JP2005236801A - 水晶発振器、発振方法及びヒータ - Google Patents

水晶発振器、発振方法及びヒータ Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、水晶振動子の2つの振動モードによる発振信号と同時に且つ安定的に発振することが可能な水晶発振器を提供することを課題とする。
【解決手段】 水晶振動子Xtalの出力をB、Cモード側それぞれ2つの水晶共振子F11,F12及びF21,F22に入力する。そして、これらの出力をトランジスタTr11、Tr12及びTr21、Tr22によって位相結合する。これにより、周波数変動に対して安定した位相と利得を持つ信号が得られるので安定した発振を行なえる。またビート信号を用いて温度補償制御を行ない、また水晶振動子Xtalをその端子から過熱する。
【選択図】 図1


Description

本発明は、水晶振動子を用いた発振器に関し、更に詳しくは水晶振動子の異なる振動モードの信号を複数同時に発振させることが出来る水晶発振器に関する。
発振器に用いられる水晶振動子は、主振動のほかに副振動を生じるが、一般的には、主振動のみの利用を目的とし、副振動は極力抑制して主振動を損なわないようにする必要がある。しかし、このような副振動の信号を抽出し、これを温度補償等の制御に用いることが提案されている。
例えばSCカットやITカットの水晶振動子は、主振動の振動モード(Cモード)の共振周波数の高域側約9%の周波数の副振動(Bモード)を生じることが知られている。そしてBモードの信号は、温度変化に対して周波数が直線的に変化するので、このBモードの共振周波数の変化を利用して温度補償を行ない、Cモードの発振周波数を安定化することが特許文献1などで提案されている。
図12は、特許文献1に示されている水晶発振器の回路ブロック図である。
同図の発振器では、帰還信号をアンプ123で増幅したのちSCカットの水晶振動子101に入力し、水晶振動子121からの出力を2つのフィルタ122a、122bを用いてBモードの信号とCモードの信号を出力させている。
特許文献1のような発振器は、水晶振動子を構成する水晶片そのものの温度をBモードの信号の周波数から極めて正確に検出することが出来るので、水晶振動子近傍に設けた温度センサからの値を用いる場合に比して、より正確な温度補償を行なうことができる。
また特許文献2や特許文献3にはATカットの水晶振動子を用いた発振器において、水晶振動子から出力される、ATカットの厚み滑り振動モードと輪郭振動モードの2つの異なる振動モードによる信号を同時に発振させている。
米国特許第4079280号明細書(Fig.1) 米国特許第4525647号明細書(Fig.5) 米国特許第4872765号明細書(Fig.1)
水晶振動子の異なる振動モードの信号を複数同時に発振させる方法は、上記した文献等で公開されている。しかし各文献には、同時発振を実現する為の具体的な回路の構成は示されていない。例えば、特許文献1の構成の場合、図12に示すようにB、Cモードの信号出力が独立的に取り出されるように記載されているが、これらは共通出力である為、実際には同図のBモードとCモードの出力及び帰還信号は同じ信号、すなわちBモードとCモードの信号が混在した信号が出ている。そして、BモードとCモードの信号を独立的に取り出すためには、この共通出力に対して何らかの方法で処理を行ない両者を分離しなければならないが、その点については全く開示が無い。
また特許文献2についても、水晶振動子が、厚み滑り振動用と、輪郭振動用に独立した構成端子を持ち、4つの入出力端子を持つ構成として記述されているが、実際には、このような水晶振動子は存在しない。
また、1つの水晶振動子から2つの振動モードの信号の同時発振を試みると、電源電圧や周囲温度の変動によって、どちらか一方の信号のみしか発振しなくなるシーソ現象が生じる。2つのモードの信号が同時に発振する電源電圧や周囲温度の範囲は非常に狭く、温度や電圧が変動してこの範囲を逸脱すると、どちらか一方のみの発振となったり両方とも発振しなくなってしまう。特に電源投入と同時に確実に同時発振させるには、極めて困難な微調整が必要となる。しかし、上記した各特許文献には、このシーソ現象の発生を軽減する為の手段については全く開示が無く、これらから、2つの発振モードの信号を確実に同時発振し、その状態を安定的に維持するのは困難を要する。
また水晶発振器の温度補償は、水晶振動子の発振周波数を安定させる為、水晶振動子近傍にヒータを設け、これを水晶振動子及び発振回路に熱的に接続して、これを高い周囲温度で一定に保っている。
このヒータの形状は、水晶振動子の外周を取り巻くリム式のものや、発振回路部分全てを金属パッケージで覆い、パッケージの外周にヒータ線を巻き付ける熱筒式等のものが用いられている。しかしこれらの方式のヒータの場合、ヒータから高真空に保たれた水晶振動子内部の水晶片までの熱抵抗は大きいので、熱効率が低く、また長期に渡る安定性に欠けている。又、組み立てが複雑になり、コストの面でも不利となる。
本発明は、水晶振動子の2つの振動モードによる発振信号を同時に且つ安定的に発振することが可能な水晶発振器を提供することを課題とする。
