JP4431507B2 - カラオケシステム - Google Patents

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本発明は、所定のカラオケ利用者に対し、合唱相手が同席していない場合であっても、歌唱可能なデュエット楽曲を好適に紹介するカラオケシステムに関する。
現在、カラオケ利用の際、利用者に対してお勧めの楽曲として紹介し、選曲を効率的にできるシステムが確立している。具体的には、選曲可能に楽曲コードや曲名、アーティスト名などを表記し、楽曲と楽曲の演奏の合間に新譜情報やヒット曲情報を紹介している。本発明は、デュエット楽曲を選曲可能に紹介するものであるが、従来のデュエット楽曲については、お勧め楽曲に含まれるものもあるが、これを積極的に紹介するような仕組みはなかった。
従来、デュエット楽曲に関する技術も多々想到されてきた。例えば、特許文献1では、デュエットを希望する利用者が特別な操作を行わなくても、予め設定した所定条件に基づいて、デュエットパートナーとなるカラオケ演奏装置を自動的に選択するシステム、特許文献2では、1人の音声をマイクから入力しても、あたかもデュエットをしているような出力を得ることができる音声処理装置、特許文献3では、その場に居合わせない様々な人の中から選んだ人の歌声を相手にデュエットができるシステムなどが想到されている。
特開2003−345366号公報 特開平5−143088号公報 特開2001−42878号公報
利用者が好みのデュエット楽曲(なお、本発明はデュオ楽曲も同義とする)を歌唱したくても合唱相手(デュエットパートナー)が同席していない場合、上記特許文献1〜3のような技術を用いれば対処療法的には対応できるが、利用者は特に自らが所望する合唱相手と歌唱したいのが人情である。従来では、歌唱音声を録音する技術や録音された歌唱音声をその対応するデュエット楽曲と同調させて再生する技術はあるものの、現在でも、利用者が好みのデュエット楽曲における所定の歌唱パートについて、利用者IDが紐付けされたその合唱相手を特定して録音するサービスはなく、さらに、この場合であっても、合唱相手が何時でも録音できるものとは限らず、何時になったらこのサービスを受けられるものか分からないという不都合がある。
そこで、本発明は、所定のカラオケ利用者に対し、その利用者が所望する合唱相手が同席していない場合であっても、その合唱相手が予め録音した歌唱音声をもって、好みのデュエット楽曲を歌唱できることを、その利用者の利用時に好適に紹介することができるカラオケシステムの提供を課題とする。
上記課題を鑑み、本発明者らは、任意の利用者が選択したデュエット楽曲について、当該利用者IDを紐付けして、その所望する合唱相手を所定の合唱相手登録部にて登録し、登録された合唱相手による当該デュエット楽曲における何れかの歌唱パートの歌唱音声が所定の歌唱音声記録部に記録されると、その利用者がシステムに現在ログインしていることが識別された際、その該当する楽曲に関する情報を選曲可能に表示させるようにしたことで、上記課題を解決できることを見出し、本発明のカラオケシステムを想到した。
すなわち、本発明のカラオケシステムは、
(ア)複数のデュエット楽曲を保持してなり、
(イ)システムにログインしている利用者IDを識別するための利用者ID識別手段と、
(ウ)任意の利用者が選択したデュエット楽曲について、当該利用者IDを紐付けして、その所望する合唱相手IDとその合唱相手に対応する男女何れかの歌唱パートを指定して、所定の合唱相手登録部にて登録するための合唱相手登録手段と、
(エ)前記合唱相手登録部に登録された合唱相手による前記選択したデュエット楽曲における前記指定された男女何れかの歌唱パートの歌唱音声を、その対応するデュエット楽曲の演奏時に、当該演奏と同調させて再生可能に所定の歌唱音声記録部に記録するための歌唱音声記録手段と、
(オ)前記保持された複数のデュエット楽曲の内、現在ログインしている利用者IDに紐付けされ、前記合唱相手登録部に登録されたデュエット楽曲について、前記歌唱音声記録部に、当該デュエット楽曲における何れかの歌唱パートの前記合唱相手による歌唱音声が記録されている場合、その該当する楽曲に関する情報を選曲可能に表示するための楽曲情報表示手段と、
(カ)これら機能手段を統括的に制御するための中央制御手段と、
を有してなることを特徴とする。
