JP2005236565A - ドアホン子機の呼出ボタン凍結防止構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドアホン子機の呼出ボタンと上ケースとの間に生じる間隙からの水の浸入および当該水の凍結を防止して、呼出ボタンの可動を確保する。
【解決手段】屋外に設置されるドアホン子機1において、スイッチ13に載置された呼出ボタン10を上ケース1aの前面で保持させるにあたり、呼出ボタンを包囲して当該呼出ボタンと上ケースとの間に生じる間隙を可撓性の防水キャップ50を使用して覆隠し、この防水キャップを両面テープ52を使用して上ケースの前面に固定させる固定プレート51a、51bの形状を正方形または円形に形成する。
【選択図】図2
【解決手段】屋外に設置されるドアホン子機1において、スイッチ13に載置された呼出ボタン10を上ケース1aの前面で保持させるにあたり、呼出ボタンを包囲して当該呼出ボタンと上ケースとの間に生じる間隙を可撓性の防水キャップ50を使用して覆隠し、この防水キャップを両面テープ52を使用して上ケースの前面に固定させる固定プレート51a、51bの形状を正方形または円形に形成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、住戸玄関等の屋外に設置されるドアホン子機の構造に係り、呼出ボタンの可動を確保したドアホン子機の呼出ボタン凍結防止構造に関する。
従来から、住戸玄関等の屋外に設置されており、住戸内に設置される室内親機との間で呼び出し、通話を行うドアホン子機の構造としては、呼び出しを行うためのスイッチに載置された呼出ボタンをドアホン子機の上ケースの前面で保持させていた(例えば、非特許文献1を参照)。
アイホン総合カタログ2003/2004年版(116頁)
しかしながら、従来例の構造を有するドアホン子機において、呼び出しを行うための呼出ボタンをドアホン子機の上ケースの前面で保持させるにあたり、呼出ボタンと上ケースに設けられた当該呼出ボタンを挿通させるための開口部との間に間隙が生じ、風雪が激しい地域の門柱に設置される等、設置条件が厳しい場合、この間隙から浸入された水が凍結すると、呼出ボタンが可動不能になる難点があった。
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、ドアホン子機の呼出ボタンと上ケースとの間に生じる間隙からの水の浸入および当該水の凍結を防止して、呼出ボタンの可動を確保したドアホン子機の呼出ボタン凍結防止構造を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するため、本発明のドアホン子機の呼出ボタン凍結防止構造は、屋外に設置され室内親機との間で呼び出し、通話を行うドアホン子機に設けられ、呼び出しを行うためのスイッチに載置された呼出ボタンを上ケースの前面で保持し、呼出ボタンと上ケースとの間に生じる間隙から浸入する水が凍結することにより呼出ボタンが可動不能となるのを防止するにあたり、呼出ボタンを包囲して間隙を覆隠するための可撓性の防水キャップと、防水キャップを上ケースの前面に固定するための固定プレートとを備えている。
また、本発明のドアホン子機の呼出ボタン凍結防止構造は、両面テープを使用して上ケースの前面に固定プレートを取り付ける構造である。
また、本発明のドアホン子機の呼出ボタン凍結防止構造は、固定プレートの形状を正方形または円形に形成して上下左右の区別を無くし、上ケースへの取付時の方向性を不要にしている。
本発明のドアホン子機の呼出ボタン凍結防止構造によれば、屋外に設置され室内親機との間で呼び出し、通話を行うドアホン子機において、スイッチに載置された呼出ボタンを上ケースの前面で保持させるにあたり、呼出ボタンを包囲して当該呼出ボタンと上ケースとの間に生じる間隙を可撓性の防水キャップを使用して覆隠することにより、間隙からの水の浸入および当該水の凍結が防止されるため、呼出ボタンの可動を確保できる。また、防水キャップを両面テープを使用して上ケースの前面に固定させる固定プレートの形状を正方形または円形に形成することにより、上下左右の区別が無くなり上ケースの前面に固定プレートを取り付ける際の方向性が不要となる。さらに、既に設置されているドアホン子機に対して容易に取り付けが可能となる。
以下、本発明の呼出ボタン凍結防止構造を有するドアホン子機を適用した最良の実施例について、図面を参照して説明する。
図1(a)は、本発明の実施例による呼出ボタン凍結防止構造を有するドアホン子機1および当該ドアホン子機に伝送線路L1を介して接続された室内親機2の外観構成を示すシステム説明図である。
図1(a)のシステム説明図において、ドアホン子機1は、住戸玄関等の屋外に設置されており、来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出すために操作する呼出ボタン10と、来訪者が居住者との間で通話を行うための音声を送受信する子機マイク11および子機スピーカ12とを有している。
また、図1(a)のシステム説明図において、室内親機2は、住戸内に設置されており、ドアホン子機1にて呼出操作を行った来訪者からの呼び出しがある旨の呼出音を出力するための親機スピーカ20と、親機スピーカ20からの呼出音の出力を確認した居住者が来訪者との間で通話を行うための音声を送受信するマイクおよびレシーバを備えたハンドセット21とを有している。
図2は、図1(a)のシステム説明図に示すドアホン子機1をA−A面で切断し場合の断面図である。
図2の断面図において、ドアホン子機1の上ケース1aには、当該子機のケース内に設けられるスイッチ13に載置された呼出ボタン10を当該上ケースの前面へと挿通させるための開口部100が設けられている。
また、図2の断面図において、ドアホン子機1には、呼出ボタン10を上ケース1aの前面で保持させるにあたり、呼出ボタン10を包囲して当該呼出ボタンと上ケース1aに設けられた開口部100との間に生じる間隙100aを覆隠するための可撓性の防水キャップ50と、上ケース1aの前面に防水キャップ50を固定するための形状が正方形の固定プレート51aと、上ケース1aの前面に固定プレート51aを取り付けるために使用される両面テープ52とが備えられている。
このような本発明の実施例による呼出ボタン凍結防止構造を有するドアホン子機1において、以下、具体的な組み立て方法について説明する。