また熱効率の良く、精度の高い制御が可能な温度補償を実現する水晶発振器を提供することを課題とする。
本発明は、水晶振動子の複数の発振モードによる発振信号を同時発振する水晶発振器を前提とし、上記問題点を解決する為、第1の共振子、第2の共振子、第1の位相合成手段、第3の共振子、第4の共振子及び第2の位相合成手段を備える。
前記水晶振動子からの出力を、前記複数の発振モードの1つである第1の発振モードの周波数の両側の共振周波数を持つ第1の共振子と第2の共振子を通過させる。第1の発振モードの位相合成手段は、前記第1の共振子の出力信号と前記第2の共振子の出力信号を位相合成する。
前記水晶振動子からの出力を、前記複数の発振モードの1つである第2の発振モードの周波数の両側の共振周波数を持つ第3の共振子と第4の共振子を通過させる。第2の発振モードの位相合成手段は、前記第3の共振子の出力信号と前記第4の共振子の出力信号を位相合成する。
この構成により、第1の位相合成手段及び第2の位相合成手段によって位相合成された信号は、周波数振動に対して安定した利得と位相を持つので、第1の発振モードによる発振信号及び第2の発振モードによる発振信号を、共に安定して発振することが出来る。
また前記第1の位相合成手段及び第2の位相合成手段は、例えば差動増幅器によって実現する構成とすることが出来る。これにより、温度変化に対する不安定性を避ける事が出来、また長期安定性が得られる。
前記第1の共振子、第2の共振子、第3の共振子及び第4の共振子は、前記水晶振動子と直接接続する構成とすることが出来る。
これにより、各振動モード用の構成が、能動的な回路によって互いに干渉するのを軽減することが出来る。
更に前記水晶振動子は、SCカット若しくはITカットの水晶振動子であり、前記第1の振動モードはCモード、前記第2の振動モードはBモードである構成とすることが出来る。
この構成により、Bモードの発振信号を用いて温度補償の制御を実現することが出来る。
また前記Bモードの発振信号と前記Cモードの発振信号のビート信号を前記水晶振動子に対する温度情報として抽出するビート信号抽出手段を更に備える構成とすることにより、前記ビート信号を得るためのミキサを新たに設ける必要がない。
また前記Bモードの発振信号の振動周波数とCモードの発振信号のビート信号の振動周波数を示す値を、前記Cモードの発振信号の振動周波数を基準として求め、当該ビート信号の振動周波数を示す値の変化が小さいとき、該ビート信号の振動周波数を示す値に基づいた温度補償制御を行ない、当該ビート信号の振動周波数を示す値の変化が大きいとき、該ビート信号の振動周波数を示す値及び第1の規定値に基づいた温度補償制御を行なう温度補償制御手段を更に備える構成とすることが出来る。
この構成により、精度の高い温度補償の制御を実現することが出来る。
また、このとき前記温度補償制御手段は、前記ビート信号の振動周波数を示す値が第1の温度未満であることを示すとき第2の規定値に基づいて前記温度補償制御を行ない、前記ビート信号の振動周波数を示す値が前記第1の温度より高い第2の温度以上であることを示すとき第3の規定値に基づいて前記温度補償制御を行なう構成とすることが出来る。
或いは、前記水晶振動子近傍が第1の温度未満であるかどうかを検知する第1の温度検知手段と、前記水晶振動子近傍が前記第1の温度より高い第2の温度以上であるかどうかを検知する第2の温度検知手段とを更に備え、前記温度補償制御手段は、前記第1の温度検知手段が前記水晶振動子近傍が第1の温度未満であることを検知したとき、第2の規定値に基づいて前記温度補償制御を行ない、前記第2の温度検知手段が前記水晶振動子近傍が第2の温度以上であることを検知したとき、第3の規定値に基づいて前記温度補償制御を行なう構成とすることが出来る。
この構成の場合、分解能の細かい温度補償制御を行なうことが出来る。
更に前記水晶振動子の端子を備える部位に設けられ、当該水晶振動子を前記端子から加熱するヒータ手段を更に備える構成とすることが出来る。
この構成により、熱効率の良い水晶振動子の過熱を行なうことが出来る。
また本発明は、水晶発振器による発振方法や、水晶発振器で用いられるヒータもその範囲に含む。
本発明によれば、電源電圧の変動や温度の変化に対しても2つの振動モードによる発振信号と同時に且つ安定的に発振することが出来る。
また熱効率の良く、精度の高い制御が可能な温度補償を実現する。
したがって、非常に精度の高い周波数信号を出力することが出来る。
以下に本発明における発振器の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚以下の例ではSCカット若しくはITカットの水晶振動子を用いた構成において、Cモードの信号とBモードの信号を同時発振させ、またBモードの出力信号を用いて温度補償を行なって周波数精度の高いCモード信号を出力させる構成を例として挙げているが、本発明における水晶発振器は、SCカットやITカットの水晶振動子を用いたものに限定されるものはなく、例えばATカットの水晶振動子を用いた場合の基本波と3倍波の信号等、他のカットの水晶振動子を用いた発振器において複数の振動モードの信号を同時に発振させる発振器全般に適用することが出来る。
