JP2006178246A - カラオケシステム - Google Patents

カラオケシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2006178246A
JP2006178246A JP2004372497A JP2004372497A JP2006178246A JP 2006178246 A JP2006178246 A JP 2006178246A JP 2004372497 A JP2004372497 A JP 2004372497A JP 2004372497 A JP2004372497 A JP 2004372497A JP 2006178246 A JP2006178246 A JP 2006178246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
karaoke
music
attribute
music information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004372497A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sekizawa
武史 関澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichikosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichikosho Co Ltd filed Critical Daiichikosho Co Ltd
Priority to JP2004372497A priority Critical patent/JP2006178246A/ja
Publication of JP2006178246A publication Critical patent/JP2006178246A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】各カラオケ利用者の属性情報における所定の項目内容が共通している多数派を占める利用者による利用を客観的に判断し、その利用者グループが特によく知っており、馴染み深い楽曲を推薦楽曲として表示し、当該楽曲を容易かつ効率的に選曲できるカラオケシステムの提供。
【解決手段】カラオケ利用者の属性情報における所定の項目内容に紐付けした、選曲可能とする楽曲情報を登録し、所定のカラオケ演奏装置にてログインしている利用者グループにおいて、その属性情報の所定の項目内容が予め設定された割合以上で共通している場合、当該項目内容に対応した楽曲情報を抽出し、当該カラオケ演奏装置が付帯する表示手段をもって表示させるようにした。
【選択図】図8

Description

本発明は、所定のカラオケ演奏装置の利用者グループに対し、適宜のタイミングで、推薦楽曲を選曲可能に表示させるカラオケシステムに関する。
現在のカラオケシステムでは、カラオケ楽曲の演奏前や演奏間に、カラオケ利用者に対し、推薦楽曲として選曲可能とするように、楽曲コード、アーティスト名、曲名などの楽曲情報を表示するサービスが行われている。従来の推薦楽曲とは、主に、新曲をカラオケ楽曲にしたものや新曲ではないが新たにカラオケ楽曲に組み入れたもの所謂「新譜楽曲」などであり、利用者は推薦楽曲の表示を見ることで、これらを容易かつ効率的に選曲することができる。因みに、利用者が所望する楽曲が最終的に選曲されたならば、その楽曲情報に含まれる楽曲コードを演奏予約するためのリモコン信号として所定のカラオケ演奏装置に転送し、カラオケ演奏装置は、このリモコン信号を受信すると、その信号に含まれている楽曲コードを演奏予約の待ち行列として管理し、ピックアップされた楽曲コードに対応するカラオケ楽曲が順次演奏される。
従来、このような推薦楽曲の表示についての発明も多々想到されてきた。例えば、特許文献1では、全国的な顧客の利用履歴を反映した楽曲を推薦楽曲として表示し、通信回線の使用頻度を大幅に抑えた顧客サービスを行うカラオケシステムが開示されている。あるいは、特許文献2では、ある一定時間内にリクエストがなされない時に、最近の人気ランキング上位曲、ジャンル別曲目、あるいは歌手別曲目などの情報を利用者に与え、次にリクエストを促すカラオケ演奏装置が開示されている。さらに、特許文献3では、演算処理の負担が軽く、利用者について、その嗜好の偏りの確率に応じて、利用者の求める情報を推薦可能とする楽曲(コンテンツ)の推薦装置が開示されている。
