JP2003110722A - 通信回線を用いた遠隔操作システム - Google Patents

通信回線を用いた遠隔操作システム

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JP2003110722A
JP2003110722A JP2001302573A JP2001302573A JP2003110722A JP 2003110722 A JP2003110722 A JP 2003110722A JP 2001302573 A JP2001302573 A JP 2001302573A JP 2001302573 A JP2001302573 A JP 2001302573A JP 2003110722 A JP2003110722 A JP 2003110722A
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Masakazu Hoshikawa
正和 星川
Motoyasu Inagaki
元庸 稲垣
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SYSTEM PLAN BENEKKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠隔操作可能とされた制御対象を、該制御対象
に固有の専用のリモコン装置を必要とせず、個人の携帯
端末から遠隔操作できるようにするシステムの提供を課
題とする。 【解決手段】制御対象3及び携帯端末5と通信回線Nに
よってアクセス可能とされたサーバ2を有し、携帯端末
5は、制御対象3に所望の動作を実行させるための動作
指示信号S1をサーバ2に送信可能とされ、サーバ2
は、携帯端末5から送信された動作指示信号S1の受信
に呼応して、該動作指示信号S1に対応する動作を制御
対象3に実行させるための動作実行信号S2を制御対象
3に送信可能とされ、制御対象3は、動作実行信号S2
に応じた動作が可能とされるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を利用し
て、個人の携帯端末から制御対象を遠隔操作可能とする
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】カラオケ店では、カラオケシステムが備
えられたカラオケルームをユーザに貸し与え、ユーザが
希望するカラオケ楽曲の配信や、飲食物の提供などのサ
ービスを行なっている。従来のカラオケシステムは、デ
ィスプレイ、スピーカ、及び遠隔操作用の専用のリモコ
ン装置などを備える。ディスプレイには、カラオケ楽曲
の背景映像や歌詞が表示されると共に、楽曲の配信予約
(リクエスト)の指示画面や飲食物のオーダ画面が表示
されるようになっている。ユーザは、カラオケルームに
おいて、リモコン装置を操作し、ディスプレイに適当な
指示を与えることによって、曲目の検索やカラオケ楽曲
の配信予約、飲食物のオーダなどができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多人数でカ
ラオケを楽しむ場合は、同じリモコン装置を共同で使い
まわさなければならず、一人がリモコン装置を使用して
いるときには、他の者は、カラオケ楽曲の配信の予約や
飲食物のオーダができない。また、カラオケ店の店員
は、各カラオケルームに配されるリモコン装置の清掃や
電池交換、及びリモコン装置が紛失していないかどうか
の確認などをする必要があり、作業負担が多かった。こ
のような問題は、カラオケシステムに限らず、ホテル等
の客室における遠隔操作可能なテレビや照明器具につい
てもいえることである。本発明は、上述の問題に鑑みて
なされたものであり、遠隔操作可能とされた制御対象
を、該制御対象に固有の専用のリモコン装置を必要とせ
ず、個人の携帯端末から遠隔操作できるようにするシス
テムの提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するべ
