JP2005241845A - 再演奏制御方式に特徴を有するカラオケ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定動作に起因する再演奏機能を活用する人とそうでないない人の双方が納得しながら気持ちよく共用できる再演奏制御方式を備えたカラオケ装置を提供する。
【解決手段】待ち行列によってリクエスト曲の演奏順番を管理するとともに、リクエスト曲とともに特定動作の指定が可能なユーザインタフェースと、待ち行列に登録されているリクエスト曲に特定動作の指定がある場合に第1〜第4処理を行う制御手段とを備え、第1処理はリクエスト曲を演奏させてその演奏回数をカウントし、第2処理は、カウントした演奏回数が再演奏可能回数の設定値に満たない場合は第3処理に設定値に達した場合は第4処理に進み、第3処理は、ユーザインタフェースにより再演奏するかを問い合わせて再演奏の指示入力があれば第1処理になければ第4処理に進み、第4処理は、待ち行列に登録されている次のリクエスト曲の処理に進むこととしている。
【選択図】 図3

Description

この発明はカラオケ装置に関し、具体的には、特定動作の指定とともにリクエストされた楽曲を演奏する際にその曲の再演奏を可能とするカラオケ装置において、その再演奏に関わる制御方式の改良に関する。
カラオケ装置には、カラオケ楽曲の演奏時に、その演奏自体の動作の他に特定の動作を実行することができる。特定動作としては、例えば、歌唱者によるカラオケ歌唱を伴奏音楽とともにCD−Rなどの可搬型記録媒体に録音する動作がある。特開2002−287777号、特開2002−182665号、特開2002−182668号、特開2002−182667号各公報などには、歌唱に失敗したとしてもCD−Rには最良の歌唱状態を録音できるカラオケ録音装置が開示されている。この録音装置は、伴奏音楽と歌唱音声とを楽曲単位で所定のデータ形式の録音ファイルに作成し、そのファイルをハードディスク装置になどに一時記憶させる。そして、最もうまく歌えたときの録音ファイルをCD−Rに転記するように構成されている。
また、録音ファイルをCD−Rなどに記録する代わりにカラオケ事業者が管理する所定のコンピュータに送信してカラオケ事業者に受託する特定動作もある。この特定動作によれば、例えば、特開2003−15673号公報に記載されているカラオケ通信教習方法のように、利用者は、カラオケ事業者に寄託した録音ファイルを専門の審査員に転送して添削してもらうサービスを受けられる。
カラオケ装置には、楽曲の歌い出しタイミングを逸したり音程を大きくはずして歌い出してしまったりしたときのために、リクエスト曲を再度演奏し直せる再演奏機能が付帯している。そして、特定動作によるカラオケ装置の付帯機能を利用する人の多くは、この再演奏機能を活用している。例えば、特定動作の機能として録音ファイルを使った機能を利用する場合、できるだけうまく歌えたときのファイルをCD−Rに記録したりホスト装置に送信したりしたいと思い、同じ曲を再演奏させて録音を繰り返し、最もうまく歌えたときの録音ファイルを記録したり送信している。
もちろん録音ファイルに関わる機能に限らず、歌唱練習を目的として、リクエスト曲を何度も再演奏することも考えられる。また、カラオケ伴奏音楽の起源となるMIDIデータ中の特定の楽器パートを消音する「マイナス演奏」とよばれる特定動作もある。このマイナス演奏機能によれば、消音したパートを利用者が実際の楽器で演奏して楽器練習をすることができることから、この機能が利用された際にも再演奏機能が活用される可能性が高い。