特開平11−52965号公報 特開2000−338983号公報 特開2003−233622号公報
ところで、現在のカラオケシステムでは、カラオケホスト装置には予め会員利用者のIDおよびその属性情報が登録されており、このホスト装置にネットワーク通信回線を介して接続された所定のカラオケ演奏装置にて利用者IDが特定されシステムへログインすると、システムを現在利用中の利用者IDとして、ログインしたカラオケ演奏装置毎にこれを管理するように構成されている。したがって、ホスト装置に接続している如何なるカラオケ演奏装置を利用している利用者のそれぞれが、どのような属性情報の項目内容を有しているかを確認することもできるようになっている。
最近はカラオケ楽曲の曲数も増え、それに伴い曲の種別も多用化している。通常は、ポピュラーソングが中心であり、老若男女間の嗜好の違いによる差異はあるものの、万人向けの楽曲が殆どであるが、限られた人達が特によく知っており、馴染み深い楽曲もある。例えば、特定の卒業生に対する高校や大学などの校歌や応援歌、あるいは特定の従業員に対する企業の社歌、さらには特定のプロスポーツファンに対するプロスポーツチームの応援歌などである。これらの楽曲は、特に、カラオケ利用者が仲間内で利用する際、皆で歌唱すると盛り上がるものである。このような「仲間内」では、通常、各利用者の属性情報における所定の項目内容が共通している場合が殆どである。例えば、属性情報「出身高」の項目内容が同じ「○○高校」とか、属性情報「勤め先」の項目内容が同じ「○○○株式会社」とか、属性情報「好きなプロスポーツチーム」の項目内容が同じ「△△△〜ズ」とかである。
ところが、従来のカラオケシステムでは、前述した如く、推薦楽曲の表示はポピュラーソングが中心であって、「限られた人達が特に良く知る楽曲」の表示は行われていない。また、従来では、カラオケ利用者が「仲間内」、すなわち、共通の属性情報の項目内容を有する多数派を占める利用者で利用しているかを客観的に判断するシステムは確立しておらず、各利用者の属性情報における所定の項目内容が共通しているにも拘わらず、そのような利用者グループが特によく知っており、馴染み深い楽曲を推薦楽曲として表示するような好適なサービスは行われていなかった。
そこで、本発明は、上記不都合を解消するために想到されたもので、すなわち、各カラオケ利用者の属性情報における所定の項目内容が共通している多数派を占める利用者による利用を客観的に判断し、その利用者グループが特によく知っており、馴染み深い楽曲を推薦楽曲として表示し、当該楽曲を容易かつ効率的に選曲できるカラオケシステムの提供を課題とする。
上記課題を鑑み、本発明者は、カラオケ利用者の属性情報における所定の項目内容に紐付けした、選曲可能とする楽曲情報を登録し、所定のカラオケ演奏装置にてログインしている利用者グループにおいて、その属性情報の所定の項目内容が予め設定された割合以上で共通している場合、当該項目内容に対応した楽曲情報を抽出し、当該カラオケ演奏装置が付帯する表示手段をもって表示させるカラオケシステムを構築することで、上記課題を解決できることを見出し、本発明のカラオケシステムを想到した。
すなわち、本発明の請求項1記載のカラオケシステムは、利用者ID毎にその属性情報を記録した利用者別属性情報記録部と、当該属性情報の所定の項目内容に対応した楽曲情報を登録した属性対応楽曲情報登録部と、利用者IDを特定してシステムへログインするための利用者ID識別手段と、所定のカラオケ演奏装置にてログインしている利用者を記録したログイン利用者記録部と、前記属性対応楽曲情報登録部から任意の楽曲情報を抽出し、適宜のタイミングで、これを当該カラオケ演奏装置が付帯する表示手段をもって表示させるための楽曲情報抽出表示手段と、これら機能手段を統括的に制御し管理するための中央制御手段と、を具備したシステムであって、
前記楽曲情報抽出表示手段は、所定のカラオケ演奏装置にてログインしている利用者において、前記ログイン利用者記録部に記録されている利用者の所定の項目内容が予め設定された割合以上で共通している場合、当該項目内容に対応した楽曲情報を前記属性対応楽曲情報登録部から抽出し、当該カラオケ演奏装置が付帯する表示手段をもって表示させることを特徴とする。
したがって、本発明の請求項1記載のカラオケシステムによれば、利用者の属性情報における所定の項目内容が予め設定された割合以上(例えば、80%以上)で共通している場合、当該項目内容に対応した楽曲情報、すなわち、多数派を占める利用者が特によく知っており、馴染み深い楽曲情報を抽出し、これを推薦楽曲として表示することで、この利用者グループにとって、当該楽曲を容易かつ効率的に選曲できるといった効果を奏する。