本発明のカラオケシステムによれば、任意の利用者により登録された合唱相手による所定のデュエット楽曲における何れかの歌唱パートの歌唱音声が、所定の歌唱音声記録部に記録されると、その利用者がシステムに現在ログインしていることが識別された場合、その該当する楽曲に関する情報を選曲可能に表示させるようにしたことで、その利用者が所望する合唱相手が同席していない場合であっても、登録された合唱相手が予め録音した歌唱音声をもって、好みのデュエット楽曲を歌唱できることを、その利用者の利用時に好適に紹介できるといった効果を奏する。
以下、本発明のカラオケシステムにつき、好適な実施例を挙げて説明するが、先ず、図1に示す、本発明のカラオケシステムを具備したカラオケ演奏装置のブロック構成図と、図2に示す、カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置の正面斜視図と、図3に示す、利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェイス表示画面に基づき、本発明のカラオケシステムにおける各機能手段について詳述する。
先ず、図1に示す、本発明のカラオケシステムを具備したカラオケ演奏装置(P)に基づき説明する。カラオケ演奏装置(P)は、主に、本発明のカラオケシステムを含め、カラオケシステム全体を統括的に制御する中央制御手段(1)とこれに接続された各種機器にて構成されている。すなわち、この中央制御手段(1)には、カラオケホスト装置との通信を制御するための通信制御手段(13)や、リモコン装置(R)から演奏装置本体への操作信号を処理するための操作制御手段(15)の他、利用者の歌唱音声を録音するための歌唱音声記録手段(12)、合唱相手を登録するための合唱相手登録手段(17)、および楽曲に関する情報を選曲可能に表示するための楽曲情報表示手段(16)などが内蔵されて、これらを統括的に制御すると共に、ハードディスク(2)、RAM(3)、音源(5)、ミキサ(6)、サウンドシステム(7)、PCMデコーダ(8)、MPEGデコーダ(10)、合成回路(11)、利用者ID識別手段であるIDカード読み取り/書き込み装置(4)などが接続されている。
ここで、カラオケ演奏装置(P)の構成要素について少々詳述する。先ず、音源(5)は、中央制御手段(1)が実行するシーケンサ(14)における楽曲シーケンサの処理によって入力された演奏データに応じて楽音信号を形成する。形成された楽音信号はミキサ(6)に入力され、このミキサ(6)は、音源(5)が発生した複数の楽音信号やカラオケマイク(M)と、A/Dコンバータ(9)を介して入力された利用者の歌唱音声信号を適当なバランスでミキシングする。ミキシングされたデジタル音声信号はサウンドシステム(7)に入力される。このサウンドシステム(7)はパワーアンプを備え、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅し、スピーカ(S)から楽音と歌唱音声を放音する。
次に、歌唱音声記録手段(12)について述べる。音響入力インタフェイスは二系統設定されており、所定のカラオケ楽曲の演奏中、第1音響入力インタフェイス(図示省略)は演奏データに応じた音響信号を取得し、また、第2音響入力インタフェイス(図示省略)はマイク入力からの歌唱音声信号を取得する。歌唱音声記録手段(12)は、第2音響入力インタフェイスからの音響信号のみを抽出し、PCMデータ変換した後に録音データとし、これを一旦、RAM(3)に録音データとして記録した後、ハードディスク(2)に設けられた歌唱音声記録部(22)に歌唱音声データ(22a)として記録する。
ハードディスク(2)に記録されている映像データ(20)は、MPEG形式にエンコードされており、中央制御手段(1)が実行する背景映像再生手段(図示省略)により再生処理を行い、これを読み出してMPEGデコーダ(10)に入力する。このMPEGデコーダ(10)は入力されたMPEGデータをNTSCの映像信号に変換して合成回路(11)に入力し、この合成回路(11)はこの背景映像の映像信号上に歌詞テロップや採点表示などのOSDを合成し、合成された映像信号は表示手段(D1)やリモコン装置(R)付帯のLCD(D2)に表示される。