しかし、特定動作による付帯機能が利用される場合、再演奏機能が頻繁に利用される傾向が強い。すなわち、歌い出しに失敗するなどカラオケ歌唱目的で再演奏機能が利用される場合と異なり、同じ楽曲を何度も繰り返して再演奏されることが多い。そうなると、純粋にカラオケ歌唱を目的とする他の同伴者に多大な迷惑が掛かる。かといって、特定動作の利用に起因する再演奏機能自体をカラオケ装置から省いてしまっては、特定動作の利用意欲が減退する。その結果、カラオケ客が減り、カラオケ店舗やカラオケ事業者の収益を悪化させることも十分にあり得る。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、特定動作に起因する再演奏機能を活用する人とそうでないない人の双方が納得しながら気持ちよく共用できる再演奏制御方式を備えたカラオケ装置を提供することを目的としている。
そして、本発明の基本となるカラオケ装置は、次の要件(1)〜(7)を備えている。
(1)ユーザインタフェースと、制御手段とを備え、待ち行列によってリクエスト曲の演奏順番を管理する。
(2)ユーザインタフェースは、リクエスト曲の指定とともに特定動作の指定が可能である。
(3)制御手段は、待ち行列に登録されているリクエスト曲に特定動作の指定がある場合に第1〜第4処理を行う。
(4)第1処理は、リクエスト曲を演奏させて当該曲の演奏回数をカウントする。
(5)第2処理は、カウントした演奏回数と再演奏可能回数の設定値とを比較し、演奏回数が設定値に満たない場合は第3処理に、演奏回数が設定値に達した場合は第4処理に進む。
(6)第3処理は、ユーザインタフェースにより再演奏するかを問い合わせ、再演奏の指示入力があれば第1処理に、なければ第4処理に進む。
(7)第4処理は、待ち行列に登録されている次のリクエスト曲の処理に進む。
また、上記基本発明の構成要件に加え、次の要件(A)〜(F)のいずれか、あるいは適宜な組み合わせを備えたカラオケ装置も本発明の範囲としている。
(A)リクエスト曲の伴奏音楽信号と歌唱音声信号とを楽曲単位の録音ファイルに作成する録音手段を備え、制御手段は、待ち行列に登録されているリクエスト曲に特定動作の指定がある場合に録音手段の動作を可能とする。
(B)第3処理は、再演奏するかの問い合わせとともに、第1処理によりカウントした演奏回数と再演奏可能回数とに関する情報をユーザインタフェースにより提示する。
(C)制御手段は、演奏回数が設定値に達したことを認知すると、再演奏できない旨の情報をユーザインタフェースにより提示する処理を行う。
(D)制御手段は、当該カラオケ装置を現に使用しているグループ人数を取得する処理と、取得した人数に基づいて再演奏可能回数の設定値を決定する処理とを行う。
(E)制御手段は、曲をリクエストした利用者の個人IDを取得する処理と、第3処理から第1処理に進んで曲を演奏した回数を個人ID別に累積して記録する処理とを行い、第2処理は、ある個人IDに該当する利用者のリクエスト曲の演奏機会に、当該IDの累積演奏回数が累積再演奏可能回数の設定値に達したことを認知すると第4処理に進む。
(F)上記(E)を備えたカラオケ装置において、制御手段は、当該カラオケ装置を現に利用しているグループ人数を取得する処理と、取得した人数に基づいて1つの個人IDについての累積再演奏可能回数の設定値を決定する処理とを行う。
本発明のカラオケ装置によれば、再演奏機能を活用する人とそうでないない人の双方が納得しながらカラオケを楽しむことができる。
===ネットワーク構成===
図1は本発明の実施例におけるカラオケ装置を含むネットワーク構成を示している。インターネットを利用したVPN(Virtual Private Network)70に各地のカラオケ店舗100に敷設されたLAN110やカラオケ事業者が管理する各種コンピュータ(事業者コンピュータ)90が接続されて広域イントラネットが構築されている。各地のカラオケ店舗100の各客室にはカラオケ装置1が設置され、カラオケ装置1はVPN70を介して事業者コンピュータ90と通信する。
===カラオケ装置の基本的な構成と動作===
