JP2006154268A - 飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】接客員を必要とせず、個々の利用者毎に所望する飲食物を素早く効率的に注文できる飲食物注文システムと、さらに、当該システムを具備し、カラオケルームサービスに好適に対応できるカラオケシステムの提供。
【解決手段】利用者ID識別手段により利用者を特定し、注文されたメニューアイテムの履歴情報を、利用者ID毎に履歴情報記録部に記録して管理し、メニュー表示注文手段が、利用者ID毎の履歴情報記録部に、予め設定された所定回数以上および/または所定頻度以上注文したメニューアイテムが記録されている場合、これらを当該利用者の好みのメニューアイテムと判断し、識別可能に優先的に表示すると共に当該表示されたメニューアイテムを注文可能とするシステムの構築と、これを具備してなるカラオケシステムを構築した。
【選択図】図2

Description

本発明は、接客員を必要とせず、個々の利用者毎に所望する飲食物を効率良く注文できるシステムと、さらに、当該システムを具備し、カラオケルームサービスに好適に対応できるカラオケシステムに関する。
従来、全国的に普及しているファミリーレストランなどでも、利用者が所望する飲食物のメニューアイテムをメニュー表から選択し、直接、接客員に対して口頭にて注文しているのが一般的である。ただし、接客員を必要とせず、効率良く注文ができるシステムも、現在まで多々想到されている。例えば、特許文献1では、メニュー端末装置上の表示画面に飲食物の種類と個数の指定を入力する注文入力手段を備えた注文システムが開示されている。あるいは、特許文献2では、テーブル毎に設けられ、飲食物の内容および単価を表示し、飲食物とその数量を入力可能な電子メニューを備えた飲食物提供システムが開示されている。
また、近年、多数のカラオケルームを設置した通称「カラオケボックス」と呼ばれる店舗が多く見られるようになり、最近のカラオケルームでは、カラオケ演奏だけでなく飲食物のルームサービスも行われている。従来では、このような飲食物のルームサービスに関する技術も多々想到されており、例えば、特許文献3では、カラオケルームからの飲食物のルームサービスの注文を確実に管理し、また、精算時の正確性が確保でき、さらに、時刻や季節に応じてメニューの変更ができて、システム全体の拡張や変更を容易にする技術が開示されている。あるいは、特許文献4では、カラオケ利用者がディスプレイに表示される飲食物の画像を見ながら操作を行い、所望の飲食物を選択して発注し、その発注された飲食物の注文データを印刷した注文券を発行する技術が開示されている。
特開2002−133532号公報 特開2002−342847号公報 特開平10−293795号公報 特開平11−66155号公報
しかしながら、従来では、当然のことながら、老若男女を問わず不特定多数の利用者に対して、店舗が提供できる全てのメニューアイテムを表示したり、特に店舗が推奨する「おすすめ」メニューアイテムを表示したりするものであって、個々の利用者毎に好みのメニューアイテムを判断し、これらを識別可能に優先的に表示して、個々の利用者毎に所望する飲食物を素早く効率的に注文できるようなシステムは存在していなかった。
そこで、本発明は、接客員を必要とせず、個々の利用者毎に所望する飲食物を素早く効率的に注文できる飲食物注文システムと、さらに、当該システムを具備し、カラオケルームサービスに好適に対応できるカラオケシステムの提供を課題とする。
上記課題を鑑み、本発明者は、利用者ID識別手段により利用者を特定し、注文されたメニューアイテムの履歴情報を、利用者ID毎に履歴情報記録部に記録して管理し、メニュー表示注文手段が、利用者ID毎の履歴情報記録部に、予め設定された所定回数以上および/または所定頻度以上注文したメニューアイテムが記録されている場合に、これらを当該利用者の好みのメニューアイテムと判断し、識別可能に優先的に表示すると共に当該表示されたメニューアイテムを注文可能とするシステムの構築と、これを具備してなるカラオケシステム、好ましくは、カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置内にメニュー表示注文手段を組み込んだカラオケシステムを提供することで、上記課題を解決できることを見出し、本発明の飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステムを想到した。
すなわち、本発明の請求項1記載の飲食物注文システムは、利用者を特定するための利用者ID識別手段と、所定の飲食物のメニューアイテムを表示すると共に利用者IDを紐付けして当該表示されたメニューアイテムを注文可能とするメニュー表示注文手段と、注文されたメニューアイテムの履歴情報を、利用者ID毎に履歴情報記録部に記録して管理するための履歴情報管理手段と、これらの手段を統括的に制御するための中央制御手段を具備した、飲食物を注文するためのシステムであって、
