JP5756612B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機に係り、特に、電子抽選の結果を遊技者に示唆または報知することができる可動役物装置を備えた遊技機に関するものである。
遊技機の一例であるパチンコ機の中には、遊技盤の遊技領域に演出表示装置や始動入賞口を設け、遊技領域に向けて発射された遊技球が始動入賞口に入賞したことを契機に電子抽選を行い、その抽選結果に基づいて演出表示装置が図柄の変動表示および停止表示を行うようにした機種が存在する。電子抽選の抽選結果には当たり(当選)とハズレ(非当選)があり、抽選結果が当たりの場合には、演出表示装置の表示画面に所定の特別図柄の組み合わせが表示され、遊技状態が通常モードから特別遊技モードへと移行する。この特別遊技モードでは、例えばアタッカーを開放動作することによって露呈された大入賞口に遊技球が入るので、遊技者は数多くの賞球を獲得することができる。
この種のパチンコ機において、遊技領域の中央部に配設された装飾ケースの開口内に演出表示装置の表示画面を露出させると共に、各種キャラクタ等を模した可動体を装飾ケースの適宜位置に配置し、電子抽選で当選していることを可動体の可動態様によって遊技者に示唆または報知するようにした可動役物装置が広く採用されており、その一例として、装飾ケースの左右両側に配置された一対の可動体を演出表示装置の前方で近接離反させるようにした可動役物装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような可動役物装置を備えたパチンコ機では、一対の可動体を左右方向へスライド移動することによって演出表示装置の表示画面を遮蔽もしくは露出させることができるため、両可動体の動きと表示画面に表示される図柄と合わせて演出効果を高めることが可能となる。また、一対の可動体に例えば扉を模した意匠部を施しておけば、恰も左右のシャッタが表示画面を開閉するように移動するため、可動体の可動態様や意匠部によって遊技者に与えるインパクトを高めることが可能となる。
特開2007−125137号公報
しかしながら、前述した従来のパチンコ機(遊技機)においては、一対の可動体が正面を向いた同一姿勢で演出表示装置の前方を近接離反するようになっているため、両可動体を近接位置に移動させたときに目視される可動体の意匠形態は常に同じになり、この点で可動役物装置による可動演出が単調になるという問題があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、一対の可動体を複数の表示パターンで演出表示装置の前方に露出させることができる遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、遊技に係わる演出画像を表示可能な演出表示装置と、この演出表示装置の周囲に配置された可動役物装置とを備えた遊技機において、前記可動役物装置が、外側面に複数の意匠部を有する一対の可動体と、前記一対の可動体を前記演出表示装置の前方で互いに近接離反する方向へスライド移動させる直線駆動手段と、前記一対の可動体をそのスライド移動方向と直交する軸周りに互いに逆向きに自転させる回転駆動手段とを備え、前記一対の可動体が近接位置で停止したときの自転角度に応じて、両可動体における前方を向く意匠部の組み合わせが第1乃至第3の表示パターンを含む複数の表示パターンになると共に、前記一対の可動体はそれぞれ平坦な意匠形成面を有しており、前記両意匠形成面どうしを近接位置で対向させることによって前記第1乃至第3の表示パターンのいずれか1つになり、当該表示パターンから他の表示パターンに移行するとき、前記直線駆動手段によって前記一対の可動体を互いに離反方向へ移動させた後、前記回転駆動手段によって前記一対の可動体を互いに逆向きに自転させるようにした。
このように構成された遊技機では、一対の可動体がそれぞれ平坦な意匠形成面を有しており、これら可動体が演出表示装置の前方をスライド移動して近接位置で停止するとき、両可動体の自転角度を一定とせずに任意に設定することにより、両可動体における前方を向く意匠部の組み合わせが第1乃至第3の表示パターンを含む複数の表示パターンに変化するようになすと共に、両可動体の意匠形成面どうしを近接位置で対向させることによって第1乃至第3の表示パターンのいずれか1つになり、当該表示パターンから他の表示パターンに移行するとき、両可動体を互いに離反方向へ移動させた後に互いに逆向きに自転させるようにしたので、一対の可動体による表示パターンを近接位置付近でダイナミックに変えてインパクトのある可動演出を行うことができる。