く、本発明は、請求項1に記載のように、制御対象3及
び携帯端末5と通信回線Nによってアクセス可能とされ
たサーバ2を有し、前記携帯端末5は、前記制御対象3
に所望の動作を実行させるための動作指示信号S1を前
記サーバ2に送信可能とされ、前記サーバ2は、前記携
帯端末5から送信された前記動作指示信号S1の受信に
呼応して、該動作指示信号S1に対応する動作を前記制
御対象3に実行させるための動作実行信号S2を前記制
御対象3に送信可能とされ、前記制御対象3は、前記動
作実行信号S2に応じた動作が可能とされるように構成
される。
【0005】請求項1の発明によると、制御対象3を利
用するユーザは、自ら所有する携帯端末5から動作指示
信号S1をサーバ2に送信する。動作指示信号S1と
は、制御対象3に所望の動作を実行させるための指示を
与える信号である。サーバ2は、携帯端末5から送信さ
れた動作指示信号S1の受信に呼応して、動作実行信号
S2を前記制御対象3に送信する。動作実行信号S2と
は、動作指示信号S1に対応する動作を制御対象3に実
行させるための信号である。制御対象3は、動作実行信
号S2によって動作する。このように、ユーザは、自ら
所有する携帯端末5から制御対象3の遠隔操作ができる
ので、制御対象3を遠隔操作するに際し、制御対象3に
固有の専用のリモコン装置が必要とならない。
【0006】請求項2の発明では、前記携帯端末5は、
前記動作指示信号S1の送信の際に、該携帯端末5を特
定する携帯端末データS3を前記サーバ2に送信可能と
され、前記携帯端末データS3と、該携帯端末5のユー
ザが利用する制御対象3を特定する制御対象データS5
とを前記サーバ2に送信可能な端末装置42を更に有
し、前記サーバ2は、記憶部を備え、前記端末装置42
から前記携帯端末データS3及び前記制御対象データS
5が送信された場合に、該携帯端末データS3と該制御
対象データS5とを対応付けて前記記憶部に記憶し、前
記携帯端末5から携帯端末データS3が送信された場合
に、該携帯端末データS3に対応する制御対象データS
5を前記記憶部から読み出し、前記読み出した制御対象
データS5に対応する制御対象3に前記動作実行信号S
2を送信するように構成されてなる。
【0007】請求項2の発明によると、ユーザが携帯端
末5で動作指示信号S1をサーバ2に送信した際に、携
帯端末データS3も送信される。携帯端末データS3と
は、ユーザが持つ携帯端末5を特定するデータである。
一方、端末装置42からは、携帯端末データS3と制御
対象データS5とがサーバ2に送信される。制御対象デ
ータS5とは、携帯端末5のユーザが利用する制御対象
3を特定するデータである。サーバ2は、前記端末装置
42から前記携帯端末データS3及び前記制御対象デー
タS5が送信された場合に、該携帯端末データS3と該
制御対象データS5とを関連づけて記憶部に記憶する。
そして、携帯端末5から携帯端末データS3が送信され
た場合に、該携帯端末データS3に対応する制御対象デ
ータS5を記憶部から読み出す。次に、サーバ2は、読
み出した制御対象データS5に対応する制御対象3に動
作実行信号S2を送信する。これにより、制御対象が複
数存在する場合でも、ユーザが利用する特定の制御対象
3に動作実行信号S2が送信されるので、動作指示信号
S1によって該制御対象3が確実に動作する。
【0008】請求項3の発明では、前記携帯端末5は、
前記端末装置42に対する要求データS4を前記サーバ
2に送信可能とされ、前記サーバ2は、前記要求データ
S4を前記端末装置42に送信してなるように構成され
る。
【0009】請求項3の発明によると、端末装置42に
対する要求データS4が、携帯端末5から端末装置42
に送信されるので、端末装置42とユーザとの連絡を可
能とする手段として、専用のリモコン装置が必要となら
ない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施
