコ機10は、縦長な方形状に枠組みされた外枠12を備えており、かかる外枠12には、その一側において開閉自在に軸支された状態で中枠14が組み付けられている。
また、中枠14の表側には、中枠14に対して取り付けられた遊技盤16(図2参照)を透視保護するためのガラス板を備えたガラス枠18と、上皿20を備えた皿板22が、それぞれ、中枠14の一側に開閉自在に軸支された状態で組み付けられている。更にまた、中枠14には、上皿20の下方において、下皿24が設けられており、かかる下皿24の右方には、操作ハンドル26が突設されている。
そして、遊技者が操作ハンドル26に対して回動可能に装着された操作レバー28を回動操作することにより、上皿20に貯留された遊技球が、図示しない球送り機構を介して発射装置(図示せず)に送られた後、遊技盤16に形成された遊技領域30に向けて発射されるようになっている。
続いて、遊技盤16の構造について、図2に基づいて説明する。遊技盤16は、表面に合成樹脂製のシートが被着された遊技板32を備えており、かかる遊技板32の表面側にレールセット34が固定されることによって略円形の遊技領域30が形成されている。この遊技領域30には、演出表示装置としての液晶表示器36(図4参照)や始動入賞装置38,特別可変入賞装置40,風車42,多数の遊技釘44等が設けられている。
そして、遊技者が操作レバー28を回動操作することによって遊技領域30に向けて発射された後、遊技領域30を流下する遊技球が始動入賞装置38の入口46に入球すると、所定数(本実施形態では、5個)の賞球が払い出されると共に、液晶表示器36の表示画面48において、複数の特別図柄(図示せず)の変動表示が開始され、それら複数の特別図柄の変動表示が所定時間行われる。その後、複数の特別図柄が特定の停止表示態様で停止表示されると、それまで特別可変入賞装置40の入口50を塞いでいた扉52が予め定められた作動条件に従って、開閉作動せしめられるようになっている。
これにより、特別可変入賞装置40の入口50が開放されて、特別可変入賞装置40の入口50への遊技球の入球が可能となる。そして、遊技者は、特別可変入賞装置40の入口50に遊技球を入球させることにより、通常の遊技では得ることが困難な数の賞球を得ることが可能となる。
また、液晶表示器36の表示画面48の周囲には、液晶表示器36の周囲を装飾するためのセンター役物54が配設されている。このセンター役物54は、図3及び図4にも示されているように、本体枠56の周上の適数箇所において、取付板58が外方に突出するようにして一体形成された構造とされている。
そして、センター役物54は、遊技板32に形成された取付孔(図示せず)に本体枠56が挿通された状態で、取付板58によって遊技板32の表面側から取り付けられるようになっている。
また、本体枠56に形成されている貫通孔60における他方の開口端の大きさおよび形状は、液晶表示器36の表示画面48の大きさおよび形状に対応している。これにより、遊技盤16(遊技板32)の裏側に配設された液晶表示器36の表示画面48が本体枠56に形成された貫通孔60を通じて視認可能とされている。
そこにおいて、本体枠56の前方には、アクリル樹脂等の透明な合成樹脂材によって形成されて、貫通孔60の一方の開口端に対応した形状および大きさを有する第一の透明板62が配設されている。このような第一の透明板62は、貫通孔60の一方の開口端を覆蓋するようにして、本体枠56に固定されている。
具体的には、本実施形態では、貫通孔60における一方の開口端内周縁部に形成された段差面64に対して、第一の透明板62の外周縁部が重ね合わせられた状態で、接着剤やネジ等を利用することにより、第一の透明板62が本体枠56に固定されるようになっている。
また、第一の透明板62の前方(遊技者側)には、第二の透明板66が配設されている。この第二の透明板66も、第一の透明板62と同様に、アクリル樹脂等の透明な合成樹脂材によって形成されており、特に本実施形態では、第二の透明板66は第一の透明板62と略同じ形状および大きさとされている。
このような第二の透明板66は、板厚方向の投影において第一の透明板62と重ね合わされるようにして、第一の透明板62との対向面間に遊技球が通過可能な程度の隙間をあけて、第一の透明板62の前方に配設されている。
そして、第一の透明板62の前方に配設された第二の透明板66は、第一の透明板62と第二の透明板66の間に設けられた複数本の連結棒68によって、第一の透明板62に連結されている。
このようにして、第一の透明板62と第二の透明板66が複数の連結棒68によって相互に連結されることにより、第一の透明板62と第二の透明板66の対向面間には、画面前方流下領域70が形成されている。