図1に、本実施形態における水晶発振器の概略ブロック図を示す。
本実施形態における水晶発振器は、発振回路部1及び温度補償部2を有し、発振回路部1から発振されるCモードの出力信号(以下Cモード信号)、及びBモードの出力信号(以下Bモード信号)とCモードの出力信号とのビート信号(以下C/Bモードビート信号)に基づいて(後述するように発振回路部1が温度スイッチを備えている場合には、温度スイッチからの出力をも考慮する)ヒータ部3を制御して、発振回路部1内の水晶振動子及び発振回路部1を構成する各素子の温度をコントロールする。
図2は発振回路部1の構成例を示す図である。
本実施形態の水晶発振器では、SCカット若しくはITカットの水晶振動子Xtalを通過する信号成分を、増幅器等の能動素子を間に挟まず、水晶振動子に直接接続して入力している。これによって、Bモード信号用の回路とCモード信号用の回路が、能動的な回路によって互いに干渉するのを軽減することが出来る。発振回路の帰還ループの入力端が能動素子を含む構成となっていると、一方の発振モードの信号入力を増大させていくと、他方のモードの信号出力レベルが低下してしまい、安定した発振を維持出来ないが、図2の発振回路部1では、水晶振動子Xtalの出力と水晶振動子を直接接続することにより、一方のモードの信号入力を増大させても他方のモードの信号出力レベルは一定の値を維持することが出来る。
またBモード、Cモードそれぞれに2つづつ水晶共振子を設け、これらの2つの水晶共振子からの出力信号の位相合成を行なうことにより、周波数が変動しても安定した位相やゲインが得られるので、温度や電源電圧が変動してもシーソ現象を起こさず、起動時から安定して2つの信号を出力できる。
図2では、上段がCモードによる発振側の回路、下段がBモードによる発振側の回路の構成を示しており、上段の回路によって発振したCモード信号を発振信号として出力すると共に、Cモード信号と下段の回路によって発振したBモード信号を抵抗R1によって疎結合して、増幅器A1で増幅した後、ローパスフィルタLPF1で信号内に残っているB、Cモード信号等の高周波の信号を除去した後、C/Bモードビート信号を温度補償部2に出力する。
図2のCモード側の構成は、水晶振動子Xtalの出力が並列に水晶共振子F11、F12に接続され、水晶共振子F11、F12の出力は、入力抵抗R101、R102及びコンデンサC102、C103を介してトランジスタTR11、Tr12のベースに接続されている。そしてトランジスタTr11とTr12のエミッタが接続されると共に抵抗R108を介して接地され、トランジスタTr11のコレクタは抵抗R107を介して電源DC+に、エミッタはトランジスタTr12のコレクタに接続される。そしてトランジスタTr12のコレクタはコンデンサC105を介して反転増幅器A11の入力に接続され、反転増幅器A11の出力は、非反転増幅器A12に入力されると共に、コンデンサC106を介してCモード信号として出力される。そして非反転増幅器A12の出力は、コンデンサC117及び抵抗R112を介して抵抗R1に接続されると共に、コンデンサC1を介して水晶振動子Xtalに接続される。
尚抵抗R103、R104、R107はトランジスタTr11の、抵抗R105、R106、R109はトランジスタTr12の、抵抗R108はトランジスタTr11、Tr12両方にバイアスをかける為のバイアス抵抗である。また抵抗R201はトランジスタTr11の、抵抗R202はトランジスタTr12の入力抵抗である。またコンデンサC102、C103、C105、C106及びC107は、直流分を阻止して交流分のみを入力する為の結合コンデンサであり、コンデンサC101、C104及びC108は、電源用バイパスコンデンサである。
このような構成において、水晶振動子Xtalからの信号は、水晶共振子F1、F2を通過してフィルタリングされ、この出力は2つのトランジスタTr11、トランジスタ12によって構成される差動アンプによって位相合成され、その信号は発振条件の1つである帰還信号が元の信号と同位相であることを満たす為、反転増幅器A11によって位相を180度ずらされると共に増幅されている。そしてこの反転増幅器A11の出力からコンデンサC106によって直流成分を除去したものをCモード信号として発振回路部1外部に出力している。また反転増幅器A11の出力は、非反転増幅器A12によって上記したCモード信号と分離されてコンデンサC107及び抵抗R112を介して抵抗R1に入力され、下段の回路によるBモード信号と疎結合されてC/Bモードビート信号が生成されている。
また下段のBモード側の構成は、Cモード側の構成とほぼ同じになっており、水晶共振子F21及びF22がCモード側の水晶共振子F11及びF12に、トランジスタTr11及びTr12がCモード側のトランジスタTr21及びTr22に、増幅器A21及びA22がCモード側の増幅器A11及びA12に、バイアス抵抗R203〜R209がCモード側のバイアス抵抗R103〜R109に、抵抗R210〜R212がCモード側の抵抗R110〜R112に、結合コンデンサC202、C203、C205及びC206がCモード側のC102、C103、C105及びC107に、及び電源用バイパスコンデンサC201、C204及びC207がCモード側のコンデンサC101、C104及びC108に対応している。