本発明の遊技機では、一対の可動体が互いに近接離反する方向へスライド移動するだけでなくスライド移動方向と直交する軸周りに互いに逆向きに自転可能となっており、これら可動体が演出表示装置の前方をスライド移動して近接位置で停止するとき、両可動体の自転角度を一定とせずに任意に設定することにより、両可動体における前方を向く意匠部の組み合わせが第1乃至第3の表示パターンを含む複数の表示パターンに変化するため、一対の可動体によって斬新でインパクトのある可動演出を行うことができる。
本発明の実施形態例に係るパチンコ機の外観斜視図である。 図1のパチンコ機に備えられる遊技盤の正面図である。 図1の遊技盤に配置された可動役物装置の概略構成図である。 該可動役物装置に備えられる一対の可動体の説明図である。 図4の可動体が演出表示装置の前方を移動する状態を示す動作説明図である。
以下、発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、本発明の実施形態例に係るパチンコ機(遊技機)は、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた本体枠2と、本体枠2の内側に収容された後述する遊技盤3と、本体枠2の前面に開閉自在に取り付けられたガラス扉4と、ガラス扉4の下側で本体枠2の前面に開閉自在に取り付けられた前面ボード5と、前面ボード5の右下隅部に取り付けられた発射ハンドル6等を具備しており、前面ボード5には遊技球を収容する受皿7が設けられている。ガラス扉4の中央部には透明なガラス板8が取り付けられており、遊技盤3の前面はこのガラス板8を通して外部から目視可能となっている。また、ガラス扉4の上部にはスピーカ9が左右に1個ずつ取り付けられており、これらスピーカ9から遊技に関する様々な効果音を発するようになっている。
図2に示すように、遊技盤3の前面(盤面)はガイドレール10等によって略円形状に区画され遊技領域11となっており、発射ハンドル6が遊技者によって任意角度に回転操作されると、図示せぬ発射装置が受皿7に保留された遊技球を遊技領域11に向けて連続的に打ち出すようになっている。遊技領域11の上部中央付近には中央役物ユニット12が配設されており、この中央役物ユニット12は、中央部に矩形状の開口13aを有する装飾ケース13と、装飾ケース13の左右両側壁の近傍に配設された一対の可動体を有する可動役物装置14とを具備している。また、中央役物ユニット12の裏面側には液晶パネル(LCD)からなる演出表示装置15が配設されており、この演出表示装置15の表示画面15aは装飾ケース13の開口13aから露出している。
中央役物ユニット12の真下の遊技領域11には第1始動入賞口16と第2始動入賞口17が上下方向に積層配置されている。第1始動入賞口16は上面に入賞孔を有する単純構造の始動入賞口であり、第2始動入賞口17は一対の可動片を有する電動チューリップ構造の始動入賞口17である。そして、これら始動入賞口16,17のいずれか一方に遊技球が入賞すると、それを契機として特別図柄に係る電子抽選が行われ、その抽選結果に基づいて演出表示装置15の表示画面15a上で演出用図柄の変動表示および停止表示が行われる。また、中央役物ユニット12の左側の遊技領域11には通過チャッカー18が配設されており、遊技球がこの通過チャッカー18を通過すると、それを契機として普通図柄に係る電子抽選が行われ、その抽選結果が当たりの場合に第2始動入賞口17の可動片を一時的に駆動して遊技球の入賞を許可するようになっている。