前記メニュー表示注文手段が、利用者ID毎の前記履歴情報記録部に、予め設定された所定回数以上および/または所定頻度以上注文したメニューアイテムが記録されている場合、これらを識別可能に優先的に表示すると共に利用者IDを紐付けして当該表示されたメニューアイテムを注文可能としてなることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項2記載のカラオケシステムは、請求項1記載の飲食物注文システムを具備してなることを特徴とする。
そして、本発明の請求項3記載のカラオケシステムは、請求項2記載のカラオケシステムにおいて、メニュー表示注文手段が、カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置内に組み込まれてなることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の飲食物注文システムによれば、利用者ID毎に、その履歴情報記録部に記録されている所定回数および/または所定頻度以上の注文したメニューアイテムから、個々の利用者毎に好みのメニューアイテムを判断し、これらを識別可能に優先的に表示して注文できるようにしたことから、接客員を必要とせず、個々の利用者毎に所望する飲食物を素早く効率的に注文できるといった効果を奏する。
また、本発明の請求項2記載のカラオケシステムによれば、上記飲食物注文システムを具備しているため、カラオケを楽しみながら利用者が所望する飲食物を素早く効率的に注文でき、カラオケルームサービスに好適に対応できるといった効果を奏する。
そして、本発明の請求項3記載のカラオケシステムによれば、請求項2記載のカラオケシステムにおいて、メニュー表示注文手段が、カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置に組み込まれているため、利用者はカラオケ歌唱を阻害することなく、当該リモコン装置を手元に置いて飲食物を素早く効率的に注文できるといった効果を奏する。
以下、本発明の飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステムにつき、好適な実施例を挙げて説明するが、先ず、図1に示す、本発明の飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステムの全体構成図と、図2に示す、カラオケ演奏装置のブロック構成図と、図3に示す、カラオケホスト装置のブロック構成図に基づき詳述する。
図1に示すように、本実施例のカラオケシステム(1)は、主に、カラオケボックスの店舗内に設置された複数のカラオケルーム(K,K…)のそれぞれに備えられたカラオケ演奏装置(2,2…)と、これらと店舗内LAN上のルータから、ADSLやISDNといった通信回線(N)を介してインターネット(Ni)におけるカラオケ事業者が管理するVPN(Virtual Private Network)にて接続された、通信カラオケシステム用のカラオケホスト装置(3)からなる。各カラオケ演奏装置(2)は、ネットワークインタフェイスを介して店舗LANおよびVPNに接続してカラオケホスト装置(3)と交信する。例えば、当該ホスト装置(3)から送付されたカラオケデータを受け取ってカラオケデータベースの内容を変更したり、カラオケ演奏装置(2)側にて収集される稼働ログなどの各種情報を当該ホスト装置(3)に送信したりする。一方、カラオケホスト装置(3)は、各カラオケ演奏装置(2)に向けて新譜楽曲についてのカラオケデータ、台本データ、目次情報などを適時に配信したりする。
具体的には、本実施例では、店舗内に100BASE−T規格のEthernet(登録商標)によるLANが敷設されており、このLAN上の各カラオケ演奏装置(2)はルータを介してインターネット(Ni)上のVPNからカラオケホスト装置(3)に接続している。また、LAN上のコンピュータ間の通信にもTCP/IPが採用されており、ルータは、その内蔵するDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能によって、LANに接続されている各カラオケ演奏装置(2)にIPアドレスを割り当て、各演奏装置(2)のMAC(Media Access Control)アドレスとIPアドレスとを対応付けしたテーブルを作成して記憶している。