コンデンサC206及び抵抗R212を介して増幅器A22から出力されるBモード側の出力信号は、抵抗R1によって、コンデンサC107及び抵抗R112を介して増幅器A12から出力されるCモード側の出力信号と疎結合され、増幅器A1で増幅された後、ローパスフィルタLPF1で信号内に残っているB、Cモード信号等の高周波信号が除去された後、C/Bモードビート信号として発振回路部1の外部に出力される。温度補償を行なうためには、周波数安定性が高いCモード信号を時間基準値としてBモード信号の周波数の変動をカウントする為、Cモードの信号とBモードの信号をミキサー回路でミキシングして差分であるC/Bモードビート信号を生成する必要があるが、本実施形態では発振回路部1からC/Bモードビート信号の形で発振回路部1内から取り出せるので、発振回路部1外部にミキサー回路を設ける必要がない。
また図2の回路では、水晶振動子の出力信号をCモード側、Bモード側それぞれで2つの振動子F11(F21)、F12(F22)に入力し、その透過出力を位相合成することによって、2つの信号を安定して出力させている。
図3は、2つの振動子F1及び振動子F12を通過した信号成分を位相合成した場合の信号特性を示す図である。
図2の発振回路部1では、フィルタを構成するのにBモード側、Cモード側それぞれで2つの水晶共振子を使い、両者の出力を位相合成している。
同図(b)は、同図(a)に示すように水晶共振子F1、F2の透過出力をコイルL1、L2を用いて位相合成した場合の出力信号OUTの位相曲線31及び利得曲線32を示すもので、横軸は入力信号INの周波数、縦軸は出力信号OUTの位相と利得レベルを示している。
図3(a)の振動子F1の中心周波数をf1、振動子F2の中心周波数をf2とすると図3(b)のように周波数f1〜f2間の広い周波数範囲において位相31及び利得32が安定した領域を得ることが出来る。よって電源電圧や温度の変化によって入力信号INの周波数が変化しても、この周波数f1〜f2の範囲に入れば、安定した発振を得ることが出来、シーソ現象の発生を防ぐことが出来る。従って、周波数f1〜f2の中心fにBモード信号やCモード信号の周波数が来るように、そして温度や電源電圧の変動で周波数が変化しても周波数f1〜f2間の位相や利得が変化しない範囲に収まるよう、中心周波数f1、f2を選択する。
図2の回路においては、温度や電源電圧の変動でCモード信号の周波数が変化しても、図2の水晶共振子F11とF12の中心周波数f11〜f12から外れないように、水晶共振子F11及びF12を選択し、またBモード側においても、Bモード信号の周波数が水晶共振子F21とF22の中心周波数f21〜f22の範囲から外れないように水晶共振子F21及びF22を選択することによって、発振条件である帰還信号の利得と位相を安定させることが出来るので、発振回路部1は2つの発振モードの信号を安定して発振することが出来る。
また図2の回路では、位相合成はコイルを使用せず、トランジスタによる差動増幅回路によって実現している。これによりコイル等を使用した場合の温度変化に対する不安定性を避ける事が出来、また長期安定性が得られるので、起動時の安定した同時発振及び同時発振の持続を実現出来る。
尚Bモードの信号は、周波数変動が大きいので2つの振動子からの信号を位相合成する必要があるが、Cモードの信号は周波数の変動が小さいので、上記したような位相合成を行なわずに、水晶振動子Xtalの出力を中心周波数がCモード信号の振動周波数である1つのフィルタを用いてフィルタリングする構成としても良い。
また図2の回路例では振動子F11、F12、F21及びF22には水晶共振子を用いているが、十分なQが得られ、良好な温度特性を持つものであればモノシリッククリスタルフィルタ等他のものでも良い。
図4は、本実施形態における発振回路部1の増幅回路特性を示す図である。
同図(a)はCモード側の発振回路部分の増幅回路特性、同図(b)はBモード側の発振回路部分の増幅回路特性を示している。
同図(a)は、Bモード側の信号入力レベルを変化させたときのCモード側の出力の変化を示したもので、同図(a)のグラフは横軸はBモード側の入力信号レベル、縦軸はBモード側とCモード側の出力信号レベルを取っており、曲線42がBモード側の入力信号レベルで、曲線41がCモード側の出力信号レベルを表している。
同図を見ると発振回路部1では、Bモード側の信号入力レベル42を上げていってもCモード側の出力の信号レベル41には影響が現れず一定に保たれている。
また同図(b)は、Cモード側の信号入力レベルを変化させたときのBモード側の出力の変化を示したもので、同図(b)のグラフは、横軸にCモード側の入力信号レベル、縦軸にBモード側とCモード側の出力信号レベルを取っており、曲線43がBモード側の出力、曲線44がCモード側の入力信号レベルを表している。