以下、本発明のカラオケシステムについて、好適な実施例を挙げて説明するが、先ず、図1に示す、本発明のカラオケシステムの全体構成図と、図2に示す、本発明のカラオケシステムを構成するカラオケ演奏装置のブロック構成図と、図3に示す、本発明のカラオケシステムを構成するカラオケホスト装置のブロック構成図と、図4に示す、利用者別属性情報管理テーブルの概略的構成図と、図5に示す、属性対応楽曲情報管理テーブルの概念的構成図に基づき詳述する。
図1に示すように、本実施例のカラオケシステム(1)は、主に、カラオケボックスの店舗内に設置された複数のカラオケルーム(K,K…)のそれぞれに備えられたカラオケ演奏装置(P,P…)と、これらと店舗内LAN上のルータから、ADSLやISDNといった通信回線(N)を介してインターネット(Ni)におけるカラオケ事業者が管理するVPN(Virtual
Private Network)にて接続された、通信カラオケシステム用のカラオケホスト装置(H)から構成される。
具体的には、本実施例では、店舗内に100BASE−T規格のEthernet(登録商標)によるLANが敷設され、このLAN上の各カラオケ演奏装置(P)はルータを介してインターネット(Ni)上のVPNからカラオケホスト装置(H)に接続している。さらに、LAN上のコンピュータ間の通信にもTCP/IPが採用されており、ルータは、その内蔵するDHCP(Dynamic
Host Configuration Protocol)サーバ機能によって、LANに接続されている各カラオケ演奏装置(P)にIPアドレスを割り当て、各演奏装置(P)のMAC(Media
Access Control)アドレスとIPアドレスとを対応付けしたテーブルを作成して記憶している。
各カラオケ演奏装置(P)には、楽曲検索機能を備えたカラオケリモコン装置(R)が付帯されており、このリモコン装置(R)をもって、利用者は赤外線信号によりカラオケ演奏装置(P)に所望の演奏予約コマンドを送信する。本実施例のリモコン装置(R)はその内蔵2次電池に充電するための専用架台を必要とするが、この専用架台には、充電手段の他、利用者IDを識別し、当該利用者のログインを識別するための利用者ID識別手段が付帯されている。本実施例の利用者ID識別手段は、非接触のICモジュールを搭載したIDカードの読み取り/書き込み装置であり、カードIDに紐付けされた利用者IDを特定するものである。ただし、本発明はこれに限らず、例えば、ICモジュールを携帯電話に内蔵させたIC機能付き携帯電話や、近距離無線通信手段であるブルートゥース(blue
tooth)機構を有する携帯電話、あるいは、パスワードの入力装置や指紋や声紋などの生体識別機能に依る機構の利用者ID識別手段を利用しても構わない。
次に、図2に示すように、本実施例のカラオケ演奏装置(P)は、主に、カラオケ装置全体を統括的に制御する中央制御手段(2)とこれに接続された各種機器にて構成されている。すなわち、この中央制御手段(2)は、カラオケホスト装置との通信を制御するための通信制御手段(12)、その付帯するリモコン装置(R)の利用者インタフェイスからの操作信号を制御するための操作制御手段(13)、利用者IDを特定してシステムへログインするための利用者ID識別手段(17)、そして、本発明の楽曲情報を抽出し、当該カラオケ演奏装置(P)が付帯する表示手段(D)をもって表示させるための楽曲情報抽出表示手段(15)などを統括的に制御すると共に、ハードディスク(3)、RAM(4)、音源(5)、ミキサ(6)、サウンドシステム(7)、PCMデコーダ(8)、MPEGデコーダ(10)、合成回路(11)などが接続されている。
ここで、カラオケ演奏装置(P)の構成要素について少々詳述する。先ず、音源(5)は、中央制御手段(2)が実行するシーケンサ(14)における楽曲シーケンサの処理によって入力された演奏データに応じて楽音信号を形成する。形成された楽音信号はミキサ(6)に入力され、このミキサ(6)は、音源(5)が発生した複数の楽音信号やカラオケマイク(M)と、A/Dコンバータ(9)を介して入力された利用者の歌唱音声信号を適当なバランスでミキシングする。ミキシングされたデジタル音声信号はサウンドシステム(7)に入力される。このサウンドシステム(7)はパワーアンプを備え、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅し、スピーカ(S)から楽音と歌唱音声を放音する。