形態である遠隔操作システム100の構成概要を示す図
である。図1に示すように、遠隔操作システム100
は、管理本部サーバ2、カラオケシステム3、フロント
システム4及び携帯端末5を備える。
【0011】管理本部サーバ2は、本遠隔操作システム
100を運営管理する運営管理業者MEに配される。カ
ラオケシステム3及びフロントシステム4は、上記運営
管理業者MEとの間で利用契約を結んだ各カラオケ店
(以下、契約カラオケ店と記す)KBに配される。より
詳しくは、カラオケシステム3は契約カラオケ店KBに
おける各カラオケルームKRに配され、フロントシステ
ム4は契約カラオケ店KBのフロントKFに配される。
携帯端末5は、契約カラオケ店KBを利用するユーザに
配される。
【0012】携帯端末5は、インターネットNに接続可
能な携帯電話やモバイルコンピュータであり、動作指示
信号S1を管理本部サーバ2に送信可能である。動作指
示信号S1とは、カラオケシステム3及びカラオケルー
ムKR内の設備機器に所望の動作を実行させるための指
示を与える信号である。例えば、演奏予約したカラオケ
楽曲の演奏開始、演奏中のカラオケ楽曲の中断、音量や
音質の調整、空調装置や照明装置の制御を指示する信号
である。また、携帯端末5は、動作指示信号S1の送信
の際に、該携帯端末5を特定する携帯端末データS3を
管理本部サーバ2に送信可能である。携帯端末データS
3とは、例えば携帯端末5の電話番号や電子メールアド
レスである。更に、携帯端末5は、フロントKFに対す
る要求データS4を管理本部サーバ2に送信可能であ
る。要求データS4とは、飲食物をオーダーするための
情報である。
【0013】フロントシステム4は、店サーバ41、フ
ロント端末42、プリンタ43及び中継機44を備え
る。店サーバ41は、インターネットNを介して管理本
部サーバ2にアクセス可能であり、遠隔操作システム1
00の動作に必要なアプリケーションプログラムが組み
込まれている。中継機44は、各カラオケルームKRの
カラオケシステム3の動作管理を行なう。フロント端末
42は、処理部及び記憶部を有し、携帯端末データS3
と制御対象データS5とを管理本部サーバ2に送信可能
である。制御対象データS5とは、携帯端末5を所有す
るユーザが利用するカラオケシステム3を特定するデー
タであり、本実施形態では、ユーザが利用するカラオケ
ルームKRの部屋番号を用いる。また、フロント端末4
2には、管理本部サーバ2から送信された、制御対象デ
ータS5と要求データS4とが関連づけされて表示可能
である。
【0014】カラオケシステム3は、客室端末31、通
信カラオケ装置34、モニタテレビ33及びスピーカ3
6を備える。客室端末31は発光部32,32’を備
え、通信カラオケ装置34は受光部35を備える。カラ
オケシステム3では、発光部32から出力された赤外光
等からなる数種類のパルス信号を、受光部35が受信す
ることにより、各パルス信号に応じた動作、例えば、演
奏予約したカラオケ楽曲の演奏開始、演奏中のカラオケ
楽曲の中断、音量や音質の調節などができるようになっ
ている。また、各カラオケルームKRには、発光部3
2’から出力されたパルス信号に応じて制御可能な空調
装置及び室内照明装置が備えられている。
【0015】管理本部サーバ2は、記憶部及び処理部を
有し、携帯端末5から送信された動作指示信号S1の受
信に呼応して、動作実行信号S2をカラオケシステム3
に送信可能である。動作実行信号S2とは、動作指示信
号S1に対応する動作を、カラオケシステム3及び各設
備機器に実行させるための信号である。動作実行信号S
2により、発光部32,32’は適当なパルス信号を出
力する。動作実行信号S2は、携帯端末5から送信され
た携帯端末データS3に関連づけられた制御対象データ
(部屋番号)S5に対応するカラオケシステム3に送信
される。
【0016】次に、図1から図6を参照して、遠隔操作
システム100の運用動作について説明する。図2は本
発明に係る遠隔操作システムの利用時に携帯端末5に表