同図(a)と同図(b)から、同様にCモードの入力信号レベルを変化させても、Bモード出力信号レベル43は一定に保たれており、Cモードの入力信号レベルの変化がBモード出力信号レベル43に影響を与えないことが分かる。
このように、本実施形態の水晶発振器では、Bモード側の振動子F21、F22とCモード側の振動子F11、F22は、互いに異なるインピーダンスを持ち、一方から見ると他方はハイインピーダンスとなるので、互いに独立して信号をフィルタリングすることとなる。よって一方の入力信号レベルの変化が、他方の出力信号レベルに影響を与えない。
次に温度補償部2による温度制御について説明する。
温度補償部2は、発振回路部1からのCモード信号及びC/Bモードビート信号から、発振回路部1内の水晶振動子Xtalを構成する水晶片の温度を制御する。
図5は、温度補償部2の制御回路を示すブロック図である。
本実施形態では、Cモード信号をクロック信号としてC/Bモードビート信号をカウントし、積分器によって一定期間内のカウント値を累積してその値によってヒータ部3をドライブするトランジスタをPWM制御する。
一般的には、立ち上げ時には温度は低い状態にあり、単純にカウント値を累積加算してゆくと、この立ち上げ時の低い温度の状態から値が累積されてゆくので、この時のカウント値で累積加算値が偏ってしまい、正確な制御を行なうことが出来なくなる。
図5の制御回路は、この点に対処したもので、温度が予め設定してある目標値になるまで、積分器による累積加算を行なわず、温度が目標値を超えてから累積を行なう。これによって、正確な温度制御を実現する。
尚以下の説明ではCモード信号は5MHzであり、図5の温度補償部2内部では、16ビット処理を行なっているものとする。
図5の温度補償部2では、まず発振回路部1からのCモード信号を分周器501で1/n(=215=32786)に分周してカウンタ用インターバルタイム信号S501を生成する。また発振回路部1からのC/Bモードビート信号をPLLてい倍器518で、周波数を100倍にしてS−CLKを得る。そしてこのS−CLKをカウンタ505でカウントすることによって温度を求めヒータ部3内のヒータ523を制御する。
このS−CLK信号と分周器501の出力(S501)は非同期なので、両者を同期させる為に、直列に3段つないだフリップフロップ502〜504を用いる。フリップフロップ502の入力にS501、各クロック入力にS−CLKを入力してフリップフロップ503の出力から信号S503を得る。またS−CLKをクロック信号として動くフリップフロップ504にフリップフロップ503の出力S503を入力してS−CLKの1周期分遅らせ、その出力信号S504をNOT回路520で反転したものとS503をAND回路519でANDを取り、得られたS1をカウンタ505のクリア信号及びレジスタ506のロード信号とする。
カウンタ505は、クリア信号S1が入力される度にS−CLKによるカウント値をクリアし、またクリア信号S1はレジスタ506のロード信号になっているので、この信号S1の1周期の間S−CLKがカウントされ、その値がレジスタ506によっててい倍クロックカウンタ出力保持信号S506として加算器507に出力される。
加算器507は、事前に設定されている目標値と、レジスタ506からのカウント値S506から目標値を2の補数として与えることにより減算し、結果を2の補数で示す値S507を出力する。この値は直前データを記憶するレジスタ508、比較器509及びビットスケーラ514に入力される。
比較器509は、レジスタ508から出力される直前データと加算器507から出力される現データを比較し、16ビット演算で上位8ビットの値が一致した時、論理Hを出力し、一致しなかったとき論理Lを出力する。
そして比較器509からHが出力されると、スイッチ510がONになり演算器507の出力S507が加算器512に入力される。また比較器509からLが出力されると、スイッチ511がONとなり、2の補数の中心値0000Hが演算器512に入力される。これによって、加算器507の出力値S507の値の変化が大きく、レジスタ508にセットされている直前データと上位8ビットが異なっていた場合には、加算器515には0000Hが入力され、加算器507の出力値S507の値の変化が小さく、レジスタ508にセットされている直前データと上位8ビットが同じ場合には、加算器515には加算器507の出力値S507が入力される。
加算器512及びレジスタ513は、積分器を構成しており、スイッチ510若しくはスイッチ511からの出力と、レジスタ513が出力する直前データを加算器512で加算し、結果を加算器515に出力すると共にレジスタ513にセットすることにより積分動作を行なう。このとき、比較器509による比較の結果、上述したように上位8ビットが不一致の場合には、2の補数の中心値0000Hが演算器512に入力されて積分処理が為される。尚レジスタ513のデータの更新周期は、C/Bモードビート信号と、ヒータの熱応答時定数から割り出された数値とする。
