JP2005237556A - 内視鏡の湾曲部 - Google Patents

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Abstract

【課題】 細径化を図り、患者の苦痛を低減できるようにする。
【解決手段】 内視鏡の先端硬質部1の後方に連続して形成される湾曲部2であって、湾曲部2の外皮を構成し可撓性を有する筒状のアングルゴム4の長手方向に沿ってワイヤー6を取付け、このワイヤー6を操作部のノブで操作してアングルゴム4を湾曲させるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内視鏡の湾曲部に関するものである。
一般的な内視鏡の湾曲部は、観察用レンズなどを備えた先端硬質部の後方に連続して形成され、この湾曲部を構成する複数の節輪同士を回動自在に連結し、節輪をワイヤーで操作することにより湾曲部を湾曲させていた。この節輪外周には金属の細線を筒状に編んだもの(アングルネット)をかぶせ、さらにその上にアングルゴムを被覆していた。そして、節輪(湾曲部材)の替りに超弾性合金を使用したものも知られている(特許文献1参照)。
上述したような内視鏡は、胃などに挿入される口径の太いものであり、血管、胆管、膵管、尿管などに挿入するための極細径内視鏡の湾曲部には適用が困難なものであった。
特開昭58−159719号公報(第2頁、第2図)
上述した節輪などの湾曲部材やアングルネットを使用すると、体腔内へ挿入される湾曲部の太さを細くすること、例えば6〜7mm以下とすることはきわめて困難となり、血管などの挿入用としては、患者が苦痛を感じ、不適当なものであった。
そこで、本発明は、細径化を図り、患者の苦痛を低減することのできる内視鏡の湾曲部を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、内視鏡の先端硬質部の後方に連続して形成される湾曲部であって、湾曲部の外皮を構成し可撓性を有する筒状のアングルゴムの長手方向に沿ってワイヤーを取付け、このワイヤーを操作部のノブで操作してアングルゴムを湾曲させるものである。
本発明によれば、内視鏡の先端硬質部の後方に連続して形成される湾曲部であって、湾曲部の外皮を構成し可撓性を有する筒状のアングルゴムの長手方向に沿ってワイヤーを取付け、このワイヤーを操作部のノブで操作してアングルゴムを湾曲させるようにしたので、アングルゴムの内部に従来使用していた湾曲部材やアングルネットが不要となり、細径化を図ることができ、挿入に伴う患者の苦痛を低減することができる。
以下に、この発明の実施形態を図面を参照にして説明する。
図1に示す上半分を断面にした図では、内視鏡の先端硬質部1の後方に連続して湾曲部2を形成してあり、湾曲部2の後方には連続して蛇管部3を形成してある。この蛇管部3には図示しないが操作部と接眼部が連続して設けられている。先端硬質部1内には観察用レンズ及び照明用窓などが形成してある。前記湾曲部2の外皮は、可撓性を有する筒状のアングルゴム4で構成してある。このアングルゴム4は、天然ゴムや合成ゴムなどにより形成されている。このアングルゴム4の内周面には、長手方向に沿って、所定間隔をおいて、複数のワイヤー案内部5を同一素材で形成してある。そして、これら複数のワイヤー案内部5にワイヤー6を挿通し、先端側のワイヤー案内部5にこのワイヤー6の先端を固定し、ワイヤー6の基端側は図示しない操作部のノブに取付けである。そして、操作部のノブを操作することによりワイヤー6を引いたり戻したりしてアングルゴム4を湾曲させることができるように構成してある。ワイヤー6が固定されないワイヤー案内部5に対してワイヤー6が挿入され、通過、移動できるようになっている。
図2は図1のA−A線断面を示し、この実施形態においてはアングルゴム4の内周面4A内で少なくとも対向する長手方向の2つの列にワイヤー案内部5を形成してある。場合によっては3列ないしは4列のワイヤー案内部5を形成することもできる。図2に示すように上下2列にワイヤー案内部5を形成し、これらのワイヤー案内部5に2本のワイヤー6を挿通したとき、アングルゴム4の内周面4A内の空間は比較的広くすることができ、この空間に光学繊維束を配設したり、流体給排通路を形成したりすることができる。このアングルゴム4の外径は7mm以下が好ましく、より好ましくは3〜5mmの範囲内であって、アングルゴム4の肉厚を外径の1%以内とすることが好ましい。