各カラオケ演奏装置(2)には、楽曲検索機能を備えたカラオケリモコン装置(R)が付帯されており、このリモコン装置(R)をもって、利用者は赤外線信号によりカラオケ演奏装置(2)に所望の演奏予約コマンドを送信する。本実施例のリモコン装置(R)はその内蔵2次電池に充電するための専用架台(C)を必要とするが、この専用架台(C)には、充電手段の他、利用者IDを識別し、当該利用者のログインを識別するための利用者ID識別手段が付帯されている。本実施例の利用者ID識別手段は、非接触のICモジュールを搭載したIDカードの読み取り/書き込み装置であり、カードIDに紐付けされた利用者IDを特定するものである。ただし、本発明はこれに限らず、例えば、ICモジュールを携帯電話に内蔵させたIC機能付き携帯電話や、近距離無線通信手段であるブルートゥース(blue tooth)機構を有する携帯電話、あるいは、パスワードの入力装置や指紋や声紋などの生体識別機能に依る機構の利用者ID識別手段を利用しても構わない。
そして、本実施例のカラオケシステム(1)は、外部の管理装置にも接続されている。具体的には、各カラオケルーム(K)のカラオケ演奏装置(2)は、ルームサービスのメニューアイテムを受注するための、厨房に設置された厨房受注管理装置(4)にも店舗内LANを介して接続されていると共に、さらに、この厨房受注管理装置(4)は、会計窓口にて、受注したメニューアイテムの会計処理を行うためのPOS管理装置(5)にも接続されている。
次に、図2に基づき、本実施例におけるカラオケ演奏装置(2)について説明する。カラオケ演奏装置(2)は、主に、本発明の飲食物注文システムを含め、カラオケシステム全体を統括的に制御する中央制御手段(10)とこれに接続された各種機器にて構成されている。すなわち、この中央制御手段(10)には、カラオケホスト装置との通信を制御するための通信制御手段(22)、カラオケリモコン装置の利用者インタフェイスからの操作信号を制御するための操作制御手段(23)、そして、本発明における履歴情報管理手段(25)などを内蔵して制御すると共に、ハードディスク(11)、RAM(12)、音源(14)、ミキサ(15)、サウンドシステム(16)、PCMデコーダ(17)、MPEGデコーダ(19)、合成回路(20)、利用者ID認識手段であるIDカード読み取り/書き込み装置(13)などが接続されている。
ここで、カラオケ演奏装置(2)の構成要素について少々詳述する。先ず、音源(14)は、中央制御手段(10)が実行するシーケンサ(24)における楽曲シーケンサの処理によって入力された演奏データに応じて楽音信号を形成する。形成された楽音信号はミキサ(15)に入力され、このミキサ(15)は、音源(14)が発生した複数の楽音信号やカラオケマイク(M)と、A/Dコンバータ(18)を介して入力された利用者の歌唱音声信号を適当なバランスでミキシングする。ミキシングされたデジタル音声信号はサウンドシステム(16)に入力される。このサウンドシステム(16)はパワーアンプを備え、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅し、スピーカ(S)から楽音と歌唱音声を放音する。
ハードディスク(11)に記録されている映像データ(28)は、MPEG形式にエンコードされており、中央制御手段(10)が実行する背景映像再生手段(図示省略)により再生処理を行い、これを読み出してMPEGデコーダ(19)に入力する。このMPEGデコーダ(19)は入力されたMPEGデータをNTSCの映像信号に変換して合成回路(20)に入力し、この合成回路(20)はこの背景映像の映像信号上に歌詞テロップや採点表示などのOSDを合成し、合成された映像信号は表示手段(D)に表示される。
シーケンサ(24)は楽曲コードで識別される演奏データをハードディスク(11)に記録されている楽曲コード(26)に紐付けされた演奏データ(27)を読み出す。このシーケンサ(24)は主に楽曲シーケンサおよび歌詞シーケンサからなっており、楽曲シーケンサは演奏データ中の演奏データトラック、ガイドメロディトラックなどのトラックデータを読み出し、このデータで音源(14)を制御することでカラオケ楽曲の演奏を行い、一方、歌詞シーケンサは文字パターン作成手段を備えており、演奏データ中の歌詞トラックのデータを読み出し、このデータに基づいて歌詞テロップの画像パターンを作成して、これを合成回路(20)に出力する。
そして、カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置(R)も多機能化が進み、実質的に携帯可能なハンドヘルド型あるいはパームトップ型のコンピュータと同等なハードウエアに、楽曲検索機能やデジタルカメラ機能やインターネットを介してデータ通信する機能などを備えた携帯型コンピュータに変貌し、LANを通じて店舗内のコンピュータと通信したり、インターネットを介した通信を行ったりすることも使用形態の一部となっている。そして、本実施例では、このリモコン装置(R)にメニュー表示注文手段(21)が組み込まれていると共に、所定のメニューアイテムデータ(M2)が記録されている。