かかる画面前方流下領域70の上方には、前方に向って突出するようにして本体枠54に設けられた上側装飾部88が位置せしめられている。そして、この上側装飾部88によって、画面前方流下領域70における上側の左右方向中央部分が覆い隠されている。
また、画面前方流下領域70の左右両側には、可動部材としての羽根部材72,72が配設されている。なお、本実施形態では、これら一対の羽根部材72,72は、左右対称とされていることから、右側の羽根部材72についてのみ説明することにし、左側の羽根部材72については、その説明を省略することにする。
より詳細には、羽根部材72は、図5にも示されているように、その正面視が略鉤形状とされており、画面前方流下領域70の側方において起立せしめられた状態で、画面前方流下領域70を側方の下端部分から上側の側方端部分に亘って覆い隠す被覆面74を備えた構造とされている。
また、羽根部材72の下端部分には、第一の透明板62と第二の透明板66の対向方向に延びる連結ロッド76が設けられており、この連結ロッド76の延出端には、係止歯78が固定的に設けられている。そして、この係止歯78に対して、ソレノイド80のプランジャ82に連結された被駆動部材84に形成されている係止歯86が噛み合わされている。
これにより、ソレノイド80への通電が行われると、プランジャ82の直線駆動力が被駆動部材84に形成された係止歯86と連結ロッド76に設けられた係止歯78によって連結ロッド76の中心軸線回りの回転駆動力に変換されるようになっており、その結果、連結ロッド76が中心軸回りに回転せしめられて、連結ロッド76に連結されている羽根部材72が、連結ロッド76を揺動軸として、連結ロッド76の軸線回りに揺動せしめられるようになっている。
そして、このように羽根部材72が一軸回りに揺動せしめられることにより、図2に示されているように、画面前方流下領域70において羽根部材72によって覆い隠されていた部分が、羽根部材72によって覆い隠されていない状態となる。
そこにおいて、本実施形態では、羽根部材72が10秒毎に1秒間だけ起立状態から傾動状態へと状態が変化せしめられるようになっている。また、本実施形態では、液晶表示器36の表示画面48において特別図柄の変動表示が行なわれている場合や特別可変入賞装置40の入口50への遊技球の入球が可能とされている特別遊技状態において、羽根部材72が起立状態から傾動状態へと状態変化されることはない。
なお、図面上では明示されていないが、ソレノイド80は、適当な部材によって、遊技板32の裏側や本体枠56に固定されるようになっている。また、図3においては、右側の羽根部材72の駆動機構のみ破線で示している。
そして、本実施形態では、羽根部材72が傾動状態とされている場合に、遊技領域30を流下する遊技球が上側装飾部88と羽根部材72の間に形成された隙間90を通ることによって、画面前方流下領域70に誘導されてくるようになっており、その結果、画面前方流下領域70を遊技球が流下するようになっている
そこにおいて、本実施形態では、羽根部材72が起立状態とされている場合であっても、羽根部材72と上側装飾部88の間に形成された隙間90は、遊技球が一個通過できる程度の大きさとされている。これにより、羽根部材72が起立状態に位置せしめられている場合であっても、遊技領域30を流下する遊技球が上側装飾部88と羽根部材の間に形成された隙間90を通ることによって、画面前方流下領域70に誘導されてくるようになっており、その結果、画面前方流下領域70を遊技球が流下するようになっている。
このことから明らかなように、本実施形態では、上側装飾部88と羽根部材72の間に形成された隙間90によって、誘導通路が構成されている。
また、画面前方流下領域70の下方には、前方に向って突出するようにして本体枠56に設けられた振分部材としての下側装飾部92が位置せしめられており、この下側装飾部92によって、画面前方流下領域70における下側の左右方向中央部分が覆い隠されている。
そこにおいて、本実施形態では、下側装飾部92の上面は、左右両側に向かって緩やかに下る傾斜面とされている。また、本実施形態では、下側装飾部92の左右方向中央部分には、前方(遊技者側)に向かって開口して上下方向に延びる案内溝94が形成されている。
これにより、画面前方流下領域70を流下してきた遊技球は、下側装飾部92の上面に形成された傾斜面によって下側装飾部92の外側から再び遊技領域30を流下したり、或いは、下側装飾部92に形成された案内溝94を通ることによって下側装飾部92の下方から再び遊技領域30を流下したりすることがある。