さらに、第2始動入賞口17の真下位置にはアタッカー19が配設されており、このアタッカー19によって内部の大入賞口(図示せず)が覆われている。アタッカー19は、第1および第2始動入賞口16,17のいずれか一方に遊技球が入賞することを契機に行われる特別図柄に係る電子抽選の結果、当たりとなって大当たり遊技状態(特別遊技モード)へ移行した場合に作動される装置である。具体的には、特別図柄の抽選結果が大当たりの場合、演出表示装置15の表示画面15a上に演出用図柄の変動表示を例えば「777」のように特定図柄で停止させると共に、アタッカー19の開閉扉が複数回繰り返し開放動作して大入賞口を露呈させる。アタッカー19は1回の開放動作について例えば30秒経過するまで、あるいは遊技球が大入賞口に例えば10個入賞するまで開放状態を維持し、かかる開放動作を例えば15回繰り返した後に大当たりが終了する。その他、遊技領域11内には、遊技球の流下経路を担う遊技釘と風車(いずれも図示せず)や、遊技球の払い出しのみを行う複数の一般入賞口20等が配設されており、いずれの始動入賞口16,17や一般入賞口20にも入賞しなかった遊技球は、遊技領域11の最下端部に設けられたアウト口21から遊技盤19の裏面側に排出されるようになっている。
可動役物装置14は前述した特別図柄に係る電子抽選の結果を一対の可動体(役物)の可動態様によって遊技者に示唆することができる装置であり、図3〜図5に示すように、この可動役物装置14は、装飾ケース13の左右両側壁の近傍に配設された一対の可動体22,23と、これら可動体22,23を演出表示装置15の表示画面15aの前方で互いに近接離反する方向(図3の矢印X1−X2方向)へスライド移動させる直線駆動手段24,25と、各可動体22,23をそのスライド移動方向と直交する軸(図3に示す直線Y)周りに正逆両方向へ自転させる回転駆動手段26,27とを備えている。一対の可動体22,23は表示画面15aの中心を通る鉛直線に関して対称形状に形成されているが、駆動機構等を含む基本的な構成は同じであるため、以下、左側の可動体22について詳細に説明する。
左側の可動体22は、一側面を平坦な意匠形成面22aとした柱状体であり、意匠形成面22aを除く部分は湾曲した外側面22bとなっている。意匠形成面22aには例えばアルファベットの「A,B」の左半分を表す意匠部が施されており、外側面22bには例えば人物の顔の左半分を模した別の意匠部が施されている。この可動体22の上下両端面はピン22c,22dが突設されており、これらピンは22c,22dは前記直線Yに沿って延びている。可動体22をスライド移動させる直線駆動手段24は、装飾ケース13の上側壁部の内部に左右方向へ所定間隔を存して軸支された一対のプーリ24aと、両プーリ24a間に張架された無端ベルト24bと、一方のプーリ24aに連結された第1モータ24cとによって構成されており、無端ベルト24bには可動体22の上端側のピン22cを軸支する軸受部24dが固定されている。また、装飾ケース13の下側壁部の内部には左右方向へ延びるガイド溝28が設けられており、このガイド溝28に可動体22の下端側のピン22dを軸支する軸受部29が係合している。これにより、第1モータ24cが正逆いずれかの方向へ回転すると、その回転方向に応じて可動体22が図3の矢印X1−X2方向へスライド移動する。
左側の可動体22を自転させる回転駆動手段26は、可動体22の内部に固定された平歯車26aと、平歯車26aに噛合する遊星ギア26bと、遊星ギア26bを回転駆動する第2モータ26cとによって構成されており、平歯車26aの中心は前記直線Y上に設定されている。これにより、第2モータ26cが正逆いずれかの方向へ回転すると、その回転方向に応じて可動体22が前記直線Yの軸周りに自転する。
前述したように、右側の可動体23の駆動機構等を含む基本的な構成は左側の可動体22同じである。すなわち、右側の可動体23は一側面を平坦な意匠形成面23aとした柱状体であり、意匠形成面23aを除く部分は湾曲した外側面23bとなっている。意匠形成面23aにはアルファベットの「A,B」の右半分を表す意匠部が施されており、外側面23bには人物の顔の右半分を模した別の意匠部が施されている。直線駆動手段25は一対のプーリ25aと無端ベルト25bおよび第1モータ25cとによって構成されており、無端ベルト25bには可動体23の上端側のピン23cを軸支する軸受部25dが固定されている。また、可動体23の下端側のピン23dを軸支する軸受部30はガイド溝28に係合しており、これにより、第1モータ25cが正逆いずれかの方向へ回転すると、その回転方向に応じて可動体23が図3の矢印X1−X2方向へスライド移動する。回転駆動手段27は平歯車27aと遊星ギア27bおよび第2モータ27cとによって構成されており、平歯車27aの中心は前記直線Y上に設定されている。これにより、第2モータ27cが正逆いずれかの方向へ回転すると、その回転方向に応じて可動体23が前記直線Yの軸周りに自転する。