図3は、アングルゴム4の肉厚をワイヤー6の太さよりも厚くし、ワイヤー6をアングルゴム4の肉厚内に挿入した実施例を示すものであり、ワイヤー6の先端側はアングルゴム4の先端側で固定されており、それ以外の個所においてワイヤー6はアングルゴム4内を移動するようになっている。このような実施形態の場合、複数に分断されたワイヤー案内部5の替りにこのワイヤー6を挿通する個所の肉厚のみを厚くしてワイヤー6を挿通しておくこともできる。すなわち、図1において複数のワイヤー案内部5が一体となったゴムの突条を形成し、この突条の内部にトンネルが形成された状態となる。ワイヤー6の先端側の固定は、図4に示すように、ワイヤー6が挿通される個所のアングルゴム4の厚さを他の部分よりも厚くし、この厚み部分の先端に固定してある。
図5の実施形態では、ワイヤー案内部5をアングルゴム4の外周に形成した例を示し、図1に示すように複数のワイヤー案内部5であってもよいし、図4に示すようにワイヤー6が挿通される個所だけのアングルゴム4の部分の肉厚を厚くしてもよい。
アングルゴム4としては、その用途によって材質を変えることができるが、体腔内へ挿入するためフッ素樹脂やシリコン樹脂が好適に使用される。また、先端硬質部1を一方向にだけ湾曲させるだけであるならば、ワイヤー6を1本だけアングルゴム4に挿通したものであってもよい。また、図1や図4及び図5に示すワイヤー案内部5に長手方向に沿ったスリットを形成しておいて、このスリットを拡開してワイヤー6を挿通するようにすることもできる。
図6は、アングルゴム4の製造例を説明する図であり、ゴムプレート40にワイヤー案内部5を一体に成形しておき、その後にゴムプレート40を丸めて両側を接着してアングルゴム4にする。
図7及び図8は、別の製造法を示し、円筒状のアングルゴム4に複数の窓41を形成しておき、これらの窓41にワイヤー案内部5を備えたピース50を貼り付けるようにしたものである。
この発明の好適な実施形態を示す上半分を断面にした側面図。 図1のA−A線断面図。 他の実施形態を示す断面図。 図3の先端部側を示す側断面図。 さらに他の実施形態を示す断面図。 アングルゴムの製造例を説明する図。 アングルゴムとワイヤー案内部とを別個に製造する例を説明する図。 図7の製造法により製造されたものの断面図。
符号の説明
1 先端硬質部
2 湾曲部
4 アングルゴム
4A アングルゴムの内周面
5 ワイヤー案内部
6 ワイヤー

Claims (5)

  1. 内視鏡の先端硬質部の後方に連続して形成される湾曲部であって、
    湾曲部の外皮を構成し可撓性を有する筒状のアングルゴムの長手方向に沿ってワイヤーを取付け、
    このワイヤーを操作部のノブで操作してアングルゴムを湾曲させることを特徴とする内視鏡の湾曲部。
  2. 前記アングルゴムの内周面の長手方向に沿ってワイヤー案内部を複数形成し、最先端のワイヤー案内部にワイヤーを固定し、その他のワイヤー案内部ではワイヤーの通過、移動を可能としたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡の湾曲部。
  3. 前記ワイヤー案内部はアングルゴムの内周面内で少なくとも長手方向の2つの列に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡の湾曲部。
  4. 前記アングルゴムの外周面の長手方向に沿ってワイヤー案内部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡の湾曲部。
  5. 前記アングルゴムの外径を3mm〜5mmの範囲内、肉厚を外径の1%以内としたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の内視鏡の湾曲部。
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