すなわち、本実施形態では、画面前方流下領域70を流下してきた遊技球は、下側装飾部92(振分部材)によって振り分けられてから、再び遊技領域30を流下することがあるようになっている。
そして、本実施形態では、下側装飾部92に形成された案内溝94の下方において、始動入賞装置38が設けられている。その結果、画面前方流下領域70を流下してきた後、下側装飾部92に形成された案内溝94を通ることにより、再び遊技領域30を流下することになった遊技球は、始動入賞装置38の入口46に入球し易くなっている。
このような構造とされたパチンコ機10においては、遊技者が操作レバー28を回動操作することにより発射された遊技球は、遊技領域30を流下している際において、上側装飾部88と羽根部材72の間に形成された隙間90を通ることにより、画面前方流下領域70の上方乃至は側方から、画面前方流下領域70内へと誘導されてくる。
このようにして画面前方流下領域70内に誘導されてきた遊技球は、連結棒68に接触することによって流下方向が変化せしめられながら、画面前方流下領域70を流下した後、再び遊技領域30を流下するようになっている。
上述の説明から明らかなように、本実施形態では、連結棒68によって障害部材が構成されている。また、本実施形態では、液晶表示器36の表示画面48において特別図柄の変動表示等が行われることによって、演出表示装置の表示画面において遊技状況に応じた演出表示が行われていることとなる。
従って、このような構造とされたパチンコ機10においては、遊技領域30を流下している遊技球が、上側装飾部88と羽根部材72の間に形成された隙間90を通ることによって、画面前方流下領域70を流下する場合がある。これにより、遊技球が流下する領域を有利に確保することが可能となり、その結果、流下する遊技球の挙動に対して遊技者の興味を惹き付けて、流下する遊技球の挙動を観る楽しみを遊技者に与えることが可能となる。
また、本実施形態では、羽根部材72が起立状態とされている場合においても、羽根部材72と上側装飾部88の間に隙間90が形成されており、しかも、その隙間90が遊技球が一個通過できる程度の大きさとされていることから、羽根部材72が傾動状態とされている場合よりも遊技球が画面前方流下領域70を流下しないようにすることが可能となる。これにより、液晶表示器36において行われる演出表示を遊技者が観やすいようにして、液晶表示器36において行われる演出表示を観る楽しみを遊技者に与えることが可能となる。
更にまた、本実施形態では、羽根部材72が起立状態とされている場合であっても、羽根部材72と上側装飾部88の間に遊技球が一個通過できる程度の大きさの隙間90が形成されていることから、羽根部材72が傾動状態から起立状態へと状態変化せしめられた場合に、羽根部材72と上側装飾部88の間に形成されている隙間90を通過している遊技球が羽根部材72と上側装飾部88に挟まれて、隙間90に停留してしまうことを有利に回避することが可能となる。
また、本実施形態では、画面前方流下領域70の下方に設けられた下側装飾部92に形成されている案内溝94を通ってから再び遊技領域30を流下する遊技球は、始動入賞装置38の入口46に入球し易くなっていることから、画面前方流下領域70を流下する遊技球の動きに遊技者の興味を惹き付けることが可能となり、それによって、画面前方流下領域70を流下する遊技球の動きを見る楽しみを遊技者に一層与えることが可能となる。
そして、このように画面前方流下領域70を流下する遊技球の動きに興味を惹き付けることが可能となることに伴って、羽根部材72の揺動に対しても遊技者の興味を惹き付けることが可能となる。これにより、羽根部材72の揺動を観る楽しみを遊技者に与えることも可能となる。
特に、本実施形態では、画面前方流下領域70を側方の下端部分から上側の側方端部分に亘って覆い隠すような大きな形状を有する羽根部材72が採用されていることから、羽根部材72の揺動に対して遊技者の興味を惹き付け易くすることが可能となる。
また、本実施形態では、画面前方流下領域70に連結棒68が設けられていることから、画面前方流下領域70を流下する遊技球の流下方向が変化せしめられることとなり、それによって、画面前方流下領域70を流下する遊技球の動きを観る楽しみを遊技者に与えることが可能となる。
続いて、本発明の第二の実施形態のパチンコ機について、図6に基づいて説明する。なお、以下の説明において、第一の実施形態と同様な構造とされた部材および部位については、図中に、第一の実施形態と同一の符号を付すことにより、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態のパチンコ機においては、図6に示されている遊技盤98が採用されている。なお、図6においては、遊技領域30に設けられている風車や遊技釘の図示は省略してある、