示されるトップ画面TPを示す図、図3はカラオケ楽曲
制御画面D10を示す図、図4は設備機器調整画面D2
0を示す図、図5は飲食物オーダー画面D30を示す
図、図6は延長・退出画面D40を示す図である。
【0017】〔会員登録〕非会員のユーザは、契約カラ
オケ店KBのカラオケルームKRを利用する際に、フロ
ントKFにおいて会員登録をする。すなわち、身分証明
書などの提示とともに、所持する携帯端末5の電話番号
又は電子メールアドレスを店員に告げる。店員は、氏
名、電話番号又は電子メールアドレスなどのデータをフ
ロント端末42に入力し、該フロント端末42の記憶部
に記憶させる。氏名等の各データは、店員の操作により
フロント端末42から管理本部サーバ2に送信され、管
理本部サーバ2の記憶部にも記憶される。そして、非会
員のユーザに会員番号が付与され、会員証が渡される。
これにより、会員登録がされる。以降、会員登録がされ
たユーザを単にユーザと記す。会員番号は例えば10桁
程度の数字である。なお、会員番号から、携帯端末デー
タS3を割り出すことができる。この時点で、携帯端末
5には、遠隔操作システム100の動作に必要なアプリ
ケーションプログラムが、管理本部サーバ2からのダウ
ンロードによって組込み可能となり、ユーザは該アプリ
ケーションプログラムの組込みを行なう。これにより、
ユーザは遠隔操作システム100の利用が可能となる。
【0018】〔入室処理〕ユーザは、契約カラオケ店K
Bに入店した際、フロントKFで会員証を提示する。店
員は、その会員番号をキーボードの操作によってフロン
ト端末42に入力する。なお、会員番号をバーコードと
して会員証に設けておき、バーコードリーダで読取って
入力するようにしてもよい。フロント端末42の処理部
では、該フロント端末42の記憶部に記憶された会員番
号と、入力された会員番号とを比較してその一致に基づ
いて、会員であるか否かの認証を行なう。会員であるこ
とが認証された場合には、店員は、貸し与えるカラオケ
ルームKRの部屋番号S5をユーザに告げるとともに、
フロント端末42から、該契約カラオケ店KBの店番
号、貸し与えるカラオケルームKRの部屋番号S5、及
びユーザの会員番号を一括して管理本部サーバ2に送信
する。送信された各データは、管理本部サーバ2の記憶
部に記憶される。
【0019】〔カラオケルームにおける操作〕カラオケ
ルームKRに入ったユーザは、自分の携帯端末5で次の
ことができる。すなわち、曲名、歌手名、ジャンル等を
キーとしてのカラオケ楽曲の検索、カラオケ楽曲の演奏
予約、演奏予約のキャンセル、演奏の中断、演奏時にお
ける音量や音質のコントロール、照明装置や空調装置の
コントロール、飲食物のオーダー、利用時間の延長又は
短縮の意思表示、退室の意思表示などである。
【0020】これらは、ユーザが携帯端末5により管理
本部サーバ2へアクセスすることによって実現される。
ユーザが携帯端末5で管理本部サーバ2にアクセスする
と、携帯端末データS3が管理本部サーバ2に送信され
る。管理本部サーバ2は、アクセスのあった携帯端末5
に図2のようなトップ画面TPを送信する。トップ画面
TPには、カラオケ楽曲制御ボタンD1、設備機器調整
ボタンD2、飲食物オーダーボタンD3及び延長・退出
ボタンD4が設けられている。
【0021】カラオケ楽曲制御ボタンD1は、カラオケ
楽曲の検索、カラオケ楽曲の演奏予約、演奏予約のキャ
ンセル、演奏の中断、音量や音質のコントロールの指示
を可能とする画面を開くためのボタンである。ユーザが
携帯端末5でカラオケ楽曲制御ボタンD1を選択指定す
ると、携帯端末5の表示装置には、図3のようなカラオ
ケ楽曲制御画面D10が表示される。カラオケ楽曲制御
画面D10には、検索ボタンD11、中断ボタンD1
2、音量調整ボタンD13及び音質調整ボタンD14が
設けられる。
【0022】ユーザが検索ボタンD11を選択指定する
と、管理本部サーバ2は、カラオケ楽曲の一覧画面(図
示せず)を、アクセスのあった携帯電話5に送信する。
ユーザがカラオケ楽曲の一覧画面の中から歌いたい曲を