このメニューアイテムデータ(M2)と同じデータであるメニューアイテムデータ(M1)が、先ず、ハードディスク(11)内に予め設定され、その修正・変更・追加の際には適宜、リモコン装置(R)内に転送される。このように構成することで、利用者はカラオケ歌唱を阻害することなく、リモコン装置(R)を手元に置いて飲食物を素早く効率的に注文できるのである。なお、本実施例ではメニューアイテムの記録部をリモコン装置内にも設けているが、本発明は、これに限定されず、これをハードディスク内のみに設け、必要時にハードディスクからダウンロードして表示するように構成しても、あるいは、外部装置からのダウンロードにより、リモコン装置内のみに設けても構わない。
以下、図5に示す、カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置の外観斜視図に基づき、このリモコン装置(R)について詳述する。図5の(イ)に示すように、その正面には液晶ディスプレイ(LCD;Ra)とタッチセンサ(Rb)とを積層したタッチパネルを主体とした利用者インタフェイスが備えられている。そして、内蔵するフラッシュメモリ(図示省略)にはカラオケ演奏装置に蓄積されているものと同様の目次情報の他、カラオケルームサービスに対応したメニューアイテムについての各種情報が蓄積されている。リモコン制御部(図示省略)にはCPUやRAM、ROM、ビデオRAMなどが含まれ、組み込まれているメニュー表示注文手段は、そのCPUによって制御され、所定の飲食物のメニューアイテムに関する画像情報や文字情報をビデオRAMにビットマップ展開し、そのビットマップデータに基づき、LCDドライバを駆動してタッチパネルに適宜なメニューアイテムを表示する。
そして、利用者が所望するメニューアイテムは、タッチセンサ(Rb)への入力によって注文されるが、このリモコン装置(R)を前述した専用架台に装着されていれば、図5の(ロ)に示すように、その背面の下方所定部にはLANポート(Rc)が設けられており、LAN接続ケーブルを介してカラオケ演奏装置に注文データが送信される。そして、このカラオケ演奏装置の中央制御手段は、厨房受注管理装置やカラオケホスト装置に、この注文データを転送するように制御する。なお、本実施例では、専用架台にLAN接続ケーブルを利用しているが、勿論、このような専用架台を利用せずに、リモコン装置(R)から無線LANをもって、カラオケ演奏装置に注文データを直接、送信しても構わない。
利用者が所望するメニューアイテムをタッチセンサ(Rb)への入力によって注文する際、本発明では、メニューアイテムを注文した利用者IDの識別が必要となる。図6は、利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェイス表示画面であり、カラオケリモコン装置の液晶ディスプレイとタッチセンサとを積層したタッチパネルの表示画面を示している。このタッチパネルが利用者別にログインとログアウトを指示するための利用者インタフェイスとなっており、この表示画面には、利用者別顔写真付きアイコン列(40)やカラオケシステムへのログインをするための「ログイン」アイコン(41)、ログアウトをするための「ログアウト」アイコン(42)などが設けられている。
このリモコン装置を前述した専用架台に装着した状態で、先ず、「ログイン」アイコン(41)を選択した後に、当該専用架台に付帯したIDカードの読み取り/書き込み装置(利用者ID識別手段)に自らのIDカードを装填することにより、これに紐付けされた利用者IDが識別されると、同時にログインが識別される。ログインが識別されると、カラオケホスト装置に予め登録された利用者の顔写真、あるいは予め登録されていない場合、デジタルカメラ機能を使って撮影した利用者の顔写真を新たに登録して、順次、所定の利用者別顔写真付きアイコン(40a)を利用者毎に掲載された利用者識別インタフェイスが作成される。
この利用者識別インタフェイスは、現在ではカラオケ楽曲の選曲を誰が行ったかを判断するために利用されているが、このインタフェイスは本発明でも適用でき、このインタフェイスを利用すれば、例えば、所望するメニューアイテムの注文の際、利用者は自らの顔写真付きアイコン(40a)を選択すれば、その注文が当該利用者によるものであると判断される。具体的には、ルームサービスの専用画面を表出させ、利用者は、先ず、自らの顔写真付きアイコン(40a)を選択した後にメニューアイテムを表示させ、表示されたメニューアイテムの中から所望するメニューアイテムを選択すれば、そのメニューアイテムを当該利用者が注文したものと判断される。