図2はカラオケ装置1の機能ブロック構成である。カラオケ装置1は、周知の通信カラオケシステムの演奏端末とほぼ同様のハードウエア構成となっている。中央制御部11は、各周辺構成部を制御してカラオケ装置1を統括し、ハードディスク装置12には多数のカラオケ楽曲について、MIDIデータを主体とした伴奏音楽データと、歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとを含むカラオケデータが蓄積されている。また、曲名やアーティスト名などの目次情報と、所定形式の長時間分の動画データと、動画データの処理シーケンス(処理すべき動画データの格納場所と処理順番など)を規定した台本データなども格納されている。そして、中央制御部11は、各楽曲のカラオケデータや目次情報、台本データなどを楽曲番号によって識別し、これをカラオケデータベースとして管理している。
ホスト装置90aは、カラオケ装置1に向けて新譜楽曲についてのカラオケデータ、台本データ、目次情報などを適時に配信するための事業者コンピュータであり、中央制御部11は、ネットワークインタフェース23を介して店舗LAN110およびVPN70に接続し、ホスト装置90aと通信する。そして、ホスト装置90aから送付されたカラオケデータを受け取ってカラオケデータベースの内容を更新する。
操作制御部13は、リモコン送信器25やカラオケ装置本体に配設された操作パネル14に入力された楽曲番号を受け付けると、その番号を中央制御部11に転送する。中央制御部11は、その楽曲番号を内部のRAMに格納して演奏処理の待ち行列で管理する。そして、待ち行列から楽曲番号を順次取り出し、該当のカラオケデータをハードディスク装置12より読み出し、このカラオケデータ中の伴奏音楽データをシンセサイザ19に転送して伴奏音楽を生成させる。
一方、歌詞描出データについては、伴奏音楽に同期して歌唱すべき箇所が色変わりする歌詞画像をビデオRAM16に順次ビットマップ展開していく。また、台本データに基づいて所定の動画データを所定の順番で映像制御部17に順次転送して歌詞画像の背景動画を復号させる。
ミキシングアンプ20は伴奏音楽と、マイクロホン22に入力された歌声音声とを混合・増幅してスピーカ21より音響出力する。映像制御部17は、復号した動画映像に歌詞画像をスーパーインポーズ処理してディスプレイ18に表示出力する。
===歌唱録音機能===
カラオケ装置1には特定動作の機能として、伴奏音楽とそれに合わせて歌う歌唱者の歌声とを楽曲単位の録音作品として所定形式のデータファイルに作成するための歌唱録音機能が搭載されている。音声信号処理部24は、シンセサイザ19からリクエスト曲の伴奏音楽とマイクロホン22に入力された歌唱音声との混合音響信号をサンプリングしてデジタル音声データにA/D変換する。そして、中央制御部11から演奏開始のタイミング情報を受け取ると、デジタル音声データを中央制御部11に転送していく。中央制御部11は、内部のRAMなどにそのデジタル音声データを格納していき、演奏が終了すると、音声データをWAVEファイルなど適宜な形式のデータファイルに作成し、このファイルを歌唱録音作品としてリクエスト曲の楽曲IDに対応付けして内蔵のハードディスク装置12に一時的に保存する。なお、作成された録音作品は、CD−Rに転記されたりカラオケ事業者が管理する所定のコンピュータに送信されたりして適宜に利用される。
===再演奏制御機能===
本実施例のカラオケ装置1の再演奏機能では、歌唱録音機能とともにリクエスト曲を演奏した際、所定の再演奏可能回数(録音可能回数)の設定値を超えない限り再演奏(再録音)が可能となっている。またカラオケ装置1は、利用者が歌唱録音機能とともに再演奏機能を利用する際に快適に操作できるようなユーザインタフェース環境も備えている。
図3に再演奏制御に関わる処理の流れを示した。利用者は、歌唱録音機能とともにリクエスト曲を演奏させたい場合、その曲をリクエストする際に特定動作として歌唱録音機能の起動指示をカラオケ装置1に入力する。例えば、歌唱録音機能の起動指示を受け付けるボタンをリモコン送信器25や操作パネル14に配設しておけばよい。中央制御部11は、歌唱録音機能の起動指示とともに曲のリクエストを受け付けると、その曲番号と録音指示のフラグとを対応付けして待ち行列登録する(s1→s2→s3)。歌唱録音機能の起動指示がない場合は曲番号のみを待ち行列に登録する(s1→s2→s4)。