選択指定することにより、カラオケシステム3に該歌い
たい曲のカラオケ楽曲の演奏を指示するための信号が、
動作指示信号S1として管理本部サーバ2に送信され記
憶部に記憶される。ここで、入室処理において、フロン
ト端末42から管理本部サーバ2に、ユーザの会員番
号、契約カラオケ店KBの店番号、ユーザが利用するカ
ラオケ店KBのカラオケルームKRの部屋番号S5が送
信され記憶部に記憶されている。なお、会員番号と携帯
端末データS3とは対応付けされている。従って、携帯
端末データS3が特定されれば、ユーザが利用するカラ
オケ店KBのカラオケルームKRの部屋番号S5を割り
出すことが可能である。管理本部サーバ2の処理部で
は、ユーザが携帯端末5で管理本部サーバ2にアクセス
した際、送信された携帯端末データS3に基づいて、記
憶部からそのユーザが利用しているカラオケルームKR
の部屋番号S5を割り出す。
【0023】そして、ユーザが送信した動作指示信号S
1に応じたカラオケ楽曲をカラオケシステム3に演奏さ
せるための信号を、動作実行信号S2として店サーバ4
1に送信する。店サーバ41は、中継器44を介して、
ユーザが利用しているカラオケルームKRの客室端末3
1に動作実行信号S2を送信する。これにより、ユーザ
が指示したカラオケ楽曲を選択決定するように発光部3
2が動作し、ユーザが指示したカラオケ楽曲の演奏が始
まる。
【0024】また、ユーザが音量ボタンD13を調整す
ると、カラオケシステム3の音量を調整するための信号
が、動作指示信号S1として管理本部サーバ2に送信さ
れる。管理本部サーバ2は、ユーザが送信した動作指示
信号S1に応じた音量をカラオケシステム3に出力させ
るための信号を動作実行信号S2として店サーバ41に
送信する。店サーバ41は、中継機44を介して、ユー
ザが利用しているカラオケルームKRの客室端末31に
動作実行信号S2を送信する。これにより、ユーザが希
望する音量となるように発光部32が動作し、ユーザが
希望する音量でカラオケ楽曲が演奏される。同様なアル
ゴリズムで、音質ボタンD14及び中断ボタンD12の
操作により、通信カラオケ装置34の音質の調整、及び
演奏の中断を行なうことができる。このように、ユーザ
は自分の携帯端末5により、カラオケ楽曲の演奏の動作
指示ができる。つまり、カラオケ楽曲の演奏の動作指示
を遠隔操作で行なうに際し、カラオケシステム3を操作
するための専用のリモコン装置が必要とならない。
【0025】〔設備機器調整〕ユーザが携帯端末5で設
備機器調整ボタンD2を選択指定すると、管理本部サー
バ2は、その携帯電話5に図4のような設備機器調整画
面D20を送信する。設備機器調整画面D20には、エ
アコンの温度設定ボタンD21、風量設定ボタンD22
及び室内照明調整ボタンD23が設けられる。ユーザ
が、これらの各ボタンを所望の大きさに設定すると、各
設定値は動作指示信号S1として管理本部サーバ2に送
信される。管理本部サーバ2は、ユーザが調整したい設
備機器を所望の調整値にするような信号を動作実行信号
S2として店サーバ41に送信する。店サーバ41は、
中継機44を介して、ユーザが利用しているカラオケル
ームKRの客室端末31に動作実行信号S2を送信す
る。これにより、ユーザが希望する設定量とするように
発光部32’が動作し、ユーザが希望する設定量で設備
機器が動作する。このように、ユーザは自分の携帯端末
5により、各設備機器の調整を指示できる。つまり、設
備機器を遠隔操作で行なうに際し、設備機器を操作する
ための専用のリモコン装置が必要とならない。
【0026】〔飲食物のオーダー〕ユーザが携帯端末5
で飲食物オーダーボタンD3を選択指定すると、管理本
部サーバ2は、携帯端末5に図5のような飲食物オーダ
ー画面D30を送信する。飲食物オーダー画面D30に
は、契約カラオケ店KBでオーダーできる飲食物の一覧
が表示される。ユーザが、その中から所望の飲食物名を
選択指定して要求データS4として管理本部サーバ2に
送信すると、管理本部サーバ2は、その飲食物名及び部