そして、本実施形態のパチンコ機では、第一の実施形態のパチンコ機(10)に比して、センター役物100の構造が異なっている。具体的には、第一の実施形態では、画面前方流下領域70(図6では図示せず)を流下する遊技球は、画面前方流下領域70を流下した後、再び遊技領域30を流下するようになっていたが、本実施形態では、画面前方流下領域70を流下した遊技球は、画面前方流下領域70の下方に形成された三つの入球口102,104,106の何れかに入球した後、遊技盤98の裏側に排出されるようになっている。
また、本実施形態では、上側装飾部108の形状が、第一の実施形態の上側装飾部(88)の形状と異ならされている。これにより、羽根部材72が傾動状態とされている場合には、図7に示されているように、羽根部材72と上側装飾部108の間において、遊技球が通過できる程度の隙間109が形成されるようになっている一方、羽根部材72が起立状態とされている場合には、図6に示されているように、上側装飾部108に接触するかしないかという程度まで羽根部材72が上側装飾部108に近接せしめられることにより、羽根部材72が傾動状態とされていた場合に上側装飾部88との間に形成されていた遊技球が通過出来る程度の隙間109が消失するようになっている。
その結果、本実施形態では、羽根部材72が起立せしめられた状態では、遊技領域30を流下する遊技球が画面前方流下領域70に誘導されないようになっている。
このことから明らかなように、本実施形態では、羽根部材72が傾動状態とされている場合に上側装飾部108との間に形成される隙間109によって、誘導通路が構成されている。
更にまた、本実施形態では、遊技領域30において、始動入賞装置(38)と特別可変入賞装置(40)が設けられておらず、その代わりに、センター役物100の下方において、三つの始動入賞装置110,112,114が設けられている。
そして、これら三つの始動入賞装置110,112,114のうち左右両側に位置する始動入賞装置110,114の何れかに遊技球が入球した場合、羽根部材72,72が一秒間だけ傾動状態とされるようになっている。また、真中に位置する始動入賞装置112に遊技球が入球した場合、羽根部材72,72が一秒間だけ傾動状態となった後、起立状態が二秒間続き、その後、再び羽根部材72,72が一秒間だけ傾動状態とされるようになっている。
このように羽根部材72,72が傾動状態とされることにより、遊技領域30を流下している遊技球が、羽根部材72と上側装飾部108の間に形成された隙間109から画面前方流下領域70に誘導されてきて、画面前方流下領域70を流下することがある。そして、真中の入球口104に遊技球が入球すると、賞球が払い出されると共に、羽根部材72,72の揺動が所定回数繰り返される特別遊技状態へと遊技状態が移行するようになっている。なお、左右両側の入球口102,106の何れかに遊技球が入球した場合には、賞球の払い出しは行なわれるが、遊技状態が特別遊技状態に移行することはない。
このようなパチンコ機においては、羽根部材72の状態を変化せしめることにより、遊技球が画面前方流下領域70を流下したりしなかったりすることが出来るから、第一の実施形態と同様な効果を得ることが可能となる。
そこにおいて、本実施形態では、遊技球が画面前方流下領域70を流下しないようにすることで、遊技球が画面前方流下領域70を流下することが特別なことであるとの印象を遊技者に与えることが可能となり、それによって、画面前方流下領域を遊技球が通過する際の遊技球の動きを観る楽しみを遊技者に与えることが可能となる。
また、本実施形態では、羽根部材72が傾動状態とされている場合のみ、遊技領域30を流下する遊技球が画面前方流下領域70に誘導されてくるようになっていることから、液晶表示器36(図6では図示せず)の表示画面48(同じく、図6では図示せず)において行なわれる演出表示と、画面前方流下領域70を流下する遊技球の動きとを組み合わせた、従来にない斬新な演出を有利に実現することが可能となり、それによって、遊技者を一層楽しませることが可能となる。
以上、本発明の幾つかの実施形態について詳述してきたが、これらはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。
例えば、前記第一の実施形態では、羽根部材72が起立せしめられた状態で、遊技領域30を流下する遊技球の画面前方流下領域70への誘導が許容されていたが、第二の実施形態のように、羽根部材72が起立せしめられた状態で、遊技領域30を流下する遊技球の画面前方流下領域70への誘導が行われないようにしても良い。この場合、第二の実施形態と同様な効果を得ることが可能となる。