ここで、図2に戻り、本発明における履歴情報記録部について説明する。本実施例の履歴情報記録部(F1)は利用者ID記録部(28)と、各利用者IDに紐付けされた利用者別履歴情報管理テーブル(T1)からなり、カラオケ演奏装置(2)のハードディスク(11)内に設けられている。そして、任意の利用者が上記の手順に沿って、リモコン装置(R)に組み込まれたメニュー表示注文手段(21)がルームサービスの専用画面を表出させ、利用者IDが選択入力されると、中央制御手段(10)は、その利用者IDをもって、利用者ID毎の前記履歴情報記録部に、予め設定された所定回数以上および/または所定頻度以上注文したメニューアイテムが記録されている場合、これらを識別可能に優先的に表示すると共に利用者IDを紐付けして当該表示されたメニューアイテムを注文可能とするように制御する。そして、所望するメニューアイテムを注文すると、履歴情報管理手段(25)は、利用者IDが付帯された注文データを履歴情報記録部(F1)に、その利用者ID(29)を紐付けして、利用者別履歴情報管理テーブル(T1)に注文したメニューアイテムを記録する。
このように、本実施例では、この履歴情報記録部(F1)を各カラオケ演奏装置(2)内に備えるだけで、各カラオケ演奏装置のみが、それぞれ利用者が注文したメニューアイテムの履歴情報管理をするようなカラオケシステムを構成しているが、本発明では、カラオケホスト装置にて履歴情報を集中管理し、このカラオケホスト装置に接続された如何なるカラオケ演奏装置からも履歴情報を収集すると同時に、この履歴情報に基づき、接続された如何なるカラオケ演奏装置にても同様なサービスを利用者が受けられるように構成してもよい。
すなわち、図3に示すように、本実施例におけるカラオケホスト装置(3)は、カラオケ演奏装置と同様に、装置全体を統括的に制御する中央制御手段(31)や、各種情報を記録するためのハードディスク(32)などを具備し、各カラオケ演奏装置(2)から、適宜のタイミングにて、そのカラオケ演奏装置(2)の履歴情報記録部(F1)に記録された利用者IDが付帯された注文データが転送され、通信制御インタフェイス(30)を介して、ハードディスク(32)に設けられた履歴情報記憶部(F2)に利用者毎の履歴情報が管理される。そして、この履歴情報記憶部(F2)にも、カラオケ演奏装置(2)におけるのと同様に、利用者ID(29)を紐付けして、利用者別履歴情報管理テーブル(T2)に注文したメニューアイテムが記録されるが、この管理テーブル(T2)は、このホスト装置に接続された如何なるカラオケ演奏装置からも履歴情報を収集できるように構成されている。
以下、図4に示す、利用者別履歴情報管理テーブルの概念的構成図と、図7に示す、利用者別メニューアイテム表示画面例図に基づき、本発明についてさらに詳述する。
図4に示す、利用者別履歴情報管理テーブル(T)は、カラオケ演奏装置内に設けられた利用者別履歴情報管理テーブル(T1)あるいは、カラオケホスト装置内に設けられた利用者別履歴情報管理テーブル(T2)の概念的な構成を示すものである。このテーブル(T)は、利用者を特定するための「利用者ID」フィールド(f1)や、メニューアイテムを注文した日時を示す「注文日時」フィールド(f2)や、当該利用者に注文されたメニューアイテムを特定するための「メニューアイテムID」フィールド(f3)や、所定の注文日時を起点とする最新の注文日時までにおいて、当該メニューアイテムの注文回数の累計を示す「注文時累計数」フィールド(f4)や、最新の注文日時までにおいて、メニューアイテム全体の注文回数の累計から、メニューアイテムID毎の注文頻度を示す「注文時注文頻度」フィールド(f5)などから主に構成されている。
先ず、中央制御手段は、利用者の好みのメニューアイテムと判断できる条件として、例えば、所定回数10回以上かつ所定頻度70%以上といった予めの設定に基づき、利用者ID毎に、この条件に該当するメニューアイテムについて、例えば、回数の多い順に順位を決めた「順位」フィールド(f6)と、該当するメニューアイテムを特定するための「メニューアイテムID」フィールド(f7)からなる計算表(t)を擬製的に作成する。そして、中央制御手段は、この計算表(t)に基づき、設定条件に該当するメニューアイテムがあるいか否かを判断し、ない場合には、メニュー表示注文手段に対し、通常メニューを表示させると共に、利用者IDを紐付けして当該表示されたメニューアイテムを注文可能とさせるように制御し、ある場合には、利用者ID毎に該当するメニューアイテムを識別可能に優先的に表示させると共に、利用者IDを紐付けして当該表示されたメニューアイテムを注文可能とさせるように制御する。なお、本実施例では、所定回数および所定頻度以上を条件としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、所定回数または所定頻度以上を条件とさせ、何れかの条件を満たした場合に該当のメニューアイテムを識別可能に優先的に表示するように構成しても構わない。