中央制御部11は、待ち行列から取り出した曲に録音指示のフラグが対応付けされている場合、音声信号処理部24を能動化し、歌唱録音機能とともに楽曲演奏処理を行う(s5,s6→s7)。そして、演奏が終了すると、歌唱録音機能により作成した歌唱録音作品をハードディスク装置12などに記憶する(s8〜s10→s11)。そして再演奏、すなわち、録音作品をもう一つ作成するか否かの問い合わせ表示を行う。図4にディスプレイに表示されるその問い合わせ画面の概略を示した。
この例では、問い合わせる旨のメッセージに加え、この演奏機会における録音回数と残りの録音可能回数も表示している。本実施例では、1回の演奏機会に3回、歌唱録音機能を伴う再演奏が可能となっている。すなわち、1回の演奏機会に4回録音することができる。利用者がこの問い合わせに従って所定の操作を行うと、同じ楽曲を最初から歌唱録音機能とともに再演奏する。この楽曲の再演奏が終わると再度問い合わせ表示を行う(s7〜s14)。
利用者が問い合わせ表示に対し、録音を指示すれば再演奏し(s15→s8)、録音しない旨の指示、あるいは問い合わせ表示状態で所定時間利用者入力がなかった場合、待ち行列の次の曲の処理に移行する(s15→s16→s1、またはs15→s16→s17→s1)。すなわち、待ち行列に次曲が登録されていれば、その楽曲の演奏処理に移行し(s1→s21→s5)、次曲が登録されていなければ、予約待機状態になる(s1→s21→s1)。また、1回の演奏機会における録音回数が録音可能回数に達した場合、その最後の再演奏(録音)が終了すると、再録音の問い合わせ画面に代えて、次曲の処理に移行する旨を画面表示する(s12→s20)。図5にこの再演奏終了通知の画面の概略を示した。
===利用者数に応じた再演奏制御===
上記実施例では、1つのリクエストについて、すなわち1回の演奏機会について規定の再演奏回数(上記実施例では録音可能回数)が設定されていた。この例に限らず、カラオケ装置を現に利用している人数に応じてその再演奏可能回数(録音可能回数)を設定するようにしてもよい。それによって、利用者数が多いときには再演奏可能回数(録音可能回数)を減らし、同伴者が公平にカラオケ装置を利用することができる。図6に利用人数と再演奏可能回数との対応例を示した。なお、利用者数の入力については、リモコン装置に数値キーなどにより入力した人数をカラオケ装置に転送するためのキーを備えさせればよい。
===利用者別の再演奏制御===
単純に利用者数に応じて再演奏可能回数を設定する以外に、個々の利用者にそれぞれ再演奏可能回数を割り当ててもよい。例えば、1回の演奏機会における再演奏は3回までとし、1人あたりの再演奏可能回数を10回までとする。それによって、一人が1回の演奏機会にカラオケ装置を占有する時間を制限できるとともに、各利用者の総利用時間も制限でき、カラオケ装置を利用者が公平に共用することができる。また、1回の演奏機会や各自の再演奏可能回数を利用者の人数に応じて設定するようにしてもよい。それによって、利用者の一人が再演奏機能を頻繁に利用して他の歌唱目的の同伴者に大きな迷惑が掛かるということがなくなる。図7に利用者別再演奏機能における問い合わせ画面の1例を示した。
この利用者別再演奏制御方式では、特定動作が、歌唱練習のための単純な繰り返し演奏や上述のマイナス演奏、あるいは歌唱録音作品をCD−Rに転記する目的での録音ファイルの作成などである場合には、曲をリクエストした人を特定しないまでも、少なくとも識別する必要がある。特定動作が録音機能に関わる動作で、作成した歌唱録音作品を前述のカラオケ教習方法による添削サービスに供する場合などでは、歌唱録音作品の作成者個人を特定する必要がある。