また、可動部材の数は、前記第一の実施形態や第二の実施形態のように、二つに限定されることはなく、例えば、一つであっても良い。
更にまた、可動部材は、前記第一の実施形態や第二の実施形態のように、羽根状のものに限定されることなく、例えば、扉状のものであっても良い。
また、前記第一および第二の実施形態では、画面前方流下領域70の側方全体が羽根部材72によって覆い隠されるようになっていたが、その必要は必ずしもない。
さらに、前記第一および第二の実施形態では、第一の透明板62と第二の透明板66を相互に連結する連結棒68によって、障害部材が構成されていたが、例えば、遊技球が接触することによって一軸回りに回転せしめられる風車等によって、障害部材を構成することも、勿論、可能である。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の第一の実施形態のパチンコ機を示す正面図である。 第一の実施形態のパチンコ機に採用されている遊技盤の正面図である。 図2に示された遊技盤に取り付けられているセンター役物の正面図である。 図3に示されているセンター役物のIV−IV方向の断面を示すと共に、センター役物と液晶表示器の位置関係を説明するための図面である。 羽根部材の駆動機構を説明するための斜視図である。 本発明の第二の実施形態に採用されている遊技盤を示す正面図である。 図6に示された遊技盤に設けられているセンター役物単体を示す正面図であって、羽根部材が起立せしめられた状態を示す図面である。
符号の説明
10 パチンコ機
30 遊技領域
36 液晶表示器
48 表示画面
62 第一の透明板
66 第二の透明板
68 連結棒
70 画面前方流下領域
72 羽根部材
96 誘導口

Claims (2)

  1. 遊技者により発射せしめられた遊技球が流下する遊技領域と、
    該遊技領域において遊技者に視認可能に設けられて、遊技状況に応じた演出表示を行なう演出表示装置と、
    該演出表示装置の表示画面の前方に配された第一の透明板と、
    該第一の透明板の前方に配されて、該第一の透明板との間において前記演出表示装置の表示画面の前方で遊技球が流下せしめられる画面前方流下領域を形成する第二の透明板と、
    前記画面前方流下領域に設けられて、該画面前方流下領域を流下する遊技球の流下方向を変化せしめる障害部材と、
    一軸回りに揺動可能に設けられて、一方の揺動端において前記遊技領域を流下する遊技球を前記画面前方流下領域へと誘導する誘導通路を発現させると共に、他方の揺動端において該誘導通路を実質的に消失せしめて該画面前方流下領域への遊技球の誘導を阻止する可動部材と
    を、備えていると共に、
    前記演出表示装置の表示画面において複数の特別図柄が変動表示せしめられる特別図柄の変動表示状態および前記複数の特別図柄が特定の停止表示態様で停止表示されることを条件として遊技者に特別な利益を付与する特別遊技状態では前記可動部材が前記他方の揺動端に位置せしめられた起立状態とされていることを特徴とするパチンコ機。
  2. 遊技者により発射せしめられた遊技球が流下する遊技領域と、
    該遊技領域において遊技者に視認可能に設けられて、遊技状況に応じた演出表示を行う演出表示装置と、
    該演出表示装置の表示画面の前方に配された第一の透明板と、
    該第一の透明板の前方に配されて、該第一の透明板との間において前記演出表示装置の表示画面の前方で遊技球が流下せしめられる画面前方流下領域を形成する第二の透明板と、
    前記画面前方流下領域に設けられて、該画面前方流下領域を流下する遊技球の流下方向を変化せしめる障害部材と、
    一軸回りに揺動可能に設けられて、一方の揺動端において前記遊技領域を流下する遊技球を前記画面前方流下領域へと誘導する誘導通路を発現させると共に、他方の揺動端において該誘導通路の通路幅を狭めて遊技球が一個通過できる程度にする可動部材と
    を、備えていると共に、
    前記演出表示装置の表示画面において複数の特別図柄が変動表示せしめられる特別図柄の変動表示状態および前記複数の特別図柄が特定の停止表示態様で停止表示されることを条件として遊技者に特別な利益を付与する特別遊技状態では前記可動部材が前記他方の揺動端に位置せしめられた起立状態とされていることを特徴とするパチンコ機。
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