ハードディスク(3)に記録されている背景映像データ(20)は、MPEG形式にエンコードされており、中央制御手段(2)が実行する背景映像再生手段(図示省略)により再生処理を行い、これを読み出してMPEGデコーダ(10)に入力する。このMPEGデコーダ(10)は入力されたMPEGデータをNTSCの映像信号に変換して合成回路(11)に入力し、この合成回路(11)はこの背景映像の映像信号上に歌詞テロップや採点表示などのOSDを合成し、合成された映像信号は表示手段(D)に表示される。
シーケンサ(14)は楽曲コードで識別される演奏データをハードディスク(3)に記録されている楽曲コード(18)に紐付けされた演奏データ(19)を読み出す。このシーケンサ(14)は主に楽曲シーケンサおよび歌詞シーケンサからなっており、楽曲シーケンサは演奏データ中の演奏データトラック、ガイドメロディトラックなどのトラックデータを読み出し、このデータで音源(5)を制御することでカラオケ楽曲の演奏を行い、一方、歌詞シーケンサは文字パターン作成手段を備えており、演奏データ中の歌詞トラックのデータを読み出し、このデータに基づいて歌詞テロップの画像パターンを作成して、これを合成回路(11)に出力する。
ログインインタフェイス(16)は、利用者ID識別手段(17)より利用者IDに基づくシステムへのログイン信号を受信するもので、中央制御手段(2)は、さらに、これをカラオケホスト装置に転送してログインを最終的に確認する。これにより、ログインが確認された場合、その利用者IDがハードディスク(3)に設けられたログイン利用者記録部(22)に記録される。このように、利用者IDが確認される毎、後述するように、その属性情報の所定項目の内容が参照される。また、ハードディスク(3)には、属性対応楽曲情報登録部(21)も設けられており、そのデータはカラオケホスト装置から転送され、内容の追加・変更・削除などの処理が行われて逐次更新がなされる。そして、楽曲情報抽出表示手段(15)は、この属性対応楽曲情報登録部(21)から任意の楽曲情報を抽出し、カラオケ楽曲の演奏間ないし演奏前後といった適宜のタイミングで、合成回路(11)を経由して、表示手段(D)をもって表示させる。
さらに、図3に示すように、カラオケホスト装置(H)は、カラオケ演奏装置(P)と同様に、ホスト装置(H)全体を統括的に制御する中央制御手段(31)と、様々なデータを記録するハードディスク(32)から構成され、通信制御インタフェイス(30)を介してカラオケ演奏装置(P)とのデータ交換を行う。そして、そのハードディスク(33)には、利用者別属性情報記録部(33)と属性対応楽曲情報登録部(34)が設けられている。
利用者別属性情報記録部(33)には、予め利用者IDおよびその属性情報が記録されており、具体的には、利用者ID(33a)が登録され、利用者別属性情報管理テーブル(T1)が形成されている。この管理テーブル(T1)は、図4に示すように、利用者IDを紐付けし、様々な属性情報を管理している。その主な構成は、例えば、利用者を特定するための「利用者ID」フィールド(f1)や、利用者の氏名を示す「氏名」フィールド(f2)や、性別を示す「性別」フィールド(f3)や、生年月日を示す「生年月日」フィールド(f4)や、住所を示す「住所」フィールド(f5)の他、利用者が卒業した出身校を示す「出身校」フィールド(f6)等々、あるいは、利用者が好むプロスポーツチームを示す「好きなスポーツチーム」フィールド(fx)などからなる。それぞれのフィールドは、その属性情報の所定項目であり、利用者毎に項目内容が記録されている。
一方、属性対応楽曲情報登録部(34)には、予め属性情報の項目内容およびその対応楽曲情報と、当該情報に含まれる楽曲を特定するための楽曲コード(34a)が記録されており、これに紐付けされ、属性対応楽曲情報管理テーブル(T2)が形成されている。この管理テーブル(T2)は、図5に示すように、属性情報の所定の項目内容に対応した楽曲情報を管理しており、その主な構成とは、例えば、楽曲を特定するための「楽曲コード」フィールド(f10)や、属性情報の項目を示す「属性情報項目」フィールド(f11)や、その属性情報の所定の項目内容を特定するための「項目内容」フィールド(f12)に加え、表示手段に表示するための楽曲情報を示す「対応楽曲情報」フィールド(f13)などからなる。