利用者個人を特定するためには、カラオケ事業者側で利用者それぞれに個人IDを付与しておき、その個人IDを選曲時に入力するようにすればよい。例えば、利用者別再演奏制御機能を会員制で利用可能にする。具体的には、この機能の利用希望者は、事前にカラオケ事業者に自身の個人情報を郵送やオンラインなど周知の方法で通知し、会員登録を済ませておく。カラオケ事業者は、個人情報を通知してきた人を会員として個人IDを発行し、そのIDを会員に適宜に通知する。そして、会員がカラオケ装置1にて選曲操作をする際、楽曲番号とともに自身の個人IDをカラオケ装置1に入力し、カラオケ装置1は楽曲番号を個人IDに対応付けして待ち行列で管理する。それによって、演奏楽曲に、その楽曲をリクエストした人や、その楽曲演奏の機会における歌唱録音作品を対応付けすることが可能となる。
なお、個人IDをカラオケ装置1に入力するためのユーザインタフェースとしては、楽曲番号に続いて個人IDをリモコン送信器25にてテンキー入力するなどし、リモコン送信器25は、その個人IDが付帯した楽曲番号をカラオケ装置本体に送信するように構成すればよい。あるいは、会員がそれぞれに所持する形態のリモコン送信器(パーソナルリモコン)を用いて演奏予約をする方式も考えられる。パーソナルリモコンは、1台ごとに異なるID(リモコンID)を記憶し、出力する無線信号中にこのリモコンIDを含めるように製作してある。そのID自体、あるいはリモコンIDと個人IDとの対応関係をホスト装置などで管理しておくことで、リモコンIDを個人ID として利用できる。つまり、あるカラオケ店のあるカラオケ装置1において、入店したある会員が自分のパーソナルリモコンで選曲操作を行うと、そのカラオケ装置1の中央制御部11または操作制御部13がリモコン入力信号を解析してリモコンID を認知する。リモコンIDと個人IDとの対応関係がホスト装置90aなどの事業者コンピュータ90側にて管理されているのであれば、カラオケ装置1がリモコンIDをホスト装置90aに送付し、ホスト装置90a側でリモコンIDを対応の個人IDに変換すればよい。リモコンID自体を個人IDとして利用する場合には、このIDの変換処理は不要となる。
また現在、インターネット通信機能と赤外線通信機能、およびJAVA(登録商標)実行環境を備えた携帯電話機に専用のJAVAプログラムをインストールすることで、この携帯電話機をカラオケ装置用のリモコン送信器として利用することができる。そこで、この携帯電話機が、JAVAプログラムにより、プログラムのシリアル番号、自身の電話番号や個体識別情報などをリモコンIDとして楽曲番号とともにカラオケ装置に送信するようにしておけば、この携帯電話機が実質的にパーソナルリモコンとして機能する。特願2003−152990には、この携帯電話機についての技術が記載されている。
他の方式としては、各会員に個人ID を記録した磁気カードなどのID カードを発行しておき、来店した会員のID カードを読取器にかけて個人ID を認知するなど、個人IDをカラオケ装置1に入力するためのユーザインタフェースとしては、他にもいろいろな方式が考えられる。
さらに、特願2003−333478、特願2003−152990、特願2003−283127には、タッチパネルと楽曲検索機能を備えるとともにカラオケ装置と双方向通信するように構成された多機能カラオケリモコン装置(以下、カラオケ活用端末)について記載されている。この活用端末は、1台で複数の会員で共用できるようになっており、各会員は、カラオケ装置1を利用するのに先立って各自の個人IDをこのカラオケ活用端末に入力しておく。カラオケ装置1は、活用端末に入力された個人IDをホスト装置90aなどの事業者コンピュータ90に送付して、該当する会員の個人情報として顔写真を取り寄せ、その顔写真と個人IDとを対応付けして管理する。また顔写真をカラオケ活用端末に転送し、活用端末は、タッチパネルにこの顔写真をアイコン化したボタンを表示する。そして、会員が自分のアイコンを指示して選曲操作をすると、リクエスト曲の楽曲番号とともにそのアイコンのIDがカラオケ装置に転送され、カラオケ装置1はアイコンIDに対応する個人IDを認知する。また、利用者個人を特定する必要がなく、単に複数の利用者を識別する場合には、利用者ごとにアイコン化したボタンを活用端末にて作成して記憶させておけばよい。もちろん、この活用端末は、利用者人数も取得できる。したがって、利用者人数に応じて再演奏制御する方式にもこの活用端末を利用することができる。各利用者を通し番号などで管理し、選曲操作時に各利用者が自身に割り当てられた番号をカラオケ装置に入力するようにしても、利用者を識別することができる。