シーケンサ(14)はハードディスク(2)に記録されている楽曲コード(18)に紐付けされた演奏データ(19)を読み出す。勿論、本発明では、この演奏データ(19)には、多数のデュエット楽曲のものが含まれている。そして、このシーケンサ(14)は主に楽曲シーケンサおよび歌詞シーケンサからなっており、楽曲シーケンサは演奏データ中の演奏データトラック、ガイドメロディトラックなどのトラックデータを読み出し、このデータで音源(5)を制御することでカラオケ楽曲の演奏を行い、一方、歌詞シーケンサは文字パターン作成手段を備えており、演奏データ中の歌詞トラックのデータを読み出し、このデータに基づいて歌詞テロップの画像パターンを作成して、これを合成回路(11)に出力する。
本実施例では、利用者IDの識別やシステムへのログインを認識するためには、利用者ID識別手段(4)とリモコン装置(R)が利用される。本実施例のリモコン装置(R)は、その内蔵2次電池に充電するための専用架台(図示省略)を必要とするが、この専用架台に利用者ID識別手段(4)が付帯されている。なお、本実施例の利用者ID識別手段は、非接触のICモジュールを搭載したIDカードの読み取り/書き込み装置であり、カードIDに紐付けされた利用者IDを特定するものである。ただし、本発明はこれに限らず、例えば、ICモジュールを携帯電話に内蔵させたIC機能付き携帯電話や、近距離無線通信手段であるブルートゥース(blue tooth)機構を有する携帯電話、あるいは、パスワードの入力装置や指紋や声紋などの生体識別機能に依る機構の利用者ID識別手段を利用しても構わない。
図2に示すように、本実施例のリモコン装置(R)の正面には、タッチセンサを積層した液晶ディスプレイ(LCD;D2)を主体とした利用者インタフェイスが備えられ、GUI(Graphical User Interface)環境を提供し、このGUI環境による対話を通じて楽曲索引データベース(図示省略)を検索し、その結果を表示出力させることで検索機能を実現している。なお、その背面の下方所定部にはLANポート(図示省略)が設けられており、LAN接続ケーブルを介してカラオケ演奏装置に各種データが送信される。
次に、図3は、このリモコン装置(R)が付帯するLCDによる利用者インタフェイスを利用した利用者別ログイン・ログアウト指示の表示画面(D2)である。この表示画面(D2)には、利用者別顔写真付きアイコン列(30)やカラオケシステムへのログインをするための「ログイン」アイコン(31)、ログアウトをするための「ログアウト」アイコン(32)などが設けられている。このリモコン装置を前述した専用架台に装着した状態で、先ず、「ログイン」アイコン(31)を選択した後、当該専用架台に付帯したIDカードの読み取り/書き込み装置(利用者ID識別手段)に自らのIDカードを装填することにより、これに紐付けされた利用者IDが識別されると同時にシステムへのログインが認識される。
ログインが認識されると、カラオケホスト装置に予め登録された利用者の顔写真あるいは予め登録されていない場合、デジタルカメラ機能を使って撮影した利用者の顔写真を新たに登録して、順次、所定の利用者別顔写真付きアイコン(30a)が利用者毎に掲載された利用者識別用インタフェイスが作成される。この利用者別顔写真付きアイコン列(30)に利用者別顔写真付きアイコン(30a)が形成された場合、それぞれを現在ログインしている利用者として見なし、例えば、図1において、楽曲情報表示手段(16)が、現在ログインしている所定の利用者に対し、デュエット楽曲に関する情報を選曲可能に表示したり、任意の利用者が所定のデュエット楽曲の合唱相手を登録する際、合唱相手登録手段(17)は、その利用者が自らの利用者別顔写真付きアイコン(30a)を選択することで、当該利用者を特定することもできる。
次に、図4に示す、合唱相手登録用のインタフェイス表示画面と、図5に示す、利用者別合唱相手管理テーブルの概念的構成図に基づき、本発明における合唱相手登録手段および、利用者による合唱相手の登録手順について詳述する。
先ず、図4は、リモコン装置(R)が付帯するLCDによる合唱相手登録用のインタフェイス表示画面(D2)である。利用者は、図3における利用者別顔写真付きアイコン(30a)を選択した後、所定の操作により、この表示画面(D2)にアクセスできる。この表示画面(D2)には、任意の利用者が選択したデュエット楽曲について、当該利用者IDを紐付けして、その所望する合唱相手を所定の合唱相手登録部にて登録するための各種の専用アイコンが設けられている。図3における利用者別顔写真付きアイコン(30a)を選択すると、例えば、利用者表示欄(33)には、その利用者を特定するための顔写真(33a)と共に予め登録されている利用者の氏名やニックネームなどが表示される。