スケーラ514では、演算器507からの制御開始時の差分データの出力値の16ビットの値をオーバフローしない範囲でシフトして乗算し、スケーリングを行なう。そしてこのスケーラ514の出力値とレジスタ513からの出力値を加算し結果を、パルス幅変調器516に入力する。パルス幅変調器516は、この入力値に基づいて一定期間内のパルスの数をランダムに増減する等のパルス幅変調を行ない、これをローパスフィルタ517によってアナログ信号に変換した後、ヒータ部3のパワートランジスタに入力してヒータをドライブする。
尚上記例では、ヒータ部3のヒータ入力制御を行なうアナログ信号の生成を、パルス幅変調器516及びローパスフィルタ517を用いて行なっていたが、D/A変換器によって、演算器515の出力値をアナログデータに変換するようにしても良い。
このように、本実施形態における温度補償部2は、制御開始時の温度が目的値から遠く離れている場合を考慮して、積分値の演算が行なわれるので、目標値とする周波数に早く収束し、精度の高い温度制御を実現できる。またローパスフィルタ517及びヒータ部3のアナログ部分の微調整を行なう必要がない。
次に温度補償部2の第2の実施形態について説明する。
図6は、温度補償部2による温度制御を示す図である。
同図では、目標温度を85℃としており、温度補償部2は発振回路部1からのC/Bモードビート信号に基づいて上述した制御を行なうが、起動時の温度が低い時点から上記したような制御を行なった場合、温度が目標温度に達するまでに時間を要し、また制御する範囲が広くなるので制御の為の分解能も粗くなってしまう。
第2の実施形態の温度補償部2は、この点に対処したもので、起動時に温度が特定値(図6では75℃)に達するまでは、ヒータをフルドライブして過熱し、第1の特定値に達した後に、C/Bモードビート信号に基づいた精密な制御を行なう。また温度が第2の特定値(図6では95℃)を超えた場合には、ヒータを切る等してなるべく早く第2の特定値(95℃)以下に下げるように制御を行なう。
図7は、第2の実施形態の温度補償部2の構成を示す図である。
第2の実施形態では、発振回路部1の水晶振動子Xtal近傍に95℃の温度スイッチと75℃の温度スイッチを設け、温度補償部2はこれらの出力をも用いて温度制御を行なう。
第2の実施形態の温度補償部2は、図5の第1に示した構成の他に、加算器515とパルス幅変換器516の間に図7に示す構成要素を更に備える。
75℃と95℃の温度スイッチは、温度が75℃(95℃)以上になると論理H、それ以外の温度のときは論理Lを出力する。よって温度が75℃未満のときは、75℃温度スイッチ、95℃温度スイッチ共にLが出力されるので、AND回路74からOR回路75に最大値が入力され、またAND回路72、73からは0が入力されるので、パルス幅変換器516には最大値の値が入力されて、ヒータがフルドライブされる。
また温度が95℃以上のときは、75℃、95℃の温度スイッチ共にHを出力するので、OR回路75には、AND回路72から最小値が入力され、AND回路73、74からは0が入力されるので、パルス幅変換器516には最小値の値が入力されて、ヒータによる加熱は最小になる。
更に温度が75℃と95℃の間のときは、75℃温度スイッチからはH、95℃温度スイッチからはLが入力されるので、OR回路75には、AND回路73から加算器515の出力が入力され、またAND回路72、74からは0が入力され、パルス幅変換器516には加算器515の出力値が入力され、上記した第1の実施形態の温度補償部2と同様のC/Bモードビート信号に基づいた精密な温度制御を行なう。
図8は、第3の実施形態の温度補償部2の構成を示す図である。
第3の実施形態は、発振回路部1に温度スイッチを設けずに、第2の実施形態と同様の制御を実現するものである。
第3の実施形態の温度補償部2は、図5に示した構成に加え、加算器515とパルス幅変換器516の間に図8に示す構成要素を更に備える。
第3の実施形態では、比較器81によって加算器507の出力値に基づいて、スイッチ82の出力を制御する。比較器81は、加算器507の出力値S507が、C/Bモードビート信号が示している温度が75℃より低い場合には最大値を、75℃以上95℃未満のときは加算器515の出力を、95℃以上のときは最小値をスイッチ82に出力させ、この出力値によってパルス幅変換器516は、ヒータをドライブする。
このような構成により、第3の実施形態では、発振回路部1に温度スイッチを設けなくても、第2の実施形態と同様、75〜95℃の温度範囲のみC/Bモードビート信号による精密な制御を行ない、75℃未満及び95℃以上の温度範囲は、規定値によってヒータをドライブするので、高速に温度に達することが出来、また狭い温度範囲を細かい分解能で精度高く制御することが出来る。
次に本実施形態における水晶発振器のヒータ部3について説明する。
図9は、本実施形態における水晶発振器に用いるヒータの構成の説明図である。
本実施形態の水晶発振器では、ヒータ部3の熱効率を上げる為、水晶片に熱的に一番近い、すなわち熱抵抗が低い部位である水晶振動子91の底部等の端子を備える部分に、その形状に合わせた形の円盤ヒータ92を熱伝導の良い窒化アルミ系の接着シート等で接着している。これより、円盤ヒータ92による熱は、熱伝導率の高い水晶振動子91の端子93から水晶片に直接伝わるので、熱効率がよく水晶片を過熱することが出来る。