このように構成されたパチンコ機において、通常、可動役物装置14は左右の可動体22,23を表示画面15aの両側部の離反位置で対向させた非作動状態となっており、図4(a)に示すように、両可動体22,23はそれぞれの外側面22b,23bを正面に向けた姿勢で停止している。この場合、図5(a)に示すように、左側の可動体22の外側面22bに意匠部として施された左向き人物の顔と、右側の可動体23の外側面23bに意匠部として施された右向き人物の顔とが、表示画面15aを挟んで向かい合っている表示態様となっている。この状態で第1モータ24c,25cを始動すると、左側の可動体22は直線駆動手段24によって外側面22bを正面に向けた姿勢のまま右方向(図3の矢印X2方向)へスライド移動すると共に、右側の可動体23は直線駆動手段25によって外側面23bを正面に向けた姿勢のまま左方向(図3の矢印X1方向)へスライド移動する。そして、両可動体22,23が表示画面15aの前方中央の近接位置までスライド移動した時点で第1モータ24c,25cを停止すると、図5(b)に示すように、左右二人の人物が表示画面15aの前方中央部で横向きにした顔面を突き合わせた表示形態となる。この表示形態を第1の表示パターンP1と呼ぶと、第1の表示パターンP1における両意匠部の組み合わせは、左右の可動体22,23の外側面22b,23bに施された意匠部全体が前方を向いた状態となる。
両意匠部の組み合わせが第1の表示パターンP1になっている状態で第2モータ26c,27cを始動し、左側の可動体22を回転駆動手段26によって時計回りに90度回転(自転)させると共に、右側の可動体23を回転駆動手段27によって反時計回りに90度回転(自転)させた後、直線駆動手段24,25によって両可動体22,23を近接方向へ僅かにスライド移動すると、図4(b)に示すように、両可動体22,23はそれぞれの平坦面(意匠形成面22a,23a)を対向させた姿勢で停止する。この場合、左右の可動体22,23の外側面22b,23bは背中合わせの状態となっているため、図5(c)に示すように、左右の外側面22b,23bにそれぞれ施された2つの意匠部によって1つの顔が表現され、一人の人物の顔が表示画面15aの前方中央部で正面を向いた表示態様となる。この表示形態を第2の表示パターンP2と呼ぶと、第2の表示パターンP2における両意匠部の組み合わせは、左右の可動体22,23の外側面22b,23bに施された意匠部の各端部が前方を向いた状態となる。このように、第1の表示パターンP1となっていた両意匠部の組み合わせが瞬時に第2の表示パターンP2となることにより、それまで互いの顔面を突き合わせていた横向き二人の顔が突然一人の顔になって正面を向くという斬新でインパクトの強い可動演出を行うことができる。
また、両意匠部の組み合わせが第2の表示パターンP2になっているとき、直線駆動手段24,25によって両可動体22,23を離反方向へ僅かにスライド移動した後、回転駆動手段26,27によって左右の可動体22,23をさらに90度回転(自転)させると、図4(c)に示すように、両可動体22,23はそれぞれの平坦面(意匠形成面22a,23a)を正面に向けた姿勢で停止する。この場合、左右の可動体22,23の外側面22b,23bは意匠形成面22a,23aの裏側に隠れた状態となるため、図5(d)に示すように、左右の意匠形成面22a,23aにそれぞれ施された意匠部によってアルファベットの「A,B」文字が表現され、この文字が表示画面15aの前方中央部で正面を向いた表示態様となる。この表示形態を第3の表示パターンP3と呼ぶと、第3の表示パターンP3における両意匠部の組み合わせは、左右の可動体22,23の意匠形成面22a,23aに施された意匠部全体が前方を向いた状態となる。このように、第2の表示パターンP2となっていた両意匠部の組み合わせが瞬時に第3の表示パターンP3となることにより、それまで正面を向いていた人物の顔が突然文字に変化するという斬新でインパクトの強い可動演出を行うことができる。