上記特定された利用者は、先ず、所望するデュエット楽曲を、デュエット楽曲指定欄(34)の楽曲コード入力部(34a)への楽曲コード入力により選択し、さらに、そのデュエット楽曲において、合唱相手に歌唱してもらいたい歌唱パート(男性パートまたは女声パート)を歌唱パート種別欄(34b)の選択により指定する。なお、本実施例では、特定された利用者の予めの性別の属性情報から、その利用者に対する異性の歌唱パートが自動的にデフォルト設定される。次に、合唱相手の登録は、合唱相手登録欄(35)への入力によって行われるが、本実施例では、合唱相手のIDカードなどに記載された所定のID番号を手入力するか、合唱相手が同席している場合には、そのIDカードを利用し、前述したように、利用者ID識別手段をもって自動入力する。なお、この合唱相手登録欄(35)には、合唱相手が入力される度、その氏名やニックネームも表示されるように構成されている。そして、利用者が合唱相手を入力し終わった状態で「登録」アイコン(36)を選択すると、図1における合唱相手登録手段(17)は、ハードディスク(2)内の合唱相手登録部(21)に設けられている利用者別合唱相手管理テーブル(T1)に、当該利用者IDを紐付けして、その所望する合唱相手を登録する。
ここで、図5に基づき、利用者別合唱相手管理テーブル(T1)について詳述する。この管理テーブル(T1)は、利用者が所望するデュエット楽曲を選択し、合唱相手を登録する度、各レコードが生成される。この管理テーブル(T1)は、主に、各レコードを特定するための「番号」フィールド(f1)、登録する利用者を特定するための「利用者ID」フィールド(f2)、当該利用者が選択したデュエット楽曲を特定するための「楽曲コード」フィールド(f3)、当該楽曲における男性パートないし女性パート(デュオの場合は第1パート、第2パート)の何れかの歌唱パートの種別を表す「種別」フィールド(f4)、合唱相手を特定するためであり、複数の登録合唱相手を表す「合唱相手aID」フィールド(f5a)と「合唱相手bID」フィールド(f5b)、当該登録がなされた日時を表す「登録日時」フィールド(f6)などから構成されている。
次に、図6に示す、利用者別歌唱音声管理テーブルの概念的構成図と、図7に示す、デュエット楽曲の紹介画面例図と、図8に示す、合唱相手指定用のインタフェイス表示画面に基づき、本発明における楽曲情報表示手段によるデュエット楽曲に関する情報の選曲可能な表示について詳述する。
登録された合唱相手は、適宜の時期に、利用者が選択したデュエット楽曲における所定の歌唱パートを歌唱した場合、図1において、歌唱音声記録手段(12)は、ハードディスク(2)に設けられた歌唱音声記録部(22)に、その歌唱音声データ(22a)を記録する。この歌唱音声記録部(22)には、利用者別歌唱音声管理テーブル(T2)が設けられている。
ここで、図6に基づき、利用者別歌唱音声管理テーブル(T2)について詳述する。この管理テーブル(T2)は、前述した利用者別合唱相手管理テーブル(T1)に対応しており、その主な構成は、利用者別合唱相手管理テーブル(T1)に対応して、管理テーブル(T1)と共通した各レコードを特定するための「番号」フィールド(f1)、登録する利用者を特定するための「利用者ID」フィールド(f2)、当該利用者が選択したデュエット楽曲を特定するための「楽曲コード」フィールド(f3)、当該楽曲における男性パートないし女性パートの何れかの歌唱パートの種別を表す「種別」フィールド(f4)、合唱相手を特定するためであり、本実施例では2人までの登録合唱相手を表す「合唱相手aID」フィールド(f5a)と「合唱相手bID」フィールド(f5b)に加え、「合唱相手aID」フィールド(f5a)に対応した歌唱音声データを特定するための「録音a」フィールド(f7a)と「合唱相手bID」フィールド(f5b)に対応した歌唱音声データを特定するための「録音b」フィールド(f7b)などからなる。「録音a」フィールド(f7a)と「録音b」フィールド(f7b)のそれぞれは、特定された歌唱音声データに紐付けされ、その対応するデュエット楽曲の演奏時に、当該演奏と同調させて再生される。