図1(a)のシステム説明図および図2の断面図に示すドアホン子機1において、呼出ボタン10を上ケース1aの前面で保持させるためには、先ず、上ケース1aに設けられている開口部100に挿通させた呼出ボタン10を包囲して当該呼出ボタンと当該開口部との間に生じる間隙100aを可撓性の防水キャップ50を使用して覆隠し、上ケース1aの前面に両面テープ52を使用して取り付けられる固定プレート51aにて防水キャップ50を当該上ケースの前面に固定させる。これにより、呼出ボタン10と上ケース1aに設けられた開口部100との間に生じる間隙100aから水が侵入して当該子機のケース内で凍結するのを防止でき、住戸玄関等の屋外に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出すために操作する呼出ボタン10の可動が十分に確保できるばかりでなく、上述までの組み立て方法による水の侵入/凍結の防止および呼出ボタン10の可動の十分な確保は、既存の当該ドアホン子機にも容易に適用可能である。
また、本発明の実施例による呼出ボタン凍結防止構造を有するドアホン子機1によれば、図1(a)のシステム説明図に示すように、固定プレート51aの形状が正方形に形成されていることから、上下左右の区別が無くなり上ケース1aへの取付時の方向性が不要となる。
さらに、本発明の実施例による呼出ボタン凍結防止構造を有するドアホン子機1において、固定プレート51aの形状は、図1(a)のシステム説明図に示すような正方形の形状に限定されず、本発明の他の実施例として、図1(b)のシステム説明図(A−A面で切断した場合の断面図は図2に示される)に示すような形状が円状の固定プレート51bも好適とされ、上下左右の区別が無くなり上ケース1aへの取付時の方向性が不要となる。
なお、本発明の実施例および他の実施例による呼出ボタン凍結防止構造を有するドアホン子機1としては、図1(a)、(b)の各システム説明図に示すように映像撮像機能が備えられていないドアホン子機1を適用したが、呼出ボタン10を操作した来訪者の映像や住戸玄関等の屋外の監視映像を撮像することができるカメラを有する当該ドアホン子機に本発明の実施例および他の実施例による呼出ボタン凍結防止構造を適用し、このドアホン子機にて撮像された映像をモニタを有する当該室内親機に出画させることもできる。
さらに、本発明の実施例および他の実施例による呼出ボタン凍結防止構造を有するドアホン子機1において、上ケース1aの前面に正方形または円形の形状の固定プレート51a、51bを固定させるにあたり、当該固定手段は、上述の両面テープ52を使用した手段に限定されず、ボルト止め、ネジ止め等の固定手段も好適である。
1……ドアホン子機
1a……上ケース
10……呼出ボタン
13……スイッチ
50……防水キャップ
51a、51b……固定プレート
52……両面テープ
100a……間隙
2……室内親機
1a……上ケース
10……呼出ボタン
13……スイッチ
50……防水キャップ
51a、51b……固定プレート
52……両面テープ
100a……間隙
2……室内親機
Claims (3)
- 屋外に設置され室内親機(2)との間で呼び出し、通話を行うドアホン子機(1)に設けられ、前記呼び出しを行うためのスイッチ(13)に載置された呼出ボタン(10)を上ケース(1a)の前面で保持し、前記呼出ボタンと前記上ケースとの間に生じる間隙(100a)から浸入する水が凍結することにより前記呼出ボタンが可動不能となるのを防止するにあたり、
前記呼出ボタンを包囲して前記間隙を覆隠するための可撓性の防水キャップ(50)と、前記防水キャップを前記上ケースの前面に固定するための固定プレート(51a、51b)とを備えたことを特徴とするドアホン子機の呼出ボタン凍結防止構造。 - 両面テープ(52)を使用して前記上ケースの前面に前記固定プレートを取り付ける請求項1記載のドアホン子機の呼出ボタン凍結防止構造。
- 前記固定プレートの形状を正方形または円形に形成して上下左右の区別を無くし、前記上ケースへの取付時の方向性を不要にすることを特徴とする請求項1または請求項2記載のドアホン子機の呼出ボタン凍結防止構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004041872A JP2005236565A (ja) | 2004-02-18 | 2004-02-18 | ドアホン子機の呼出ボタン凍結防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004041872A JP2005236565A (ja) | 2004-02-18 | 2004-02-18 | ドアホン子機の呼出ボタン凍結防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005236565A true JP2005236565A (ja) | 2005-09-02 |
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JP2004041872A Pending JP2005236565A (ja) | 2004-02-18 | 2004-02-18 | ドアホン子機の呼出ボタン凍結防止構造 |
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JP (1) | JP2005236565A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015079682A1 (en) * | 2013-11-27 | 2015-06-04 | Kyocera Corporation | Electronic apparatus |
-
2004
- 2004-02-18 JP JP2004041872A patent/JP2005236565A/ja active Pending
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JP2015128279A (ja) * | 2013-11-27 | 2015-07-09 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
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