また、両意匠部の組み合わせが第3の表示パターンP3になっている状態で第2モータ26c,27cを始動し、左右の可動体22,23を回転駆動手段26,27によって上記と反対方向へ180度回転(自転)させると、両可動体22,23は再びそれぞれの外側面22b,23bを正面に向けた姿勢となり、それに伴って両意匠部の組み合わせも第3の表示パターンP3から第1の表示パターンP1に戻る。しかる後、直線駆動手段24,25によって両可動体22,23を互いに離反方向へにスライド移動し、左側の可動体22が矢印X1方向の末端位置まで移動すると共に、右側の可動体23が矢印X2方向の末端位置まで移動した時点で第1モータ24c,25cを停止すると、左右の可動体22,23が表示画面15aの両側部の離反位置で対向する非作動状態となる。
以上説明したように本実施形態例に係るパチンコ機(遊技機)は、演出表示装置15の周囲に配置された可動役物装置14が、外側面に複数の意匠部を有する左右一対の可動体22,23と、これら可動体22,23を演出表示装置15の表示画面15aの前方で互いに近接離反する方向へスライド移動させる直線駆動手段24,25と、両可動体22,23をそのスライド移動方向と直交する軸周りに自転させる回転駆動手段26,27とを備えており、両可動体22,23が表示画面15aの前方をスライド移動して近接位置で停止するとき、両可動体22,23の自転角度を例えば90度毎の複数に設定することにより、両可動体22,23における前方を向く意匠部の組み合わせが複数の表示パターン(第1乃至第3の表示パターンP1〜P3)に変化するようになっているため、一対の可動体体22,23によって斬新でインパクトのある可動演出を行うことができる。
なお、上記実施形態例では、一対の可動体22,23を表示画面15aの前方で左右方向に沿ってスライド移動させるようにしているが、一対の可動体を表示画面15aの前方で上下方向に沿ってスライド移動させることも可能であり、その場合、回転駆動手段が可動体を水平線の軸周りに自転させるようにすれば良い。
また、上記実施形態例では、一対の可動体22,23がそれぞれの外側面に2種類の意匠部を有する場合について説明したが、可動体に3種類以上の意匠部を形成することも可能であり、それに伴って回転駆動手段による可動体の自転角度を適宜設定すれば良い。
また、上記実施形態例では、本発明による可動役物装置14をパチンコ機に適用した場合について説明したが、パチンコ機以外の遊技機であるスロットマシンに適用することも可能である。
3 遊技盤
11 遊技領域
12 中央役物ユニット
13 装飾ケース
13a 開口
14 可動役物装置
15 演出表示装置
15a 表示画面
22,23 可動体
22a,23a 意匠形成面
22b,23b 外側面
24,25 直線駆動手段
24a,25a プーリ
24b,25b 無端ベルト
24c,25c 第1モータ
26,27 回転駆動手段
26a,27a 平歯車
26b,27b 遊星ギア
26c,27c 第2モータ
28 ガイド溝

Claims (1)

  1. 遊技に係わる演出画像を表示可能な演出表示装置と、この演出表示装置の周囲に配置された可動役物装置とを備えた遊技機において、
    前記可動役物装置が、外側面に複数の意匠部を有する一対の可動体と、前記一対の可動体を前記演出表示装置の前方で互いに近接離反する方向へスライド移動させる直線駆動手段と、前記一対の可動体をそのスライド移動方向と直交する軸周りに互いに逆向きに自転させる回転駆動手段とを備え、
    前記一対の可動体が近接位置で停止したときの自転角度に応じて、両可動体における前方を向く意匠部の組み合わせが第1乃至第3の表示パターンを含む複数の表示パターンになると共に、前記一対の可動体はそれぞれ平坦な意匠形成面を有しており、
    前記両意匠形成面どうしを近接位置で対向させることによって前記第1乃至第3の表示パターンのいずれか1つになり、当該表示パターンから他の表示パターンに移行するとき、前記直線駆動手段によって前記一対の可動体を互いに離反方向へ移動させた後、前記回転駆動手段によって前記一対の可動体を互いに逆向きに自転させるようにしたことを特徴とする遊技機。
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