楽曲情報表示手段は、現在ログインしている利用者IDに紐付けされ、合唱相手登録部に登録されたデュエット楽曲について、歌唱音声記録部に、当該デュエット楽曲における何れかの歌唱パートの前記合唱相手による歌唱音声が記録されている場合、その該当する楽曲に関する情報を選曲可能に表示する。図7は、その紹介画面例であり、この条件を満たした利用者が現在ログインしている場合、当該利用者に対して楽曲と楽曲の演奏間に、所定の表示手段(D1)に、お勧めの楽曲として、選曲を効率的にできるようにデュエット楽曲を紹介する。その表示タイミングおよび表示形式としては、具体的には、背景映像や歌詞テロップを映し出すもので、本実施例では、楽曲演奏の前後に、お勧め楽曲の紹介情報として、「○○○○さんの登録デュエット曲」と題され、登録した利用者表示部(40)を設け、デュエット楽曲それぞれの曲名、楽曲コード、男女何れかの歌唱パートを歌唱した合唱相手の氏名ないしニックネームを含んだ楽曲情報(41)を表示し、利用者は、好みのデュエット楽曲の楽曲コードを利用すれば、所定の選曲操作に基づき、その選曲ができるように構成されている。
なお、本実施例では、同一デュエット楽曲につき、複数の合唱相手を登録できるため、複数の歌唱音声が記録されている場合、何れかの歌唱音声を指定できるように構成されている。例えば、図8は、リモコン装置(R)が付帯するLCDによる合唱相手指定用のインタフェイス表示画面(D2)であるが、この表示画面(D2)へは、利用者は、図3における利用者別顔写真付きアイコン(30a)を選択した後、所定の操作によりアクセスができる。この表示画面(D2)には、利用者が所望するデュエット楽曲について、当該利用者が所望する合唱相手を指定するための各種の専用アイコンが設けられている。
例えば、利用者表示欄(33)には、その利用者を特定するための顔写真(33a)と共に、予め登録されている利用者の氏名やニックネームなどが表示される。また、デュエット楽曲表示欄(41)には、その楽曲のタイトル表示(41a)や合唱相手が歌唱した歌唱パートを表す歌唱パート種別欄(34b)が設けられる。そして、合唱相手指定欄(42)には、合唱相手IDに基づき、その顔写真が登録されている場合には、顔写真表示部(42a)に顔写真が表示されると共に、合唱相手指定用アイコン(42b)には、その合唱相手の氏名やニックネームが表示される。利用者は、所望する合唱相手指定用アイコン(本実施例では白黒反転で示す)を選択し、「指定」アイコン(43)を選択することで、所望の合唱相手の歌唱音声を指定できる。
以下、図9に示す、カラオケホスト装置を含めた本発明のカラオケシステムの全体構成図と、図10に示す、カラオケホスト装置のブロック構成図に基づき、本発明の別の実施例について説明する。
図9に示すように、本実施例のカラオケシステムは、主に、カラオケボックスの店舗内に設置された複数のカラオケルーム(K,K…)のそれぞれに備えられたカラオケ演奏装置(P,P…)と、これらと店舗内LAN上のルータから、ADSLやISDNといった通信回線(N)を介してインターネット(Ni)におけるカラオケ事業者が管理するVPN(Virtual Private Network)にて接続された、通信カラオケシステム用のカラオケホスト装置(H)からなる。各カラオケ演奏装置(P)は、ネットワークインタフェイスを介して店舗LANおよびVPNに接続してカラオケホスト装置(H)と交信する。例えば、当該ホスト装置(H)から送付された利用者の性別情報を受け取ったり、カラオケ演奏装置(P)側にて収集される利用者データを当該ホスト装置(H)に送信したりする。
具体的には、本実施例では、店舗内に100BASE−T規格のEthernet(登録商標)によるLANが敷設されており、このLAN上の各カラオケ演奏装置(P)はルータを介してインターネット(Ni)上のVPNからカラオケホスト装置(H)に接続している。また、LAN上のコンピュータ間の通信にもTCP/IPが採用されており、ルータは、その内蔵するDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能によって、LANに接続されている各カラオケ演奏装置(P)にIPアドレスを割り当て、各演奏装置(P)のMAC(Media Access Control)アドレスとIPアドレスとを対応付けしたテーブルを作成して記憶している。
各カラオケ演奏装置(P)には、前述したように、楽曲検索機能を備えたカラオケリモコン装置(R)が付帯されており、このリモコン装置(R)をもって、利用者は赤外線信号によりカラオケ演奏装置(P)に所望の演奏予約コマンドを送信する。本実施例のリモコン装置(R)はその内蔵2次電池に充電するための専用架台(C)を必要とするが、この専用架台(C)には、充電手段の他、利用者IDを識別し、当該利用者のログインを識別するための利用者ID識別手段が付帯されている。