因みに、図5の(イ−1)では、「属性情報項目」フィールド(f11)には「出身校」が定められ、その「項目内容」フィールド(f12)には所定の学校名が定められており、この条件で対応する楽曲情報が「対応楽曲情報」フィールド(f13)に登録されている。同様に、(イ−2)では、「属性情報項目」フィールド(f11)には「出身校」が定められ、その「項目内容」フィールド(f12)には別の学校名が定められており、この条件で対応する別の楽曲情報が「対応楽曲情報」フィールド(f13)に登録されている。これと同様に、(ロ−1)や(ロ−2)では、「属性情報項目」フィールド(f11)には「好きなスポーツチーム」が定められ、それぞれの「項目内容」フィールド(f12)には、それぞれ別のスポーツチーム名が定められている。さらに、(ハ−1)や(ハ−2)では、「属性情報項目」フィールド(f11)には「勤め先」が定められ、それぞれの「項目内容」フィールド(f12)には、それぞれ別の企業名が定められている。
なお、本実施例では、カラオケホスト装置内に利用者別属性情報記録部を設け、このカラオケホスト装置にネットワーク通信接続された如何なるカラオケ演奏装置からへも当該情報を還元できるため、グローバルな顧客サービスができるが、本発明はこれに限定されず、この利用者別属性情報記録部を個々のカラオケ演奏装置に設けることで、個々のカラオケ演奏装置にて、スタンドアロン的に本カラオケシステムを稼働させることもできる。
次に、図6に示す、カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置の外観斜視図と、図7に示す、利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェイス表示画面と、図8に示す、属性対応楽曲情報の抽出表示条件の説明図と、図9に示す、属性情報対応楽曲情報の表示画面例図に基づき、本発明のカラオケシステムの仕組みと操作手順について詳述する。
図6の(イ)に示すように、本実施例のリモコン装置(R)の正面には、液晶ディスプレイ(LCD;Ra)とタッチセンサ(Rb)とを積層したタッチパネルを主体とした利用者インタフェイスが備えられ、GUI(Graphical
User Interface)環境を提供し、このGUI環境による対話を通じて楽曲索引データベース(図示省略)を検索し、その結果を表示出力させることで検索機能を実現している。また、図6の(ロ)に示すように、その背面の下方所定部にはLANポート(Rc)が設けられており、LAN接続ケーブルを介してカラオケ演奏装置に各種データが送信される。
次に、図7は、このリモコン装置(R)の利用者インタフェイスを利用した利用者別ログイン・ログアウト指示の表示画面である。この表示画面には、利用者別顔写真付きアイコン列(40)やカラオケシステムへのログインをするための「ログイン」アイコン(41)、ログアウトをするための「ログアウト」アイコン(42)などが設けられている。このリモコン装置を前述した専用架台に装着した状態で、先ず、「ログイン」アイコン(41)を選択した後、当該専用架台に付帯したIDカードの読み取り/書き込み装置(利用者ID識別手段)に自らのIDカードを装填することにより、これに紐付けされた利用者IDが識別されると同時にログインが識別される。
ログインが識別されると、カラオケホスト装置に予め登録された利用者の顔写真あるいは予め登録されていない場合、デジタルカメラ機能を使って撮影した利用者の顔写真を新たに登録して、順次、所定の利用者別顔写真付きアイコン(40a)を利用者毎に掲載された利用者識別用インタフェイスが作成される。したがって、本実施例では、この利用者別顔写真付きアイコン(40a)に表示されている利用者が、このカラオケ演奏装置にてログインしている利用者として見なされ、その利用者において、前述したログイン利用者記録部に記録されている利用者の所定の項目内容が予め設定された割合以上で共通している場合、当該項目内容に対応した楽曲情報を抽出し、当該カラオケ演奏装置が付帯する表示手段をもって、推薦楽曲として表示させる。
図8には、(イ)利用者A〜Eおよび(ロ)利用者F〜Hの各5名が、それぞれ所定のカラオケ演奏装置にてログインしている状態を示している。このシステムでは、楽曲情報の抽出条件として、共通している項目内容が80%以上の割合としており、先ず、図8の(イ)に示すように、利用者A〜Dの属性情報項目「出身校」の内容が「東京○○大学」で共通しており、利用者Eの属性情報項目「出身校」の内容が「埼玉△△大学」で他者と異なっているが、項目内容「東京○○大学」が条件80%の割合に達しているため、この場合は、当該項目内容に対応した楽曲情報が推薦楽曲として抽出され表示される。一方、(ロ)の場合では、利用者F〜Hの属性情報項目「出身校」の内容が「東京○○大学」で共通しているが、利用者Iと利用者Jの属性情報項目「出身校」の内容が、それぞれ「神奈川××大学」と「埼玉△△大学」で異なっており、最大割合でも項目内容「東京○○大学」が60%であるため、楽曲情報は抽出されず表示されない。なお、本実施例では、抽出条件を80%としたが、本発明はこれに限定されず、70%、90%、100%あるいは、もっと詳細な数字を設定しても構わない。ただし、本発明の目的を鑑み、50%以上が好ましい。