屋番号S5を、店サーバ41に送信する。店サーバ41
は、その飲食物名及び部屋番号S5をフロント端末42
に送信する。これにより、飲食物名及び部屋番号S5
は、フロント端末42の表示装置に表示されると共に、
プリンタ43から印字出力される。店員はこれを見て、
オーダーされた飲食物を、オーダーのあった部屋番号S
5のカラオケルームに提供する。このように、ユーザは
自分の携帯端末5から、飲食物のオーダーができる。
【0027】〔延長・退室〕ユーザが携帯端末5で延長
・退出ボタンD4を選択指定すると、管理本部サーバ2
は、携帯端末5に図6のような延長・退出画面D40を
送信する。延長・退出画面D40には、カラオケルーム
の利用時間の延長時間入力欄D41、及び退出ボタンD
42が設けられる。ユーザによって入力された延長時
間、又は退出ボタンD42の選択指定は、要求データS
4として管理本部サーバ2に送信される。管理本部サー
バ2は要求データS4を、該要求データS4の送信のあ
った携帯端末5に対応するカラオケルームKRの部屋番
号S5と共に店サーバ41に送信する。店サーバ41
は、そのデータを、フロント端末42に送信する。これ
により、延長時間、又は退出の意思表示がフロント端末
42の表示装置に表示される。カラオケルームKRの利
用時間を延長した場合は現状を維持する。退出の場合
は、ユーザはフロントKFで清算を行なう。清算時に店
員は、フロント端末42からカラオケルームKRの使用
終了の入力を行ない、管理本部サーバ2に送信する。こ
れにより、管理本部サーバ2に通知されていたカラオケ
ルームKRの部屋番号S5と、ユーザの携帯端末5との
関連が解除される。その結果、その携帯端末5からは、
契約カラオケ店KBにおいて今までできていた操作はで
きなくなる。このように、ユーザは自分の携帯端末5か
ら、利用時間の延長及び退出の意志表示ができる。
【0028】図7は、本発明の他の実施形態である遠隔
操作システム200の構成概要を示す図である。なお、
遠隔操作システム200において、上述した遠隔操作シ
ステム100と同様な構成要素については、同一の符号
を付してある。図7に示すように、遠隔操作システム2
00は、遠隔操作システム100における中継機44及
び客室端末31に代えて、それぞれ集中管理センター4
4A及び客室端末31Aを備える。遠隔操作システム1
00では、カラオケ楽曲及び背景画像が、各カラオケル
ームKR毎の通信カラオケ装置34によってそれぞれス
ピーカ36及びモニタテレビ33に送られるのに対し
て、遠隔操作システム200では、カラオケ楽曲及び背
景画像が、集中管理センター44Aから各カラオケルー
ムのスピーカ36及びモニタテレビ33に配信される。
【0029】遠隔操作システム200では、遠隔操作シ
ステム100における動作実行信号S2に代えて動作実
行信号S2’が管理本部サーバ2から送信される。動作
実行信号S2’は、集中管理センター44Aに対して、
携帯端末5から管理本部サーバ2に送信された動作指示
信号S1に応じた動作を実行させるための信号である。
集中管理センター44Aは、ユーザが入ったカラオケル
ームKRのカラオケシステム3Aに対して、ユーザが送
信した動作指示信号S1に応じたカラオケ楽曲を配信し
たり、音量や音質の変更をしたりする。これにより、遠
隔操作システム200においても遠隔操作システム10
0と同様な効果を得ることができる。以上に述べた遠隔
操作システム100、200において、ユーザがカラオ
ケ店に出向く前に、カラオケ店との間で連絡をとり、店
外から来店手続きをし、店外から希望のカラオケ楽曲配
信の予約等ができるようにすることも可能である。
【0030】以上に述べた機能のほか、例えば残時間や
各種金額の表示、イベント通知(ポイント、割引情報、
キャンペーン情報など)の表示、Myベスト(お気に入
りの曲)の表示、既に演奏されたカラオケ楽曲の履歴の
表示(系列他店のでの利用情報も含まれる)などができ
るようにしてもよい。また、カラオケルームKRの利用