この円盤ヒータ92は、セラミック円板の上にニッケルクロム系の合金をスパッタリングして構成する。また円盤ヒータ92に電圧を印可する端子は、円板ヒータ92の中央部と円周部に設け、円板ヒータ92の熱分布が均一になるようにする。この構成により、発熱体の抵抗値を精度よく作り込むことが出来るとともに、長期安定性を確保する事が出来る。
また、熱結合を強固にする為、円板ヒータ92と水晶振動子91との接続には、窒化アルミ系のエポキシ接着剤を用いて、ヒータ92の熱を効率よく水晶片に伝わるようにする。これにより、優れた熱応答性を確保出来る。
また図10に示すように、ヒータ92を駆動するパワートランジスタ101を水晶振動子102に熱的に接触させ、ヒータ92駆動用のパワートランジスタ101による発熱をも水晶振動子102を過熱するのに用いることが出来る。これにより、更に優れた熱効率を確保出来る。
図10では、パワートランジスタ101は、熱伝導用の金属板102に銀フィラー系の接着剤で接着し、これを水晶振動子103の上部に固着して熱的に接続する。この構成により、パワートランジスタ101が発熱すると、その熱は金属板102を介して均一に水晶振動子103に伝導する。
図11は、本実施形態における水晶発振器のパッケージ内を示す断面概略図である。
本実施形態における水晶発振器は、発振回路部1の各構成要素112、不図示の温度スイッチ、水晶振動子113やパワートランジスタ118を載せた基板111を金属パッケージ114に入れて真空封止し、基板111上の各要素を外気温から熱的に遮断する。そして基板111は、機密端子119によって金属パッケージ114の外部と電気的に接続する。
このとき、基板111は、その四隅をパッケージ114内に設けられた台座115上に乗せる形でパッケージ114内に納められるが、台座115の基板111と接触する部分にガラス116を設けてある。そして基板111は、このガラス116上に台座115に直接接触しないように乗せられ、熱伝導性の悪いエポキシ樹脂系の接着剤117によって固着される。
このガラス116や接着剤117は断熱性が高いので、基板111からパッケージ114周囲のへの熱伝導を少なくすることが出来る。よってヒータ113の熱効率を上げる事が出来、低電力化を実現することが出来る。
尚ガラス116及びエポキシ樹脂系の接着剤117は、断熱性の高いものであれば、他の材質のものであっても良い。
本実施形態における水晶発振器の概略ブロック図である。 発振回路部の構成例を示す図である。 2つのフィルタを通過した信号成分を位相合成した場合の信号特性を示す図である。 本実施形態における発振回路部の増幅回路特性を示す図である。 温度補償部2の制御回路を示すブロック図である。 温度補償部による温度制御を示す図である。 第2の実施形態の温度補償部の構成を示す図である。 第3の実施形態の温度補償部の構成を示す図である。 本実施形態における水晶発振器に用いるヒータの構成の説明図である。 ヒータを駆動するパワートランジスタを水晶振動子に熱的に接触させた場合の構成例を示す図である。 本実施形態における水晶発振器のパッケージ内を示す断面概略図である。 特許文献1に示されている水晶発振器の回路ブロック図である。
符号の説明
1 発振回路部
2 温度補償部
3 ヒータ部
Xtal 水晶振動子
F11、F12、F21、F22 水晶共振子
Tr11、Tr12、Tr21、Tr22 トランジスタ
R1、R101〜R112、R201〜R212 抵抗
C1、C101〜C108、C201〜C207 コンデンサ
A1、A11、A12、A21、A22 増幅器
LPF ローパスフィルタ
501 分周器
502〜 504 フリップフロップ
505 カウンタ
506、508、513 レジスタ
507、512、515 加算器
81、509 比較器
82、510、511 スイッチ
514 ビットスケーラ
516 パルス幅変調器
517 ローパスフィルタ
518 PLLてい倍器
71〜74、519 AND回路
75 OR回路
76、77、520、521 NOT回路

Claims (15)

  1. 水晶振動子の複数の発振モードによる発振信号を同時発振する水晶発振器において、
    前記水晶振動子の出力から前記複数の発振モードの内の1つである第1の発振モードによる発振信号をフィルタリングする第1の共振子と、
    前記第1の共振子と異なる共振周波数を持ち、水晶振動子からの出力から前記第1の発振モードによる発振信号をフィルタリングする第2の共振子と、
    前記第1の共振子の出力信号と前記第2の共振子の出力信号を位相合成する第1の位相合成手段と、
    前記水晶振動子の出力から前記複数の発振モードの内の1つである第2の発振モードによる発振信号をフィルタリングする第3の共振子と、
    前記第3の共振子と異なる共振周波数を持ち、水晶振動子からの出力から前記第3の発振モードによる発振信号をフィルタリングする第4の共振子と、