図10に示すように、本実施例におけるカラオケホスト装置(H)は、カラオケ演奏装置と同様に、装置全体を統括的に制御する中央制御手段(51)や、各種情報を記録するためのハードディスク(52)などを具備し、このホスト装置(H)に接続された如何なるカラオケ演奏装置(P)からも、通信制御インタフェイス(50)を介して、任意のカラオケ演奏装置(P)にログインした利用者情報に基づき、実施例1と同様に、ハードディスク(52)には合唱相手登録部(53)および歌唱音声記録部(54)が設けられ、さらに、前者には、利用者別合唱相手管理テーブル(T3)が、後者には、歌唱音声データ(54a)と利用者別歌唱音声管理テーブル(T4)設けられる。この構成によれば、ログインした利用者情報を、このホスト装置に接続された如何なるカラオケ演奏装置からも採取でき、その情報に反映できると共に、如何なるカラオケ演奏装置であってもサービスを還元できるため、利用者への当該システム利用によるサービス面が大きく向上されることになる。
以上、詳述したように、本発明のカラオケシステムによれば、任意の利用者により登録された合唱相手による所定のデュエット楽曲における何れかの歌唱パートの歌唱音声が、所定の歌唱音声記録部に記録されると、その利用者がシステムに現在ログインしていることが識別された場合、その該当する楽曲に関する情報を選曲可能に表示させるようにしたことで、その利用者が所望する合唱相手が同席していない場合であっても、登録された合唱相手が予め録音した歌唱音声をもって、好みのデュエット楽曲を歌唱できることを、その利用者の利用時に好適に紹介できる。
本発明のカラオケシステムを具備したカラオケ演奏装置のブロック構成図。 カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置の正面斜視図。 利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェイス表示画面。 合唱相手登録用のインタフェイス表示画面。 利用者別合唱相手管理テーブルの概念的構成図。 利用者別歌唱音声管理テーブルの概念的構成図。 デュエット楽曲の紹介画面例図。 合唱相手指定用のインタフェイス表示画面。 カラオケホスト装置を含めた本発明のカラオケシステムの全体構成図。 カラオケホスト装置のブロック構成図。
符号の説明
1,51 中央制御手段
2,52 ハードディスク
4 利用者ID識別手段
12 歌唱音声記録手段
16 楽曲情報表示手段
17 合唱相手登録手段
21,53 合唱相手登録部
22,54 歌唱音声記録部
T1,T3 利用者別合唱相手管理テーブル
T2,T4 利用者別歌唱音声管理テーブル
P カラオケ演奏装置
R リモコン装置
H カラオケホスト装置
D1 表示手段
D2 LCD

Claims (1)

  1. (ア)複数のデュエット楽曲を保持してなり、
    (イ)システムにログインしている利用者IDを識別するための利用者ID識別手段と、
    (ウ)任意の利用者が選択したデュエット楽曲について、当該利用者IDを紐付けして、その所望する合唱相手IDとその合唱相手に対応する男女何れかの歌唱パートを指定して、所定の合唱相手登録部にて登録するための合唱相手登録手段と、
    (エ)前記合唱相手登録部に登録された合唱相手による前記選択したデュエット楽曲における前記指定された男女何れかの歌唱パートの歌唱音声を、その対応するデュエット楽曲の演奏時に、当該演奏と同調させて再生可能に所定の歌唱音声記録部に記録するための歌唱音声記録手段と、
    (オ)前記保持された複数のデュエット楽曲の内、現在ログインしている利用者IDに紐付けされ、前記合唱相手登録部に登録されたデュエット楽曲について、前記歌唱音声記録部に、当該デュエット楽曲における何れかの歌唱パートの前記合唱相手による歌唱音声が記録されている場合、その該当する楽曲に関する情報を選曲可能に表示するための楽曲情報表示手段と、
    (カ)これら機能手段を統括的に制御するための中央制御手段と、
    を有してなることを特徴とするカラオケシステム。
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