図9は、推薦楽曲としてカラオケ演奏装置が付帯するディスプレイに表示された属性対応楽曲情報の表示画面の一例を示すが、これは利用者による演奏予約前や楽曲と次の楽曲の演奏間など、適宜なタイミングで表示される。この表示画面は、抽出された利用者の共通項目内容と共に推薦表記(d1)と、利用者が選曲可能とするため、その楽曲の曲名、作詞者や作曲者などのアーティスト名に加え、楽曲を特定するための楽曲コードを含んだ楽曲情報(d2)が表示される。これにより、利用者は選曲を促されると共に当該楽曲を容易かつ効率的に選曲できる。
以上、詳述したように、本発明のカラオケシステムによれば、利用者の属性情報における所定の項目内容が予め設定された割合以上で共通している場合、当該項目内容に対応した楽曲情報を抽出し、これを推薦楽曲として表示することで、多数派を占める利用者にとって馴染み深い楽曲を容易かつ効率的に選曲できる。
本発明のカラオケシステムの全体構成図。 本発明のカラオケシステムを構成するカラオケ演奏装置のブロック構成図。 本発明のカラオケシステムを構成するカラオケホスト装置のブロック構成図。 利用者別属性情報管理テーブルの概念的構成図。 属性対応楽曲情報管理テーブルの概念的構成図。 カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置の外観斜視図。 利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェイス表示画面。 属性情報対応楽曲情報の抽出表示条件の説明図。 属性情報対応楽曲情報の表示画面例図。
符号の説明
1 カラオケシステム
2,31 中央制御手段
3,32 ハードディスク
15 楽曲情報抽出表示手段
16 ログインインタフェイス
17 利用者ID識別手段
21,34 属性対応楽曲情報登録部
22 ログイン利用者記録部
33 利用者別属性情報記録部
T1 利用者別属性情報管理テーブル
T2 属性対応楽曲情報管理テーブル
P カラオケ演奏装置
H カラオケホスト装置
R カラオケリモコン装置
d2 楽曲情報

Claims (1)

  1. 利用者ID毎にその属性情報を記録した利用者別属性情報記録部と、当該属性情報の所定の項目内容に対応した楽曲情報を登録した属性対応楽曲情報登録部と、利用者IDを特定してシステムへログインするための利用者ID識別手段と、所定のカラオケ演奏装置にてログインしている利用者を記録したログイン利用者記録部と、前記属性対応楽曲情報登録部から任意の楽曲情報を抽出し、適宜のタイミングで、これを当該カラオケ演奏装置が付帯する表示手段をもって表示させるための楽曲情報抽出表示手段と、これら機能手段を統括的に制御し管理するための中央制御手段と、を具備したシステムであって、
    前記楽曲情報抽出表示手段は、所定のカラオケ演奏装置にてログインしている利用者において、前記ログイン利用者記録部に記録されている利用者の所定の項目内容が予め設定された割合以上で共通している場合、当該項目内容に対応した楽曲情報を前記属性対応楽曲情報登録部から抽出し、当該カラオケ演奏装置が付帯する表示手段をもって表示させることを特徴とするカラオケシステム。
JP2004372497A 2004-12-24 2004-12-24 カラオケシステム Pending JP2006178246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004372497A JP2006178246A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 カラオケシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004372497A JP2006178246A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 カラオケシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006178246A true JP2006178246A (ja) 2006-07-06