    前記第3の共振子の出力信号と前記第4の共振子の出力信号を位相合成する第2の位相合成手段と、
    を備えることを特徴とする水晶発振器。
  2. 前記第1の位相合成手段及び第2の位相合成手段は差動増幅器であることを特徴とする請求項1に記載の水晶発振器。
  3. 前記第1の共振子、第2の共振子、第3の共振子及び第4の共振子は水晶共振子であることを特徴とする請求項1又は2に記載の水晶発振器。
  4. 前記第1の共振子、第2の共振子、第3の共振子及び第4の共振子は、前記水晶振動子と直接接続することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の水晶発振器。
  5. 前記水晶振動子は、SCカット若しくはITカットの水晶振動子であり、前記第1の振動モードはCモード、前記第2の振動モードはBモードであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の水晶発振器。
  6. 前記Bモードの発振信号と前記Cモードの発振信号を疎結合し、前記Bモードの発振信号と前記Cモードの発振信号のビート信号を前記水晶振動子に対する温度情報として抽出するビート信号抽出手段を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の水晶発振器。
  7. 前記Bモードの発振信号の振動周波数とCモードの発振信号のビート信号の振動周波数を示す値を、前記Cモードの発振信号の振動周波数を基準として求め、当該ビート信号の振動周波数を示す値の変化が小さいとき、該ビート信号の振動周波数を示す値に基づいた温度補償制御を行ない、当該ビート信号の振動周波数を示す値の変化が大きいとき、該ビート信号の振動周波数を示す値及び第1の規定値に基づいた温度補償制御を行なう温度補償制御手段を更に備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の水晶発振器。
  8. 前記温度補償制御手段は、前記ビート信号の振動周波数を示す値が第1の温度未満であることを示すとき第2の規定値に基づいて前記温度補償制御を行ない、前記ビート信号の振動周波数を示す値が前記第1の温度より高い第2の温度以上であることを示すとき第3の規定値に基づいて前記温度補償制御を行なうことを特徴とする請求項7に記載の水晶発振器。
  9. 前記水晶振動子近傍が第1の温度未満であるかどうかを検知する第1の温度検知手段と、前記水晶振動子近傍が前記第1の温度より高い第2の温度以上であるかどうかを検知する第2の温度検知手段とを更に備え、前記温度補償制御手段は、前記第1の温度検知手段が前記水晶振動子近傍が第1の温度未満であることを検知したとき、第2の規定値に基づいて前記温度補償制御を行ない、前記第2の温度検知手段が前記水晶振動子近傍が第2の温度以上であることを検知したとき、第3の規定値に基づいて前記温度補償制御を行なうことを特徴とする請求項7に記載の水晶発振器。
  10. 前記水晶振動子の端子を備える部位に設けられ、当該水晶振動子を前記端子から加熱するヒータ手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載の水晶発振器。
  11. 前記ヒータ手段をドライブするパワートランジスタを更に備え、当該パワートランジスタは、前記水晶振動子と熱的に接続されていることを特徴とする請求項10に記載の水晶発振器。
  12. 前記水晶発振器を構成する素子を真空封止するパッケージを更に備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載の水晶発振器。
  13. 水晶振動子の複数の発振モードによる発振信号を同時発振する水晶発振器において、
    前記複数の振動モードそれぞれに対して異なる共振周波数を持つ共振子を2つづつ設け、この2つの共振子の出力を位相合成することにより前記発振信号を発振する発振手段を備えることを特徴とする水晶発振器。
  14. 水晶発振器内の水晶振動子を過熱するヒータであって、
    セラミック円板の上にニッケルクロム系の合金をスパッタリングして構成される抵抗体と、
    前記水晶振動子の端子面に前記抵抗体を接着する熱伝導性と電気絶縁性が高い接着シートと、
    を備えるヒータ。
  15. 水晶振動子の複数の発振モードによる発振信号を同時発振する水晶発振器における発振方法であって、
    前記水晶振動子からの出力を、前記複数の発振モードの1つである第1の発振モードの周波数の両側の共振周波数を持つ共振子を通過させ、それぞれの出力信号を位相合成して前記第1の発振モードによる発振信号及び帰還信号を生成し、
    前記水晶振動子からの出力を、前記複数の発振モードの1つである第2の発振モードの周波数の両側の共振周波数を持つ共振子を通過させ、それぞれの出力信号を位相合成して前記第2の発振モードによる発振信号及び帰還信号を生成する
    ことを特徴とする発振方法。

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