図7は、メニューアイテムが識別可能に優先的に表示されたカラオケリモコン装置のタッチパネルの表示画面で、全体のメニュー画面(図示省略;次頁以降)に先立って先頭から優先的に表示すると共に、利用者ID表記(51)を付した「おすすめメニュー」という表題を設け、利用者毎の個人的なサービスを示して他のメニューと識別可能に構成している。この表示画面では、上記所定回数および/または所定頻度以上の注文したメニューアイテムについて、その名称(52,52…)や、その注文有無の選択アイコン(53,53…)が設けられ、利用者がメニューアイテムの「注文」アイコン(54)にて入力することで、所望する飲食物を素早く効率的に注文できる。
なお、上記実施例では、本発明の飲食物注文システムは、カラオケシステムに具備された例を挙げているが、本発明はこれに限定されず、例えば、全国的に普及しているファミリーレストランなどでも、テーブル毎に利用者ID識別手段を設け、上記実施例におけるカラオケシステムを除いたシステムにて、同様な仕組みにより適応できるものである。また、上記実施例では、カラオケシステムにおいて、メニュー表示注文手段を、カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置内に組み込ませていたが、本発明はこれに限定されず、メニュー表示注文手段を、カラオケ演奏装置本体に組み込み、その付帯する表示装置をもってメニューアイテムを表示させ、注文可能に構成しても構わない。
以上、詳述したように、本発明の飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステムによれば、利用者ID毎に履歴情報記録部に記録されている所定回数および/または所定頻度以上の注文したメニューアイテムから、個々の利用者毎に好みのメニューアイテムを判断し、これらを識別可能に優先的に表示して注文できるようにしたことから、接客員を必要とせず、個々の利用者毎に所望する飲食物を素早く効率的に注文でき、また、このシステムを具備したカラオケシステムを利用すれば、カラオケを楽しみながら利用者が所望する飲食物を素早く効率的に注文でき、カラオケルームサービスに好適に対応できる。
本発明の飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステムの全体構成図。 カラオケ演奏装置のブロック構成図。 カラオケホスト装置のブロック構成図。 利用者別履歴情報管理テーブルの概念的構成図。 カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置の外観斜視図。 利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェイス表示画面。 利用者別メニューアイテム表示画面例図。
符号の説明
1 カラオケシステム
2 カラオケ演奏装置
3 カラオケホスト装置
10,31 中央制御手段
11,32 ハードディスク
13 利用者ID識別手段
21 メニュー表示注文手段
25 履歴情報管理手段
29 利用者ID
M1,M2 メニューアイテムデータ
F1,F2 履歴情報記録部
T,T1,T2 利用者別履歴情報管理テーブル
R カラオケリモコン装置

Claims (3)

  1. 利用者を特定するための利用者ID識別手段と、所定の飲食物のメニューアイテムを表示すると共に利用者IDを紐付けして当該表示されたメニューアイテムを注文可能とするメニュー表示注文手段と、注文されたメニューアイテムの履歴情報を、利用者ID毎に履歴情報記録部に記録して管理するための履歴情報管理手段と、これらの手段を統括的に制御するための中央制御手段を具備した、飲食物を注文するためのシステムであって、
    前記メニュー表示注文手段が、利用者ID毎の前記履歴情報記録部に、予め設定された所定回数以上および/または所定頻度以上注文したメニューアイテムが記録されている場合、これらを識別可能に優先的に表示すると共に利用者IDを紐付けして当該表示されたメニューアイテムを注文可能としてなる飲食物注文システム。
  2. 請求項1記載の飲食物注文システムを具備してなるカラオケシステム。
  3. 前記メニュー表示注文手段が、カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置内に組み込まれてなる請求項2記載のカラオケシステム。
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