Family

ID=36732410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004372497A Pending JP2006178246A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 カラオケシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006178246A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008250219A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Brother Ind Ltd カラオケネットワークシステム、カラオケサービス用リモコン端末
JP2012215617A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Brother Ind Ltd カラオケ装置及びカラオケプログラム
JP2015210343A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 株式会社第一興商 歌唱推奨楽曲報知システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008250219A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Brother Ind Ltd カラオケネットワークシステム、カラオケサービス用リモコン端末
JP2012215617A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Brother Ind Ltd カラオケ装置及びカラオケプログラム
JP2015210343A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 株式会社第一興商 歌唱推奨楽曲報知システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006277436A (ja) 飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステム
JP4382710B2 (ja) 利用者別楽曲別好適キー設定システム
JP4431507B2 (ja) カラオケシステム
JP2006337408A (ja) 利用者別履歴検索システム
JP4423235B2 (ja) 利用者別楽曲別好適キー設定システム
JP4390278B2 (ja) カラオケシステム
JP2006178247A (ja) カラオケシステム
JP4423212B2 (ja) カラオケシステム
JP4452643B2 (ja) カラオケシステム
JP4642691B2 (ja) カラオケ宴会に参加している複数の利用者の持ち歌を自動的にメドレー演奏するカラオケ装置
JP2006178246A (ja) カラオケシステム
JP4489732B2 (ja) カラオケ楽曲予約システム
JP4452642B2 (ja) カラオケシステム
JP2007171717A (ja) カラオケイベント情報表示システム
JP4423240B2 (ja) 利用者別楽曲別好適キー推奨システム
JP2007316370A (ja) グループメドレー作成システム
JP4423241B2 (ja) スポーツチーム関連楽曲推薦システム
JP4814613B2 (ja) 翻訳歌詞表示システム
JP2006154268A (ja) 飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステム
JP4423242B2 (ja) スポーツチーム楽曲情報表示システム
JP4404782B2 (ja) カラオケシステム
JP4814549B2 (ja) カラオケルーム飲食物注文システム
JP2006154275A (ja) カラオケシステム
JP4423234B2 (ja) 利用者別楽曲別好適キー推奨システム
JP4486041B2 (ja) カラオケイベント情報表示システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060326

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090929