時間の短縮ができるようにしてもよい。その他、遠隔操
作システム100、200の全体又は各部の構成、携帯
端末5の表示内容などは、本発明の主旨に沿って適宜変
更できる。
【0031】
【発明の効果】本発明によると、個人の所有する携帯端
末から制御対象を遠隔操作できるので、制御対象を遠隔
操作するに際し、制御対象に固有の専用のリモコン装置
が必要とならない。したがって、制御対象のユーザが多
人数であっても、一つの制御対象に対して、リモコン装
置を使いまわすことなく各人が容易に動作指示を与える
ことができる。また、リモコン装置への保守管理が必要
とならないので、管理者の負担が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である遠隔操作システムの
構成概要を示す図である。
【図2】携帯端末に表示されるトップ画面を示す図であ
る。
【図3】カラオケ楽曲画面を示す図である。
【図4】設備機器調整画面を示す図である。
【図5】飲食物オーダー画面を示す図である。
【図6】延長・退出画面を示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態である遠隔操作システム
の構成概要を示す図である。
【符号の説明】
2…管理本部サーバ(サーバ)、3…カラオケシステム
(制御対象)、5…携帯端末、42…フロント端末(端
末装置)、100…遠隔操作システム、200…遠隔操
作システム、N…インターネット(通信回線)、S1…
動作指示信号、S2…動作実行信号、S2’…動作実行
信号、S3…携帯端末データ、S4…要求データ、S5
…部屋番号(制御対象データ)
フロントページの続き (72)発明者 稲垣 元庸 大阪府大阪市浪速区日本橋5−5−4 甲 南エステートビル5階 有限会社システム プラン内 Fターム(参考) 5D108 BH10 5K048 BA02 BA13 5K101 KK11 LL12 MM07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象及び携帯端末と通信回線によっ
    てアクセス可能とされたサーバを有し、 前記携帯端末は、前記制御対象に所望の動作を実行させ
    るための動作指示信号を前記サーバに送信可能とされ、 前記サーバは、前記携帯端末から送信された前記動作指
    示信号の受信に呼応して、該動作指示信号に対応する動
    作を前記制御対象に実行させるための動作実行信号を前
    記制御対象に送信可能とされ、 前記制御対象は、前記動作実行信号に応じた動作が可能
    とされるように構成されることを特徴とする通信回線を
    用いた遠隔操作システム。
  2. 【請求項2】 前記携帯端末は、前記動作指示信号の送
    信の際に、該携帯端末を特定する携帯端末データを前記
    サーバに送信可能とされ、 前記携帯端末データと、該携帯端末のユーザが利用する
    制御対象を特定する制御対象データとを前記サーバに送
    信可能な端末装置を更に有し、 前記サーバは、 記憶部を備え、 前記端末装置から前記携帯端末データ及び前記制御対象
    データが送信された場合に、該携帯端末データと該制御
    対象データとを対応付けて前記記憶部に記憶し、 前記携帯端末から携帯端末データが送信された場合に、
    該携帯端末データに対応する制御対象データを前記記憶
    部から読み出し、 前記読み出した制御対象データに対応する制御対象に前
    記動作実行信号を送信するように構成されてなる、請求
    項1に記載の通信回線を用いた遠隔操作システム。
  3. 【請求項3】 前記携帯端末は、前記端末装置に対する
    要求データを前記サーバに送信可能とされ、 前記サーバは、前記要求データを前記端末装置に送信す
    るように構成されてなる、請求項2に記載の通信回線を
    用いた遠隔操作システム。
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