本発明の実施例におけるカラオケ装置を含むネットワーク構成図である。 上記カラオケ装置の機能ブロック図である。 上記カラオケ装置における再演奏機能に関わる処理の流れ図である。 上記再演奏機能によりディスプレイに表示される再演奏問い合わせ画面の概略図である。 上記再演奏機能によりディスプレイに表示される再演奏終了通知画面の概略図である。 上記カラオケ装置に利用人数に応じて再演奏可能回数を設定する再演奏機能が実装されている場合における、利用人数と再演奏可能回数との対応関係図である。 上記カラオケ装置に利用者ごとに再演奏可能回数を設定する再演奏機能が実装されている場合にディスプレイに表示される再演奏問い合わせ画面の概略図である。
符号の説明
1 カラオケ装置
11 中央制御部
12 ハードディスク装置
18 ディスプレイ
19 シンセサイザ
24 音声信号処理部
70 インターネット
90a ホスト装置

Claims (7)

  1. ユーザインタフェースと、制御手段とを備え、待ち行列によってリクエスト曲の演奏順番を管理するカラオケ装置であって、
    ユーザインタフェースは、リクエスト曲の指定とともに特定動作の指定が可能であり、
    制御手段は、待ち行列に登録されているリクエスト曲に特定動作の指定がある場合に第1〜第4処理を行い、
    第1処理は、リクエスト曲を演奏させて当該曲の演奏回数をカウントし、
    第2処理は、カウントした演奏回数と再演奏可能回数の設定値とを比較し、演奏回数が設定値に満たない場合は第3処理に、演奏回数が設定値に達した場合は第4処理に進み、
    第3処理は、ユーザインタフェースにより再演奏するかを問い合わせ、再演奏の指示入力があれば第1処理に、なければ第4処理に進み、
    第4処理は、待ち行列に登録されている次のリクエスト曲の処理に進む
    カラオケ装置。
  2. リクエスト曲の伴奏音楽信号と歌唱音声信号とを楽曲単位の録音ファイルに作成する録音手段を備え、制御手段は、待ち行列に登録されているリクエスト曲に特定動作の指定がある場合に録音手段の動作を可能とする請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. 第3処理は、再演奏するかの問い合わせとともに、第1処理によりカウントした演奏回数と再演奏可能回数とに関する情報をユーザインタフェースにより提示する請求項1または2に記載のカラオケ装置。
  4. 制御手段は、演奏回数が設定値に達したことを認知すると、再演奏できない旨の情報をユーザインタフェースにより提示する処理を行う請求項1または2に記載のカラオケ装置。
  5. 制御手段は、当該カラオケ装置を現に使用しているグループ人数を取得する処理と、取得した人数に基づいて再演奏可能回数の設定値を決定する処理とを行う請求項1または2に記載のカラオケ装置。
  6. 制御手段は、曲をリクエストした利用者の個人IDを取得する処理と、第3処理から第1処理に進んで曲を演奏した回数を個人ID別に累積して記録する処理とを行い、第2処理は、ある個人IDに該当する利用者のリクエスト曲の演奏機会に、当該IDの累積演奏回数が累積再演奏可能回数の設定値に達したことを認知すると第4処理に進む請求項1または2に記載のカラオケ装置。
  7. 制御手段は、当該カラオケ装置を現に利用しているグループ人数を取得する処理と、取得した人数に基づいて1つの個人IDについての累積再演奏可能回数の設定値を決定する処理とを行う請求項6に記載のカラオケ装置。
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